JP2001092294A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001092294A
JP2001092294A JP26375399A JP26375399A JP2001092294A JP 2001092294 A JP2001092294 A JP 2001092294A JP 26375399 A JP26375399 A JP 26375399A JP 26375399 A JP26375399 A JP 26375399A JP 2001092294 A JP2001092294 A JP 2001092294A
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image forming
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forming apparatus
driving
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Toshiaki Tomino
俊彰 冨野
Seiji Yamaguchi
誠二 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着ローラを回転させる定着駆動装置を備え
た画像形成装置において、精度のよい駆動伝達と、駆動
側連結用歯車の耐久性の向上による高寿命化が達成す
る。また、歯車間の騒音発生の防止と、定着駆動装置の
メンテナンスフリーを実現可能にする。 【解決手段】 画像形成装置本体に装着される定着装置
7に回転可能に支持された定着ローラ7Aを駆動回転さ
せる定着駆動装置70を有する画像形成装置において、
定着ローラ7Aの一方の軸端に固定された定着側連結用
歯車G10に係脱可能に噛合し、画像形成装置本体側の
定着駆動装置70の回転軸77に支持された駆動側連結
用歯車G9は、回転軸77と一体に回転するように固定
されるとともに、弾性部材78により回転軸77の軸方
向に付勢されている画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置本体
に対して移動可能に装着される定着装置に回転可能に支
持された定着ローラを駆動回転させる定着駆動装置を有
する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機、プリンタ、ファクシミ
リ、これらの複合機等の画像形成装置の画質及び耐久性
の向上、高速処理化に伴い、駆動装置の歯車列の精度向
上と、耐久性の向上が重要になる。
【0003】図4は、従来の定着駆動装置の一例を示す
断面図である。
【0004】駆動モータMの駆動軸に嵌着された歯車g
1は、歯車g2〜g5を経て歯車g6を回転させる。歯
車g1〜g6は、減速歯車列を構成する駆動部材であ
る。
【0005】歯車g6と共通の回転中心を有して一体に
形成された駆動側連結用歯車g7は、定着装置の定着ロ
ーラ7Aの端部に固定された定着側連結用歯車G10を
従動回転させる。
【0006】歯車g1〜g7は、平行する3枚の基板、
即ち、第1パネル71、第2パネル72、第3パネル7
3との間に配列されている。
【0007】歯車g6と駆動側連結用歯車g7とが一体
成型された2段歯車部材は、第2パネル72に植設、固
定された支持軸aに回転可能に支持されている。
【0008】定着装置を画像形成装置本体に装着すると
き、定着側連結用歯車G10が前進して、駆動側連結用
歯車g7の端面に当接して、2段歯車部材をコイルバネ
bの付付勢力に抗して支持軸aに沿って移動させる。
【0009】駆動モータMの駆動回転開始により、歯車
g1〜g6及び駆動側連結用歯車g7が回転し、駆動側
連結用歯車g7の歯形と定着側連結用歯車G10の歯形
とが合致したとき、2段歯車部材はコイルバネbにより
付勢されて初期位置に復帰して、歯車g7、歯車G10
の噛合状態となり、駆動側連結用歯車g7から定着側連
結用歯車G10に駆動が伝達される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】(1)第1の課題 このような従来の駆動装置では、歯車g6と駆動側連結
用歯車g7とから成る2段歯車部材は、第2パネル72
に固定された支持軸aに嵌合して回転するアイドラー歯
車である。
【0011】この場合、2段歯車部材の回転により、支
持軸aに摺動する2段歯車部材の内径部が摩耗しやす
く、回転ムラ発生の原因となる。また、2段歯車部材の
内径部に含油軸受部材等を設けても、定着駆動装置のよ
うな高温回転摺動部では、含油軸受部材が摩耗するとい
う問題点がある。
【0012】(2)第2の課題 画像形成手段により形成されたトナー画像を担持した用
紙は、定着装置7の定着ローラ7Aと圧着ローラ7Bと
により圧接、加熱されて定着処理された後、排出され
る。
【0013】定着装置7における静電気の発生は、用
紙面から定着ローラ7Aの表面に転写される静電気、
定着ローラと圧着ローラとの摩擦帯電等がある。定着ロ
ーラの芯金は導電性であるから、芯金にたまった静電気
のみが接地される。しかし、定着ローラの表面は絶縁性
であり接地されていないから、定着ローラの表面に静電
気が滞留する。
【0014】定着ローラ7Aの表面に滞留する静電気
は、定着ローラ7Aの近傍に配置された制御基板にノイ
ズを発生させる。複数の制御基板同士間の通信にノイズ
が発生すると、画像形成装置に誤動作が発生する。
【0015】定着ローラ7A上の静電気を除去するた
め、接地が必要である。
【0016】従来の定着装置7において、定着ローラ7
Aのアースを定着側連結用歯車G10から接地しようと
する場合、定着ローラ7Aに固定された定着側連結用歯
車G10を導電性の金属材料で形成する。
【0017】金属材料で形成された定着側連結用歯車G
10に噛合する駆動側連結用歯車g7を樹脂材料で形成
すると、駆動側連結用歯車g7の耐久性が低下する。
【0018】一般に、駆動側連結用歯車g7を含む定着
駆動装置は、耐用年数が長期である。これに対して、定
着装置7は、画像処理の所定枚数経過後、メンテナンス
時に交換されるもので、耐用期間が比較的短期である。
従って、駆動側連結用歯車g7を樹脂材料で形成するこ
とは不適当である。
【0019】金属材料で形成された定着側連結用歯車G
10に噛合する駆動側連結用歯車g7を金属材料で形成
すると、摩耗防止、騒音低下のため、両歯車にグリース
等の潤滑剤を適時塗布する場合が多いが、この場合、メ
ンテナンスに時間を要す。また、グリースが定着ローラ
7Aの高温により固化し、回転ムラ発生の要因となる。
【0020】本発明は上記の各課題を解消して、精度の
よい駆動伝達、騒音発生の防止、耐久性の向上を達成
し、高画質、高速処理を可能にする画像形成装置を提供
することを目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】(1)上記第1の課題を
解決する本発明の画像形成装置は、画像形成装置本体に
装着される定着装置に回転可能に支持された定着ローラ
を駆動回転させる定着駆動装置を有する画像形成装置に
おいて、前記定着ローラの一方の軸端に固定された定着
側連結用歯車に係脱可能に噛合し、前記画像形成装置本
体側の定着駆動装置の回転軸に支持された駆動側連結用
歯車は、前記回転軸と一体に回転するように固定される
とともに、弾性部材により前記回転軸の軸方向に付勢さ
れていることを特徴とするものである(請求項1)。
【0022】(2)上記第2の課題を解決する本発明の
画像形成装置は、画像形成装置本体に装着される定着装
置に回転可能に支持された定着ローラを駆動回転させる
定着駆動装置を有する画像形成装置において、前記定着
ローラの一方の軸端に固定された定着側連結用歯車は、
前記画像形成装置本体側の駆動装置の駆動側連結用歯車
に係脱可能に噛合する耐熱性樹脂材から成る第1歯車
と、該第1歯車と共通の回転中心を有して一体に回転
し、前記画像形成装置本体の他の駆動系に駆動力を伝達
する導電性材料から成る第2歯車とから構成したことを
特徴とするものである(請求項5)。
【0023】さらに、本発明の画像形成装置は、上記
(1)に記載の駆動側連結用歯車、及び上記(2)に記
載の定着側連結用歯車を有することを特徴とするもので
ある(請求項8)。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の定着駆動装置を備
えた画像形成装置を図面に基づいて説明する。
【0025】図1は自動原稿送り装置ADFを備えた画
像形成装置の全体構成図である。
【0026】図示の画像形成装置本体Aは、画像読み取
り手段1、画像処理手段2、画像書き込み手段3、画像
形成手段4、給紙手段5、搬送手段6、定着装置7、排
紙手段8、再搬送手段(自動両面コピー搬送部ADU)
9等を備えている。
【0027】画像形成手段4は、像担持体(感光体ドラ
ム)40、帯電手段41、現像手段42、トナー補給手
段43、転写手段44、分離手段45、クリーニング手
段46等から成る。
【0028】像担持体40、現像手段42、クリーニン
グ手段46から成るプロセスユニットは、駆動源から離
脱させ、操作者側に引き出し可能である。
【0029】給紙手段5は、引き出し可能な給紙カセッ
ト51、給紙部52、手差し給紙部53、レジストロー
ラ54から成る。排紙手段8は、搬送路切り替え板8
1、排紙ローラ82等を備えている。
【0030】画像形成装置本体Aの上部には、自動原稿
送り装置ADFが搭載されている。自動原稿送り装置A
DFの原稿台上に載置された原稿dは矢印方向に搬送さ
れ画像読み取り手段1の光学系により原稿の片面又は両
面の画像が読みとられ、CCDイメージセンサに読み込
まれる。
【0031】CCDイメージセンサにより光電変換され
たアナログ信号は、画像処理手段2において、アナログ
処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理
等を行った後、画像書き込み手段3に信号を送る。
【0032】画像書き込み手段3においては、半導体レ
ーザからの出力光が画像形成手段4の像担持体40に照
射され、潜像を形成する。画像形成手段4においては、
帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理
が行われる。給紙手段5から送り出された用紙Pは、転
写手段44において画像が転写される。
【0033】画像を担持した用紙Pは、分離手段45に
より像担持体40から分離され、搬送手段6により搬送
される。定着装置7に搬送された用紙Pは、駆動回転す
る定着ローラ7Aと、従動回転する圧着ローラ7Bとに
圧接、挟持されて搬送され、両ローラの加熱、押圧によ
り定着される。画像を定着した用紙Pは、排紙ローラ8
2から機外に排出、又は図示しない後処理装置に送り込
まれる。或いは搬送路切り替え板81により再搬送手段
9に送り込まれた片面画像処理済みの用紙Pは再び画像
形成手段4において、両面画像処理後、排紙ローラ82
から機外に排出される。
【0034】以下、本発明を定着装置7の定着駆動装置
70により説明する。
【0035】図2は、定着装置7の定着駆動装置70を
示す平面図、図3は定着駆動装置70のA−B−C−D
−E断面図である。
【0036】駆動モータMの駆動軸に嵌着された歯車G
1は、歯車G2〜G8を経て駆動側連結用歯車G9を回
転させる。歯車G1〜G8は、減速歯車列を構成する駆
動部材である。
【0037】駆動側連結用歯車G9は定着装置7の定着
ローラ7Aの端部に固定された定着側連結用歯車G10
を回転させる。
【0038】歯車G1〜G8は、平行する2枚のパネ
ル、即ち、第1パネル71と第2パネル72との間に配
列されている。第1パネル71と第2パネル72は、3
本の支持軸74,75,76により、平行に保持され
る。
【0039】支持軸75の一方の軸端部は、第1パネル
71に穿設された孔に嵌合し、カシメ加工等により固定
されている。支持軸74は第1パネル71に垂直に植設
される。
【0040】歯車G2、歯車G3は、同一の回転中心を
有する2段歯車部材に樹脂成形されている。この2段歯
車部材の両端部には、焼結合金から成る2個の軸受部材
74Aが圧入され一体化されている。支持軸74に軸受
部材74Aの内径部を嵌合させ、歯車G2、歯車G3を
回転可能に支持させる。
【0041】支持軸74の他方の軸端部は、第2パネル
72の所定位置に穿設された孔に嵌合し、ネジ74Bに
より固定される。
【0042】同様にして、支持軸75の一方の軸端部
は、第1パネル71に穿設された孔に嵌合し、カシメ加
工等により固定されている。支持軸75は第1パネル7
1に垂直に植設される。
【0043】歯車G4、歯車G5は、同一の回転中心を
有する2段歯車部材に樹脂成形され、両端部には焼結合
金から成る2個の軸受部材75Aが圧入され一体化され
ている。支持軸75に軸受部材75Aの内径部を嵌合さ
せ、歯車G4、歯車G5を回転可能に支持する。
【0044】支持軸75の他方の軸端部は、第2パネル
72の所定位置に穿設された基準孔に嵌合し、ネジ75
Bにより固定される。
【0045】また、支持軸76の一方の軸端部は、第1
パネル71に穿設された孔に嵌合し、カシメ加工等によ
り固定されている。支持軸76は第1パネル71に垂直
に植設される。
【0046】歯車G6、歯車G7は、同一の回転中心を
有する2段歯車部材に樹脂成形され、両端部には焼結合
金から成る2個の軸受部材76Aが圧入され一体化され
ている。支持軸76に軸受部材76Aの内径部を嵌合さ
せ、歯車G6、歯車G7を回転可能に支持する。
【0047】支持軸76の他方の軸端部は、第2パネル
72の所定位置に穿設された長孔に嵌合し、ネジ76B
により固定される。
【0048】第2パネル72に嵌入された軸受部材72
Aと、第3パネル73に嵌入された軸受部材73Aとに
回転可能に支持された回転軸77の一方の軸端には、歯
車G8が固定されている。
【0049】回転軸77の他方の軸端には、回転軸77
に植設されたピン77Aにより回転される駆動側連結用
歯車G9が嵌合されている。回転軸77の外周に巻回さ
れたコイルバネより成る弾性部材78は、駆動側連結用
歯車G9を回転軸77方向に押圧するように付勢する。
【0050】画像形成装置本体Aに固設された定着駆動
装置70に対して、定着装置7を装着すると、定着ロー
ラ7Aの端部に固定された定着側連結用歯車G10は、
駆動モータMにより駆動回転する駆動側連結用歯車G9
に係合して、回転が伝達される。
【0051】駆動側連結用歯車G9は、歯車部を有する
歯車部材G9Aと、回転軸77に嵌合する内筒部材G9
Bとから成る二重構造をなす。歯車部材G9Aは強度の
大きい鉄系焼結合金により形成される。内筒部材G9B
は潤滑性の銅系焼結合金により形成され、歯車部材G9
A内に圧入されて一体となる。
【0052】回転軸77に打ち込まれたピン77Aの突
出した先端部は、内筒部材G9Bに穿設された溝部に係
合し、駆動側連結用歯車G9は回転軸77と一体で回転
するように固定される。
【0053】定着側連結用歯車G10は、耐熱性樹脂材
から成る第1歯車G10Aと、導電性材から成る第2歯
車G10Bとから構成される。
【0054】第1歯車G10Aは、画像形成装置本体A
側の定着駆動装置70の駆動側連結用歯車G9の歯車部
材G9Aに係脱可能に噛合する。第1歯車G10Aは、
耐熱性樹脂材により成形される。
【0055】耐熱性樹脂材により成形される第1歯車G
10Aと、耐久性の高い鉄系焼結合金により形成される
歯車部材G9Aとは、給油の必要なくして、円滑に噛合
して回転し、騒音の発生もない。
【0056】第2歯車G10Bは、第1歯車G10Aと
共通の回転中心を有して一体に回転し、画像形成装置本
体Aの他の駆動系に駆動力を伝達する。第2歯車G10
Bは、鉄系焼結合金により形成され、導電性を有する。
【0057】第1歯車G10Aと第2歯車G10Bと
は、定着ローラ7Aの一方の端部に嵌入され、キー7C
により固定されて一体化される。
【0058】定着ローラ7Aの端部は、断熱部材7D、
ボールベアリング7Eを介して導電性架台7Fに回転可
能に支持されている。導電性架台7Fはアース線7Gを
介して接地されている。
【0059】導電性架台7Fには、歯車G11を回転可
能に支持する支持軸7H、歯車G12を回転可能に支持
する支持軸7Jが植設されている。歯車G11,G12
は、第2歯車G10Bに噛合する。
【0060】歯車G11は再搬送手段9の駆動系に接続
する。歯車G12は搬送手段6の駆動系に接続する。歯
車G11,G12の少なくとも一方の歯車は、導電性の
鉄系焼結合金により形成される。支持軸7H、支持軸7
Jは導電性材料により形成される。
【0061】定着ローラ7Aに発生した静電気は、定着
ローラ7Aの一方の端部に固定された導電性の第2歯車
G10Bから、歯車G11、支持軸7H、導電性架台7
F、アース線7Gを経て接地されて除去される。
【0062】又は、第2歯車G10Bから、歯車G1
2、支持軸7J、導電性架台7F、アース線7Gを経て
接地されて除去される。
【0063】定着ローラ7Aの芯金に発生する静電気を
接地、除去することにより、定着ローラ7Aの近傍に配
置された制御基板へのノイズ発生が解消される。また、
複数の制御基板同士間の通信時のノイズ発生も防止さ
れ、画像形成装置の誤動作発生が解消される。
【0064】本発明の定着駆動装置は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、これらの複合機等の画像形成装置に
接続される。
【0065】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の定着駆動装
置を備えた画像形成装置は、以下の効果を奏する。
【0066】(1)画像形成装置本体の駆動側連結用歯
車は回転軸と一体になって回転するから、駆動側連結用
歯車内周部と回転軸との摩擦がなく、精度のよい駆動伝
達と、駆動側連結用歯車の耐久性の向上による高寿命化
が達成される。
【0067】また、駆動側連結用歯車を回転軸方向に移
動可能にする場合においても、駆動側連結用歯車の回転
軸方向の移動による摺動は、駆動側連結用歯車を定着側
連結用歯車に連結する時のスラスト滑りに限定されるた
め、摩耗が大幅に減少し、駆動側連結用歯車の高寿命化
を達成する定着駆動装置を提供することが出来る(請求
項1〜4)。
【0068】(2)定着側連結用歯車を、耐熱性樹脂材
から成る第1歯車と、導電性材料から成る第2歯車の2
段歯車構成になし、回転する定着ローラのアースを導電
性の第2歯車から接地可能にすることにより、接地構造
が簡単になり、かつ接地が確実になる。また、第1歯車
に連結する駆動側連結用歯車の寿命を大幅に増大させ、
かつ歯車間の騒音発生の防止と、グリース潤滑等の給油
を不要にすることにより、定着駆動装置のメンテナンス
フリーが実現可能になる(請求項5〜7)。
【0069】(3)本発明の定着駆動装置を備えた画像
形成装置により、高画質、高速処理を可能にする画像形
成装置が提供される(請求項8)。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動原稿送り装置を備えた画像形成装置の全体
構成図。
【図2】定着装置の駆動手段を示す平面図。
【図3】駆動手段のA−B−C−D−E断面図。
【図4】従来の定着駆動装置の一例を示す断面図。
【符号の説明】
4 画像形成手段 40 像担持体(感光体ドラム) 7 定着装置 7A 定着ローラ 7C キー 7D 断熱部材 7E ボールベアリング 7F 導電性架台 7G アース線 70 定着駆動装置 71 第1パネル 72 第2パネル 73 第3パネル 74,75,76 支持軸 72A,73A,74A,75A,76A 軸受部材 74B,75B,76B ネジ 77 回転軸 77A ピン 78 弾性部材 A 画像形成装置本体 G9 駆動側連結用歯車 G9A 歯車部材 G9B 内筒部材 G10 定着側連結用歯車 G10A 第1歯車 G10B 第2歯車 M 駆動モータ(駆動源) P 用紙 a 支持軸 b コイルバネ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に装着される定着装置
    に回転可能に支持された定着ローラを駆動回転させる定
    着駆動装置を有する画像形成装置において、前記定着ロ
    ーラの一方の軸端に固定された定着側連結用歯車に係脱
    可能に噛合し、前記画像形成装置本体側の定着駆動装置
    の回転軸に支持された駆動側連結用歯車は、前記回転軸
    と一体に回転するように固定されるとともに、弾性部材
    により前記回転軸の軸方向に付勢されていることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動側連結用歯車は、歯形を有する
    歯車部材と、該歯車部材の内方に固定される内筒部材と
    から成ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記歯車部材は鉄系焼結合金により形成
    され、前記内筒部材は銅系焼結合金により形成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記駆動側連結用歯車を支持する前記回
    転軸の両軸端は、前記駆動装置のパネルに固定された軸
    受部材により回転可能に支持されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置本体に装着される定着装置
    に回転可能に支持された定着ローラを駆動回転させる定
    着駆動装置を有する画像形成装置において、前記定着ロ
    ーラの一方の軸端に固定された定着側連結用歯車は、前
    記画像形成装置本体側の駆動装置の駆動側連結用歯車に
    係脱可能に噛合する耐熱性樹脂材から成る第1歯車と、
    該第1歯車と共通の回転中心を有して一体に回転し、前
    記画像形成装置本体の他の駆動系に駆動力を伝達する導
    電性材料から成る第2歯車とから構成したことを特徴と
    する画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記定着ローラは、前記第2歯車を介し
    て接地されていることを特徴とする請求項5に記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第2歯車は焼結合金材から成ること
    を特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜4に記載の駆動側連結用歯
    車、及び請求項5〜7に記載の定着側連結用歯車を有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
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JP (1) JP2001092294A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127675A (ja) * 2005-10-31 2007-05-24 Ricoh Co Ltd 駆動装置および画像形成装置
JP2007212489A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Canon Inc 定着ユニット駆動装置
JP2009134130A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Brother Ind Ltd 定着装置および画像形成装置
US7962065B2 (en) 2006-08-21 2011-06-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9778614B2 (en) 2015-07-29 2017-10-03 Kyocera Document Solutions Inc. Drive transmitting unit and image forming apparatus including this

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