JP2008033472A - プリンタの自動評価システム - Google Patents

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Abstract

【課題】プリンタの機能を自動的に評価するシステムを提供すること。
【解決手段】ホストコンピュータとプリンタとからなり、ホストコンピュータは印刷ジョブと、印刷環境を設定するレジストリデータと、印刷ジョブ及びレジストリデータに基づき、先のバージョンのプリンタで作成したイメージデータを格納する記憶装置を有し、ホストコンピュータから印刷ジョブとレジストリデータを読み出し、プリンタコントローラのジョブファイル領域及びレジストリ領域に格納するステップと、印刷ジョブとレジストリデータを用いて印刷機構で印刷するイメージデータを作成し、イメージデータをイメージバッファ領域に格納するステップと、イメージバッファ領域に格納したデータをホストコンピュータに送信し、先のバージョンのプリンタで作成したイメージデータと比較するステップを有する評価プログラム。
【選択図】図8

Description

本発明はプリンタの自動評価システムに関する。
一般に、プリンタ本体を新規開発した場合は、正常な印刷機能を実現し得るか否か評価をしなければならない。従来、この評価はほとんど人手に頼っているのが実情であり、例えばプリントコントローラのパネルから数百項目に及ぶ文書の印刷条件を種々設定して、印刷出力を目視で異常をチェックするという方法や、パソコン上で文書データを作成し、印刷条件を種々変えながらプリンタに送信し、プリンタからの印刷出力を目視で異常をチェックする方法がとられていた。
しかし、近年、純正機や互換機には、複数種類のPDL(ページ記述言語)が搭載されるようになり、またPDLの最初の仕様に無かった機能や、特定のプリンタの機械的特徴に由来する独自の機能、例えば物理頁に対する論理頁の位置設定機能やNUP印刷機能などが操作パネルの機能として追加されるようになったために、この評価作業が益々煩雑になってきている。
特許文献1は、プリンタの各種設定を行う際、プリンタ本体の操作パネルの各種キーを入力せずに、ネットワークを介して端末から設定する方法を開示する。即ちネットワークを介して端末が接続されたネットワークプリンタにおいて、端末により指定し送信してきた各種機能設定用ファイルを受信する受信手段と、受信した各種機能設定用ファイルに基づいて各種機能設定を行う設定手段とを備えたプリンタについて記載されている。
特許文献2は、上記のような目視確認による作業工数の低減を図るために、文書データの選定、プリンタドライバの印刷条件の設定と変更、プリンタへのプリンタコマンドデータの送信等を自動化することを提案する。すなわちホストコンピュータ上で、マウスカーソルの移動とボタンクリックをシミュレーションするプログラムを用いて、文書データの選択とアプリケーション起動、プリンタドライバの設定と変更、プリントコマンドのプリンタへの送信を自動化すると共に、プリンタコントローラから印刷機構部に送るビデオ信号もトラップして、A/Dコンバータでデジタル化し、ホストに送信する。ホストでは、そのデジタル化データをページ画像に復元し、出力の比較を自動化して、印刷用紙の目視チェックの代りとするという方法である。
特許第3305874号公報 特開2004−240556号公報 特許第3347521号公報 特開2005−057549号公報
しかしながら特許文献2に開示されている評価方式の自動化は、プリンタドライバが出力するジョブデータの範囲でのみ評価が行えるものであり、ジョブデータによって作り得ない状況、例えば手入力でコントローラの操作パネルの設定値を変えながら印刷して目視確認するような評価は自動化できないという問題がある。
また、プリンタコントローラが出力するビデオ信号を途中で抜き出すための特別なハードウェアが必要であり且つ、それを受信したホストコンピュータ側にビデオ信号からイメージデータを復元する手段を用意する必要があった。
一方、特許文献3及び4は、操作パネルを遠隔操作する方式を提案する。これらの方式と特許文献2に記載された方法を組み合わせた評価作業の自動化も可能であるが、そのためには仮想操作パネルのプログラムとマウス操作シミュレーションを行うプログラムをホストコンピュータ側のアプリケーションプログラムとして用意する必要があり、ホストコンピュータ側でもプリンタコントローラ側でも自動化のためのソフトウェアの改良に多大な工数が必要であった。
本発明はプリンタコントローラのソフトウェアとして、新たな機能を追加したり、以前からある機能を改造した場合に、パネルの操作によって設定される項目の機能の全てを、少ない工数で自動的にテストすることができるプリンタの自動評価システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、ホストコンピュータとプリンタとからなり、
前記ホストコンピュータは印刷ジョブと、印刷環境を設定するレジストリデータと、該印刷ジョブ及びレジストリデータに基づき、先のバージョンのプリンタで作成したイメージデータを格納する記憶装置を有し、評価すべきバージョンのプリンタは、プリンタコントローラと印刷機構部とよりなり、該プリンタコントローラはプリンタの印刷環境を設定する情報を入力及び表示する操作パネルと、操作パネルより入力された設定情報を格納するバッファ領域と、印刷ジョブを格納するジョブファイル領域と、レジストリデータを格納するレジストリファイル領域と、イメージデータを格納するイメージバッファ領域とを有するプリンタシステムを用いてプリンタコントローラの印刷機能を評価するシステムであって、前記ホストコンピュータから印刷ジョブとレジストリデータを読み出し、前記プリンタコントローラのジョブファイル領域及びレジストリ領域に格納するステップと、該印刷ジョブとレジストリデータを用いて印刷機構で印刷するイメージデータを作成し、該イメージデータを前記イメージバッファ領域に格納するステップと、該イメージバッファ領域に格納したデータを前記ホストコンピュータに送信し、先のバージョンのプリンタで作成したイメージデータと比較するステップと、送信されたイメージデータ及び上記比較結果の情報を前記ホストコンピュータに格納するステップとを有する評価プログラムを備えたことに一つの特徴を有する。
本発明の他の特徴は、前記プリンタコントローラは、モード情報のフラグを格納する記憶領域を有し、フラグがセットされているときには前記評価プログラムを実行し、セットされていないときには通常の印刷を行うことにある。
本発明の他の特徴は、前記ホストコンピュータからのレジストリデータにより、前記プリンタコントローラのレジストリファイル領域が書き換えられたか否かを判定するステップと、書き換えられた場合には前記レジストリファイルの内容を前記バッファ領域にコピーするステップと、書き換えられない場合には前記バッファ領域の情報を前記レジストリファイルにコピーするプログラムを備えたことにある。
本発明によれば、パネル操作によって設定される項目のテストを行うのにビデオ信号を抽出するための特別なハードウェアを用意する必要もなく、ホストコンピュータ側でビデオ信号からイメージデータを復元する復元プログラムを用意する必要もない。また、ホストコンピュータとプリンタコントローラの間で特別なコマンドを用意することなく、コントローラのコマンド解析部のプログラムを変更することもない。即ち、パネル独自の機能を含めてパネルの操作によって設定される項目の全てを自動的にテストすることが可能で、しかも、評価における人的工数を大幅に削減することができるという効果を有する。
以下、本発明の実施例として(1)プリンタシステムの全体構成(2)プリンタコントローラの構成、(3)自動評価プログラムの順に説明する。
(1)システムの全体構成
図1はプリンタシステムの全体構成を説明するためのブロック図である。システムは、ホストコンピュータ1と、プリンタ2とより構成され、プリンタ2はプリンタコントローラ21と印刷機構部22とより構成される。
ホストコンピュータ1は、全体の制御を行う中央処理装置(以下CPU)10、リードオンリーメモリ(以下ROM)11、ランダムアクセスメモリ(以下RAM)12、入出力装置13、送受信部14、及びハードディスク記憶装置(以下HD記憶装置)15を有する。
ROM11は全体制御のためのプログラムを格納する。RAM12は評価プログラムをロードしたり、その実行に伴う作業領域として用いられる。HD記憶装置15は、後述の評価プログラム151、ジョブデータファイル152、レジストリファイル153及び評価結果のデータファイル154を格納する。
図5は、HD記憶装置15に格納されるファイルの一例を示す。一行目のジョブは、ジョブデータファイル152のジョブデータ001を用いて、例えば印刷結果として図6−1に示すような文章を出力するためのジョブである。また二行目のジョブは、ジョブデータ001と、レジストリファイル153に格納されている90°回転指定するレジストリデータを用いて、例えば図6−2に示すような印刷結果を出力するようなジョブである。本実施例では、ジョブデータ及びレジストリデータの一例を示したに過ぎないが、プリンタを自動評価する場合にはフォント、機能などを変えて多数のジョブデータとレジストリデータが作成されて各ファイル152,153に格納される。例えば、図6−2と同じ印刷結果を得る方法として、ジョブデータの文字列の前にプリンタの制御コマンドを挿入し、ページの90度回転を指定しておく方法がある。制御コマンドによる90度回転の指定方法は複数存在する場合があり、各々のコマンドについてジョブデータを作成することが出来る。この時は、レジストリデータはデフォルト設定でよい。また、印刷内容に直接影響を及ぼさない設定、例えば用紙の連量指定や、行の自動折返しの有無の指定などを変えたレジストリデータを用意しておくことも有効である。
このように、自動評価システムでは、異なるレジストリデータと異なるジョブデータを適切に組み合わせ構成することで印刷結果が同じになると考えられる組み合わせのジョブを多数用意することが望ましい。
また、評価データファイル154には、ジョブリストに記載された全ての組み合わせについてイメージデータを取得し、プリンタコントローラの現在のバージョンの評価データとして予め格納しておく。
入出力装置13はデータの入力や表示データの表示のために用いられる。送受信部14はホストコンピュータ1とプリンタ2との間のデータの送受信を行う。
(2)プリンタコントローラ
図2はプリンタコントローラ21の構成を説明するためのブロック図である。プリンタコントローラ21は主としてCPU210、ROM220、RAM230、及びHD記憶装置280等より構成される。
ROM220は基本的なプログラムや情報を格納する。CPU210は、ROM220に格納されたプログラムや情報を基にプリンタコントローラ21の起動時にRAM230の初期化やテストを行う。またプリンタコントローラ21のその他のハードウェアの初期化処理を行う。またHD記憶装置280に記憶されたプログラム群を読み出してRAM230にロードし、各プログラムを実行する。RAM230は、実行するプログラムを一旦ロードしたり、プログラムの実行に伴って生ずる一時的な作業データを格納するために用いられる。本発明の説明の便宜上、RAM230は図3に示すように、プログラムロード領域231、作業領域232、バッファ領域233及びフラグ領域234を有するものとする。バッファ領域233には、後述の操作パネルの設定情報が格納される。フラグ領域234Aには、プリンタコントローラ21が自動評価モードのときに例えば1、通常の印刷モードのときに0がセットされる。またフラグ領域234Bには、後述のようにホストコンピュータ1からレジストリデータがプリンタコントローラ21に格納されたときに1がセットされる。
一方、HD記憶装置280は、共通バス290を介してCPU210に接続されている。HD記憶装置280のシステムプログラム領域281には、タスクスケジュール管理、メモリ管理、ソフトウェアのエラー監視などを行うシステムプログラムが格納されている。
プログラム格納領域282には、図4に示した各種プログラムが格納されている。この領域282に格納されたプログラムは、必要に応じてRAM230のプログラムロード領域にロードされた後、CPU210により実行される。
プログラム格納領域282に格納されている印刷機構部I/Fプログラム2821は、作業領域232に作成されたイメージデータを印刷機構部インターフェース270を介して印刷機構部22に送出するために用いられる。記憶装置制御プログラム2822は、CPU210に接続されたHD記憶装置280の制御を行う。操作パネルプログラム2823は、キーボード250を定期的にキースキャンすることによりオペレータの入力情報をコントローラ21に取り込むと共に、VRAM240Aにセットされた画像データを表示装置240Bに表示するために用いられる。
受信処理プログラム2824は、ホストコンピュータ1から送られてきたデータを、ホスト送受信部インターフェース260を介してコントローラ21に取り込むために用いられる。FTPサーバプログラム2825は、ホストコンピュータ1からレジストリデータを受信してプリンタコントローラ21のレジストリデータ領域287に格納したり、コントローラ21のイメージバッファ286のデータをホストコンピュータ1の評価データファイル154に格納するために用いられる。エミュレーションプログラム2826は、印刷機構部22で印刷されるイメージデータを作成するために用いられる。
フォントファイル格納領域283は、前述のエミュレーションプログラム2826がページイメージを作成するために用いるフォントデータを格納する。ジョブファイル領域284は、ホストコンピュータ1から送られてくるジョブデータを格納するために用いられる。ログファイル領域285は、プリンタコントローラ21がホストコンピュータ1や印刷機構部22との間で送受信したデータのやり取りを記録したログファイルを格納するために用いられる。
イメージバッファ領域286は、エミュレーションプログラム2826により作成されたページイメージを格納するために用いられる。またレジストリデータ領域287は、ホストコンピュータ1より送られてくるレジストリデータを格納するために用いられる。
一方、共通バス290には、オペレータによる手動操作で各種の設定を行うための操作パネル300が接続されている。操作パネル300はキーボード250、VRAM240A及び表示装置240Bを含む。キーボード250により入力された設定情報は、RAM230のバッファ領域233に格納されると共に、VRAM240Aに格納される。VRAM240Aに格納された情報は表示装置240Bに加えられ、オペレータによる設定が表示されるように構成されている。
次に、上記のプリンタシステムの動作について説明する。プリンタ2は、通常の印刷を行う通常印刷モードと、プリンタ2の評価を行う自動評価モードとを有する。自動評価モードで動作させるときには、RAM230の動作モードフラグ領域234Aに、例えば1がセットされ、通常印刷モードで動作させるときには、例えば“0”がセットされる。
図7は、本発明プリンタの動作を説明するフローチャートであり、まずステップS101において、動作モードフラグ領域にフラグ“1”がセットされているか否か判断される。判定がNOのとき、プリンタコントローラ21はHD記憶装置280に格納されている受信処理プログラム2824を実行して、ホストコンピュータ1からジョブデータを受信してジョブファイル領域284に格納する(ステップS102)。
次にステップS103において、レジストリデータを取得する。レジストリデータは、後述のように操作パネル300から入力される設定データから取得する場合と、ホストコンピュータ1のレジストリファイル153から受信する場合の二通りある。操作パネル300から入力される設定データは、RAM230のバッファ領域233に格納される。また、ホストコンピュータ1から受信したレジストリデータは、HD記憶装置280のレジストリデータ領域287に格納される。
次にステップS104において、プログラム格納領域282に格納されているエミュレーションプログラム2826を実行する。該プログラム2826は、バッファ領域233に格納された設定情報、あるいはレジストリデータ領域287に格納されたレジストリデータにより設定された印刷環境で、ジョブファイル領域284に格納されたジョブデータを用いてイメージデータを作成し、これをイメージバッファ286に格納する。更にステップS105では、イメージバッファ286に保存されたイメージデータを印刷機構部22に送って印刷を行う。
一方、前述のステップS101の判定がYESの場合、つまりRAM230の動作モードフラグ領域234Aに1のフラグがセットされている場合は、後述の評価プログラムを実行する(ステップS106)。
次に、図8に示した操作パネルプログラム2823のフローチャートについて説明する。前述のようにプリンタコントローラ21は、印刷条件を操作パネル300からの入力情報により設定することもできるし、またホストコンピュータ1からの受信したレジストリデータによっても設定できるように構成されている。RAM230のレジストリ更新フラグ領域234Bには、ホストコンピュータ1から送られてくるレジストリデータ153によって、プリンタコントローラ21のレジストリデータ領域287のデータが書き換えられたときに、例えばフラグ“1”がセットされる。
操作パネルプログラム2823は、周期的に短い間隔でシステムプログラム281によって呼び出されるか、あるいはタイマ設定による割込処理として起動される。操作パネルモジュール300がプリンタコントローラ21のシステムプログラムとは独立して動作する場合は、自ら周期的に割込処理を発生させて処理を行うようにしてもよい。
操作パネルプログラム2823は、最初に割込禁止処理S201を行って、本プログラム処理中の外部からのデータの書き換えを抑制する。
次に、ステップS202においてRAM230のレジストリ更新フラグ領域234Bにフラグがセットされているか否か判断される。YESの場合はステップS209に進み、レジストリデータ領域287に格納されているデータと、RAM230のバッファ領域に格納されているデータが一致しているか否か判断される。一致している場合はステップS212に進み、レジストリ更新フラグ領域にセットされているフラグをリセットする。ステップS209の判定がNOの場合、つまり操作パネル300により設定された情報を保存するバッファ領域233のデータと、領域287に保存されたレジストリデータとが一致していない場合はステップS210に進み、レジストリデータ領域287に格納されているレジストリデータをRAM230のバッファ領域233にコピーする。同時に、コピーしたデータを操作パネル300のVRAM240Aに送り、表示装置240Bの表示内容を更新する(ステップS211)。
一方、ステップS202の判定がNOの場合はステップS203に進み、操作パネル300から入力される情報を読み取り、RAM230のバッファ領域のデータを更新する(ステップS204)。同時に、読み取った情報をVRAM240Aに送り、パネル表示を更新する(ステップS205)。
更にステップS206において、バッファ領域233に格納されている設定情報と、レジストリデータ格納領域287に格納されているデータとが一致しているか否か判断され、一致していない場合はステップS207に進み、バッファ領域233の内容がレジストリデータ格納領域287にコピーされる。この後、ステップS208で割込許可をして処理を終了する。
本発明システムにおいては、FTPプログラム2825を実行することによって、ホストコンピュータ1のレジストリファイル153の内容を読み出して、プリンタコントローラ21のレジストリデータ領域287に書き込むことができると共に、該領域287のデータが更新され、バッファ領域233に格納されている情報と不一致が発生すると、バッファ領域233の内容も更新するように動作する。このようにすることによって、操作パネル300を手動操作することなく、操作パネル300のあらゆる機能の設定をホストコンピュータ1側から随時行うことを可能とする。
(3)自動評価プログラム
本発明は、上記のように構成されたプリンタシステムのホストコンピュータ1側に評価プログラム151を備え、これを実行することにより、新規開発したプリンタコントローラの自動評価を可能にしたものである。
図9は、評価プログラム151の概略フローチャートを示す。まず、プリンタコントローラ21の動作モードフラグ領域234Aにフラグをセットして自動評価モードとした後、ホストコンピュータ1側で評価プログラムを実行する。
最初にプログラムの実行に必要な変数、接続するプリンタコントローラの情報や比較対象になるプログラムのバージョン等を設定するパラメータ初期化処理を行う(S301)。
次に、プログラム実行中に使用する作業用ディレクトリや評価データの格納用ディレクトリの作成を行う格納用ディレクトリ作成処理を行う(S302)。
次に、評価を行う印刷環境を指定するレジストリファイル153とジョブデータ152の組み合わせを指定した図5のようなジョブリストを参照し、リストから一行読み出し処理を行う(S303)。
ステップS304においては、ジョブリストから読み出すべきデータの有無を判定し、無い場合はプログラムを終了する。
上記のジョブリストの読み出し処理S303によって読み出された一行で指定されたレジストリデータを、ホストコンピュータ1側のレジストリファイル153の格納領域から読み出してプリンタコントローラ21へ送信する。
プリンタコントローラ21に送られたレジストリファイルは、HD記憶装置280のレジストリデータ領域287に格納される。この領域287のデータが更新されると、図8のフローチャートで説明したようにRAM230のバッファ領域233設定情報も更新され、印刷環境が設定される。
ステップS306において、印刷環境の設定が完了したか否か判断され、その判定がYESになると、ジョブリストの一行で指定されたジョブデータをジョブデータファイル152より読み出して、プリンタコントローラ21に送信する(S307)。このジョブデータは、HD記憶装置280のジョブファイル領域284に格納される。
プリンタコントローラ21は、プログラム格納領域282に格納されているエミュレーションプログラム2826をRAM230にロードしてこれを実行する。エミュレーションプログラム2826は、ジョブファイル格納領域284に格納されたジョブデータ及びレジストリデータ領域287に格納されたレジストリデータを用いてイメージデータを作成する。このイメージデータは、HD記憶装置280のイメージバッファ領域286に保存される。このイメージデータは、FTPサーバプログラム2825を実行して、ホストコンピュータ1の評価データ格納領域154に格納される。
次に、プリンタが新規開発によってプリンタコントローラ21のソフトウェアの一部が変更された時、あるいは、例えばプリンタコントローラ21のエミュレーションプログラム2826に何らかのバグがあり、その対策としてエミュレーションプログラムの一部を変更する等、ソフトウェアの一部を変更した場合には、ステップS309でイメージデータをイメージバッファ286から読み出した後、以前に格納されている評価用イメージデータと比較する(S310)。
新規開発等により一部のソフトウェアを変更したために、図6−1に示した出力に相当するイメージを作成するジョブと同一のジョブを実行した結果、例えば図6−3に示すようなイメージデータが作成されたと仮定すると、このイメージデータと、先に保存してあるイメージデータとが比較され(S311)、その比較結果を出力する(S312)。また、この比較結果も、ホストコンピュータ1の評価データ格納領域154に格納する。
このようにプリンタの新規開発等によりプリンタコントローラ21のプログラムが変更された場合に、プリンタコントローラのプログラムの変更前に、多数のレジストリファイルと、多数のジョブデータを用意して多数の組み合わせを作り、各々の組み合わせについてイメージデータを作って評価データとしてホストコンピュータの評価データ格納領域に保存しておいて、プリンタコントローラのプログラムの変更後、同じようにイメージデータを作成して上記した保存済みの評価データと比較することで、プログラムの変更による影響を容易に把握することができる。
本発明におけるプリンタシステムの全体構成を示すブロック図。 本発明におけるプリンタコントローラの概略構成を示すブロック図。 図2のプリンタコントローラにおけるRAMの説明図。 図2のプリンタコントローラにおけるプログラム格納領域の説明図。 図1のプリンタシステムにおける記憶装置の説明図。 本発明システムにおける印刷出力の説明図。 本発明システムにおける印刷出力の説明図。 本発明システムにおける印刷出力の説明図。 本発明システムにおけるプリンタの基本動作を説明するフローチャート。 本発明システムにおける操作パネルプログラムのフローチャート。 本発明システムにおける自動評価プログラムのフローチャート。
符号の説明
1:ホストコンピュータ、2:プリンタ、11:ROM、12:RAM、
13:入出力装置、14:送受信部、15:HD記憶装置、21:プリンタコントローラ、
22:印刷機構部、210:CPU、220:ROM、230:RAM、
240A:VRAM、240B:表示装置、250:キーボード、
260:ホスト送受信部I/F、270:印刷機構部I/F、280:HD記憶装置、
290:共通バス、300:操作パネル

Claims (3)

  1. ホストコンピュータとプリンタとからなり、
    前記ホストコンピュータは印刷ジョブと、印刷環境を設定するレジストリデータと、該印刷ジョブ及びレジストリデータに基づき、先のバージョンのプリンタで作成したイメージデータを格納する記憶装置を有し、
    評価すべきバージョンのプリンタは、プリンタコントローラと印刷機構部とよりなり、該プリンタコントローラはプリンタの印刷環境を設定する情報を入力及び表示する操作パネルと、
    操作パネルより入力された設定情報を格納するバッファ領域と、
    印刷ジョブを格納するジョブファイル領域と、
    レジストリデータを格納するレジストリファイル領域と、
    イメージデータを格納するイメージバッファ領域とを有するプリンタシステムを用いてプリンタコントローラの印刷機能を評価するシステムであって、
    前記ホストコンピュータから印刷ジョブとレジストリデータを読み出し、前記プリンタコントローラのジョブファイル領域及びレジストリ領域に格納するステップと、
    該印刷ジョブとレジストリデータを用いて印刷機構で印刷するイメージデータを作成し、該イメージデータを前記イメージバッファ領域に格納するステップと、
    該イメージバッファ領域に格納したデータを前記ホストコンピュータに送信し、先のバージョンのプリンタで作成したイメージデータと比較するステップと、
    送信されたイメージデータ及び上記比較結果の情報を前記ホストコンピュータに格納するステップとを有する評価プログラムを備えたことを特徴とするプリンタの自動評価システム。
  2. 請求項1において、前記プリンタコントローラはモード情報のフラグを格納する記憶領域を有し、フラグがセットされているときには前記評価プログラムを実行し、セットされていないときには通常の印刷を行うことを特徴とするプリンタの自動評価システム。
  3. 請求項1において、前記ホストコンピュータからのレジストリデータにより、前記プリンタコントローラのレジストリファイル領域が書き換えられたか否かを判定するステップと、書き換えられた場合には前記レジストリファイルの内容を前記バッファ領域にコピーするステップと、書き換えられない場合には前記バッファ領域の情報を前記レジストリファイルにコピーするプログラムを備えたことを特徴とするプリンタの自動評価システム。
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