JP2008036557A - 気体溶解装置、基板洗浄ユニット、気体溶解方法および基板洗浄方法 - Google Patents
気体溶解装置、基板洗浄ユニット、気体溶解方法および基板洗浄方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】気体溶解装置は、液体に気体を混合させる混合機構18と、この混合機構18の下流側に設けられた流路22を備えている。流路22は、気体が混合させられた液体が送られるようになっており、絞り部を2つ以上有している。この絞り部は、液体の流れ方向に直交する流路断面の面積がこの液体の流れ方向に沿って小さくなるよう構成されている。基板洗浄ユニットは、上述の気体溶解装置と、被処理基板Wの洗浄を行う基板洗浄装置35とを備えている。
【選択図】図2
Description
なお、この際に、前記第1の流路形成部材および第2の流路形成部材は、前記流路を形成するような互いに対向する部分においてそれぞれ階段形状となっていることがより好ましく、また、前記第1の流路形成部材と第2の流路形成部材との間の距離は、スペーサーにより調整可能となっていることがより好ましい。
このうち、図1は、本実施の形態における気体溶解装置の構成の概略を示すブロック図であり、図2は、図1の気体溶解装置における気泡発生器の縦断面図である。また、図3は、図2の気体溶解装置のA−A矢視断面図であり、図4は、図2の気体溶解装置において符号Bで示される領域の拡大図であり、図5は、図2の気体溶解装置において符号Cで示される領域の拡大図である。また、図6は、図1に示す気体溶解装置を備えた基板洗浄ユニットの構成の概略を示す構成図である。
図1に示すように、気体溶解装置は、気泡発生器10と、この気泡発生器10の下流側に設けられたフィルター30とを備えている。気泡発生器10には、流量計12を介して純水が送られ、また流量調整バルブ14を介してN2ガスが送られるようになっており、当該気泡発生器10において純水にN2ガスが溶解させられるようになっている。この気泡発生器10は、図2に示すように、略円筒形状のケーシング16と、ケーシング16内において純水にN2ガスを混合させるガス導入管18と、ケーシング16内においてガス導入管18の下流側に設けられ、当該ケーシング16内で流れる純水が衝突するような壁部材20と、ケーシング16内において壁部材20の下流側に設けられ、ガス導入管18によりN2ガスが溶解させられた純水が送られる流路22と、を備えている。なお、図1乃至図5において、純水にN2ガスを溶解させる気体溶解装置について説明しているが、純水の代わりに薬液等の他の洗浄用の液体を用いてもよく、また、N2ガスの代わりにO2ガス、O3ガス、CO2ガス等の他の気体を用いてもよい。
壁部材20の下流側における流路22は、それぞれがいわゆる段差方式となっている2つの気泡粉砕部B、C(図2参照)を有している。ここで、気泡粉砕部Bの詳細について図4を用いて説明する。図4に示すように、流路22を形成する部分における第1の流路形成部材16aおよび第2の流路形成部材17aはそれぞれ階段形状となっており、純水はケーシング16の長手方向(図4の左右方向)に対して斜め方向(図4の左上方向)に流れるようになっている。具体的には、この階段形状部分を通過する純水は、図4の二点鎖線に示す方向に流れるようになっている。
この際に、気泡粉砕部Bにおいて流路22を通過する純水の流れ方向に直交する流路断面は、図4の矢印A、B、C、D、E等で示される。すなわち、気泡粉砕部Bにおいて流路22を通過する純水は、まず図4において矢印Aで示される流路断面を直交するよう通過し、次に矢印Bで示される流路断面を直交するよう通過し、その後順次矢印C、D、E等で示される流路断面を直交するよう通過する。
この際に、気泡粉砕部Cにおいて流路22を通過する純水の流れ方向に直交する流路断面は、図5の矢印E、F、G、H、I等で示される。
12 流量計
14 流量調整バルブ
16 ケーシング
16a、16b 第1の流路形成部材
17 芯棒部材
17a、17b 第2の流路形成部材
17s スペーサー
18 ガス導入管
18a 貫通孔
20 壁部材
20a 貫通孔
20b 表面
22、22a 流路
30 フィルター
35 基板洗浄装置
40 洗浄槽
42 保持具
44a 上方供給部
44b 中央供給部
44c 下方供給部
46 純水供給管
48a、48b、48c バルブ
50 オーバーフロー槽
52 ドレン槽
60 超音波照射装置
Claims (15)
- 液体に気体を混合させる混合機構と、
前記混合機構の下流側に設けられた、気体が混合させられた液体が送られる流路であって、前記液体の流れ方向に直交する流路断面の面積が当該液体の流れ方向に沿って小さくなるような絞り部を2つ以上有する流路と、
を備えたことを特徴とする気体溶解装置。 - 前記混合機構において、液体中に気体を過飽和状態となるよう混合させることを特徴とする請求項1記載の気体溶解装置。
- 第1の流路形成部材および第2の流路形成部材を更に備え、前記流路はこれらの第1の流路形成部材および第2の流路形成部材の間に形成されており、
第1の流路形成部材と第2の流路形成部材との間の距離が調整可能となっていることを特徴とする請求項1または2記載の気体溶解装置。 - 前記第1の流路形成部材および第2の流路形成部材は、前記流路を形成するような互いに対向する部分においてそれぞれ階段形状となっていることを特徴とする請求項3記載の気体溶解装置。
- 前記第1の流路形成部材と第2の流路形成部材との間の距離は、スペーサーにより調整可能となっていることを特徴とする請求項3または4記載の気体溶解装置。
- 前記流路の下流側に、液体に含まれる気泡のうち一定径以上の気泡を除去するフィルターを更に設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の気体溶解装置。
- 前記混合機構と前記流路との間に、前記液体が衝突してこの液体に含まれる気泡が粉砕されるような壁部材を更に設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の気体溶解装置。
- 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の気体溶解装置と、
気体が溶解している液体が前記気体溶解装置から送られ、当該液体に被処理基板を浸すことによりこの被処理基板の洗浄を行う基板洗浄装置と、
を備えたことを特徴とする基板洗浄ユニット。 - 前記基板洗浄装置に設けられ、当該基板洗浄装置において前記被処理基板が浸された前記液体に超音波を照射する超音波照射装置を更に備えたことを特徴とする請求項8記載の基板洗浄ユニット。
- 液体に気体を混合させる工程と、
気体が混合させられた液体を、当該液体の流れ方向に直交する流路断面の面積が小さくなるような絞り部を2つ以上有する流路に送る工程と、
を備えたことを特徴とする気体溶解方法。 - 液体に気体を混合させる際に、液体中に気体を過飽和状態となるよう混合させることを特徴とする請求項10記載の気体溶解方法。
- 前記流路に液体を通過させた後において、液体に含まれる気泡のうち一定径以上の気泡をフィルターにより除去する工程を更に備えたことを特徴とする請求項10または11記載の気体溶解方法。
- 液体に気体を混合させた後であって前記流路に当該液体を送る前において、前記液体を壁部材に衝突させてこの液体に含まれる気泡を粉砕する工程を更に備えたことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の気体溶解方法。
- 請求項10乃至13のいずれか一項に記載の気体溶解方法により生成された、気体が溶解している液体に被処理基板を浸すことによりこの被処理基板の洗浄を行うことを特徴とする基板洗浄方法。
- 前記液体に前記被処理基板を浸す際に、この液体に超音波を照射することを特徴とする請求項14記載の基板洗浄方法。
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