JP2008046549A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加熱ローラに駆動力を伝達する歯車のメンテナンス性を向上させる。
【解決手段】 加熱ローラ歯車111に駆動力を伝達する第1中間歯車113及び第2中間歯車115を、装着空間103側から着脱可能に本体フレーム100に組み付ける。これにより、定着ユニット80を本体フレーム100から取り外せば、装着空間103が開放された状態となるので、第1中間歯車113及び第2中間歯車115を装着空間103側から容易に着脱することができる。したがって、第1中間歯車113及び第2中間歯車115のメンテナンス性を向上させることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に関するもので、特に、電子写真方式の画像形成装置に適用して有効である。
画像形成装置内には、記録用紙等の記録シートの搬送と連動して回転する複数種類のローラ(回転部材)が配設されており、これらローラのうち、例えば記録シートに転写された現像剤像(現像剤像)を加熱する加熱ローラは、特許文献1に示されるように、複数個の歯車からなる歯車列を介して駆動力が伝達されている。
特開2001−92294号公報
ところで、レーザプリンタ等の画像形成装置では、通常、装置内空間のうち幅方向(記録シートの搬送方向と直交する水平方向)両端側に板状の本体フレームが設けられているとともに、これら本体フレーム間の空間(以下、この空間を装着空間という。)に定着ユニット部やプロセスカートリッジ等の画像形成手段が着脱可能に本体フレームに組み付けられている。
一方、歯車列は、本体フレームを挟んで装着空間と反対側、つまり本体フレームの外側に組み付けられ、本体フレームの外側は、歯車列を覆うようにカバープレートにて覆われている。
そして、カバープレートの外側は、画像形成装置の意匠外観面を構成する意匠カバー(筐体)にて覆われているとともに、カバープレートと本体フレームとの間には、画像形成装置を制御する制御基板や電源基板等の電気基板が配設されている。
このため、例えば加熱ローラを駆動する歯車が大きく摩耗した場合や損傷した場合において、その摩耗又は損傷した歯車を交換するには、歯車を交換する前に、意匠カバーを取り外してカバープレート及び電気基板を本体フレームから取り外す必要がある。
そして、歯車の交換が終了すると、上記の作業とは逆に、カバープレート及び電気基板を本体フレームに組み付けた後、本体フレームに意匠カバーを組み付ける必要がある。
このように、現状の画像形成装置では、摩耗又は損傷した歯車を交換するために非常に多くの工数を要するので、メンテナンス性が低いという問題を有している。
本発明は、上記点に鑑み、加熱ローラ等の回転部材に駆動力を伝達する歯車のメンテナンス性を向上させることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、本体フレーム(100)側から駆動力を得て回転する回転部材(81)を有し、少なくとも回転部材(81)を含むユニット部(80)が本体フレーム(100)に着脱可能に組み付けられた記録シートに画像を形成する画像形成手段(10)と、回転部材(81)と一体的に回転するユニット側歯車(111)と、ユニット側歯車に本体フレーム(100)側から駆動力を伝達する第1中間歯車(113)とを備え、第1中間歯車(113)は、装置内空間のうちユニット部(80)が配置されている装着空間(103)側から着脱可能に本体フレーム(100)に組み付けられていることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、ユニット部(80)を本体フレーム(100)から取り外せば、装着空間(103)が開放されるので、第1中間歯車(113)を装着空間(103)側から容易に着脱することができる。したがって、第1中間歯車(113)のメンテナンス性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明では、記録シートに現像剤像を転写することにより、記録シートに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置であって、本体フレーム(100)側から駆動力を得て回転しながら記録シートに転写された現像剤像を加熱する加熱ローラ(81)を有し、本体フレーム(100)に着脱可能に組み付けられたユニット部(80)と、加熱ローラ(81)と一体的に回転するユニット側歯車(111)と、ユニット側歯車に本体フレーム(100)側から駆動力を伝達する第1中間歯車(113)とを備え、第1中間歯車(113)は、装置内空間のうちユニット部(80)が配置されている装着空間(103)側から着脱可能に本体フレーム(100)に組み付けられていることを特徴とする。
これにより、請求項2に記載の発明も請求項1に記載の発明と同様に、ユニット部(80)を本体フレーム(100)から取り外せば、装着空間(103)が開放されるので、第1中間歯車(113)を装着空間(103)側から容易に着脱することができる。したがって、第1中間歯車(113)のメンテナンス性を向上させることができる。
ところで、加熱ローラ(81)は高温となるので、加熱ローラ(81)と一体的に回転するユニット側歯車(111)は、通常、ガラス繊維にて強度及び硬度が強化された強化樹脂にて構成されている場合が多い。このため、ユニット側歯車(111)と噛み合う歯車が早期に摩耗又は損傷してしまうおそれが高い。
これに対しては、ユニット側歯車(111)と噛み合う歯車も、ユニット側歯車(111)と同様に強度及び硬度に優れた材料(例えば、金属)製とすれば、ユニット側歯車(111)と噛み合う歯車が早期に摩耗又は損傷してしまうことを防止できるものの、この手段では画像形成装置の製造原価上昇を招いてしまう。
これに対して、請求項2に記載の発明では、ユニット側歯車(111)と噛み合う歯車、つまり第1中間歯車(113)が早期に摩耗又は損傷してしまうこと防止することは難しいものの、第1中間歯車(113)を容易に修理・交換できるので、例えばユニット部(80)の交換と併せて第1中間歯車(113)を交換する等すれば、第1中間歯車(113)を強度及び硬度に優れた材料製とすることなく、第1中間歯車(113)に不具合が発生することを未然に防止できる。
したがって、請求項2に記載の発明では、第1中間歯車(113)のメンテナンス性を向上させることで、画像形成装置の製造原価上昇を抑制しつつ、第1中間歯車(113)に不具合が発生することを未然に防止できる。
請求項3に記載の発明では、本体フレーム(100)に設けられた駆動側歯車(117)から第1中間歯車(113)に駆動力を伝達する第2中間歯車(115)を備えており、第2中間歯車(115)は、駆動側歯車(117)と噛み合う歯車部(115A)、及び第1中間歯車(113)の軸方向端部に設けられた凹凸部(113B)と係合する係合部(115B)を有して構成されていることを特徴とする。
ところで、歯車は、互いに噛み合う2つの歯車の歯面が互いに摺接するので、歯面の摩耗が発生し易く、歯面の摩耗を抑制するには、歯車の硬度を高く(堅く)する必要がある。しかし、歯面の硬度を高くするために歯車を金属や強化樹脂で形成すると、歯車(画像形成装置)の製造原価上昇を招いてしまう。
これに対して、請求項3に記載の発明では、第2中間歯車(115)は、第1中間歯車(113)に設けられた凹凸部(113B)と係合する係合部(115B)を介して第1中間歯車(113)に駆動力を伝達するので、第1中間歯車(113)に設けられた凹凸部(113B)は、係合部(115B)に対して殆ど摺動せず、第1中間歯車(113)に設けられた凹凸部(113B)と係合部(115B)との間では、摩耗が進行し難い。
したがって、第1中間歯車(113)の材質(硬度)は、第1中間歯車(113)と噛み合うユニット側歯車(111)の材質(硬度)に対応したものとする必要があるものの、第2中間歯車(115)及び駆動側歯車(117)を、第1中間歯車(113)及びユニット側歯車(111)の材質に比べて、製造原価の比較的安い硬度の低い材質にて形成しても、第2中間歯車(115)及び駆動側歯車(117)が早期に摩耗又は損傷してしまうことを抑制できる。
延いては、画像形成装置の製造原価上昇を招くことなく、ユニット側歯車(111)、第1中間歯車(113)、第2中間歯車(115)及び駆動側歯車(117)の材質を適正なものとすることができる。因みに、各歯車の硬度は、ユニット側歯車(111)>第1中間歯車(113)>第2中間歯車(115)≧駆動側歯車(117)となるように設定することが望ましい。
なお、請求項4に記載の発明は、本体フレーム(100)側には、本体フレーム(100)側から装着空間(103)側に延びる歯車軸(119)が設けられており、さらに、第1中間歯車(113)及び第2中間歯車(115)は、装着空間(103)側から歯車軸(119)に装着された状態で本体フレーム(100)に着脱可能に組み付けられていることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明では、第1中間歯車(113)には、歯車軸(119)と係合する係合手段(113C)が設けられていることを特徴としているので、各歯車が回転している最中に第1中間歯車(113)が歯車軸(119)から離脱してしまうことを未然に防止できる。
請求項6に記載の発明では、歯車軸(119)の本体フレーム(100)側の直径寸法は、装着空間(103)側の直径寸法より大きく、さらに、第1中間歯車(113)に設けられた歯車軸(119)が挿入される挿入穴(113D)のうち、本体フレーム(100)側の直径寸法は、装着空間(103)側の直径寸法より大きいことを特徴とする。
これにより、歯車軸(119)に対して第1中間歯車(113)は、一方向にのみ装着可能となるので、第1中間歯車(113)の組み付け時に、第1中間歯車(113)が歯車軸(119)に対して誤った向きに組み付けられてしまうといった誤組み付けの発生を未然に防止できる。
ところで、歯車軸(119)の一端側は、本体フレーム(100)側に組み付けられ、かつ、ユニット部(80)は本体フレーム(100)に対して着脱可能に組み付けられているので、ユニット側歯車(111)に対する第1中間歯車(113)の位置、つまりユニット側歯車(111)と第1中間歯車(113)との間の距離(ピッチ寸法)が大きく変動するおそれがある。
そして、ユニット側歯車(111)と第1中間歯車(113)との間の距離が大きく変動すると、ユニット側歯車(111)と第1中間歯車(113)とが正常に噛み合うことができないので、第1中間歯車(113)からユニット側歯車(111)に確実に駆動力を伝達することができなくなる。
これに対して、請求項7に記載の発明では、ユニット部(80)には、歯車軸(119)の装着空間(103)側を支持する支持部(83)が設けられていることを特徴としているので、ユニット側歯車(111)と第1中間歯車(113)との間の距離の変動幅を小さくすることができ、第1中間歯車(113)からユニット側歯車(111)に確実に駆動力を伝達することができる。
なお、請求項8に記載の発明では、ユニット側歯車(111)及び第1中間歯車(113)は、樹脂製であり、さらに、第1中間歯車(113)の硬度は、ユニット側歯車(111)の硬度と同一又はそれより小さいことを特徴としている。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段に限定されるものではない。
本実施形態は本発明に係る画像形成装置をレーザプリンタに適用したものであり、以下に本実施形態を図面と共に説明する。
図1はレーザプリンタ1の主要部を示す側断面図であり、図2はレーザプリンタ1の本体フレーム100を示す左側斜視図であり、図3は本体フレーム100からカバープレートを取り外した状態を示す上面側斜視図であり、図4は本体フレーム100に定着ユニット80を装着した状態を示す斜視図であり、図5は本体フレームから定着ユニット80を取り外した状態を示す斜視図である。
また、図6は加熱ローラ81に駆動力を伝達する歯車機構の装着状態を示す斜視図であり、図7は加熱ローラ81に駆動力を伝達する歯車機構を示す説明図であり、図8は加熱ローラ81に駆動力を伝達する歯車機構の分解斜視図であり、図9は第1、2中間歯車113、115及び歯車軸119を示す図であり、図10は図9のA−A断面図である。
1.レーザプリンタの外観構成
本実施形態に係るレーザプリンタ1は、図1において、紙面上側を重力方向上方側として設置され、通常、紙面右側を前側として使用される。
そして、筐体3はレーザプリンタ1の外観意匠面を構成する意匠カバーであり、この筐体3の上面側には、印刷を終えて筐体3から排出される用紙やOHPシート等(以下、単に用紙という。)が載置される排紙トレイ5が設けられている。
なお、排紙トレイ5は、後方側に向かうほど、筐体3の上面から下がるように傾斜した傾斜面5Aにて構成されており、この傾斜面5Aの後端側には、印刷が終了した用紙が排出される排出部7が設けられている。
2.レーザプリンタの内部構成(図1参照)
画像形成部10は用紙に画像を形成する画像形成手段を構成するものであり、フィーダ部20は、画像形成部10に用紙を供給する搬送手段の一部を構成するものであり、ベルトユニット30は、画像形成部10を構成する4つのプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cに用紙を搬送する搬送手段である。
そして、画像形成部10にて画像形成が終了した用紙は、排出シュート(図示せず。)にてその搬送方向が上方側に転向された後、排出部7から排紙トレイ5に排出される。
2.1.フィーダ部
フィーダ部20は、筐体3の最下部に収納された給紙トレイ21、給紙トレイ21の前端部上方に設けられて給紙トレイ21に載置された用紙を画像形成部10に給紙(搬送)する給紙ローラ22、及び給紙ローラ22と対向する部位に配設されて用紙に所定の搬送抵抗を与えることにより用紙を1枚毎に分離する分離パッド23等を有して構成されている。そして、給紙トレイ21に載置されている用紙は、筐体3内の前方側にてUターンするようにして、筐体3内の略中央部に配設された画像形成部10に搬送される。
2.2.ベルトユニット
ベルトユニット30は、画像形成部10の作動と連動して回転する駆動ローラ31、駆動ローラ31と離隔した位置に回転可能に配設された従動ローラ32、駆動ローラ31及び従動ローラ32間に巻き付けられた搬送ベルト33等から構成されている。なお、ベルトクリーナ34は、搬送ベルト33の表面に付着した現像剤(トナー)を消去(除去)するための現像剤除去手段である。
そして、搬送ベルト33が用紙を載せた状態で回転することにより、給紙トレイ21から搬送されてきた用紙は、4つのプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cに順次搬送される。
2.3.画像形成部
画像形成部10は、スキャナユニット60、プロセスカートリッジ70及び定着ユニット80等を有して構成されている。
なお、本実施形態に係る画像形成部10はカラー印刷が可能な、いわゆるダイレクトタンデム方式のものであり、本実施形態では、用紙の搬送方向上流側からブラック、イエロー、マゼンダ、シアンの4色の現像剤(トナー)に対応した4つのプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cが、用紙の搬送方向に沿って直列に並んで配設されている。
2.3.1.スキャナユニット
スキャナユニット60は、筐体3内の上部に設けられて4つプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cそれぞれに設けられた感光ドラム71の表面に静電潜像を形成するものであり、具体的には、レーザ光源、ポリゴンミラー、fθレンズ及び反射鏡等から構成されている。
そして、画像データに基づいてレーザ光源から発光されるレーザビームは、ポリゴンミラーで偏向走査されて、fθレンズを通過した後、反射鏡によって光路が折り返された後、反射鏡によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、感光ドラム71の表面上に照射され、静電潜像が形成される。
2.3.2.プロセスカートリッジ
4つのプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cは現像剤の色が異なるのみで、その他構造は同一であるので、以下、4つのプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cを総称してプロセスカートリッジ70と記すとともに、プロセスカートリッジ70Cを例にその構造を説明する。
プロセスカートリッジ70は、筐体3内のうちスキャナユニット60の下方側において、後述する本体フレーム100に着脱可能に組み付けられており、このプロセスカートリッジ70は、感光ドラム71、帯電器72、及び現像カートリッジ74等を収納するプロセスケーシング75を有して構成されている。
なお、4つのプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cは、プロセスケーシング75を用紙の搬送方向(紙面左右方向)に移動させることにより、本体フレーム100、つまりレーザプリンタ1に対して着脱することができる
そして、感光ドラム71は、用紙に転写される画像を担持する画像担持手段をなすものであり、この感光ドラム71は、最表層がポリカーボネート等からなる正帯電性の感光層により形成される円筒状のものである。
帯電器72は感光ドラム71の表面を帯電させる帯電手段をなすものであり、この帯電器72は感光ドラム71の後側斜め上方において、感光ドラム71と接触しないように所定間隔を有して感光ドラム71と対向配設されている。
なお、本実施形態に係る帯電器72は、タングステン等からなる帯電用ワイヤからコロナ放電を行うことにより感光ドラム71の表面に略均一に正電荷を帯電させるスコロトロン型帯電器を採用している。
転写ローラ73は、感光ドラム71の表面に付着した現像剤を用紙の印刷面に転写させる転写手段をなすものである。具体的には、搬送ベルト33を挟んで感光ドラム71と対向して配設されて感光ドラム71の回転と連動して回転し、用紙が感光ドラム71近傍を通過する際に、感光ドラム71に帯電した電荷と反対の電荷(本実施形態では、負電荷)を印刷面とは反対側から用紙に作用させるものである。
現像カートリッジ74は、現像剤が収容された現像剤収容室74A、現像剤を感光ドラム71に供給する現像剤供給ローラ74B及び現像ローラ74C等を有して構成されている。
そして、現像剤収容室74Aに収容されている現像剤は、現像剤供給ローラ74Bの回転によって現像ローラ74C側に供給され、さらに、現像ローラ74C側に供給された現像剤は、現像ローラ74Cの表面に担持されるとともに、層厚規制ブレード74Dにより担持された現像剤の厚みが所定の厚みにて一定(均一)となるよう調整された後、スキャナユニット60にて露光された感光ドラム71の表面に供給される。
2.3.3.定着ユニット
定着ユニット80は、用紙の搬送方向において感光ドラム71より後流側に配設され、用紙に転写された現像剤を加熱溶融させて定着させるものであり、この定着ユニット80は本体フレーム100に着脱可能に組み付けられている。
具体的には、定着ユニット80は、用紙の印刷面側に配設されて現像剤を加熱しながら用紙に搬送力を付与する加熱ローラ81、及び用紙を挟んで加熱ローラ81と反対側に配設されて用紙を加熱ローラ81側に押圧する加圧ローラ82等を有して構成されている。
そして、加熱ローラ81は、後述する歯車機構を介して電動モータ(図示せず。)伝達される駆動力を得て回転し、一方、加圧ローラ82は、加熱ローラ81に接触する用紙を介して加熱ローラ81から回転力を受けて従動回転する。
2.4.本体フレーム
本体フレーム100は、図2に示すように、装置内空間のうち幅方向(用紙の搬送方向と直交する水平方向)両端側に配設された板状の第1本体フレーム101及び第2本体フレーム102等から構成されている。
そして、これら第1、2本体フレーム101、102間の空間(以下、この空間を装着空間103という。)に定着ユニット80やプロセスカートリッジ70等の画像形成部10、及びベルトユニット30が本体フレーム100(第1、2本体フレーム101、102)に着脱可能に組み付けられている。
また、本実施形態に係る本体フレーム100(第1、2本体フレーム101、102)は、PC、ABS、ポリマーアロイ等の機械的強度の優れた樹脂製であり、この本体フレーム100には、加熱ローラ81等の回転部材に駆動力を供給する電動モータ(図示せず。)、及び電動モータで発生した駆動力を加熱ローラ81等に伝達する複数枚の歯車(図示せず。)が組み付けられている。
そして、電動モータ及び複数枚の歯車(以下、これらの歯車を歯車列という。)は、本体フレーム100を挟んで装着空間103と反対側、つまり本体フレーム100の外側に組み付けられている。
また、本体フレーム100の外側は、SPCC(冷間圧延鋼板)等の金属製のカバープレート104〜107にて覆われ、これらカバープレート104〜107の外側は、意匠外観面を構成する樹脂製の筐体3(意匠カバー)にて覆われている。
因みに、カバープレート104は歯車列等を覆うものであり、カバープレート105は感光ドラム71や電動モータを制御するエンジン制御基板(図示せず。)を覆うものであり、カバープレート106はレーザプリンタ1全体を制御するメイン制御基板(図示せず。)を覆うものであり、カバープレート107は第1本体フレーム101の外側を覆うものである。
なお、第1、2本体フレーム101、102の上端側は、SPCC等の金属製の天板部108にて連結され、一方、第1、2本体フレーム101、102の下端側は、SPCC等の金属製の底フレーム109にて連結されているため、装着空間103は、前後方向に開口した略角柱状の空間となる。
2.5.歯車機構
歯車機構110は、図6及び図7等に示すように、本体フレーム100に組み付けられた電動モータから加熱ローラ81に駆動力を伝達する歯車列であり、図6中、加熱ローラ歯車111は、加熱ローラ81の回転軸(図示せず。)に一体化されて加熱ローラ81と一体的に回転するユニット側歯車である。
第1中間歯車113は、加熱ローラ歯車111と噛み合うことにより、電動モータにて発生した駆動力を加熱ローラ歯車111に伝達する加熱ローラ駆動用歯車であり、第2中間歯車115は、駆動側歯車117から第1中間歯車113に駆動力を伝達するカップリング歯車である。
なお、駆動側歯車117は、本体フレーム100に回転可能に組み付けられており、この駆動側歯車117は上記歯車列を介して電動モータから駆動力を得て回転する。
また、第1中間歯車113のうち、その軸方向一端側には、図8に示すように、加熱ローラ歯車111と噛み合う歯車部113Aが設けられ、軸方向他端側には、第2中間歯車115の設けられた係合部115Bと係合する扇形状の凹凸部113Bが設けられている。
一方、第2中間歯車115には、駆動側歯車117と噛み合う歯車部115A、及び第1中間歯車113の凹凸部113Bと係合する扇形状の凹凸形状からなる係合部115Bが設けられている。そして、第1中間歯車113と第2中間歯車115とは、図6に示すように、凹凸部113Bと係合部115Bとが噛み合うように係合して同軸状に配置された状態で一体的に回転する。
また、歯車軸119は、第1中間歯車113及び第2中間歯車115を回転可能に支持するものであり、この歯車軸119の根元側は、本体フレーム100に固定された軸プレート121に固定され、先端側は、本体フレーム100側から装着空間103側に延びて、定着ユニット80に設けられた支持部83に支持されている。
なお、軸プレート121はSPCC等の金属製であり、この軸プレート121は、本体フレーム100に設けられた位置決め部(図示せず。)により本体フレーム100に位置決めされた状態でPネジ等の締結手段により本体フレーム100に固定されている。そして、歯車軸119は、歯車軸119の一部及び軸プレート121の一部うち少なくとも一方を塑性変形させることにより、軸プレート121にカシメ固定されている。
また、支持部83は、その先端側にU字状の切り欠き部83Aが形成されており、歯車軸119の先端側(装着空間103側端部)は、切り欠き部83Aにて挟持された状態で支持されている。これにより、歯車軸119の基端側のみが支持される片持ちの構成であっても歯車部113Aと加熱ローラ歯車111との軸間距離を一定に保つことができる。
そして、第1中間歯車113及び第2中間歯車115は、図7〜図9に示すように、装着空間103側、つまり歯車軸119の先端側から歯車軸119に挿入装着された状態で歯車軸119に着脱可能に組み付けられている。
すなわち、第1中間歯車113のうち歯車軸119の外周面と面する部位には、図10に示すように、歯車軸119の外周面の全周に亘って形成された係合溝119Aに係合する弾性変位可能な係合突起部113Cが設けられている。
そして、係止溝119Aと係合突起部113Cとの係合により第1中間歯車113が歯車軸119から離脱してしまうことが防止される。一方、第2中間歯車115は、図6に示すように、軸プレート121と第1中間歯車113とにより挟まれた状態となって歯車軸119から離脱してしまうことが防止される。
したがって、係止溝119Aと係合突起部113Cとの係合状態を解除して第1中間歯車113を歯車軸119の先端側に移動させるようにして取り外せば、第2中間歯車115も第1中間歯車113と同様に、歯車軸119から取り外すことができる。
逆に、第1中間歯車113及び第2中間歯車115を歯車軸119に装着(組み付ける)際には、装着空間103側(歯車軸119の先端側)から本体フレーム100側(歯車軸119の根元側)に向けて第2中間歯車115を歯車軸119に装着して歯車部115Aを駆動側歯車117に噛み合わせた後、同様に、装着空間103側から本体フレーム100側に向けて第1中間歯車113を歯車軸119に装着して係合部115Bと凹凸部113Bとを係合させる。
なお、本実施形態では、係合部115Bと凹凸部113Bとが係合(噛み合った)状態では、係止溝119Aの位置と係合突起部113Cの位置とが一致するように設定されているので、係合部115Bと凹凸部113Bとが係合すると、これと同時に、係止溝119Aに係合突起部113Cが係合する。
また、本実施形態では、図10に示すように、歯車軸119は、本体フレーム100側(根元側)から装着空間103側(先端側)に向かうほど、直径寸法が小さくなるように形成されている。
具体的には、歯車軸119のうち第2中間歯車115が装着される部位の直径寸法d1とし、歯車軸119のうち第1中間歯車113の凹凸部113Bに対応する部位の直径寸法をd2とし、歯車軸119のうち第1中間歯車113の歯車部113Aに対応する部位の直径寸法をd3としたとき、歯車軸119は、d1>d2>d3となるような段付き形状となっている。
そして、第2中間歯車115に設けられた歯車軸119が挿入される挿入穴115C及び第1中間歯車113に設けられた歯車軸119が挿入される挿入穴113Dの直径寸法も、歯車軸119の段付き形状に対応するように、本体フレーム100側(根元側)から装着空間103側(先端側)に向かうほど、直径寸法が小さくなるように形成されている。
具体的には、第2中間歯車115の挿入穴115Cの直径寸法をD1とし、第1中間歯車113の挿入穴113Dのうち第1中間歯車113の凹凸部113Bに対応する部位の直径寸法をD2とし、挿入穴113Dのうち第1中間歯車113の歯車部113Aに対応する部位の直径寸法をD3としたとき、D1>D2>D3となっている。
3.本実施形態に係るレーザプリンタの特徴
本実施形態に係るレーザプリンタ1では、歯車軸119は軸プレート121介して本体フレーム100に組み付けられているので、第1中間歯車113及び第2中間歯車115は、装着空間103側から着脱可能に本体フレーム100に組み付けられた状態となる。
したがって、本実施形態に係るレーザプリンタ1では、定着ユニット80を本体フレーム100から取り外せば、図5に示すように、装着空間103が開放された状態となるので、第1中間歯車113及び第2中間歯車115を装着空間103側から容易に着脱することができる。したがって、第1中間歯車113及び第2中間歯車115のメンテナンス性を向上させることができる。
ところで、加熱ローラ81は高温となるので、加熱ローラ81と一体的に回転する加熱ローラ歯車111は、通常、PPS(GF40)等のガラス繊維にて強度及び硬度が強化された強化樹脂にて構成されている。このため、加熱ローラ歯車111と直接的に噛み合う第1中間歯車113の硬度が加熱ローラ歯車111より小さいと、第1中間歯車113(歯車部113A)が早期に摩耗又は損傷してしまうおそれが高い。
これに対しては、第1中間歯車113を加熱ローラ歯車111と同様に強度及び硬度に優れた材料(例えば、金属)製とすれば、第1中間歯車113(歯車部113A)が早期に摩耗又は損傷してしまうことを防止できるものの、この手段では第1中間歯車113の製造原価上昇を招いてしまう。
しかし、本実施形態では、第1中間歯車113をPA又はPBT等の樹脂製としているので、第1中間歯車113が早期に摩耗又は損傷してしまうこと防止することは難しいものの、前述したように、第1中間歯車113を容易に修理・交換できるので、例えば定着ユニット80の交換と併せて第1中間歯車113を交換する等すれば、第1中間歯車113をPA製又はPBT製としたままであっても、第1中間歯車113に不具合が発生することを未然に防止できる。
したがって、本実施形態に係るレーザプリンタ1では、第1中間歯車113のメンテナンス性を向上させることで、レーザプリンタ1の製造原価上昇を抑制しつつ、第1中間歯車113に不具合が発生することを未然に防止できる。
ところで、歯車は、互いに噛み合う2つの歯車の歯面が互いに摺接するので、歯面の摩耗が発生し易く、歯面の摩耗を抑制するには、歯車の硬度を高く(堅く)する必要がある。しかし、歯面の硬度を高くするために歯車を金属や強化樹脂で形成すると、歯車(レーザプリンタ1)の製造原価上昇を招いてしまう。
これに対して、本実施形態に係るレーザプリンタ1では、第2中間歯車115は、第1中間歯車113に設けられた凹凸部113Bと係合する係合部115Bを介して第1中間歯車113に駆動力を伝達するので、第1中間歯車113に設けられた凹凸部113Bは、係合部115Bに対して殆ど摺動せず、第1中間歯車113に設けられた凹凸部113Bと係合部115Bとの間では、摩耗が進行し難い。
したがって、第1中間歯車113の材質(硬度)は、第1中間歯車113の交換時期(耐久時間)に対応したものとする必要があるものの、第2中間歯車115及び駆動側歯車117を、第1中間歯車113及び加熱ローラ歯車111の材質に比べて、製造原価の比較的安い硬度の低い樹脂材(本実施形態では、POM)にて形成しても、第2中間歯車115及び駆動側歯車117が早期に摩耗又は損傷してしまうことを抑制できる。
延いては、レーザプリンタ1の製造原価上昇を招くことなく、加熱ローラ歯車111、第1中間歯車113、第2中間歯車115及び駆動側歯車117の材質を適正なものとすることができる。
そして、各歯車の硬度は、加熱ローラ歯車111>第1中間歯車113>第2中間歯車115≧駆動側歯車117となるように設定することが望ましい。
また、第1中間歯車113には、歯車軸119と係合する係合突起部113Cが設けられているので、各歯車が回転している最中に第1中間歯車113が歯車軸119から離脱してしまうことを未然に防止できる。
また、歯車軸119は、その根元側の直径寸法が先端側の直径寸法より大きくなるように段付き状に形成され、第1中間歯車113の挿入穴113Dも歯車軸119に対応するように、凹凸部113B側の直径寸法が歯車部113A側の直径寸法より大きくなっているので、歯車軸119に対して第1中間歯車113は、一方向にのみ装着可能となる。
したがって、第1中間歯車113の組み付け時に、第1中間歯車113が歯車軸119に対して誤った向きに組み付けられてしまうといった誤組み付けの発生を未然に防止できるので、第1中間歯車113のメンテナンス性を向上させることができる。
ところで、歯車軸119の根元側は本体フレーム100側に組み付けられ、かつ、定着ユニット80側は本体フレーム100に対して着脱可能に組み付けられているので、定着ユニット80の装着位置精度によって、加熱ローラ歯車111に対する第1中間歯車113の位置、つまり加熱ローラ歯車111と第1中間歯車113との間の距離(ピッチ寸法)が大きく変動するおそれがある。
そして、加熱ローラ歯車111と第1中間歯車113との間の距離が大きく変動すると、加熱ローラ歯車111と第1中間歯車113とが正常に噛み合うことができないので、第1中間歯車113から加熱ローラ歯車111に確実に駆動力を伝達することができなくなる。
これに対して、本実施形態では、定着ユニット80に支持部83が設けられているので、定着ユニット80が本体フレーム100に装着された状態では、歯車軸119は、その根元側が本体フレーム100側に固定され、先端側が支持部83により支持された両端支持構造となる。
したがって、定着ユニット80が本体フレーム100に装着された状態では、加熱ローラ歯車111と第1中間歯車113との間の距離の変動幅を小さくすることができるので、第1中間歯車113から加熱ローラ歯車111に確実に駆動力を伝達することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、加熱ローラ81に駆動力を伝達する歯車機構に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他のローラに駆動力を伝達する歯車機構にも適用することができる。
また、上述の実施形態では、カラータンデム方式のレーザプリンタに本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばモノクロレーザプリンタやその他の画像形成装置にも適用することができる。
また、上述の実施形態では、第1中間歯車113は第2中間歯車115を介して駆動側歯車117から駆動力を得ていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2中間歯車115を廃止して、第1中間歯車113と駆動側歯車117とが直接的に噛み合うようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、係止溝119Aと係合突起部113Cにより第1中間歯車113が歯車軸119から離脱することを防止したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば割りピンやキャップ等により第1中間歯車113が歯車軸119から離脱することを防止してもよい。
また、上述の実施形態では、根元側の直径寸法が先端側の直径寸法より大きくなるように、歯車軸119を段付き状としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、根元側の直径寸法が先端側の直径寸法より大きくなるように直径寸法を連続的に変化させる、又は直径寸法を根元側から先端側にかけて一定寸法とする等してもよい。
また、上述の実施形態では、定着ユニット80に支持部83を設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、支持部83を廃止してもよい。
また、上述の実施形態では、歯車軸119は軸プレート121を介して本体フレーム100に組み付けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、本体フレーム100に歯車軸119を直接固定してもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1の主要部を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1の本体フレーム100を示す左側斜視図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタにおいて、本体フレーム100からカバープレートを取り外した状態を示す上面側斜視図である。 本発明の実施形態に係る本体フレーム100に定着ユニット80を装着した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る本体フレームから定着ユニット80を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る加熱ローラ81に駆動力を伝達する歯車機構の装着状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る加熱ローラ81に駆動力を伝達する歯車機構を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る加熱ローラ81に駆動力を伝達する歯車機構の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る第1、2中間歯車113、115及び歯車軸119を示す図である。 図9のA−A断面図である。
符号の説明
1…レーザプリンタ、5…排紙トレイ、5A…傾斜面、7…排出部、
10…画像形成部、20…フィーダ部、21…給紙トレイ、22…給紙ローラ、
30…ベルトユニット、31…駆動ローラ、32…従動ローラ、33…搬送ベルト、
34…ベルトクリーナ、60…スキャナユニット、70…プロセスカートリッジ、
71…感光ドラム、72…帯電器、73…転写ローラ、74…現像カートリッジ、
74A…現像剤収容室、74B…現像剤供給ローラ、74C…現像ローラ、
74D…層厚規制ブレード、75…プロセスケーシング、80…定着ユニット、
81…加熱ローラ、82…加圧ローラ、83…支持部、83A…切り欠き部、
100…本体フレーム、101…第1本体フレーム、102…第2本体フレーム、
103…装着空間、104〜107…カバープレート、108…天板部、
109…底フレーム、110…歯車機構、111…加熱ローラ歯車、
113…第1中間歯車、113A…歯車部、113B…凹凸部、
113C…係合突起部、113D…挿入穴、115…第2中間歯車、
115A…歯車部、115B…係合部、115C…挿入穴、117…駆動側歯車、
119…歯車軸、119A…係合溝、119A…係止溝、121…軸プレート。

Claims (8)

  1. 本体フレーム側から駆動力を得て回転する回転部材を有し、少なくとも前記回転部材を含むユニット部が前記本体フレームに着脱可能に組み付けられた記録シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記回転部材と一体的に回転するユニット側歯車と、
    前記ユニット側歯車に前記本体フレーム側から駆動力を伝達する第1中間歯車とを備え、
    前記第1中間歯車は、装置内空間のうち前記ユニット部が配置されている装着空間側から着脱可能に前記本体フレームに組み付けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録シートに現像剤像を転写することにより、記録シートに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置であって、
    本体フレーム側から駆動力を得て回転しながら記録シートに転写された現像剤像を加熱する加熱ローラを有し、前記本体フレームに着脱可能に組み付けられたユニット部と、
    前記加熱ローラと一体的に回転するユニット側歯車と、
    前記ユニット側歯車に前記本体フレーム側から駆動力を伝達する第1中間歯車とを備え、
    前記第1中間歯車は、装置内空間のうち前記ユニット部が配置されている装着空間側から着脱可能に前記本体フレームに組み付けられていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記本体フレームに設けられた駆動側歯車から前記第1中間歯車に駆動力を伝達する第2中間歯車を備えており、
    前記第2中間歯車は、前記駆動側歯車と噛み合う歯車部、及び前記第1中間歯車の軸方向端部に設けられた凹凸部と係合する係合部を有して構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記本体フレーム側には、前記本体フレーム側から前記装着空間側に延びる歯車軸が設けられており、
    さらに、前記第1中間歯車及び前記第2中間歯車は、前記装着空間側から前記歯車軸に装着された状態で前記本体フレームに着脱可能に組み付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに画像形成装置。
  5. 前記第1中間歯車には、前記歯車軸と係合する係合手段が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記歯車軸の前記本体フレーム側の直径寸法は、前記装着空間側の直径寸法より大きく、
    さらに、前記第1中間歯車に設けられた前記歯車軸が挿入される挿入穴のうち、前記本体フレーム側の直径寸法は、前記装着空間側の直径寸法より大きいことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記ユニット部には、前記歯車軸の前記装着空間側を支持する支持部が設けられていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  8. 前記ユニット側歯車及び前記第1中間歯車は、樹脂製であり、
    さらに、前記第1中間歯車の硬度は、前記ユニット側歯車の硬度と同一又はそれより小さいことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかつ1つに記載の画像形成装置。
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