JP3832815B2 - 駆動伝達装置、およびそれを備える画像形成装置 - Google Patents

駆動伝達装置、およびそれを備える画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コピーやファクシミリやプリンタ、またはそれらの複合機などの画像形成装置に関する。および、例えばそのような画像形成装置において、駆動モータの駆動力を、像担持体、現像装置、トナー補給装置、給紙ローラ、搬送ローラ、レジストローラ、定着装置などに伝達する駆動伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置の駆動伝達装置では、ギヤ列中にクラッチがある場合、例えば図7に示すように、クラッチ1の突部2と係合する金属製の回り止め部材3を別途取付ねじ4でフレーム5に取り付け、それで回転軸6上におけるクラッチ1の連れ回りを阻止していた。
【0003】
ところが、このような従来の駆動伝達装置では、金属製のフレーム5と別個に金属製の回り止め部材3を設けるから、部品点数が増えてコストアップとなり、また重量が重くなる問題があった。
【0004】
よって、従来の駆動伝達装置の中には、例えば図8に示すように、樹脂フレーム5に一体成形で筒部7を形成し、その筒部7に、外周の一部に切欠き7aを設けるとともに、内面に、内向きに突出して係合部7bを軸方向に直線的に形成し、その筒部7内に、内面側から樹脂フレーム5を貫通して回転軸6を挿入するようにしたものもある。
【0005】
回転軸6は、不図示のギヤ列を構成するクラッチギヤ8の中心孔に貫挿するとともに、クラッチ1の中心にも挿入し、筒部7内に挿入したクラッチギヤ8およびクラッチ1を支持する。そして、クラッチギヤ8は、切欠き7aを通して、ギヤ列を構成する他のギヤと噛み合い、またクラッチ1は、その突部2の係止溝2a内に係合部7bを挿入することにより回り止めされる。
【0006】
このクラッチ1は、それに通電することによりクラッチギヤ8の回転を回転軸6へと伝達する一方、それへの通電を停止することによりクラッチギヤ8から回転軸6への回転伝達を遮断する。
【0007】
このように樹脂フレーム5に、クラッチ1と係合してその回転を阻止する係合部7bを一体成形で形成するから、例えば画像形成装置で用いる駆動伝達装置において、独立のクラッチ回り止め部材を設けることなくクラッチ1を回り止めして部品点数を少なくするとともに、係合部7bを一体に有するフレーム5を樹脂材料でつくって重量を軽くすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図8に示すような従来の駆動伝達装置では、樹脂フレーム5を硬い材料でつくる必要があることから、ガラス繊維入りのポリフェニレンエーテル(PPE)などでつくっていた。そして、十分な強度を保持させるため、クラッチ1の回り止めを行う部分を円筒状として筒部7を形成していた。
【0009】
しかし、このようにすると、以下のような問題があった。
▲1▼ 筒部7内にクラッチ1を収納できるようにクラッチギヤ8の外径をクラッチ1の外径より小さくしなければならない制約を受ける。
【0010】
▲2▼ クラッチギヤ8に他のギヤを噛み合わすためには、筒部7に切欠き7aを設けなければならず、形状が複雑となって型代が増し、コストアップとなる。
【0011】
▲3▼ クラッチギヤ8が複数のギヤと噛み合うと、切欠き7aを大きくしたりその数を増やしたりしなければならず、筒部7の強度が低下する。
【0012】
▲4▼ クラッチギヤ8と噛み合うギヤがクラッチ1に当たらないようにしなければならず、クラッチギヤ8と噛み合うギヤのスラスト方向が規制される。
【0013】
そこで、この発明の第1の目的は、クラッチを用いる駆動伝達装置において、これらの問題点を解消して、設計を容易とするとともに、安価にして十分な強度を確保し、回転軸に対してその回転軸上のクラッチが連れ回りすることを確実に防止することにある。
【0014】
この発明の第2の目的は、同じくクラッチを用いる駆動伝達装置において、別途Eリングや止め輪などを設けることなく、クラッチが回転軸のスラスト方向に動くことを規制して、部品点数を少なくするとともに、重量を軽くすることにある。
【0015】
この発明の第3の目的は、樹脂フレームに対するクラッチの着脱を容易とすることにある。
【0016】
この発明の第4の目的は、同じくクラッチを用いる駆動伝達装置において、大型化することなくクラッチを回り止めすることにある。
【0017】
この発明の第5の目的は、樹脂フレームの強度が大幅に低下することを防止することにある。
【0018】
この発明の第6の目的は、上述した目的を達成した駆動伝達装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に係る発明は、上述した第1、第3および第4の目的を達成すべく、樹脂フレームを貫通する回転軸上にクラッチとその外径より大きな外径を有するクラッチギヤとを備える駆動伝達装置において、クラッチよりクラッチギヤを樹脂フレーム側に設ける一方、樹脂フレームに一体成形で立ち上げ片を形成し、その立ち上げ片に、前記クラッチと係合してその回転を阻止する係合部を設け、その係合部がクラッチと係合する係合位置をクラッチギヤの外径より内側に設けてなり、前記係合部が、前記立ち上げ片の弾性を利用して前記クラッチに係合可能またはその係合を解除可能にたわむ、ことを特徴とする。
【0020】
請求項2に係る発明は、上述した第1、第3および第4の目的とともに、第2の目的を達成すべく、請求項1に記載の駆動伝達装置において、係合部が、クラッチと係合してそのスラスト方向の動きも規制してなる、ことを特徴とする。
【0023】
請求項3に係る発明は、上述した第1〜4のいずれかの目的とともに第5の目的を達成すべく、請求項1または2に記載の駆動伝達装置において、樹脂フレームに補強リブを形成してなる、ことを特徴とする。
【0024】
請求項4に係る発明は、上述した第6の目的を達成すべく、画像形成装置において、請求項1、2または3に記載の駆動伝達装置を備えてなる、ことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1には、レーザ複写機の内部概略構成を示す。
【0026】
図中符号50は、複写機装置本体である。装置本体50上には、画像読取装置51上のコンタクトガラス52を被って自動原稿搬送装置53を開閉自在に取り付ける。
【0027】
そして、このレーザ複写機でコピーを取るときには、自動原稿搬送装置53に原稿をセットして、または自動原稿搬送装置53を開いてコンタクトガラス52上に直接原稿をセットして、不図示の操作部に設けるスタートスイッチを押す。
【0028】
すると、自動原稿搬送装置53に原稿をセットしたときは、その自動原稿搬送装置53でコンタクトガラス52上に搬送した原稿の内容を、またはコンタクトガラス52上に直接原稿をセットしたときは、そのコンタクトガラス52上の原稿の内容を、画像読取装置51で読み取る。
【0029】
また、ドラム状の像担持体55を時計まわりに回転し、その表面を帯電装置56で一様に帯電する。次いで、画像読取装置51での読取内容に応じて光書込み装置57でレーザ光を照射して書込みを行い、像担持体55表面に静電潜像を形成する。その後、現像装置58でトナーを付着してその静電潜像を可視像化し、像担持体55上に画像を形成する。
【0030】
他方、給紙ローラ60を回転して給紙カセット61からシートを繰り出し、搬送路62を通して搬送ローラ63で搬送し、先端をレジストローラ64に押し当てる。または、給紙ローラ65を回転して手差しトレイ66上から手差しシートを送り込み、同じく搬送路62を通して搬送して先端をレジストローラ64に押し当てる。
【0031】
そして、上述した像担持体55上の画像にタイミングを合わせてレジストローラ64を回転し、シートを像担持体55の下に送り込んで転写搬送装置67で像担持体55上の画像をシートに転写する。画像転写後のシートは、転写搬送装置67で搬送して定着装置68に入れ、その定着装置68で転写画像を定着して排出ローラ69で複写機装置本体50外に排出する。
【0032】
シートの裏面にも画像を形成するときには、画像定着後のシートを両面記録装置70に入れ、そこで反転して再度搬送路62に入れ、別途形成した像担持体55上の画像をシートの裏面にも転写してから転写画像を定着して後、両面記録済みのシートを排出ローラ69で複写機装置本体50外に排出する。
【0033】
画像転写後の像担持体55表面は、クリーニング装置71で清掃して残留トナーを除去して後、不図示の除電装置で除電して帯電からはじまる再度の画像形成に備える。
【0034】
ところで、図示レーザ複写機では、図2に示すように、複写機装置本体50内の前後に、不図示のベースフレーム上に取り付け固定して一対の樹脂フレーム10を対向して備える。そして、これらのフレーム10間で、上述した像担持体55、帯電装置56、光書込み装置57、現像装置58、給紙ローラ60・65、搬送ローラ63、レジストローラ64、転写搬送装置67、定着装置68、排出ローラ69、両面記録装置70、そしてクリーニング装置71などを支持する。
【0035】
図3には、この発明に係る駆動伝達装置を取り付ける、一対の樹脂フレーム10のうちの一方を示す。
【0036】
樹脂フレーム10は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)でつくり、外側には一体成形で適宜ギヤ軸11を形成してなる。各ギヤ軸11には、それぞれギヤ12を回転自在に取り付ける。
【0037】
また、樹脂フレーム10には、それを貫通する回転軸20を設ける。そして、上述のギヤ12とその回転軸20に取り付ける例えば後述のクラッチギヤ12aなどとともにギヤ列13を構成する。このギヤ列13は、図示省略するが、不図示の駆動モータの駆動力を、上述した像担持体55、現像装置58、現像装置58にトナーを補給するトナー補給装置、給紙ローラ60・65、搬送ローラ63、レジストローラ64、定着装置68などに伝達するものである。
【0038】
図示例では、ギヤ列13を保持する樹脂フレーム10に、そのギヤ列13を構成する複数のギヤ12のギヤ軸11を一体成形で形成するから、駆動伝達装置において、独立のギヤ軸を設けることなくギヤ12を回転自在に支持して部品点数を少なくするとともに、ギヤ軸11を一体に有するフレーム10を樹脂材料でつくって重量を軽くすることができる。
【0039】
また、図示例では、樹脂フレーム10の周囲に一体成形で補強リブ14を形成して全体を箱型につくるから、強度を高めて、樹脂材料を用いることによりフレームの強度が大幅に低下することを防止することができる。もちろん、補強リブ14は、樹脂フレーム10の周囲に限らず、樹脂フレーム10の他の部位に適宜設けてもよい。
【0040】
ところで、図3に示す例では、ギヤ列13に、クラッチ16を有する。クラッチ16は、クラッチギヤ12aとともに、樹脂フレーム10を貫通する回転軸20上に回転自在に設ける。クラッチギヤ12aの外径dは、クラッチ16の外径Dより大きくなっている。
【0041】
ここで、クラッチ16は、回転または回転停止の制御を必要とする、現像装置58にトナーを補給するトナー補給ローラ、給紙ローラ60・65、搬送ローラ63などの回転軸に設ける。
【0042】
図4(A)には、樹脂フレーム10にそのクラッチ16を取り付ける状態の他例を示す。(B)には、その樹脂フレーム10の一部を示す。(C)には、樹脂フレーム10に対してクラッチ16を着脱する場合を示す。
【0043】
この図4に示す例では、樹脂フレーム10に、外側板面に対し直角に立ち上げて回転軸20と平行となるように立ち上げ片24を一体成形で形成し、その先端に突出する係合部25を設けるとともに、その立ち上げ片24に隣接して貫通孔26をあける。そして、その貫通孔26に内側から挿入した回転軸20を、ギヤ列13を構成するクラッチギヤ12aの中心孔に貫挿するとともに、クラッチ16の中心にも挿入し、樹脂フレーム10の外側でクラッチギヤ12aおよびクラッチ16を支持する。
【0044】
そして、立ち上げ片24を長めにつくり、図4(C)に示すように自身の弾性を利用してたわませることにより、クラッチ16の突部21の係止溝22内に係合部25を係合してクラッチ16を回り止めする。樹脂フレーム10からクラッチ16を取り外すときには、(A)中鎖線で示すように立ち上げ片24をたわませ、クラッチ16の突部21に対する立ち上げ片24の係合部25の係合を解除する。
【0045】
図示例では、係合部25を、自身の弾性を利用してクラッチ16に係合したりその係合を解除したりするから、取付ねじを締結したりその締結を解除したりすることなく、取付ねじ等をなくして部品点数を削減するとともに、樹脂フレーム10に対するクラッチ16の着脱を容易とすることができる。
【0046】
また、図示例では、係合部25の高さhを高くすることにより、係合部25がクラッチ16と係合する係合位置を、クラッチギヤ12aの外径より内側に設ける。これにより、大型化することなく、クラッチ16の回り止めを行うことができる。
【0047】
ところで、図4に示す例では、係合部25でクラッチ16の回り止めをするが、クラッチ16が回転軸20のスラスト方向に動くことを規制することができない。そこで、スラスト方向の動きまでも規制したい場合には、図5に示すように立ち上げ片24の係合部25を口形状とし、その係合部25内にクラッチ16の突部21を挿入するようにする。
【0048】
図5に示す例では、このように、樹脂フレーム10に、クラッチ16と係合してそのスラスト方向(図中矢印a方向)の動きを規制する係合部25を一体成形で形成するから、その係合部25でクラッチ16の回転を阻止するとともに、スラスト方向の動きも規制することができ、別途Eリングや止め輪などを設けることなくスラスト方向aの動きを規制して、部品点数を少なくするとともに、係合部25を一体に有するフレーム10を樹脂材料でつくって重量を軽くすることができる。
【0049】
図6に示す例では、樹脂フレーム10の外側にかご型の係合部28を一体成形で形成し、対向する位置に貫通孔29・30をあけるとともに、外周に窓31を設ける。そして、それらの貫通孔29・30を貫通する回転軸20をクラッチギヤ12aに貫挿し、またクラッチ16に挿入して、クラッチギヤ12aおよびクラッチ16を係合部28内に収納して支持する。このとき、クラッチ16の突部21を窓31内に入れる。
【0050】
このような構成とすることによっても、係合部28の窓31でクラッチ16の回転を阻止するとともに、係合部28を形成した樹脂フレーム10でクラッチ16のスラスト方向(図中矢印a方向)の動きも規制することができ、別途Eリングや止め輪などを設けることなくスラスト方向aの動きを規制して部品点数を少なくするとともに、係合部28を一体に有するフレーム10を樹脂材料でつくって重量を軽くすることができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したとおり、請求項1に係る発明によれば、樹脂フレームに一体成形で立ち上げ片を形成し、その立ち上げ片に、クラッチと係合してその回転を阻止する係合部を設けるから、クラッチを用いる駆動伝達装置において、独立のクラッチ回り止め部材を設けることなく立ち上げ片でクラッチを回り止めし、部品点数を少なくするとともに、係合部を一体に有するフレームを樹脂材料でつくって重量を軽くすることができる。
【0052】
また、クラッチを回り止めする立ち上げ片がクラッチギヤのまわりを被うものではないから、クラッチギヤの外径に制約を受けず、クラッチギヤをクラッチより大きくすることができ、かつ樹脂フレームの型形状が複雑とならず、樹脂フレームが十分な強度を確保することができるとともに、クラッチよりクラッチギヤの外径を大きくするから、クラッチギヤと噛み合うギヤのスラスト方向の規制をなくすことができる。
【0053】
これにより、設計容易とするとともに、安価にして十分な強度を確保して、回転軸に対してその回転軸上のクラッチが連れ回りすることを確実に防止することができる。
【0054】
請求項2に係る発明によれば、樹脂フレームに一体成形で立ち上げ片を形成し、その立ち上げ片に、クラッチと係合してそのスラスト方向の動きを規制する係合部を設けるから、クラッチを用いる駆動伝達装置において、別途Eリングや止め輪などを設けることなくクラッチが回転軸のスラスト方向に動くことを規制して、部品点数を少なくするとともに、係合部を一体に有するフレームを樹脂材料でつくって重量を軽くすることができる。
【0055】
請求項1に係る発明によれば、係合部を、立ち上げ片の弾性を利用してクラッチに係合しまたはその係合を解除するから、上述した請求項1の発明の効果に加えて、取付ねじを締結したりその締結を解除したりすることなく、取付ねじ等をなくして部品点数を削減するとともに、フレームに対するクラッチの着脱を容易とすることができる。
【0056】
また、請求項1に係る発明によれば、係合部がクラッチと係合する係合位置をクラッチギヤの外径より内側に設けるから、上述した請求項1の発明の効果に加えて、大型化することなくクラッチを回り止めすることができる。
【0057】
請求項3に係る発明によれば、樹脂フレームに補強リブを形成するから、上述した請求項1または2のいずれかの発明の効果に加えて、強度を高めて、金属材料に代えて樹脂材料を用いることによりフレームの強度が大幅に低下することを防止することができる。
【0058】
請求項4に係る発明によれば、画像形成装置において、請求項1、2または3に記載の駆動伝達装置を備えるから、上述した効果を有する駆動伝達装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ複写機の内部概略構成図である。
【図2】その複写機装置本体内に備える一対の樹脂フレームの斜視図である。
【図3】その一方の樹脂フレームに取り付ける、この発明に係る駆動伝達装置の分解斜視図である。
【図4】(A)は、その樹脂フレームにクラッチを取り付ける状態を示す斜視図である。(B)は、その樹脂フレームの部分斜視図である。(C)は、樹脂フレームに対してクラッチを着脱する場合を説明する斜視図である。
【図5】樹脂フレームにクラッチを取り付ける状態の他例の斜視図である。
【図6】(A)は、樹脂フレームにクラッチを取り付ける状態のさらに他例の斜視図である。(B)は、その樹脂フレームの縦断面図である。
【図7】クラッチを備える従来の駆動伝達装置の部分斜視図である。
【図8】クラッチを備える従来の他の駆動伝達装置の部分斜視図である。
【符号の説明】
10 樹脂フレーム
12 ギヤ
14 補強リブ
16 クラッチ
20 回転軸
24 立ち上げ片
25 係合部
D クラッチの外径
d クラッチギヤの外径
a スラスト方向

Claims (4)

  1. 樹脂フレームを貫通する回転軸上にクラッチとその外径より大きな外径を有するクラッチギヤとを備える駆動伝達装置において、
    前記クラッチより前記クラッチギヤを前記樹脂フレーム側に設ける一方、前記樹脂フレームに一体成形で立ち上げ片を形成し、その立ち上げ片に、前記クラッチと係合してその回転を阻止する係合部を設け、その係合部が前記クラッチと係合する係合位置を前記クラッチギヤの外径より内側に設けてなり、前記係合部が、前記立ち上げ片の弾性を利用して前記クラッチに係合可能またはその係合を解除可能にたわむことを特徴とする、駆動伝達装置。
  2. 前記係合部が、前記クラッチと係合してそのスラスト方向の動きも規制してなる、請求項1に記載の駆動伝達装置。
  3. 前記樹脂フレームに補強リブを形成してなる、請求項1または2に記載の駆動伝達装置。
  4. 請求項1、2または3に記載の駆動伝達装置を備えてなる、画像形成装置。
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