JP4883682B2 - 文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラム - Google Patents

文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、RFID(Radio Frequency ID)タグを用いて、文書の処理状況の管理をおこなう文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラムに関する。
従来、企業においては、たとえば契約書、注文書、交通費清算書などのように、紙を媒体とした文書が多数取り扱われている。このような文書の中には、所定の処理手順(ワークフロー)に従った複数の処理(たとえば、承認処理、送付処理など)がおこなわれるものがあり、多くの場合において、それぞれの処理における担当者が異なる。
このため、企業においては、文書の所在や処理状況などを把握することができずに、文書が行方不明になったり、処理が遅延したりするなどといった問題が生じていた。そこで、たとえばこのような文書の所在や処理状況などを管理することができる文書管理装置が開示されている(たとえば下記特許文献1参照。)。
特開平10−198687号公報
しかしながら、上記の従来技術にあっては、たとえば各担当者は、文書の処理をおこなうたびに、手間や時間のかかるパーソナル・コンピュータなどの端末の操作をおこなって、文書の処理状況に関する情報を更新(登録・変更・削除)しなければならないといった問題が生じていた。また、これにともなって、たとえば文書管理作業における作業効率の低下、作業時間の増加、入力ミス、入力し忘れなど多くの問題が生じていた。さらには、文書管理作業に要する人件費などのコストが増加するといった問題が生じていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、文書管理作業を簡素化することにより、効率的かつ確実に文書管理作業をおこなうことができるうえ、文書管理作業に要するコストを削減することができる文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる文書管理装置は、所定の文書に対する一連の処理における各処理別に設けられた所定の容器に関する情報を取得する容器情報取得手段と、前記所定の容器に対する前記所定の文書の入出がおこなわれるときに、前記所定の文書に設けられたRFID(Radio Frequency ID)タグから、前記所定の文書に関する情報を取得する文書情報取得手段と、前記所定の文書に関する情報と前記所定の容器に関する情報とに基づいて、前記所定の容器に対しておこなわれた前記所定の文書の入出に関する情報を所定の記録媒体に記録する文書入出情報記録手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる文書管理装置は、上記に記載の発明において、前記文書情報取得手段は、前記所定の容器における所定位置であり、前記所定の容器に対する前記文書の入出がおこなわれるときに、前記所定の文書に関する情報を取得することが可能な位置に設けられたことを特徴とする。
また、この発明にかかる文書管理装置は、上記に記載の発明において、前記文書入出情報記録手段によって前記所定の記録媒体に記録された情報に基づいて、前記所定の文書の処理状況を判定する判定手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる文書管理装置は、上記に記載の発明において、前記判定手段によって判定された結果を含む文書の処理状況に関する情報を出力する出力手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる文書管理装置は、上記に記載の発明において、前記所定の記録媒体は、前記所定の文書に設けられたRFIDタグであり、前記文書入出情報記録手段は、当該RFIDタグに前記所定の文書の入出に関する情報を記録することを特徴とする。
また、この発明にかかる文書管理方法は、所定の文書に対する一連の処理における各処理別に設けられた所定の容器に関する情報を取得する容器情報取得工程と、前記所定の容器に対する前記所定の文書の入出がおこなわれるときに、前記所定の文書に設けられたRFID(Radio Frequency ID)タグから、前記所定の文書に関する情報を取得する文書情報取得工程と、前記所定の文書に関する情報と前記所定の容器に関する情報とに基づいて、前記所定の容器に対しておこなわれた前記所定の文書の入出に関する情報を所定の記録媒体に記録する文書入出情報記録工程と、を含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかる文書管理プログラムは、所定の文書に対する一連の処理における各処理別に設けられた所定の容器に関する情報を取得する容器情報取得工程と、前記所定の容器に対する前記所定の文書の入出がおこなわれるときに、前記所定の文書に設けられたRFID(Radio Frequency ID)タグから、前記所定の文書に関する情報を取得する文書情報取得工程と、前記所定の文書に関する情報と前記所定の容器に関する情報とに基づいて、前記所定の容器に対しておこなわれた前記所定の文書の入出に関する情報を所定の記録媒体に記録する文書入出情報記録工程と、を含んだ文書管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、文書管理作業を簡素化することにより、効率的かつ確実に文書管理作業をおこなうことが可能なうえ、文書管理作業に要するコストを削減することが可能な文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラムが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(文書管理処理の概要)
まず、この発明の実施の形態にかかる文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラムの概要について説明する。図1は、この発明の本実施の形態にかかる文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラムの概要を示す説明図である。
図1において、(1)まず、事務部101において、たとえばこの事務部101に属する担当者101Pによって作成された文書160(たとえば契約書など)が、容器150(作成済み容器)へ投函される。ここで文書160には、RFIDタグ161が貼付されており、このRFIDタグ161には、文書160を特定するための文書IDなどを含む文書情報があらかじめ記録されている。
(2)つぎに、文書160は、集配業者105によって容器150(作成済み容器)から回収され、総務部102に備えられた容器150(調印依頼容器)に投函される。(3)つぎに、文書160は、総務部102に属する担当者102Pによって、容器150(調印依頼容器)から回収され、調印された後に、総務部102に備えられた容器150(調印済み容器)に投函される。
(4)つぎに、文書160は、集配業者105によって容器150(調印済み容器)から回収され、営業店103に備えられた容器150(送付依頼容器)に投函される。(5)つぎに、文書160は、集配業者105とは異なる集配業者106によって容器150(送付依頼容器)から回収され、取引先104に属する担当者104Pへ手渡される。(6)そして、文書160は、担当者104Pによって調印された後に、集配業者106へ手渡され、集配業者106によって営業店103に備えられた容器150(回収済み容器)に投函される。
ここで、上述したそれぞれの容器150の文書投入口付近においては、R/W151が設けられている。このR/W151には、あらかじめ、容器150を特定するための容器IDなどを含む容器情報が記録されている。そして、容器150に対する文書160の入出(投函および回収)がおこなわれるときに、R/W151によって、この文書160に貼付されたRFIDタグ161から、文書情報が読み取られる。
さらにR/W151によって、文書情報および容器情報が、サーバ120に対してネットワーク140を介して送信され、たとえばサーバ120に備えられた所定の記憶媒体などに、文書160の入出に関する情報(以下、「文書入出情報」という)として記録される。また、サーバ120においては、端末130から送信された処理要求(たとえば所定の文書IDを有する文書160の処理状況の確認要求など)に応じ、文書入出情報に基づいた文書160の処理状況の判定処理をおこなって、この判定結果を含む文書160の処理状況に関する情報(以下、「処理状況情報」という)を、端末130に対してネットワーク140を介して送信する。
これにより、端末130において、サーバ120から送信された処理状況情報の出力処理(たとえば画面表示、印刷処理など)がおこなわれる。このように出力された処理状況情報によって、たとえばユーザ(たとえば事務部101に属する担当者101Pや総務部102に属する担当者102Pなど)に対して、所定の文書IDを有する文書160の処理状況を容易に把握させることができる。
(全体システムの構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる文書管理装置を含む全体システムの構成について説明する。図2は、この発明の本実施の形態にかかる文書管理装置を含む全体システムの構成を示す説明図である。
図2において、文書管理システム200は、文書管理装置210および文書160に設けられたRFIDタグ161によって構成されており。また、文書管理装置210は、サーバ120と、端末130と、容器150に設けられたR/W151とを備えて構成されており、それぞれがネットワーク140によって接続されている。
サーバ120は、R/W151からネットワーク140を介して送信された文書情報および容器情報を受信する。またサーバ120は、受信した文書情報および容器情報に基づいて生成した文書入出情報を、サーバ120に備えられた所定の記録媒体に記録する。さらにサーバ120は、端末130から送信された処理要求(たとえば所定の文書IDを有する文書の処理状況の確認要求など)を受信して、この処理要求に応じた処理(たとえば所定の文書IDを有する文書の処理状況の確認処理など)をおこなう。そしてサーバ120は、処理要求に応じた処理の処理結果を端末130に対して送信する。
端末130は、図3を用いて後述するディスプレイ308および操作ボタン310などのユーザ・インタフェースを備えたパーソナル・コンピュータなどの情報端末である。この端末130は、ユーザ(たとえば事務部101に属する担当者101Pや総務部102に属する担当者102Pなど)による処理要求(たとえば所定の文書IDを有する文書の処理状況の確認要求など)の入力を受け付ける。
そして、端末130は、ユーザによって入力された処理要求をネットワーク140を介してサーバ120へ送信する。また端末130は、サーバ120に対して送信した処理要求に応じてサーバ120によっておこなわれた処理の処理結果をサーバ120からネットワーク140を介して受信する。そして端末130は、受信した処理結果を画面上に表示するなどの出力をおこなう。なお端末130は、たとえば携帯電話などの携帯情報端末であってもよい。
R/W151は、処理内容および処理状況ごとに設けられた容器150の文書投入口付近に設けられており、ユーザによって容器150に対して入出される文書160にあらかじめ貼付されているRFIDタグ161から、RFIDタグ161にあらかじめ記録されている文書情報(たとえば文書160のID、文書160の文書名など)を読み取る。またR/W151に備えられた所定の記録媒体には、容器150に対応する処理内容および処理状況を特定するための情報(たとえば容器150のID、容器150の容器名、容器150の設置部門など)を含んだ容器情報があらかじめ記録される。
また、R/W151は、RFIDタグ161から読み取った文書情報およびR/W151に備えられた所定の記録媒体に記録された容器情報をネットワーク140を介してサーバ120へ送信する。またR/W151は、RFIDタグ161に対して情報を書き込むこともできる。
ここで、R/W151は、通信距離が約数cmから2mであり、無線周波数はたとえば、13.56MHz(電磁誘導方式)と2.45GHz(マイクロ波方式)である。電磁誘導方式は、R/W151のコイルに電流を流して発生させた磁界で、無線ICタグが持つコイル状のアンテナに電流を発生させ、ICチップを動かす。マイクロ波方式は、R/W151のアンテナから発生させた電波を無線ICタグのアンテナで受け取るようにする。
RFIDタグ161は、あらかじめ文書情報(たとえば文書160のID、文書160の文書名など)記録された状態で文書160に貼付される。RFIDタグ161に記録された文書情報は、容器150の文書投入口付近に設けられたR/W151によって読み取られ、R/W151によって、R/W151に記録された容器情報とともにネットワーク140を介してサーバ120へ送信される。
ここで、RFIDタグ161は、たとえば情報を記録する小型のICチップと金属製のアンテナで構成する。ICチップ、はたとえば0.1ミリ〜数ミリ角の大きさである。またICチップは、10数バイト〜数キロバイトのメモリとロジック回路を備えており、無線通信によってデータの読み取りや書き込みをすることができる。またICチップは、ロジック回路によって、演算、認証、暗号化などの処理をおこなうこともできる。
RFIDタグ161は、電池を内蔵していているものであっても、電池を内蔵していないものであってもよく、電池を内蔵していているものであれば、RFIDタグ161から能動的に情報を発信することができる。またRFIDタグ161には、このRFIDタグ161が貼付される文書160を特定するための固有のIDを付与することができる。
(文書管理装置210のハードウェア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる文書管理方法を実現する文書管理装置210のハードウェア構成について説明する。図3は、文書管理装置210のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、文書管理装置210は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、HDD(Hard Disc Drive)304と、HD(Hard Disc)305と、FDD(Flexible Disc Drive)306と、FD(Flexible Disc)307と、ディスプレイ308と、I/F(インタフェース)309と、操作ボタン310と、時計311と、プリンタ312と、R/W151と、を備えて構成されており、上記各構成部はバス300によってそれぞれ接続されている。
CPU301は、文書管理装置210の全体の制御を司る。ROM302は、各種制御プログラムなどを記録する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。HDD304はCPU301の制御命令に従って、HD305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。HD305は、HDD304の制御で書き込まれたデータを記録する。FDD306はCPU301の制御命令に従って、FD307に対するデータの読み取り/書き込みの制御をおこなう。
FD307は、FDD306の制御で書き込まれたデータを記録する着脱可能な記録媒体である。着脱可能な記録媒体として、FD307のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカードなどであってもよい。
ディスプレイ308は、テキストデータ、画像データなどの各種情報を表示する。ディスプレイ308は、たとえばTFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイのほか、CRT(Cathode Ray Tube)やプラズマディスプレイなどであってもよい。
I/F309は、通信回線を通じてネットワーク140に接続され、ネットワーク140を介して、他の情報処理装置、各種データベースなどに接続される。そして、I/F309は、ネットワーク140と装置内部とのインタフェースを司り、他の情報処理装置、各種データベースなどとのデータの入出力を制御する。I/F309は、たとえばモデムやLANアダプタなどである。またI/F309は、USBなどの外部入出力としても用いることができる。
操作ボタン310は、各種データの送受信、入力、設定などに用いる。時計311は、現在時刻を計時して、文書の入出がおこなわれた時刻を出力する。プリンタ312は、処理状況情報やその他の情報を印刷する。プリンタ312は、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタなどである。
(文書管理装置210の機能的構成)
つぎに、本実施の形態にかかる文書管理装置210の機能的構成について説明する。図4は、この発明の本実施の形態にかかる文書管理装置210の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図4において、文書管理装置210は、文書情報取得部401と、容器情報取得部402と、文書入出情報記録部403と、処理状況判定部404と、処理状況情報出力部405と、文書入出情報管理DB410とによって構成されている。
図4において、文書情報取得部401は、文書160にあらかじめ貼付されたRFIDタグ161から、このRFIDタグ161にあらかじめ記録されている文書情報(たとえば文書160のID、文書160の文書名など)を取得する。文書情報取得部401は、具体的には、たとえば図3に示したR/W151によってその機能を実現する。
容器情報取得部402は、R/W151に備えられた所定の記録媒体にあらかじめ記録されている容器情報(たとえば容器150のID、容器150の容器名、容器150の設置部門など)を取得する。容器情報取得部402は、具体的には、たとえば図3に示したROM302、RAM303、HD305、FD307に記録されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現する。
文書入出情報記録部403は、文書情報取得部401によって取得された文書情報と、容器情報取得部402によって取得された容器情報とに基づいて、文書入出情報を生成する。そして文書入出情報記録部403は、生成した文書入出情報をサーバ120に備えられた所定の記録媒体に記録する。文書入出情報記録部403は、具体的には、たとえば図3に示したROM302、RAM303、HD305、FD307に記録されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現する。
処理状況判定部404は、文書入出情報管理DB410に記録されている文書入出情報に基づいて、所定の文書の処理状況を判定する。処理状況判定部404は、たとえば文書入出情報と、所定の記録媒体に記録されている処理状況の判定基準に関する情報(以下、「処理状況判定基準情報」という)とに基づいて、所定の文書の処理状況を判定する。処理状況判定部404は、具体的には、たとえば図3に示したROM302、RAM303、HD305、FD307に記録されたプログラムをCPU301が実行することによってその機能を実現する。
処理状況情報出力部405は、処理状況判定部404によって判定された結果を含む処理状況情報を出力する。処理状況情報出力部405は、具体的には、たとえば図3に示したディスプレイ308、プリンタ312によってその機能を実現する。
文書入出情報管理DB410は、文書入出情報を記録する。文書入出情報は、文書入出情報記録部403によって文書入出情報管理DB410に記録される。また文書入出情報管理DB410に記録されている文書入出情報は、処理状況判定部404によって読み取られ、文書の処理状況の判定処理に用いられる。文書入出情報管理DB410は、具体的には、たとえば図3に示したROM302、RAM303、HD305、FD307によってその機能を実現する。
(文書管理装置210による文書入出情報記録処理の手順)
つぎに、文書管理装置210による文書入出情報記録処理の手順について説明する。図5は、この発明の本実施の形態にかかる文書管理装置210による文書入出情報記録処理の手順を示すフローチャートである。
まず、文書情報取得部401によって、文書160に貼付されたRFIDタグ161から文書情報(たとえば文書160のID、文書160の文書名など)を取得する(ステップS501)。ここで文書情報取得部401は、たとえば容器150に対して文書160が入出されるときに、容器150に設けられたR/W151が、文書160にあらかじめ貼付されているRFIDタグ161から、このRFIDタグ161にあらかじめ記録されている文書情報を読み取ることによって文書情報を取得することができる。なお、文書160の入出時におけるR/W151による文書情報の読み取りの一例については図6を用いて後述する。またRFIDタグ161にあらかじめ記録されている文書情報の一例については図7を用いて後述する。
つぎに、容器情報取得部402によって、容器情報(たとえば容器150のID、容器150の容器名、容器150の設置部門など)を取得する(ステップS502)。ここで容器情報取得部402は、たとえば容器情報があらかじめ記録されているR/W151に備えられた所定の記録媒体などから容器情報を取得する。なお、R/W151に備えられた所定の記録媒体にあらかじめ記録されている容器情報の一例については図8を用いて後述する。
つぎに、文書入出情報記録部403によって、文書入出情報を文書入出情報管理DB410に記録して(ステップS503)、一連の処理を終了する。ここで文書入出情報は、ステップS501で取得された文書情報と、ステップS502で取得された容器情報とに基づいて文書入出情報記録部403によって生成された情報である。なお、文書入出情報管理DB410に記録された文書入出情報の一例については図9を用いて後述する。
(R/W151による文書情報の読み取りの一例)
つぎに、文書160の入出時におけるR/W151による文書情報の読み取りの一例について説明する。図6は、文書160の入出時におけるR/W151による文書情報の読み取りの一例を示す説明図である。
図6において、容器150は、容器名として「作成済み容器」が付与され、事務部101に属する担当者101Pによって作成された契約書を一時保管するための容器である。担当者101Pによってこの容器150に投函された契約書は、総務部102に属する担当者102Pに対する調印の依頼をおこなうため、図1に示したように集配業者105によって回収され、総務部102へ配送される。
この容器150の文書投入口付近には、R/W151が設けられており、R/W151は常にRFIDタグ161を検出するように待機している。そして上述したように容器150に対する文書160の入出(投函および回収)がおこなわれたときに、文書160が容器150の文書投入口付近(すなわち、R/W151によるRFIDタグ161の読み取り範囲内)を通過することにより、R/W151によって文書160に貼付されたRFIDタグ161が検出され、RFIDタグ161から文書情報が読み取られる。
そして、R/W151によってRFIDタグ161から読み取られた文書情報は、R/W151に記録されている容器情報とともに、たとえば通信ケーブルや無線通信などによって接続されたネットワーク140を介した通信によって、R/W151からサーバ120に対して送信される。
(文書情報の一例)
つぎに、RFIDタグ161にあらかじめ記録されている文書情報の一例について説明する。図7は、RFIDタグ161にあらかじめ記録されている文書情報の一例を示す説明図である。
図7において、文書情報は、「文書ID」と、「文書名」とによって構成されており、「文書ID」には、このRFIDタグ161が貼付される文書160を特定するための一意なID(たとえば、図7に示すような「ID0001」)が設定される。また「文書名」には、このRFIDタグ161が貼付される文書160の名称(たとえば、図7に示すような「××契約書」)が設定される。
このように、RFIDタグ161に記録された文書情報は、たとえば図6を用いて説明したように、容器150に対する文書160の入出(投函および回収)がおこなわれるときに、容器150の文書投入口付近に設けられたR/W151によって読み取られ、R/W151に記録されている容器情報とともにサーバ120に対して送信される。
(容器情報の一例)
つぎに、R/W151に備えられた所定の記録媒体にあらかじめ記録されている容器情報の一例について説明する。図8は、R/W151に備えられた所定の記録媒体にあらかじめ記録されている容器情報の一例を示す説明図である。
図8において、容器情報は、「容器ID」と、「容器名」と、「設置部門」とによって構成されており、「文書ID」には、この容器情報が記録されたR/W151が設けられている容器150に対応する処理内容や処理状況を特定するための一意なID(たとえば、図8に示すような「IDC001」)が設定される。また「容器名」には、この容器情報が記録されたR/W151が設けられている容器150の名称(たとえば、図8に示すような「作成済み容器」)が設定される。また「設置部門」には、この容器情報が記録されたR/W151が設けられている容器150が設置されている部署(たとえば、図8に示すような「事務部」)が設定される。
このように、R/W151に備えられた所定の記録媒体に記録された容器情報は、たとえば図6を用いて説明したように、容器150に対する文書160の入出(投函および回収)がおこなわれるときに、文書160に貼付されたRFIDタグ161から読み取られた文書情報とともにサーバ120に対して送信される。
(文書入出情報管理DB410に記録された文書入出情報の一例)
つぎに、文書入出情報管理DB410に記録された文書入出情報の一例について説明する。図9は、文書入出情報管理DB410に記録された文書入出情報の一例を示す説明図である。
図9において、文書入出情報は、「文書ID」と、「文書名」と、「容器ID」と、「容器名」と、「設置部門」と、「投函日時」と、「回収日時」とによって構成されている。
文書入出情報のうち「文書ID」および「文書名」には、文書160に貼付されているRFIDタグ161に記録されている文書情報に基づいて値が設定される。たとえば「文書ID」には、文書情報から取得した「文書ID」(たとえば、図7に示すような「ID0001」)が設定される。また、「文書名」には、文書情報から取得した「文書名」(たとえば、図7に示すような「××契約書」)が設定される。
また、文書入出情報のうち「容器ID」、「容器名」および「設置部門」には、文書160の入出がおこなわれた容器150に設けられているR/W151に記録されている容器情報に基づいて値が設定される。たとえば「容器ID」には、容器情報から取得した「容器ID」(たとえば、図8に示すような「IDC001」)が設定される。また文書入出情報のうち「容器名」には、容器情報から取得した「容器名」(たとえば、図8に示すような「作成済み容器」)が設定される。また文書入出情報のうち「設置部門」には、容器情報から取得した「設置部門」(たとえば、図8に示すような「事務部」)が設定される。
さらに、文書入出情報のうち「投函日時」には、容器150に対して文書160が投函された日時(たとえば、R/W151から送信された文書情報および容器情報をサーバ120が受信したときに、サーバ120に備えられた時計311によって計時された日時)が設定される。そして、文書入出情報のうち「回収日時」には、容器150に対して文書160が回収された日時(たとえば、すでに「投函日時」に値が設定されている状態において、R/W151から送信された文書情報および容器情報をサーバ120が受信したときに、サーバ120に備えられた時計311によって計時された日時)が設定される。なお、「投函日時」および「回収日時」は、たとえばR/W151に備えられた時計311によって計時され、文書情報および容器情報とともに、R/W151からサーバ120へ送信されるようにしてもよい。
また、図9に示すように、文書入出情報管理DB410には、容器150に対する入出がおこなわれるたびに、文書管理装置210により図5を用いて説明したような文書入出情報記録処理がおこなわれることによって、所定の文書IDを有する文書160に関する文書入出情報の履歴情報が蓄積される。
(文書管理装置210による処理状況確認処理の手順)
つぎに、文書管理装置210による処理状況確認処理の手順について説明する。図10は、この発明の本実施の形態にかかる文書管理装置210による処理状況確認処理の手順を示すフローチャートである。
まず、処理状況判定部404によって、所定の文書IDを有する文書160に関する文書入出情報を文書入出情報管理DB410から抽出する(ステップS1001)。ここで、処理状況判定部404は、たとえば文書入出情報管理DB410に記録されている文書IDのリストをディスプレイ308の画面上に表示して、ディスプレイ308の画面上に表示された文書IDのいずれか一つをユーザ(たとえば事務部101に属する担当者101Pや総務部102に属する担当者102Pなど)に選択させることによって、上記抽出処理に用いる文書IDを決定する。
つぎに、処理状況判定部404によって、処理状況判定基準情報を取得する(ステップS1002)。この処理状況判定基準情報は、たとえばサーバ120に備えられた所定の記録媒体(たとえばROM302、RAM303、HD305、FD307など)にあらかじめ記録されている。これにより処理状況判定部404は、たとえば上記記録媒体から処理状況判定基準情報を読み取ることによって、処理状況判定基準情報を取得することができる。なお、処理状況判定基準情報の一例については図11を用いて後述する。
つぎに、処理状況判定部404によって、文書160の処理状況を判定する(ステップS1003)。ここで処理状況判定部404は、たとえばステップS1001で抽出された文書入出情報と、ステップS1002で取得した処理状況判定基準情報とに基づいて、文書160の処理状況を判定する。
そして、処理状況情報出力部405によって、ステップS1003で判定された結果を含む処理状況情報を出力して(ステップS1004)、一連の処理を終了する。ここで、たとえば処理状況情報出力部405は、処理状況情報をディスプレイ308の画面上に表示する。また、たとえば処理状況情報出力部405は、処理状況情報をプリンタ312を介して所定の用紙に印刷する。なお、ディスプレイ308の画面上に表示された処理状況情報の一例については図12を用いて後述する。
(処理状況判定基準情報の一例)
つぎに、処理状況判定基準情報の一例について説明する。図11は、処理状況判定基準情報の一例を示す説明図である。図11に示す処理状況判定基準情報は、たとえばサーバ120に備えられた所定の記録媒体(たとえばROM302、RAM303、HD305、FD307など)にあらかじめ記録されている。そして処理状況判定部404によって上記記録媒体から読み取られ、所定の文書160の処理状況の判定処理に用いられる。
図11において、処理状況判定基準情報には、たとえば所定の文書160が容器ID「ID0001」および容器名「作成済み容器」を有する容器150へ投函されている場合、処理状況判定部404によって、この文書160の処理状況は「文書作成済み(未回収)」であると判定されることが示されている。また、たとえば所定の文書160が容器ID「ID0001」および容器名「作成済み容器」を有する容器150から回収されている場合、処理状況判定部404によって、この文書160の処理状況は「集配中(事務部→総務部)」であると判定されることが示されている。
(ディスプレイ308の画面上に表示された処理状況情報の一例)
つぎに、ディスプレイ308の画面上に表示された処理状況情報の一例について説明する。図12は、ディスプレイ308の画面上に表示された処理状況情報の一例を示す説明図である。
図12において、たとえばディスプレイ308の画面上には、文書ID「ID0001」を有する文書160の処理状況は「回収済み」である旨が示されている。また、文書ID「ID0001」を有する文書160に関する、文書入出情報が示されている。
以上説明したように、本実施の形態における文書管理装置210によれば、所定の容器150に対する文書160の入出がおこなわれるたびに、R/W151によって、文書160に貼付されたRFIDタグ161から文書情報を読み取る構成とした。そして、その都度、文書入出情報を文書入出情報管理DB410に記録する構成とした。
このため、本実施の形態における文書管理装置210によれば、たとえばユーザ(たとえば事務部101に属する担当者101Pや総務部102に属する担当者102Pなど)に対して、手間のかかるコンピュータの入力作業をおこなわせることなく、容器150に対する文書160の入出(投函および回収)作業といった簡単な作業をおこなわせるだけで、効率的かつ確実に、所定の文書IDを有する文書160に関する文書入出情報を文書入出情報管理DB410に記録することができる。
これにより、文書管理に要する事務処理を簡素化、効率化および低コスト化することができるだけでなく、文書入出情報管理DB410に記録された文書入出情報によって、所定の文書IDを有する文書160の処理状況を、ユーザに対して容易に把握させることができる。
また、本実施の形態における文書管理装置210によれば、文書入出情報管理DB410に格納されている文書入出情報と、所定の記録媒体に格納されている処理状況判定基準情報とに基づいて、所定の文書IDを有する文書160の処理状況を判定して、この判定結果を含む処理状況情報(所定の文書IDを有する文書160の処理状況に関する情報)を出力する構成とした。
このため、本実施の形態における文書管理装置210によれば、たとえばユーザ(たとえば事務部101に属する担当者101Pや総務部102に属する担当者102Pなど)に対して、処理状況を確認したい文書160の文書IDを画面上で選択するといった簡単な作業をおこなわせるだけで、効率的かつ確実に、所定の文書IDを有する文書160の処理状況に関する情報を出力することができる。
これにより、文書管理に要する事務処理を簡素化、効率化および低コスト化することができるだけでなく、出力された情報によって、所定の文書IDを有する文書160の処理状況を、ユーザに対して容易に把握させることができる。
なお、本実施の形態における文書管理装置210は、一例として文書入出情報を文書入出情報管理DB410に記録する構成を用いたが、たとえば文書入出情報をR/W151によって、文書160に貼付されたRFIDタグ161に記録するようにしてもよい。
これによって、たとえば文書入出情報管理DB410を省いた簡単なシステム構成によって上述した文書管理方法を実現することができる。そのため、文書管理装置210および文書管理システム200を小型化することができ、たとえば文書管理装置210および文書管理システム200の構築費用や、文書管理装置210および文書管理システム200の維持管理費用などを圧縮することができる。
また、文書入出情報管理DB410に記録された文書入出情報は、文書160の処理状況の確認に利用するだけでなく、たとえば担当者の評価、集配業者の選定、業務フローの見直しなどをおこなうときの統計データとして利用することができる。これにより、たとえば企業における業務の最適化を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した文書管理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどの文書管理装置で実行することにより実現することができる。このプログラムは、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラムは、企業内における文書管理業務に利用可能であり、たとえば、文書管理に要する事務処理の簡素化、効率化および低コスト化に適している。
この発明の本実施の形態にかかる文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラムの概要を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる文書管理装置を含む全体システムの構成を示す説明図である。 文書管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 この発明の本実施の形態にかかる文書管理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 この発明の本実施の形態にかかる文書管理装置による文書入出情報記録処理の手順を示すフローチャートである。 文書の入出時におけるR/Wによる文書情報の読み取りの一例を示す説明図である。 RFIDタグにあらかじめ記録されている文書情報の一例を示す説明図である。 R/Wに備えられた所定の記録媒体にあらかじめ記録されている容器情報の一例を示す説明図である。 文書入出情報管理DBに記録された文書入出情報の一例を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる文書管理装置による処理状況確認処理の手順を示すフローチャートである。 処理状況判定基準情報の一例を示す説明図である。 ディスプレイの画面上に表示された処理状況情報の一例を示す説明図である。
符号の説明
120 サーバ
130 端末
140 ネットワーク
150 容器
151 R/W
160 文書
161 RFIDタグ
200 文書管理システム
210 文書管理装置
401 文書情報取得部
402 容器情報取得部
403 文書入出情報記録部
404 処理状況判定部
405 処理状況情報出力部
410 文書入出情報管理DB

Claims (5)

  1. 所定の文書に対する一連の処理における各処理別に設けられた所定の容器に関する容器情報を取得する容器情報取得手段と、
    前記所定の容器における所定位置であり、前記所定の容器への前記所定の文書の投函がおこなわれるとき、または、前記所定の容器への投函がおこなわれた前記所定の文書の回収がおこなわれるときに、前記所定の文書に設けられたRFID(Radio Frequency ID)タグの情報を読み取り可能な位置に設けられ、前記所定の容器への前記所定の文書の投函がおこなわれるときに前記所定の文書に関する文書情報および投函日時情報を取得するとともに、前記所定の容器への投函がおこなわれた前記所定の文書の回収がおこなわれるときに前記所定の文書に関する文書情報および回収日時情報を取得する文書情報取得手段と、
    前記容器情報取得手段によって取得された容器情報と、前記文書情報取得手段によって取得された文書情報、投函日時情報および回収日時情報と、に基づいて、前記所定の容器に対しておこなわれた前記所定の文書の入出に関する情報を所定の記録媒体に記録する文書入出情報記録手段と、
    あらかじめ定められた処理状況の判定基準に関する情報と、前記文書入出情報記録手段によって前記所定の記録媒体に記録された情報と、に基づいて、前記所定の文書の処理状況を判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする文書管理装置。
  2. 前記判定手段によって判定された結果を含む文書の処理状況に関する情報を出力する出力手段をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の文書管理装置。
  3. 前記所定の記録媒体は、前記所定の文書に設けられたRFIDタグであり、前記文書入出情報記録手段は、当該RFIDタグに前記所定の文書の入出に関する情報を記録することを特徴とする請求項1または2に記載の文書管理装置。
  4. 容器情報取得手段と、文書情報取得手段と、文書入出情報記録手段と、判定手段と、を備えた文書管理装置に用いる文書管理方法であって、
    前記容器情報取得手段が、所定の文書に対する一連の処理における各処理別に設けられた所定の容器に関する容器情報を取得する容器情報取得工程と、
    前記所定の容器における所定位置であり、前記所定の容器への前記所定の文書の投函がおこなわれるとき、または、前記所定の容器への投函がおこなわれた前記所定の文書の回収がおこなわれるときに、前記所定の文書に設けられたRFID(Radio Frequency ID)タグの情報を読み取り可能な位置に設けられた前記文書情報取得手段が、前記所定の容器への前記所定の文書の投函がおこなわれるときに前記所定の文書に関する文書情報および投函日時情報を取得するとともに、前記所定の容器への投函がおこなわれた前記所定の文書の回収がおこなわれるときに前記所定の文書に関する文書情報および回収日時情報を取得する文書情報取得工程と、
    前記文書入出情報記録手段が、前記容器情報取得工程によって取得された容器情報と、前記文書情報取得工程によって取得された文書情報、投函日時情報および回収日時情報と、に基づいて、前記所定の容器に対しておこなわれた前記所定の文書の入出に関する情報を所定の記録媒体に記録する文書入出情報記録工程と、
    前記判定手段が、あらかじめ定められた処理状況の判定基準に関する情報と、前記文書入出情報記録工程によって前記所定の記録媒体に記録された情報と、に基づいて、前記所定の文書の処理状況を判定する判定工程と、
    を含んだことを特徴とする文書管理方法。
  5. 容器情報取得手段と、文書情報取得手段と、文書入出情報記録手段と、判定手段と、を備えた文書管理装置が実行する文書管理プログラムであって、
    前記容器情報取得手段が、所定の文書に対する一連の処理における各処理別に設けられた所定の容器に関する容器情報を取得する容器情報取得工程と、
    前記所定の容器における所定位置であり、前記所定の容器への前記所定の文書の投函がおこなわれるとき、または、前記所定の容器への投函がおこなわれた前記所定の文書の回収がおこなわれるときに、前記所定の文書に設けられたRFID(Radio Frequency ID)タグの情報を読み取り可能な位置に設けられた前記文書情報取得手段が、前記所定の容器への前記所定の文書の投函がおこなわれるときに前記所定の文書に関する文書情報および投函日時情報を取得するとともに、前記所定の容器への投函がおこなわれた前記所定の文書の回収がおこなわれるときに前記所定の文書に関する文書情報および回収日時情報を取得する文書情報取得工程と、
    前記文書入出情報記録手段が、前記容器情報取得工程によって取得された容器情報と、前記文書情報取得工程によって取得された文書情報、投函日時情報および回収日時情報と、に基づいて、前記所定の容器に対しておこなわれた前記所定の文書の入出に関する情報を所定の記録媒体に記録する文書入出情報記録工程と、
    前記判定手段が、あらかじめ定められた処理状況の判定基準に関する情報と、前記文書入出情報記録工程によって前記所定の記録媒体に記録された情報と、に基づいて、前記所定の文書の処理状況を判定する判定工程と、
    を含んだことを特徴とする文書管理プログラム。
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