JP2008037589A - 集配センター内処理工程管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】集配センターにおける現金収納容器の処理業務の効率化および現金収納容器の管理の厳正化を図ること。
【解決手段】現金収納容器に貼着された記憶媒体に、工程ごとに所定の収納容器管理情報を書き込む書込手段と、前記記憶手段に書き込まれている収納容器管理情報を読み出す読出手段とを備えるとともに、収納容器管理情報は、一の処理工程が終了する度に書き込まれ、その工程が終了したことを意味する工程ステータス情報を少なくとも含むものであり、一の処理工程の開始時において読み出された収納容器管理情報に含まれる工程ステータス情報が、一の処理工程の直前の処理工程の工程ステータス情報である場合に限り、一の処理工程の工程ステータス情報への書き換えを許可するように制御する工程管理手段をさらに備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、集配センター内処理工程管理システムに関し、特に、警備輸送(警送)業者が行う現金集配業務において、集配される現金収納容器(例えば現金カセット)に非接触型ICタグを貼着し、集配センター内での各処理工程でICタグに対して工程ステータス情報をリード/ライトすることによって工程処理の履歴を管理する集配センター内処理工程管理システムに関する。
近年、金融機関の金融店舗内外に設置されるATM(Automatic Tellers Machine:現金自動預け払い機)や売上金の現金処理機の管理について、顧客の入金貨幣や売上金の回収、現金処理機の釣銭の準備等を外部に委託するアウトソーシングが多くみられるようになってきている。一般的には現金輸送業者である警備輸送(警送)業者に委託し、警送業者は、現金の運搬をはじめ、資金管理、運用の人的・設備的コスト管理、集金集計業務までトータルに管理している(特許文献1参照)。
この中で現金集配業務は、特に正確かつ効率的に行わなければならない。現金集配業務に関しては、各店舗に設置されている現金処理機の現金カセットを回収し、計数処理し、翌日営業用の釣銭準備金を作成する業務を一括して行う現金処理センター(以下、現金センターという。)に持ち帰り、現金センターで現金を精算し、その後、回収した現金カセットに効率よく釣り銭準備金を装填したのち(特許文献2参照)、現金センターから出荷し、再度各店舗に設置されている現金処理機にセットすることが一般的な業務フローになっている。
特開平9−16691号公報 特許第2608147号公報
しかしながら、現金センターでは複数の店舗から回収した数千個以上もの現金カセットを処理するため、管理が非常に困難であった。すなわち、現金カセットの処理はいくつかの工程に分かれてなされるが、各工程における処理状況(処理済みか否か等)が把握できないため、次工程に現金カセットが送られても本当に処理をしてよいのかが分からないという問題がある。また、現在どの工程にどれほどの現金カセットが存在しているのかをリアルタイムで把握できないという問題もある。さらには、現金カセットが処理されずに放置されたとしても気付きにくいという問題もあった。従来は処理の工程管理を手作業(紙に記入することによってチェックを行う。)で行っていたため、上述のような問題を解決することは困難であった。
このように、現金センターにおける現金カセット処理業務の効率化および現金カセットの厳正管理が求められており、本発明はかかる問題に鑑みなされたものであり、上記のような現金センターに限らず、回収および配送する現金収納容器の集配センター内での処理の効率化を図るとともに、厳正かつ効率よく現金収納容器を管理するための集配センター内処理工程管理システムを提供することを目的とするものである。
本発明は、集配センターに搬入又は搬出される現金収納容器の複数の処理の工程管理を、該現金収納容器に貼着された記憶媒体に記憶された収納容器管理情報に基づいて行う、集配センター内処理工程管理システムに関し、本発明の上記目的は、
前記現金収納容器に貼着された前記記憶媒体に、工程ごとに所定の収納容器管理情報を書き込む書込手段と、前記記憶手段に書き込まれている収納容器管理情報を読み出す読出手段とを備えるとともに、前記収納容器管理情報は、一の処理工程が終了する度に書き込まれ、その工程が終了したことを意味する工程ステータス情報を少なくとも含むものであり、前記一の処理工程の開始時において読み出された前記収納容器管理情報に含まれる工程ステータス情報が、前記一の処理工程の直前の処理工程の工程ステータス情報である場合に限り、前記一の処理工程の工程ステータス情報への書き換えを許可するように制御する工程管理手段をさらに備えたことを特徴とする集配センター内処理工程管理システムによって達成される。
また、本発明の上記目的は、各処理工程ごとに読み出された前記収納容器管理情報を記憶するデータベースが接続された工程管理サーバをさらに備え、前記各処理工程ごとの各現金収納容器の工程ステータス情報の履歴を管理することを特徴とする前記集配センター内処理工程管理システムによって、より効果的に達成される。
各工程で現金収納容器の工程ステータス情報を更新するので、現金収納容器処理工程の運用管理、工程抜けを管理し厳正かつスムーズに現金収納容器の管理を行うことが可能になる。
又、管理サーバで管理することで全体工程の管理(滞留状態の把握)ができ、現金収納容器が放置されれば警告などを発し厳正な管理を行うことができる。
本発明に係る集配センター内処理工程管理システムは、ある工程の処理開始時に、現金収納容器に貼着された記憶媒体に書き込まれている工程ステータス情報が、当該工程の一つ前の工程ステータス情報であるか否かを自動チェックし、正しくなければ当該工程の工程ステータス情報に書き換えることができないので、次の工程に進めないことになる。つまり、仮に作業員の不注意で工程ステータス情報が二つ前の工程ステータス情報であるにもかかわらず(つまり、一つ前の工程を飛ばしたか、処理を完了していないことが考えられる。)、それに気付かずに処理を開始してしまったとしても、当該工程の処理終了後の工程ステータス情報の書き換えのところで処理がストップしてしまうので、次の処理工程には進めなくなる。このようにして漏れのない工程管理が可能となるのである。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る集配センター内処理工程管理システムについて詳細に説明する。なお、本実施形態においては、集配センターが上記現金センター、現金収納容器が上記現金カセットであり、現金カセットに貼着される記憶媒体が非接触型のICタグである場合を例として説明する。
図1は本発明に係る集配センター内処理工程管理システムの実施形態の一例を示すものであり、各処理工程ごとにICタグ用のリーダライタ1と、リーダライタ1の読み書きの制御やICタグから読み出したデータを現金センター内に設けられた構内LAN3を介して全体を統括する管理サーバ4に送る働きをする管理用パソコン2とが備えられている。
なお、特許請求の範囲の請求項1の「工程管理手段」の具体例としては、例えば、所定の制御プログラムが格納された管理用パソコン2や、リーダライタ1内に組み込まれた専用基板(専用プログラムで制御される。)などが考えられるが、ここでは管理用パソコン2によって制御する場合を例とする。
また、管理サーバ4にはデータベース5が接続されており、現金センターが管理するすべての現金カセットのカセット管理情報が格納されている。
以下、図2に示すフローチャートに基づいて、本発明に係る集配センター内処理工程管理システムにおける処理の流れを説明する。
まず、現金センターにおいては、委託契約している顧客である各店舗から何らかの方法(本願発明とは直接関係がないので、特に言及しない。)で連絡された金種別の釣銭準備情報に基づいて、各店舗の釣銭準備金が作成される。釣銭準備金の作成には特許文献2に記載のシステムが利用可能である。その結果、必要な金額が紙幣及び硬貨に分けて準備され、所定のトレイに入れられて、次の出庫準備処理工程に送られる。このとき、店舗情報(及び配送ルート等の情報)が書き込まれ、及び印字されたコンテナタグ(同様に非接触型ICタグを使用する。)も同時に作成され、現金と一緒に前記トレイに入れられる(このとき、コンテナタグの工程ステータス情報は「1」に書き換えられている。)。なお、現金を入れて店舗に運ぶための現金カセットは紙幣用と硬貨用の2種類あるため、1店舗について2個のカセットを一括して運ぶ必要上、二つの現金カセットを一つにまとめるため、「コンテナ」と呼ばれる外箱を用意する。コンテナタグとはこのコンテナに付されるICタグのことを指す。
出庫準備処理工程(ステップS1)では、図3に示すように、トレイに入れられた店舗ごとの釣銭準備金を空の紙幣カセットと硬貨カセットに詰め、紙幣カセットの方へは、カセット種別=紙幣、金種及び枚数が記憶され、硬貨カセットの方へは、カセット種別=硬貨、金種及び枚数が記憶された後、二つの現金カセット(紙幣用と硬貨用)をまとめて一つのコンテナに入れて、予め印字されデータ入力されているコンテナタグ(トレイに一緒に入っている。)を、そのコンテナに貼付する。図4は二つの現金カセットがコンテナに入れられ、コンテナにコンテナタグが貼付された状態を示す図である。コンテナタグには店舗名及び配送ルートのデータが書き込まれているとともに、その表面に目視可能に店舗名及び配送ルートが印字されている。この印字は書き換えが可能なように、例えば、感熱印字等の方法により印字するのが好ましい。
また、現金カセットにはカセットタグ(非接触型ICタグを使用)が貼着されており、図5に示すように、すでに書き込まれているカセット固有の識別情報(カセットID:例えばシリアルナンバー等)、カセット種別(紙幣/硬貨)、金種及び金額情報のほかに、配送先の店舗情報(店舗名、所在地)及び配送ルート、現金カセットが装填される現金処理機の型式、処理日付、処理時刻、工程ステータス情報等を含むカセット管理情報が書き込まれる。カセットIDは消去できないようになっている。どのカセットが現在どこにあるのかを管理するためにカセットIDが必要になるからである。他の情報はカセットの使い回しをする関係上、書き換え可能になっている。
カセットタグへの配送先の店舗情報及び配送ルート情報、時刻、日付並びに工程ステータス情報等の書き込みは、コンテナに入れられた状態で行われる。
すなわち、図3に示すように、作業台の上に載せられたコンテナ(中には現金カセットが二つ入っている。)の側面に貼着されたコンテナタグからアンテナを介してリーダライタが店舗情報及び配送ルートのデータを読み出し、それをコンテナ内のカセットタグに書き込むのである。
この書込みの制御を行う管理用パソコン2における処理フローを図6に示す。このフローは出庫準備工程特有のものである。なぜなら、店舗情報や配送ルートのカセットタグへの書き込みは最初の工程でのみ行われるからである。
図6に基づいて出庫準備工程における工程管理について説明する。まず、現金カセットが2個格納された状態で、コンテナタグから、工程ステータス情報、店舗情報、配送ルート情報を読み出す(ステップS61)。読み出された工程ステータス情報が「1」であれば正常であるので、次に、カセットタグから工程ステータス情報を読み出す(ステップS62)。この読み出された工程ステータス情報が「4」(後述の「精算処理」が終了したことを意味する情報)であれば正常に精算処理工程が終了したことを意味しているので、古いデータをクリアし、ステップS61でコンテナタグから読み取った店舗情報や配送ルート情報を書き込む(ステップS63)。次にカセットタグの工程ステータス情報を「1」に書き換える(ステップS64)。最後に、カセットタグ内のカセット管理情報(図5参照)をサーバに送信し(ステップS65)、処理を終了する。なお、サーバに送信する際に処理日時の情報を最新の情報に更新する。
一方、ステップS61又はS62で読み出した工程ステータス情報が所定のものでなかった場合は、直前の処理工程が正常に終了していないことを意味するので、管理用パソコン2はエラーを表示(ステップS66)する(必要に応じて音を鳴らすようにしてもよい)。
こうなった場合は、その現金カセットはコンテナから出され、中の現金は取り出されて別の現金カセットに詰め替えられ、再度同じコンテナに入れられて、上述の処理が行われる。
処理の終了したコンテナは配送ルートごとに集積されてパレット等に載せられて次の出庫処理工程(ステップS2)に送られる。なお、配送ルートごとに一固まりに積む場合は、人間がコンテナタグに印字されている配送ルートを目で見て確認しながら行う。
出庫処理工程は、配送ルートごとにまとめられたコンテナの集合体が全部同じルートのもので構成されているか、配送予定数が揃っているか等を電子的に一括確認するために行われるものである(当然ながら目視でも確認される)。
図7に示すように、一つのパレット上に載置された複数のコンテナを左右のゲートアンテナの間を通過させることにより、左右両側からすべてのコンテナタグのデータを一括して読み取る。
図8のフローチャートに基づいて、管理用パソコン2における工程管理処理について説明する。まず、パレット上に積載されたコンテナタグ及びカセットタグから工程ステータス情報及び配送ルートを読み出す(ステップS81)。読み出された工程ステータス情報が直前のものであればコンテナタグ及びカセットタグの工程ステータス情報を当該工程の工程ステータス情報(この場合は「2」)に書き換える(ステップS82)。次に、カセットタグの工程ステータス情報と処理日時をカセットIDと関連付けて管理サーバ4に送る(ステップS83)。
このようにして一つのパレット上のすべてのコンテナについての配送ルートが読み取られると、一つでも異なるルートのもの、計画に対し数が不足しているものが含まれていればエラーが表示されるので(ステップS84)、必要な措置を採る。なお、配送ルートが異なっているものが含まれている場合は、コンテナタグを目視すれば分かるので、処理は容易である。また、工程ステータス情報が直前の工程のものでないものが含まれていた場合はエラーが表示されるので、それを取り除いて前の工程に戻す処置を採る。
なお、図9は出庫処理工程のブロック図である。
次の車載時確認工程(ステップS3)は、配送ルート別のトラックに積み込むときにコンテナタグの工程ステータス情報及び配送ルートを一括して読み取り、1つの集合体の全部のコンテナがそのトラックの配送ルートと合致するかを念の為に確認して積み込むために行われるものである。処理フローは図8に準ずるが、ここはトラックに積み込む際の念のための確認であるので必ずしも工程ステータス情報を書き換える必要はない(ステップS82、S83の省略も可)。しかしながら、前の工程である出庫処理工程を経ないコンテナが紛れ込む可能性も否定できないので、工程ステータス情報のチェックは必要である。
その後、トラックで各店舗に配達された現金カセットは店舗にある現金処理機にセットされ、代わりに、その日の売り上げ等が入った現金カセットを空になったコンテナに入れて持ち帰る。その際その店舗において、回収する現金カセットのカセットタグのデータ(日付、時刻)をその日の日付等に書き換える。方法としてはその店舗の現金処理機を使用するか、店舗に設置したリーダライタを用いることが考えられる(ステップS4)。
次の入庫処理工程(ステップS5)は持ち帰られたコンテナ(中にカセットが2個入っている。)を現金センターに入庫する際の登録処理工程である。図10に示すように、トラックからコンテナを降ろす際に、作業台の上にコンテナを載せ、現金カセットをコンテナの中に入れたままでコンテナタグ1個、カセットタグ2個のデータ読み出しを行い、工程ステータス情報が「2」であることを確認したら、工程ステータス情報「3」書き換える。
管理用パソコン2における処理は図8のフローに準じて行う。なお、1台のトラックが持ち帰る予定の配送ルート別の現金カセットの個数は予め管理サーバ4で管理されているので、その過不足もあわせてチェックする。このようにして、入庫された現金カセットはすべて管理サーバ4のデータベース5に登録される。ここでは入庫日時と工程ステータス情報の更新が行われる。
次の精算処理工程(ステップS6)は、入庫処理された現金カセットから現金を取り出し、現金を計数して、その金額を店舗情報と関連付けて管理サーバ4のデータベース5に登録する処理を行う工程である。この金額は当該店舗の口座に後日振り込まれることになっている。図11は精算処理工程における作業状態を示す図である。管理用パソコン2で行う処理は図8に準ずるが、ステップS81で読み取る情報のうち、「配送ルート」情報を「店舗情報、日付・時刻情報」と読み替えて適用する。
精算処理工程に持ち込まれたコンテナから現金カセットを取り出し、カセットタグから店舗情報、日付・時刻情報、工程ステータス情報等を読み取るとともに、工程ステータス情報が「3」(入庫処理済み)であることを確認してから現金カセットの中身(現金)を取り出し、現金処理機(貨幣計数機)にかけて計数を行う。金額情報は店舗情報と関連付けられて管理サーバ4に送られ、データベース5に記憶される。工程ステータス情報が「3」でない場合は入庫処理がなされていないものとして、前の工程に戻す。
精算処理の終了した現金カセットのタグは、工程ステータス情報「4」に書き換えられる(ステップS82)。工程ステータス情報と店舗情報は関連付けられて管理サーバ4に送信される(ステップS83)。工程ステータス情報が書き込まれると、空のコンテナ及び現金カセットは別々にされ、次の出庫準備に備えて待機する。このとき、コンテナタグは抜き取られ、別に保管される。
上記の処理を当日計画されているすべての出庫及び入庫カセットについて行う。図12は管理サーバ4のデータベース5で管理されている現金カセットのカセット管理情報テーブルの例であり、工程ステータス履歴のうち○印が打ってあるのが終了した処理工程を示している。カセット1(ID:0001)は工程ステータス履歴が「3」であるので、入庫処理まで終了していることを意味している。また、カセット3(ID:0003)はすべての処理が終了しており、次の出庫準備に備えて待機していることが分かる(つまり「在庫カセット」を意味する)。従って、次に出庫準備を行う際にはこのカセット3が利用可能である。このように工程ステータス情報が4であるカセットの個数を集計すれば、現在の在庫カセット数が分かるので、これを表示することによって現金カセットの在庫表示を行うことができる。
また、その日の最後に、管理サーバ4の工程ステータス履歴(図12)を確認すれば、どの現金カセットが処理未完了であるかが分かるので、本来処理済みであるはずのものが未処理になっていれば現金カセットが放置されているものとみなして警告を発するように構成することもできる。例えば、カセット1のように入庫処理は完了しているが、精算処理が未処理のような場合は、放置されている可能性があるからである。
以上、集配センターにおける現金収納容器の工程管理を、現金センターにおける現金カセットの工程管理を例として説明したが、本発明は集配センターにおける現金収納容器の工程管理にのみ適用されるものではなく、一般に、リサイクル可能な流通物を扱う集配センター等における流通物の処理工程管理にも適用できるものである。また、現金収納容器は現金カセットのような箱状のものには限定されず、例えば袋状のものであってもよい。
本発明に係る集配センター内処理工程管理システムの実施形態の一例を示すものである。 集配センター内処理工程管理システムにおける処理の流れを示すフローチャートの一例である。 出庫準備処理工程における作業状態を示す図である。 二つの現金カセットがコンテナに入れられ、コンテナにコンテナタグが貼付された状態を示す図である。 カセットタグに記憶されているカセット管理情報の一例である。 出庫準備処理工程における工程管理フローの一例を示すものである。 出庫処理工程における作業状態を示す図である。 その他の処理工程における工程管理フローの一例を示すものである。 出庫処理工程のブロック図である。 入庫処理工程における作業状態を示す図である。 精算処理工程における作業状態を示す図である。 管理サーバのデータベースで管理されている各カセットのカセット管理情報テーブルの例である。
符号の説明
1 リーダライタ
2 管理用パソコン(工程管理手段)
3 構内LAN
4 管理サーバ
5 データベース

Claims (12)

  1. 集配センターに搬入又は搬出される現金収納容器の複数の処理の工程管理を、該現金収納容器に貼着された記憶媒体に記憶された収納容器管理情報に基づいて行う、集配センター内処理工程管理システムであって、該システムは、
    前記現金収納容器に貼着された前記記憶媒体に、工程ごとに所定の収納容器管理情報を書き込む書込手段と、
    前記記憶手段に書き込まれている収納容器管理情報を読み出す読出手段とを備えるとともに、
    前記収納容器管理情報は、一の処理工程が終了する度に書き込まれ、その工程が終了したことを意味する工程ステータス情報を少なくとも含むものであり、
    前記一の処理工程の開始時において読み出された前記収納容器管理情報に含まれる工程ステータス情報が、前記一の処理工程の直前の処理工程の工程ステータス情報である場合に限り、前記一の処理工程の工程ステータス情報への書き換えを許可するように制御する工程管理手段をさらに備えたことを特徴とする集配センター内処理工程管理システム。
  2. 前記収納容器管理情報は、現金収納容器固有の識別情報、前記工程ステータス情報、及び回収元又は配送先の店舗の固有情報のほか、少なくとも、
    前記店舗への配送ルート情報、
    前記集配センターにおける処理日時、
    のいずれかの情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の集配センター内処理工程管理システム。
  3. 各処理工程ごとに読み出された前記収納容器管理情報を記憶するデータベースが接続された工程管理サーバをさらに備え、前記各処理工程ごとの各現金収納容器の工程ステータス情報の履歴を管理することを特徴とする請求項1又は2記載の集配センター内処理工程管理システム。
  4. 前記現金収納容器が現金カセットであり、前記集配センターが、各店舗に設置されている現金処理機の前記現金カセットを回収し、計数処理し、翌日営業用の釣銭準備金を作成する業務を一括して行う現金処理センターである、請求項1乃至3のいずれかに記載の集配センター内処理工程管理システム。
  5. 前記複数の処理工程には少なくとも、出庫準備工程及び精算工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の集配センター内処理工程管理システム。
  6. 前記複数の処理工程にはさらに、入庫工程及び/又は出庫工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の集配センター内処理工程管理システム。
  7. 前記出庫準備工程は、前記記憶媒体に対して、前記工程ステータス情報のほか少なくとも、配送先の店舗の固有情報、及び前記集配センターからの配送日のデータを書き込む工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の集配センター内処理工程管理システム。
  8. 前記精算工程は、入庫された前記現金収納容器内の現金の数量を数える工程であることを特徴とする請求項5に記載の集配センター内処理工程管理システム。
  9. 前記入庫工程は前記記憶媒体から収納容器管理情報を読み込み、前記管理サーバへ入庫登録を行うことを特徴とする請求項6に記載の集配センター内処理工程管理システム。
  10. 前記出庫工程は、前記記憶媒体から収納容器管理情報を読み込み、前記管理サーバへ出庫登録を行うことを特徴とする請求項6に記載の集配センター内処理工程管理システム。
  11. 前記管理サーバは、前記集配センターに運び込まれた前記現金収納容器のうち、前記精算工程が終了したことを示す工程ステータス情報が書き込まれたものの個数を集計し、表示することにより、空き収納容器の在庫表示を行う手段を備えていることを特徴とする請求項4乃至10のいずれかに記載の集配センター内処理工程管理システム。
  12. 前記記憶媒体は、非接触型無線ICタグであることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の集配センター内処理工程管理システム。
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