JP2008033410A - 無線により連動警報するワイヤレス型火災警報器、及び火災警報システム - Google Patents

無線により連動警報するワイヤレス型火災警報器、及び火災警報システム Download PDF

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肇 直原
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Abstract

【課題】無線により連動制御信号を伝送する火災警報システムおいて、複数の火災警報器が無線信号を同時に中継送信することで生じる通信障害を防止する。
【解決手段】子器1は、火災を検知すると第1のID情報を含ませた連動制御信号を発信する連動制御信号の生成機能と、受信した連動制御信号に第2のID情報が含まれている場合に第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して発信する中継機能とを有し、親器1Aは、連動制御信号を発信した時点で連動制御状態となって、所定時間が経過するまでの間に第2のID情報が含まれている連動制御信号を受信すれば、中継送信をせずに連動制御状態を直ちに終了する連動制御信号の遮断機能と、その所定時間が経過した時点で、第2のID情報が含まれている連動制御信号を受信していない場合には、再び第1のID情報を含ませた連動制御信号を発信して上記時間経過の計測を開始する再生機能とを更に有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、火災を検知したときに自らは警報を出力し、他の火災警報器に連動警報を出力させるようにした住戸用火災警報器に関する。
住戸の各部屋に火災警報器を設置する場合には、火災を検知したときに自らは警報を出力し、他の火災警報器に連動警報を出力させる機能を備えた火災警報器により、火災警報システムを構成することが望ましい。
そのような火災警報器の公知例として、次の特許文献には、各部屋に設置する火災警報器を伝送線で渡り配線し、いずれかの火災警報器が火災を検知したときには、伝送線の電圧レベルを変化させることにより、他の火災警報器に火災検知を通知して、連動警報させる構成が開示されている。
特開2005−339032号公開公報
ところが、火災警報器を伝送線で渡り配線する構成では、特に既存住戸の各部屋に火災警報器を設置しようとすると、天井裏に伝送線を敷設するなど、非常に手間がかかるという問題がある。そこで、伝送線を使う替りに、無線信号によって伝送を行うことが考えられる。しかし、住戸の間取や壁の材質等の状況により、特定の火災警報器間では、互いに無線信号が到達できない問題が生じることがある。
その問題は、両者の中間にある火災警報器で無線信号を中継送信させればよいが、その際には、複数の火災警報器が無線信号を同時に中継送信するため、信号が重なりあって通信障害が生じるという現象を防止することが課題になる。
上記課題を解決するため、本発明における火災警報システムは、そのシステムを構成する火災警報器のそれぞれが、特定の火災警報器の発信、または中継した連動制御信号のみを中継するようにして、リング状に循環する連動制御信号の伝送経路を構成するようにしている。そして、第1の発明では、火災警報システムを子器と親器とで構成し、伝送経路中で連動制御信号の伝送を終端させる、つまり連動制御信号の遮断機能は、親器のみに与えている。
すなわち、子器となる火災警報器は、他との連動警報を制御する連動制御信号を送受信する無線部と、第1のID情報と、第2のID情報とを記憶する記憶部と、警報鳴動部と、制御部とを備え、上記制御部は、火災を検知したときには、上記警報鳴動部で警報を開始させると共に、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して、上記無線部から発信させる連動制御信号の生成機能と、上記無線部で上記連動制御信号を受信したときには、受信した連動制御信号に上記第2のID情報が含まれているか否かを判断し、上記第2のID情報が含まれている場合には、上記警報鳴動部で連動警報を開始させると共に、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して上記無線部から発信する連動制御信号の中継機能とを有する。
また、親器となる火災警報器は、他との連動警報を制御する連動制御信号を送受信する無線部と、第1のID情報と、第2のID情報とを記憶する記憶部と、所望の時点からの時間経過を計測するタイマ手段と、警報鳴動部と、制御部とを備え、上記制御部は、火災を検知したときには、上記警報鳴動部で警報を開始させると共に、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して、上記無線部から発信させる連動制御信号の生成機能と、上記無線部で上記連動制御信号を受信したときには、受信した連動制御信号に上記第2のID情報が含まれているか否かを判断し、上記第2のID情報が含まれている場合には、上記警報鳴動部で連動警報を開始させると共に、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して上記無線部から発信する連動制御信号の中継機能と、上記連動制御信号を発信した時点で、連動制御状態となって、時間経過の計測を開始し、その後、所定時間が経過するまでの間に、上記連動制御信号を受信すれば、受信した連動制御信号に上記第2のID情報が含まれているか否かを判断し、上記第2のID情報が含まれている場合には、上記連動制御信号の中継送信をせずに、上記連動制御状態を直ちに終了する連動制御信号の遮断機能と、上記所定時間が経過した時点で、上記第2のID情報が含まれた連動制御信号を受信していない場合には、再び、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して上記無線部から発信し、上記時間経過の計測を開始する連動制御信号の再生機能とを有する。
そして、リング状の伝送経路を構成するために、ワイヤレス型火災警報器のそれぞれは、上記第1のID情報として、他と重複しない独自の識別情報を割り当て、上記第2のID情報として、上記識別情報のいずれかを、他と重複しないように割り当てる。すなわち、第1のID情報に自らの識別情報を割当て、第2のID情報には、自らが中継すべき連動制御信号の発信元となる火災警報器の識別情報を割り当てる。あるいは、第1のID情報に、自らの発信した連動制御信号を中継させたい火災警報器の識別情報を割当て、第2のID情報には、自らの識別情報を割り当てるようにしてもよい。
一方、第2の発明では、上記のような子器、親器という区別はなく、全ての火災警報器が連動制御信号の遮断機能を有し、連動制御信号を最初に発信した火災警報器が、伝送経路を一周して戻ってきた連動制御信号を遮断するようにしている。
そのため、第2の発明による火災警報器は、いずれも、他との連動警報を制御する連動制御信号を送受信する無線部と、第1のID情報と、第2のID情報とを記憶する記憶部と、所望の時点からの時間経過を計測するタイマ手段と、警報鳴動部と、制御部とを備え、上記制御部は、火災を検知したときには、上記警報鳴動部で警報を開始させると共に、連動制御状態となって、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して、上記無線部から発信し、時間経過の計測を開始する連動制御信号の生成機能と、その後、所定時間が経過するまでの間に、上記連動制御信号を受信すれば、受信した連動制御信号に上記第2のID情報が含まれているか否かを判断し、上記第2のID情報が含まれている場合には、上記連動制御状態を直ちに終了する連動制御信号の遮断機能と、上記所定時間が経過した時点で、上記第2のID情報が含まれた連動制御信号を受信していない場合には、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して上記無線部から再発信して、時間経過の計測を再び開始する連動制御信号の再生機能と、上記連動制御状態ではない間は、上記無線部で上記連動制御信号を受信すると、受信した連動制御信号に上記第2のID情報が含まれているか否かを判断し、上記第2のID情報が含まれている場合には、上記警報鳴動部で連動警報を開始させると共に、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して上記無線部から発信する連動制御信号の中継機能とを有する。
なお、各火災警報器における第1のID情報、第2のID情報の割当ては、上記と同様でよい。
本発明による火災警報システムでは、各火災警報器が、特定の火災警報器の発信、または中継した連動制御信号のみを中継するので、連動制御信号が同時に中継されて重なってしまい、正しく受信できなくなるという問題が解決される。
また、連動制御信号が、所定時間何に伝送経路を一周して戻ってこなければ、連動制御信号を再生して再び伝送させるので、ノイズ等により連動制御信号が伝送中に消失したとしても、再生されて確実に伝送される。
以下、本発明の実施例を図に従って説明する。
図1は、本発明を実施したワイヤレス型火災警報器の概略構成の一例を説明するブロック図である。
この火災警報器1は、操作を受け付ける操作部11と、作動状態を点灯、点滅表示する表示部12と、連動制御信号を送受信する無線部13と、警報出力する音声合成部14と、制御プログラムや設定情報等を記憶する記憶部15と、各部を制御する制御部16と、外部電源51に接続され、各部に作動電源を供給する電源部17と、例えば熱センサーあるいは煙センサーからなるセンサー部18aによって、火災を検出する火災検出部18とで構成されている。
操作部11は、無線通信チャネルを選択するためのチャネル設定スイッチ11aと、動作モードとして、監視モード、テストモード等を選択するための動作モード設定スイッチ11bと、火災検知したときの警報を停止させるための警報停止釦等11cを有する。
また、表示部12は、例えばLEDからなる通電表示灯12a、作動灯12b等を有し、無線部13は、アンテナ部13a、無線信号を送受信する送信部13b、受信部13cを有する。音声合成部14は、例えばスピーカで構成される警報鳴動部14aを有し、記憶部15は、第1、第2のID情報を記憶するID記憶手段15aを有する。
制御部16は、無線部13を制御する無線部制御手段16a、火災検出部を制御して、火災か否かを判断する火災判断手段16b、モード切替を制御するモード切替手段16c、音声合成部14を制御する鳴動制御手段16d、連動制御信号に含まれるID情報と、ID記憶手段15aに記憶している第2のID情報とを照合するID照合手段16e、所望の時点からの時間経過を通知するタイマ手段16fを有する。
この火災警報器1は、基本機能として、従来技術と同様、火災を検知したときには、警報鳴動部14aから警報を開始し、警報停止釦11cが操作されたときには、警報を終了するという基本機能を有するので、単独で利用することが可能である。
また、同様な構成の火災警報器1を複数台備え、いずれかの火災警報器1が火災を検知したときに、無線により連動制御信号を伝送して、他の火災警報器1から連動警報を出力させる火災警報システムSを構成することもできる。
そのため、制御部16は、火災を検知したときには、警報鳴動部14aで警報を開始させると共に、ID記憶手段15aに記憶している第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して、無線部13から発信させる連動制御信号の生成機能と、無線部13で連動制御信号を受信したときには、その連動制御信号に、ID記憶手段15aに記憶している第2のID情報が含まれているか否かを判断し、第2のID情報が含まれている場合には、警報鳴動部14aで連動警報を開始させると共に、第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して無線部13から発信する連動制御信号の中継機能とを有している。なお、警報と、連動警報とでは、音量や音色が異なるようにしておけば、火災場所の特定等が容易になる。
更に、それらの機能に加えて、連動制御信号を発信した時点で、連動制御状態となって、タイマ手段16fによる時間経過の計測を開始し、その後、所定時間が経過するまでの間に、連動制御信号を受信すれば、受信した連動制御信号に第2のID情報が含まれているか否かを判断し、第2のID情報が含まれている場合には、連動制御信号の中継をせずに、連動制御状態を直ちに終了する連動制御信号の遮断機能と、その所定時間が経過した時点で、第2のID情報が含まれた連動制御信号を受信していない場合には、再び、第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して無線部13から発信し、上記時間経過の計測を開始する連動制御信号の再生機能とを備えてもよい。
図2は、そのような火災警報システムSの構成を説明するシステム図である。このシステムSでは、上記連動制御信号の生成、中継機能を有した火災警報器1#1〜1#8を子器とし、上記連動制御信号の遮断機能と、再生機能を更に有した火災警報器1Aを親器として、それらを住戸の各部屋の天井等に設置してシステムを構成している。
火災警報器1#1〜1#8、1Aの第1、第2のID情報の割当てについて説明すると、各々において、第1のID情報に自らの識別情報を割当て、第2のID情報には、自らが中継すべき連動制御信号の発信元となる火災警報器の識別情報を割り当てる方法と、第1のID情報に、自らの発信した連動制御信号を中継する火災警報器の識別情報を割当て、第2のID情報には、自らの識別情報を割り当てる方法とがある。
この例は、前者の方法により、火災警報器1#1〜1#8、1Aのそれぞれにおいて、第1のID情報として、例えば他と重複しない製造シリアル番号1〜9を割り当て、また、第2のID情報として、他の火災警報器1#1〜1#8、1Aの製造シリアル番号1〜9を他と重複しないように割り当てている。しかし、後者の方法により、第1のID情報には他の火災警報器1の製造シリアル番号1〜9を割り当て、第2のID情報として、自己の製造シリアル番号1〜9を割当てもよい。
これにより、火災警報器1#1〜1#8、1Aのそれぞれは、特定の火災警報器1#11〜1#8、1Aの識別情報が含まれている連動制御信号を受信した場合にのみ、連動警報を開始し、自らの識別情報を含ませた連動制御信号として中継する。これにより、リング状に循環する連動制御信号の伝送経路が形成される。
図では、丸数字(1)〜(10)が連動制御信号を時系列的に示しており、まず、火災警報器1#8が火災を検知して、連動制御信号(1)を発信し、火災警報器1A、1#1〜1#8、1Aの順に連動制御信号(2)〜(10)が中継され、親器である火災警報器1Aで遮断される動作を表している。
なお、このような連動制御信号の伝送方法の思想は、いずれかの火災警報器1、1Aで警報停止釦が押されたときに、警報終了信号を他の火災警報器1、1Aに伝送するために用いることも可能である。
次いで、上記子器の基本動作と、親器の基本動作とを、それぞれフローチャートを使って説明する。
図3は、子器の基本動作の例を示すフローチャートで、そのステップ101〜103では、火災を検知したか否かを判断し、検知しているときには、警報を開始し、第1のID情報を含ませた連動制御信号を発信している(連動制御信号の生成)。
ステップ104〜107では、連動制御信号を受信したか否かを判断し、受信していれば、その連動制御信号に第2のID情報が含まれているか否かを判断し、含まれていれば、連動警報を開始し、第1のID情報を含ませた連動制御信号を発信している(連動制御信号の中継)。
ステップ108〜110では、警報停止釦11cが押されたか否かを判断し、押されていれば、警報又は連動警報を終了し、所定時間待機している。この所定時間の間に、火災要因が除去されなければ、再、火災が再び検出されることになる。
図4は、親器の基本動作の例を示すフローチャートで、そのステップ101〜103、104〜107、108〜110は、子器と同様であるが、連動制御状態の処理として、ステップ111〜114が追加されている。
すなわち、ステップ106で連動警報を開始した時点から連動制御状態となり、その後のステップ111〜114では、時間経過の計測を開始し、連動制御信号を受信したか否かを判断し、受信していれば、その連動制御信号に第2のID情報が含まれているかを判断し、ここで、連動制御信号を受信していないか、または、受信していても、第2のID情報が含まれていなければ、所定時間が経過しているか否かを判断し、経過していれば、再び、ステップ107の連動制御信号を送信する処理に戻る(連動制御信号の再生)。一方、所定の時間が経過するまでに、第2のID情報を含んだ連動制御信号を受信すれば、直ちに連動制御状態から抜け出す(連動制御信号の遮断)。
他の実施例として、上記火災警報器1、1Aとは、連動制御信号の伝送方法が異なる火災警報器1Bを説明する。その概略構成は、図1のブロック図に示した火災警報器1、1Aと同様なので、重複する説明は省略する。
この火災警報器Bも、火災を検知したときには、警報鳴動部14aから警報を開始し、警報停止釦11cが操作されたときには、警報を終了するという基本機能を有するので、単独で利用することが可能である。しかしながら、火災警報器1、1Aとは、連動制御信号の伝送方法に関して、火災警報器1、1Aのような子器、親器の区別がない点が異なっている。
すなわち、制御部16は、火災を検知したときには、連動制御状態となって、警報鳴動部14aで警報を開始させ、第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して無線部13から発信し、タイマ手段16fによる時間経過の計測を開始する連動制御信号の生成機能と、その後、所定時間が経過するまでの間に、連動制御信号を受信すれば、受信した連動制御信号に第2のID情報が含まれているか否かを判断し、第2のID情報が含まれている場合には、連動制御状態を直ちに終了する連動制御信号の遮断機能と、その所定時間が経過した時点で、第2のID情報が含まれた連動制御信号を受信していない場合には、再び、第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して無線部13から発信し、時間経過の計測を開始する連動制御信号の再生機能と、連動制御状態ではない間は、連動制御信号を受信すると、受信した連動制御信号に第2のID情報が含まれているか否かを判断し、第2のID情報が含まれている場合には、警報鳴動部14aで連動警報を開始させると共に、第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して、無線部13から発信する連動制御信号の中継機能とを有している。このような構成では、火災警報システムにおいて、連動制御信号を最初に発信した火災警報器が、伝送経路を一周して戻ってきた連動制御信号を遮断することになる。
図5は、連動制御信号の伝送に関する基本動作を説明するフローチャートである。
このフローチャートのステップ208〜211、212〜214の処理は、図3のフローチャートにおけるステップ104〜107、108〜110の処理と同様である。
ステップ201〜204では、火災を検知したか否かを判断し、検知しているときには、警報を開始すると共に、連動制御状態となって、第1のID情報を含ませた連動制御信号を発信し、時間経過の計測を開始する(連動制御信号の生成)。
ステップ205〜207では、連動制御信号を受信したか否かを判断し、受信していれば、その連動制御信号に第2のID情報が含まれているかを判断し、連動制御信号を受信していないか、または、受信していても、第2のID情報が含まれていなければ、時間経過の計測により所定時間が経過しているか否かを判断し、経過していれば、ステップ203の連動制御信号を送信する処理に戻る(連動制御信号の再生)。一方、所定の時間が経過するまでに、第2のID情報を含んだ連動制御信号を受信すれば、直ちに、連動制御状態から抜け出す(連動制御信号の遮断)。
なお、火災警報器1Bで構成した火災警報システムにおける、各火災警報器1Bの第1のID情報、第2のID情報の割当ては、上記火災警報器1、1Aで構成した火災警報システムSの場合と同様にしてよい。
本発明によるワイヤレス型火災警報器の概略構成を説明するブロック図である。 火災警報システムの構成を説明するシステム図である。 子器となる火災警報器の基本動作の例を示すフローチャートである。 親器となる火災警報器の基本動作の例を示すフローチャートである。 構成を異ならせた火災警報器の基本動作の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1A、1B ワイヤレス型火災警報器
13 無線部
15 記憶部
14a 警報鳴動部
16 制御部
16f タイマ手段
S 火災警報システム

Claims (5)

  1. 住戸の天井面等に設置され、火災を検知して警報を開始する住戸用火災警報器において、
    他との連動警報を制御する連動制御信号を送受信する無線部と、
    第1のID情報と、第2のID情報とを記憶する記憶部と、
    警報鳴動部と、制御部とを備え、
    上記制御部は、
    火災を検知したときには、上記警報鳴動部で警報を開始させると共に、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して、上記無線部から発信させる連動制御信号の生成機能と、
    上記無線部で上記連動制御信号を受信したときには、受信した連動制御信号に上記第2のID情報が含まれているか否かを判断し、上記第2のID情報が含まれている場合には、上記警報鳴動部で連動警報を開始させると共に、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して上記無線部から発信する連動制御信号の中継機能とを
    有することを特徴とするワイヤレス型火災警報器。
  2. 住戸の天井面等に設置され、火災を検知して警報を開始する住戸用火災警報器において、
    他との連動警報を制御する連動制御信号を送受信する無線部と、
    第1のID情報と、第2のID情報とを記憶する記憶部と、
    所望の時点からの時間経過を計測するタイマ手段と、
    警報鳴動部と、制御部とを備え、
    上記制御部は、
    火災を検知したときには、上記警報鳴動部で警報を開始させると共に、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して、上記無線部から発信させる連動制御信号の生成機能と、
    上記無線部で上記連動制御信号を受信したときには、受信した連動制御信号に上記第2のID情報が含まれているか否かを判断し、上記第2のID情報が含まれている場合には、上記警報鳴動部で連動警報を開始させると共に、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して上記無線部から発信する連動制御信号の中継機能と、
    上記連動制御信号を発信した時点で、連動制御状態となって、時間経過の計測を開始し、その後、所定時間が経過するまでの間に、上記連動制御信号を受信すれば、受信した連動制御信号に上記第2のID情報が含まれているか否かを判断し、上記第2のID情報が含まれている場合には、上記連動制御信号の中継送信をせずに、上記連動制御状態を直ちに終了する連動制御信号の遮断機能と、
    上記所定時間が経過した時点で、上記第2のID情報が含まれた連動制御信号を受信していない場合には、再び、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して上記無線部から発信し、上記時間経過の計測を開始する連動制御信号の再生機能とを
    有することを特徴とするワイヤレス型火災警報器。
  3. 請求項1に記載のワイヤレス型火災警報器と、請求項2に記載のワイヤレス型火災警報器とで構成される火災警報システムであって、
    ワイヤレス型火災警報器のそれぞれは、
    上記第1のID情報として、他と重複しない独自の識別情報を割り当て、上記第2のID情報として、上記識別情報のいずれかを、他と重複しないように割り当てることにより、上記連動警報制御信号を次々に中継していくことを特徴とするワイヤレス型火災警報システム。
  4. 住戸の天井面等に設置され、火災を検知して警報を開始する住戸用火災警報器において、
    他との連動警報を制御する連動制御信号を送受信する無線部と、
    第1のID情報と、第2のID情報とを記憶する記憶部と、
    所望の時点からの時間経過を計測するタイマ手段と、
    警報鳴動部と、制御部とを備え、
    上記制御部は、
    火災を検知したときには、上記警報鳴動部で警報を開始させると共に、連動制御状態となって、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して、上記無線部から発信し、更に、時間経過の計測を開始する連動制御信号の生成機能と、
    その後、所定時間が経過するまでの間に、上記連動制御信号を受信すれば、受信した連動制御信号に上記第2のID情報が含まれているか否かを判断し、上記第2のID情報が含まれている場合には、上記連動制御状態を直ちに終了する連動制御信号の遮断機能と、
    上記所定時間が経過した時点で、上記第2のID情報が含まれた連動制御信号を受信していない場合には、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して上記無線部から再発信して、時間経過の計測を再び開始する連動制御信号の再生機能と、
    上記連動制御状態ではない間は、上記無線部で上記連動制御信号を受信すると、受信した連動制御信号に上記第2のID情報が含まれているか否かを判断し、上記第2のID情報が含まれている場合には、上記警報鳴動部で連動警報を開始させると共に、上記第1のID情報を含ませた連動制御信号を生成して上記無線部から発信する連動制御信号の中継機能とを
    有することを特徴とするワイヤレス型火災警報器。
  5. 請求項4に記載のワイヤレス型火災警報器で構成される火災警報システムであって、
    ワイヤレス型火災警報器のそれぞれは、
    上記第1のID情報として、他と重複しない独自の識別情報を割り当て、上記第2のID情報として、上記識別情報のいずれかを、他と重複しないように割り当てることにより、上記連動警報制御信号を次々に中継していくことを特徴とするワイヤレス型火災警報システム。
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