JP2687985B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2687985B2
JP2687985B2 JP3154855A JP15485591A JP2687985B2 JP 2687985 B2 JP2687985 B2 JP 2687985B2 JP 3154855 A JP3154855 A JP 3154855A JP 15485591 A JP15485591 A JP 15485591A JP 2687985 B2 JP2687985 B2 JP 2687985B2
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JP
Japan
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photosensitive
rotating body
shaft
output
motor
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康喜 山口
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機およびレー
ザプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図に従来の画像形成装置の概略構成を
示す。
【0003】図において、3Aは像担持体を形成する感
光回転体である。感光回転体3Aは、周面に画像形成可
能な感光層が形成されている。また、感光回転体3A
は、円筒形状かつ金属製とされており矢印A方向に回転
するように形成されている。
【0004】なお、4は帯電装置,5aは図示しない光
学装置からの印字データ相当のレーザビーム,6は現像
装置および7は転写装置である。
【0005】しかして、感光回転体3Aは、帯電装置4
で周面が均一に帯電された後,レーザビーム5aによっ
て静電潜像が形成される。感光回転体3A周面に形成さ
れた静電潜像は、現像装置6によって現像されてトナー
像とされた後、転写装置7において図示しない給紙部か
ら送られてきた転写紙に転写される。
【0006】ここで、従来の像担持体は、図に示す如
く,前述した感光回転体3Aの他に,感光回転体3Aの
両端部に嵌装されたフランジ3f,3fと,これらフラ
ンジ3f,3fを介して感光回転体3Aに装着され当該
感光回転体3Aを回転支持する金属製のシャフト3s等
を含み構成されているのが一般的である。
【0007】ところで、感光回転体3Aは、画像形成を
円滑に行うために接地する必要がある。
【0008】そこで、図に示す如く,感光回転体3A
とシャフト3sとを電気的に導通する接続部材9と,ア
ース用部材10とを用いて当該感光回転体3Aを接地す
ることがある。
【0009】ここで、接続部材10は、感光回転体3A
の円滑回転を確保しつつ確実に当該回転体3Aとシャフ
ト3sとを導通できるように,感光回転体3Aの内面に
圧接される圧接部9aとシャフト3sに摺接する摺接部
9bとを有しフランジ3fに係止される構成とされてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の画像形成装置においては、感光回転体3Aとシャフ
ト3sとの間で確実に電気的導通等を図るために接続部
材9の形状は複雑になりがちで加工や組付作業が困難と
なる不都合を有している。
【0011】一方、感光回転体3Aが、印字中に軸心方
向に移動(振動)して静電潜像形成やトナー像形成に支
障をきたし印字品質が低下することがある。また、転写
紙の円滑搬送を妨げることがある。かかる不都合の発生
を未然防止することは、より一層の高品質印字が求めら
れる現今においては最重要課題であるといえる。
【0012】本発明の目的は、上記事情に鑑み、感光回
転体を組付作業の容易化を図りつつ安定して接地するこ
とができ,かつ感光回転体の振動を防止して高品質印字
を達成できる画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、周面に感光層
が形成された感光回転体をモータの出力回転軸の一部を
利用して形成し、この出力回転軸の自由端と接触し当該
出力回転軸を軸心に沿ってモータ本体側へ向けて押圧す
るアース部材を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明では、感光回転体は、モータの出力回転
軸の一部を利用して形成されているので当該出力回転軸
の自由端と接触するアース部材によって接地される。し
たがって、従来の如き感光回転体とシャフトとを電気的
に導通するための接続部材が不要となり組付作業が容易
となる。
【0015】また、モータの出力回転軸(感光回転体
は、アース部材によって軸心に沿って一方向に押圧され
る。これにより、感光回転体の横振れや振動等が防止さ
れる。また、感光回転体とモータの出力回転軸とは一体
であるので、感光回転体の回転精度を向上させることが
できる。
【0016】したがって、感光回転体を組付作業の容易
化を図りつつ安定して接地することができ,かつ感光回
転体の振動を防止するとともに回転精度を向上して高品
質印字を達成することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0018】本実施例に係る画像形成装置は、図1およ
び図2に示す如く、装置本体1,画像プロセス手段2,
定着装置11,転写材収容部21,給紙ローラ22,感
光回転体3等を回転駆動するためのモータ31および本
装置の特徴部であるアース部材51を含み構成されてい
る。
【0019】ここで、画像プロセス手段2は、感光回転
体3,帯電装置4,光学装置5,現像装置6,転写装置
7,除電ランプ8等から構成されている。この感光回転
体3は,その周面に画像形成可能な感光層が形成されて
いる。
【0020】しかして、画像形成時には、感光回転体3
の感光層は帯電装置4によって均一に帯電される。そし
て、感光回転体3の感光層には、光学装置5によって印
字データに基づき静電潜像が形成される。この静電潜像
は、現像装置6によって現像されてトナー像とされた
後,転写装置7において転写材収容部21から給紙ロー
ラ22を介して送られてきた転写紙P上に転写される。
この転写紙Pは、転写後さらに定着装置11に搬送され
当該装置11によって転写画像が定着される。なお、転
写工程後、感光回転体3は次の画像形成に備えて除電ラ
ンプ8によって除電される。
【0021】なお、本画像形成装置は、感光回転体3の
回転精度を向上させるために,感光回転体3をモータ3
1の出力回転軸34に一体に設けた構成とされている。
【0022】以下、モータ31と感光回転体3との関係
を詳述する。
【0023】まず、モータ31は、簡易な構成で回転精
度を高めることが可能なステッピングモータとされてお
り,図1に示す如き構造とされている。図において、3
2はケーシングで,ネジ等を用いて装置本体1の所定部
分に固定されている。ケーシング32には軸受部材33
が固定されており,軸受部材33には出力回転軸34が
軸受35,35を介して回転可能かつ軸方向に所定範囲
内でスライド可能に支持されている。出力回転軸34
は、全体が同一径とされ,クリップ49,49等を介し
てバネ39によって図1中矢印E方向に付勢されてい
る。また、出力回転軸34にはロータ36が固定されて
おり,ロータ36にはロールマグネット37が装着され
ている。また、ケーシング32には、配線基板38a等
を介してステータコイル38が同心円上に所定ピッチ間
隔で複数個設けられている。
【0024】しかして、各ステータコイル38を所定の
順番で励磁すると,出力回転軸34はロータ36等を介
してステップ回転する。なお、出力回転軸34の回転量
は、回転検出用センサ45と回転検出用円板46との協
働により検出される。
【0025】また、出力回転軸34の両端部は、図1に
示す如く、それぞれケーシング32より外部に所定長さ
だけ突出しており,図中右方の突出部分には感光回転体
3が一体に設けられている。すなわち、当該突出部分の
周面には、軸心方向に長さLの感光層3a部分が形成さ
れており,当該感光層3a形成部分により中実な感光回
転体3が構成されている。
【0026】一方、図1中左方の出力回転軸34の突出
部分には、給紙ローラ22等を回転駆動させるための駆
動歯車41が装着されている。この駆動歯車41は、回
転中にバネ39と同じ方向(矢印E方向)に出力回転軸
34を付勢できるように右ネジレのヘリカルギヤとされ
ており,当該駆動歯車41には従動軸43に装着された
歯車42が噛合されている。
【0027】なお、前述したように感光回転体3はモー
タ31の出力回転軸34を利用して形成されているため
に小径(本実施例においては直径10mm)とされてい
る。さらに、本画像形成装置の特徴部であるアース部材
51は、図1に示す如く,感光回転体3の端部3aと接
触し当該感光回転体3を軸心に沿って一方向に押圧する
構成とされている。
【0028】本実施例においては、アース部材51は、
感光回転体3の端部3aの中心部と接触されている。こ
れは、感光回転体3の端部3aの中心部は他の部分に比
べて回転速度が遅いので,より確実に接地しかつアース
部材51の磨耗を最小にすることができるからである。
また、アース部材51は、導電性を有する弾性材より形
成されており,駆動歯車41,42およびバネ39とと
もに感光回転体3を軸心に沿って矢印E方向に押圧する
構成とされている。
【0029】次に作用について説明する。
【0030】感光回転体3は、当該回転体3の端部3a
と接触するアース部材51によって接地される。したが
って、従来の如き感光回転体3とシャフト(3s)とを
電気的に導通するための接続部材(9)が不要となり組
付作業等が容易となる。
【0031】なお、本画像形成装置を用いて印字作業を
行うには、モータ31を駆動して出力回転軸34を回転
させる。すると、出力回転軸34と一体に設けられた感
光回転体3も同期的に回転する。
【0032】この際、モータ31の軸受35と感光回転
体3との間にはロータ36等が介在しているので,軸受
35より潤滑油が飛散しても当該潤滑油はロータ36等
によって遮られて感光回転体3には到達しない。これに
より、感光回転体3が潤滑油によって汚染されることは
なく,その感光層3a部分に画像品質よくトナー画像が
形成される。したがって、従来の画像形成装置のように
モータと感光回転体との間に動力伝達機構が介在するこ
とに起因する回転ムラが生じることはなく,感光回転体
3の回転精度を向上させることができる。
【0033】また、感光回転体3は、バネ39,駆動歯
車41,42およびアース部材51によって一方向(矢
印E方向)に押圧される。これにより、感光回転体3の
横揺れや振動等が防止される。
【0034】その結果、副走査方向(転写材Pの搬送方
向)の面積階調を良好とすることができる。
【0035】しかして、この実施例によれば、感光回転
体3をモータ31の出力回転軸34の一部を利用して形
成し、この出力回転軸34の自由端(感光回転体3の一
端部3aと接触し当該出力回転軸34(感光回転体
3)を軸心に沿って一方向(矢印E方向)に押圧するア
ース部材51を設けた構成としたので、感光回転体3の
組付作業の容易化を図りつつ安定して接地することがで
き、かつ感光回転体3の振動を防止できる。また、感光
回転体3とモータ31の出力軸34とは一体であるの
で、感光回転体3の回転精度を向上させることができ
る。 したがって、感光回転体3を組付作業の容易化を図
りつつ安定して接地することができ,かつ感光回転体3
の振動を防止するとともに回転精度を向上して高品質印
字を達成することができる。
【0036】
【0037】
【0038】また、上記実施例においては、感光回転体
3をモータ31の出力回転軸34に一体に設けたが、図
3に示す如く、感光回転体3とモータ31の出力回転軸
34とを別個に形成し当該感光回転体3を出力回転軸3
4に連結して一体化させてもよい。この際、感光回転体
3を出力回転軸34とは異種材料で形成してもよい。ま
た、感光回転体3を中空形状としてもよい。
【0039】ここで、感光回転体3を中空形状とした場
合には、アース部材51を一部感光回転体3内に入れた
状態で当該感光回転体3の端部3aに接触させる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、感光回転体をモータの
出力回転軸の一部を利用して形成し、この出力回転軸の
自由端と接触し当該出力回転軸を軸心に沿ってモータ本
体側へ向けて押圧するアース部材を設けた構成としたの
で、感光回転体を組付作業の容易化を図りつつ安定して
接地することができ,かつ感光回転体の振動等を防止
るとともに回転精度を向上して高品質印字を達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す図である。
【図2】一実施例の全体構成を示す断面図である。
【図3】一実施例の感光回転体を中空状とした場合の当
該回転体とアース部材との係合関係を示す図である。
【図4】従来の画像形成装置の概略構成を示す図であ
る。
【図5】従来の画像形成装置の像担持体を示す斜視図で
ある。
【図6】従来の感光回転体を接地する様子を示す図であ
る。
【符号の説明】
3 感光回転体 3a 感光回転体の一端部31 モータ 34 出力回転軸 51 アース部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に感光層が形成された感光回転体を
    モータの出力回転軸の一部を利用して形成し、この出力
    回転軸の自由端と接触し当該出力回転軸を軸心に沿って
    モータ本体側へ向けて押圧するアース部材を設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
JP3154855A 1991-06-26 1991-06-26 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2687985B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3154855A JP2687985B2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 画像形成装置

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JP3154855A JP2687985B2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 画像形成装置

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JPH056130A JPH056130A (ja) 1993-01-14
JP2687985B2 true JP2687985B2 (ja) 1997-12-08

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ID=15593384

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4633007B2 (ja) * 2006-06-19 2011-02-16 三洋電機株式会社 アース部材を具えた電気機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60122965U (ja) * 1984-01-27 1985-08-19 キヤノン株式会社 ドラム支持装置
JPH02119282U (ja) * 1989-03-02 1990-09-26

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JPH056130A (ja) 1993-01-14

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