JP2008041055A - 廃棄物収集管理装置、廃棄物収集管理方法、および廃棄物収集管理プログラム - Google Patents

廃棄物収集管理装置、廃棄物収集管理方法、および廃棄物収集管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】RFIDタグを用いて、より簡単な作業で廃棄物の重量に関する情報の収集・管理を効率的かつ確実におこなうこと。
【解決手段】RFIDタグ153が貼付され廃棄物152が格納された廃棄物容器151が廃棄物収集場112に廃棄される(1)。廃棄物容器151が廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近に設けられた計量装置122に載置される(2)。RFIDタグ153から廃棄物情報が読み取られる(3)。廃棄物情報がサーバ121に送信される(4)。計量装置122によって、廃棄物152の重量が計量される(5)。計量情報がサーバ121に送信される(6)。廃棄物152の排出量に基づいた各種情報を排出者140が保有する情報端末160に対して送信する(7)。
【選択図】図1

Description

この発明は、RFID(Radio Frequency ID)タグを用いて、廃棄の対象となる廃棄物の重量の管理をおこなう廃棄物収集管理装置、廃棄物収集管理方法、および廃棄物収集管理プログラムに関する。
従来、家庭などから排出された廃棄物は、廃棄物の収集、処分およびリサイクルなどを効率的におこなうため自治体などの廃棄物収集者によって廃棄物の種類ごとに分別収集されている。そのため廃棄物の排出者は、廃棄物の種類ごとに廃棄物を分別して排出するように義務付けられている。また自治体においては、廃棄物情報(地域、廃棄物の種類、廃棄物の排出量など)を収集・管理して、収集された廃棄物情報に基づいた効率的な廃棄物の収集、処分およびリサイクルなどをおこなうための計画がおこなわれている。
そこで、たとえば上述した廃棄物情報の収集および管理を効率的かつ確実におこなうため、廃棄物の収集時に、廃棄物に混入されたIDタグから廃棄物情報を読み取ることによって廃棄物情報を収集することができる廃棄物収集管理システムが開示されている(たとえば下記特許文献1参照。)。
特開2004−175556号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、排出者ごとの排出量に関する情報を管理していない。そのため、廃棄物の排出量に関する情報を排出者に通知することができずに、排出者が排出者が自ら排出した廃棄物の排出量を把握したり、排出者にたいして廃棄物の排出量の削減をうながしたりすることが困難であった。そのため、廃棄物の排出量の削減を意識せずに廃棄物を排出する排出者が後をたたず、廃棄物の排出量の圧縮化を図ることができないといった問題が生じていた。
また、上記従来技術にあっては、廃棄物が収集されるとともにIDタグが回収されてしまう。そのため、収集された廃棄物から回収したIDタグをふたたび排出者に配布するか、または新たなIDタグを排出者に配布する必要がある。その結果、IDタグの利用に伴うコスト(たとえば回収費用、購入費用、管理費用、配布費用など)が増加するといった問題が生じていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、より簡単な作業により廃棄物の重量に関する情報の収集・管理を効率的かつ確実におこなうことができ、廃棄物の排出量の圧縮化を図ることが可能な廃棄物収集管理装置、廃棄物収集管理方法、および廃棄物収集管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる廃棄物収集管理装置は、所定の排出者によって排出され、廃棄物収集作業員によって廃棄物収集車両に収集される廃棄物の重量に関する情報を管理する廃棄物収集管理装置であって、前記廃棄物が収集されるときに、前記廃棄物を格納する廃棄物容器に設けられたRFID(Radio Frequency ID)タグに記録された情報であって、前記排出者を特定する情報を含む廃棄物に関する情報を取得する取得手段と、前記廃棄物が収集されるときに、前記廃棄物に対する廃棄物の重量を計量する計量手段と、前記計量手段によって計量された重量を含む情報を、前記廃棄物に関する情報に関連付けして所定の記録媒体に記録する記録手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる廃棄物収集管理装置は、上記に記載の発明において、前記廃棄物情報取得手段は、前記廃棄物収集車両の所定の位置であって、前記廃棄物が収集されるときに前記廃棄物に関する情報を取得することが可能な位置に設けられたことを特徴とする。
また、この発明にかかる廃棄物収集管理装置は、上記に記載の発明において、前記計量手段は、前記廃棄物収集車両の所定の位置であって、前記廃棄物が収集されるときに前記廃棄物の重量を計量することが可能な位置に設けられたことを特徴とする。
また、この発明にかかる廃棄物収集管理装置は、上記に記載の発明において、前記所定の記録媒体は、前記廃棄物容器に設けられたRFIDタグであり、前記記録手段は、当該RFIDタグに前記計量手段によって計量された重量を含む情報を記録することを特徴とする。
また、この発明にかかる廃棄物収集管理装置は、上記に記載の発明において、前記記録手段によって前記所定の記録媒体に記録された情報を所定の情報端末へ送信する送信手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる廃棄物収集管理装置は、上記に記載の発明において、前記記録手段によって前記所定の記録媒体に記録された情報に基づいて、前記排出者によって排出された廃棄物の処分料金を算出する算出手段をさらに備え、前記送信手段は、当該処分料金に関する情報を前記所定の情報端末へさらに送信することを特徴とする。
また、この発明にかかる廃棄物収集管理装置は、上記に記載の発明において、前記記録手段によって前記所定の記録媒体に記録された情報に基づいて、前記排出者によって排出された廃棄物の収集に関する措置を判定する判定手段をさらに備え、前記送信手段は、当該措置に関する情報を前記所定の情報端末へさらに送信することを特徴とする。
また、この発明にかかる廃棄物収集管理装置は、上記に記載の発明において、前記判定手段は、前記廃棄物の重量に応じた前記廃棄物の処分料金の割引率を判定することを特徴とする。
また、この発明にかかる廃棄物収集管理装置は、上記に記載の発明において、前記記録手段によって前記所定の記録媒体に記録された前記廃棄物の重量に関する情報に基づいて、前記排出者によって排出された廃棄物の重量に関する分析をおこなう分析手段をさらに備え、前記送信手段は、当該分析手段によっておこなわれた分析の結果に関する情報を前記所定の情報端末へさらに送信することを特徴とする。
また、この発明にかかる廃棄物収集管理方法は、所定の排出者によって排出され、廃棄物収集作業員によって廃棄物収集車両に収集される廃棄物の重量に関する情報を管理する廃棄物収集管理方法であって、前記廃棄物が収集されるときに、前記廃棄物を格納する廃棄物容器に設けられたRFID(Radio Frequency ID)タグに記録された情報であって、前記排出者を特定する情報を含む廃棄物に関する情報を取得する取得工程と、前記廃棄物が収集されるときに、前記廃棄物に対する廃棄物の重量を計量する計量工程と、前記計量工程によって計量された重量を含む情報を、前記廃棄物に関する情報に関連付けして所定の記録媒体に記録する記録工程と、を含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかる廃棄物収集管理プログラムは、上記に記載の廃棄物収集管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、より簡単な作業により廃棄物の重量に関する情報の収集・管理を効率的かつ確実におこなうことができ、廃棄物の排出量の圧縮化を図ることが可能な廃棄物収集管理装置、廃棄物収集管理方法、および廃棄物収集管理プログラムが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる廃棄物収集管理装置、廃棄物収集管理方法、および廃棄物収集管理プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(廃棄物収集管理処理の概要)
まず、この発明の実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置、廃棄物収集管理方法、および廃棄物収集管理プログラムの概要について説明する。図1は、この発明の本実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置、廃棄物収集管理方法、および廃棄物収集管理プログラムの概要を示す説明図である。
図1において、(1)まず排出者140によって、RFIDタグ153が貼付され廃棄物152が格納された廃棄物容器151が廃棄物収集場112(たとえば戸別の玄関先や、共同の廃棄物収集場所など)に廃棄される。廃棄物容器151は、自治体110によって廃棄物152の種別ごとに指定されている。排出者140は、廃棄物152の種別ごとに廃棄物152を分別して、指定された廃棄物容器151に廃棄物152を記憶したうえで、廃棄物容器151を廃棄物収集場112に廃棄するように義務付けられている。
(2)つぎに、廃棄物152を収集するために廃棄物収集車130で各廃棄物収集場112を周回する自治体110の作業員111によって、廃棄物収集場112に廃棄された廃棄物容器151が、廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近に設けられた計量装置122に載置される。
(3)つぎに、廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近に設けられたR/W(RFIDタグリーダ/ライタ)123によって、廃棄物容器151に貼付されているRFIDタグ153から廃棄物に関する情報(たとえば廃棄物容器151のID、排出者140の氏名、廃棄物152の種別など。以下、「廃棄物情報」という)が読み取られる。(4)つぎに、RFIDタグ153から読み取られた廃棄物情報が自治体110が保有するサーバ121に送信される。
(5)つぎに、計量装置122によって、計量装置122上に載置されている廃棄物容器151に格納された廃棄物152の重量が計量される。このとき廃棄物152そのものの重量を計量するため廃棄物容器151の重量に対応する所定の重量が自動的に減量される。(6)つぎに、計量装置122によって計量された廃棄物152の重量に関する情報(以下、「計量情報」という)が、自治体110が保有するサーバ121に送信される。この計量情報は、廃棄物情報と関連付けられて、たとえば自治体110が保有するデータベースなどに記録される。
(7)そして、自治体110は、排出者140に対して廃棄物152の排出量の減量をうながすため、定期的に、廃棄物152の排出量に基づいた各種情報を排出者140が保有する情報端末160(たとえば携帯電話など)に対して送信する。たとえば廃棄物152の処分料金に関する情報、廃棄物152の処分料金の割引率に関する情報、廃棄物152の排出量に関する分析に関する情報、廃棄物152の排出量に関する順位に関する情報などが計量情報として挙げられる。
(全体システムの構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置を含む全体システムの構成について説明する。図2は、この発明の本実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置を含む全体システムの構成を示す説明図である。
図2において、廃棄物収集管理システム200は、自治体110が保有する廃棄物収集管理装置120および廃棄物収集車130と、排出者140によって排出された廃棄物150と、排出者140が保有する情報端末160と、によって構成されており、それぞれがネットワーク201によって接続されている。
廃棄物収集管理装置120は、サーバ121と、計量装置122と、R/W123とによって構成されている。サーバ121は、R/W123および計量装置122を含めた廃棄物収集管理システム120全体の制御を司る。
サーバ121は、R/W123からネットワーク201を介して送信された廃棄物152の廃棄物情報を受信する。またサーバ121は、計量装置122からネットワーク201を介して送信された計量情報を受信する。またサーバ121は、定期的に計量情報および廃棄物152の排出量に基づいた各種情報を排出者140が保有する情報端末160(たとえば携帯電話など)に対して送信する。
計量装置122は、廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近に設けられ、廃棄物容器151を載置することができる形状である。また計量装置122は、計量装置122上に載置された廃棄物容器151に記憶されている廃棄物152の重量を計量する。また計量装置122は、(計量情報)廃棄物152の重量に関する情報をネットワーク201を介してサーバ121へ送信する。
R/W123は、廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近に設けられ、廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近に載置された廃棄物容器151に貼付されているRFIDタグ153から、廃棄物情報(たとえば廃棄物容器151のID、排出者140の氏名、廃棄物152の種別など)を読み取る。またR/W123は、RFIDタグ153から読み取った廃棄物情報をネットワーク201を介してサーバ121へ送信する。またR/W123は、RFIDタグ153に対して情報を書き込むこともできる。
ここで、R/W123は、通信距離が約数cmから2mであり、無線周波数はたとえば、13.56MHz(電磁誘導方式)と2.45GHz(マイクロ波方式)である。電磁誘導方式は、R/W123のコイルに電流を流して発生させた磁界で、無線ICタグが持つコイル状のアンテナに電流を発生させ、ICチップを動かす。マイクロ波方式は、R/W123のアンテナから発生させた電波を無線ICタグのアンテナで受け取るようにする。
廃棄物150は、廃棄物容器151と、廃棄物152と、RFIDタグ153と、によって構成されている。
廃棄物容器151は、自治体110によって廃棄物152の種類(たとえば、可燃廃棄物、不燃廃棄物など)ごとに指定され、排出者140によって保有される。廃棄物容器151には、自治体110によってあらかじめ廃棄物情報(たとえば廃棄物容器151のID、排出者140の氏名、廃棄物152の種別など)が記録されたRFIDタグ153が貼付されている。
廃棄物容器151には、排出者140によって廃棄物容器151に対応する種類(たとえば、可燃廃棄物、不燃廃棄物など)の廃棄物152が格納され、廃棄物収集場112に廃棄される。廃棄物収集場112に廃棄された廃棄物容器151は、廃棄物容器151に記憶されている廃棄物152が作業員111の収集作業によって廃棄物収集車130に収容された後に排出者140に返却される。
廃棄物152は、計量装置122による計量の対象物である。廃棄物152は、たとえば家庭や事業所から排出された廃棄物であり、可燃廃棄物、不燃廃棄物、カン、ビン、ペットボトルなどの種類が挙げられる。これらの廃棄物152は、排出者140によって廃棄物の種類ごとに分別され、廃棄物の種類ごとに指定された廃棄物容器151に記憶され、廃棄物容器151とともに廃棄物収集場112に廃棄される。
RFIDタグ153は、自治体110によって廃棄物情報(たとえば廃棄物容器151のID、排出者140の氏名、廃棄物152の種別など)があらかじめ記録されており、廃棄物容器151に貼付される。RFIDタグ153に記録された廃棄物情報は、廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近に設けられたR/W123によって読み取られ、ネットワーク201を介してサーバ121へ送信される。
ここで、RFIDタグ153は、たとえば情報を記録する小型のICチップと金属製のアンテナで構成する。ICチップ、はたとえば0.1ミリ〜数ミリ角の大きさである。またICチップは、10数バイト〜数キロバイトのメモリとロジック回路を備えており、無線通信によってデータの読み取りや書き込みをすることができる。またICチップは、ロジック回路によって、演算、認証、暗号化などの処理をおこなうこともできる。
RFIDタグ153は、電池を内臓していているものであっても、電池を内蔵していないものであってもよく、電池を内臓していているものであれば、RFIDタグ153から能動的に情報を発信することができる。またRFIDタグ153には、このRFIDタグ153が貼付される廃棄物150や排出者140を特定するための固有のIDを付与することができる。
情報端末160は、排出者140が保有する情報端末装置(たとえばネットワーク201と接続された携帯電話や、ネットワーク201と接続されたパーソナル・コンピュータなど)であり、廃棄物収集管理装置120からネットワーク201を介して送信された計量情報および廃棄物152の排出量に基づいた各種情報を受信して、受信した計量情報および廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の出力(たとえば画面表示、音声出力など)をおこなう。
(廃棄物収集管理装置120のハードウェア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる廃棄物収集管理方法を実現する廃棄物収集管理装置120のハードウェア構成について説明する。図3は、廃棄物収集管理装置120のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、サーバ121は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、HDD(Hard Disc Drive)304と、HD(Hard Disc)305と、FDD(Flexible Disc Drive)306と、FD(Flexible Disc)307と、ディスプレイ308と、I/F(インタフェース)309と、操作ボタン310と、時計311と、プリンタ312と、計量装置122と、R/W123とを備えて構成されており、上記各構成部はバス320によってそれぞれ接続されている。
CPU301は、サーバ121の全体の制御を司る。ROM302は、各種制御プログラムなどを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。HDD304はCPU301の制御命令に従って、HD305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。HD305は、HDD304の制御で書き込まれたデータを記憶する。FDD306はCPU301の制御命令に従って、FD307に対するデータの読み取り/書き込みの制御をおこなう。
FD307は、FDD306の制御で書き込まれたデータを記憶する着脱可能な記録媒体である。着脱可能な記録媒体として、FD307のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカードなどであってもよい。
ディスプレイ308は、テキストデータ、画像データなどの各種情報を表示する。ディスプレイ308は、例えばTFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイのほか、CRT(Cathode Ray Tube)やプラズマディスプレイなどであってもよい。
I/F309は、通信回線を通じてネットワーク201に接続され、ネットワーク201を介して、他の情報処理装置、各種データベースなどに接続される。そして、I/F309は、ネットワーク210と装置内部とのインタフェースを司り、他の情報処理装置、各種データベースなどとのデータの入出力を制御する。I/F309は、たとえばモデムやLANアダプタなどである。またI/F309は、USBなどの外部入出力としても用いることができる。
操作ボタン310は、各種データの送受信、入力、設定などに用いる。計量装置122は、載置された廃棄物152の重量を検出する時計311は、現在時刻を計時して、廃棄物152の計量がおこなわれた時刻を出力する。プリンタ312は、各種情報を印刷する。プリンタ312は、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタなどである。
(廃棄物収集管理装置120の機能的構成)
つぎに、本実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置120の機能的構成について説明する。図4は、この発明の本実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置120の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図4において、廃棄物収集管理装置120は、計量部401と、取得部402と、記録部403と、割引率判定部404と、算出部405と、分析部406と、順位判定部407と、送信部408と、記憶部410と、によって構成されている。
図4において、計量部401は、廃棄物152の重量を計量する。廃棄物152は、廃棄物容器151に記憶されている状態で計量されるため、計量部401は、計量された重量から廃棄物容器151そのものの重量を減算することによって、廃棄物152の重量を得ることができる。また、計量部401は、計量情報(廃棄物152の重量に関する情報)を生成する。計量部401は、具体的には、たとえば図3に示した計量装置122によってその機能を実現する。
取得部402は、廃棄物容器151に貼付されたRFIDタグ153から廃棄物情報(たとえば廃棄物容器151のID、排出者140の氏名、廃棄物152の種別など)を取得する。取得部402は、具体的には、たとえば図3に示したR/W123によってその機能を実現する。
記録部403は、計量情報記録データ(計量部401によって生成された計量情報と、取得部402によって取得された廃棄物情報とをに関連付けすることによって生成されたデータ)を、記憶部410に記録する。記録部403は、具体的には、たとえば図3に示したROM302、RAM303、HD305、FD307に記憶されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現する。
割引率判定部404は、記憶部410に記憶されている計量情報記録データのうち所定の期間内に所定の排出者140によって排出された廃棄物152に関する計量情報記録データと、あらかじめ記憶部410に記憶されている割引率および割引率の判定基準の設定情報(以下、「判定基準情報」という)とに基づいて、廃棄物152の処分料金の割引率を判定する。たとえば先月に排出された廃棄物152の総重量よりも、今月に排出された廃棄物152の総重量の方が少ないと計量情報記録データに示されている場合には、割引率判定部404は、判定基準情報に基づいて、廃棄物152の処分料金が割引される割引率を判定する。
また、たとえば先月に排出された廃棄物152の総重量よりも、今月に排出された廃棄物152の総重量の方が多いと計量情報記録データに示されている場合には、割引率判定部404は、判定基準情報に基づいて、廃棄物152の処分料金が割増される割引率を判定する。
なお、割引率判定部404は、具体的には、たとえば図3に示したROM302、RAM303、HD305、FD307に記憶されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現する。また、記憶部410に記憶された判定基準情報の一例については図5を用いて後述する。
算出部405は、記憶部410に記憶されている計量情報記録データのうち所定の期間内に所定の排出者140によって排出された廃棄物152に関する計量情報記録データと、割引率判定部404によって判定された割引率とに基づいて、廃棄物152の処分料金を算出する。算出部405は、具体的には、たとえば図3に示したROM302、RAM303、HD305、FD307に記憶されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現する。
分析部406は、記憶部410に記憶されている計量情報記録データのうち所定の期間内に所定の排出者140によって排出された廃棄物152に関する計量情報記録データと、あらかじめ記憶部410に記憶されている分析基準の設定情報(以下、「分析基準情報」という)とに基づいて、廃棄物152の排出量に関する分析をおこなう。分析部406は、たとえば廃棄物152の排出量の傾向などの分析をおこなう。また分析部406は、たとえば分析された結果に関する情報に対応する、アドバイスに関する情報を分析基準情報から抽出する。
なお、分析部406は、具体的には、たとえば図3に示したROM302、RAM303、HD305、FD307に記憶されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現する。また、記憶部410に記憶された分析基準情報の一例については図6を用いて後述する。
順位判定部407は、記憶部410に記憶されている計量情報記録データに基づいて、廃棄物152の排出量に関する順位付けをおこなう。順位判定部407は、たとえば廃棄物152の排出量による順位付け、廃棄物152の排出量の削減量による順位付けなどをおこなう。
また、順位判定部407は、たとえば地域ごと、廃棄物収集場112ごとの順位付けをおこなう。順位判定部407は、具体的には、たとえば図3に示したROM302、RAM303、HD305、FD307に記憶されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現する。
送信部408は、廃棄物152の排出量に基づいた各種情報を排出者140が保有する情報端末160(たとえば携帯電話など)に対して送信する。ここで、廃棄物152の排出量に基づいた各種情報には、算出部405によって算出された処分料金に関する情報と、順位判定部407によって判定された順位に関する情報と、分析部406によって分析された結果に関する情報とが含まれる。送信部408は、具体的には、たとえば図3に示したI/F309によってその機能を実現する。
記憶部410は、記録部403によって記録された計量情報記録データを記憶する。また、記憶部410は、あらかじめ設定された判定基準情報を記憶する。また、記憶部410は、あらかじめ設定された分析基準情報を記憶する。記憶部410は、具体的には、たとえば図3に示したROM302、RAM303、HD305、FD307によってその機能を実現する。
(判定基準情報の一例)
つぎに、記憶部410に記憶された判定基準情報の一例について説明する。図5は、記憶部410に記憶された判定基準情報の一例を示す説明図である。図5において、判定基準情報が設定された表500は、「変化量」と、「割引率」とによって構成されている。「変化量」には、今月に排出された廃棄物152の総重量から、先月に排出された廃棄物152の総重量を減算した結果の重量の範囲が設定されている。また「割引率」には「変化量」に設定されている重量の範囲に対応する割引率が設定されている。
この割引率設定表500は、あらかじめ値が設定され、たとえば図3に示したROM302、RAM303、HD305、FD307に記憶されている。そして、廃棄物152の処分料金の割引率の判定に利用されるために、割引率判定部404によって上記記録媒体から読み取られる。
図5において、たとえば今月に排出された廃棄物152の総重量から、先月に排出された廃棄物152の総重量を減算した結果の重量が「−30Kg」である場合、「変化量」が「−50kg〜−25Kg」に対応する「割引率」として「−10%」(10%割引を意味する)が、割引率判定部404によって判定されることが示されている。
また、たとえば今月に排出された廃棄物152の総重量から、先月に排出された廃棄物152の総重量を減算した結果の重量が「+60Kg」である場合、「変化量」が「50kg〜」に対応する「割引率」として「+20%」(20%割増を意味する)が、割引率判定部404によって判定されることが示されている。
(分析基準情報の一例)
つぎに、記憶部410に記憶された分析基準情報の一例について説明する。図6は、記憶部410に記憶された分析基準情報の一例を示す説明図である。図6において、分析基準情報が設定された表600は、「種別」と、「排出量」と、「傾向」と、「アドバイス」とによって構成されている。「種別」には、排出量の分析の対象となる廃棄物152の種類が設定されている。また「排出量」には、今月に排出された廃棄物152の総排出量の範囲が設定されている。
また、「傾向」には、「種別」と「排出量」との組み合わせに対応する、廃棄物152の排出量の傾向の分析結果を示すメッセージが設定されている。また「アドバイス」には、「傾向」に設定された廃棄物152の排出量の傾向の分析結果に対応するアドバイスを示すメッセージが設定されている
図6において、たとえば今月に排出された廃棄物152のうち「不燃廃棄物」の総重量が「35Kg」である場合、割引率判定部404は、「排出量」が「25kg〜50Kg」に対応する「傾向」として「不燃廃棄物の排出量が多いようです。がんばって廃棄物を減らしましょう。」を取得することが示されている。
また、たとえば今月に排出された廃棄物152のうち「不燃廃棄物」の総重量が「35Kg」である場合、割引率判定部404は、「排出量」が「25kg〜50Kg」に対応する「アドバイス」として「びんやカンの容器の飲料は廃棄物重量が増加するもと。紙容器のものを購入するようにこころがけてはどうでしょう。」を取得することが示されている。
(計量情報記録データの一例)
つぎに、記憶部410に記憶された計量情報記録データの一例について説明する。図7は、記憶部410に記憶された計量情報記録データの一例を示す説明図である。
図7において、記憶部410に記憶されたデータは、「排出者ID」と、「氏名」と、「メールアドレス」と、「収集日」と、「収集時間」と、「収集場所」と、「廃棄物容器ID」と、「種別」と、「重量」と、によって構成されている。
記憶部410に記憶されるデータのうち「排出者ID」、「氏名」、「メールアドレス」、「収集日」、「収集時間」、「収集場所」、「廃棄物容器ID」、「種別」には廃棄物容器151に貼付されたRFIDタグ153から読み取られた値が設定される。また、記憶部410に記憶されるデータのうち「重量」は、計量装置122によって計量された廃棄物152の重量が設定される。
たとえば、「排出者ID」には、排出者140を特定するためのIDが設定される。また「氏名」には、排出者140の氏名が設定される。また「メールアドレス」には、たとえば排出者140に対して計量情報や廃棄物152の排出量に基づいた各種情報を電子メールによって送信する場合の送信先メールアドレスが設定される。
また「収集日」、「収集時間」には、廃棄物152を収集したときの収集日時(たとえば計量装置122によって廃棄物152の重量が計量された時刻)が設定される。また「収集場所」には、廃棄物152の収集場所が設定される。また「廃棄物容器ID」には廃棄物容器151を特定するためのIDが設定される。また「種別」には廃棄物152の種別が設定される。
(廃棄物情報のデータ構成)
つぎに、RFIDタグ153に記録された廃棄物情報の一例について説明する。図8は、RFIDタグ153に記録された廃棄物情報の一例を示す説明図である。
図8において、廃棄物情報は、「排出者ID」と、「氏名」と、「メールアドレス」と、「収集場所」と、「廃棄物容器ID」と、「種別」と、によって構成されている。これらの廃棄物情報は、あらかじめ自治体110によってRFIDタグ153に記録される。「排出者ID」には排出者140を特定するためのIDが設定される。
たとえば、「氏名」には、排出者140の氏名が設定される。また「メールアドレス」には、たとえば排出者140に対して計量情報や廃棄物152の排出量に基づいた各種情報を電子メールによって送信する場合の送信先メールアドレスが設定される。また「収集場所」には、廃棄物152の収集場所が設定される。また「廃棄物容器ID」には廃棄物容器151を特定するためのIDが設定される。また「種別」には廃棄物152の種別が設定される。
(廃棄物収集管理装置120による廃棄物情報収集処理の手順)
つぎに、廃棄物収集管理装置120による廃棄物収集管理処理の手順について説明する。図9は、この発明の本実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置120による廃棄物情報収集処理の手順を示すフローチャートである。
まず、取得部402によって、廃棄物容器151に貼付されたRFIDタグ153から廃棄物情報(たとえば廃棄物容器151のID、排出者140の氏名、廃棄物152の種別など)を取得する(ステップS901)。ここで取得部402は、R/W123により、廃棄物容器151に貼付されているRFIDタグ153が読み取られることによって廃棄物情報を取得することができる。
つぎに、計量部401によって、廃棄物152の重量を計量して、計量情報を生成する(ステップS902)。ここで計量部401は、計量装置122により、計量装置122上に載置された廃棄物152が格納されている廃棄物容器151の重量を計量した後に、計量された重量からあらかじめ設定された廃棄物容器151そのものの重量を減算することによって、廃棄物152の重量を得ることができる。なお、R/W123によるRFIDタグ153の読み取り作業および計量装置122による廃棄物152の重量の計量作業を含む廃棄物152の収集作業の一例については図10を用いて後述する。
そして、記録部403によって、計量情報記録データを記憶部410に記録して(ステップS903)、一連の処理を終了する。ここで、計量情報記録データは、記録部403によって、ステップS902で生成された計量情報と、ステップS901で取得された廃棄物情報とを関連付けすることによって生成されたものである。なお、記憶部410に記録された計量情報記録データの一例については図11を用いて後述する。
(廃棄物152の収集作業の一例)
つぎに、R/W123によるRFIDタグ153の読み取り作業および計量装置122による廃棄物152の重量の計量作業を含む廃棄物152の収集作業の一例について説明する。図10は、R/W123によるRFIDタグ153の読み取り作業および計量装置122による廃棄物152の重量の計量作業を含む廃棄物152の収集作業の一例を示す説明図である。
図10において、作業員111によって、廃棄物収集場112に廃棄された廃棄物容器151が廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近に設けられた計量装置122上に載置されている。また廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近であって、計量装置122上に載置された廃棄物容器151の上方向には、R/W123が設けられている。
ここで、R/W123は常にRFIDタグ153を検出するように待機しており、上述したように廃棄物容器151が廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近(すなわち、R/W123によるRFIDタグ153の読み取り範囲内)に載置されたことにより、R/W123によってRFIDタグ153が検出され、廃棄物容器151の上面に貼付されたRFIDタグ153から廃棄物情報が読み取られる。
そして、R/W123によってRFIDタグ153から読み取られた廃棄物情報(たとえば廃棄物容器151のID、排出者140の氏名、廃棄物152の種別など)が、R/W123から、たとえば通信ケーブルや無線通信によって接続されたネットワーク201を介してサーバ121に対して送信される。
また、計量装置122は廃棄物容器151の載置を検出するように待機しており、上述したように廃棄物容器151が計量装置122上に載置されたことにより、計量装置122によって廃棄物容器151の載置が検出され、廃棄物容器151に格納されている廃棄物152の重量が計量される。
そして、計量装置122によって計量された計量情報が、計量装置122から、たとえば通信ケーブルや無線通信によって接続されたネットワーク201を介してサーバ121に対して送信される。
このように、たとえば作業員111は、手間のかかる別の作業をおこなうことなく、廃棄物容器151を廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近に載置するだけといった簡単な作業によって、廃棄物容器151に貼付されたRFIDタグ153に記録されている廃棄物情報および計量情報をサーバ121に対して送信することができる。そのため、たとえば作業員111は、RFIDタグ153の読み取り作業および廃棄物152の重量の計量作業を含む廃棄物152の収集作業を効率的かつ確実におこなうことができる。
(記憶部410に記録された計量情報記録データの一例)
つぎに、記憶部410に記録された計量情報記録データの一例について説明する。図11は、記憶部410に記録された計量情報記録データの一例を示す説明図である。
図11において、記憶部410に記録された計量情報記録データは、廃棄物情報収集処理(図9参照)がおこなわれたことによって、図7に示した同データに対して、さらに、記録部403によって計量情報記録データがさらに記録されている点が、図7に示した同データと異なる。
図11において、記憶部410にさらに記録されたデータは、排出者ID「ID0001」を有する排出者140「総研太郎」によって排出された排出物152に関する計量情報であって、計量装置122によって計量された重量が「25Kg」であることを示している。このように、記憶部410に記憶された計量情報記録データには、廃棄物152の収集がおこなわれる度に、記録部403によって計量情報記録データが記録される。
また、記憶部410に記憶された計量情報記録データは、たとえば、割引率判定部404によって読み取られ、廃棄物152の処分料金の割引率の判定をおこなう際に利用される。また、たとえば、算出部405によって読み取られ、廃棄物152の処分料金の算出をおこなう際に利用される。また、たとえば、分析部406によって読み取られ、廃棄物152の排出量に関する分析をおこなう際に利用される。また、たとえば、順位判定部407によって読み取られ、廃棄物152の排出量に関する順位付けをおこなう際に利用される。
(廃棄物収集管理装置120による廃棄物情報送信処理の手順)
つぎに、廃棄物収集管理装置120によって定期的(たとえば1ヶ月ごと)におこなわれる廃棄物情報送信処理の手順について説明する。図12は、この発明の本実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置120による廃棄物情報送信処理の手順を示すフローチャートである。
まず、割引率判定部404によって、廃棄物152の処分料金の割引率を判定する(ステップS1201)。ここで割引率判定部404は、記憶部410に記憶されている計量情報記録データのうち所定の期間内に所定の排出者140によって排出された廃棄物152に関する計量情報記録データと、判定基準情報とに基づいて、廃棄物152の処分料金の割引率を判定する。
つぎに、算出部405によって、廃棄物152の処分料金を算出する(ステップS1202)。ここで、算出部405は、記憶部410に記憶されている計量情報記録データのうち所定の期間内に所定の排出者140によって排出された廃棄物152に関する計量情報記録データと、ステップS1201で判定された割引率とに基づいて、廃棄物152の処分料金を算出する。
つぎに、順位判定部407によって、廃棄物152の排出量に関する順位付けをおこなう(ステップS1203)。ここで、順位判定部407は、記憶部410に記憶されている計量情報記録データに基づいて、廃棄物152の排出量に関する順位付けをおこなう。
つぎに、分析部406によって、廃棄物152の排出量に関する分析をおこなう(ステップS1204)。ここで、分析部406は、記憶部410に記憶されている計量情報記録データのうち所定の期間内に所定の排出者140によって排出された廃棄物152に関する計量情報記録データと、あらかじめ記憶部410に記憶されている分析基準情報とに基づいて、廃棄物152の排出量に関する分析をおこなう。
そして、送信部408によって、廃棄物152の排出量に基づいた各種情報を排出者140が保有する情報端末160(たとえば携帯電話など)に対して送信して(ステップS1205)、一連の処理を終了する。ここで、廃棄物152の排出量に基づいた各種情報には、ステップS1202で算出された処分料金に関する情報と、ステップS1203で判定された順位に関する情報と、ステップS1204で分析された結果に関する情報とが含まれる。
このように廃棄物収集管理装置120によって送信された廃棄物152の排出量に基づいた各種情報を受信した排出者140が保有する情報端末160においては、廃棄物152の排出量に基づいた各種情報が出力される。なお、情報端末160の画面上に出力された廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の一例については図13〜図16を用いて後述する。
(情報端末160の画面上に出力された廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の一例)
つぎに、排出者140が保有する情報端末160の画面上に出力された廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の一例について説明する。図13〜図16は、排出者140が保有する情報端末160の画面上に出力された廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の一例を示す説明図である。図13〜図16において、画面1301は排出者140が保有する情報端末160に表示された画面であり、廃棄物収集管理装置120から電子メールによって自動送信された廃棄物152の排出量に基づいた各種情報が表示されている。
図13において、たとえば画面1301には、算出部405によって算出された廃棄物152の処分料金を通知する旨の電子メールが表示されている。また、図14において、たとえば画面1301には、割引率判定部404によって判定された廃棄物152の処分料金の割引率を含む、廃棄物152の処分料金の明細を通知する旨の電子メールが表示されている。
また、図15において、たとえば画面1301には、順位判定部407によって判定された廃棄物152の排出量に関する順位を通知する旨の電子メールが表示されている。また、図16において、たとえば画面1301には、分析部406によっておこなわれた廃棄物152の排出量に関する分析の分析結果を通知する旨の電子メールが表示されている。
このように情報端末160の画面上に、廃棄物152の排出量に基づいた各種情報が出力されることによって、排出者140は、自ら排出した廃棄物152の排出量や、廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の内容を把握することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、廃棄物容器151を廃棄物収集車130の廃棄物投入口付近に載置させるだけといった簡単な作業を作業員111におこなわせることによって、計量情報(廃棄物152の重量に関する情報)を取得して、記憶部410に記録することができる。そのため、より簡単な作業により計量情報の収集・管理を効率的かつ確実におこなうことができる。
また、本実施の形態によれば、人手による作業を介すことなく、廃棄物収集管理装置120によって、廃棄物152の排出量に基づいた各種情報を排出者140が保有する情報端末160に送信することができる。そのため、排出者140によって排出された廃棄物152の排出量や、廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の内容を、効率的かつ確実に排出者140に対して通知することができる。
また、定期的に、廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の内容を排出者140に対して通知することによって、排出者140に対して廃棄物152の削減を積極的にうながし、排出者140によって廃棄される廃棄物の排出量の圧縮化を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、RFIDタグ153は、廃棄物容器152に設けられており、廃棄物152が収集された後に、廃棄物容器152とともに排出者140に返却される。そのため、IDタグ153を排出者140に繰り返し配布することなく、IDタグ153の利用に伴うコスト(たとえば回収費用、購入費用、管理費用、配布費用など)を削減することができる。
なお、本実施の形態においては、一例として計量情報記録データを記憶部410に記録する廃棄物収集管理装置120を用いたが、たとえば計量情報記録データをR/W123によって、廃棄物容器151に貼付されたRFIDタグ153に記録するようにしてもよい。
これによって、たとえばネットワーク201に接続されておらず廃棄物収集管理装置120との通信をおこなうことができない情報処理装置であっても、RFIDタグ153から計量情報記録データを取得して、取得した計量情報記録データに基づいた各種処理をおこなうことができる。
また、記憶部410に格納されるデータ量を圧縮することができるため、記憶部410の機能を実現するROM302、RAM303、HD305、FD307などの記録媒体を小型化することができ、たとえば廃棄物収集管理システム120の構築費用や、廃棄物収集管理システム120の維持管理費用などを圧縮することができる。
なお、本実施の形態で説明した廃棄物収集管理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどの廃棄物収集管理装置で実行することにより実現することができる。このプログラムは、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記憶され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる廃棄物収集管理装置、廃棄物収集管理方法、および廃棄物収集管理プログラムは、自治体などによる廃棄物収集業務に利用可能であり、例えば、排出者によって廃棄される廃棄物の排出量の圧縮化に適している。
この発明の本実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置、廃棄物収集管理方法、および廃棄物収集管理プログラムの概要を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置を含む全体システムの構成を示す説明図である。 廃棄物収集管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 この発明の本実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 記憶部に記憶された判定基準情報の一例を示す説明図である。 記憶部に記憶された分析基準情報の一例を示す説明図である。 記憶部に記憶された計量情報記録データの一例を示す説明図である。 RFIDタグに記録された廃棄物情報の一例を示す説明図である この発明の本実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置による廃棄物収集管理処理の手順を示すフローチャートである。 R/WによるRFIDタグの読み取り作業および計量装置による廃棄物の重量の計量作業を含む廃棄物の収集作業の一例を示す説明図である。 記憶部に記録された計量情報記録データの一例を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる廃棄物収集管理装置120による廃棄物情報送信処理の手順を示すフローチャートである。 排出者が保有する情報端末の画面上に出力された廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の一例を示す説明図である。 排出者が保有する情報端末の画面上に出力された廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の一例を示す説明図である。 排出者が保有する情報端末の画面上に出力された廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の一例を示す説明図である。 排出者が保有する情報端末の画面上に出力された廃棄物152の排出量に基づいた各種情報の一例を示す説明図である。
符号の説明
110 自治体
111 作業員
120 廃棄物収集管理装置
121 サーバ
122 計量装置
123 RFIDタグリーダ/ライタ
130 廃棄物収集車
140 排出者
150 廃棄物
151 廃棄物容器
152 廃棄物
153 RFIDタグ
160 情報端末
200 廃棄物収集管理システム
201 ネットワーク
401 計量部
402 取得部
403 記録部
404 割引率判定部
405 算出部
406 分析部
407 順位判定部
408 送信部
410 記憶部

Claims (11)

  1. 所定の排出者によって排出され、廃棄物収集作業員によって廃棄物収集車両に収集される廃棄物の重量に関する情報を管理する廃棄物収集管理装置であって、
    前記廃棄物が収集されるときに、前記廃棄物を格納する廃棄物容器に設けられたRFID(Radio Frequency ID)タグに記録された情報であって、前記排出者を特定する情報を含む廃棄物に関する情報を取得する取得手段と、
    前記廃棄物が収集されるときに、前記廃棄物に対する廃棄物の重量を計量する計量手段と、
    前記計量手段によって計量された重量を含む情報を、前記廃棄物に関する情報に関連付けして所定の記録媒体に記録する記録手段と、
    を備えたことを特徴とする廃棄物収集管理装置。
  2. 前記廃棄物情報取得手段は、前記廃棄物収集車両の所定の位置であって、前記廃棄物が収集されるときに前記廃棄物に関する情報を取得することが可能な位置に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物収集管理装置。
  3. 前記計量手段は、前記廃棄物収集車両の所定の位置であって、前記廃棄物が収集されるときに前記廃棄物の重量を計量することが可能な位置に設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の廃棄物収集管理装置。
  4. 前記所定の記録媒体は、前記廃棄物容器に設けられたRFIDタグであり、前記記録手段は、当該RFIDタグに前記計量手段によって計量された重量を含む情報を記録することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の廃棄物収集管理装置。
  5. 前記記録手段によって前記所定の記録媒体に記録された情報を所定の情報端末へ送信する送信手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の廃棄物収集管理装置。
  6. 前記記録手段によって前記所定の記録媒体に記録された情報に基づいて、前記排出者によって排出された廃棄物の処分料金を算出する算出手段をさらに備え、
    前記送信手段は、当該処分料金に関する情報を前記所定の情報端末へさらに送信することを特徴とする請求項5に記載の廃棄物収集管理装置。
  7. 前記記録手段によって前記所定の記録媒体に記録された情報に基づいて、前記排出者によって排出された廃棄物の収集に関する措置を判定する判定手段をさらに備え、
    前記送信手段は、当該措置に関する情報を前記所定の情報端末へさらに送信することを特徴とする請求項5または6に記載の廃棄物収集管理装置。
  8. 前記判定手段は、前記廃棄物の重量に応じた前記廃棄物の処分料金の割引率を判定することを特徴とする請求項7に記載の廃棄物収集管理装置。
  9. 前記記録手段によって前記所定の記録媒体に記録された前記廃棄物の重量に関する情報に基づいて、前記排出者によって排出された廃棄物の重量に関する分析をおこなう分析手段をさらに備え、
    前記送信手段は、当該分析手段によっておこなわれた分析の結果に関する情報を前記所定の情報端末へさらに送信することを特徴とする請求項5〜8のいずれか一つに記載の廃棄物収集管理装置。
  10. 所定の排出者によって排出され、廃棄物収集作業員によって廃棄物収集車両に収集される廃棄物の重量に関する情報を管理する廃棄物収集管理方法であって、
    前記廃棄物が収集されるときに、前記廃棄物を格納する廃棄物容器に設けられたRFID(Radio Frequency ID)タグに記録された情報であって、前記排出者を特定する情報を含む廃棄物に関する情報を取得する取得工程と、
    前記廃棄物が収集されるときに、前記廃棄物に対する廃棄物の重量を計量する計量工程と、
    前記計量工程によって計量された重量を含む情報を、前記廃棄物に関する情報に関連付けして所定の記録媒体に記録する記録工程と、
    を含んだことを特徴とする廃棄物収集管理方法。
  11. 請求項10に記載の廃棄物収集管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする廃棄物収集管理プログラム。
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