JP2008042115A - プラズマ処理装置用の載置台及びプラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置用の載置台及びプラズマ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プラズマ中の電界強度の面内均一性を向上し、基板に対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うことができるプラズマ処理装置用の載置台及び、この載置台を備えたプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】プラズマ処理装置1用の載置台2は、プラズマ生成用等の下部電極21を兼ねる導電体部材と、この導電体部材の上面中央部を覆うように設けられ、被処理基板(ウエハW)を通してプラズマに印加する高周波電界を均一にするための誘電体層22と、この誘電体層22の上に積層され、その間を高周波が通過できるように載置台の径方向に互いに離間して複数に分割された電極膜が埋設された静電チャックと、を備えている。ここで、前記誘電体層22の外縁は、分割された電極膜23b、23d間の離間領域23cの内縁の真下またはそれよりも外側に位置し、分割された電極膜23b、23dは互いに高周波に対して絶縁されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラズマ処理が施される半導体ウエハ等の被処理基板を載置するための載置台及び、この載置台を備えたプラズマ処理装置に関する。
半導体デバイスの製造工程の中には、ドライエッチングやアッシング等のように処理ガスをプラズマ化して基板の処理を行うものが多数ある。このような処理を行うプラズマ処理装置では、例えば平行平板状の一対の電極を上下に対向させて配置し、これらの電極の間に高周波を印加することにより装置に導入された処理ガスをプラズマ化して、下部側の電極上に載置された半導体ウエハ(以下、ウエハという。)等の被処理基板に処理を施すタイプのものが多用されている。
近年、プラズマ処理においてはプラズマ中のイオンエネルギーが低く、且つ電子密度の高い、「低エネルギー、高密度プラズマ」が要求される処理が多くなってきている。このため、プラズマを発生させる高周波の周波数が従来(例えば十数MHz程度)と比べて、例えば100MHzと非常に高くなる場合がある。しかしながら高周波の周波数を上昇させると、電極表面の中央、即ちウエハの中央に相当する領域で電界強度が強くなる一方で、その周縁部では電界強度が弱くなる傾向がある。このように、電界強度の分布が不均一になると、発生するプラズマの電子密度も不均一となってしまい、ウエハ内の位置によって処理速度等が異なってくるため、面内均一性の良好な処理結果が得られないという問題が生じていた。
このような問題に対し、特許文献1には、例えば一方の電極の対向表面の中央部分にセラミクス等の誘電体層を埋設して電界強度分布を均一にし、プラズマ処理の面内均一性を向上させたプラズマ処理装置が記載されている。
この誘電体層の埋設に関して図13(a)を用いて説明する。プラズマ処理装置9の下部電極91に高周波電源93より高周波を印加すると、表皮効果により下部電極91の表面を伝播して上部に達した高周波は、ウエハWの表面に沿って中央に向かいつつ、一部が下部電極91側に漏れて、その後下部電極91内を外側へ向かって流れる。ここで、プラズマを均一にするための誘電体層94が設けられている部位においては、高周波が他の部位よりも深く潜めTMモードの空洞円筒共振を発生させ、結果としてウエハW面上からプラズマに供給する中央部分の電界を下げることができ、ウエハW面内の電界は均一になる。なお、図中の92は上部電極を示し、PZはプラズマを示している。
ところでプラズマ処理は減圧下の真空雰囲気で行われる場合が多く、このような場合には、図13(b)に示すようにウエハWの固定に静電チャック95を用いることが多い。静電チャック95は、例えばアルミナ等を溶射して形成される下面側と上面側との2つの誘電体層の間に、導電性の電極膜96を挟んだ構造を有している。そして、この電極膜96に高圧直流電源97より高圧直流電力を印加して誘電体層表面に生じるクーロン力を利用することによりウエハWを静電吸着して固定している。
ところが、プラズマの電位を低くするための誘電体層94が埋設された下部電極91の上に静電チャック95を設置してウエハWのプラズマ処理を行うと、高周波が静電チャック95の電極膜96を透過することができずに電極膜96で外側へ向かう流れが生じてしまう。言い換えると、静電チャック用の電極膜96が存在するためにプラズマからは誘電体層94が見えなくなってしまい、静電チャック95が埋設された領域のプラズマの電位を低くするための効果が発揮できなくなってしまう。この結果、ウエハWの中央部の上方のプラズマの電位が高く、周縁部の電位が低い状態となり、ウエハWの中央部と周縁部とで処理速度が異なってしまうため、エッチング等のプラズマ処理における面内不均一の要因となっていた。
特開2004−363552号公報:第15頁第84段落〜第85段落
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、プラズマ中の電界強度の面内均一性を向上し、基板に対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うことができるプラズマ処理装置用の載置台及び、この載置台を備えたプラズマ処理装置を提供することにある。
本発明に係るプラズマ処理装置用の載置台は、載置面に被処理基板を載置するためのプラズマ処理装置用の載置台であって、
高周波電源に接続され、プラズマ生成用、またはプラズマ中のイオン引き込み用の電極を兼ねる導電体部材と、
この導電体部材の上面中央部を覆うように設けられ、被処理基板を通してプラズマに印加する高周波電界を均一にするための誘電体層と、
この誘電体層の上に積層され、その間を高周波が通過できるように載置台の径方向に互いに離間して複数に分割された電極膜が埋設された静電チャックと、を備え、
前記誘電体層の外縁は、分割された電極膜間の離間領域の内縁の真下またはそれよりも外側に位置し、
分割された電極膜は互いに高周波に対して絶縁されていることを特徴とする。
さらに、前記誘電体層は、下のものほど外縁が内側になるように複数段積層され、前記電極膜の分割数は、誘電体層の段数より少なくとも一つ多くなるように構成してもよい。
この他、同じタイプの載置台に、載置台の中央部に相当する位置に穴部が形成された電極膜が埋設された静電チャックを備え、前記誘電体層は、この穴部の下方に位置する構成としてもよい。
ここで、前記誘電体層は、円柱状に形成されTMモードの空洞円筒共振を発生させている場合や、その厚さが中央部よりも周縁部の方が小さく構成されていてもよい。また、高周波電源より供給される高周波電力の周波数は、13MHz以上であることが好適である。
本発明によれば、分割された電極膜間に離間領域が設けられていたり、載置台の中央部に相当する位置で電極膜に穴部が形成されていたりすることにより、ウエハ等の被処理基板上を伝播する高周波がこれらの離間領域や穴部を通り抜けることができる。これらの領域を通り抜けた高周波は、TMモードの空洞円筒共振を発生させ、被処理基板を通してプラズマに印加する高周波電界を均一にするための誘電体層の下方に潜り込むことが可能となる。この結果、静電チャックを設けた場合においても前記誘電体層を活用しTMモードの空洞円筒共振を発生させることができるので、被処理基板の面上からプラズマに供給する中央部分の電界を低くすることが可能となり、いわば山状の電界強度分布の電界強度の大きな領域を平坦化することができる。この結果、プラズマ処理、例えばエッチング処理についての面内均一性を向上させることができる。
本発明に係る載置台をエッチング装置としてのプラズマ処理装置に適用した実施の形態について図1を参照しながら説明する。図1は、RIE(Reactive Ion Etching)プラズマ処理装置1の一例を示している。プラズマ処理装置1は、例えば内部が密閉空間となっている真空チャンバーからなる処理容器11と、この処理容器11内の底面中央に配設された載置台2と、載置台2の上方にこの載置台2と対向するように設けられた上部電極31とを備えている。
処理容器11は小径の円筒状の上部室11aと、大径の円筒状の下部室11bとからなる。上部室11aと下部室11bとは互いに連通しており、処理容器11全体は気密に構成されている。上部室11a内には、載置台2や上部電極31等が格納され、下部室11b内には載置台2を支えると共に、配管等を収めた支持ケース17が格納されている。下部室11b底面の排気口12には、排気管13を介して排気装置14が接続されている。この排気装置14には図示しない圧力調整部が接続されており、この圧力調整部は図示しない制御部からの信号によって処理容器11内全体を真空排気して所望の真空度に維持するように構成されている。一方、上部室11aの側面には被処理基板であるウエハWの搬入出口15が設けられており、この搬入出口15はゲートバルブ16によって開閉可能となっている。処理容器11は、アルミニウム等の導電性の部材から構成され、接地されている。
載置台2は、例えばアルミニウムからなる導電体部材であるプラズマ生成用の下部電極21と、電界を均一に調整するために下部電極21の上面中央部を覆うように埋設された誘電体層22と、ウエハWを固定するための静電チャック23と、を下方からこの順番に積層した構造となっている。下部電極21は、支持ケース17上に設置された支持台21aに絶縁部材24を介して固定され、処理容器11に対して電気的に十分浮いた状態になっている。
下部電極21内には冷媒を通流させるための冷媒流路26が形成されており、冷媒がこの冷媒流路26を流れることで下部電極21が冷却され、載置面上に載置されたウエハWが所望の温度に冷却されるように構成されている。
また、静電チャック23には載置面とウエハW裏面との間の熱伝達性を高めるための熱伝導性のバックサイドガスを放出する貫通孔25が設けられている。この貫通孔25は、下部電極21内等に形成されたガス流路27と連通しており、このガス流路27を介して図示しないガス供給部から供給されたヘリウム(He)等のバックサイドガスが放出されるようになっている。
また下部電極21は、例えば周波数が100MHzの高周波を供給する第1の高周波電源41aと、第1の高周波電源41aよりも周波数の低い例えば3.2MHzの高周波を供給する第2の高周波電源41bと、が夫々整合器42a、42bを介して接続されている。第1の高周波電源41aより供給される高周波は、後述する処理ガスをプラズマ化する役割を果たし、第2の高周波電源41bより供給される高周波は、ウエハWにバイアス電力を印加することでプラズマ中のイオンをウエハW表面に引き込む役割を果たす。
また下部電極21の上面外周部には、静電チャック23を囲むようにフォーカスリング28が配置されている。フォーカスリング28はウエハWの周縁の外方の領域のプラズマ状態を調整する役割、例えばウエハWよりもプラズマを広げて、ウエハ面内のエッチング速度の均一性を向上させる役割を果たす。
支持台21aの下部外側には載置台2を取り囲むようにバッフル板18が設けられている。バッフル板18は、上部室11a内の処理ガスをバッフル板18と上部室11a壁部との間に形成された隙間を介して下部室11bへ通流させることにより、処理ガスの流れを整える整流板としての役割を果たす。
また、上部電極31は中空状に形成され、その下面に処理容器11内へ処理ガスを分散供給するための多数のガス供給孔32が例えば均等に分散して形成されていることによりガスシャワーヘッドを構成している。上部電極31の上面中央にはガス導入管33が設けられ、このガス導入管33は処理容器11の上面中央を貫通して上流で処理ガス供給源35に接続されている。この処理ガス供給源35は、図示しない処理ガス供給量の制御機構を有しており、プラズマ処理装置1に対して処理ガスの供給量の給断及び増減の制御を行うことができるようになっている。また、上部電極31が上部室11aの壁部に固定されることによって、上部電極31と処理容器11との間には導電路が形成されている。
更に、上部室11aの周囲には、搬入出口15の上下に二つのマルチポールリング磁石47a、47bが配置されている。マルチポールリング磁石47a、47bは、複数の異方性セグメント柱状磁石がリング状の磁性体のケーシングに取り付けられており、隣接する複数のセグメント柱状磁石同士の向きが互いに逆向きになるように配置されている。これにより磁力線が隣接するセグメント柱状磁石間に形成され、上部電極31と下部電極21との間の処理空間の周辺部に磁場が形成され、処理空間へプラズマを閉じこめることができる。なお、マルチポールリング磁石47a、47bを有さない装置構成としてもよい。
以上の各装置構成により、プラズマ処理装置1の処理容器11(上部室11a)内には、下部電極21と上部電極31とからなる一対の平行平板電極が形成される。処理容器11内を所定の圧力に調整した後、処理ガスを導入して高周波電源41a、41bから高周波を供給することにより処理ガスがプラズマ化し、高周波は、下部電極21→プラズマ→上部電極31→処理容器11の壁部→アースからなる経路を流れる。プラズマ処理装置1のこのような作用によって、載置台2上に固定されたウエハWに対してプラズマによるエッチングが施される。
次に、図2、図3を参照して本実施の形態に係る載置台2について詳述する。なお、図2に示した載置台2の縦断側面図では、冷媒流路26やバックサイドガスの貫通孔25等の記載を省略してある。
下部電極21の上面中央部には、図2(a)に示すように誘電体層22が埋設されている。誘電体層22は、その誘電体層22が埋設された領域におけるプラズマの電位を低くする機能を有している。誘電体層22は、例えばアルミナ(Al)を主成分とする比誘電率が10のセラミクスから構成されている。誘電体層22は、図2(b)に示すように例えば厚さt=5mm、直径Φ=240mmの円盤形状を有している。
次に静電チャックについて説明する。静電チャック23は、図2(a)に示すように、例えばアルミナ等を溶射して形成される下面側と上面側との絶縁膜23aの間に、電極膜を挟んだ構造を有している。電極膜は、抵抗率がおよそ1.0×10−4Ωmの電極材料により構成されている。本実施の形態において静電チャック23は、図3(a)に示すように、円形状の第1の電極膜23bと、電極膜の無い離間領域23cを介して第1の電極膜23bを取り囲むように設置された円環形状の第2の電極膜23dと、から構成されている。即ち、これらの電極膜23b、23dは、載置台2の径方向に互いに離間して複数に分割されていることになる。ここで、例えば第1の電極膜23bは直径ΦC1=158mm、第2の電極膜23dは内径ΦC2=162mm、外径ΦC3=298mmに構成されている。
電極膜23b、23dは、図2(a)に示すように夫々高インピーダンス回路43a、43bに接続されて高周波的に独立した回路となっており、共通のスイッチ44と抵抗45とを介して高圧直流電源46に接続されている。高圧直流電源46から電極膜23b、23dに高圧直流電力が印加されると、静電チャック23の表面に生じるクーロン力によって、載置面である静電チャック23上面にウエハWが静電吸着される。高インピーダンス回路43a、43bは、下部電極21に供給される高周波に対して高インピーダンスとなる回路(ローパスフィルタ:LPF)であり、本実施の形態では第1、第2の電極膜23b、23dが共通の高圧直流電源46に接続されていることから、これらの電極膜23b、23dの間を高周波に対して絶縁するために設けられている。なお、電極膜23b、23dを高周波に対して絶縁する手法は上述の例に限られず、例えば電極膜23b、23dの夫々に高圧直流電源と高インピーダンス回路(LPF)とを設けてもよい。また、2つの電極膜23b、23dをインダクタ成分となるような電極膜のパターンにより接続し、例えば外側の電極膜23のみを高インピーダンス回路43aを介して高圧直流電源46に接続することにより、それぞれの電極膜23b、23dの間を高周波に対して絶縁するように構成してもよい。
下部電極21、誘電体層22、静電チャック23を積層した状態において、誘電体層22と静電チャック23の電極膜23b、23dとの位置関係は、図2(b)の拡大縦断面図に示すように、誘電体層22の外縁が電極膜23bの外縁よりも外側に位置するように設定されている。即ち、ウエハWの載置面に対する誘電体層22垂直投影面と同じく電極膜23b、23dの垂直投影面とを載置面側から見ると、図3(c)に示すように、誘電体層22の外縁は、分割された電極膜23b、23d間の離間領域23cの内縁よりも外側に位置している。
上述の実施の形態に係る載置台2の作用について以下に説明する。第1の高周波電源41aから供給され、下部電極21の表面を伝播した高周波電流は、図4(a)に示すように、ウエハWの表面から、その一部が静電チャック23側へリークする。このとき、静電チャック23内に埋設されている電極膜23b、23dが分割され、径方向に互いに離間した状態で埋設されていることにより、図中の矢印に示すように高周波が誘電体層22に到達することが可能となる。誘電体層22が埋設された領域では、高周波が他の領域よりも深く潜って、その領域のプラズマの電位を低くすることができる。
以上に説明した作用により、静電チャック23によってウエハWを固定するタイプの載置台2であっても、誘電体層22を利用してプラズマの電位を低下させる作用が電極膜23b、23dの存在によって損なわれることがない。これにより、誘電体層22の効果が発揮されない場合には山状となってしまう電界強度分布のピークを、その効果が発揮されることで平坦化することができるので、プラズマ中の電子密度について高い面内均一性を得ることができ、例えばエッチング処理等のプラズマ処理についての面内均一性を向上させることができる。
ここで、誘電体層22によって電界を均一にする効力を発揮できるようにするためには、誘電体層22の外縁が離間領域23cの内縁よりも外側に位置していればよい。従って、図5に示すように、誘電体層22の直径を短くして、誘電体層22の外縁が離間領域23cの内縁と外縁との間に位置するような構造の載置台2も本発明の技術的範囲に含まれる。
次に、第2の実施の形態に係る載置台2の構造について説明する。第2の実施の形態は、誘電体層22の外縁が離間領域23cの内縁の真下に位置している点が、離間領域23cの内縁よりも外側に位置している第1の実施の形態と異なっている。
具体的に説明すると、例えば図6に示すように、誘電体層22と第1の電極膜23bとのサイズが略同じになるように形成されており、これらの中央部が一致するように載置台2が組立てられている。この結果、誘電体層22の外縁が離間領域23cの内縁の真下に位置することになる。
このように、誘電体層22の外縁が離間領域23cの内縁の真下に位置することによって、図4(b)中の矢印に示すように、ウエハWの表面からの高周波が誘電体層22に到達することが可能となる。誘電体層22が埋設された領域では、高周波が他の領域よりも深く潜って、その領域のプラズマの電位を低くすることができる。また、均一なプラズマを形成させるという点においては、静電チャック23が第2の電極膜23dを有していなくてもよい。
また、プラズマの電位を低くするための誘電体層は1段に限定されず、図7に示すように例えば第1の誘電体層22aの下側に、第2の誘電体層22bを更に埋設し、第2の誘電体層22bの外縁が第1の誘電体層22aの外縁よりも内側となるような構成の載置台2としてもよい。これにより、誘電体層の効果が発揮されない場合には山状となる電界強度分布のピークの大きくなる領域で、高周波をより深く潜らせることが可能となって、より平坦な電界強度分布にすることができる。誘電体層22a、22bを2段にする場合には、電極膜23b、23d、23fを3つに分割して離間領域23c、23eが2つとなるようにし、それぞれの誘電体層22a、22bの外縁が各離間領域23c,23eの内縁の真下またはそれよりも外側に位置するように構成するとよい。なお、誘電体層を積層する段数は2段に限定されるものではなく、3段以上積層した構成としてもよい。この場合には、電極膜の分割数を誘電体層の段数よりも少なくとも一つ多くするとよい。
また、実施の形態の変形例として、静電チャックの電極膜23bを図8に示すように載置台の中央に相当する位置に穴部が形成された形状とし、この穴部の下方に誘電体層22が位置するような構成としてもよい。
また、誘電体層22の構成は上述の実施の形態に示した円柱状ものに限定されず、例えば図9(a)に示すようにドーム形状をなすものや、図9(b)に示すように円錐形状をなすものであってもよい。このように、誘電体層22の厚さを中央部よりも周縁部の方が小さくなるようにすることにより、周縁部よりも中央部の電界強度が弱められて、より平坦な分布にすることができる。このとき、電極膜を3つ以上に分割し、複数の離間領域を設けるように構成してもよい。
このほか、誘電体層として使われるセラミクスの一般的な線膨張率が2×10−6/℃〜11×10−6/℃であるため、電極となる導電体部材の線膨張率もこの範囲に近いものを使用することが好ましい。
(シミュレーション1)
図1に示すような平行平板型のプラズマ処理装置をモデル化し、シミュレーションを行ってウエハ上の電界強度の分布を推定した。
A.シミュレーション条件
電極膜23b、23dの抵抗率:1.0×10−6Ωm
ウエハWの抵抗率 :5.0×10−2Ωm
プラズマの抵抗率 :1.5Ωm
誘電体層22の比誘電率ε :10
印加電力:2kW(周波数40MHz、100MHzの2条件)
上記の条件において、以下の各実施例、比較例に係る載置台2の載置面に載置されたウエハWの半径方向の電界強度分布をシミュレートした。
(実施例1)
図10(a)に示したように、第2の実施の形態で説明したものと同様の構成を有する載置台2についてのシミュレーションを行った。
ここで、第1の電極膜23bの直径ΦC1=158mm、第2の電極膜23dは内径ΦC2=162mm、外径ΦC3=298mm、誘電体層の直径Φ=158mmとした。
(実施例2)
図10(b)に示したように、第1の実施の形態で説明したものと同様の構成を有する載置台2についてのシミュレーションを行った。
ここで、第1の電極膜23b、第2の電極膜23dのサイズは実施例1と同様とし、誘電体層22の直径をΦ=240mmとした。
(比較例1)
図10(c)に示すように、誘電体層22が埋設されておらず、静電チャック23の電極膜23bが分割されていない構成の載置台2についてのシミュレーションを行った。
(比較例2)
図10(d)に示すように、誘電体層22が埋設されているが、電極膜23bが分割されていない構成の載置台2についてのシミュレーションを行った。なお、誘電体層22の直径はΦ=160mmとした。
(比較例3)
図10(e)に示すように、第1の実施例や第2の実施例と同様に電極膜23b、23dが分割されているが、誘電体層22の直径が電極膜23bよりも小さいため、誘電体層22の外縁が離間領域23cの内縁よりも内側に位置する構成の載置台2についてのシミュレーションを行った。
ここで、第1の電極膜23b、第2の電極膜23dのサイズは実施例1と同様とし、誘電体層22の直径をΦ=100mmとした。
B.シミュレーション結果
各実施例、比較例における電界強度分布のシミュレーション結果を図11に示す。図11(a)は、印加した高周波の周波数が40MHzの場合のシミュレーション結果を示している。図11(b)は同じく周波数が100MHzの場合の結果を示している。各グラフの横軸は、ウエハWの中央を「0」とした場合の半径方向への中央からの距離[mm]を示している。縦軸は、「比電界強度(=シミュレーションの結果得られた各位置における電界強度E/すべての位置におけるシミュレーション結果の最大値Emax)」を示している。各シミュレーション結果は、実施例1を三角(△)でプロットし、実施例2を逆三角(▼)、比較例1をひし形(◇)、比較例2を四角(■)、比較例3を丸(●)で夫々プロットした。
シミュレーションの結果によれば、誘電体層22が埋設されていない比較例1では、高周波が40MHz、100MHzのいずれの条件についてもウエハWの中央領域の電界強度が最大となる電界強度分布となった(図11(a)、(b)(◇))。また、誘電体層22が埋設されているが、電極膜23bが分割されていない比較例2(■)や、電極膜23b、23dが分割されているが、誘電体層22の直径が電極膜23bよりも小さい比較例3(●)のシミュレーション結果も、比較例1と同様にウエハWの中央領域の電界強度が最大となる電界強度分布となってしまっている。この結果は、ウエハWと誘電体層22との間に静電チャックの電極膜23bがあることにより、誘電体層22が見えない状態となり、誘電体層22によってプラズマの電位を低くする作用が発揮できなくなってしまうことを示しているといえる。
これらの比較例に対して、第2の実施の形態に相当する実施例1のシミュレーション結果では、高周波の周波数が40MHzの場合は、ウエハW中央からの距離が120mm前後の外縁に近い領域において電界強度が最大となる電界強度分布となっている(図11(a)の(△))。また、高周波の周波数が100MHzの場合は、ウエハWの中央領域とウエハW中央からの距離が100mm前後の外縁に近い領域との2つの領域において電界強度が最大となっている(図11(b)の(△))。また、第1の実施の形態に相当する実施例2のシミュレーション結果も、夫々の周波数(40MHz、100MHz)において実施例1と略同様の電界分布となっている(図11(a)、(b)の(▼))。
実施例1、2のシミュレーション結果では、比較例1〜3に見られるようなウエハWの中央領域の電界強度だけが高くなる電界強度分布は見られない。これは、ウエハWと誘電体層22との間に静電チャックの電極膜23bがあっても、離間領域23cを介して下部電極21に埋設された誘電体層22がプラズマから見えるようになり、誘電体層22が埋設された領域のプラズマの電位を低くする作用を発揮することが可能となっていることを示していると考えられる。
(実験1)
(シミュレーション1)の実施例1、2及び比較例2、3で示したものと同様の構造を有する載置台2を作成し、各載置台2の構造の違いが実際のプラズマ処理に及ぼす影響について調べた。
A.実験方法
実験においては、図1に示すような平行平板型のプラズマ処理装置に図10の実施例1、2及び比較例2、3に示した各載置台2を組み込んだものを用いた。そして、レジスト膜を塗布したウエハWを載置台2の載置面に載置して、プラズマを発生させレジスト膜のアッシング処理を行った。処理容器11内の圧力は7Pa(5mTorr)、処理ガスはOガス(100sccmで供給)、プラズマ生成用の高周波は周波数100MHz、2kWとした。所定時間アッシング処理を行った後、ウエハW上の所定の測定点についてレジスト膜の膜厚を測定し、単位時間当たりのアッシング速度を算出した。
B.実験結果
図12は、ウエハW上の各測定点において実験結果から算出したアッシング速度をプロットした結果を示している。図12(a)、(b)は比較例2、比較例3の載置台2についての実験結果を夫々示し、図12(c)、(d)は実施例1、実施例2の載置台2についての実験結果を夫々示している。ここで各グラフの横軸は、図10(a)に示した方向に座標軸を設定した場合において、X軸方向(図に向かって左右方向、右側を正とする)及び、Y軸方向(図に向かって手前から奥の方向、奥側を正とする)へのウエハWの中央からの距離[mm]を示している。また、縦軸はアッシング速度[nm/min]を示している。各実験結果について、X軸方向のアッシング速度をひし形(◆)でプロットし、Y軸方向を三角(△)でプロットしている。また、グラフ中に記載した数字は、各実験条件におけるアッシング速度の平均値と、この平均値に対する実験結果の相対的な変化幅[%]とを示している。
実験結果によれば、すべての条件(比較例2、比較例3、実施例1、実施例2)において、X軸とY軸との軸方向の違いによるアッシング速度の差異は見られず、アッシング速度はウエハWの中央に対して径方向に対称的な分布となった。図12(a)、(b)に示すように、比較例2、比較例3の実験結果では、ウエハWの中央領域のアッシング速度が最大となる分布となった。これは、電極膜23bが分割されておらず離間領域23cが形成されていないことによりプラズマから誘電体層22が見えない状態となり、誘電体層22によってプラズマの電位を低くする作用が発揮されなかったためであるといえる。
これに対して実施例1、実施例2の実験結果では、図12(c)、(d)に示すようにウエハWの中央領域にアッシング速度のピークは見られない。また、アッシング速度の変化幅も比較例2や比較例3(27.6%〜28.5%)と比べておよそ半分に低下している(12.7%〜14.7%)。これは、上記各実施例についての電界強度分布のシミュレーション結果とも傾向が一致しており、ウエハWと誘電体層22との間に静電チャックの電極膜23bがあっても、離間領域23cを介して下部電極21に埋設された誘電体層22がプラズマから見えるようになり、誘電体層22が埋設された領域のプラズマの電位を低くする作用が発揮され、誘電体層22の効果が発揮されていない場合には山状となってしまう電界強度分布のピークを平坦化できた結果であるといえる。また、このような効果の得られる条件はシミュレーションや実験で例示した周波数の高周波電力を印加した場合に限定されない。例えば、周波数が13MHzや27MHzの高周波電力を印加した場合であっても同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態に係る載置台を備えたプラズマ処理装置の一例を示す縦断側面図である。 第1の実施の形態に係る載置台の一例を示す縦断側面図である。 静電チャックの電極膜の形状や、プラズマの電位を低くするための誘電体層の形状等を説明するための説明図である。 実施の形態に係る載置台の作用を説明するための説明図である。 第1の実施の形態に係る載置台の変形例を示す説明図である。 第2の実施の形態に係る載置台の一例を示す縦断側面図である。 誘電体層を複数段積層した載置台の一例を示す説明図である。 実施の形態に係る電極膜の変形例を説明するための説明図である。 実施の形態に係る誘電体層の変形例を説明するための説明図である。 電界強度分布のシミュレーションを行った各載置台の構成を示す縦断側面図である。 本発明の効果を確認するために行った実施例の結果を示す特性図である。 本発明の効果を確認するために行った実施例の結果を示す特性図である。 載置台を備えたプラズマ処理装置の従来例を説明するための説明図である。
符号の説明
PZ プラズマ
W ウエハ
1 プラズマ処理装置
2 載置台
9 プラズマ処理装置
11 処理容器
11a 上部室
11b 下部室
12 排気口
13 排気管
14 排気装置
15 搬入出口
16 ゲートバルブ
17 支持ケース
18 バッフル板
21 下部電極
21a 支持台
22 誘電体層
22a 第1の誘電体層
22b 第2の誘電体層
23 静電チャック
23a 絶縁膜
23b 電極膜(第1の電極膜)
23c 離間領域(第1の離間領域)
23d 電極膜(第2の電極膜)
23e 第2の離間領域
23f 第3の電極膜
24 絶縁部材
25 貫通孔
26 冷媒流路
27 ガス流路
28 フォーカスリング
31 上部電極
32 ガス供給孔
33 ガス導入管
35 処理ガス供給源
41a 高周波電源(第1の高周波電源)
41b 高周波電源(第2の高周波電源)
42a、42b 整合器
43a、43b 高インピーダンス回路
44 スイッチ
45 抵抗
46 高圧直流電源
47a、47b マルチポールリング磁石
91 下部電極
92 上部電極
93 高周波電源
94 誘電体層
95 静電チャック
96 電極膜
97 高圧直流電源

Claims (7)

  1. 載置面に被処理基板を載置するためのプラズマ処理装置用の載置台であって、
    高周波電源に接続され、プラズマ生成用、またはプラズマ中のイオン引き込み用の電極を兼ねる導電体部材と、
    この導電体部材の上面中央部を覆うように設けられ、被処理基板を通してプラズマに印加する高周波電界を均一にするための誘電体層と、
    この誘電体層の上に積層され、その間を高周波が通過できるように載置台の径方向に互いに離間して複数に分割された電極膜が埋設された静電チャックと、を備え、
    前記誘電体層の外縁は、分割された電極膜間の離間領域の内縁の真下またはそれよりも外側に位置し、
    分割された電極膜は互いに高周波に対して絶縁されていることを特徴とするプラズマ処理装置用の載置台。
  2. 前記誘電体層は、下のものほど外縁が内側になるように複数段積層され、
    前記電極膜の分割数は、誘電体層の段数より少なくとも一つ多いことを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理用の載置台。
  3. 載置面に被処理基板を載置するためのプラズマ処理装置用の載置台であって、
    高周波電源に接続され、プラズマ生成用、またはプラズマ中のイオン引き込み用の電極を兼ねる導電体部材と、
    この導電体部材の上面中央部を覆うように設けられ、被処理基板を通してプラズマに印加する高周波電界を均一にするための誘電体層と、
    この誘電体層の上に積層され、高周波が通過できるように載置台の中央部に相当する位置に穴部が形成された電極膜が埋設された静電チャックと、を備え、
    前記誘電体層は、この穴部の下方に位置することを特徴とするプラズマ処理装置用の載置台。
  4. 前記誘電体層は、円柱状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置用の載置台。
  5. 前記誘電体層の厚さは、中央部よりも周縁部の方が小さいことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つ記載のプラズマ処理装置用の載置台。
  6. 前記高周波電源より供給される高周波の周波数は、13MHz以上であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置用の載置台。
  7. 被処理基板に対してプラズマ処理が行われる処理容器と、
    この処理容器内に処理ガスを導入する処理ガス導入部と、
    前記処理容器内に設けられた請求項1ないし6のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置用の載置台と、
    この載置台の上方側に当該載置台と対向するように設けられた上部電極と、
    前記処理容器内を真空排気するための手段と、を備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。

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