JP2008042981A - 列車制御方法及び装置 - Google Patents

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和則 古賀
Masaki Tsuji
雅樹 辻
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Abstract

【課題】踏切の開閉状態に基づいて列車の停止位置を踏切手前、または、所定停止位置に制御するのに好適な列車制御装置を提供する。
【解決手段】踏切の開閉情報を地上装置に設定し、地上装置では自軌道回路番号、停止軌道回路番号、踏切の開閉状態からなる信号を軌道回路を介して列車制御装置へ送信する。車上側の列車制御装置では、踏切開の場合の停止パターン、踏切閉の場合の停止パターンがデータベースとしてメモリに記憶してあり、列車制御装置では、地上装置より受信した信号により、踏切開閉情報に対応した停止パターンを参照して列車の速度制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、軌道回路を用いて列車の速度制御を行う列車制御装置に関し、特に、踏切の開閉状態に基づいて列車の停止位置を踏切手前、または、所定停止位置に制御するのに好適な列車制御方法及び装置に関する。
本発明に関する従来技術としては、特許文献1に「車上主体型自動列車制御装置」の技術が記載されている。
この従来技術では、地上装置から自軌道回路番号、停止軌道回路番号などの情報を、軌道回路を介して列車制御装置へ送信する。一方、列車制御装置では受信した情報に基づいてあらかじめ当該軌道回路に対応した列車停止パターンを参照し、列車を所定の停止位置に停止させる。
特開2002−330502号公報
上記従来技術では、軌道回路上の踏切の開閉状態などの緊急停止情報を受信できないため、踏切の開閉状態に基づいて列車の停止位置を踏切手前に停止することが困難であるという問題点があった。
本発明の目的は、地上装置から送信された停止軌道回路番号、踏切の開閉状態などの緊急停止情報に基づいてあらかじめ当該軌道回路に対応した列車停止パターンを参照し、列車の速度制御を行うことにより、踏切の開閉状態に基づいて列車の停止位置を緊急停止位置である踏切手前、または、所定停止位置に停止することが可能な列車制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、以下の手段を用いる。地上装置から自軌道回路番号、停止軌道回路番号、踏切の開閉状態などの緊急停止情報を軌道回路を介して列車制御装置へ送信する。一方、列車制御装置では受信した情報に基づいてあらかじめ当該軌道回路に対応した列車停止パターンを参照し、列車を所定の停止位置に停止させる。ここで、踏切が開の場合は列車を踏切手前に停止させ、踏切が閉の場合は所定の停止位置に列車を停止させる。
踏切の開閉情報を地上装置に設定し、地上装置では自軌道回路番号、停止軌道回路番号、踏切の開閉状態情報を軌道回路を介して列車制御装置へ送信する。車上側の列車制御装置では、踏切開の場合の停止パターン、踏切閉の場合の停止パターンがデータベースとしてメモリに記憶してあり、列車制御装置では、地上装置より受信した信号により、踏切開閉情報に対応した停止パターンを参照して列車の速度制御を行うことにより、踏切の開閉状態に基づいて列車の停止位置を踏切手前、または、所定位置に停止することが可能となる。
本発明の列車制御装置及び列車制御方法によれば、地上装置から送信された停止軌道回路番号、踏切の開閉状態などの情報に基づいてあらかじめ当該軌道回路に対応した列車停止パターンを参照し、列車の速度制御を行うことにより、踏切の開閉状態に基づいて列車の停止位置を踏切手前、または、所定停止位置に停止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態についてを図面を参照して説明する。
まず、本発明の実施例1による列車制御方法を図2〜図3を用いて説明する。図2は、本発明の処理概要を示した図である。踏切8が「開」の場合は地上装置(図示なし)から軌道回路6を介して列車9の車上装置に対して踏切「開」情報を送信する。車上装置ではこの受信した踏切「開」情報に基づいて踏切停止パターン11を発生し、このパターンに基づいて速度制御を行い、列車9を踏切手前に停止させる。
この処理後、踏切8を「開」から「閉」状態に切替える。次に踏切8が「閉」状態に切り替ったことを確認後、地上装置(図示なし)から軌道回路6を介して列車9の車上装置に対して踏切「閉」情報を送信する。車上装置ではこの受信した踏切「閉」情報を受信後、踏切停止パターン11を消去し、このパターンに基づいて速度制御を行い、列車9を、踏切を通過させる。
図3は、地上装置からの送信信号の情報内容を示すものである。この信号は通番S10、自軌道回路番号S11、停止軌道回路番号S12、踏切「開閉」情報S13の組み合わせで構成されており、周期的に送信される。
図4は、本発明の実施例1のフローチャートを示すものである。まず、踏切の開閉状態を判定する。(ステップ21A)踏切が「開」の状態の場合は以下の処理を行う。地上装置より踏切「開」情報を送信する。(ステップ21B)車上装置でこの受信した踏切「開」情報に基づいて踏切停止パターンを発生し、踏切手前に列車を停止させる。(ステップ21C)一定時間後、踏切8を「開」から「閉」状態に切替える。(ステップ21D)その後、地上装置から踏切「閉」情報を送信する。(ステップ21E)車上装置でこの受信した踏切「閉」情報を受信後、踏切停止パターンを消去し、列車を、踏切を通過させる。(ステップ21F)
他方、踏切が「閉」の状態の場合は以下の処理を行う。地上装置より踏切「閉」情報を送信する。(ステップ21G)車上装置でこの受信した踏切「閉」情報に基づいて通常停止パターンを発生し、所定位置に列車を停止させる。(ステップ21H)以上のような処理により、踏切の開閉状態に基づいて列車の停止位置を踏切手前、または、所定位置に停止することが可能となる。
次に本発明の実施例1の列車制御装置を図1、図6を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1の列車制御装置のブロック図である。図6は、停止軌道回路に対応した停止パターンを記憶したデータベースの内容を示す図である。レール6には踏切8の開閉状態、自軌道回路番号、停止軌道回路番号データからなるATC信号が地上装置7より送信されている。受電器5ではこのATC信号を受信し、受信部1に出力する。受信部1ではATC信号からデータを復調し、速度照査部2に出力する。速度照査部2では、列車速度と復調したデータに対応したデータベース31上の停止パターンを比較しブレーキ制御部4へ出力する。
ここで、データベース31には停止軌道回路に対応した踏切「開」及び「閉」毎の停止パターンが記憶されている。ブレーキ制御部4では、速度照査出力に基づいてブレーキ出力を行い、列車の停止位置制御を行う。
このようにして、踏切の開閉情報に対応した停止パターンを参照して列車の速度制御を行うことが可能となる。近年、踏切の閉鎖状態が長時間継続し、「開かずの踏切」の問題が発生しているが、踏切の閉鎖状態が長時間継続した場合に、踏切を閉鎖状態から開状態に強制的に変化させ、この踏切の開情報を列車制御装置に送信して、列車を踏切の手前に安全に停止させることができる。
また、実施例1では、特に、踏切の開閉状態に対応して踏切の手前での停止を制御することについて説明したが、軌道回路上の緊急停止情報としては、踏切の開閉情報に限らず、軌道へ人や車の侵入などの各種の異常に対応した緊急停止情報を列車制御装置に送信して、異常の発生位置の手前に安全に停止するように制御することも可能である。
本発明の実施例1の列車制御装置のブロック図である。 本発明の実施例1を補足説明するための図である。 本発明の実施例1を補足説明するための図である。 本発明の実施例1の列車制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例1を補足説明するための図である。
符号の説明
1 受信部
2 速度照査部
3 データベース
4 ブレーキ制御部
5 受電器
7 地上ATC装置

Claims (6)

  1. 地上側の速度制御信号を受信する手段と、受信信号を復調する手段と、速度信号と速度制御信号を比較し、車両に制動信号を出力する制御手段とから構成した列車制御装置において、
    当該軌道回路に対応した列車停止パターンを記憶する手段と、緊急停止情報に基づいて参照した列車停止パターンと速度信号を比較するための手段とを備え、
    前記緊急停止情報に基づいて列車の停止位置を緊急停止位置、または、所定停止位置に制御することを特徴とする列車制御装置。
  2. 請求項1に記載の列車制御装置において、
    前記緊急停止情報が踏切の開閉状態の情報であり、前記踏切の開閉状態の情報に基づいて列車の停止位置を踏切手前、または、所定停止位置に制御することを特徴とする列車制御装置。
  3. 請求項2に記載の列車制御装置において、
    前記踏切の閉鎖状態が長時間継続した場合に、前記踏切を強制的に開状態に変更し、前記踏切の開状態の情報に基づいて列車の停止位置を踏切手前に制御することを特徴とする列車制御装置。
  4. 地上側の速度制御信号を受信する手段と、受信信号を復調する手段と、速度信号と速度制御信号を比較し、車両に制動信号を出力する制御手段とから構成した列車制御装置の列車制御方法において、
    当該軌道回路に対応した列車停止パターンを記憶しておき、緊急停止情報に基づいて参照した列車停止パターンと速度信号を比較し、前記緊急停止情報に基づいて列車の停止位置を緊急停止位置、または、所定停止位置に制御することを特徴とする列車制御方法。
  5. 請求項4に記載の列車制御方法において、
    前記緊急停止情報が踏切の開閉状態の情報であり、前記踏切の開閉状態の情報に基づいて列車の停止位置を踏切手前、または、所定停止位置に制御することを特徴とする列車制御方法。
  6. 請求項5に記載の列車制御方法において、
    前記踏切の閉鎖状態が長時間継続した場合に、前記踏切を強制的に開状態に変更し、前記踏切の開状態の情報に基づいて列車の停止位置を踏切手前に制御することを特徴とする列車制御方法。
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