JP2008038729A - ガスエンジンの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】混合燃料ガスを用いるガスエンジンの制御方法において、燃料ガスの混合割合の変化に対応して、適正な空気過剰率又は空燃比で運転できるようにする。
【解決手段】第1の燃料ガスと、該第1の燃料ガスより理論空気量が少ない第2の燃料ガスとを含む混合燃料ガスを使用する。ガスエンジンは、空燃比制御バルブと、リーンバーンセンサーと、制御装置と、を備えている。制御装置の記憶部には、第2の燃料ガスの混合割合が0の混合燃料を使用した場合の適正な基準空燃比マップと、第2の燃料ガスの混合割合が最大値の場合の混合燃料を使用した場合の適正な最大空燃比マップが書き込まれている。リーバーンセンサーの出力により求めた空気過剰率と空燃比制御バルブの開度とから、前記既存の両空燃比マップに基づいて、運転中の混合ガスの第2の燃料ガスの混合割合を求め、求めた混合割合に対応する適正な空燃比マップを作成し、運転する。
【選択図】図2

Description

本発明は、理論空気量の異なる2種類の燃料ガスによる混合燃料ガスを使用して運転するガスエンジンの制御方法に関する。ガスエンジンとして、たとえばコージェネレーションエンジンあるいはヒートポンプエンジン等が適用される。
この種のガスエンジンは、たとえばメタン等の第1の燃料ガスと、該第1燃料ガスよりも理論空気量が少ないプロパン等の第2の燃料ガスとを混合した混合燃料ガスを用いて運転しており、運転性能を維持するために、空燃比制御バルブを備えると共に、排気管内にリーンバーン(希薄燃焼)センサーを配置している。
運転時の基本的な制御として、リーンバーンセンサーにより排気中の酸素濃度を測定し、酸素濃度(リーンバーンセンサー出力)から空気過剰率を求め、空気過剰率の変化に対して、適正な空燃比となるように空燃比制御バルブの開度を制御し、たとえば図10の下段の破線のグラフに示すように、空気過剰率を一定に保っている。
また、上記基本的な制御に加え、低負荷時の失火を防止すると共に、定格出力時でのNOx発生量を少なくするために、たとえば図10の実線のグラフに示すように、低負荷時には空燃比制御バルブをリッチ側(燃料濃側)に制御して失火を防ぎ、定格出力では空燃比制御バルブをリーン側(燃料希薄側)に制御して、NOxを抑制している。さらに、図示していないが、定格出力を越えた高負荷運転では、出力確保のために、リッチ側に制御している。
なお、混合燃料ガスを用いたガスエンジンの制御方法の従来技術としては、特許文献1に記載されたガスエンジンの制御方法がある。
特開平8−105338号公報
理論空気量の異なる2種類の燃料ガスによる混合燃料ガスを用いている場合、運転時の各種条件あるいは燃料供給状況の変化により、常に一定のガス組成割合の混合燃料ガスを供給することは困難であり、ガス組成割合が変化することは避けられない。そして、混合燃料ガスのガス組成割合が変化すると、次のような課題が生じる。
(1)混合燃料ガスの仮想理論空気量が変化するため、予想している仮想理論空気量に対応するリーンバーンセンサー出力による空燃比制御では、ガス組成割合が変化した仮想理論空気量に対応する適正な空燃比制御は行えず、エンジン性能を適正な状態に維持できない。
(2)低負荷時の失火を防止するため、図10で説明したように空燃比制御バルブをリッチ側に制御することが行われるが、混合燃料ガスのガス組成割合が変化していると、失火限界も変化し、予め設定していた量のリッチ側への変更であっても、失火が生じる場合がある。たとえば、図9は、空気過剰率λと、理論空気量の少ない第2の燃料ガスの混合割合Rとの相関図であり、3つのグラフG1,G2,G3は、第2の燃料ガスの混合割合を0とした時、すなわち第1の燃料ガスのみを用いた時の空気過剰率λが、それぞれ1と、1.3と、1.6である場合において、第2の燃料ガスの混合割合を変化させたグラフである。この図9において、いずれのグラフG1,G2,G3でも、第2の燃料ガスの混合割合Rが増加するに伴い、空気過剰率λは増加し、リーン側に変化している。特に、空気過剰率が最も大きいグラフG3では、第2の燃料ガスの混合割合Rが20%近くになると、失火限界線Kを越えてしまい、失火が生じて、エンジンが運転できなくなる。
(3)ノッキングを防止するために、予め設定された混合割合に対する空気過剰率で制御していても、たとえば第2の燃料ガスの混合割合が増加してノッキング限界が低くなる場合には、ノッキングが発生することがある。
上記課題を解決するため本願請求項1記載の発明は、第1の燃料ガスと、該第1の燃料ガスより理論空気量が少ない第2の燃料ガスとを含む混合燃料ガスを使用するガスエンジンの制御方法において、前記ガスエンジンは、空燃比制御バルブと、空気過剰率を求めるためのリーンバーンセンサーと、制御装置と、を備えており、制御装置の記憶部には、第2の燃料ガスの混合割合が0の混合燃料ガスを使用した場合の適正な基準空燃比マップと、第2の燃料ガスの混合割合が最大値の場合の混合燃料ガスを使用した場合の適正な最大空燃比マップが書き込まれており、エンジン運転中において、リーバーンセンサーの出力により求めた空気過剰率と空燃比制御バルブの開度とから、前記既存の両空燃比マップに基づいて、運転中の混合燃料ガス中の第2の燃料ガスの混合割合を求め、求めた混合割合に対応する適正な空燃比マップを作成し、運転する。
上記制御方法によると、第1の燃料ガスと第2の燃料ガスとの混合割合が変化しても、変化した混合割合に対応した適正な空燃比制御が行え、適正な空気過剰率で運転でき、エンジンの熱効率及び出力を適正に維持出来ると共に、NOxを効率良く抑制することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のガスエンジンの制御方法において、前記ガスエンジンは負荷センサーを備え、第2の燃料ガスの低負荷の失火限界が、第1の燃料ガスの低負荷の失火限界より空気過剰率リッチ側の場合、低負荷時、前記空燃比制御バルブの開度が第2の燃料ガスの混合割合に比例してリッチ側に変更するように、空燃比マップを作成する。
上記制御方法によると、混合燃料ガスのガス組成割合が変化しても、低負荷時の失火を防止することができ、低負荷時の安定した運転が可能となる。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のガスエンジンの制御方法において、第2の燃料ガスのノッキング限界が第1の燃料ガスのノッキング限界より低い場合、高負荷時、空燃比制御バルブの開度が、第2の燃料ガスの混合割合に比例して空気過剰率リーン側に変更するように、空燃比マップを作成する。
上記制御方法によると、混合燃料ガスのガス組成割合が変化して、ノッキング限界が低くなる場合でも、ノッキングの発生を回避しつつ、可能な限りの高出力を得ることが可能となる。
請求項4記載の発明は、請求項1のガスエンジンの制御方法において、NOxセンサーと、負荷センサーとを備え、空燃比マップは、NOx濃度が、負荷の変化に対して一定となるように空燃比制御バルブを制御するように作成する。
上記制御方法によると、混合燃料ガスのガス組成割合が変化した場合でも、高負荷での低NOx化が図れる。
請求項5記載の発明は、請求項1のガスエンジンの制御方法において、エンジン使用前に、第2の燃料ガスの混合割合が0の混合燃料により運転を行い、これにより、前記基準空燃比マップを作成し、記憶部に記憶する。
上記制御方法によると、エンジン使用前において、正確に基準空燃比マップを作成するので、運転中、第1の燃料ガスと第2の燃料ガスの混合割合を、精度良く推定することが可能となる。
請求項6記載の発明は、請求項1記載のエンジンの制御方法において、エンジン始動時、スロットル弁開度を調節することにより、吸入空気量を増減して、空気過剰率を始動適正範囲内におさめるように制御する。
上記制御方法によると、混合燃料ガスのガス組成割合が変化して、空燃比がリーン側又はリッチ側に変化している場合でも、エンジンを速やかに始動することができる。また、セルモータを短時間駆動するだけで、所定の空燃比に設定できるため、セルモータの寿命が長く保たれる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のガスエンジンの制御方法において、始動時に調節したスロットル弁開度から、燃料混合ガスの理論空気量を推定し、該理論空気量に応じて空燃比制御バルブの開度を修正する。
上記制御によると、混合燃料ガスのガス組成割合が変化して射る場合でも、始動直後から失火することなく、ガスエンジンを運転することができる。
図1〜図15は、本発明にかかるガスエンジンの制御方法及び該制御方法を実施するためのガスエンジンの一例であり、これらの図面に基づいて、本発明の一実施の形態を説明する。
[ガスエンジンの構成]
図1は、本発明にかかる制御方法を実施するためのガスエンジン1の配管略図であり、たとえば、コジェネーレーション用ガスエンジンあるいはヒートポンプガスエンジンである。この図1において、エンジン本体1の燃焼室2には、点火プラグ3が設けられると共に、吸気口5及び排気口6がそれぞれ吸気弁及び排気弁を介して開口し、吸気口5には吸気通路8が接続し、排気口6には排気通路9が接続されている。
点火プラグ3は点火コイル10に電気的に接続し、点火コイル10はコントローラ(制御装置)12の出力部に電気的に接続している。
吸気通路8内には、ベンチュリーミキサー15が設けられると共に、該ベンチュリーミキサー15の排気下流側近傍位置にスロット弁16が設けられ、さらに、吸気通路8の上流端にはエアフィルター17が設けられ、該エアフィルター17を介して外部から吸気通路8内に空気を取り入れるようになっている。スロットル弁16はガバナー20により開閉するようになっており、ガバナー20はコントローラ12に電気的に接続されている。
前記ベンチュリーミキサー15の燃料ガス噴出口15aは、燃料ガス通路22を介して空燃比制御バルブ(燃料ガス供給バルブ)23に接続し、該空燃比制御バルブ23の入口部はレギュレータ24を介して燃料タンク(燃焼ガス供給部)25に接続している。空燃比制御バルブ23は駆動モータ28により開度が調節されるようになっており、該駆動モータ28は前記コントローラ12に接続されている。また、空燃比制御バルブ23と並列にマス27が設けられている。
前記排気通路9には、排気熱交換機31が設けられると共に、該排気熱交換機31の排気下流側にEGR管32の排気回収口32aが開口している。EGR管32はEGR開度調節バルブ33を備えると共に、排気出口32bが吸気通路8の下流端部近傍に開口している。
各種パラメータの変化を測定するセンサーとしては、機関回転速度を検出する電磁ピックアップセンサー51と、カム軸36の回転を検出して吸気弁と排気弁の開閉時期を検出するカム信号電磁ピックアップセンサー52と、排気口6と排気熱交換機31との間の排気通路9に設けられて排気中の酸素濃度を測定することにより排気ガス中の空気過剰率を測定するリーンバーンセンサー53と、吸気通路8の吸気下流端部に配置された吸気温度センサー54と、エンジン本体1のシリンダに設置されて加速度によりノッキングを検出するノッキングセンサー55と、筒内圧を測定することにより負荷を検出する負荷センサー56と、を備え、排気熱交換機31の下流側にも排気中の酸素濃度を測定するリーンバーンセンサー57を備えており、各センサー51,52,53,54、55、56、57はコントローラ12の入力部に電気的に接続されている。負荷センサー56としては、筒内圧を測定するセンサーの代わりに、エンジンに連結された発電機の電力(電流)を測定するセンサーを使用することも可能である。なお、リーンバーンセンサー53の出力(測定酸素濃度)が大きいということは、空気過剰率が高い状態、すなわちリーン状態(燃焼希薄状態)であり、出力が小さくなるに従い、空気過剰率が低い状態、すなわちリッチ状態(燃料濃状態)に変化していることになる。
[ガスエンジンの基本的な作用]
燃料タンク25内には、第1の燃料ガス(たとえばメタンガス)と、該第1の燃料ガスよりも理論空気量が少ない第2の燃料ガス(たとえばプロパンガス)と、を混合してなる混合燃料ガス60が貯留されている。燃料タンク25からの混合燃料ガス60を、レギュレータ24により調節し、空燃比制御バルブ23の開度調節により、空気と混合して空燃比λを決定する。空燃比λが決定された混合燃料ガスは、燃料ガス通路22を通り、ベンチュリーミキサー15において空気(吸気)と混合される。空気と混合後の混合燃料ガスは、スロットル弁16により吸気量を制御された後、燃焼室2に供給され、点火プラグ3により点火され燃焼される。
燃焼後の排気ガスは、排気口6から排気通路9に排出され、排気熱交換機31により、適宜の熱媒体と熱交換された後、排出される。また、一部の排気ガスは、必要に応じてEGR管32を介して吸気通路8に戻され、吸気と混合されて再度燃焼に利用される。
空燃比制御バルブ23の開度,点火プラグ3の点火時期及びスロットル弁16の開度は、コントローラ12の出力部からの制御信号により、それぞれ制御信号の内容に応じて制御される。
[第1の基本制御]
コントローラ12のCPUには、第2の燃料ガスの混合割合Rの変化に対し、空燃比制御バルブ23による適正な空燃比制御として、次のような基本的制御を実施するプログラムが組み込まれている。
(1)第2の燃料ガスの混合割合Rが0の混合燃料を使用した場合の適正な空燃比(空気過剰率)λ0と、第2の燃料ガスの混合割合Rが最大値(たとえばRmax=20%)の混合燃料ガスを使用した場合の適正な空燃比λmaxとを、予め実験及び計算により求めておき、図3に示すように、空気過剰率(空燃比)λと空燃比制御バルブ開度との相関図上のマップMO及びMmaxとして作成し、コントローラ12の記憶部に書き込んでおく。すなわち、第2の燃料ガスの混合割合Rが0の混合燃料ガスを使用した場合の適正な基準空燃比マップM0と、第2の燃料ガスの混合割合Rが最大値(たとえば20%)の混合燃料ガスを使用した場合の適正な最大空燃比マップMmaxとを、コントローラ12の記憶部に書き込んでおく。
(2)リーバーンセンサー出力Lにより求めた空気過剰率λと、空燃比制御バルブ開度Aとから、基準空燃比マップM0と最大空燃比マップMmaxに基づいて、使用中の混合燃料ガス中の第2の燃料ガスの混合割合Rを求める。具体的には、図3において、測定されたリーンバーンセンサー出力がL、空燃比制御バルブ開度がA(位置P0)であるすると、基準空燃比マップM0上における空気過剰率Lに対応する空燃比制御バルブ開度A(位置P1)と、最大空燃比マップMmax上における空気過剰率Lに対応する空燃比制御バルブ開度A2(位置p2)とを求め、続いて、(A2−A1)の値に対する(A−A1)の値の割合を求め、この割合から、混合燃料ガス中の第2の燃料ガスの混合割合Rを求める。すなわち、R=Rmax(A−A1)/(A2−A1)%が、測定中の混合燃料ガスにおける第2の燃料ガスの混合割合として求められる。Rmax は、第2の燃料ガスの最大混合割合である。
(3)上記求めた混合燃料ガスの混合割合Rから、次式に基づく空燃比マップMxを作成し、目標空気過剰率λを求める。
λ=λ0+Δλ(R/Rmax)
ただし、λ0は基準空燃比マップM0上の空気過剰率であり、Δλは、最大空燃比マップMmax上の空気過剰率λmax −基準空燃比マップM0上の空気過剰率λ0である。
[第1の基本制御のフロー]
図2は第1の基本制御をフロー図にまとめたものであり、運転中、ステップS1において、リーンバーンセンサー出力Lを読み込むと共に、ステップS2において、空燃比制御バルブ開度Aを読み込み、ステップS3において、上記リーンバーンセンサー出力Lから、既存の基準空燃比マップM0及び最大空燃比マップMmax上における空燃比制御バルブ開度A1,A2を読み込む(図3参照)。
ステップS4に進み、A−A1>0か否かを判別する。すなわち、測定した空燃比制御バルブ開度Aが、基準空燃比制御マップM0上の空燃比制御バルブ開度A1より大きいか否かを判別し、NOであれば、すなわちA=A1であれば、第2の燃料ガスの混合割合RがOであると判断し、エンドに進み、基準空燃比制御マップM0に基づいて、適正な空気過剰率λ0となるように、空燃比制御バルブ開度を制御する。
一方、ステップS4において、YESであれば、ステップS5に進み、使用中の混合燃料ガス中の第2燃料ガスの混合割合Rを、式、R=Rmax×(A−A1)/(A2−A1)により求め、ステップS6に進む。
ステップS6において、上記求めた混合割合Rに対応する最適空燃比マップMxを作成し、この最適空燃比マップMxに基づいて、目標空気過剰率(目標空燃比)になるように空燃比制御バルブを制御する。具体的には、前記計算した混合割合Rを用い、前記式、λ=λ0+Δλ×Rx/Rmaxにより、混合割合Rの最適目標空気過剰率(空燃比)を求め、該最適目標空気過剰率となるように空燃比制御バルブを制御する。
図4は、混合燃料ガスの理論空気量と、第1の燃料ガスよりも理論空気量の少ない第2の燃料ガスの混合割合との相関図であり、第2の燃料ガスの混合割合が増加すると、必要空気量が減ることにより、混合燃料ガスの仮想理論空気量は減少することを示している。
図5は、目標空気過剰率λと第2の燃料の混合割合Rとの相関図であり、第2の燃料ガスの理論空気量が第1の燃料ガスの理論空気量よりも少ないことにより、第2の燃料ガスの混合割合Rが増加すると、図4で説明したように混合燃料ガスの仮想理論空気量は減少し、したがって、第2の燃料ガスの混合割合Rの増加に伴い、目標空気過剰率λを低下させるように、目標空燃比は低下する。
[第2の制御]
第2の燃料ガスの混合割合の変化に対し、前記第1の基本制御に加え、図1の負荷センサー56により検出した負荷の変化を利用し、低負荷時における失火を防止する制御である。
(1)第2の燃料ガスの混合割合が0の混合燃料を使用した場合の適正な空燃比(空気過剰率)λ0と、第2の燃料ガスの混合割合が最大値(たとえばRmax=20%)の混合燃料ガスを使用した場合の適正な空燃比λmaxとを、予め実験及び計算により求めておき、図7に示す空気過剰率(空燃比)λと負荷Tとの相関図上に、マップM0-1、Mmax-1として作成し、コントローラ12の記憶部に書き込んでおく。すなわち、第2の燃料ガスの混合割合が0の混合燃料ガスを使用した場合の適正な基準空燃比マップM0-1(破線の曲線)と、第2の燃料ガスの混合割合が最大値(たとえば20%)の混合燃料ガスを使用した場合の適正な最大空燃比マップMmax-1(実線の曲線)とを、コントローラ12の記憶部に書き込んでおく。これらのマップM0-1、Mmax-1 は、低負荷域では、最大空燃比マップMmax-1上の目標空気過剰率λmaxが、基準空燃比マップM0-1上の目標空気過剰率λ0よりもリッチ側に来るように作成されている。なお、これらのマップM0-1、Mmax-1は、第2の燃料ガスの低負荷時の失火限界が、第1の燃料ガスの低負荷時の失火限界と比較して、リッチの場合に作成される。
(2)図6は第2の制御のフロー図であり、運転中、ステップS1において、負荷センサー56により負荷Tを読み込むと共に、ステップS2において、第2の燃料ガスの混合割合に対応した目標空気過剰率λを読み込む。この目標空気過剰率λは、前記第1の基本制御において求められる。さらに、ステップS3において、リーンバーンセンサー出力を読み込み、ステップS4において、上記読み込んだリーンバーンセンサー出力から現在の空気過剰率を計算すると共に、ステップS5において、現在の空燃比制御バルブ開度A3を読み込む。なお、前記ステップS3,4,5は、前記第1の基本制御と重複するが、重要な項目であるので、一応図6のフローにも書き込んでいる。
ステップS6において、現在の空燃比制御バルブ開度A3が、目標空気過剰率λに対応する空燃比制御バルブ開度A4と異なるか否かを判別し、NOであれば、すなわち、等しければ、適正な空燃比制御バルブ開度であるとして、エンドに至る。
一方、ステップS6においてYESであれば、ステップS7に進み、空燃比制御バルブ開度Aが目標空気過剰率λに対応する空燃比制御バルブ開度A4となるように、空燃比制御バルブを調節する。
すなわち、第2の制御では、低負荷において、第2の燃料ガスの混合割合に対応した適正な空気過剰率に制御し、これにより、低負荷運転時における燃料希薄による失火を防ぐことができる。
[第3の制御]
第2の燃料ガスの混合割合の変化に対し、前記第1の基本制御に加え、負荷センサーにより検出した負荷を利用し、高負荷時においてノッキングを防止する制御である。
(1)第2の燃料ガスの混合割合が0の混合燃料を使用した場合の適正な空燃比(空気過剰率)λ0と、第2の燃料ガスの混合割合が最大値(たとえばRmax=20%)の混合燃料ガスを使用した場合の適正な空燃比λmaxとを、予め実験及び計算により求めておき、図8に示すように空気過剰率(空燃比)λと負荷Tとの相関図上のマップM0-2、Mmax-2として作成し、コントローラ12の記憶部に書き込んでおく。すなわち、第2の燃料ガスの混合割合が0の混合燃料ガスを使用した場合の適正な基準空燃比マップM0-2(破線の曲線)と、第2の燃料ガスの混合割合が最大値(たとえば20%)の混合燃料ガスを使用した場合の適正な最大空燃比マップMmax-2(実線の曲線)とを、コントローラ12の記憶部に書き込んでおく。これらのマップM0-2、Mmax-2は、定格負荷を越える高負荷域では、基準空燃比マップM0-2上の目標空気過剰率λ0が、最大空燃比マップMmax-2上の目標空気過剰率λmaxよりもリッチ側に来るように作成されている。なお、これらのマップM0-2、Mmax-2は、第2の燃料ガスの高負荷時のノッキング限界が第1の燃料ガスの高負荷時のノッキング限界と比較して低い場合(空気過剰率が低い場合)に作成される。
(2)この第3の制御のフロー図は、前記図7における第2の制御のフロー図と同じであり、具体的な説明は省略する。
図9において、第2の燃料ガスの混合割合の増加に伴い、混合燃料の空気過剰率が大きくなるので、第2の混合割合の増加に伴い、目標空気過剰率を下げ、可能な限りの出力を得ながらも、ノッキングを回避することができるのである。すなわち、第2の燃料ガスの混合量割合が増加して混合燃料ガスのノッキング限界が低くなる場合に、定格負荷より高負荷の領域において、ノッキングを回避しつつ、可能な限り高出力を得ることができる。
[第4の制御]
第2の燃料ガスの混合割合の変化に対し、前記第1の基本制御に加え、図1のNOxセンサー57を利用し、低負荷での失火を抑えつつ、高負荷でのNOx濃度を抑制するための制御である。具体的には、図10の上段の実線のグラフに示すように、負荷の略全範囲において、NOxの発生量が一定となるように制御する。これを達成するために、図10の下段の実線のグラフに示すように、低負荷においては、従来(破線)に比べて空気過剰率をリッチ側に変更し、高負荷においては、従来(破線)に比べて空気過剰率をリーン側に変更させるように、空燃比制御バルブを制御する。
[第5の制御]
第2の燃料ガスの混合割合の変化に対し、前記第1の基本制御に加え、エンジン使用前において基準空燃比マップM0を作成するための制御である。
図11は第5の制御のフロー図であり、ステップS1において、エンジンを使用する前に、暫定の基準空燃比マップM0-3を作成し、コントローラ12の記憶部に読み込んでおき、ステップS2において、第2の燃料ガスの混合割合Rが0の混合ガス燃料を使用して、エンジンを始動する。ステップS3において、エンジン運転中におけるリーンバーンセンサー出力L1を測定して、コントローラ12の記憶部に記憶する。そして、ステップS4において、上記測定したリーンバーンセンサー出力L1と、暫定の基準空燃比マップM0-3上のリーンバーンセンサー出力L2とを比較して、異なるか否かを判別する。NOの場合、すなわち、L1=L2の場合は、エンドに至る。
一方ステップS4において、YESの場合、すなわち、L1≠L2の場合には、ステップS5において、L1=L2となるように、暫定の基準空燃比マップM0-3を修正する。
この第5の制御により、上記マップ修正後の運転は、正確に設定された基準空燃比マップM0に基づいて、前記第1,第2,第3及び第4の各制御等を実施することができる。
[第6の制御]
第2の燃料ガスの混合割合の変化に対し、前記第1の基本制御に加え、エンジン始動時において、空燃比(空気過剰率)の調節を、図1の空燃比制御バルブ23によらずに、スロットル弁16の開度調節により行う制御である。すなわち、スロットル弁開度を減少させることにより、吸入空気量を減らし、それにより空燃比をリッチ(燃料濃状態)にする。また、空燃比をリーン側に変化させたい場合は、スロットル弁開度を増加させることにより、吸入空気量を増加させ、希薄状態とする。この第6の制御によると、始動時に、空燃比制御バルブ開度が、リーン側又はリッチ側にずれていても、スロットル弁開度を制御することにより、吸入空気量を制御し、結果として空燃比を変更して、良好な始動性を発揮させることができるのである。
通常、エンジン始動時は、空気過剰率(空燃比)をリッチ側に変更するので、この第6の制御の一例として、始動時、スロットル弁開度を閉側に変化させることにより、吸入空気量を減らし、空気過剰率をリッチ側に変化させ、始動適正範囲内にもってくる。
図14は、スロットル弁開度と吸入空気量の相関図であり、機関回転数の低、中及び高の違いにより、スロットル弁開度と吸入空気量との関係は変化するが、機関回転数の低、中及び高のいずれの場合でも、スロットル弁開度と吸入空気量はそれぞれ一定の関係を有している。すなわち、機関回転数の途中から吸入空気量は急速に立ち上がり、スロットル弁開度大域では概ね一定の吸入空気量に保たれている。このようなスロットル弁開度と吸入空気量との相関関係と、図1の吸気温度センサー54で検出した吸気温度と、電磁ピックアップセンサー51で検出した機関回転数とを加味して、スロットル弁開度から吸入空気量を推定する。この吸入空気量は、絶対温度に比例することが知られているので、式、273/(273+ta)よって、0℃の空気量に換算することができる。
図13は、上記のようにスロットル弁開度から求めた吸入空気量と、空気過剰率との相関図であり、第2の燃料ガスの混合割合が0の場合の基準空燃比マップM0-4と、第2の燃料ガスの混合割合が最大値(20%)の場合の最大空燃比マップMmax-4とが、コントローラ12の記憶部に記憶されている。範囲Eは空気過剰率の始動適正範囲である。エンジン始動時、スロットル弁開度を減少させることにより、吸入空気量を減らし、空気過剰率をリッチ側に変化させて、始動適正範囲E内にもってくる。これにより、始動時、空燃比制御バルブ23を固定した状態でも、円滑な始動を行うことが可能となる。
従来は、始動時、空燃比制御バルブ開度を大きくすることにより、空気過剰率を小さくして、エンジン始動を行っていたが、本発明の第6の制御では、たとえば、スロットル弁開度を、図13の位置P3から位置P4まで閉じることにより、吸入空気量を減らし、結果として空気過剰率をリッチ側に変更する。
図12は、第6の制御の一例をフロー図で表したものであり、ステップS1において、まず、セルモータによりエンジンを回転させ、ステップS2において、スロットル弁開度をたとえば増側に変更し、ステップS3において、機関回転数N及びスロットル弁開度を読み込み、ステップS4において、混合燃料ガスにより自己回転を開始し始める。
エンジンが始動すると同時に、ステップS5においてスロットル弁開度を再度変更する。たとえば、減少側に変更する。
ステップS6において、読み込んだ機関回転数Nが、閾値N1を越えたか否かを判別し、NOの場合、すなわちN≦N1の場合は、ステップS5に戻り、さらにスロットル弁開度を閉じ側に変更し、一方、YESの場合、すなわちN>N1の場合は、ステップS7に進む。
ステップS7においては、ガバナ20によるスロットル弁16のガバニングを開始し、ステップS8においては、始動時のスロットル弁開度から、目標空燃比制御バルブ開度を計算する。そしてステップS9において、目標空気過剰率となるように、空燃比制御バルブ開度を修正する。
図15は、始動時における第6の制御の一例を、タイムチャートで表した図である。横軸は時間、縦軸の上段は空燃比制御バルブ開度、中段はスロットル弁開度、下段は機関回転数である。時点t1から時点t2まで区間は、セルモータで回転している区間であり、時点t3は、回転数のガバニング制御が安定した時点であり、N0は機関回転数の閾値である。
上記時点t1において、セルモータをONにすると同時に、スロットル弁開度を増加させる。この時、空燃比制御バルブ開度は一定値に保たれている。
セルモータにより回転している区間t1〜t2において、スロットル弁開度は時間に比例して増加しており、空燃比制御バルブ開度は、一定値に保たれている。
時点t2において、エンジンか混合燃料ガスによる自己回転を開始し、一方、スロットル弁開度は閉側に変更される。また、空燃比制御バルブ開度は、依然、一定値に保たれている。
エンジンは、時点t2から自己回転を開始し、ガバニング制御の時点t3に至るまでは、機関回転数は増加し、一方、スロットル弁開度は減少する。このスロットル弁開度の減少により、吸入空気量が減少し、その結果、空燃比はリッチ側へと変化する。空燃比制御バルブ開度は一定に保たれているが、上記のようにスロットル弁開度の制御により、リッチ側に変化させているので、失火が生じることなく、始動を円滑に行うことができる。
なお、機関回転数Nが閾値N1を越えると、ガバニングによるスロットル弁制御が行われ、所定の機関回転数に保たれる。
ガバニングが始まると同時に、空燃比制御バルブが、たとえばリーン側に制御される。
本発明にかかる制御方法を実施するためのガスエンジンの配管略図である。 本発明による第1の制御のフロー図である。 第1の制御に関する空燃比マップを記載した空気過剰率と空燃比制御バルブ開度との相関図である。 混合燃料ガスの理論空気量と第2の燃料ガスの混合割合との相関図である。 目標空燃比の変化を記載した目標空気過剰率と第2の燃料ガスの混合割合との相関図である。 本発明による第2及び第3の制御のフロー図である。 本発明による第2の制御に関する空燃比マップを記載した目標空気過剰率と負荷(トルク)との相関図である。 本発明による第3の制御に関する空燃比マップを記載した目標空気過剰率と負荷(トルク)との相関図である。 本発明による第2の制御に関する失火限界を記載した空気過剰率と第2の燃料ガスの混合割合との相関図である。 本発明による第4の制御に関するNOx並びに空気過剰率と、負荷との相関図である。 本発明による第5の制御のフロー図である。 本発明による第6の始動制御のフロー図である。 本発明による第6の始動制御に関する空気過剰率と吸入空気量との相関図である。 本発明による第6の始動制御に関する吸入空気量とスロットル弁開度との相関図である。 本発明による第6の始動制御を実施した場合のタイムチャート図である。
符号の説明
1 エンジン本体
2 燃焼室
12 コントローラ(制御装置)
16 スロットル弁
23 空燃比制御バルブ
51 電磁ピックアップセンサー(機関回転数センサー)
53 リーンバーンセンサー
54 吸気温度センサー
57 負荷センサー

Claims (7)

  1. 第1の燃料ガスと、該第1の燃料ガスより理論空気量が少ない第2の燃料ガスとを含む混合燃料ガスを使用するガスエンジンの制御方法において、
    前記ガスエンジンは、空燃比制御バルブと、空気過剰率を求めるためのリーンバーンセンサーと、制御装置と、を備えており、
    制御装置の記憶部には、第2の燃料ガスの混合割合が0の混合燃料ガスを使用した場合の適正な基準空燃比マップと、第2の燃料ガスの混合割合が最大値の場合の混合燃料ガスを使用した場合の適正な最大空燃比マップが書き込まれており、
    エンジン運転中において、リーバーンセンサーの出力により求めた空気過剰率と空燃比制御バルブの開度とから、前記既存の両空燃比マップに基づいて、運転中の混合燃料ガス中の第2の燃料ガスの混合割合を求め、
    求めた混合割合に対応する適正な空燃比マップを作成し、運転する、
    ことを特徴とするガスエンジンの制御方法。
  2. 請求項1記載のガスエンジンの制御方法において、
    前記ガスエンジンは負荷センサーを備え、
    第2の燃料ガスの低負荷の失火限界が、第1の燃料ガスの低負荷の失火限界より空気過剰率リッチ側の場合、低負荷時、前記空燃比制御バルブの開度が第2の燃料ガスの混合割合に比例してリッチ側に変更するように、空燃比マップを作成することを特徴とするガスエンジンの制御方法。
  3. 請求項1記載のガスエンジンの制御方法において、
    第2の燃料ガスのノッキング限界が第1の燃料ガスのノッキング限界より低い場合、高負荷時、空燃比制御バルブの開度が、第2の燃料ガスの混合割合に比例して空気過剰率リーン側に変更するように、空燃比マップを作成することを特徴とするガスエンジンの制御方法。
  4. 請求項1のガスエンジンの制御方法において、
    NOxセンサーと、負荷センサーとを備え、
    空燃比マップは、NOx濃度が、負荷の変化に対して一定となるように空燃比制御バルブを制御するように作成することを特徴とするガスエンジンの制御方法。
  5. 請求項1のガスエンジンの制御方法において、
    エンジン使用前に、第2の燃料ガスの混合割合が0の混合燃料ガスにより運転を行い、
    これにより、前記基準空燃比マップを作成し、記憶部に記憶することを特徴とするガスエンジンの制御方法。
  6. 請求項1記載のガスエンジンの制御方法において、
    エンジン始動時、スロットル弁開度を調節することにより、吸入空気量を増減して、空気過剰率を始動適正範囲内におさめるように制御することを特徴とするガスエンジンの制御方法。
  7. 請求項6記載のガスエンジンの制御方法において、
    始動時に調節したスロットル弁開度から、燃料混合ガスの理論空気量を推定し、該理論空気量に応じて空燃比制御バルブの開度を修正することを特徴とするガスエンジンの制御方法。
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