JP2002162865A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2002162865A JP2002162865A JP2000362104A JP2000362104A JP2002162865A JP 2002162865 A JP2002162865 A JP 2002162865A JP 2000362104 A JP2000362104 A JP 2000362104A JP 2000362104 A JP2000362104 A JP 2000362104A JP 2002162865 A JP2002162865 A JP 2002162865A
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】感光体と支持軸との間のガタを防止でき、ジタ
ーの少ない高画質を得ることができる構成が簡単で低コ
ストな画像形成装置の提供を目的としている。 【解決手段】本発明は、画像情報に対応する静電潜像が
形成される像担持体2が支持軸36に回転可能に支持さ
れるとともに、像担持体2に一体的に設けられたギヤ3
9が駆動ギヤ34と噛み合うことにより回転駆動力が像
担持体2に伝えられる画像形成装置において、像担持体
2は、その嵌合穴に支持軸36の端部を嵌合させること
により、支持軸36に回転可能に支持され、前記嵌合穴
と支持軸36の端部は互いのテーパ面36a,39aを
接触させることによって嵌合し、像担持体2の回転駆動
時に前記嵌合穴と支持軸36の端部のテーパ面36a,
39a同士が接触する方向に像担持体2がスラスト力を
受けるように、像担持体2に一体的に設けらたギヤ39
と駆動ギヤ34との噛み合い方向が設定されていること
を特徴とする。
ーの少ない高画質を得ることができる構成が簡単で低コ
ストな画像形成装置の提供を目的としている。 【解決手段】本発明は、画像情報に対応する静電潜像が
形成される像担持体2が支持軸36に回転可能に支持さ
れるとともに、像担持体2に一体的に設けられたギヤ3
9が駆動ギヤ34と噛み合うことにより回転駆動力が像
担持体2に伝えられる画像形成装置において、像担持体
2は、その嵌合穴に支持軸36の端部を嵌合させること
により、支持軸36に回転可能に支持され、前記嵌合穴
と支持軸36の端部は互いのテーパ面36a,39aを
接触させることによって嵌合し、像担持体2の回転駆動
時に前記嵌合穴と支持軸36の端部のテーパ面36a,
39a同士が接触する方向に像担持体2がスラスト力を
受けるように、像担持体2に一体的に設けらたギヤ39
と駆動ギヤ34との噛み合い方向が設定されていること
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の電子写真方式を用いた画像形成装置
に係わり、特に、感光体の支持構造に特徴を有する画像
形成装置に関する。
ミリ、プリンタ等の電子写真方式を用いた画像形成装置
に係わり、特に、感光体の支持構造に特徴を有する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、静電写真プロセスが利用されて
いる画像形成装置では、帯電装置によって予め所定の極
性に帯電された感光体の表面に原稿画像に対応した静電
潜像が形成される。この静電潜像は、感光体の周囲の所
定位置に設けられた現像部で現像される。すなわち、現
像部から供給される帯電した微粉体であるトナーによっ
て静電潜像が現像されて可視化される。感光体上に形成
されたトナー像は、感光体の回転によって転写部へと達
し、転写部に搬送されてきた転写材(記録紙)に転写さ
れる。その後、転写材に転写されたトナー像は、定着部
で転写材に対して定着される。ところで、図7に示され
るように、従来の感光体100は、一般に、そのフラン
ジ部(ギヤとして構成されている)102の穴104を
所定の基準軸(支持軸)106に嵌合させることによっ
て、回転可能に支持されている。この場合、基準軸10
6と感光体フランジ部102の穴104との間でガタが
大きいと、感光体100の駆動時にギヤ同士の噛み合い
(装置本体側のギヤ110とフランジ部102のギヤと
の噛み合い、現像ローラ118側の駆動ギヤ120とフ
ランジ部102のギヤとの噛み合い)が安定しないた
め、回転ムラが生じたり、現像ローラ118と感光体1
00との間のギャップ(現像ギャップ)のバラツキが大
きくなるなどして、ジターや画像濃度ムラ等の異常画像
が発生してしまう。したがって、従来は、基準軸106
および感光体フランジ部102の穴104の精度を高め
ることで、これらの間のガタを極力小さくするようにし
ている。
いる画像形成装置では、帯電装置によって予め所定の極
性に帯電された感光体の表面に原稿画像に対応した静電
潜像が形成される。この静電潜像は、感光体の周囲の所
定位置に設けられた現像部で現像される。すなわち、現
像部から供給される帯電した微粉体であるトナーによっ
て静電潜像が現像されて可視化される。感光体上に形成
されたトナー像は、感光体の回転によって転写部へと達
し、転写部に搬送されてきた転写材(記録紙)に転写さ
れる。その後、転写材に転写されたトナー像は、定着部
で転写材に対して定着される。ところで、図7に示され
るように、従来の感光体100は、一般に、そのフラン
ジ部(ギヤとして構成されている)102の穴104を
所定の基準軸(支持軸)106に嵌合させることによっ
て、回転可能に支持されている。この場合、基準軸10
6と感光体フランジ部102の穴104との間でガタが
大きいと、感光体100の駆動時にギヤ同士の噛み合い
(装置本体側のギヤ110とフランジ部102のギヤと
の噛み合い、現像ローラ118側の駆動ギヤ120とフ
ランジ部102のギヤとの噛み合い)が安定しないた
め、回転ムラが生じたり、現像ローラ118と感光体1
00との間のギャップ(現像ギャップ)のバラツキが大
きくなるなどして、ジターや画像濃度ムラ等の異常画像
が発生してしまう。したがって、従来は、基準軸106
および感光体フランジ部102の穴104の精度を高め
ることで、これらの間のガタを極力小さくするようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基準軸と感光
体フランジ部の穴との間のガタをゼロにすることはでき
ないため、部品精度のバラツキ次第で、ガタ量が大きく
なり、画像品質に影響を与えてしまうことがある。特
に、駆動側ではガタの影響が直接画像に影響を及ぼすた
め、注意が必要である。本発明は前記事情に着目してな
されたものであり、その目的とするところは、感光体と
支持軸との間のガタを防止でき、ジターの少ない高画質
を得ることができる構成が簡単で低コストな画像形成装
置を提供することにある。
体フランジ部の穴との間のガタをゼロにすることはでき
ないため、部品精度のバラツキ次第で、ガタ量が大きく
なり、画像品質に影響を与えてしまうことがある。特
に、駆動側ではガタの影響が直接画像に影響を及ぼすた
め、注意が必要である。本発明は前記事情に着目してな
されたものであり、その目的とするところは、感光体と
支持軸との間のガタを防止でき、ジターの少ない高画質
を得ることができる構成が簡単で低コストな画像形成装
置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明は、画像情報に対応する
静電潜像が形成される像担持体が支持軸に回転可能に支
持されるとともに、像担持体に一体的に設けられたギヤ
が駆動ギヤと噛み合うことにより回転駆動力が像担持体
に伝えられる画像形成装置において、前記像担持体は、
その嵌合穴に前記支持軸の端部を嵌合させることによ
り、支持軸に回転可能に支持され、前記嵌合穴と前記支
持軸の端部は互いのテーパ面を接触させることによって
嵌合し、像担持体の回転駆動時に前記嵌合穴と前記支持
軸の端部のテーパ面同士が接触する方向に像担持体がス
ラスト力を受けるように、像担持体に一体的に設けらた
ギヤと駆動ギヤとの噛み合い方向が設定されていること
を特徴とする。この請求項1に記載された発明によれ
ば、像担持体の嵌合穴と支持軸とが互いのテーパ面同士
で接触することにより、像担持体はガタの無い状態で回
転することができるため、ジターや画像濃度ムラといっ
た異常画像を簡単な構成で防ぐことができる(ジターや
画像濃度ムラの少ない高画質の画像を得ることができ
る)。また、請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、像担持体の回転駆動時のスラ
スト方向への移動を規制する規制手段を備えていること
を特徴とする。この請求項2に記載された発明によれ
ば、請求項1に記載された作用効果を得ることができる
とともに、駆動時に働くスラスト力によりテーパ面同士
が接触した後、更に像担持体がスラスト方向に移動しよ
うとする動きが規制手段によって規制されるため、不要
な駆動トルクアップを防ぐことができる。また、請求項
3に記載された発明は、請求項1に記載された発明にお
いて、互いに嵌合する前記嵌合穴と前記支持軸の端部は
共に略半球面状を成していることを特徴とする。この請
求項3に記載された発明によれば、請求項1に記載され
た作用効果を得ることができるとともに、像担持体と支
持軸とが球面接続しているため、軸の嵌合機能とスラス
ト方向のストッパ機能とを一体形状で達成できる。
に、請求項1に記載された発明は、画像情報に対応する
静電潜像が形成される像担持体が支持軸に回転可能に支
持されるとともに、像担持体に一体的に設けられたギヤ
が駆動ギヤと噛み合うことにより回転駆動力が像担持体
に伝えられる画像形成装置において、前記像担持体は、
その嵌合穴に前記支持軸の端部を嵌合させることによ
り、支持軸に回転可能に支持され、前記嵌合穴と前記支
持軸の端部は互いのテーパ面を接触させることによって
嵌合し、像担持体の回転駆動時に前記嵌合穴と前記支持
軸の端部のテーパ面同士が接触する方向に像担持体がス
ラスト力を受けるように、像担持体に一体的に設けらた
ギヤと駆動ギヤとの噛み合い方向が設定されていること
を特徴とする。この請求項1に記載された発明によれ
ば、像担持体の嵌合穴と支持軸とが互いのテーパ面同士
で接触することにより、像担持体はガタの無い状態で回
転することができるため、ジターや画像濃度ムラといっ
た異常画像を簡単な構成で防ぐことができる(ジターや
画像濃度ムラの少ない高画質の画像を得ることができ
る)。また、請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、像担持体の回転駆動時のスラ
スト方向への移動を規制する規制手段を備えていること
を特徴とする。この請求項2に記載された発明によれ
ば、請求項1に記載された作用効果を得ることができる
とともに、駆動時に働くスラスト力によりテーパ面同士
が接触した後、更に像担持体がスラスト方向に移動しよ
うとする動きが規制手段によって規制されるため、不要
な駆動トルクアップを防ぐことができる。また、請求項
3に記載された発明は、請求項1に記載された発明にお
いて、互いに嵌合する前記嵌合穴と前記支持軸の端部は
共に略半球面状を成していることを特徴とする。この請
求項3に記載された発明によれば、請求項1に記載され
た作用効果を得ることができるとともに、像担持体と支
持軸とが球面接続しているため、軸の嵌合機能とスラス
ト方向のストッパ機能とを一体形状で達成できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
一実施形態について説明する。図1に示される本発明の
一実施形態に係る画像形成装置1は、一般的なデジタル
レーザープリンタであり、画像情報を読取る読取り部
と、読取り部で読み取られた画像情報に基づいてレーザ
ビームを出力する書き込みユニット3と、レーザビーム
が照射されてその表面に画像情報に対応する静電潜像が
形成される像担持体としての感光体2とを装置本体20
内に有している。
一実施形態について説明する。図1に示される本発明の
一実施形態に係る画像形成装置1は、一般的なデジタル
レーザープリンタであり、画像情報を読取る読取り部
と、読取り部で読み取られた画像情報に基づいてレーザ
ビームを出力する書き込みユニット3と、レーザビーム
が照射されてその表面に画像情報に対応する静電潜像が
形成される像担持体としての感光体2とを装置本体20
内に有している。
【0006】感光体2の周囲には、感光体2の表面を帯
電処理する帯電装置4と、感光体2の表面に形成された
静電潜像にトナーを供給して静電潜像を可視化すること
により感光体2上にトナー像を形成するローラからなる
現像装置6と、感光体2上のトナー像を転写材である用
紙に転写する転写装置8と、転写処理終了後に感光体2
を次の複写処理に備えてクリーニングするクリーニング
装置10とが設けられている。
電処理する帯電装置4と、感光体2の表面に形成された
静電潜像にトナーを供給して静電潜像を可視化すること
により感光体2上にトナー像を形成するローラからなる
現像装置6と、感光体2上のトナー像を転写材である用
紙に転写する転写装置8と、転写処理終了後に感光体2
を次の複写処理に備えてクリーニングするクリーニング
装置10とが設けられている。
【0007】装置本体20の下側には、装置本体20に
対して着脱自在に取り付けられる給紙トレイ12を有す
る給紙装置が設けられている。給紙装置は、給紙ローラ
14と、給紙トレイ12内の最上部の用紙を給紙ローラ
14に押し付ける底板と、給紙ローラ14の回転によっ
て繰り出される用紙を一枚ずつ分離する分離パッドとを
有している。
対して着脱自在に取り付けられる給紙トレイ12を有す
る給紙装置が設けられている。給紙装置は、給紙ローラ
14と、給紙トレイ12内の最上部の用紙を給紙ローラ
14に押し付ける底板と、給紙ローラ14の回転によっ
て繰り出される用紙を一枚ずつ分離する分離パッドとを
有している。
【0008】また、画像形成装置1には、給紙装置から
給紙された用紙を転写装置8に向けて所定のタイミング
で送り出すレジストローラ16と、転写装置8で用紙に
転写されたトナー像を定着させるための定着装置18と
が設けられている。
給紙された用紙を転写装置8に向けて所定のタイミング
で送り出すレジストローラ16と、転写装置8で用紙に
転写されたトナー像を定着させるための定着装置18と
が設けられている。
【0009】図2に示されるように、画像形成装置1の
装置本体20の例えば右側面には、前述した各構成要素
を外部に露出させるための前カバー22が開閉可能に取
り付けられている。また、感光体2は、その周囲の構成
要素と一体となったプロセスカートリッジ30として構
成されて、装置本体20に着脱可能に装着されている。
すなわち、プロセスカートリッジ30は、前カバー22
を開放することにより、図1中に実線で示すように装置
本体20から取り外される。そして、装置本体20にプ
ロセスカートリッジ30をセット後、前カバー22を閉
じることにより、装置本体20が動作可能な状態にな
る。なお、プロセスカートリッジ30は、具体的には、
図3に示されるように、感光体2と、現像装置6と、ト
ナーホッパ32と、クリーニング装置10と、帯電装置
4とが一体となったユニットとして形成されている。図
4に示されるように、感光体2は、ギヤ(ハス歯ギヤ)
として構成された環状(筒状)のフランジ39を有して
おり、このフランジ39のギヤ部が装置本体20側の駆
動ギヤ(ハス歯ギヤ)34と噛み合うことによって回転
駆動される。プロセスカートリッジ30のフレーム38
には基準軸(支持軸)36が設けられており、この基準
軸36は感光体2のフランジ39の嵌合穴に嵌合してい
る。本実施形態では、感光体2のフランジ39の嵌合穴
にテーパ部39aが設けられるとともに、基準軸36の
先端にもテーパ部39に適合するテーパ面36aが設け
られている。そして、駆動時に感光体2のテーパ部39
aと基準軸36のテーパ面36aとが接触する方向にス
ラスト力が働くように、駆動ギヤ34および感光体フラ
ンジ39のギヤのネジレ方向(ギヤ同士の噛み合い方
向)が設定されている。なお、図中、40は現像ユニッ
トの側板、42はアイドラ、43はアジテータである。
このように、本実施形態では、駆動時に、感光体フラン
ジ39のテーパ部39aと基準軸36のテーパ面36a
とが接触することにより、ガタ(感光体2と支持軸36
との間のガタ)の無い状態での回転が可能となるため、
ジターや画像濃度ムラといった異常画像を簡単な構成で
防ぐことができる(ジターや画像濃度ムラの少ない高画
質の画像を得ることができる)。図5は本発明の第2の
実施形態を示している。なお、本実施形態において、第
1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同
一符号を付してその説明を省略する。
装置本体20の例えば右側面には、前述した各構成要素
を外部に露出させるための前カバー22が開閉可能に取
り付けられている。また、感光体2は、その周囲の構成
要素と一体となったプロセスカートリッジ30として構
成されて、装置本体20に着脱可能に装着されている。
すなわち、プロセスカートリッジ30は、前カバー22
を開放することにより、図1中に実線で示すように装置
本体20から取り外される。そして、装置本体20にプ
ロセスカートリッジ30をセット後、前カバー22を閉
じることにより、装置本体20が動作可能な状態にな
る。なお、プロセスカートリッジ30は、具体的には、
図3に示されるように、感光体2と、現像装置6と、ト
ナーホッパ32と、クリーニング装置10と、帯電装置
4とが一体となったユニットとして形成されている。図
4に示されるように、感光体2は、ギヤ(ハス歯ギヤ)
として構成された環状(筒状)のフランジ39を有して
おり、このフランジ39のギヤ部が装置本体20側の駆
動ギヤ(ハス歯ギヤ)34と噛み合うことによって回転
駆動される。プロセスカートリッジ30のフレーム38
には基準軸(支持軸)36が設けられており、この基準
軸36は感光体2のフランジ39の嵌合穴に嵌合してい
る。本実施形態では、感光体2のフランジ39の嵌合穴
にテーパ部39aが設けられるとともに、基準軸36の
先端にもテーパ部39に適合するテーパ面36aが設け
られている。そして、駆動時に感光体2のテーパ部39
aと基準軸36のテーパ面36aとが接触する方向にス
ラスト力が働くように、駆動ギヤ34および感光体フラ
ンジ39のギヤのネジレ方向(ギヤ同士の噛み合い方
向)が設定されている。なお、図中、40は現像ユニッ
トの側板、42はアイドラ、43はアジテータである。
このように、本実施形態では、駆動時に、感光体フラン
ジ39のテーパ部39aと基準軸36のテーパ面36a
とが接触することにより、ガタ(感光体2と支持軸36
との間のガタ)の無い状態での回転が可能となるため、
ジターや画像濃度ムラといった異常画像を簡単な構成で
防ぐことができる(ジターや画像濃度ムラの少ない高画
質の画像を得ることができる)。図5は本発明の第2の
実施形態を示している。なお、本実施形態において、第
1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同
一符号を付してその説明を省略する。
【0010】図示のように、本実施形態では、駆動時の
感光体2のスラスト方向への移動を規制するストッパ
(規制手段)60が、プロセスカートリッジ30のフレ
ーム38に設けられている。この場合、基準軸36のテ
ーパ面36aと感光体フランジ39のテーパ部39aと
が接触する前に感光体2がストッパ60に当たってガタ
が生じないように、また、感光体2がストッパ60に当
たる前にテーパ面36aとテーパ部39aとが過度に接
触してトルクアップを助長してしまわないように(テー
パ面36aとテーパ部39aとの接触圧が必要以上に上
がらないように)、ストッパ60の位置は、基準軸36
のテーパ面36aと感光体フランジ39のテーパ部39
aとが接触する位置に対して精度良く設定する必要があ
る。このように、本実施形態では、駆動時の感光体2の
スラスト方向への移動を規制するストッパ60が設けら
れており、駆動時に働くスラスト力により基準軸36の
テーパ面36aと感光体フランジ39のテーパ部39a
とが接触した後、更に感光体2がスラスト方向に移動し
ようとする動きがストッパ60によって規制されるた
め、第1の実施形態の作用効果に加えて、不要な駆動ト
ルクアップも防ぐことができる。図6は本発明の第3の
実施形態を示している。なお、本実施形態において、第
1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同
一符号を付してその説明を省略する。
感光体2のスラスト方向への移動を規制するストッパ
(規制手段)60が、プロセスカートリッジ30のフレ
ーム38に設けられている。この場合、基準軸36のテ
ーパ面36aと感光体フランジ39のテーパ部39aと
が接触する前に感光体2がストッパ60に当たってガタ
が生じないように、また、感光体2がストッパ60に当
たる前にテーパ面36aとテーパ部39aとが過度に接
触してトルクアップを助長してしまわないように(テー
パ面36aとテーパ部39aとの接触圧が必要以上に上
がらないように)、ストッパ60の位置は、基準軸36
のテーパ面36aと感光体フランジ39のテーパ部39
aとが接触する位置に対して精度良く設定する必要があ
る。このように、本実施形態では、駆動時の感光体2の
スラスト方向への移動を規制するストッパ60が設けら
れており、駆動時に働くスラスト力により基準軸36の
テーパ面36aと感光体フランジ39のテーパ部39a
とが接触した後、更に感光体2がスラスト方向に移動し
ようとする動きがストッパ60によって規制されるた
め、第1の実施形態の作用効果に加えて、不要な駆動ト
ルクアップも防ぐことができる。図6は本発明の第3の
実施形態を示している。なお、本実施形態において、第
1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同
一符号を付してその説明を省略する。
【0011】図示のように、本実施形態では、基準軸3
6の先端が半球状に形成されるともに、この半球状部3
6bが嵌合する感光体フランジ39の嵌合穴39bも半
球面状に形成されている。このように、感光体2と支持
軸36とを球面接続すれば、軸の嵌合機能とスラスト方
向のストッパ機能とを一体形状で達成できるため、駆動
時に感光体2がスラスト方向に移動すると、半球状部3
6bと半球面状の嵌合穴39bとが接触することにより
ガタが無くなるとともに、スラスト方向の位置も決ま
り、不要なトルク上昇を防ぐことができる。
6の先端が半球状に形成されるともに、この半球状部3
6bが嵌合する感光体フランジ39の嵌合穴39bも半
球面状に形成されている。このように、感光体2と支持
軸36とを球面接続すれば、軸の嵌合機能とスラスト方
向のストッパ機能とを一体形状で達成できるため、駆動
時に感光体2がスラスト方向に移動すると、半球状部3
6bと半球面状の嵌合穴39bとが接触することにより
ガタが無くなるとともに、スラスト方向の位置も決ま
り、不要なトルク上昇を防ぐことができる。
【0012】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、像
担持体の嵌合穴と支持軸とが互いのテーパ面同士で接触
することにより、像担持体はガタの無い状態で回転する
ことができるため、ジターや画像濃度ムラといった異常
画像を簡単な構成で防ぐことができる(ジターや画像濃
度ムラの少ない高画質の画像を得ることができる)。請
求項2に記載された発明によれば、請求項1に記載され
た作用効果を得ることができるとともに、駆動時に働く
スラスト力によりテーパ面同士が接触した後、更に像担
持体がスラスト方向に移動しようとする動きが規制手段
によって規制されるため、不要な駆動トルクアップを防
ぐことができる。請求項3に記載された発明によれば、
請求項1に記載された作用効果を得ることができるとと
もに、像担持体と支持軸とが球面接続しているため、軸
の嵌合機能とスラスト方向のストッパ機能とを一体形状
で達成できる。
担持体の嵌合穴と支持軸とが互いのテーパ面同士で接触
することにより、像担持体はガタの無い状態で回転する
ことができるため、ジターや画像濃度ムラといった異常
画像を簡単な構成で防ぐことができる(ジターや画像濃
度ムラの少ない高画質の画像を得ることができる)。請
求項2に記載された発明によれば、請求項1に記載され
た作用効果を得ることができるとともに、駆動時に働く
スラスト力によりテーパ面同士が接触した後、更に像担
持体がスラスト方向に移動しようとする動きが規制手段
によって規制されるため、不要な駆動トルクアップを防
ぐことができる。請求項3に記載された発明によれば、
請求項1に記載された作用効果を得ることができるとと
もに、像担持体と支持軸とが球面接続しているため、軸
の嵌合機能とスラスト方向のストッパ機能とを一体形状
で達成できる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】図1の画像形成装置からプロセスカートリッジ
を取り外した状態を示す概略図である。
を取り外した状態を示す概略図である。
【図3】プロセスカートリッジの概略構成図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の要部(感光体と支持
軸との接続部)の一部断面を有する側面図である。
軸との接続部)の一部断面を有する側面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の要部(感光体と支持
軸との接続部)の一部断面を有する側面図である。
軸との接続部)の一部断面を有する側面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態の要部(感光体と支持
軸との接続部)の一部断面を有する側面図である。
軸との接続部)の一部断面を有する側面図である。
【図7】感光体と支持軸との接続部の従来例を示す一部
断面を有する側面図である。
断面を有する側面図である。
1 画像形成装置 2 感光体(像担持体) 34 駆動ギヤ 36 支持軸 36a テーパ面 39 フランジ(ギヤ) 39a テーパ部(テーパ面)
Claims (3)
- 【請求項1】 画像情報に対応する静電潜像が形成され
る像担持体が支持軸に回転可能に支持されるとともに、
像担持体に一体的に設けられたギヤが駆動ギヤと噛み合
うことにより回転駆動力が像担持体に伝えられる画像形
成装置において、 前記像担持体は、その嵌合穴に前記支持軸の端部を嵌合
させることにより、支持軸に回転可能に支持され、 前記嵌合穴と前記支持軸の端部は互いのテーパ面を接触
させることによって嵌合し、 像担持体の回転駆動時に前記嵌合穴と前記支持軸の端部
のテーパ面同士が接触する方向に像担持体がスラスト力
を受けるように、像担持体に一体的に設けらたギヤと駆
動ギヤとの噛み合い方向が設定されていることを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項2】 像担持体の回転駆動時のスラスト方向へ
の移動を規制する規制手段を備えていることを特徴とす
る請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 互いに嵌合する前記嵌合穴と前記支持軸
の端部は共に略半球面状を成していることを特徴とする
請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000362104A JP2002162865A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000362104A JP2002162865A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002162865A true JP2002162865A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18833435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000362104A Pending JP2002162865A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002162865A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7515865B2 (en) | 2004-03-31 | 2009-04-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Recording medium feeding device and image forming apparatus |
US7526226B2 (en) | 2004-03-31 | 2009-04-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having lowered image forming position and recessed sheet stacking portion |
US7532839B2 (en) | 2004-03-31 | 2009-05-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Process cartridge with a frame that supports an image holding member and an image forming apparatus |
-
2000
- 2000-11-29 JP JP2000362104A patent/JP2002162865A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7515865B2 (en) | 2004-03-31 | 2009-04-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Recording medium feeding device and image forming apparatus |
US7526226B2 (en) | 2004-03-31 | 2009-04-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having lowered image forming position and recessed sheet stacking portion |
US7532839B2 (en) | 2004-03-31 | 2009-05-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Process cartridge with a frame that supports an image holding member and an image forming apparatus |
US7720409B2 (en) | 2004-03-31 | 2010-05-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having lowered image forming position and recessed sheet stacking portion |
US8417177B2 (en) | 2004-03-31 | 2013-04-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having lowered image forming position and recessed sheet stacking portion |
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