JP2008040967A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の商品選択釦が集約配置された商品選択操作部による商品選択操作性を向上させることができる自動販売機を提供する。
【解決手段】付与されたコラム番号を商品収納コラム11毎に表示部12で橙色、ピンク色、紫色等の所定の表示色で色表示するとともに、複数の商品選択釦27が集約配置された商品選択操作部23では、各商品選択釦27を対応するコラム番号の表示部12の橙色、ピンク色、紫色等の表示色と略同一色で色表示することで、操作者にとって商品収納コラム11と商品選択釦27との繋がりが視覚的に判りやすくなるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】付与されたコラム番号を商品収納コラム11毎に表示部12で橙色、ピンク色、紫色等の所定の表示色で色表示するとともに、複数の商品選択釦27が集約配置された商品選択操作部23では、各商品選択釦27を対応するコラム番号の表示部12の橙色、ピンク色、紫色等の表示色と略同一色で色表示することで、操作者にとって商品収納コラム11と商品選択釦27との繋がりが視覚的に判りやすくなるようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、いわゆるダイレクトキー方式の商品選択釦が集約配置された商品選択操作部を備える自動販売機に関するものである。
従来、缶飲料などの各種商品を複数の商品収納コラムにそれぞれ収納しておき、購買者が所望の商品に割り当てられた番号を入力操作すると、該当する商品を商品収納コラムから取り出して商品取出口に排出する自動販売機が知られている。この際、商品選択釦を個々の商品または商品見本の近傍ではなく、全ての商品収納コラム分を一箇所に集約配置させた商品選択操作部として硬貨投入口等の近傍に設けたものがある(いわゆるダイレクトキー方式;例えば特許文献1参照)。すなわち、各商品(各商品収納コラム)に対応する複数の商品選択釦を商品選択操作部に集約配置させて設けることにより、商品選択操作部における商品選択釦の操作によって直接選択された商品収納コラムの商品を取り出して搬出させるものである。ダイレクトキー方式によれば、テンキー方式に比べ、操作が直感的で判りやすく操作回数も1回で済む等の利点を有する。
しかしながら、従来のダイレクトキー方式では、商品または商品見本(商品収納コラム)とそれを選択する商品選択釦とが離れた位置にあるため、商品購入に際して商品または商品見本に付された番号を覚えていて商品選択操作部上の商品選択釦を押す必要があり、商品または商品見本と対応する商品選択釦との繋がりが判りにくくて商品選択の操作性を損なう一因となる。特に、自動販売機で扱う商品(商品収納コラム)の数が増えると、集約配置される商品選択釦の数も増えるため、商品側との対応関係が一層判りにくくなって商品選択釦の押し間違え等を多発しやすくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の商品選択釦が集約配置された商品選択操作部による商品選択操作性を向上させることができる自動販売機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る自動販売機は、本体内部の配列位置に応じたコラム番号が付与されてそれぞれ商品を収納する複数の商品収納コラムと、前記各商品収納コラムのコラム番号に対応する選択番号がそれぞれ付与された複数の商品選択釦が前記商品収納コラムの配列に準じて集約配置されて操作した前記商品選択釦の選択番号に対応するコラム番号の前記商品収納コラムの商品を直接選択する商品選択操作部とを備え、前記商品選択釦の操作によって直接選択された前記商品収納コラムの商品を取り出して搬出する自動販売機であって、付与されたコラム番号を前記商品収納コラム毎に所定の表示色で色表示する表示部を有し、前記商品選択操作部は、前記各商品選択釦を対応するコラム番号の前記表示部の表示色と略同一色で色表示することを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、前記表示部および前記商品選択操作部で色表示する表示色は、縦横配列された前記商品収納コラムの段単位で異ならせることを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、前記表示部および前記商品選択操作部で色表示する表示色は、商品の冷温管理領域単位で異ならせることを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、冷温管理領域単位で異ならせる表示色は、温かい商品については暖色系とし、冷たい商品については寒色系とすることを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、前記商品選択操作部の前記各商品選択釦は、点灯・消灯制御可能で点灯により所望の色表示を行う照光式スイッチ構造からなることを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、前記商品選択操作部は、前記商品収納コラムの販売不可状況を、対応する前記商品選択釦の消灯により表示することを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、前記商品収納コラムの販売不可状況は、当該商品収納コラムの商品の売り切れ、当該商品収納コラムの故障、当該商品収納コラムに対する販売商品割り当てなし、のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、前記商品選択操作部は、前記商品選択釦の消灯による表示を背景色と同化させて行うことを特徴とする。
本発明に係る自動販売機によれば、付与されたコラム番号を商品収納コラム毎に表示部で所定の表示色で色表示するとともに、複数の商品選択釦が集約配置された商品選択操作部では、各商品選択釦を対応するコラム番号の表示部の表示色と略同一色で色表示するので、操作者にとって商品収納コラムと商品選択釦との繋がりが視覚的に判りやすくなり、商品選択釦の押し間違えを減らせる等、複数の商品選択釦が集約配置された商品選択操作部による商品選択操作性を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る自動販売機によれば、縦横配列された商品収納コラムの段単位で表示色を異ならせるので、少ない表示色で商品収納コラムと商品選択釦との繋がりを視覚的に判りやすくことができるという効果を奏する。
また、本発明に係る自動販売機によれば、商品の冷温管理領域単位で表示色を異ならせるので、商品から離れた商品選択操作部において表示色の違いによって対応する商品が温かい商品であるか冷たい商品であるかを区別することができ、温かい商品と冷たい商品との選択間違いをなくすことができるという効果を奏する。特に、温かい商品については暖色系、冷たい商品については寒色系で色表示させることで、表示色自体のイメージで温かい商品と冷たい商品との選択間違いを簡単かつ確実になくすことができるという効果を奏する。
また、本発明に係る自動販売機によれば、各商品選択釦を、点灯・消灯制御可能で点灯により所望の色表示を行う照光式スイッチ構造としたので、商品選択釦の色表示の制御を電気的に簡単に行うことができ、選択的な消灯による表示形態を活用することもできるという効果を奏する。
また、本発明に係る自動販売機によれば、商品選択操作部が、商品収納コラムの販売不可状況を対応する商品選択釦の消灯により表示するようにしたので、例えば、商品の売り切れ等により販売不可状況を生じた商品収納コラムを、商品から離れた商品選択操作部においても商品選択釦の消灯を利用して操作者に知らせることができ、販売不可状況にある商品選択釦を無駄に操作する可能性を減らすことができ、このためにも特別な表示部等を要することなく実現できるという効果を奏する。特に、商品選択操作部が、商品選択釦の消灯による表示を背景色と同化させて行うように構成することで、消灯状態にある商品選択釦が目立たなくなるため、該商品選択釦を操作してしまう可能性を極力減らすことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態は、外部から商品及びその販売動作を視認できるように構成した販売商品が透視可能な自動販売機への適用例を示す。なお、本実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る販売商品が透視可能な自動販売機の構成例を示す概略正面図である。本実施の形態の自動販売機の外観構成は、主として、筐体構造の本体10と、この本体10の前面に開閉可能に設けられた扉式の前面パネル20(前扉)とからなっている。また、本実施の形態の自動販売機は、販売商品が透視可能であるため、前面パネル20の例えば左側半分には透明な前面ガラス21が組み込まれており、顧客が自動販売機の本体10の内部に収納されている缶飲料等の商品30や商品30の販売動作等を外から透視できるように構成されている。さらに、前面パネル20の前面ガラス21以外の部分は、集中操作部22として構成され、購買しようとする商品30の選択に際して顧客が操作する商品選択操作部23、硬貨投入口24、紙幣投入口25、金銭表示部26等の他、図示しない返却レバー、硬貨・釣り銭返却口等が適宜設けられている。また、本体10の正面下部側には、図示しない商品取出口等が設けられている。
また、本体10内において、前面ガラス21に対応する部分は商品収納室として形成され、商品収納室内にはそれぞれ商品30を収納する複数の商品収納コラム11が所定の間隔で配置されている。本実施の形態では、一例として、6列7段=42個の商品収納コラム11が縦横に整然と配列されている。ここで、各商品収納コラム11の底部には商品30を前後方向に移動させるために独立して駆動されるベルトコンベアが装着されており、商品30は、ベルトコンベア上に前後方向に縦列された状態で載置される。この際、売れ筋商品等に関しては、同一商品を複数の商品収納コラム11に割り当てて収納させるようにしてもよい。そして、販売指示があった商品30に対応する商品収納コラム11のベルトコンベアを商品1個分だけ駆動させることで、該ベルトコンベア上の先頭の商品30を前方(手前側)に搬送して販売に供する。また、前面パネル20の前面ガラス21と各商品収納コラム11との間の空間内には、この空間内を上下左右方向に移動し、該当する商品収納コラム11の位置において前方に搬送された商品30を受け取って商品取出口の位置まで搬送するための図示しないバケットが設けられている。
次に、本体10内に配列された各商品収納コラム11は、その配設位置に応じて該商品収納コラム11を特定するためのコラム番号が、例えば1番から42番まで順に付与されている。また、各商品収納コラム11は、その前端部下部側位置で付与されたコラム番号を表示する表示部12がそれぞれ個別に設けられている。これら表示部12部分は、LED等の発光素子を用いて電気的に点灯表示させることも可能であるが、本実施の形態では、各表示部12は商品収納コラム11の前端部下部側位置に貼付されるシール部材からなる。
ここで、本実施の形態では、シール部材としてコラム番号を色表示するカラーシール部材が用いられ、表示部12はコラム番号を特定の表示色で色表示する構成とされている。一例として、図1に示す例では、縦横配列された商品収納コラム11の段単位で表示色を異ならせている。例えば、1番から6番までの1段目の表示部12の表示色は橙色とされ、7番から12番までの2段目の表示部12の表示色はピンク色とされ、13番から18番までの3段目の表示部12の表示色は紫色とされ、19番から24番までの4段目の表示部12の表示色は緑色とされ、25番から30番までの5段目の表示部12の表示色は青色とされ、31番から36番までの6段目の表示部12の表示色は黄色とされ、37番から42番までの7段目の表示部12の表示色は赤色とされている。なお、これら表示部12において、コラム番号の後ろ(右横)には、対応する商品30の値段が表示されている。
一方、前面パネル20の硬貨投入口24等の近傍に設けられた商品選択操作部23は、いわゆるダイレクトキー方式として構成されたもので、各商品収納コラム11の1番〜42番のコラム番号に対応する1番〜42番の選択番号がそれぞれ付与された複数の商品選択釦27が商品収納コラム11の6列7段の縦横配列に準じた6列7段のマトリクス配列で一箇所に集約配置されている。これにより、商品選択操作部23は、操作した商品選択釦27の選択番号に対応するコラム番号の商品収納コラム11の商品30を直接選択できる構成とされている。
ここで、商品選択釦27は、点灯・消灯制御可能なLEDを有して該LEDの点灯により所望の色表示を行う照光式メンブレンスイッチによる照光式スイッチ構造からなり、商品選択操作部23はシートキーとして構成されている。図2は、照光式スイッチ構造からなる商品選択釦27の構成例を示す原理的断面図である。商品選択釦27は、スペーサ27aを介在させた上部接点シート27bと下部接点シート27cとの接点構造に対して、LEDシート27d上に配設されたLED27eからの光を横方向に導光するとともに上部方向に反射させる導光・反射シート27fと、導光・反射シート27fに嵌合して導光・反射シート27fから導光・反射される光を受ける嵌合部27gを有するよう成形された円形状のキートップ27hとを備え、キートップ27hをLED27eから導光された発光色で色表示する構造である。27iは、LED用スペーサであり、27jは、キートップ27h下面に位置して商品選択操作部23の表面をなしキートップ27hの背景をなす背景板である。キートップ27h部分を押下することにより、嵌合部27g部分を介して上部接点シート27bが押し下げられ下部接点シート27cに接することで、当該商品選択釦27の選択操作が検知される。また、光透過性材料からなる各キートップ27hの表面には1番〜42番の選択番号が黒系文字として刻印されているとともに、背景板27jの表面はダークメタリックグレーや黒系などの黒っぽい色で形成されている。
このような照光式スイッチ構造からなる商品選択釦27のキートップ27hは、LED27eの点灯によって該選択番号が対応するコラム番号の商品収納コラム11用の表示部12の表示色と同一色で色表示するように構成されている。すなわち、図1に示す例では、段単位で表示色を異ならせており、例えば、1番から6番までの1段目の商品選択釦27のキートップ27hの表示色は橙色とされ、7番から12番までの2段目の商品選択釦27のキートップ27hの表示色はピンク色とされ、13番から18番までの3段目の商品選択釦27のキートップ27hの表示色は紫色とされ、19番から24番までの4段目の商品選択釦27のキートップ27hの表示色は緑色とされ、25番から30番までの5段目の商品選択釦27のキートップ27hの表示色は青色とされ、31番から36番までの6段目の商品選択釦27のキートップ27hの表示色は黄色とされ、37番から42番までの7段目の商品選択釦27のキートップ27hの表示色は赤色とされている。なお、表示部12と商品選択釦27との同一色の色表示に関しては、厳密に同一色である必要はなく、例えば、シールや発光素子等の表示方式の違い等によって若干異なる色であってもよく、同一色と見なせる範囲(略同一色)であればよい。
このような構成の自動販売機において、顧客は前面ガラス21越しに商品収納室に配列された商品収納コラム11上の商品30を見て購入したい所望の商品30を特定し、該商品30が存在する商品収納コラム11のコラム番号に対応する選択番号の商品選択釦27を商品選択操作部23上で直接選択操作することにより、選択された商品収納コラム11の商品30が取り出されて商品取出口に搬出されることとなる。
このような商品選択操作において、商品収納コラム11上の実際の商品30とそれを選択する商品選択釦27とは離れた位置にあるため、商品収納コラム11(商品)に付与されたコラム番号を覚えていることを基本とするが、本実施の形態の場合、複数の商品選択釦27が集約配置された商品選択操作部23では、各商品選択釦27を対応するコラム番号の表示部12の表示色と同一色で色表示しているので、操作者にとって商品収納コラム11と商品選択釦27との繋がりが視覚的に判りやすくなる。これにより、番号と色とを頼りに操作すべき商品選択釦27を特定することができ、商品選択釦27の押し間違えを減らすことができ、複数の商品選択釦27が集約配置された商品選択操作部23による商品選択操作性を向上させることができる。
特に、本実施の形態のように、扱う商品収納コラム11の数が42個のように多くなって、商品選択操作部23の商品選択釦27の数が多くなった場合でも、対象を所望の商品30が収納された商品収納コラム11側の表示部12と同一色で色表示している商品選択釦27に絞って選択すればよく(図1に示す例であれば、各段内での選択であり、同一色表示の6個のうちから選択すればよい)、選択操作性が向上する。また、本実施の形態では、点灯・消灯制御可能で点灯により所望の色表示を行う照光式スイッチ構造の商品選択釦27を用いているので、商品選択釦27の色表示の制御を電気的に簡単に行うことができる。
ここで、商品収納コラム11毎に全て表示部12の表示色を異ならせることも可能であるが、扱う商品が多くなると現実的ではないので、縦横配列された商品収納コラム11の段単位で表示色を異ならせることにより、少ない種類の表示色で商品収納コラム11と商品選択釦27との繋がりを視覚的に判りやすくすることができる。また、図1に示す例では、各段毎に全て表示色を異ならせたが、段単位での表示色の異ならせ方としては、2段ずつ同一表示色を用いたり、2〜3種類の表示色を1段ずつ交互に用いるようにして、より少ない種類の表示色で実現するようにしてもよい。
ところで、自動販売機においては、図3に示すように、商品収納室内の適宜段位置を断熱仕切棚13で仕切ることで、上部側を加温領域14とし、下部側を冷蔵領域15とし、加温領域14の商品30は温かい商品とし、冷蔵領域15の商品30は冷たい商品として販売する場合がある。このような場合には、図3に示すように、表示部12や商品選択釦27の表示色を商品の冷温管理領域単位で異ならせることも有効である。そこで、本実施の形態では、別例として、図3に示すように、2段目と3段目とが断熱仕切棚13によって仕切られている場合であれば、加温領域14に属する1番から12番なる2段分の表示部12の表示色は暖色系の橙色とし、13番から42番なる5段分の表示部12の表示色は寒色系の青色とし、これに対応させて、商品選択操作部23において、1番から12番なる2段分の商品選択釦27の表示色は暖色系の橙色とし、13番から42番なる5段分の商品選択釦27の表示色は寒色系の青色としてもよい。
このような色表示によれば、商品30の冷温管理領域単位で表示色を異ならせるので、実際に商品30が存在する商品収納コラム11から離れ商品選択釦27が配列されただけの商品選択操作部23においても表示色の違いによって対応する商品30が温かい商品であるか冷たい商品であるかを区別することができ、商品選択操作部23上で商品選択操作を行う上で、温かい商品と冷たい商品との選択間違いをなくすことができる。特に、温かい商品については橙色のような暖色系、冷たい商品については青色のような寒色系で色表示させることで、表示色自体のイメージで温かい商品と冷たい商品との選択間違いを簡単かつ確実になくすことができる。
なお、図3に示すような例の場合、加温領域14に属する表示部12や対応する商品選択釦27の表示色を暖色系の中で段単位で異ならせたり(例えば、橙色と赤色)、冷蔵領域15に属する表示部12や対応する商品選択釦27の表示色を寒色系の中で段単位で個別に或いは交互に異ならせてもよい。また、夏季等にあって、商品収納室全体を冷蔵領域15とし全ての商品30を冷たい商品として販売するような場合であれば、冷蔵領域15に属する全ての表示部12や対応する商品選択釦27の表示色を寒色系の中で段単位で個別に或いは交互に異ならせればよい。
また、この種の自動販売機にあっては、商品30毎に売れ行きは異なり、売れ行き商品は早めに売り切れとなって該商品を収納していた商品収納コラム11からの商品販売が不可となる状況(販売不可状況)は、多々発生する。このような販売不可状況に対する対応策としては、種々採り得るが、本実施の形態では、商品収納コラム11に販売不可状況が生じた場合には、該商品収納コラム11の販売不可状況を、そのコラム番号に対応する選択番号の商品選択釦27のLED27eの消灯により表示させるものである。
図4は、図3に示した状況において、コラム番号2、4、11の商品収納コラム11に商品売り切れなる販売不可状況が生じた場合の商品選択操作部23の表示例を示し、図5は、商品選択操作部23の一部の拡大図を示しており、コラム番号2、4、11に対応する選択番号2、4、11の商品選択釦27が消灯表示状態となっている。ここで、消灯による表示状態にある選択番号2、4、11の商品選択釦27部分は、キートップ27h部分に刻印された黒色系の選択番号が黒色系の背景板27jに同化することで、見えにくい状態となっている。なお、各商品収納コラム11における商品売り切れの検知は、周知の売れ切れ検知手段を用いればよく、ここではその説明を省略する。
このように、商品収納コラム11の販売不可状況を、対応する商品選択釦27の消灯により表示させることで、例えば、商品30の売り切れにより販売不可状況を生じた商品収納コラム11を、商品30から離れて商品選択釦27が配列されただけの商品選択操作部23においても商品選択釦27の消灯表示を利用して操作者に知らせることができる。よって、売り切れにより販売不可状況にある商品選択釦27を無駄に操作する可能性を減らすことができ、このためにも例えば特開2001−143141号公報に示される如く売り切れ専用の表示部を別個に備える必要なく、LED27eを消灯制御すればよく、簡単に実現できる。また、商品選択釦27の消灯による表示を背景板27jの背景色と同化するように行うことで、消灯状態にある商品選択釦27が目立たなくなるため、該商品選択釦27を無駄に操作してしまう可能性を極力減らすことができる。
なお、商品選択釦27を消灯表示させる商品収納コラム11の販売不可状況としては、商品の売れ切れに限らず、商品収納コラム11に生じた故障による販売不可状況であっても同様であり、故障が検知された商品収納コラム11に対応する商品選択釦27のLED27eを消灯させればよい。さらには、例えば図6に示すように商品30の大きさに合わせた商品収納コラム11の割り当て変更に伴い、商品販売割り当てなしとなった商品収納コラム11に対応する商品選択釦27を消灯表示させるようにしてもよい。図6に示す例は、コラム番号17、18の商品収納コラム11を取り除いてコラム番号23、24の商品収納コラム11の商品スペースとした場合を示しており、商品選択操作部23においては商品収納コラム11の割り当て設定に従い対応するLED27eを消灯制御することで選択番号17、18の商品選択釦27が消灯表示とされている。
なお、本実施の形態では、商品選択操作部23の商品選択釦27の色表示に照光式スイッチ構造におけるLED27eの発光色を利用するようにしたが、白色発光のLEDを用いて商品選択釦27部分に所定の表示色のカラーシールを貼付して発光色表示させるようにしてもよく、或いは、単に所定の表示色に着色されたカラーシールを商品選択釦27部分に貼付して色表示させるようにしてもよい。
また、本実施の形態の自動販売機は、販売商品が透視可能な自動販売機への適用例として説明したが、販売商品が透視可能なタイプに限らず、例えば、商品が外部から直接見えず商品見本を用いるタイプの自動販売機であっても、商品選択釦が集約配置された商品選択操作部を備えるものであれば同様に適用可能である。
10 本体
11 商品収納コラム
12 表示部
23 商品選択操作部
27 商品選択釦
11 商品収納コラム
12 表示部
23 商品選択操作部
27 商品選択釦
Claims (8)
- 本体内部の配列位置に応じたコラム番号が付与されてそれぞれ商品を収納する複数の商品収納コラムと、前記各商品収納コラムのコラム番号に対応する選択番号がそれぞれ付与された複数の商品選択釦が前記商品収納コラムの配列に準じて集約配置されて操作した前記商品選択釦の選択番号に対応するコラム番号の前記商品収納コラムの商品を直接選択する商品選択操作部とを備え、前記商品選択釦の操作によって直接選択された前記商品収納コラムの商品を取り出して搬出する自動販売機であって、
付与されたコラム番号を前記商品収納コラム毎に所定の表示色で色表示する表示部を有し、
前記商品選択操作部は、前記各商品選択釦を対応するコラム番号の前記表示部の表示色と略同一色で色表示することを特徴とする自動販売機。 - 前記表示部および前記商品選択操作部で色表示する表示色は、縦横配列された前記商品収納コラムの段単位で異ならせることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
- 前記表示部および前記商品選択操作部で色表示する表示色は、商品の冷温管理領域単位で異ならせることを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
- 冷温管理領域単位で異ならせる表示色は、温かい商品については暖色系とし、冷たい商品については寒色系とすることを特徴とする請求項3に記載の自動販売機。
- 前記商品選択操作部の前記各商品選択釦は、点灯・消灯制御可能で点灯により所望の色表示を行う照光式スイッチ構造からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の自動販売機。
- 前記商品選択操作部は、前記商品収納コラムの販売不可状況を、対応する前記商品選択釦の消灯により表示することを特徴とする請求項5に記載の自動販売機。
- 前記商品収納コラムの販売不可状況は、当該商品収納コラムの商品の売り切れ、当該商品収納コラムの故障、当該商品収納コラムに対する販売商品割り当てなし、のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項6に記載の自動販売機。
- 前記商品選択操作部は、前記商品選択釦の消灯による表示を背景色と同化させて行うことを特徴とする請求項6または7に記載の自動販売機。
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