JP2008037454A - ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】ベアディスクである第1のディスク状媒体と、カートリッジに収納されている第2のディスク状媒体とを、選択的に収納可能なケースを提供する。
【解決手段】ベアディスクを保持可能なホルダーと、第1のカートリッジ5とを選択的に収納可能であるケースであって、ホルダー7または第1のカートリッジ5が選択的に収納される収納部を備えた本体3と、本体3に対して開閉自在であるとともに本体3に対して閉じた状態で収納部を覆うことができる蓋体2と、収納部に配され、互いの距離が、ホルダー7または第1のカートリッジ5における互いに対向する二辺間の距離と略同等かそれ以下である一対の係合部32a〜32dとを備え、係合部32a〜32dは、第1のカートリッジ5またはホルダー7の端部を保持可能な爪部が形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】ベアディスクを保持可能なホルダーと、第1のカートリッジ5とを選択的に収納可能であるケースであって、ホルダー7または第1のカートリッジ5が選択的に収納される収納部を備えた本体3と、本体3に対して開閉自在であるとともに本体3に対して閉じた状態で収納部を覆うことができる蓋体2と、収納部に配され、互いの距離が、ホルダー7または第1のカートリッジ5における互いに対向する二辺間の距離と略同等かそれ以下である一対の係合部32a〜32dとを備え、係合部32a〜32dは、第1のカートリッジ5またはホルダー7の端部を保持可能な爪部が形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ベアディスクや、ディスクが収納されているカートリッジを、選択的に収納可能なケースに関する。
CD(コンパクトディスク)などのようなベアディスクは、ディスク1枚毎にプラスチック製のケースに収納されて取り扱われる。このようなベアディスクをディスクドライブに装着する際は、ケースから取り出し、ディスクドライブに装着して使用される(ケースの構成については、例えば特許文献1参照)。
また、一部のDVD−RAMディスクやブルーレイディスクには、ディスク状媒体をカートリッジに収納させて使用するものがある。このようにカートリッジに収納されているディスクは、カートリッジに収納されている状態で、ディスクドライブに装着されて使用される。このようなカートリッジを収納可能なケースについても、様々な構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−85872号公報
実開平6−1289号公報
しかしながら特許文献1に開示されているケースは、ベアディスクしか収納できず、特許文献2に開示されているケースはカートリッジしか収納できない。したがって、ディスク状媒体の種類毎に専用のケースを製作する必要があり、材料コストや製造コストを削減することができないという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、ディスク状媒体と、ディスク状媒体を収納できるカートリッジとを、選択的に収納可能なケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のケースは、中心孔を備えたディスク状媒体を収納できる第1のカートリッジを収納可能なケースであって、前記第1のカートリッジが収納される収納部を備えた本体と、前記本体に対して開閉自在であるとともに、前記本体に対して閉じた状態で前記収納部を覆うことができる蓋体と、前記収納部に配され、前記第1のカートリッジの第1の側面に当接する一対の第1の係合部と、前記収納部に配され、前記第1のカートリッジの前記第1の側面に対向する第2の側面の両端を支持し、前記両端に沿って屈曲した一対の支持部とを備えたものである。
本発明によれば、ベアディスクである第1のディスク状媒体と、カートリッジに収納されている第2のディスク状媒体とを、選択的に収納することができるため、材料コスト、製造コストを削減することができる。
本発明のケースの収納部には、中心孔を備えたディスク状媒体を収納でき、前記第1のカートリッジよりも幅方向の寸法が大きく、外形形状が前記第1のカートリッジと異なる第2のカートリッジを収納可能であり、前記一対の第1の係合部それぞれの一部が、前記第2のカートリッジの外形を構成する凸状に突出した突出外面に当接し、前記第2のカートリッジを前記収納部に収納させた際に、前記第2のカートリッジにおける前記突出外面から連設する一対の側面に形成された凹部それぞれに化の具する一対の突起部をさらに備える構成とすることができる。
また、前記収納部は、前記第1及び前記第2のカートリッジ何れにも収納されていない中心孔を有するディスク状媒体の前記中心孔に遊嵌保持する嵌合部を備えたホルダーを収納でき、前記一対の第1の係合部が当接する前記ホルダーの外形を構成する一辺に対向する対向辺に当接する一対の第2の係合部をさらに備え、前記一対の第1の係合部及び前記一対の第2の係合部それぞれは、前記ホルダーに収納した前記ディスク状媒体の情報面に直交する方向の前記ホルダーの厚みを規制する爪部を備える構成とすることができる。この構成により、ホルダーまたはカートリッジをケース内に保持することができ、ホルダーまたはカートリッジを選択的に収納することができる。
また、前記一対の第1の係合部それぞれに備える一対の前記爪部は、前記第1のカートリッジ及び前記第2のカートリッジの厚みを規制する構成することができる。この構成により、ケース本体に備える収納部にホルダーを係止収納できるとともに、第1のカートリッジまたは第2のカートリッジをケース内に保持することができ、ホルダーまたはカートリッジを選択的に収納することができる。
また、前記ディスク状媒体を内蔵した前記第1のカートリッジは、前記ディスク状媒体の記録面を露出可能な開口部と、前記開口部を開閉可能なシャッターとを備え、前記一対の第1の係合部の間隔は、前記シャッターの幅寸法よりも大きくなるように配置されている構成とすることができる。この構成により、カートリッジをケース内に収納した状態で、カートリッジに配されているシャッターの変形などを防ぐことができる。
また、前記第1のカートリッジに当接する、前記一対の第1の係合部は、前記シャッターが摺動する第1のカートリッジにおける摺動側面と当接し、前記摺動側面を挟持する一対の側面を位置決めする位置決め部をさらに備える構成とすることができる。この構成により、第1のカートリッジをケース内に収納した際に確実に保持することができ、第1のカートリッジの保持性能を向上し収納することができる。
(実施の形態1)
〔1.ケースの構成〕
図1は、実施の形態1におけるディスク状媒体収納用のケースの外観を示す斜視図であり、開蓋状態を示している。図2はケースの閉蓋状態を示している。図3は、ケースの開蓋状態における平面図である。
〔1.ケースの構成〕
図1は、実施の形態1におけるディスク状媒体収納用のケースの外観を示す斜視図であり、開蓋状態を示している。図2はケースの閉蓋状態を示している。図3は、ケースの開蓋状態における平面図である。
図1〜図3において、ケース1は、第1のカートリッジ5、第2のカートリッジ6,ホルダー7を、それぞれ選択的に収納可能な容器である。ケース1は、蓋体2と本体3とヒンジ部4とから構成され、蓋体2と本体3とがヒンジ部4を介して開閉自在に連結されている。図1に示す開蓋状態から、蓋体2を矢印A方向へ回動させることで、図2に示す閉蓋状態へ移行させることができる。また、蓋体2を、図2に示す閉蓋状態から矢印B方向へ回動させることで、図1に示す開蓋状態へ移行させることができる。
蓋体2は、略平板状の主面22上の縁部に沿って、側壁21が立設されている。側壁21は、ケース1が図2に示す閉蓋状態に移行された時に、ケース1の側面周囲を覆うことで、ケース1内へ埃等が侵入するのを防いでいる。
本体3は、各種ディスク状媒体が収納される容器である。本体3には、収納部31,係合部32a,32b,32c,32d、位置決め部33a,33b、位置決め部34a,34b、ガイド部35a,35b,35c,35d、傾斜部36a及び36b、支持部37a及び37b、突起部38a及び38bを備えている。
収納部31は、ベアディスクやカートリッジが収納される空間であり、少なくともホルダー7(図11参照)、第1のカートリッジ5(図4参照)、第2のカートリッジ6(図7参照)の容積以上の容積が確保されている。
係合部32a及び32b(第1の係合部)は、収納部31の一方の端部近傍に立設されている。また、係合部32a及び32bは、互いに所定の間隔をあけて設けられており、その間隔は少なくとも第1のカートリッジ5のシャッター52の摺動方向における幅寸法よりも大きい。また、係合部32a及び32bは、収納部31に第1のカートリッジ5を収納させた際、第1のカートリッジ5の第3の側面53cに当接する。また、係合部32a及び32bの先端には、第1のカートリッジ5やホルダー7などを係合保持可能なように爪部32e及び32fが形成されている。また、係合部32a及び32bは、第1のカートリッジ5やホルダー7などを保持させる際に、容易に係合させることができるように、弾性変形可能に形成されている。
係合部32c及び32d(第2の係合部)は、収納部31の他端(前述の係合部32a及び32b近傍の端部に対向する端部)近傍に立設されている。また、係合部32c及び32dは、係合部32a及び32bに対して所定の間隔をあけて対向するように配され、その間隔は少なくともホルダー7を保持可能な寸法である。また、係合部32cと係合部32dとは、互いに所定の間隔をあけて設けられている。また、係合部32c及び32dの先端には、ホルダー7を係合保持可能なように、爪部32g及び32hが形成されている。また、係合部32c及び32dは、ホルダー7を係合させる際に、容易に係合させることができるように、弾性変形可能(例えば図13の矢印F方向)に形成されている。
なお、本実施の形態では、係合部32aと係合部32bとを結ぶ線、または係合部32cと係合部32dとを結ぶ線が、ヒンジ部4に対して略直交するように、係合部32a〜32dを配置させているが、略平行になるように配置させてもよい。
爪部32e及び32fは、第1のカートリッジ5,第2のカートリッジ6,またはホルダー7の端部に係合可能に形成されている。前述の端部に係合されることで、ディスクの情報面に直交する厚さ方向の位置規制を行うことができる。
爪部32g及び32hは、ホルダー7の第2の支持部76に係合可能に形成されている。第2の支持部76に係合されることで、ディスクの情報面に直交する厚さ方向の位置規制を行うことができる。
位置決め部33a及び33bは、係合部32a及び32bの近傍に形成されている側壁に相当し、第1のカートリッジ5が収納部31に収納された際に、第1のカートリッジ5の側面に当接されることで、第1のカートリッジ5を位置決めしている。
位置決め部34a及び34bは、位置決め部33a及び33bの近傍でかつホルダー7を収納部31に収納した状態における第1の側面74a及び74bに略平行に形成され、収納部31の側壁を構成する。位置決め部34a及び34bは、第2のカートリッジ6が収納部31に収納された際に、第2のカートリッジ6の側面に当接されることで、第2のカートリッジ6を位置決めしている。なお、本実施の形態では、位置決め部33aと位置決め部34aとは、傾斜部36aを介して連続的に形成されているが、各々独立して形成されていてもよい。また、位置決め部33bと位置決め部34bとは、傾斜部36bを介して連続的に形成されているが、各々独立して形成されていてもよい。
ガイド部35a〜35dは、第2のカートリッジ6をケース1に収納させる際に、使用者に対して第2のカートリッジ6の収納方向と収納位置とを案内するマークである。また、ガイド部35a〜35dは、収納部31の底面に着色されて形成されていてもよいし、収納部31の底面に対して凹状または凸状に形成されていてもよい。また、図3に示すようにガイド部35a及び35bは、第2のカートリッジ6の第3の側面62cの外形に略一致するように、略円弧形状に形成されている。また、ガイド部35c及び35dは、第2のカートリッジ6の第4の側面62dの外形の一部に沿うように、略「く」字状に形成されている。
ガイド部35e及び35fは、第1のカートリッジ5をケース1に収納させる際に、使用者に対して第1のカートリッジ5の収納方向と収納位置とを案内するマークである。また、ガイド部35e及び35fは、収納部31の底面に着色されて形成されていてもよいし、収納部31の底面に対して凹状または凸状に形成されていてもよい。また、ガイド部35e及び35fは、第1のカートリッジ5の第4の側面53dの一部に沿うように、直線状に形成されている。
傾斜部36aは、位置決め部33aと位置決め部34aとの間に、連続的に形成されている。また、傾斜部36bは、位置決め部33bと位置決め部34bとの間に、連続的に形成されている。傾斜部36a及び36bは、第2のカートリッジ6の側面に形成されている湾曲部63a及び63bを支持する部分であり、湾曲部63a及び63bに沿って湾曲させて形成してもよい。なお、傾斜部36a及び36bは、位置決め部33a、33b、34a、34bに対して、必ずしも連続的に形成する必要はなく、独立して形成されていてもよい。
支持部37a及び37bは、本体3における係合部32c及び32dの近傍に立設され、第1のカートリッジ5がケース1に収納される際に、第1のカートリッジ5の角部54a及び54bを支持する部分であり、支持部37a及び37bは、第1のカートリッジ5の第4の側面53dの両角部54a及び54bに沿うように、屈曲した形状になっている。なお、支持部37a及び37bの形状は、この形状に限定されない。
突起部38a及び38bは、本体3における係合部32c及び32dの近傍で、かつ位置決め部34a及び34bの略延長線上に立設され、互いに向き合う方向に略V字に突出して形成されている。突起部38a及び38bは、第1のカートリッジ5が収納部31に収納される際に、第1のカートリッジ5における第1の側面53a及び第2の側面53bそれぞれに当接あるいは近接し、第1のカートリッジ5を位置決め可能な位置に形成されている。また、突起部38a及び38bは、第2のカートリッジ6が収納部31に収納される際に、第2のカートリッジ6に形成されている凹部65a及び65b(図7及び図8参照)に嵌合される位置に形成されている。また、突起部38a及び38bにおけるV字突出部の先端間の距離は、第1のカートリッジ5の幅寸法LR1(図5参照)よりも僅かに大きく、かつ第2のカートリッジ6の幅寸法LB1(図8参照)よりも小さい。なお、突起部38a及び38bの先端形状は、略V字形状に限らず、例えば凸形状等少なくとも第2のカートリッジ6の凹部65a及び65bに嵌合可能な形状であればよ、第1のカートリッジ5の第1の側面53a及び第2の側面53bに当接あるいは近接する部位を有する形状が好ましい。 ヒンジ部4は、本体2と蓋体3とを互いに開閉自在になるように連結させているものであり、開閉させやすいように薄肉部が形成されている。また、ヒンジ部4は、ケース1が閉蓋状態の時に、側壁21とともにケース1の周囲を覆い、埃等の異物がケース1内に侵入するのを防いでいる。すなわち、図1に示すように、側壁21は主面22の三辺のみに沿って形成され、ヒンジ部4に最も近い部分には側壁が形成されていない。なぜなら、ケース1が閉塞状態の時、側壁が形成されていない部分をヒンジ部4で覆うことができるからである。
図3において、本体3における位置決め部34a及び34b間の距離をLC1、位置決め部33a及び33b間の距離をLC2、係合部32a及び32b間の距離をLC3、支持部37bの係合部32d側における端部(ガイド部35fと実質同等)と係合部32bとの間の距離をLC4、係合部32cと係合部32dとの間の距離をLC5で示している。なお、係合部32aと支持部37aの係合部32c側における端部(ガイド部35eと実質同等)との間の距離もLC4である。距離LC1は第2のカートリッジ6の幅寸法に合わせて設定され、距離LC2は第1のカートリッジ5の幅寸法に合わせて設定され、距離LC3は第1のカートリッジ5のシャッター52の幅寸法に合わせて設定されているため、
LC3<LC2<LC1
の関係にある。また、距離LC4は第1のカートリッジ5の縦方向の長さ寸法に合わせて設定されているとともに、第1のカートリッジ5の長さ寸法LR3は幅寸法LR1よりも大きいため、距離LC4とLC2は
LC4<LC2
の関係にある。また、距離LC5は、第1のカートリッジ5またはホルダー7を保持可能なように、
LC5<LC2
の関係にある。
LC3<LC2<LC1
の関係にある。また、距離LC4は第1のカートリッジ5の縦方向の長さ寸法に合わせて設定されているとともに、第1のカートリッジ5の長さ寸法LR3は幅寸法LR1よりも大きいため、距離LC4とLC2は
LC4<LC2
の関係にある。また、距離LC5は、第1のカートリッジ5またはホルダー7を保持可能なように、
LC5<LC2
の関係にある。
〔2.第1のカートリッジ5の構成〕
図4及び図5に示すように、第1のカートリッジ5は、例えばDVD−RAM規格に準拠した略矩形状のカートリッジで構成され、ケース51内部に直径12cmのディスク59を収納することができる。ケース51には、光ピックアップなどの情報読み取り/書き込み装置が、ディスク59の記録面へアクセス可能なように、開口部56がシャッター摺動面51aに形成されている。
図4及び図5に示すように、第1のカートリッジ5は、例えばDVD−RAM規格に準拠した略矩形状のカートリッジで構成され、ケース51内部に直径12cmのディスク59を収納することができる。ケース51には、光ピックアップなどの情報読み取り/書き込み装置が、ディスク59の記録面へアクセス可能なように、開口部56がシャッター摺動面51aに形成されている。
シャッター52は、シャッター摺動面51a上で矢印C及びその逆方向へスライド可能に配され、開口部56を開閉させることができる。なお、シャッター摺動面51aはケース51からシャッター52の厚み分程度陥没し、ケース51の面とシャッター52の面とが面一に構成されている。また、格別の断りがない限り、シャッター52のシャッター摺動面51a上における摺動方向(矢印Cまたはその逆方向)を幅または幅方向と称す。図4及び図5は、シャッター52で開口部56を覆っている状態を示しており、この状態からシャッター52を矢印C方向へスライドさせることで、ディスク59の記録面を露出させることができる。また、シャッター52は、コイルバネなどの弾性部材によって、常時、開口部56を閉じる状態へ復帰可能なように付勢されている。
第1の側面53a、第2の側面53bは、第1のカートリッジ5を本体3に収納した際に、それぞれ本体3における位置決め部33a及び33bに対して当接または近接する部位である。
第3の側面53cは、シャッター摺動面51aの主平面(開口部56が形成されている面)に略直交して隣接する面である。第3の側面53cは、第1のカートリッジ5を本体3に収納した際に、本体3に形成されている係合部32a及び32bによって支持される。
第4の側面53dは、ケース51の主平面に略直交して隣接し、第3の側面53cに対向する面である。第4の側面53dは、第1のカートリッジ5を本体3に収納させた際に、ガイド部35e及び35fに沿って位置する。
角部54a及び54bは、ケース51における第4の側面54d側の両端角部である。本実施の形態では、角部54a及び54bは、湾曲面になっている。角部54a及び54bは、支持部37a及び37bに支持される。
図5において、第1のカートリッジ5の幅寸法をLR1、シャッター52の幅寸法をLR2、第1のカートリッジ5の長さ寸法をLR3で示している。なお、LR1とLR3は、
LR1<LR3
の関係にある。また、第1のカートリッジ5を本体3に収納可能にするため、
LR3<LC4、
LR1<LC2
の関係が成り立つように係合部32a及び32b、支持部37a及び37bを配置させている。
LR1<LR3
の関係にある。また、第1のカートリッジ5を本体3に収納可能にするため、
LR3<LC4、
LR1<LC2
の関係が成り立つように係合部32a及び32b、支持部37a及び37bを配置させている。
〔3.第2のカートリッジ6の構成〕
次に、図7及び図8に示すように、第2のカートリッジ6は、例えばブルーレイディスク規格に準拠した略四辺形状のカートリッジであり、少なくとも第1のカートリッジ5よりも幅方向寸法が大きく、第1のカートリッジ5とは形状が異なる。すなわち、第1のカートリッジ5の幅方向寸法LR1と、第2のカートリッジ6の幅方向寸法LB1とは、
LR1<LB1
の関係である。ケース61内部には、直径12cmのディスク69を収納することができる。ケース61の主面上には、図7に示すように略楕円形の開口部64が形成されており、開口部64を通してディスク69が露出している。図示しないが、ケース61の裏面には、光ピックアップなどの情報読み取り/書き込み装置がディスク69の記録面へアクセス可能なように、開口部が形成されている。また、その開口部を開閉可能なようにシャッター(不図示)が配されている。
次に、図7及び図8に示すように、第2のカートリッジ6は、例えばブルーレイディスク規格に準拠した略四辺形状のカートリッジであり、少なくとも第1のカートリッジ5よりも幅方向寸法が大きく、第1のカートリッジ5とは形状が異なる。すなわち、第1のカートリッジ5の幅方向寸法LR1と、第2のカートリッジ6の幅方向寸法LB1とは、
LR1<LB1
の関係である。ケース61内部には、直径12cmのディスク69を収納することができる。ケース61の主面上には、図7に示すように略楕円形の開口部64が形成されており、開口部64を通してディスク69が露出している。図示しないが、ケース61の裏面には、光ピックアップなどの情報読み取り/書き込み装置がディスク69の記録面へアクセス可能なように、開口部が形成されている。また、その開口部を開閉可能なようにシャッター(不図示)が配されている。
ディスク69は、片面(図7における裏面側)のみが記録面であり、開口部64において露出している部分は記録面ではない。したがって、ケース61におけるディスク69の裏面側には、ディスク69の記録面を露出可能なように、開閉自在なシャッター(不図示)が配されている。
第2のカートリッジ6に収納したディスク69に記録再生する際には、ケース61の裏面に備えるシャッターを開放状態にし、開口部からスピンドルモータが備えるターンテーブルを中心孔69aに係合させ、開口部64側からクランパでディスク69を挟持することでディスク69を回転し、ケース61の裏面側から光ピックアップで情報信号の授受をすることができる。
第1の側面62a、第2の側面62bは、第2のカートリッジ6をケース1に収納した際に、それぞれ位置決め部34a及び34b(図1参照)に対して当接または近接する部分である。
第3の側面62cは、第1の側面62a及び第2の側面62bに隣接し、連続的に形成されている面であり、凸形状(略円弧状)に突出して形成されている。第3の側面62cは、第2のカートリッジ6をケース1に収納した際に、本体3に形成されている間隙を介して並んで配置されている係合部32a及び32bの当該間隙側の端辺によって支持される部分である。
第4の側面62d、第5の側面62eは、第3の側面62cに対向する側面である。また、第5の側面62eは、第2のカートリッジ6を本体3に収納させた際に、本体3に形成されているガイド部35c及び35dに、位置が略一致する。
湾曲部63a及び63bは、第2のカートリッジ6をケース1に収納させた際に、それぞれ本体3に形成されている傾斜部36a及び36bに当接及び位置決めされる部分である。
凹部65a及び65bは、第1の側面62a及び第2の側面62b上に形成されている。凹部65a及び65bは、第2のカートリッジ6がディスクドライブに装填された際に、ディスクドライブ内において第2のカートリッジ6を保持するために、ディスクドライブに設けられている突起が嵌合される部分である。本実施の形態では、第2のカートリッジ6をケース1に収納させた際に、凹部65a及び65bに突起部38a及び38bが嵌合されることで、第2のカートリッジ6をケース1に位置決めし保持することができる。
図8において、第2のカートリッジ6の幅寸法をLB1、長さ寸法をLB2で示している。LB1とLB2はほぼ同寸である。また、第2のカートリッジ6を本体3に収納可能にするため、
LB2<LC4、
LB1<LC1
の関係が成り立つように係合部32a〜32dを配置させている。
LB2<LC4、
LB1<LC1
の関係が成り立つように係合部32a〜32dを配置させている。
なお、上述の説明では第2のカートリッジ6には開口部64がケース61に穿たれた構成であるが、クランパを内蔵することで開口部64を備えていない第2のカートリッジであっても適用することができる。
〔4.ホルダー7の構成〕
図10及び図11に示すように、ホルダー7は、前述の第1のカートリッジ5及び第2のカートリッジ6の何れにも収納されていないベアディスクを保持させることができる。また、ホルダー7は、ベアディスクを着脱可能な状態で、ケース1の本体3に保持される。これにより、ベアディスクをケース1に収納させることができる。なお、ホルダー7で保持可能なベアディスクは、図示のような直径12cmのディスクの他、直径8cmの小径ディスクを保持することもできる。
図10及び図11に示すように、ホルダー7は、前述の第1のカートリッジ5及び第2のカートリッジ6の何れにも収納されていないベアディスクを保持させることができる。また、ホルダー7は、ベアディスクを着脱可能な状態で、ケース1の本体3に保持される。これにより、ベアディスクをケース1に収納させることができる。なお、ホルダー7で保持可能なベアディスクは、図示のような直径12cmのディスクの他、直径8cmの小径ディスクを保持することもできる。
ホルダー7は、ホルダー本体71、嵌合部72、凹部73、第1の側面74a、第2の側面74b、第1の支持部75、第2の支持部76を備えている。
嵌合部72は、ベアディスクの中心孔に遊嵌保持されることで、ベアディスクを保持することができる。また、嵌合部72は、ベアディスクを嵌合しやすくかつ容易に離脱しないように、弾性変形可能に構成されている。
凹部73は、嵌合部72に保持されたベアディスクが配置される部分である。
第1の側面74a、第2の側面74bは、図12に示すようにホルダー7を本体3に収納させた際に、本体3の第1の側面33a及び第2の側面33bに対して当接あるいは近接する部分である。
第1の支持部75は、ホルダー7の主面上の端部75aに形成され、少なくともその上面はホルダー7に保持されたベアディスクの上面よりも高くなるように形成されている。ホルダー7を本体3に収納した際に、端部75aが係合部32a及び32bに当接し、爪部32e及び32fが第1の支持部75の上面に位置することで、ホルダー7が本体3に係合される。
第2の支持部76は、ホルダー7の主面上において、第1の支持部75に凹部73を介して対向する端部に突設されている。また、第2の支持部76の上面の高さは、第1の支持部75の上面の高さとほぼ同じである。また、第2の支持部76は、ホルダー7を本体3に収納させた際に、係合部32c及び32dに当接して係合される。
図11において、ホルダー7の幅寸法をLH1、ホルダー7の長さ寸法をLH2で示している。LH1とLH2は、
LH1<LH2
の関係にある。また、ホルダー7を本体3に収納可能にするため、
LH1<LC2、
LH2<LC4
の関係が成り立つように、係合部32a〜32dを配置させている。
LH1<LH2
の関係にある。また、ホルダー7を本体3に収納可能にするため、
LH1<LC2、
LH2<LC4
の関係が成り立つように、係合部32a〜32dを配置させている。
〔5.ケース1への収納方法〕
まず、第1のカートリッジ5の収納方法について説明する。
まず、第1のカートリッジ5の収納方法について説明する。
図6に示すように、第1のカートリッジ5をケース1の本体3に収納させる際は、まず第1のカートリッジ5の第3の側面53c(図5参照)を係合部32a及び32bに当接し係合させ、次に第1のカートリッジ5の角部54a及び54bを支持部37a及び37bに嵌合させる。
この時、第1のカートリッジ5は、ガイド部35e及び35fに第4の側面53dが沿うように配置される。また、係合部32a及び32bの間隔(図3の寸法LC3)は、シャッター52の幅寸法LR2よりも大きくなるように係合部32a及び32bが配置されているため、係合部32a及び32bはシャッター52に当接していない。また、突起部38a及び38bは、第1のカートリッジ5の側面に当接あるいは近接している。
これにより、第1のカートリッジ5は、本体3の収納部31において、矢印Y方向の位置が規制される。すなわち、係合部32aと支持部37aとの間の距離LC4(係合部32bと支持部37bとの間の距離も同様)が、第1のカートリッジ5の縦方向の幅寸法LR3(図5参照)に対して、同等もしくは僅かに長くなるように、係合部32a及び32b、支持部37a及び37bを配置しているため、第1のカートリッジ5を遊嵌保持しながら、第1のカートリッジ5の矢印Y方向の位置規制を行うことができる。
また、係合部32a、32bの先端には、水平方向へ突出した爪部32e、32f(図1参照)が形成され、その爪部32e、32fが第1のカートリッジ5の上部に位置するため、第1のカートリッジ5は厚み方向の位置が規制される。
また、第1のカートリッジ5の第1の側面53a及び第2の側面53bが、本体3の位置決め部33a及び33bに当接可能な位置にあるため、第1のカートリッジ5は矢印X方向の位置が規制される。すなわち、位置決め部33a及び33b間の距離LC2(図3参照)は、第1のカートリッジ5の幅寸法LR1(図5参照)に対して、ほぼ同寸か僅かに長くなるように位置決め部33a及び33bが形成されているため、第1のカートリッジ5の矢印X方向の位置規制を行うことができる。
これにより、第1のカートリッジ5は、ケース1の本体3内において位置規制されて保持される。
なお、第1のカートリッジ5をケース1に収納させる際は、第3の側面53c側を係合部32a及び32bに係合させる。次に、角部54a及び54bを支持部37a及び37bに嵌合させる。これにより、第1のカートリッジ5を本体3に保持させることができる。なお、本体3に第1のカートリッジ5を支持させる順番は、上記の逆順でもよい。また、係合部32a及び32bは、弾性変形可能に構成されているため、第1のカートリッジ5を係合部32a及び32bに係合させる際、角部54a及び54bを支持部37a及び37bに嵌合させてから、第1のカートリッジ5の先端で係合部32a及び32bを押圧して弾性変形させて第1のカートリッジ5の先端を係合部32a及び32bに係合させることで、容易に第1のカートリッジ5を本体3に保持させることもできる。
また、第1のカートリッジ5をケース1に収納させた際、第3の側面53c近傍が、必ずしも係合部32a及び32bの爪部32e及び32fに係合されている必要はなく、少なくとも第3の側面53cが係合部32a及び32bに当接していればよい。
次に、第2のカートリッジ6の収納方法について説明する。
図9に示すように、第2のカートリッジ6をケース1の本体3に収納する際は、使用者は、第2のカートリッジ6の第3の側面62c(図8参照)を、本体3の収納部31に形成されているガイド部35a及び35bに位置合わせし、第4の側面62d(図8参照)をガイド部35c及び35dに位置合わせする。これにより、第2のカートリッジ6の配置方向が決まる。
第2のカートリッジ6をガイド部35a〜35dに位置合わせすると、第2のカートリッジ6の湾曲部63aが本体3の傾斜部36aに当接あるいは近接し、湾曲部63bが傾斜部36bに当接あるいは近接する。湾曲部63a及び63bと傾斜部36a及び36bとは、それぞれ相似形状になっているため、互いに支持することができる。また、間隙を介して配置した係合部32a及び32bの当該間隙側におけるそれぞれの端辺が、第2のカートリッジ6の第3の側面62cに当接する。また、突起部38aが第2のカートリッジ6に形成されている凹部65aに嵌合し、突起部38bが凹部65bに嵌合する。これにより、第2のカートリッジ6の矢印Y方向(図7参照)への位置を規制することができる。
また、第2のカートリッジ6を本体3の収納部31に収納させると、爪部32e及び32fの一部が第2のカートリッジ6におけるケース61の上面に位置することで、第2のカートリッジ6の厚さ方向(図7中の紙面方向)の位置が規制される。
また、第2のカートリッジ6の第1の側面62a(図8参照)は、本体3の位置決め部34aに当接し、第2の側面62b(図8参照)は位置決め部34bに当接されるため、第2のカートリッジ6の矢印X方向への位置を規制することができる。すなわち、位置決め部33a及び33b間の距離LC2(図3参照)は、第2のカートリッジ6の幅寸法LB1(図8参照)に対して、ほぼ同寸か僅かに長くなるように位置決め部33a及び33bが形成されているため、第2のカートリッジ6の矢印X方向の位置規制を行うことができる。
これにより、第2のカートリッジ6は、ケース1の本体3内において位置規制されて保持される。
次に、ベアディスクの収納方法について説明する。
ベアディスクは、ホルダー7に保持されて、ケース1内に収納される。したがって、ケース1をベアディスクの収納用に使用する場合は、予めケース1にホルダー7を保持させておく必要がある。
図13は、本体3及びホルダー7を模式的に示した図であり、本体3の側方からのアングルで描画している。図13(a)に示すように、ホルダー7をケース1に収納する際は、ホルダー7を矢印D方向へ移動させて、第1の支持部75を係合部32a及び32b(図示は係合部32aのみ)に係合させる。次に、ホルダー7を矢印E方向へ移動させて、図13(b)に示すように、第2の支持部76を係合部32c及び32dに係合させる。これにより、ホルダー7を本体3に保持させることができる。ホルダー7を本体3に保持させた状態を図12に示す。
図12に示すように、ケース1にホルダー7を収納させると、係合部32a及び32bが、ホルダー7の第1の支持部75に係合されるとともに、係合部32c及び32dが、ホルダー7の第2の支持部76に係合される。これにより、ホルダー7は、本体3の収納部31において、矢印Y方向の位置が規制される。すなわち、係合部32aと係合部32c(係合部32bと係合部32dも同様)との間の距離は、ホルダー7の長さ寸法LH2(図11参照)に対して、ほぼ同じもしくは僅かに長くなる位置に係合部32a〜32dが形成されているため、ホルダー7の矢印Y方向の位置を規制することができる。
また、係合部32a及び32bが第1の支持部75に係合され、係合部32c及び32dが第2の支持部76に係合されることにより、爪部32e〜32hによって、ホルダー7の厚さ方向の位置を規制することができる。
また、ホルダー7を本体3の収納部31に収納させると、ホルダー7の第1の側面74a(図11参照)が位置決め部34aに当接可能な位置に配され、第2の側面74b(図11参照)が位置決め部34bに当接可能な位置に配されることにより、ホルダー7の矢印X方向への位置を規制することができる。すなわち、位置決め部33a及び33b間の距離LC2(図3参照)は、ホルダー7の幅寸法LH1(図11参照)に対してほぼ同じかもしくは僅かに長くなるように、位置決め部33a及び33bが配置されているため、ホルダー7の矢印X方向の位置規制を行うことができる。
これにより、ホルダー7をケース1に保持させることができる。
ホルダー7が保持されたケース1にベアディスクを収納させる際は、ベアディスクの中心孔をホルダー7の嵌合部72に嵌合させる。すなわち、嵌合部72は、弾性変形可能に構成されており、弾性変形させていない時の外径はベアディスクの中心孔の内径よりも大きく形成されている。ベアディスクを嵌合部72に保持させる際、嵌合部72を上方向から押圧して弾性変形させることで、嵌合部72の外径をベアディスクの中心孔の内径よりも小さくすることができる。この状態で嵌合部72をベアディスクの中心孔に嵌合させ、次に嵌合部72を弾性復帰させることで、ベアディスクを嵌合部72に遊嵌保持させることができる。
なお、本実施の形態では、ホルダー7を本体3へ係合させる順番は、第1の支持部75を係合部32a及び32bに係合させてから、第2の支持部76を係合部32a及び32bに係合させる構成としたが、上記の逆順でもよい。
〔6.実施形態の効果、他〕
以上のように本実施の形態によれば、例えばDVD−RAM規格に準拠した第1のカートリッジ5と、例えばブルーレイディスク規格に準拠した第2のカートリッジ6と、ベアディスクを保持可能なホルダー7とを、選択的に収納保持させることができる。すなわち、上記各ディスク状媒体のケースを共用することができる。よって、ディスク状媒体の種類毎にケースの仕様を変える必要がないので、材料コストや製造コストなどを削減することができる。なお、本発明のケース1をカートリッジ収納専用として用いる場合には必ずしもホルダー7を必要としないため、ホルダー7はオプションとして別売とすることも可能で、ホルダー7の材料コスト及び製造コストを低減することができ、より安価に提供することができる。すなわち、第1のカートリッジ5または第2のカートリッジ6を販売する際には例えば図6または図9の形状で提供し、ベアディスク収納専用としては図12に示すようにホルダー7を装填した形態で提供でき、使用者は必要に応じてホルダー7を購入すれば、カートリッジタイプにでもベアディスクタイプにでも対応できるカー巣を提供できる。
以上のように本実施の形態によれば、例えばDVD−RAM規格に準拠した第1のカートリッジ5と、例えばブルーレイディスク規格に準拠した第2のカートリッジ6と、ベアディスクを保持可能なホルダー7とを、選択的に収納保持させることができる。すなわち、上記各ディスク状媒体のケースを共用することができる。よって、ディスク状媒体の種類毎にケースの仕様を変える必要がないので、材料コストや製造コストなどを削減することができる。なお、本発明のケース1をカートリッジ収納専用として用いる場合には必ずしもホルダー7を必要としないため、ホルダー7はオプションとして別売とすることも可能で、ホルダー7の材料コスト及び製造コストを低減することができ、より安価に提供することができる。すなわち、第1のカートリッジ5または第2のカートリッジ6を販売する際には例えば図6または図9の形状で提供し、ベアディスク収納専用としては図12に示すようにホルダー7を装填した形態で提供でき、使用者は必要に応じてホルダー7を購入すれば、カートリッジタイプにでもベアディスクタイプにでも対応できるカー巣を提供できる。
また、係合部32a及び32bの間隔LC3を、第1のカートリッジ5のシャッター52の幅LR2よりも大きくしたことにより、係合部32a及び32bの係合力によってシャッターが破損することを防ぐことができる。なお、係合部32a及び32bの間隔LC3は、大きくしすぎると第2のカートリッジ6の第3の側面62c側を保持することができなくなるため、少なくとも第2のカートリッジ6の第3の側面62c側を保持することが可能な寸法に設定されている。
また、ガイド部35a〜35dを設けたことにより、ケース1に第2のカートリッジ6を収納させる際、使用者に第2のカートリッジ6の収納位置を確実に知らしめることができる。
なお、本実施の形態は、図3に示す構成に限らず、図14に示すように構成してもよい。図14は、係合部32a〜32d、位置決め部33a及び33b、位置決め部34a〜34dなどの配置の変形例である。本体3において、ヒンジ部4に最も近い端辺部を左辺、左辺に対向する端辺を右辺、左辺及び右辺に対向する端辺を上辺、上辺に対向する端辺を下辺と定義した時、係合部32a及び32bとガイド部35a及び35bを、本体3における左辺近傍に配置した。また、係合部32c及び32dとガイド部35c及び35dを、本体3における右辺近傍に配置した。また、位置決め部33a及び34aを、本体3における下辺近傍に配置した。また、位置決め部33b及び34bを、本体3における上辺近傍に配置した。すなわち、図14に示す構成は、図3における係合爪や位置決め部などの配置を、反時計方向に90度回転させて配置した構成である。
したがって、図14に示すケースにカートリッジやホルダーを収納させる際、その収納方向は、図6、図9、図12に示す収納方向に対して、反時計方向に90度回転させた状態で収納される。
また、本実施の形態のケース1は、例えばプラスチックなどの樹脂材料で一体成型されているが、蓋体2、本体3をそれぞれ独立して成型してから、両者を連結させる構成でもよい。
また、ケース1の材料は樹脂に限らず、金属など他の材料で構成されていてもよい。
また、本実施の形態では、蓋体2と本体3とを一体的に形成しているが、各々独立して別体構成としてもよい。その場合は、蓋体2における側壁21を、外周の四辺に沿って形成することで、ケース1内に埃などの異物が侵入するのを防ぐことができる。
本発明は、各種ベアディスクや、ディスクが収納されているカートリッジを収納可能なケースに有用である。
1 ケース
2 蓋体
3 本体
4 ヒンジ部
5 第1のカートリッジ(DVD−RAMカートリッジ)
6 第2のカートリッジ(BDカートリッジ)
7 ホルダー
2 蓋体
3 本体
4 ヒンジ部
5 第1のカートリッジ(DVD−RAMカートリッジ)
6 第2のカートリッジ(BDカートリッジ)
7 ホルダー
Claims (6)
- 中心孔を備えたディスク状媒体を収納できる第1のカートリッジを収納可能なケースであって、
前記第1のカートリッジが収納される収納部を備えた本体と、
前記本体に対して開閉自在であるとともに、前記本体に対して閉じた状態で前記収納部を覆うことができる蓋体と、
前記収納部に配され、前記第1のカートリッジの第1の側面に当接する一対の第1の係合部と、
前記収納部に配され、前記第1のカートリッジの前記第1の側面に対向する第2の側面の両端を支持し、前記両端に沿って屈曲した一対の支持部とを備えたことを特徴とするケース。 - 前記収納部には、中心孔を備えたディスク状媒体を収納でき、前記第1のカートリッジよりも幅方向の寸法が大きく、外形形状が前記第1のカートリッジと異なる第2のカートリッジを収納可能であり、
前記一対の第1の係合部それぞれの一部が、前記第2のカートリッジの外形を構成する凸形状に突出した突出外面に当接し、
前記第2のカートリッジを前記収納部に収納させた際に、前記第2のカートリッジにおける前記突出外面から連設する一対の側面に形成された凹部それぞれに嵌合する一対の突起部をさらに備える、請求項1記載のケース。 - 前記収納部は、前記第1及び前記第2のカートリッジ何れにも収納されていない中心孔を有するディスク状媒体の前記中心孔に遊嵌保持する嵌合部を備えたホルダーを収納でき、
前記一対の第1の係合部が当接する前記ホルダーの外形を構成する一辺に対向する対向辺に当接する一対の第2の係合部をさらに備え、
前記一対の第1の係合部及び前記一対の第2の係合部それぞれは、前記ホルダーに収納した前記ディスク状媒体の情報面に直交する方向の前記ホルダーの厚みを規制する爪部を備える、請求項1記載のケース。 - 前記一対の第1の係合部それぞれに備える一対の前記爪部は、前記第1のカートリッジ及び前記第2のカートリッジの厚みを規制する、請求項1〜3の何れかに記載のケース。
- 前記ディスク状媒体を内蔵した前記第1のカートリッジは、
前記ディスク状媒体の情報面を露出可能な開口部と、
前記開口部を開閉可能なシャッターとを備え、
前記一対の第1の係合部の間隔は、前記シャッターの幅寸法よりも大きくなるように配置されている、請求項4記載のケース。 - 前記第1のカートリッジに当接する、前記一対の第1の係合部は、前記シャッターが摺動する前記第1のカートリッジにおける摺動側面と当接し、前記摺動側面を挟持する一対の側面を位置決めする位置決め部をさらに備える、請求項5記載のケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006213521A JP2008037454A (ja) | 2006-08-04 | 2006-08-04 | ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006213521A JP2008037454A (ja) | 2006-08-04 | 2006-08-04 | ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008037454A true JP2008037454A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39172939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006213521A Withdrawn JP2008037454A (ja) | 2006-08-04 | 2006-08-04 | ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008037454A (ja) |
-
2006
- 2006-08-04 JP JP2006213521A patent/JP2008037454A/ja not_active Withdrawn
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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