JP2010135781A - プラズマ処理装置及びその構成部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】隅部にデポが堆積するのを防止することができるプラズマ処理装置の構成部品を提供する。
【解決手段】プラズマを用いてウエハWにドライエッチング処理を施すプラズマ処理装置10が備える上部電極33の外側電極33bにおいて、内周部33c及び傾斜面33dが成す隅部33eの角度がθが140°であり、溝41の底面41a及び傾斜面41bが成す隅部41cの角度θが125°であり、さらに、溝41の底面41a及び傾斜面41dが成す隅部41eの角度θが125°であり、溝41の底面41aの幅はシース長の2倍以上である。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラズマ処理装置及びその構成部品に関し、特に、プラズマに晒されるプラズマ処理装置の構成部品に関する。
プラズマ処理装置は基板としてのウエハを収容する収容室を備え、収容室内に導入された処理ガスからプラズマを生成し、該プラズマによってウエハに所望のプラズマ処理を施す。プラズマ処理がドライエッチング処理である場合、プラズマと被エッチング物質に起因して反応生成物が生じ、該反応生成物はデポとして収容室を構成する構成部品の表面等に堆積する。
一方、収容室内ではプラズマに晒される各構成部品の表面70に沿ってシース71が発生し、該シース71によってプラズマ中のイオン72が各構成部品の表面に向けて打ち込まれる(図7(A))。この打ち込まれたイオン72は各構成部品の表面に堆積したデポをスパッタして除去する。通常、各構成部品の表面においては反応生成物に起因するデポの堆積量がイオンのスパッタによるデポの除去量と同等か或いは少ないため、デポが堆積することは殆どない。
ところが、近年、ウエハにおけるプラズマ処理の均一化を達成するために収容室内におけるプラズマ分布、特に電子密度の制御を厳密に行うことが求められており、これに対応してウエハに対向する上部電極に突起、溝や段差を設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特願2008−83046号明細書
しかしながら、図7(B)に示すように、ほぼ直角な隅部73を伴う突起や溝では該隅部73に沿うように屈曲したシース74が発生するが、イオン75は該シース74に対してほぼ垂直に打ち出されるため、屈曲したシース74からはイオン75が拡散して打ち出される。その結果、隅部73では他の部分と比較して単位面積当たりに打ち込まれるイオン75の数が極端に少なくなり、イオン75のスパッタによるデポの除去量が減少するため、隅部73及びその近傍ではデポ76が堆積することがある。堆積したデポ76は剥がれてパーティクルとなり、ウエハに付着してディフェクト(欠陥)の原因となる。
本発明の目的は、隅部にデポが堆積するのを防止することができるプラズマ処理装置及びその構成部品を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のプラズマ処理装置の構成部品は、プラズマを用いて基板にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置の構成部品であって、前記プラズマに晒される構成部品において、2つの面が交差して形成される隅部を有し、前記2つの面の交差角度は115°〜180°のいずかであることを特徴とする。
請求項2記載のプラズマ処理装置の構成部品は、請求項1記載の構成部品において、前記隅部が形成された溝を有し、該溝の幅はシース長の2倍以上であることを特徴とする。
請求項3記載のプラズマ処理装置の構成部品は、請求項2記載の構成部品において、前記構成部品は前記基板に対向するように配置され、且つ直流電圧が印加される電極であって、前記プラズマ中の電子密度は2.0×1010〜1011cm−3であり、前記電極に印加される直流電圧の値が300V以下であるときに、前記溝の幅は8mm以上であることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項4記載のプラズマ処理装置は、プラズマを用いて基板にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置において、前記プラズマに晒される構成部品を備え、前記構成部品は、2つの面が交差して形成される隅部を有し、前記2つの面の交差角度は115°〜180°のいずかであることを特徴とする。
請求項1記載のプラズマ処理装置の構成部品及び請求項4記載のプラズマ処理装置によれば、プラズマに晒される構成部品は2つの面が交差して形成される隅部を有し、該2つの面の交差角度は115°〜180°のいずかであるので、隅部に沿って発生したシースの屈曲度合いが低減し、これにより、該シースから打ち出されるイオンの拡散度合いも低減する。その結果、隅部において単位面積当たりに打ち込まれるイオンの数が極端に低減するのを防止してイオンのスパッタによるデポの除去量の減少を抑制することができ、もって、隅部にデポが堆積するのを防止することができる。
請求項2記載のプラズマ処理装置の構成部品によれば、隅部が形成された溝の幅はシース長の2倍以上であるので、溝の内部においてシースが形成されても溝の各側面に沿って発生したシースが重なることが無く、もって、イオンを閉じ込めるホロー部の発生を防止することができる。その結果、溝の内部のシースから溝の各表面に向けてイオンを確実に打ち込むことができ、隅部を含む溝の内部においてデポが堆積するのを防止することができる。
請求項3記載のプラズマ処理装置の構成部品によれば、プラズマ中の電子密度は2.0×1010〜1011cm−3であり、基板に対向するように配置される電極に印加される直流電圧の値が300V以下であるときに、溝の幅は8mm以上であるので、電極の溝の内部においてデポが堆積するのを確実に防止することができるとともに溝の内部においてホロー部の発生を確実に防止することができる。
本発明の実施の形態に係る構成部品を備えるプラズマ処理装置の構成を概略的に示す断面図である。 プラズマ処理装置のチャンバの構成部品における隅部の角度及び該構成部品の消耗量の関係を示すグラフである。 構成部品の隅部に沿って発生したシースから打ち出されるイオンの拡散度合いの低減を説明するための図である。 図1における外側電極の近傍の構成を概略的に示す拡大断面図である。 構成部品の溝及びシースの発生形態の関係を示す断面図であり、図5(A)は溝の幅が極端に小さい場合の断面図であり、図5(B)は溝の幅がさほど大きくない場合の断面図である。 上部電極に直流電圧が印加される場合のプラズマ中の電子密度と、上部電極の表面に沿って発生するシース長との関係を示すグラフである。 従来のプラズマ処理装置の構成部品の表面に沿って発生したシースから打ち出されるイオンの拡散度合いを説明するための図であり、図7(A)は隅部が存在しない場合の図であり、図7(B)はほぼ直角な隅部が存在する場合の図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係る構成部品を備えるプラズマ処理装置の構成を概略的に示す断面図である。このプラズマ処理装置はウエハにドライエッチング処理を施すように構成されている。
図1において、プラズマ処理装置10は、例えば、直径が300mmのウエハWを収容するチャンバ11を有し、該チャンバ11内には半導体デバイス用のウエハWを載置する円柱状のサセプタ12が配置されている。また、プラズマ処理装置10では、チャンバ11の内側壁とサセプタ12の側面とによって、サセプタ12上方のガスをチャンバ11の外へ排出する流路として機能する側方排気路13が形成される。この側方排気路13の途中には排気プレート14が配置される。
排気プレート14は多数の孔を有する板状部材であり、チャンバ11内部を上部と下部に仕切る仕切り板として機能する。排気プレート14によって仕切られたチャンバ11内部の上部(以下、「反応室」という。)17にはプラズマが発生する。また、チャンバ11内部の下部(以下、「排気室(マニホールド)」という。)18にはチャンバ11内のガスを排出する排気管16が接続される。排気プレート14は反応室17に発生するプラズマを捕捉又は反射してマニホールド18への漏洩を防止する。
排気管16にはTMP(Turbo Molecular Pump)及びDP(Dry Pump)(ともに図示しない)が接続され、これらのポンプはチャンバ11内を真空引きして減圧する。具体的には、DPはチャンバ11内を大気圧から中真空状態(例えば、1.3×10Pa(0.1Torr)以下)まで減圧し、TMPはDPと協働してチャンバ11内を中真空状態より低い圧力である高真空状態(例えば、1.3×10−3Pa(1.0×10−5Torr)以下)まで減圧する。なお、チャンバ11内の圧力はAPCバルブ(図示しない)によって制御される。
チャンバ11内のサセプタ12には第1の高周波電源19が第1の整合器20を介して接続され、且つ第2の高周波電源31が第2の整合器30を介して接続されており、第1の高周波電源19は比較的低い周波数のイオン引き込み用の高周波電力をサセプタ12に供給し、第2の高周波電源31は比較的高い周波数のプラズマ生成用の高周波電力をサセプタ12に供給する。これにより、サセプタ12は電極として機能する。また、第1の整合器20及び第2の整合器30は、サセプタ12からの高周波電力の反射を低減して高周波電力のサセプタ12への供給効率を最大にする。
サセプタ12の上部には、静電電極板21を内部に有する静電チャック22が配置されている。静電チャック22は或る直径を有する下部円板状部材の上に、該下部円板状部材より直径の小さい上部円板状部材を重ねた形状を呈する。なお、静電チャック22はセラミックスで構成されている。
静電チャック22では、静電電極板21に第1の直流電源23が接続されている。静電電極板21に正の直流電圧が印加されると、ウエハWにおける静電チャック22側の面(以下、「裏面」という。)には負電位が発生して静電電極板21及びウエハWの裏面の間に電位差が生じ、該電位差に起因するクーロン力又はジョンソン・ラーベック力により、ウエハWは静電チャック22における上部円板状部材の上において吸着保持される。
また、静電チャック22には、吸着保持されたウエハWを囲うように、リング状部材であるフォーカスリング24が載置される。フォーカスリング24は、導電体、例えば、ウエハWを構成する材料と同じ単結晶シリコンによって構成される。フォーカスリング24は導電体からなるので、プラズマの分布域をウエハW上だけでなく該フォーカスリング24上まで拡大してウエハWの周縁部上におけるプラズマの密度を該ウエハWの中央部上におけるプラズマの密度と同程度に維持する。これにより、ウエハWの全面に施されるドライエッチング処理の均一性を維持することができる。
サセプタ12の内部には、例えば、円周方向に延在する環状の冷媒室25が設けられる。この冷媒室25には、チラーユニット(図示しない)から冷媒用配管26を介して低温の冷媒、例えば、冷却水やガルデン(登録商標)が循環供給される。該低温の冷媒によって冷却されたサセプタ12は静電チャック22を介してウエハW及びフォーカスリング24を冷却する。
静電チャック22における上部円板状部材の上面のウエハWが吸着保持される部分(以下、「吸着面」という。)には、複数の伝熱ガス供給孔27が開口している。これら複数の伝熱ガス供給孔27は、伝熱ガス供給ライン28を介して伝熱ガス供給部(図示しない)に接続され、該伝熱ガス供給部は伝熱ガスとしてのヘリウム(He)ガスを、伝熱ガス供給孔27を介して吸着面及びウエハWの裏面の間隙に供給する。吸着面及びウエハWの裏面の間隙に供給されたヘリウムガスはウエハWの熱を静電チャック22に効果的に伝達する。
チャンバ11の天井部には、サセプタ12と対向するようにシャワーヘッド29が配置されている。シャワーヘッド29は、上部電極33と該上部電極33を着脱可能に釣支するクーリングプレート34と、該クーリングプレート34を覆う蓋体35とを有する。該クーリングプレート34の内部にはバッファ室36が設けられ、このバッファ室36には処理ガス導入管37が接続されている。
上部電極33には第2の直流電源15が接続されており、該上部電極33に直流電圧が印加される。また、上部電極33は多数のガス穴32を有する導電性の円板状部材である内側電極33aと、該内側電極33aを囲うように配置される導電性のリング状部材である外側電極33b(構成部品)とからなり、外側電極33bは内周部よりも外周部がサセプタ12に載置されたウエハW(以下、「載置ウエハW」という。)に向けて突出する段差構造を有し、内周部及び外周部は傾斜面で接続されている。該傾斜面は載置ウエハWの外縁部を指向する。
プラズマ処理装置10では、処理ガス導入管37からバッファ室36へ供給された処理ガスがガス穴32を介して反応室17内部へ導入され、該導入された処理ガスは、第2の高周波電源31からサセプタ12を介して反応室17内部へ印加されたプラズマ生成用の高周波電力によって励起されてプラズマとなる。該プラズマは、第1の高周波電源19がサセプタ12に供給するイオン引き込み用の高周波電力によって載置ウエハWに向けて引きこまれ、該ウエハWにドライエッチング処理を施す。
また、プラズマ処理装置10では、ドライエッチング処理の間、第2の直流電源15が上部電極33に負の直流電圧を印加する。このとき、上部電極33は二次電子を放出するが、外側電極33bの傾斜面は載置ウエハWの外縁部を指向するので、載置ウエハWの外縁部近傍には外側電極33bの内周部から放出された二次電子だけでなく、上記傾斜面から放出された二次電子も到達する。これにより、載置ウエハWの周縁部の直上において電子密度が低下するのを防止することができ、もって、載置ウエハWの全面へ均一にドライエッチング処理を施すことができる。
なお、外側電極33bは、載置ウエハW近傍における電子密度を制御するために、上述した傾斜面の他に溝41(後述する)を有する。
上述したプラズマ処理装置10の各構成部品の動作は、プラズマ処理装置10が備える制御部(図示しない)のCPUがドライエッチング処理に対応するプログラムに応じて制御する。
プラズマ処理装置10がドライエッチング処理を載置ウエハWに施す場合、反応生成物がデポとしてチャンバ11を構成する構成部品、例えば、上部電極33の表面等に堆積する。
ここで、上部電極33は段差構造を有し、さらに溝41を有するため、複数の隅部を備えるが、上述したように、隅部に沿って発生したシースではその屈曲度合いに応じてイオンのスパッタによるデポの除去量が減少し、隅部及びその近傍にデポが堆積することがある。
そこで、本発明者は隅部の屈曲度合いと隅部及びその近傍のデポ堆積との関係を把握すべく、ドライエッチング処理を実行した場合のシリコンからなる、チャンバの構成部品における隅部の角度及び該構成部品の消耗量の関係を調査したところ、図2のグラフに示すように、隅部の角度が125°以上であれば確実に構成部品が消耗することを見出した。構成部品が消耗するためには、該構成部品の表面に堆積するデポの堆積量をイオンのスパッタによるデポの除去量が上回る必要がある。したがって、隅部の角度が125°以上であれば、イオンのスパッタによるデポの除去量の減少を抑制でき、デポの堆積量がイオンのスパッタによるデポの除去量を上回ること、すなわちデポが堆積するのを防止できることが分かった。さらに、図2のグラフでは構成部品の消耗量が0以下の場合はデポが堆積する場合に該当するが、隅部の角度が115°以上であれば、デポの堆積量は非常に小さく、例え、デポが堆積しても該デポはウエハのディフェクトの原因とならないことも分かった。
以上の調査結果より、本発明者は、隅部におけるデポの除去に関して以下の知見を得た。すなわち、図3に示すように、構成部品の隅部38において該隅部38の角度θが115°以上、好ましくは125°以上であれば、隅部38に沿って発生するシース39の屈曲度合いが低減され、該シース39から打ち出されるイオン40の拡散度合いも低減する。その結果、隅部38において単位面積当たりに打ち込まれるイオン40の数が極端に低減するのを防止してイオンのスパッタによるデポの除去量の減少を抑制できる。
なお、図2のグラフにおける一点鎖線と破線はそれぞれ異なるプラズマ処理装置において異なる条件に基づいて実行されたドライエッチング処理における結果であるが、いずれも隅部の角度が125°以上であれば構成部品が消耗することを示しているため、プラズマ処理装置の種類やドライエッチング処理の条件に拘わらず、隅部の角度が125°以上であればデポが堆積するのを防止できることが分かった。
一方、隅部の角度が180°より大きいと隅部は突起部となり、シースは該突起部を取り巻くように発生するため、シースから打ち込まれるイオンが集中して該突起部の消耗が激しくなる。したがって、隅部の角度は180°以下であることが好ましい。
本実施の形態では、上記知見に基づいて、外側電極33bが有する段差構造や溝41において2つの面が交差して形成される隅部の角度(2つの面の交差角度)が115°〜180°のいずれかに設定される。
図4は、図1における外側電極の近傍の構成を概略的に示す拡大断面図である。
図4において、内周部33c及び傾斜面33dが成す隅部33eの角度がθが140°に設定され、溝41の底面41a及び傾斜面41bが成す隅部41cの角度θが125°に設定され、さらに、溝41の底面41a及び傾斜面41dが成す隅部41eの角度θが125°に設定される。
ところで、上述したように、プラズマに晒される構成部品ではその表面に沿うようにシースが発生するが、外側電極33bのように構成部品が溝を有する場合、図5(A)に示すように、溝42の幅が極端に小さいと該溝42の内部にシース43が入り込まず、その結果、溝42の底部42aからシース43までの距離が遠くなり、シース43から溝42の内部へ打ち込まれるイオン44が失速して底部42aまで届かないことがある。このとき、底部42aではイオン44のスパッタによるデポの除去量が減少するため、デポ45が堆積する。
また、図5(B)に示すように、溝46の幅がさほど大きくない場合、該溝46の両側面46a,46bに沿って発生したシース47,48が溝46の内部において重なることがある。シース47,48が重なる部分はホロー(hollow)部49と呼ばれ、該ホロー部49はイオンを閉じ込めるため、該ホロー部49からイオン50が打ち出されることがなく、その結果、溝46の内部ではイオン50のスパッタによるデポの除去量が減少し、デポ51が堆積することがある。
本実施の形態では、これに対応して、溝41の最小幅がシースの厚さ(シース長)の2倍以上に設定される。具体的には、図4に示すように、溝41の底面41aの幅Lがシース長の2倍以上に設定される。これにより、溝41の内部において傾斜面41b及び傾斜面41dのそれぞれに沿ってシース52が発生しても該シース52は溝41の内部において重なることがない。
プラズマ処理装置10のように、上部電極33に直流電圧が印加される場合、上部電極33の表面に沿って発生するシース長は下記式(1)によって表される。
シース長 = 0.606×デバイ長×(2×Vdc/Te)3/4 (mm)…(1)
但し、Vdc:上部電極33に印加される直流電圧の値(V)、Te:電子温度(eV)、デバイ長:7.43×10×(Te/Ne)1/2(mm)、Ne:電子密度(cm−3
図6は、上記式(1)に基づいたプラズマ中の電子密度と、上部電極33の表面に沿って発生するシース長との関係を示すグラフである。図6において、上部電極33に印加される直流電圧の値が150Vの場合は「◇」で示され、同直流電圧の値が300Vの場合は「□」で示され、同直流電圧の値が600Vの場合は「△」で示され、同直流電圧の値が900Vの場合は「×」で示される。
ここで、通常、上部電極33に印加される直流電圧の値は300V以下であり、ドライエッチング処理で用いるプラズマ中の電子密度は2.0×1010〜1011cm−3であるため、図6のグラフより、発生が想定されるシースのシース長は4.0mm以下である。したがって、溝41の底面41aの幅Lを8mm以上に設定すれば、溝41の内部においてホロー部49の発生を確実に防止することができる。
本実施の形態に係るプラズマ処理装置の構成部品としての外側電極33bによれば、外側電極33bにおける隅部33eの角度がθが140°であり、隅部41cの角度θが125°であり、さらに、隅部41eの角度θが125°であるので、イオンのスパッタによるデポの除去量の減少を抑制することができ、もって、各隅部33e,41c,41eにデポが堆積するのを防止することができる。
上述した外側電極33bでは、隅部41c,41eが形成された溝41の底面41aの幅はシース長の2倍以上であるので、溝41の内部においてシース52が形成されても溝41の各傾斜面41b,41dに沿って発生したシース52が重なることが無く、もって、イオンを閉じ込めるホロー部の発生を防止することができる。その結果、溝41の内部のシース52から溝41の各傾斜面41b,41dに向けてイオンを確実に打ち込むことができ、隅部41c,41eを含む溝41の内部においてデポが堆積するのを防止することができる。
本実施の形態では、上部電極33の各隅部33e,41c,41eの角度の設定や溝41の幅の設定について説明したが、本発明は他のプラズマに晒される構成部品に適用してもよく、具体的には、他の構成部品であっても隅部の角度を125°以上に設定するのが好ましく、また、溝の幅をシース長の2倍以上に設定するのが好ましい。また、本実施の形態では上部電極33に直流電圧が印加される場合について説明したが、本発明は上部電極に直流電圧が印加されない場合にも適用してもよく、上部電極に直流電圧が印加されない場合であっても隅部の角度を125°以上に設定するのが好ましく、また、溝の幅をシース長の2倍以上に設定するのが好ましい。
なお、上述した本実施の形態では、ドライエッチング処理が施される基板が半導体デバイス用のウエハであったが、ドライエッチング処理が施される基板はこれに限られず、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やFPD(Flat Panel Display)等のガラス基板であってもよい。
W ウエハ
10 プラズマ処理装置
15 第2の直流電源
33 上部電極
33a 内側電極
33b 外側電極
33e,38,41c,41e,73 隅部
39,43,47,48,52,71,74 シース
40,44,50,72,75 イオン
41,42,46 溝
41a 底面
41b,41d 傾斜面
45,51,76 デポ
49 ホロー部

Claims (4)

  1. プラズマを用いて基板にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置の構成部品であって、前記プラズマに晒される構成部品において、
    2つの面が交差して形成される隅部を有し、
    前記2つの面の交差角度は115°〜180°のいずかであることを特徴とするプラズマ処理装置の構成部品。
  2. 前記隅部が形成された溝を有し、該溝の幅はシース長の2倍以上であることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置の構成部品。
  3. 前記構成部品は前記基板に対向するように配置され、且つ直流電圧が印加される電極であって、前記プラズマ中の電子密度は2.0×1010〜1011cm−3であり、前記電極に印加される直流電圧の値が300V以下であるときに、前記溝の幅は8mm以上であることを特徴とする請求項2記載のプラズマ処理装置の構成部品。
  4. プラズマを用いて基板にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置において、
    前記プラズマに晒される構成部品を備え、
    前記構成部品は、2つの面が交差して形成される隅部を有し、前記2つの面の交差角度は115°〜180°のいずかであることを特徴とするプラズマ処理装置。
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