JP2008037174A - 車両のスポイラ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スポイラにおける内蔵部材の取り付け剛性を高めた車両のスポイラ構造を提供すること。
【解決手段】車体V1の外表面に設けられるスポイラ1は、外表面に一部が露出して設けられる内蔵部品3と、を備えている。スポイラ1は、外表面側となる外側部材11と、外側部材11の内側に設けられる内側部材12と、を有している。外側部材11には、内蔵部品3が取り付けられる開口部11aが形成されている。開口部11aの下部には、外側部材11と内側部材12とによって閉断面部1aが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、車体後部の後部ドアに取り付けられる車両のスポイラ構造に関する。
従来、車両の車体後部に設置されるスポイラに、ハイマウントストップランプ等の内蔵部品を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなスポイラに設けられる内蔵部品は、スポイラアッパー部材とスポイラロア部材との間に嵌装されて、内蔵部品の荷重がスポイラロア部材に負荷されるような状態で設置されている。
特開2004−203101号公報(請求項1、図1〜図3)
しかしながら、前記特許文献1のような車両のスポイラ構造では、ハイマウントストップランプ等の内蔵部品の下部が、1枚の板状部材からなるスポイラロア部材で支持されているため、剛性不足により、その支持部分が湾曲したり、内蔵部品とスポイラとの間に隙間ができたりして、内蔵部品とスポイラとの合わせ状態が低下するという問題点があった。
そこで、本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、スポイラにおける内蔵部材の取り付け剛性を高めた車両のスポイラ構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の車両のスポイラ構造は、車体の外表面に設けられるスポイラと、前記スポイラに内蔵され、前記外表面に一部が露出して設けられる内蔵部品と、を備え、前記スポイラは、外表面側となる外側部材と、当該外側部材の内側に設けられる内側部材と、を有し、前記外側部材には、前記内蔵部品が取り付けられる開口部が形成され、前記開口部の下部には、前記外側部材と前記内側部材とによって閉断面部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、スポイラは、内蔵部品が取り付けられた外側部材の開口部の下部に、外側部材と内側部材とによって閉断面部が形成されていることより、開口部の下部の強度や耐久性が向上される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両のスポイラ構造であって、前記開口部の下部において、前記外側部材は、前記内蔵部品を支持する上壁部と、この上壁部に連設された下壁部とによって外表面方向に凸となる形状に形成され、前記閉断面部は、前記内側部材が、前記上壁部と前記下壁部とに固定されることによって形成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、開口部の下部は、外側部材が、上壁部と下壁部とによって凸となる形状に形成されていることにより、略三角形のトラスのような閉断面が形成されて、高い剛性を得ることができる。また、内蔵部品は、閉断面部の内側に凹状となる外側部材の内側から内側部材が固定されることによって、開口部の下部の強度が高くなっているため、しっかりと開口部に固定される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の車両のスポイラ構造であって、前記開口部の下部には、前記外側部材と前記内側部材とが略水平方向に延出して互いに固定される固定部が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、内蔵部品が嵌装される開口部の下方は、固定部が外側部材と内側部材とを略水平方向に延出して互いに重ね合わせるように形成されることによって、固定部の強度が向上されているため、内蔵部品を支持する支持剛性が高くなっている。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両のスポイラ構造であって、前記内側部材は、前記閉断面部において段差部が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、閉断面部は、この閉断面部を形成する内側部材に、段差部が形成されていることによって、さらに、強度が向上されているため、閉断面部での変形を防止することができ、内蔵部品の荷重に対する剛性と耐久性を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車両のスポイラ構造であって、前記段差部は、前記閉断面部の内側に凹となる形状を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、閉断面部の内側部材の段差部は、閉断面部の内側に凹となる形状をしていることにより、閉断面部を極力大きく確保することができるため、さらに、開口部の下部の剛性を高めることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の車両のスポイラ構造であって、前記閉断面部において、当該閉断面部を形成する前記内側部材は、前記外側部材以外の車両の他の構成部材に当接していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、閉断面部を形成する内側部材は、車両の他の構成部材に当接していることによって、内側部材の外側を他の構成部材で保持されているため、さらに、閉断面部の剛性を高めて、しっかりと保持することができる。
本発明の車両のスポイラ構造によれば、スポイラは、外側部材の開口部の下部に、閉断面部が形成されていることより、内蔵部品が取り付けられる開口部の下部の強度や耐久性を向上できる。このため、開口部は、比較的重い内蔵部品を嵌装しても、内蔵部品の荷重によって開口部の下部が湾曲することを防止できる。その結果、上側部材と下側部材との合わせ部分が反り曲がって変形して隙間ができることを解消して内蔵部品の取り付け剛性を高めることができる。
次に、図1〜図6を参照して、本発明の実施形態に係る車両のスポイラ構造を説明する。以下、本発明の実施形態の一例として、乗用車の車体後部に設置されるリヤスポイラをスポイラとした場合を例に挙げて説明する。
なお、本実施形態において、説明の便宜上、「前」は車両の進行方向側、「後」は車両の後退方向側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側、「左右」は車幅方向側とする。スポイラを説明する前に、スポイラが設置される車両と車体とについて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両のスポイラ構造を示す図であり、スポイラの設置状態を示す要部斜視図である。
≪車両の構成≫
図1に示すように、車両Vは、少なくともスポイラ1を備えたものであればよく、特に、車両Vの種類や形状等は限定されない。すなわち、車両Vは、乗用車やバスや作業車や二輪車等であってもよく、以下、乗用車の場合を例に挙げて説明する。
≪車体の構成≫
車両Vの車体V1には、荷物等を積み降ろしするためのドア開口部V2を開閉するための後部ドア2が、車体V1の左右の後部上端部に、一対のヒンジ4によって回動可能に取付けられている。車両Vにおいて、例えば、後部ドア2やルーフパネルV3やリヤフェンダ等の車体V1の上端部には、スポイラ1が設置されている。以下、本発明の実施形態の一例として、スポイラ1が後部ドア2に設置されている場合を例に挙げて説明する。
≪後部ドアの構成≫
図1に示すように、後部ドア2は、例えば、跳ね上げ式のバックドアであり、車両Vのラゲージルームやトランクルーム等のドア開口部V2を開閉する開閉体である。この後部ドア2には、スポイラ1や、窓ガラスGや、この窓ガラスGに付着した雨滴等を払拭するリヤワイパ7や、この後部ドア2の開閉時の負荷を減衰するためのダンパ(図示せず)等が設置されている。後部ドア2は、例えば、車両Vの外表面を形成する鋼板製のアウタパネル2aと、このアウタパネル2aの車内側に設置されてアウタパネル2aの周囲をヘミング加工して接合される鋼板製のインナパネル2b(図4参照)と、から主に構成されている。
図2は、本発明の実施形態に係る車両のスポイラ構造を示す要部分解斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係る車両のスポイラ構造を示す図であり、ハイマウントストップランプを取り外したスポイラの要部拡大斜視図である。
≪スポイラの構成≫
図2に示すように、スポイラ1は、車体周辺の気流の方向を調整する部材であり、車体V1の外表面に設けられている。このスポイラ1は、例えば、後部ドア2の上端部に沿って左右方向に長く延設された樹脂製の部材からなり、クリップ等の締結部材51,53(図4および図5参照)により、ルーフパネルV3に沿って後部ドア2に固定されている。
図3に示すように、スポイラ1の後部中央部には、ハイマウントストップランプ3(図1および図2参照)を設置するための開口部11aが形成されている。この開口部11aには、ハイマウントストップランプ(内蔵部品)3のレンズ部3a(図1参照)が外表面から露出した状態で設けられている。開口部11aは、ハイマウントストップランプ3の形状に合わせて左右方向に細長く形成されると共に、スポイラ1の後面部11dから窪んで、内側に折り曲げた状態に形成されて、内側部分が略筒状に形成されている。この開口部11aの左右の縁には、ハイマウントストップランプ3のレンズ部3a(図5参照)を固定するための締結部材52(図5参照)が挿通する貫通孔11bを穿設した板状の座面11iが形成されている。その開口部11aの車幅方向(右側)の近傍には、ウォッシャノズル6(図1参照)を取り付けるためのノズル設置孔11eが穿設されている。
図4は、図3のA−A断面図である。
図4に示すように、スポイラ1は、車両Vにおいて、外表面側となる部材を構成する外側部材11と、この外側部材11の内側に設けられる内側部材12と、を有して主に構成されている。その他スポイラ1には、このスポイラ1の左右端部をそれぞれ形成する側部形成部材13,14(図2参照)が外側部材11の左右両端部に連設されている。
なお、スポイラ1は、車体V1に設置されて、外側部材11と、内側部材12と、開口部11aと、後記する閉断面部1aと、を有するものであれば、設置位置や形状や材質等は特に限定されず、適宜に変更しても構わない。また、側部形成部材13,14と、外側部材11および内側部材12とは、互いに重なり合う部分を形成して、その重なった部分を振動溶着や超音波溶着によって固定しているが、外側部材11および内側部材12に連続して一体形成したものであっても構わない。
<外側部材の構成>
外側部材11は、スポイラ1の外側表面を形成するための部材であり、例えば、厚さが約3mmのABS樹脂等の合成樹脂によって形成されている。この外側部材11は、スポイラ1の上面を形成する上面部11cと、この上面部11cに連続形成されてスポイラ1の後面を形成する後面部11dと、を連続形成して、縦断面が略フ字形状に形成されている。この外側部材11の後面部11dの中央には、ハイマウントストップランプ(内蔵部品)3が取り付けられる前記開口部11aが形成されている。
<内側部材の構成>
図4に示すように、内側部材12は、スポイラ1の外側部材11の内側に設置される部材であり、例えば、厚さが2〜3mm程度のABS樹脂等の合成樹脂によって形成されている。この内側部材12は、外側部材11の上面部11cの内側に固着される上側インナ部12cと、この上側インナ部12cに連設されると共に外側部材11の後面部11dの内側に固着される後面インナ部12dと、を略へ字形状に連続形成してなる。内側部材12が外側部材11に接触する面には、この内側部材12を外側部材11に超音波溶着または振動溶着するための三角山形状の溶着用リブ12eが適宜な位置に多数形成されている。
図5は、図3のC−C断面図である。
図4および図5に示すように、上側インナ部12cは、側面視して三角形および四角形の形状をした大小の補強用溝部12fが、左右方向に向けて複数形成されている。その補強用溝部12fの底面に穿設された孔には、樹脂製のクリップからなる締結部材53の頭部53aが熱かしめ固定されている。この締結部材53の弾性係止部53bを後部ドア2のアウタパネル2aに穿設された係合孔2dに係合することによって、スポイラ1の内側部材12が、後部ドア2に取り付けられている。締結部材53の頭部53aは、補強用溝部12f内に沈み込むように配置されている。
<開口部の下部の構成>
図6は、図4のB部拡大図である。
図6に示すように、開口部11aの下部において、外側部材11は、ハイマウントストップランプ3を支持する上壁部11fと、この上壁部11fに連設された下壁部11gと、によって外表面方向(後方向)に凸となる形状(側面視して略フ字形状)に形成されている。その開口部11aの下部には、外側部材11と内側部材12とが略水平方向(前方向)に延出して互いに固定される固定部11h,12aがそれぞれ形成されている。この開口部11aの下部には、外側部材11と内側部材12とによって閉断面部1aが形成されて、補強されている。この補強された上壁部11f上に、ハイマウントストップランプ3が設置されている。
≪閉断面部の構成≫
図6に示す閉断面部1aは、内側部材12が、この内側部材12の内側から上壁部11fと下壁部11gとに固定されることによって、略三角形のトラスのような閉断面が形成されている。閉断面部1aにおいて、この閉断面部1aを形成する内側部材12は、外側部材11以外の車両Vの他の構成部材であるシール材S1に当接して設置されている。言い換えると、閉断面部1aにおける内側部材12は、外側がシール材S1を介在して窓ガラスGに固定されて保持されている。その内側部材12は、閉断面部1aにおいて、この閉断面部1aの内側に対して凹となる形状の段差部12bが形成されて補強されている。
なお、前記シール材S1は、例えば、ダムラバーと呼ばれている接着剤等からなり、内側部材12と窓ガラスGとの間に密着した状態に介在されている。
≪ハイマウントストップランプ(内蔵部品)の構成≫
図4に示すハイマウントストップランプ3は、運転者がブレーキ操作したときに、ブレーキペダル(図示ぜず)の足踏操作に伴ってストップランプスイッチ(図示せず)がONして点灯するブレーキ操作(制動動作)の表示用ランプである。ハイマウントストップランプ3は、電球等の光源(図示せず)が取り付けられたランプハウジング3bと、このランプハウジング3bの外側(後側)に設置されて光源からの光によって照射されることで赤色に点灯照明表示するレンズ部3aと、から主に構成されている。このハイマウントストップランプ3は、スポイラ1の形状に沿って横方向に長く形成されて(図3参照)、スポイラ1の後側から開口部11aにレンズ部3aを露出した状態で挿入して、ランプハウジング3bの左右に形成された取付部3dをそれぞれねじ等からなる締結部材52(図5参照)で固定することによってスポイラ1に装着されている。
ハイマウントストップランプ3の光源は、ランプハウジング3b外に引き出されたリード線3c(図2参照)を、後部ドア2の挿通孔2c(図2参照)を挿通し、車体V1側に設置されたストップランプスイッチ(図示せず)を介して電源に接続されている。
ランプハウジング3bは、例えば、不透明な合成樹脂によって略箱状に形成されている。レンズ部3aは、赤色の半透明な合成樹脂によって形成され、開口部11aを閉塞するようにスポイラ1に配置されている。
≪ウォッシャノズルの構成≫
図2に示すように、ウォッシャノズル6は、運転席の近傍に設置されたワイパウォッシャスイッチ(図示せず)を運転者が操作したときに、ウォッシャポンプ(図示せず)が作動してこのウォッシャノズル6から窓ガラスGに向けてウォッシャ液を噴射するノズル装置である。このウォッシャノズル6に接続されたホース6aは、後部ドア2の挿通孔2cを挿通して、ウォッシャポンプ(図示せず)を介在してウォッシャタンク(図示せず)に接続されている。
≪作用≫
次に、図1〜図6を参照しながら本発明の実施形態に係る車両のスポイラ構造の作用を説明する。
図1に示すように、車体V1の後方上端部に設置されたスポイラ1には、後方側中央に形成された開口部11aに、ハイマウントストップランプ3が装着されている。スポイラ1に設置されたハイマウントストップランプ3の右側近傍には、ウォッシャノズル6が設置されている。
図4に示すように、ハイマウントストップランプ3は、レンズ部3aの端部が、開口部11aの開口端に面一の状態に装着されて、外側表面が露出した状態でスポイラ1に装着されている。ハイマウントストップランプ3は、レンズ部3aおよびランプハウジング3bを、筒状に形成された開口部11a内に挿入されている。
このため、ハイマウントストップランプ3の荷重Wは、図6に示すように、開口部11aの下側内壁を形成する上壁部11fにかかる。開口部11aの下部は、上壁部11fおよび下壁部11gから形成された縦断面が略フ字形状に形成されて増強された外側部材11の部分と、内側部材12とによって、車幅方向側から側面視して略三角形の閉断面部1aを形成し、補強されている。
さらに、閉断面部1aを形成している内側部材12の下側は、シール材S1を介在して後部ドア2の窓ガラスGによって保持されている。
したがって、開口部11aの下部は、ハイマウントストップランプ3の荷重Wに対して強度および耐久性を有すると共に、シール材S1によって車体V1等の振動を吸収することもできる。
その結果、スポイラ1は、ハイマウントストップランプ3を設置することが可能となる。さらに、スポイラ1にウォッシャノズル6を設置しても、ウォッシャノズル6の荷重に耐えるだけの強度と保持力とを備えている。
このようなハイマウントストップランプ3は、運転者がブレーキペダルを足踏み操作すると、ランプが点灯してレンズ部3aが赤色に照明表示して、後方の車両にブレーキ操作をしたことを知らせる。
また、運転者がワイパウォッシャスイッチを操作すると、ウォッシャノズル6から窓ガラスGに向けてウォッシャ液が噴射される。
そして、車両Vが走行中のときには、走行風がスポイラ1によって流れる方向が調整される。
≪変形例≫
なお、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で広く変形実施することができる。
例えば、本発明の車両のスポイラ構造は、車両Vの後部ドア2に上端部に設置したスポイラ1だけでなく、全ての種類のスポイラ1に適用することができる。
なお、スポイラ1に設置される内蔵部品は、ハイマウントストップランプ3やウォッシャノズル6に限定されるものではなく、例えば、図7に示すように、後方監視カメラ8やリヤビューカメラ等の他のものであってもよく、スポイラ1に設置することができるものであればよい。
この場合、スポイラ1は、開口部11a’を設置する後方監視カメラ8等のハウジングの形状に合わせて形成すればよい。このような場合であっても、開口部11a’の下部の強度が向上されているため、種々のものを設置しても耐えることができるように、安定して保持できる。
本発明の実施形態に係る車両のスポイラ構造を示す図であり、スポイラの設置状態を示す要部斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両のスポイラ構造を示す要部分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両のスポイラ構造を示す図であり、ハイマウントストップランプを取り外したスポイラの要部拡大斜視図である。 図3のA−A断面図である。 図3のC−C断面図である。 図4のB部拡大図である。 本発明の実施形態に係る車両のスポイラ構造の変形例を示す図であり、スポイラに後方監視カメラを設置した状態を示すスポイラの要部拡大斜視図である。
符号の説明
1 スポイラ
1a 閉断面部
3 ハイマウントストップランプ(内蔵部品)
11 外側部材
11a,11a’ 開口部
11f 上壁部
11g 下壁部
11h,12a 固定部
12 内側部材
12b 段差部
S1,S2 シール材(他の構成部材)
V 車両
V1 車体

Claims (6)

  1. 車体の外表面に設けられるスポイラと、前記スポイラに内蔵され、前記外表面に一部が露出して設けられる内蔵部品と、を備え、
    前記スポイラは、外表面側となる外側部材と、当該外側部材の内側に設けられる内側部材と、を有し、
    前記外側部材には、前記内蔵部品が取り付けられる開口部が形成され、
    前記開口部の下部には、前記外側部材と前記内側部材とによって閉断面部が形成されていることを特徴とする車両のスポイラ構造。
  2. 前記開口部の下部において、前記外側部材は、前記内蔵部品を支持する上壁部と、この上壁部に連設された下壁部とによって外表面方向に凸となる形状に形成され、
    前記閉断面部は、前記内側部材が、前記上壁部と前記下壁部とに固定されることによって形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両のスポイラ構造。
  3. 前記開口部の下部には、前記外側部材と前記内側部材とが略水平方向に延出して互いに固定される固定部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両のスポイラ構造。
  4. 前記内側部材は、前記閉断面部において段差部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両のスポイラ構造。
  5. 前記段差部は、前記閉断面部の内側に凹となる形状を有することを特徴とする請求項4に記載の車両のスポイラ構造。
  6. 前記閉断面部において、当該閉断面部を形成する前記内側部材は、前記外側部材以外の車両の他の構成部材に当接していることを特徴とする請求項5に記載の車両のスポイラ構造。
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