JP2008039978A - 感光性樹脂組成物及び積層体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(a)カルボキシル基含有バインダー:20〜90質量%、(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマー:5〜75質量%、(c)光重合開始剤:0.01〜30質量%を含有することを特徴とする感光性樹脂組成物であって、(a)カルボキシル基含有バインダーが、特定の共重合体を含有し、かつ(b)光重合可能なモノマーとして特定の化合物を含有することを特徴とする感光性樹脂組成物。
【選択図】なし
Description
まず、ドライフィルムレジストがポリエチレンフィルム等の保護層を有する場合には、感光性樹脂層からこれを剥離する。次いで、ラミネーターを用いて銅張り積層板等の基板上に、該基板、感光性樹脂層、支持体の順序になるよう、感光性樹脂層及び支持体を積層する。次いで、配線パターンを有するフォトマスクを介して、該感光性樹脂層を超高圧水銀灯が発するi線(365nm)等の紫外線で露光することによって、露光部分を重合硬化させる。次いでポリエチレンテレフタレート等からなる支持体を剥離する。次いで、弱アルカリ性を有する水溶液等の現像液により感光性樹脂層の未露光部分を溶解又は分散除去して、基板上にレジストパターンを形成させる。次いで、形成されたレジストパターンを保護マスクとして公知のエッチング処理、又はパターンめっき処理を行う。最後に、該レジストパターンを基板から剥離して導体パターンを有する基板、すなわちプリント配線板を製造する。
めっき用素材には多くの特性を持った様々な素材が開発されている。例えば金、銀、銅
、白金、ロジウム、パラジウム、ニッケル、コバルト、クロム、亜鉛、すず、及びこれらの金属の合金めっきなどがある。特に電子部品には耐食性が優れ、経時変化による接触抵抗値の変化が低く、かつボンディング性に優れる金めっき、また、金よりは酸化されやすいが、安価である銀めっきなどが用いられている。金めっき、銀めっきにはそれぞれ、シアン性浴(アルカリ性浴、中性浴、酸性浴)、非シアン性浴などがあり、被膜の要求特性に応じて、めっき浴が選択される。
特にワイヤーボンディングされる用途の場合、軟質の皮膜が要求され、この場合中性〜アルカリ性浴が選択される。
中性〜アルカリ性浴を用いためっき工程で、フォトレジストを用いたパターニングを行う場合、もともとアルカリ性により溶解するカルボキシル基含有バインダーを含有するフォトレジストはアルカリにより溶解してしまい、めっきが基材とフォトレジストの隙間からめっき液がしみこみ、あるいはフォトレジストが剥がれて正常なパターニングができないという現象が生じやすかった。一方耐めっき性を向上するために、アルカリ溶解性を低くするあまり、剥離工程で基板からフォトレジストが剥離できないという問題が生じやすかった。
なお、レジストの耐めっき性に関しては特許文献1に、メタクリル酸/メタクリル酸エチル/スチレンの三元共重合体とビスフェノールA系(メタ)アクリレート化合物、ウレタン結合を有する(メタアクリレート)化合物、2,2´−ビス(2,3−ジクロロフェニル)−4,4´,5,5´−テトラフェニル−1,2´−ビスイミダゾールを含有する感光性樹脂組成物の解像度、密着性、感度、めっき浴汚染性、現像性、機械強度について論じられているが、十分な耐金めっき性を有するとは言えず、剥離性については何も論じられていない。
1.(a)カルボキシル基含有バインダー:20〜90質量%、(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマー:5〜75質量%、(c)光重合開始剤:0.01〜30質量%を含有することを特徴とする感光性樹脂組成物であって、(a)カルボキシル基含有バインダーが、重量平均分子量が5,000〜500,000であって、少なくとも下記一般式(I)で表されるモノマー:10〜40質量%と、下記一般式(II)で表されるモノマー:10〜80質量%と、下記一般式(III)で表されるモノマー:10〜80質量%とを共重合した共重合体を含有し、かつ、
(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマーが、下記一
般式(IV)で表される化合物を含有することを特徴とする感光性樹脂組成物。
は、各々独立に水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、炭素数1〜12のアルキル基、アルコキシ基、カルボキシル基、またはハロアルキル基を表す。)
3.基板上に、上記2.記載の感光性樹脂積層体を用いて感光性樹脂層を形成するラミ
ネート工程、露光工程、及び現像工程を含むことを特徴とするレジストパターン形成方法。
4.前記露光工程において、直接描画して露光することを特徴とする上記2.に記載のレジストパターン形成方法。
5.上記3.又は4.に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、エッチングするかまたはめっきする工程を含むことを特徴とするプリント配線板の製造方法。
7.上記3.又は4.記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、エッチングするかまたはめっきする工程を含むことを特徴とする半導体パッケージおよびバンプの製造方法。
8.上記3.又は4.に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、エッチングするかめっきする工程を含むことを特徴とするリードフレームの製造方法。
10.上記3又は4に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板をめっきする工程を含み、めっき工程が貴金属めっき浴を用いることを特徴とするプリント配線板の製造方法。
11.上記3又は4に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板をめっきする工程を含み、めっき工程が貴金属めっき浴を用いることを特徴とする半導体パッケージおよびバンプの製造方法。
(a)カルボキシル基含有バインダー
本発明に用いられる(a)カルボキシル基含有バインダーに含まれるカルボキシル基の量は、酸当量で100以上600以下が好ましく、より好ましくは250以上450以下である。酸当量とは、その中に1当量のカルボキシル基を有する線状重合体の質量を言う。
バインダー中のカルボキシル基は、光重合性樹脂層にアルカリ水溶液に対する現像性や剥離性を与えるために必要である。現像耐性が向上し、解像度及び密着性が向上する点から100以上であり、現像性及び剥離性が向上する点から600以下である。酸当量の測定は、平沼産業(株)製平沼自動滴定装置(COM−555)を使用し、0.1mol/Lの水酸化ナトリウムを用いて電位差滴定法により行われる。
分散度(分子量分布と呼ぶこともある)は下記式の重量平均分子量と数平均分子量の比で表される。その分散度は1〜10が好ましく、1〜5がより好ましい。
(分散度)=(重量平均分子量)/(数平均分子量)
重量平均分子量及び数平均分子量は、日本分光(株)製ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)(ポンプ:Gulliver、PU−1580型、カラム:昭和電工(株)製Shodex(登録商標)(KF−807、KF−806M、KF−806M、KF−802.5)4本直列、移動層溶媒:テトラヒドロフラン、ポリスチレン標準サンプル(昭和電工(株)製Shodex STANDARD SM−105)による検量線使用)によりポリスチレン換算として求められる。
上記一般式(II)で表されるモノマーとしては、スチレン、α−メチルスチレン、p−ヒドロキシスチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−クロロスチレン等のスチレン誘導体が挙げられる。上記一般式(II)で表されるモノマーの割合は、共重合体の成分として10質量%以上80質量%以下が好ましく、10質量%以上40質
量%以下がより好ましい。解像性や密着性の観点から10質量%以上が好ましく、硬化レジストの柔軟性の観点から40質量%以下が好ましい。
この場合の、カルボキシル基含有バインダーにおける上記一般式(III)で表されるモノマーの割合は、共重合体の成分として10質量%以上80質量%以下が好ましく、10質量%以上70質量%以下がより好ましく、30質量%以上70質量%以下が更に好ましい。解像性及び密着性、めっき液耐性の観点から10質量%以上が好ましく、現像性の観点から80質量%以下が好ましい。
以上の化合物との共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体、セルロースアセテートフタレート、ヒドロキシエチル・カルボキシメチルセルロース等のカルボン酸含有セルロースなどとの併用が挙げられる。特に現像液中の凝集物の発生を抑える観点から、メタアクリル酸、スチレン、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、及び2−エチルヘキシルアクリレートを共重合した重量平均分子量3万以上6万以下の熱可塑性高分子を併用することが好ましい。
(a)カルボキシル基含有バインダーの含有量は、光重合性樹脂組成物全体に対し、20質量%以上90質量%以下であり、30質量%以上90質量%以下が好ましい。エッジフューズの観点から20質量%以上であり、硬化性の観点から90質量%である。
本発明に用いられる(b)成分の少なくとも1つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマーとしては、下記一般式(IV)の付加重合性モノマーを必須成分として含む。
上記一般式(IV)で表される化合物として例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、又は2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等のジイソシアネート化合物と、一分子中にヒドロキシル基と(メタ)アクリル基を有する化合物(2−ヒドロキシプロピルアクリレート、プロピレングリコール鎖を持つモノメタクリレート、エチレンオキサイド鎖とプロピレンオキサイド鎖を持つモノメタクリレート等)とのウレタン化合物が挙げられる。具体的にはヘキサメチレンジイソシアネートと平均5モルのプロピレンオキサイドを付加したポリプロピレングリコールモノメタクリレート(日本油脂(株)製、ブレンマーPP1000)との反応物、ヘキサメチレンジイソシアネートと平均5モルのエチレンオキサイドと平均9モルのプロピレンオキサイドを付加したポリアルキレングリコールモノメタクリレートとの反応物等が挙げられる。
加重合性モノマーとしては、上記の化合物以外にも少なくとも1つの末端エチレン性不飽和基を有する公知の化合物を併用できる。
例えば、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ノナエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ノナエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ポリオキシエチルトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールエトキシ化テトラ(メタ)アクリレート、4−ノニルフェニルヘプタエチレングリコールジプロピレングリコールアクリレート、2−ヒドロキシー3−フェノキシプロピルアクリレート、フェノキシヘキサエチレングリコールアクリレート、無水フタル酸と2−ヒドロキシプロピルアクリレートとの半エステル化合物とプロピレンオキシドとの反応物(日本触媒化学製、商品名OE−A 200)、4−ノルマルオクチルフェノキシペンタプロピレングリコールアクリレート、2,2−ビス[{4−(メタ)アクリロキシポリエトキシ}フェニル]プロパン、2,2−ビス{(4−アクリロキシポリエトキシ)シクロヘキシル}プロパンまたは2,2−ビス{(4−メタクリロキシポリエトキシ)シクロヘキシル}プロパン、1,6−ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、1,4−シクロヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、またポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等のポリオキシアルキレングリコールジ(メタ)アクリレート、2−ジ(p−ヒドロキシフェニル)プロパンジ(メタ)アクリレート、グリセロールトリ(メタ)アクリレート、2,2−ビス(4−メタクリロキシペンタエトキシフェニル)プロパン、及びイソシアヌル酸エステル化合物の多官能(メタ)アクリレートが挙げられる。これらは、単独で併用しても、2種類以上併用しても構わない。
本発明の感光性樹脂組成物中に含有される(b)少なくとも1つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマーの量は、5〜75質量%の範囲であり、より好ましい範囲は15〜70質量%である。この量は、硬化不良、及び現像時間の遅延を抑えるという観点から5質量%以上であり、また、コールドフロー、及び硬化レジストの剥離遅延を抑えるという観点から75質量%以下である。
本発明の感光性樹脂組成物には、(c)光重合開始剤として、一般に知られているものが使用できる。本発明の感光性樹脂組成物に含有される(c)光重合開始剤の量は、0.01〜30質量%の範囲であり、より好ましい範囲は0.05〜10質量%である。十分な感度を得るという観点から0.01質量%以上が好ましく、また、レジスト底面にまで光を充分に透過させ、良好な高解像性を得るという観点から30質量%以下が好ましい。
−(o−エトキシカルボニル)オキシム等のオキシムエステル類、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾリル二量体、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ビス−(m−メトキシフェニル)イミダゾリル二量体、2−(p−メトキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾリル二量体などのロフィン二量体、アクリジン、9−フェニルアクリジン、9−フェニルアクリジン類、N−フェニルグリシン、N−メチル−N−フェニルグリシン、N−エチル−N−フェニルグリシン、臭化アミル、臭化イソアミル、臭化イソブチレン、臭化エチレン、臭化ジフェニルメチル、臭化ベンジル、臭化メチレン、トリブロモメチルフェニルスルフォン、四臭化炭素、トリス(2,3−ジブロモプロピル)ホスフェート、トリクロロアセトアミド、ヨウ化アミル、ヨウ化イソブチル、1,1,1−トリクロロ−2,2−ビス(p−クロロフェニル)エタン等が挙げられる。
特に高解像度の観点から2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾリル二量体と、ミヒラーズケトン[4,4´−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン]または4,4´−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンを組み合わせることが好ましい。
本発明の感光性樹脂組成物においては、前述した成分に加えて、染料、顔料等の着色物質を採用することができる。このような着色物質としては、例えば、フタロシアニングリーン、クリスタルバイオレット、メチルオレンジ、ナイルブルー2B、ビクトリアブルー、マラカイトグリーン、ベイシックブルー20、及びダイアモンドグリーン等が挙げられる。
さらに、本発明の感光性樹脂組成物の熱安定性、保存安定性を向上させるために、感光性樹脂組成物にラジカル重合禁止剤、ベンゾトリアゾール類、及びカルボキシベンゾトリアゾール類からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の化合物を含有させることは好ましいことである。
メチレン−1,2,3−ベンゾトリアゾールなどが挙げられる。
また、カルボキシベンゾトリアゾール類としては、例えば、4−カルボキシ−1,2,3−ベンゾトリアゾール、5−カルボキシ−1,2,3−ベンゾトリアゾール、N−(N,N−ジ−2−エチルヘキシル)アミノメチレンカルボキシベンゾトリアゾール、N−(N,N−ジ−2−ヒドロキシエチル)アミノメチレンカルボキシベンゾトリアゾール、及びN−(N,N−ジ−2−エチルヘキシル)アミノエチレンカルボキシベンゾトリアゾール等が挙げられる。
可塑剤等の添加剤の量としては、感光性樹脂組成物中に、5〜50質量%含むことが好ましく、より好ましくは、5〜30質量%である。現像時間の遅延を抑えたり、硬化膜に柔軟性を付与するという観点から5質量%以上が好ましく、また、硬化不足やコールドフローを抑えるという観点から50質量%以下が好ましい。
本発明の感光性樹脂組成物は、溶媒を添加した感光性樹脂組成物調合液としてもよい。好適な溶媒としては、メチルエチルケトン(MEK)に代表されるケトン類、並びにメタノール、エタノール、及びイソプロピルアルコールなどのアルコール類が挙げられる。感光性樹脂組成物調合液の粘度が25℃で500〜4000mPa・secとなるように、溶媒を感光性樹脂組成物に添加することが好ましい。
本発明の感光性樹脂積層体は、感光性樹脂層とその層を支持する支持体からなるが、必要により、感光性樹脂層の支持体と反対側の表面に保護層を有していても良い。
ここで用いられる支持体としては、露光光源から放射される光を透過する透明なものが望ましい。このような支持体としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、塩化ビニル共重合体フィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、塩化ビニリデン共重合フィルム、ポリメタクリル酸メチル共重合体フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリアクリロニトリルフィルム、スチレン共重合体フィルム、ポリアミドフィルム、及びセルロース誘導体フィルムなどが挙げられる。これらのフィルムは、必要に応じ延伸されたものも使用可能である。ヘーズは5以下のものが好ましい。フィルムの厚みは、薄い方が画像形成性及び経済性の面で有利であるが、強度を維持する必要等から、10〜30μmのものが好ましく用いられる。
について、支持体よりも保護層の方が充分小さく容易に剥離できることである。例えば、ポリエチレンフィルム、及びポリプロピレンフィルム等が保護層として好ましく使用できる。また、特開昭59−202457号公報に示された剥離性の優れたフィルムを用いることができる。保護層の膜厚は10〜100μmが好ましく、10〜50μmがより好ましい。
支持体、感光性樹脂層、及び必要により、保護層を順次積層して、本発明の感光性樹脂積層体を作成する方法は、従来知られている方法を採用することができる。
例えば、感光性樹脂層に用いる感光性樹脂組成物を、前述の感光性樹脂組成物調合液にしておき、まず支持体上にバーコーターやロールコーターを用いて塗布して乾燥させ、支持体上に該感光性樹脂組成物からなる感光性樹脂層を積層する。
次いで、必要により、該感光性樹脂層上に保護層を積層することにより感光性樹脂積層体を作成することができる。
本発明の感光性樹脂積層体を用いたレジストパターンは、ラミネート工程、露光工程、及び現像工程を含む工程によって形成することができる。具体的な方法の一例を示す。
まず、ラミネーターを用いてラミネート工程を行う。感光性樹脂積層体が保護層を有する場合には保護層を剥離した後、ラミネーターで感光性樹脂層を基板表面に加熱圧着しラミネートする。この場合、感光性樹脂層は基板表面の片面だけにラミネートしても良いし、必要に応じて両面にラミネートしても良い。この時の加熱温度は一般的に40〜160℃である。また、該加熱圧着を二回以上行うことにより、得られるレジストパターンの基板に対する密着性が向上する。この時、圧着は二連のロールを備えた二段式ラミネーターを使用しても良いし、何回か繰り返してロールに通し圧着しても良い。
露光工程においては、マスクレス露光方法を用いてもよい 。マスクレス露光はフォトマスクを使用せず基板上に直接描画装置によって露光する。光源としては波長350〜410nmの半導体レーザーや超高圧水銀灯などが用いられる。描画パターンはコンピューターによって制御され、この場合の露光量は、露光光源の照度および基板の移動速度によって決定される。
また場合によってはさらにパターニングした後の露光による工程を実施することもでき
る。この露光工程を実施することにより、更なる耐薬品性向上が可能となる。
本発明のプリント配線板の製造方法は、基板として銅張り積層板またはフレキシブル基板に上述のレジストパターン形成方法によってレジストパターンを形成した後に、以下の工程を経ることで行われる。
まず、現像により露出した基板の銅面にエッチング法、またはめっき法等の既知の方法をもちいて導体パターンを形成する工程を行う。
その後、レジストパターンを、現像液よりも強いアルカリ性を有する水溶液により基板から剥離する剥離工程を行って所望のプリント配線板を得る。剥離用のアルカリ水溶液(以下、「剥離液」ともいう。)についても特に制限はないが、2〜5質量%の濃度のNaOH、またはKOHの水溶液が一般的に用いられる。剥離液にも、少量の水溶性溶媒を加える事は可能である。なお、剥離工程における該剥離液の温度は、40〜70℃の範囲であることが好ましい。
前述のレジストパターン形成方法によってレジストパターンをサンドブラスト工法により基板に加工を施す時の保護マスク部材として使用することができる。
基板としては、ガラス、シリコンウエハー、アモルファスシリコン、多結晶シリコン、セラミック、サファイア、金属材料などが挙げられる。これらガラス等の基板上に、前述のレジストパターン形成方法と同様の方法によって、レジストパターンを形成する。その後、形成されたレジストパターン上からブラスト材を吹き付け目的の深さに切削するサンドブラスト処理工程、基板上に残存したレジストパターン部分をアルカリ剥離液等で基板から除去する剥離工程を経て、基板上に微細な凹凸パターンを有する基材とすることができる。上前記サンドブラスト処理工程に用いるブラスト材は公知のものが用いられ、例えばSiC,SiO2、Al2O3、CaCO3、ZrO、ガラス、ステンレス等の2〜100μm程度の微粒子が用いられる。
本発明の半導体パッケージの製造方法は、基板としてLSIとしての回路形成が終了したウェハに前述のレジストパターン形成方法によってレジストパターンを形成した後に、以下の工程を経ることで行われる。
まず、現像により露出した開口部に銅、はんだ等の柱状のめっきを施して、導体パターンを形成する工程を行う。その後、レジストパターンを上述のプリント配線板の製造方法と同様の方法で剥離する剥離工程を行って、更に、柱状めっき以外の部分の薄い金属層をエッチングにより除去する工程を行うことにより、所望の半導体パッケージを得る。
本発明のリードフレームの製造方法は、基板として銅、銅合金、または鉄系合金等の金属板に前述のレジストパターン形成方法によってレジストパターンを形成した後に、以下の工程を経ることで行われる。
まず、現像により露出した基板をエッチング、あるいはめっき法の既知の方法で導体パターンを形成する工程を行う。その後、レジストパターンを上述のプリント配線板の製造方法と同様の方法で剥離する剥離工程を行って、所望のリードフレームを得る。
めっき液として金には、シアン化浴または亜硫酸浴、銀にはシアン化浴、白金にはジアミノ亜硝酸塩、ロジウムには硫酸浴またはリン酸浴、パラジウムにはアンモニア浴が一般的であり、金めっきは主にシアン化浴が用いられる。本願発明には、シアン化貴金属めっき浴が好ましく用いることができる。
シアン化金めっきの場合は、シアン錯体を含んでおりアルカリシアン化浴(pH8.5〜13)中性シアン浴(pH6〜8.5)、酸性シアン浴(pH3〜6)に分類される。
これらめっき液は市販されているものを用いることが出来る。
(実施例1〜7、比較例1〜5)
最初に実施例及び比較例の評価用サンプルの作製方法を説明し、次いで、得られたサンプルについての評価方法およびその評価結果を示す。
1.評価用サンプルの作製
実施例及び比較例における感光性樹脂積層体は次の様にして作製した。
<カルボキシル基含有バインダーの作製>
まず、下記に示すバインダーを準備した。
窒素導入口、攪拌羽根、ジムロート及び温度計を備えた1000ccの四つ口フラスコに、窒素雰囲気下でメチルエチルケトン300gを入れ、湯浴の温度を80℃に上げた。次いでメタクリル酸/スチレン/ベンジルメタクリレートをそれぞれ30/20/50(質量比)の組成比で合計400gの溶液を調製した。この調製液に、アゾビスイソブチロ二トリル3gを30gのメチルエチルケトンに溶解した溶液を作製し、攪拌しながら2時間かけて滴下した。その後6時間重合した(一次重合)。その後アゾビスイソブチロ二トリル6gを30gのメチルエチルケトンに溶解した溶液を4時間置きに3回に分けて滴下した後、5時間加熱攪拌した(二次重合)。次いでメチルエチルケトン240gを添加して重合反応物をフラスコから取り出して、バインダー溶液B−1を得た。この時の重量平均分子量は5.5万、分散度は2.6、酸当量は290であった。得られたバインダー溶液B−1中のメチルエチルケトンを十分に除去し測定した樹脂固形分は、41%であった。
バインダB−1:メタクリル酸/スチレン/ベンジルメタクリレート=30/20/50(重量比)(重量平均分子量5.5万、分散度2.6、酸当量290、固形分濃度=41質量%のメチルエチルケトン溶液)。
バインダーB−2:メタクリル酸/メタクリル酸メチル/n−ブチルアクリレート=25/65/10(重量比)(重量平均分子量8.0万、分散度3.7、酸当量344、固形分濃度=34.0質量%のメチルエチルケトン溶液)。
バインダーB−3:メタクリル酸/ベンジルメタクリレート=20/80(重量比)(重量平均分子量5.6万、分散度3.2、酸当量430、固形分濃度=41質量%のメチルエチルケトン溶液)。
バインダーB−4:メタクリル酸/ベンジルメタクリレート/スチレン/メタクリル酸メチル=25/35/30/10(重量比)(重量平均分子量5.5万、分散度2.3、酸当量344、固形分濃度=41.0質量%のメチルエチルケトン溶液)。
表1に示す組成の感光性樹脂組成物及び溶媒をよく攪拌、混合して感光性樹脂組成物調合液とし、支持体として16μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムの表面にバーコーターを用いて均一に塗布し、95℃の乾燥機中で4分間乾燥して感光性樹脂層を形成した。感光性樹脂層の厚みは40μmであった。
次いで、感光性樹脂層のポリエチレンテレフタレートフィルムを積層していない表面上に、保護層として23μm厚のポリエチレンフィルムを張り合わせて感光性樹脂積層体を得た。
表1における略号で表わした感光性樹脂組成物調合液中の材料成分B−1〜K−1の名称を表2に示す。
評価用基板は、35μm圧延銅箔を積層した1.6mm厚の銅張積層板を用い、表面を湿式バフロール研磨(スリーエム(株)製、スコッチブライト(登録商標)HD#600、2回通し)した。
<ラミネート>
感光性樹脂積層体のポリエチレンフィルムを剥がしながら、整面して60℃に予熱した銅張積層板にホットロールラミネーター(旭化成エレクトロニクス(株)製、AL−70)により、ロール温度105℃でラミネートした。エアー圧力は0.35MPaとし、ラミネート速度は1.5m/minとした。
<露光>
実施例1では、感光性樹脂層に評価に必要なパターンマスクを支持体であるポリエチレンテレフタレートフィルム上におき、超高圧水銀ランプ(オーク製作所製、HMW−201KB)により50mJ/cm2の露光量で露光した。
ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離した後、30℃の1質量%Na2CO3水溶液を所定時間スプレーし、感光性樹脂層の未露光部分を溶解除去した。この際、未露光部分の感光性樹脂層が完全に溶解するのに要する最も少ない時間を最小現像時間とした。
<めっき前処理>
現像後の耐めっき性評価基板を酸性脱脂FRX(10%水溶液、アトテックスジャパン(株)製)浴に40℃で4分浸せきした。水洗したあと、10%硫酸水溶液に室温下2分
浸せきした。
シアン化金カリウム4g/L、リン酸一ナトリウム15g/L、リン酸二ナトリウム20g/Lの組成のめっき浴を用いて電流密度0.5A/m2、65℃で10分間めっきを行った。
<剥離>
めっき処理をした評価基板を50℃、3wt%の苛性ソーダ水溶液にてスプレーしてレジスト膜を剥離除去した。
(1)解像性評価
ラミネート後15分経過した解像性評価用基板を、露光部と未露光部の幅が1:1の比率のラインパターンマスクを通して露光した。最小現像時間の2倍の現像時間で現像し、硬化レジストラインが正常に形成されている最小マスクライン幅を解像度の値として以下のようにランク分けした。
◎:解像度の値が30μm以下。
○:解像度の値が30μmを超え、40μm以下。
×:解像度の値が40μmを超える。
ラミネート後15分経過した解像性評価用基板を、露光部と未露光部の幅が1:1の比率のラインパターンマスクを通して露光した。最小現像時間の2倍の現像時間で現像し、硬化レジストラインが正常に形成されている最小マスクライン幅を密着性の値として以下のようにランク分けした。
◎:密着性の値が30μm以下。
○:密着性の値が30μmを超え、40μm以下。
×:密着性の値が40μmを超える。
ラミネート後15分経過した剥離性評価用基板を、6cm×6cmのパターンを有するマスクを通して露光した。最小現像時間の2倍の現像時間で現像したあと、50℃、3wt%の苛性ソーダ水溶液に浸せきし、レジスト膜が剥離される時間を測定し、以下のようにランク分けした。
○:剥離時間が60秒以下
△:剥離時間が60秒を越え120秒以下
×:剥離時間が120秒を越える
ラミネート後15分経過した耐めっき性評価用基板に、露光部と未露光部の幅が1:5の比率のラインパターンマスクを通して露光した。最小現像時間の2倍の現像時間で現像した後、金めっきを行い、さらに硬化レジストを剥離した。レジスト剥離後、100μm部分の金めっきラインを光学顕微鏡で観察しめっき液耐性を以下のようにランク付けした。
○:めっきもぐりが全くなく、良好なラインを形成している。
△:めっき潜りの幅が2μm未満である。
×:めっき潜りの幅が2μm以上である。
3.評価結果
実施例1〜7及び比較例1〜5の評価結果は表1に示した。
Claims (11)
- (a)カルボキシル基含有バインダー:20〜90質量%、(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマー:5〜75質量%、(c)光重合開始剤:0.01〜30質量%を含有することを特徴とする感光性樹脂組成物であって、
(a)カルボキシル基含有バインダーが、重量平均分子量が5,000〜500,000であって、少なくとも下記一般式(I)で表されるモノマー:10〜40質量%と、下記一般式(II)で表されるモノマー:10〜80質量%と、下記一般式(III)で表されるモノマー:10〜80質量%とを共重合した共重合体を含有し、かつ、
(b)少なくとも一つの末端エチレン性不飽和基を有する付加重合性モノマーが、下記一般式(IV)で表される化合物を含有することを特徴とする感光性樹脂組成物。
は、各々独立に水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、炭素数1〜12のアルキル基、アルコキシ基、カルボキシル基、またはハロアルキル基を表す。)
ダムであってもブロックであってもよい。ブロックの場合−(A−O)−及び−(B−O)―の順序は、何れがR6側であってもよい。) - 請求項1記載の感光性樹脂組成物を支持体上に積層してなることを特徴とする感光性樹脂積層体。
- 基板上に、請求項2記載の感光性樹脂積層体を用いて感光性樹脂層を形成するラミネート工程、露光工程、及び現像工程を含むことを特徴とするレジストパターン形成方法。
- 前記露光工程において、直接描画して露光することを特徴とする請求項2に記載のレジストパターン形成方法。
- 請求項3又は4に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、エッチングするかまたはめっきする工程を含むことを特徴とするプリント配線板の製造方法。
- 請求項3又は4に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、サンドブラストによって加工する工程を含むことを特徴とする凹凸パターンを有する基材の製造方法。
- 請求項3又は4記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、エッチングするかまたはめっきする工程を含むことを特徴とする半導体パッケージおよびバンプの製造方法。
- 請求項3又は4に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板を、エッチングするかめっきする工程を含むことを特徴とするリードフレームの製造方法。
- 請求項3又は4に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板をめっきする工程を含み、めっき工程が貴金属めっき浴を用いることを特徴とするリードフレームの製造方法。
- 請求項3又は4に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板をめっきする工程を含み、めっき工程が貴金属めっき浴を用いることを特徴とするプリント配線板の製造方法。
- 請求項3又は4に記載の方法によってレジストパターンを形成した基板をめっきする工程を含み、めっき工程が貴金属めっき浴を用いることを特徴とする半導体パッケージおよびバンプの製造方法。
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