JP4254506B2 - 現像剤収納容器及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤収納容器及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像機構に現像剤を供給する現像剤収納容器、その現像剤収納容器を用いたプロセスカートリッジ及びその現像剤収納容器を用いた画像形成装置に関する。
従来より、コピー機やプリンタ等では、像担持体に静電潜像を形成し、現像機構により現像剤を用いて静電潜像を現像化している。その際、現像機構には現像剤収納容器から現像剤を供給している。
このような現像剤収納容器として、特許文献1にあるように、現像剤が充填される複数の収納部を備え、各収納部は円形底に形成されると共に、仕切部材により仕切られている。各収納部は、仕切部材により形成される開口により連通されると共に、各収納部には攪拌部材が設けられ、攪拌部材の回転により、現像剤を攪拌し、現像剤を現像機構側に搬送する。
また、複数の攪拌部材のうち、現像機構に最も近い攪拌部材の回転数を最も速くして、複数の攪拌部材の個々の回転数を変えている。現像機構に最も近い攪拌部材の回転数を最も速くすることにより、現像機構への現像剤の供給を最後まで十分に行えるようにし、他の攪拌部材では攪拌能力を下げるようにしている。
更に、各攪拌部材のシート材の厚さやヤング率の異なるものを用いて、攪拌能力を変えるようにしている。
特開2002−182462
しかしながら、こうした従来のものでは、複数の攪拌部材の回転数を異なるものとした構成としているため、複数の攪拌部材を回転させる機構が複雑になり、現像剤の搬送力を簡単な構成で比較的容易に変化させるためには、問題があった。即ち、1つの駆動源で、これら複数の攪拌部材を回転させる場合、図7に示すように、各攪拌部材201〜203にそれぞれ歯車205〜207を取り付け、これらの歯車205〜207の間に二段歯車209,211を設けて噛合させる必要があり、機構が複雑になっていた。あるいは、二段歯車209,211に代えて、一段歯車を設けた場合、歯車205〜207の歯数を異ならせる必要があり、機構が複雑になっていた。また、現像剤の搬送力を微妙に変化させる場合にも、大幅な機構変更を必要としていた。
また、各攪拌部材201〜203は、回転軸にシート材を取り付けた構造であり、各攪拌部材201〜203にシート材の厚さやヤング率の異なるものを用いて攪拌力を異なるものとしているので、いろいろな種類のシート材を用意しなければならず、製造が煩雑になるという問題があった。
本発明の課題は、簡単な構成で現像剤の搬送力を容易に変化させることができる現像剤収納容器、それを用いたプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、現像機構に供給される現像剤が充填される複数の現像剤収納部を備えた現像剤収納容器において、前記各現像剤収納部にそれぞれ配設された複数の撹拌部材を備え、該攪拌部材は、長手方向に沿って平坦部が形成され回転駆動される回転軸と、一端側が該回転軸の平坦部に取り付けられ他端側が前記現像剤収納部の底部に接触する弾性を有する羽根部材とを有し、前記回転軸の中心から前記羽根部材の他端までの自由長さと、前記底部からの前記回転軸の高さとの差からなる前記羽根部材のたるみ量は、前記現像機構側の前記攪拌部材が最も大きく、かつ、複数の前記撹拌部材の前記各回転軸と前記各羽根部材とはそれぞれ同一形状に形成され、また、前記各回転軸は前記各底部からの高さ位置が同一で、前記羽根部材の前記平坦部への取付位置を上下方向にずらして、前記現像機構側の前記攪拌部材の前記たるみ量を最も大きくしたことを特徴とする現像剤収納容器がそれである。
また、前記たるみ量は、前記現像機構側の前記攪拌部材の前記たるみ量が最も大きく、前記現像機構側から離れた前記攪拌部材ほど小さくした構成としてもよい。
像担持体に形成された潜像を現像する現像機構と、前記現像機構に現像剤を供給する前述したいずれかの現像剤収納容器とを備えたことを特徴とするプロセスカートリッジがそれである。また、プロセスカートリッジは、像担持体をさらに備えてもよい。また、潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成された潜像を現像する現像機構と、前記現像機構に現像剤を供給する前述したいずれかの現像剤収納容器とを備えたことを特徴とする画像形成装置がそれである。
前述したように本発明の現像剤収納容器は、簡単な構成で現像剤の攪拌や搬送が適切に行われるという効果を奏する。この容器をプロセスカートリッジや画像形成装置に用いると、簡単な機構で現像剤の攪拌や搬送が適切に行われる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、画像形成装置としてのカラーレーザープリンタ1は、本体ケーシング3内に、記録媒体としての用紙5を給紙するための給紙部7や、給紙された用紙5に所定の画像を形成するための画像形成部9などを備えている。給紙部7は、用紙5を積層して収容した給紙トレイ11と、給紙トレイ11の最上位にある用紙5に当接し、回転により用紙5を一枚ずつ取り出す給紙ローラ13と、用紙5を画像形成位置に搬送する搬送ローラ15及びレジストローラ17を備えている。
この画像形成位置は、後述する転写ベルト51上のトナー像を用紙5に転写する転写位置であり、本実施形態の場合、転写ベルト51と、後述する転写ローラ27との接触位置である。画像形成部9は、スキャナユニット21、プロセス部23、転写ベルト機構部25、転写ローラ27及び定着部29などを備えている。
スキャナユニット21は、本体ケーシング3内の中央部に、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズ及び反射鏡を備えている。スキャナユニット21では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームを、ポリゴンミラー、反射鏡及びレンズを介して通過あるいは反射させて、後述する感光体ベルト機構部31の感光体ベルト33の表面上に高速走査にて照射させる。
プロセス部23は、現像機構を構成する複数(4つ)のカートリッジ35、感光体ベルト機構部31などを備えている。4つのカートリッジ35には、各色毎に現像剤(以下、トナーという)が充填されており、イエローのトナーが充填されたイエローカートリッジ35Y、マゼンタのトナーが充填されたマゼンタカートリッジ35M、シアンのトナーが充填されたシアンカートリッジ35C及びブラックのトナーが充填されたブラックカートリッジ35Kのそれぞれが、本体ケーシング3内に、上下方向に互いに所定の間隔を隔てて下から上に向かって並列状に順次配置されている。
各カートリッジ35は、それぞれ、現像ローラ37(イエロー現像ローラ37Y、マゼンタ現像ローラ37M、シアン現像ローラ37C、ブラック現像ローラ37K)、層厚規制ブレード75、供給ローラ73及び複数の現像剤収容部81,83,85などを備えており、各現像ローラ37を後述する感光体ベルト33の表面に接触又は離間させるために、それぞれ離間用ソレノイド38(イエロー離間用ソレノイド38Y、マゼンタ離間用ソレノイド38M、シアン離間用ソレノイド38C、ブラック離間用ソレノイド38K)によって、水平方向に移動可能に構成されている。
現像ローラ37は、金属製の支持軸を備え、支持軸が導電性ゴムにより被覆されて形成されている。具体的には、現像ローラ37は、カーボン粒子などを含む導電性のウレタンゴム、シリコーンゴム又はEPDMゴムなどからなる弾性体層と、その弾性体層の表面に被覆される、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などが主成分とされる、コート層との2層構造によって被覆されている。
感光体ベルト機構部31は、第1感光用ローラ39、第2感光用ローラ41、第3感光用ローラ43と、これら第1〜第3感光用ローラ39,41,43に巻回される感光体ベルト33と、感光体ベルト帯電器45と、電位付加器47と、電位勾配制御器49と、を備えている。この感光体ベルト機構部31の構成については後に詳述する。
転写ベルト機構部25は、感光体ベルト機構部31の後側に配置されており、第2感光用ローラ41に感光体ベルト33及び後述する転写ベルト51を介して略対向配置される第1転写用ローラ53、第1転写用ローラ53の斜め後側下方に配置される第2転写用ローラ55と、第2転写用ローラ55の後方であって、後述する転写ローラ27と転写ベルト51を介して対向配置される第3転写用ローラ57と、第1転写用ローラ53ないし第3転写用ローラ57の外周に巻回転される、転写ベルト51とを備えている。転写ベルト51は、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂からなるエンドレスベルトから形成されている。
転写ローラ27は、転写ベルト機構部25の第3転写用ローラ57と転写ベルト51を挟んで対向するように配置され、金属製のローラ軸に導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、回転可能に支持されている。転写ローラ27は、図示しない転写ローラ接離機構によって、転写ベルト51から離間する待機位置と、転写ベルト51に近接する転写可能位置とに移動可能に構成されている。尚、待機位置と転写可能位置とは、用紙5の搬送経路59を挟んで両側に対向配置されており、転写可能位置では、転写ベルト51との間で搬送経路59を通過する用紙5を押圧するように構成されている。
そして、転写ローラ27は、印刷時には、後述するように、各色毎の可視像が、転写ベルト51に順次転写される間は、待機位置に位置し、全ての可視像が感光体ベルト33から転写ベルト51に転写され転写ベルト51上にカラー画像が形成された時に、転写可能位置に位置する。また、転写ローラ27は、図示しない転写バイアス印加回路によって、転写可能位置において、転写ベルト51に対して所定の転写バイアスが印加される。
定着部29は、転写ベルト機構部25の後方に配置され、加熱ローラ61と、加熱ローラ61を押圧する押圧ローラ63とを備え、加熱ローラ61は、外層がシリコンゴム、内層が金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えている。
次に、画像形成部9の感光体ベルト機構部31について更に詳細に説明する。第1感光用ローラ39は、4つのカートリッジ35の後方に対向配置され、最下位に位置するイエローカートリッジ35Yよりも下方に配置される。第1感光用ローラ39は従動して回転するローラである。
第2感光用ローラ41は、第1感光用ローラ39の垂直方向上方で、最上位に位置するブラックカートリッジ35Kよりも上方に配置される。第2感光用ローラ41は、図示しない駆動モータにより回転駆動される。第3感光用ローラ43は、第1感光用ローラ39の斜め後側上方に配置される。この第3感光用ローラ43は従動して回転するローラで、第1感光用ローラ39、第2感光用ローラ41、第3感光用ローラ43は三角形状に配置されている。
第2感光用ローラ41は、その近傍に配置されている電位付加器47により、感光体ベルト帯電器45の電源を用いて、+800ボルトの電位を付与される。また、第1感光用ローラ39と第3感光用ローラ43とは、導電性部材、例えばアルミニウムからなり、感光体ベルト33の後述する基材層と接すると共に、図示しないGND端子に接続している。つまり、第1感光用ローラ39と第3感光用ローラ43とは、それらが接する場所における感光体ベルト33の電位をGNDに保つ。
感光体ベルト33は、第1感光用ローラ39,第2感光用ローラ41,及び第3感光用ローラ43に巻き回しされている。そして、第2感光用ローラ41が回転駆動されると共に、第1感光用ローラ39及び第3感光用ローラ43が従動することにより、感光体ベルト33は、周回移動(反時計方向に周回移動)する。
この感光体ベルト33は、厚さ0.08mmの基材層(導電性基材層)と、その片側に、厚さ25μmの感光層を備えたエンドレスベルトである。この基材層は、ニッケル電鋳法で形成されたニッケル導電体からなり、感光層は、ポリカーボネート系樹脂の感光体からなる。
図1に示すように、感光体ベルト帯電器45は、感光体ベルト機構部31の下方にあって、スキャナユニット21による感光体ベルト33への露光部分の上流側に、第1感光用ローラ39の近傍において、感光体ベルト33に接触しないように、所定の間隔を隔てて対向配置されている。この感光体ベルト帯電器45は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光体ベルト33の表面を正極性に一様に帯電させるように構成されている。
電位勾配制御器49は、第2感光用ローラ41と第1感光用ローラ39の間に位置し、ブラックカートリッジ35Kよりも上方において、感光体ベルト33の基材層に接している。この電位勾配制御器49は、それが接する場所において、基材層の電位をGNDに落としている。
次に、カートリッジ35について詳細に説明する。各色毎のカートリッジ35は同じ構成であり、充填されている現像剤としてのトナーの色が異なるのみである。カートリッジ35は、図2に示すように、カートリッジケース71を備え、カートリッジケース71は外形が略直方体状の扁平な中空形状に形成されており、長手方向の一端が開口されている。この開口には現像ローラ37が一部が外部に露出されて配置されている。
カートリッジケース71内には、現像ローラ37の後方に接触する供給ローラ73が回転可能に支持されている。また、現像ローラ37の外周に接触する層厚規制ブレード75も設けられている。現像ローラ37,供給ローラ73、層厚規制ブレード75により現像機構77が形成され、現像機構77はカートリッジケース71に形成された機構収納部79に配置されている。
この現像ローラ37には、感光体ベルト33に対して、現像時には所定の現像バイアスが印加され、トナー回収時には所定の回収バイアスが印加される。例えば、所定の現像バイアスは、+300Vとし、所定の回収バイアスは、−200Vとしている。
各現像カートリッジ35には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の現像剤としての正帯電性の非磁性1成分の球形の重合トナーがそれぞれ充填されている。そして、現像時には、そのトナーが供給ローラ73の回転によって、現像ローラ37に供給され、供給ローラ73と現像ローラ37との間で正に摩擦帯電され、更に、現像ローラ37上に供給されたトナーは、現像ローラ37の回転に伴って、層厚規制ブレード75と現像ローラ37の間に進入し、ここで更に十分に摩擦帯電されて、一定の厚さの薄層として現像ローラ37上に担持される。また、回収時には、現像ローラ37に逆バイアスを印加することにより、感光体ベルト33からトナーを回収して、カートリッジ35内にトナーが収容される。
また、カートリッジケース71の内部には、複数の、本実施形態では第1〜第3の現像剤収納部81,83,85が形成されている。第1の現像剤収納部81は機構収納部79に連接し、現像機構77に近接して形成されている。機構収納部79の底部は供給ローラ73の外形に沿って円弧状に形成されると共に、第1の現像剤収納部81の底部も下方に膨らんだ円弧状に形成されている。
第1の現像剤収納部81に連接して第2の現像剤収納部83が形成されており、第2の現像剤収納部83の底部は下方に膨らんだ円弧状に形成されている。第2の現像剤収納部83に連接して第3の現像剤収納部85が形成されており、第3の現像剤収納部85の底部は下方に膨らんだ円弧状に形成されている。本実施形態では、機構収納部79及び第1〜第3の現像剤収納部81,83,85のそれぞれの底部は、各底部の内面の最も低い内面が同一高さに形成されている。ただ、最も低い内面の高さが、底部の肉厚の相違により、各収納部毎に異なってもよい。
第1攪拌部材93は第1の現像剤収納部81に配設され、第2攪拌部材95は第2の現像剤収納部83に配設され、第3攪拌部材97は第3の現像剤収納部85に配設されている。第1攪拌部材93は、図3に示すように、回転軸101と羽根部材103とを備え、回転軸101はカートリッジケース71に回転可能に支持されている。回転軸101は樹脂製で、回転軸101にはその長手方向に沿って平坦部104が形成されている。
弾性を有する羽根部材103は厚さが0.05〜0.25mmのPET製で、ヤング率が4GPaとなるように形成されている。また、羽根部材103は長方形状に形成されており、羽根部材103はその一端側が粘着材106により回転軸101の平坦部104に貼り付けられている。羽根部材103の幅は、第1の現像剤収納部81に収納できる幅に形成されている。図2に破線で示すように、羽根部材103は、回転軸101の中心から、羽根部材103の他端までの、羽根部材103を撓ませることなく、真っ直ぐに垂下した状態での自由長さがL1 となるように形成されている。
第2攪拌部材95も、第1攪拌部材93と同様、回転軸105と羽根部材107とを備え、羽根部材107は、回転軸105の中心から、羽根部材107の他端までの、羽根部材107を撓ませることなく、真っ直ぐに垂下した状態での自由長さがL2 となるように形成されている。
第3攪拌部材97も、第1攪拌部材93と同様、回転軸109と羽根部材111とを備え、羽根部材111は、回転軸109の中心から、羽根部材111の他端までの、羽根部材111を撓ませることなく、真っ直ぐに垂下した状態での自由長さがL3 となるように形成されている。
第1攪拌部材93の自由長さL1 、第2攪拌部材95の自由長さL2 、第3攪拌部材97の自由長さL3 では、第1攪拌部材93の自由長さL1 が最も長く、第3攪拌部材97の自由長さL3 が最も短くなるように形成されている(L1 >L2 >L3 )。
本実施形態では、第1の現像剤収納部81の底部、第2の現像剤収納部83の底部、第3の現像剤収納部85の底部の最も低い箇所は、同じであり、また、第1〜第3攪拌部材93,95,97の各回転軸101,105,109の高さHも同じとなるように配置されている。また、第1攪拌部材93と第2攪拌部材95との回転中心間距離aは、第2攪拌部材95と第3攪拌部材97との回転中心間距離aと同じになるように配置されている。
第1の現像剤収納部81に第1攪拌部材93を配置すると、羽根部材103の他端は、第1の現像剤収納部81の底部に接触する。そして、回転軸101の中心から羽根部材103の他端までの自由長さL1 と底部から回転軸101の中心までの高さHとの差のたるみが生じ、羽根部材103はこのたるみ量△1 (=L1 −H)に応じて、底部の円弧に沿って弾性変形した状態で配置される。
第2の現像剤収納部83に配置された第2攪拌部材95についても同様であり、羽根部材107の他端は、第2の現像剤収納部83の底部に接触する。そして、回転軸105の中心から羽根部材107の他端までの自由長さL2 と底部から回転軸105の中心までの高さHとの差のたるみが生じ、羽根部材107はこのたるみ量△2 (=L2 −H)に応じて、底部の円弧に沿って弾性変形した状態で配置される。
また、第3の現像剤収納部85に配置された第3攪拌部材97についても同様であり、羽根部材111の他端は、第3の現像剤収納部85の底部に接触する。そして、回転軸109の中心から羽根部材111の他端までの自由長さL3 と底部から回転軸109の中心までの高さHとの差のたるみが生じ、羽根部材111はこのたるみ量△3 (=L3 −H)に応じて、底部の円弧に沿って弾性変形した状態で配置される。第1攪拌部材93のたわみ量△1 が最も大きく、第3攪拌部材97のたわみ量△3 が最も小さく、本実施形態では、各たわみ量の比が△1 :△2 :△3 =3:2:1に形成されている。
本実施形態(請求項1に対応)では、前述したように、第1攪拌部材93の自由長さL1 が最も長く、第3攪拌部材97の自由長さL3 が最も短くなるように形成するために(L1 >L2 >L3 )、図4に示すように、第1〜第3攪拌部材93,95,97のそれぞれの羽根部材103,107,111を同一の幅、同一の長さに形成して、各回転軸101,105,109に位置を上下方向にずらした平坦部104a,104b,104cを形成している。
この各平坦部104a,104b,104cは、上下方向に位置をずらして階段状に形成されており、図4(イ)に示すように、下側の平坦部104cに羽根部材103を取り付けることにより、回転軸101の中心から羽根部材103の他端までの自由長さをL1 とする。また、図4(ロ)に示すように、真ん中の平坦部104bに羽根部材107を取り付けることにより、回転軸105の中心から羽根部材107の他端までの自由長さをL2 とする。更に、図4(ハ)に示すように、上側の平坦部104aに羽根部材111を取り付けることにより、回転軸109の中心から羽根部材111の他端までの自由長さをL3 とする。これにより、回転軸101,105,109、羽根部材103,107,111を同じ形状で製造することができ、製造が容易になる。
また、図5に示すように、第1〜第3攪拌部材93,95,97のそれぞれの回転軸101,105,109の一端にはそれぞれ歯車113,115,117が固定されており、これらの歯車113,115,117は同一形状である。これらの歯車113,115,117の間に配置されたアイドル歯車119,121がカートリッジケース71に回転可能に支持されている。両アイドル歯車119,121同士も同じ形状である。
これらの歯車113,115,117とアイドル歯車119,121とは、一列に配置されているので、カートリッジ35をコンパクトに形成できる。また、第1〜第3攪拌部材93,95,97は図示しない駆動源により同一の回転数で回転されるので、各歯車113,115,117と各アイドル歯車119,121を同じ形状で形成でき、製造が容易になる。
次に、カラーレーザープリンタ1の作動について説明する。
印刷が開始されると、給紙部7の給紙トレイ11に収納された用紙5のうち、最上位のものには給紙ローラ13が押圧されており、この給紙ローラ13の回転によって、用紙5は1枚毎に取り出される。取り出された用紙5は、搬送ローラ15及びレジストローラ17により、画像形成位置に給紙される。尚、給紙される用紙5には、レジストローラ17によって、所定のレジストが実行される。
感光体ベルト33の表面は、感光体ベルト帯電器45により一様に正帯電された後、画像データに基づき、スキャナユニット21からのレーザービームの高速走査により露光される。露光された部分では、帯電が解消されるので、感光体ベルト33の表面には、画像データに従って、正帯電された部分と、帯電されていない部分とが配置された静電潜像が形成される。
このとき、第1感光用ローラ39及び第3感光用ローラ43は、それらが当接する感光体ベルト33の基材層に給電し、その当接部の電位をGNDに維持する。静電潜像が形成された感光体ベルト33に、イエロー離間用ソレノイド38Yによって、カートリッジ35のうち、イエローカートリッジ35Yを水平方向後方に移動させて、イエローカートリッジ35Yの現像ローラ37を、静電潜像が形成された感光体ベルト33に当接させる。
イエローカートリッジ35Yに充填されるイエローのトナーは、正に帯電しており、感光体ベルト33上において、帯電していない部分にのみ付着する。その結果、感光体ベルト33上に、イエローの可視像が形成される。このとき、マゼンタカートリッジ35M、シアンカートリッジ35C及びブラックカートリッジ35Kは、各離間用ソレノイド38M、38C、38Kによって水平方向前方に移動させて、感光体ベルト33から離間させておく。
感光体ベルト33上に形成されたイエローの可視像は、感光体ベルト33の移動により、転写ベルト51と対向したときに、転写ベルト51の表面に転写される。このとき、第2感光用ローラ41には、感光体ベルト帯電器45の電源により、順バイアス(+300V)を付加する。すると、導電性の基材層を介して第2感光用ローラ41近傍の感光層も、+300Vの電位となる。そのため、正に帯電したイエローのトナーと感光層との間には反発力が生じ、転写ベルト51に転写されやすくなる。
上記と同様に、マゼンタについても、感光体ベルト33上に静電潜像を形成し、続いて、マゼンタの可視像を形成し、更には、転写ベルト51にマゼンタの可視像を転写する。つまり、再び感光体ベルト33上に静電潜像を形成し、次に、マゼンタカートリッジ35Mを、マゼンタ離間用ソレノイド38Mによって水平方向後方に移動させて、マゼンタカートリッジ35Mの現像ローラ37を、感光体ベルト33に接触させると共に、イエローカートリッジ35Y、シアンカートリッジ35C及びブラックカートリッジ35Kを、各離間用ソレノイド38Y、38C、38Kによって水平方向前方に移動させて、感光体ベルト33から離間させておくことにより、マゼンタカートリッジ35Mに充填されたマゼンタのトナーのみによって感光体ベルト33にマゼンタの可視像が形成されると、そのマゼンタの可視像は、上記と同様にして、感光体ベルト33の移動により、そのマゼンタの可視像が転写ベルト51に対向したときに、すでにイエローの可視像が転写されている、感光体ベルト33上に重ねて転写される。
このような同様の動作が、シアンカートリッジ35Cに充填されるシアンのトナー及びブラックカートリッジ35Kに充填されるブラックのトナーによって繰り返され、これによって、転写ベルト51上にカラー画像が形成される。転写ベルト51上に形成されたカラー画像は、用紙5が転写ベルト51と転写ローラ27との間を通る間に、転写可能位置に位置された転写ローラ27によって、用紙5に一括転写される。画像形成部9の加熱ローラ61は、用紙5上に転写されたカラー画像を、用紙5が加熱ローラ61と押圧ローラ63との間を通過する間に熱定着させる。このように定着部29においてカラー画像が熱定着された用紙5は、搬送ローラ65によって一対の排紙ローラに搬送される。排紙ローラに送られた用紙5は、その排紙ローラによって本体ケーシング3の上部に形成される排紙トレイ上に排紙される。
一方、印刷時には、各カートリッジ35では、トナーの攪拌・搬送が行われる。図2に示すように、第1〜第3攪拌部材93,95,97が同一回転数で回転される。第1の現像剤収納部81では、第1攪拌部材93の回転により、羽根部材103が底部に接触し、底部の形状に応じて湾曲した状態で、底部に沿って回転する。これにより、トナーが羽根部材103と共に移動して、第1の現像剤収納部81から機構収納部79に搬送される。
第1攪拌部材93はそのたわみ量△1 が最も大きく、羽根部材103は第1の現像剤収納部81の底部に最も大きな当接力にて接触し、羽根部材103が最も大きく湾曲された状態で回転するので、羽根部材103によるトナーの攪拌力・搬送力が大きく、多くのトナーが強力に攪拌されると共に、多くのトナーが機構収納部79に搬送される。
第2の現像剤収納部83では、第2攪拌部材95の回転により、羽根部材107が底部に接触し、底部の形状に応じて湾曲した状態で、底部に沿って回転する。これにより、トナーが羽根部材107と共に移動して、第2の現像剤収納部83から第1の現像剤収納部81に搬送される。
第2攪拌部材95はそのたわみ量△2 が中程度で、羽根部材107の底部との当接力も中程度であり、湾曲された羽根部材107によるトナーの攪拌力・搬送力も中程度である。この第2攪拌部材95の回転により、トナーが攪拌・搬送される。たわみ量△2 が中程度であるので、第1の現像剤収納部81へのトナーの搬送が中程度に規制される。
更に、第3の現像剤収納部85でも、第3攪拌部材97の回転により、羽根部材111が底部に接触し、底部の形状に応じて湾曲した状態で、底部に沿って回転する。これにより、トナーが羽根部材111と共に移動して、第3の現像剤収納部85から第2の現像剤収納部83に搬送される。第3攪拌部材97はそのたわみ量△3 が最も小さく、羽根部材111の底部との当接力も最も小さく、羽根部材111の湾曲程度は最も小さいので、トナーの攪拌力・搬送力も小さい。この第3攪拌部材97の回転により、トナーが攪拌・搬送される。
このように、カートリッジ35の内部では、第3の現像剤収納部85から第2の現像剤収納部83にトナーが搬送され、また、第2の現像剤収納部83から第1の現像剤収納部81にトナーが搬送され、更に、第1の現像剤収納部81から機構収納部79にトナーが次々と搬送される。
その際、第3の現像剤収納部85からのトナーの搬送量が最も少なく、第1の現像剤収納部81からのトナーの搬送量が最も大きくなり、第2の現像剤収納部83からのトナーの搬送量は中程度である。従って、トナーを消費する機構収納部79への搬送量が最も大きく、トナーが確実に供給される。また、第3の現像剤収納部85からの搬送量が最も小さいので、不必要なトナーの搬送を抑制でき、カートリッジ35が扁平な形状で薄型であっても、現像ローラ37による現像が確実に行われる。
前述した実施形態では、感光体ベルト33が像担持体として働くが、像担持体としては感光体ドラムでもよく、また、像担持体としての感光体ドラムが一体に組み込まれた、いわゆるプロセスカートリッジであっても、同様に実施可能である。尚、特開平9−304994号公報に記載があるように、プロセスカートリッジは周知である。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。例えば、本実施形態における第1〜第3攪拌部材93,95,97の回転速度を異ならせて駆動し、第1攪拌部材93を最も速く回転させて、第3攪拌部材97を最も遅く回転させるようにしてもよい。
本発明の一実施形態としてのカラーレーザープリンタの概略構成図である。 本実施形態のカートリッジの拡大断面図である。 本実施形態の攪拌部材の拡大分解斜視図である。 本実施形態の攪拌部材の拡大側面図である。 本実施形態としての各攪拌部材に回転を伝達する歯車の配列を示す説明図である。 従来の各攪拌部材に回転を伝達する歯車の配列を示す説明図である。
符号の説明
1…カラーレーザープリンタ
3…本体ケーシング 5…用紙
7…給紙部 9…画像形成部
21…スキャナユニット 23…プロセス部
25…転写ベルト機構部 27…転写ローラ
29…定着部 31…感光体ベルト機構部
33…感光体ベルト 35…カートリッジ
37…現像ローラ 38…離間用ソレノイド
45…感光体ベルト帯電器
47…電位付加器 49…電位勾配制御器
51…転写ベルト 59…搬送経路
71…カートリッジケース
73…供給ローラ 75…層厚規制ブレード
77…現像機構 79…機構収納部
81…第1の現像剤収納部 83…第2の現像剤収納部
85…第3の現像剤収納部 93…第1攪拌部材
95…第2攪拌部材 97…第3攪拌部材
101,105,109…回転軸
103,107,111…羽根部材
104,104a,104b,104c…平坦部
113,115,117…歯車
119,121…アイドル歯車

Claims (5)

  1. 現像機構に供給される現像剤が充填される複数の現像剤収納部を備えた現像剤収納容器において、
    前記各現像剤収納部にそれぞれ配設された複数の撹拌部材を備え、該攪拌部材は、長手方向に沿って平坦部が形成され回転駆動される回転軸と、一端側が該回転軸の平坦部に取り付けられ他端側が前記現像剤収納部の底部に接触する弾性を有する羽根部材とを有し、前記回転軸の中心から前記羽根部材の他端までの自由長さと、前記底部からの前記回転軸の高さとの差からなる前記羽根部材のたるみ量は、前記現像機構側の前記攪拌部材が最も大きく、かつ、複数の前記撹拌部材の前記各回転軸と前記各羽根部材とはそれぞれ同一形状に形成され、また、前記各回転軸は前記各底部からの高さ位置が同一で、前記羽根部材の前記平坦部への取付位置を上下方向にずらして、前記現像機構側の前記攪拌部材の前記たるみ量を最も大きくしたことを特徴とする現像剤収納容器。
  2. 前記たるみ量は、前記現像機構側の前記攪拌部材の前記たるみ量が最も大きく、前記現像機構側から離れた前記攪拌部材ほど小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収納容器。
  3. 像担持体に形成された潜像を現像する現像機構と、
    前記現像機構に現像剤を供給する請求項1又は請求項2のいずれかに記載の現像剤収納容器とを備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 像担持体をさらに備えたことを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリッジ。
  5. 潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に形成された潜像を現像する現像機構と、
    前記現像機構に現像剤を供給する請求項1又は請求項2のいずれかに記載の現像剤収納容器とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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