JP2008029488A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機における基板ケースのコネクタの接続用窓部からの不正アタックを、より確実に防止できるようにすること。
【解決手段】第1ケース及び第2ケースを有して内部に制御基板が設けられた基板ユニットを備え、前記第1ケースに、前記制御基板に接続されるコネクタのための接続用窓部が設けられた遊技機において、前記接続用窓部を密着状態で覆い、少なくとも一つのコネクタ用開口部を有する第3ケースを、前記第1ケースの内側から着脱自在に取り付け得るように構成し、前記第3ケースのうち、前記接続用窓部を覆う本体部の周辺部の一部に、前記窓部壁体の内側面に沿って設けられる内側壁体を立設させてある。
【選択図】 図9

Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシンに代表される遊技機に関するものである。
このような遊技機としては、遊技を制御する制御基板を内部に収容した基板ケースを有する基板ユニットを備え、この基板ユニットは、封止機構(通常、封止部材により封止される封止部が複数ある)を備えており、基板ユニットを開封してROM交換等の不正行為をしょうとすると痕跡が残り、不正が行われたことを容易に発見できるようにされているものが知られている。
また、前記封止部材を複数設けることで、これらを個別に使用するようにし、複数回の開閉操作(開封、封印)を可能にしている。
更に、前記基板ケースに収容される制御基板のコネクタに外部から配線を接続させるために、基板ケースには開口が必要となるが、コネクタ部分に不正行為がされることを考慮すれば、この開口はできるだけコネクタの形状に対応した大きさに止めて間隙の大きさを最小限にしておくことが望ましい。
このため、コネクタの数や形状の異なる複数種類の制御基板に対して、それぞれ基板ケースを別個に開発し、製作する必要が生じる。
このような問題を解消するために、従来においては、基板ケースにはコネクタに対応する箇所を設けず、基板ケースとは別体として開口を形成した部材(コネクタカバー)を設けるようにした基板ユニットを備える遊技機が提案されている。
このようにすれば、各種の遊技機の制御基板においてコネクタの数や形状などが異なる場合であっても、それぞれ別の形状の基板ケースを用意する必要がなくなり、コネクタカバーだけを換えれば対応できるため、余分な手間やコストがかからない。
このような構成の遊技機については、例えば、次の文献を挙げることができる。
特開2000−325628号公報。
しかし、上述した従来のコネクタカバーは、基板ケースと別体としたことにより各種の遊技機に対応した基板ケースを用意する必要が無くなったという点において進歩が見られたが、基板ケースの開口とコネクタとの間の間隙を埋める部材として考えられたもので、十分な強度を持たせるという構造を備えているものではなく、そのため、コネクタカバーを強制的に変形させることにより、間隙を形成してコネクタ部分に対する不正が行われる虞があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みて案出されたものであり、遊技機における基板ケースのコネクタの接続用窓部からの不正アタックを、より確実に防止できるようにすることを目的とする。
本発明において、次の語彙を明らかにしておく。
第1ケース及び第2ケースとは、称呼上の区別であって、制御基板を収容する本体部或いはその蓋体部の何れを現すかは適宜に用いられるものであり、実施例では、制御基板を収容する本体部を第1ケースと呼称している。
前記第1ケースの接続用窓部とは、コネクタ接続により外部へ接続するための開口である。
また、第3ケースとは、前記接続用窓部を覆うもので、実施例はケース状(物を収容する容器)のものではないが(コの字の内側壁体を有するが)、第1ケース及び第2ケースとは別体の物として、第3ケースの称呼を与えている。
更に、第1ケースの接続用窓部を第3ケースが密着状態で覆うとは、例えば、第3ケースの本体部に設けられたコネクタ用開口部より外側を囲うように在る所定部分(本体部の所定部分)と、それに対応する第1ケースの所定部分とが密着状態となっていることを指す。
そして、第3ケースのコネクタ用開口部とは、制御基板に接続されるコネクタが位置するための開口である。
前記第3ケースの前記コネクタ用開口部を覆う本体部の周辺部の一部とは、本体部が正面視で矩形である場合には、その4辺の少なくとも一辺又は一辺の一部を指す。
また、第1ケースの前記接続用窓部を形成する窓部壁体とは、その形状を問わず、窓部を形成する近辺の壁体をいう。
更に、第3ケースの内側壁体とは、第1ケースの前記接続用窓部を形成する窓部壁体の内側(第1ケースの内部側)に位置するという意味で付された用語である。
本発明にかかる遊技機は、上記目的を達成するために、手段1として、
第1ケース及び第2ケースを有して内部に制御基板が設けられた基板ユニットであって、前記第1ケース側に設けられる第1封止部と、前記第2ケース側に設けられる第2封止部と、その第1封止部と第2封止部とを連結する封止部材とを有し、その封止部材によって前記第1封止部と第2封止部とが連結されている場合に前記制御基板を取り出すときには基板ユニットを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とする基板ユニットを備え、前記第1ケースに、前記制御基板に接続されるコネクタのための接続用窓部と、前記接続用窓部及び前記制御基板の表面から所定距離離れて略水平方向に設けられる天板部と、前記接続用窓部及び前記天板部を繋ぐ窓部壁体と、が設けられた遊技機において、
前記接続用窓部を密着状態で覆い、少なくとも一つのコネクタ用開口部を有する第3ケースを、前記第1ケースの内側から着脱自在に取り付け得るように構成し、
前記第3ケースのうち、前記接続用窓部を覆う本体部の周辺部の一部に、前記窓部壁体の内側面に沿って設けられる内側壁体を立設させてあることを特徴とする。
このように、第1ケースの接続用窓部を覆う第3ケースの本体部の周辺部の一部に内側壁体を立設させたことによって、この第3ケースを構造的に強度あるものとすることができて、基板ユニットの内部へのワイヤー、冶具等による不正侵入に際して、第3ケースを変形させようとしたときに容易に変形させることが難しくなり、不正侵入をより一層確実に防止できる。
また、この内側壁体を前記第1ケースの前記接続用窓部を形成する窓部壁体の内側面に密着するようにしていることで、内側壁体と窓部壁体とが重なる部分が生じ、且つ、内側壁体が本体部から立設されていることで、両者の間にワイヤー等を侵入させようとしても、内側壁体が邪魔になって直線的に侵入できないと共に両者間に侵入を開始できたとしても、前記両者の重なる部分を通過しなければならず、その侵入方向が制限されることとなって、ケース内部に対する不正を容易に行い得ないのである。
本発明にかかる遊技機は、上記目的を達成するために、手段2として、
第1ケース及び第2ケースを有して内部に制御基板が設けられた基板ユニットであって、前記第1ケース側に設けられる第1封止部と、前記第2ケース側に設けられる第2封止部と、その第1封止部と第2封止部とを連結する封止部材とを有し、その封止部材によって前記第1封止部と第2封止部とが連結されている場合に前記制御基板を取り出すときには基板ユニットを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とする基板ユニットを備え、前記第1ケースに、前記制御基板に接続されるコネクタのための接続用窓部と、前記接続用窓部及び前記制御基板の表面から所定距離離れて略水平方向に設けられる天板部と、前記接続用窓部及び前記天板部を繋ぐ窓部壁体と、が設けられた遊技機において、
少なくとも一つのコネクタ用開口部を有する第3ケースを、そのコネクタ用開口部より外側を覆うように在る所定部分と、それに対応する第1ケースの所定部分とが、それぞれ略平面形状に形成されて互いに接当する状態で、前記第1ケースの内側から着脱自在に取り付け得るように構成し、
前記第3ケースのうち、前記接続用窓部を覆う本体部の周辺部の一部に、前記窓部壁体の内側面に沿って設けられる内側壁体を立設させてあることを特徴とする。
このように、第1ケースの接続用窓部を覆う第3ケースの本体部の周辺部の一部に内側壁体を立設させたことによって、この第3ケースを構造的に強度あるものとすることができて、基板ユニットの内部へのワイヤー、冶具等による不正侵入に際して、第3ケースを変形させようとしたときに容易に変形させることが難しくなり、不正侵入をより一層確実に防止できる。
また、第3ケースの内側壁体を、前記第1ケースの前記接続用窓部を形成する窓部壁体の内側面に沿わせるようにしていることで、内側壁体と窓部壁体とが重なる部分が生じ、且つ、内側壁体が本体部から立設されていることで、両者の間にワイヤー等を侵入させようとしても、内側壁体が邪魔になって直線的に侵入できないと共に両者間に侵入を開始できたとしても、前記両者の重なる部分を通過しなければならず、その侵入方向が制限されることとなって、ケース内部に対する不正を容易に行い得ないのである。
手段3:手段1又は手段2の遊技機において、
前記内側壁体が、コの字の開口を前記第1ケースの外周側に向けた正面視でコの字を形成するように構成されていることを特徴とする。
このように、第3ケースの前記内側壁体がコの字状に構成されることで、単板が立設されるのに比べ、大幅な剛性のアップを図ることができて、第3ケースを変形させる不正侵入の防止をより一層確実なものとすることができる。
手段4:手段1乃至手段3の遊技機において、
前記第3ケースの本体部の外側面と第1ケースの接続用窓部の窓部壁体の端面が面一に形成され、前記第3ケースの長手方向のコの字の対向壁の外側に、前記第1ケースにネジ止めする連結部が夫々設けられ、前記第3ケースの本体部の外側面に対して直交する方向のネジ止めによって前記第3ケースの本体部が第1ケースの接続用窓部の窓部壁体を圧接密着するように構成されていることを特徴とする。
このように、第3ケースの本体部の外側面と第1ケースの窓部壁体の端面を面一にすることで、両者の接当を密着させることができると共に第3ケースの本体部の連結部を設けるに第3ケースの本体部の外側面に対して直交する方向のネジ止めとすることで、このネジの締め付けによって前記両者の密着状態に更に圧力を加えることができて、異物侵入を試みようとしても両者の合わせ目に容易に間隙が生じなくなるようにすることができる。
手段5:手段1乃至手段4の遊技機において、
前記第1ケースが透明又は半透明の合成樹脂で成型され、前記第3ケースの内側壁体の長手方向の内側壁体部分が、前記第1ケースの中心側に向けて、該第1ケースの壁体内面に近づく状態で略並行に延びて識別情報表示部に構成されていることを特徴とする。
このように、前記第3ケースに識別情報表示部が延設されていることで、この識別情報表示部が第3ケースの補強リブとして機能し、第3ケースの強度を向上させることができると共にこの部分に記号、名称等を付して識別情報表示することができ、この情報が、透明又は半透明の第1ケースから視認できるのである。
そして、この識別情報表示部が、第1ケースの壁体内面に近づく状態で略並行に延びる構成とされることで、第3ケースの内側壁体と第1ケースの壁体との間に異物を侵入させようとしたとき、その第3ケースの内側壁体が更に識別情報表示部として延設されていることで、両者の重複部を通り抜けたとしても直ぐに内部に至るものではなく、両者の間を簡単に通り抜けることができないのである。
手段6:手段1乃至手段5の遊技機において、
前記第1ケースの壁体内面の所定位置に、箱状のCPUチップ収納部が設けられ、前記識別情報表示部が、前記CPUチップ収納部の長さを超える長さを有し、且つ、該CPUチップ収納部に対応する位置に配置され、該CPUチップ収納部に向けて延びるように構成されていることを特徴とする。
このように、第1ケースには、重要なCPUチップを配置するに、これを不正侵入から保護するための箱状のCPUチップ収納部が設けられているが、前記識別情報表示部を、このCPUチップ収納部に対応する位置に設け、これに向かって延設されることで、
第1ケースの接続用窓部側からの不正侵入(第3ケースの内側壁体と第1ケースの壁体との間に異物を侵入させる)に対して、ワイヤー等をCPUチップ収納部に到達させようとしても、この間で前記識別情報表示部が邪魔になり、CPUチップ収納部の所要の位置に到達することができず、CPUチップ収納部の付け根部(第1ケースの壁面との接合部)にしか到達できないのであり、CPUチップに対する保護をより確実なものとすることができる。
手段7:手段1乃至手段6の遊技機において、
前記第3ケースの本体部のコの字開口側の一側縁の外面部を受け止める受け面が前記第1ケースの窓部壁体に設けられていることを特徴とする。
即ち、第3ケースの本体部のコの字開口側では、そのままでは、上述の第3ケースの本体部の内側壁体と第1ケースの窓部壁体の端面との接当が得られないところを、第1ケースに受け面を設け、ここで第3ケースの本体部のコの字開口側の一側縁の外面部を受け止めるようにしたことで、結果として第1ケースの窓部壁体の全周に亘って、第3ケースの本体部を確実に接当密着させることができるのである。
手段8:手段1乃至手段7の遊技機において、
前記第1ケースの内側面には、敷設される制御基板の基板受面が形成され、且つ、前記第3ケースの本体部のコの字開口側の一側縁の内面部に沿って突条が設けられ、該第3ケースが第1ケースに固定された状態において、前記突条の内側面が、前記第1ケースの内側面の基板受面と連続して制御基板の基板受面を形成していることを特徴とする。
第1ケースの内側面には、制御基板をピッタリと嵌めこみ敷設するための基板受面が形成されているが、前記第1ケースの窓部壁体の開口によって、この部分だけ制御基板の嵌めこみが浮いてしまうのを防止し、全体としての制御基板の収まりを良くすることができる。
また、前記突条は、同時にその第3ケースの本体部のリブとして機能することにもなり、第3ケースの強度をアップさせる。
手段9:手段1乃至手段8の遊技機において、
前記第3ケースの本体部の外側面には、前記コネクタ用開口部を囲む保護壁が立設されていることを特徴とする。
第3ケースの本体部には、コネクタ用開口部が存在するが、この開口を単なる開口とすると、挿入されたコネクタは略全体が外部に露出することになり、コネクタに他物が接当するとコネクタが変形したり、接合不良を来たし易くなるが、上記のように保護壁を立設することでコネクタを保護することができると共にこのように本体部から保護壁を立設することで、この本体部の強度アップを図ることができる利点もある。
本発明によれば、遊技機における基板ケースのコネクタの接続用窓部からの不正アタックを、より確実に防止できるようにすることができる効果を奏する。
本発明のその他の利点は、以下の説明から明らかとなろう。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る遊技機の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態では、便宜上、パチンコ機を挙げて説明するが、本発明は、パチンコ機以外の弾球遊技機(例えばアレンジボール機や雀球遊技機など)、その他、遊技球を用いる種々の形態の遊技機に適用することができる。
(パチンコ機の正面構成)
図1は本実施形態のパチンコ機10の正面図であり、図2は、パチンコ機10の左側面図であり、図3は、その平面図である。図4は、外枠11に対して内枠12と前面枠(セット)14と、セット板400を開放した状態を示す斜視図である。(但し、図4では便宜上、遊技盤30面上の遊技領城内の構成〔釘、センター役物等〕を空白で示しているが、アウト口36は描いてある)。
図1乃至図4に示すように、パチンコ機10は、当該パチンコ機10の外殻を形成する外枠11と、この外枠11の一側部に開閉可能に支持された内枠12とを備えている。外枠11は、木製の板材により全体として矩形状に構成され、小ネジ等の離脱可能な締結具により各板材が組み付けられている。なお、外枠11は、軽量化を図るために、樹脂やアルミニウム等の軽金属により構成されていてもよい。
前記内枠12の開閉軸線はパチンコ機10の正面からみて遊技球発射ハンドル18の設置箇所の反対側(図1のパチンコ機10の左側)で上下に延びるように設定されており、この開閉軸線を軸心にして内枠12が前方側に十分に開放できるようになっている。また、内枠12は合成樹脂、具体的にはABS(アクリロニトリルーブタジエンースチレン)樹脂から成る。こうすることで、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できるという利点が発揮される。
下皿ユニット13は、内枠12に対してネジ等の締結具により固定されている。この下皿ユニット13の前面側には、下皿15と球抜きレバー17と遊技球発射ハンドル18と灰皿22と音出力口24(内枠12の左右上端部位置)が設けられている。球受皿としての下皿15は、下皿ユニット13のほぼ中央部に設けられており、後述の上皿19が満タンになった場合等に排出口16より排出される遊技球を停留する役割がある。球抜きレバー17は、下皿15内の遊技球を抜くためのものであり、この球抜きレバー17を図1で左側に移動させることにより、下皿15の底面の所定箇所が開口され、下皿15内に停留された遊技球を下皿15の底面の開口部分を通して遊技者の持球貯留箱(ドル箱)に排出することができる。
そして、遊技球発射ハンドル18は、下皿15よりも右方で手前側に突出するように配設されている。遊技者による遊技球発射ハンドル18の操作に応じて、遊技球発射装置38(図4参照)によって遊技球が遊技盤30の方へ打ち込まれるようになっている。遊技球発射装置38は、遊技球発射ハンドル18と後述するセットハンドルと発射モーターなどで構成されている。
音出力口24は、内枠12の左右上端部位置に設けられたスピーカからの音を出力するための出力口である。また、灰皿22は、図1に示すように、下皿15の左方に設けられている。灰皿22は左右方向(水平方向)の軸線を軸心にして回動(例えば前方側に向けて前回り)するように支持されている。
なお、下皿ユニット13はその大部分が内枠12と同様、ABS樹脂にて成形されている。こうすることで、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できる。特に、下皿15を形成する表面層と下皿15の奥方の前面パネル部分とを難燃性のABS樹脂にて成形している。このため、この部分は燃えにくくなっている。
また、前面枠14は、図4に示すように、内枠12に対して開閉可能に取り付けられており、内枠12と同様、パチンコ機10の正面からみて左側に上下に延びる開閉軸線を軸心にして前方側に開放できるようになっている。しかも前面枠14は内枠12の外側壁(リブ)12b内に嵌まり込むようにして取り付けられている。
つまり、この前面枠14の側面の少なくとも一部が内枠12の外側壁(リブ)12b内に嵌まり込むようにして取り付けられているので、内枠12と前面枠14との隙間から異物(針状あるいは薄板状等のものであって、具体的には針金、ピアノ線、セルロイド板等)を差し入れるなどの不正行為を防止できるようになっている。また、前面枠14は、内枠12と同様に、合成樹脂、具体的にはABS樹脂により構成されているので、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できる。
一方、前面枠14の下部(上述の下皿15の上方位置)には、遊技球の受皿としての上皿19(図1参照)が前面枠14と一体的に設けられている。この上皿19は、遊技球を一旦貯留し、一列に整列させながら遊技球発射装置38の方へ導出するための球受皿である。この上皿19も下皿15と同様、表面層が難燃性のABS樹脂にて成形される構成となっている。
図4に示すように、内枠12は、外形が矩形状の樹脂ベース20を主体に構成されており、樹脂ベース20の中央部には略円形状の窓部孔21が形成されている。
そして、樹脂ベース20の後側には、図4及び図5に示す遊技盤30が着脱可能に装着されている。図5に示すように、遊技盤30は四角形状の合板よりなり、上部一方のコーナーが肩落ちされており(後に述べる)、その周縁部が樹脂ベース20(内枠12)の裏側に当接した状態で取着されている。
従って、遊技盤30の前面部の略中央部分が樹脂ベース20の窓部孔21を通じて内枠12の前面側に露出した状態となっている(図4では遊技盤30のアウト口36が示されている)。そして、ここでは、遊技盤30の前記内枠12の外枠11に対する枢着部(パチンコ機10の正面からみて左側に上下に延びる開閉軸線を軸心にした枢着)に近いコーナー(隅)が、図5に示すように、略三角形状に角落ち(切り欠き)720されている。
次に、図5を用いて遊技盤30の構成を説明する。図5は遊技盤30の構成を示す正面図である。遊技盤30の左右やや下方位置には、2組一対の一般入賞口31、31が階段状に位置され、中央下方には、始動口33が配置され、此れらに対応した入球検出センサが、遊技盤30の背面に設けられており、これらのセンサは、図示しない電気配線を通じて後述する主制御基板(主制御装置)に接続されている。
そして、この一般入賞口31、31及び始動口33に遊技球が入球した場合には、上記各検出センサで検出され、この検出センサの出力に基づいて、上皿19(または下皿15)へ所定数の賞品球が払い出されると共に、始動口33に遊技球が入球した場合には、後述する抽選が開始されることになる。
尚、上記入賞感知センサにて各々検出された検出結果は、後述する主制御基板に取り込まれ、該主制御基板よりその都度の入賞状況に応じた払出指令(遊技球の払出個数)が払出制御基板に送信される。そして、該払出制御基板の出力により所定数の遊技球の払出が実施される。
かかる場合、各種入賞口に入賞した遊技球を入賞球処理装置に一旦集め、その入賞球処理装置で入賞球の存在を1つずつ順番に確認した上で払出を行う従来方式(いわゆる証拠球方式)とは異なり、本実施の形態のパチンコ機10では、各種入賞口毎に遊技球の入賞を電気的に感知して払出が直ちに行われる(すなわち、本パチンコ機10では入賞球処理装置を廃止している)。故に、払い出す遊技球が多量にあっても、その払出をいち早く実施することが可能となる。但し、本発明に従来の「証拠球方式」を適用してもよい。
また、遊技盤30の中央には液晶パネルを用いた装飾図柄表示装置42が配置されており、その左右横側部には、スルーゲート34,34が配置されている。これらのスルーゲートは、遊技球の通過によって、後述の始動口33の羽根物を開閉作動させる。
その他に、遊技盤30の左右下方位置には、上記一般入賞口31、31を備えた装飾部材35が設けられ、また、遊技盤30の下部にはアウト口36が設けられており、各種入賞装置等に入球しなかった遊技球はこのアウト口36を通って、遊技盤30裏面の図示しない球排出路の方へと案内されるようになっている。さらに、遊技盤30には、遊技球の落下方向を適宜分散、調整等するために多数の誘導釘が植設されているとともに、同様の機能を有する風車が配設されている。
また、遊技盤30には、遊技球発射装置38から発射された遊技球を遊技盤30上部へ案内するためのレールユニット50が取り付けられており、遊技球発射ハンドル18の回動操作に伴い発射された遊技球はレールユニット50を通じて所定の遊技領域に案内されるようになっている。レールユニット50はリング状をなす樹脂成型品(例えば、フッ素樹脂が添加されて成形されたもの)にて構成されており、内外二重に一体形成された内レール51と外レール52とを有する。
なお、レールユニット50はフッ素樹脂を添加して成形されているので、遊技球の摩擦抵抗を少なくできる。内レール51は上方の約1/4ほどを除いて略円環状に形成され、一部(主に左側部)か内レール51に向かい合うようにして外レール52が形成されている。
かかる場合、内レール51と外レール52とにより誘導レールが構成され、これら各レール51、52が所定間隔を隔てて並行する部分(向かって左側の部分)により球案内通路が形成されている。なお、球案内通路は、遊技盤30との当接面を有した溝状、すなわち手前側を開放した溝状に形成されている。
内レール51の先端部分(図5の左上部)には戻り球防止部材53が取着されている。これにより、一旦、内レール51および外レール52間の球案内通路から遊技盤30の上部へと案内された遊技球が再度球案内通路内に戻ってしまうといった事態が防止されるようになっている。また、外レール52には、遊技球の最大飛翔部分に対応する位置(図5の右上部:外レール52の先端部に相当する部位)に返しゴム54が取着されている。従って、所定以上の勢いで発射された遊技球は、返しゴム54に当たって跳ね返さわるようになっている。外レール52の内側面には、遊技球の飛翔をより滑らかなものとするべく、つまり遊技球の摩擦抵抗を少なくするべく、長尺状をなすステンレス製の金属帯としての摺動プレートが取着されている。
また、レールユニット50の外周部には、外方へ張り出した円弧状のフランジ56が形成されている。フランジ56は、遊技盤30に対する取付面を構成する。レールユニット50が遊技盤30に取り付けられる際には、遊技盤30上にフランジ56が当接され、その状態で、当該フランジ56に形成された複数の透孔にネジ等が挿通されて遊技盤30に対するレールユニット50の締結がなされるようになっている。
内レール51および外レール52間の球案内通路の入口には、同球案内通路の一部を閉鎖するようにして凸部57が形成されている。この凸部57は、内レール51からレールユニット50下端部にかけて略鉛直方向に設けられ、遊技領域まで至らず球案内通路内を逆流してくるファール球をファール球通路に導くための役目をなす。
なお、遊技盤30の右下隅部および左下隅部は、証紙(例えば製造番号が記載されている)等のシール(図5のS1,S2)やプレートを貼着するためのスペースとなっており、この貼着スペースを確保するために、フランジ56に切欠58,59が形成されている。遊技盤30の右下隅部や左下隅部に、証紙等のシール(図7のS1,S2)を貼着することで、遊技盤30と証紙との一義性を持たせることができる。
次に、遊技領域について説明する。遊技領域は、レールユニット50の内周部(内外レール)により略円形状に区画形成されている。本実施形態では、遊技領域を、パチンコ機10の正面から見て、内レール51および外レール52によって囲まれる領域のうち、内外レール51,52の並行部分である誘導レールの領域を除いた領域としている。
従って、遊技領域と言った場合には誘導レール部分は含まないため、遊技領域の向かって左側限界位置は外レール52によってではなく内レール51によって特定される。同様に、遊技領域の向かって右側限界位置は内レール51によって特定される。また、遊技領城の下側限界位置は遊技盤30の下端位置によって特定される。また、遊技領域の上側限界位置は外レール52によって特定される。
前記樹脂ベースにおいて、窓部孔21(遊技盤30)の下方には、遊技球発射装置38より発射された直後に遊技球を案内するための発射レールが取り付けられている。発射レールは、その後方の金属板を介して樹脂ベースに取付固定されており、所定の発射角度(打ち出し角度)にて直線的に延びるよう構成されている。従って、遊技球発射ハンドル18の回動操作に伴い発射された遊技球は、まずは発射レールに沿って斜め上方に打ち出され、その後前述した通りレールユニット50の球案内通路を通じて所定の遊技領域に案内されるようになっている。
また、発射レールとレールユニット50(誘導レール)との間には所定間隔の隙間があり、この隙間より下方にファール球通路が形成されている。従って、仮に、遊技球発射装置38から発射された遊技球が戻り球防止部材53まで至らずファール球として誘導レール内を逆戻りする場合には、そのファール球がファール球通路を介して下皿15に排出される。
ファール球が誘導レール内を逆流してくる際、その多くは外レール52に沿って流れ、外レール52の下端部に到達した時点で下方に落下するが、一部のファール球は誘導レール内で暴れ、内レール51側へ跳ね上がるものもある。この際、跳ね上がったファール球は、球案内通路入口の前記凸部57に当たり、ファール球通路に誘導される、これにより、ファール球の全てがファール球通路に確実に案内されるようになり、ファール球と次に発射される遊技球との干渉が抑制される。
なお、詳しい図面の開示は省略するが、遊技球発射装置38には、前面枠14側の球出口(上皿19の最下流部より通じる球出口)から遊技球が1つずつ供給される。また、遊技球発射装置38には打球槌が設けられ、軸部を中心とする打球槌の回動に伴い遊技球が発射される。
図4中の符号67は、上皿19に通ずる排出口であり、この排出口67を介して遊技球が上皿19に排出される。この排出口67には、略水平方向の回転軸を軸心として略水平状態と略垂直状態とに変位する開閉式のシャッタが取り付けられている、前面枠14を内枠12から開放した状能(図4の状態)では、バネ等の付勢力によりシャッタが略水平状態から略垂直状態となり、排出口67から遊技球がこぼれ落ちないようにこの排出口67を閉鎖する。
また、前面枠14を閉鎖した状態では、当該前面枠14の裏面に設けられた球通路樋69(図4参照)によりシャッタが押し開けられて略水平状態になり、排出口67の方へ排出された遊技球はもれなく球通路樋69を通って上皿19に排出されるようになる。従って、本パチンコ機10においては、前面枠14の開放に際し払出通路内等の遊技球がパチンコ機10外にこぼれ落ちてしまうといった不都合が防止できるようになっている。
図4に示すように、内枠12の上側には、前面枠14が内枠12に対して開かれたことを検出する前面枠セット開検出スイッチ90が設けられている。前面枠14が開かれると、前面枠セット開検出スイッチ90からホール内(パテンコ店内)用コンピュータヘ出力されるようになっている。また、前面枠14が閉じられると、前面枠14の金属製の補強板が、内枠12の一対の金具に接触するようになっており、前面枠14のアースが確保されている。
ここで、前述した前面枠14について、図1乃至図4を参照しつつより詳細に説明する。
前面枠14には前記遊技領域のほとんどを外部から視認することができるよう略楕円形状の窓部101が形成されている。詳しくは、ベース部材が窓部101を形成する開口を備えており、その左右側の略中央部が、上下側に比べて比較的緩やかに湾曲して細化した形状となっている。なお、前記略中央部が直線状になるようにしてもよい。
加えて、前面枠14には、その周囲(例えばコーナー部分)に、演出装置700の一つとして、各種ランプ等の発光部が設けられている。これら発光部は、大当たり遊技状態時や羽根開放時等における遊技状態の変化に応じて点灯、点滅のように発光態様が変更制御され遊技中の演出効果を高める役割を果たすものである。例えば、窓部101の周縁には、LED等の発光部を内蔵した環状電飾部102が左右対称に設けられ、該環状電飾部102の中央であってパチンコ機10の最上部には、同じくLED等の発光部を内蔵した中央電飾部103が設けられている。
本パチンコ機10では、中央電飾部103が大当たりランプとして機能し、大当たり遊技状態時に点灯や点滅を行うことにより、大当たり遊技状態中であることを報知する。さらに、上皿19周りにも、同じくLED等の発光部を内蔵した上皿電飾部104が設けられている。
その他、中央電飾部103の左右側方には、賞球払出し中に点灯する賞球ランプ105と所定のエラー時に点灯するエラー表示ランプ810、813(LED:後に言及)とが設けられている。また、環状電飾部102の下端部に隣接するようにして、内枠12表面や遊技盤30表面等の一部を視認できるよう透明樹脂からなる小窓部107が設けられている。この小窓部107の所定箇所を平面状としているので、遊技盤30の右下隅部に貼り付けられた証紙などを、小窓部107の当該平面状箇所から機械で好適に読み取ることができる。更に、遊技領域内にも、入賞口用等の電飾ランプ、LEDが存在するが、こうした発光部も演出装置700の一部を構成する。
また、図1に示すように、窓部101の下方には貸球操作部120が配設されており、貸球操作部120には球貸しボタンと、返却ボタンと、度数表示部とが設けられている。パチンコ機10の側方に配置された図示しないカードユニット(球貸しユニット)に紙幣やカード等を投入した状態で貸球操作部120が操作されると、その操作に応じて遊技球の貸出が行われる。球貸しボタンは、カード等(記録媒体)に記録された情報に基づいて貸出球を得るために操作されるものであり、カード等に残額が存在する限りにおいて貸出球が上皿19に供給される。返却ボタンは、カードユニットに挿入されたカード等の返却を求める際に操作される。
そして、度数表示部はカード等の残額情報を表示するものである。なお、カードユニットを介さずに球貸し装置部から上皿19に遊技球が直接貸し出されるパチンコ機、いわゆる現金機では貸球操作部120が不要となる。故に、貸球操作部120の設置部分に、飾りシール等が付されるようになっている。これにより、カードユニットを用いたパチンコ機と現金機との貸球操作部の共通化が図れる。
(パチンコ機の背面構成)
図6は、パチンコ機10の背面図である。先ず、パチンコ機10の背面構成について全体の概要を説明する。パチンコ機10にはその背面(実際には内枠12および遊技盤30の背面)において、各種制御基板が上下左右に並べられるようにしてまたは前後に重ねられるようにして配置されており、さらに、遊技球を供給するための遊技球供給装置(払出機構)や樹脂製の保護カバー等が取り付けられている。
本実施形態では、各種制御基板を2つの取付台に分けて搭載して2つの制御基板ユニットを構成し、それら制御基板ユニットを個別に内枠12または遊技盤30の裏面に装着するようにしている。この場合、主制御基板と音声ランプ制御基板とを取付台に搭載してユニット化すると共に、払出制御基板、発射制御基板および電源基板は、セット板の第2パーツを構成する排出通路盤にユニット化している。ここでは便宜上、前者のユニットを「第1制御基板ユニット201」と称し、後者のユニットを「第2制御基板ユニット202」と称することとする。
第1制御基板ユニット201、第2制御基板ユニット202は、ユニット単位で何ら工具等を用いずに着脱できるよう構成されており、さらにこれに加え、一部に支軸部を設けて内枠12または遊技盤30の裏面に対して開閉できる構成となっている。これは、各ユニット201、202やその他構成が前後に重ねて配置されても、隠れた構成等を容易に確認することを可能とするための工夫でもある。
従って、図7に示す一般入賞口31、始動口33に入賞した遊技球は何れも前記裏枠セットの回収通路を介して集合し、さらに排出通路盤の排出通路を介してパチンコ機10外部に排出される。なお、アウト口36(図7参照)も同様に排出通路に通じており、何れの入賞口にも入賞しなかった遊技球も排出通路を介してパチンコ機10外部に排出される。
その他、図6に示すように、内枠12の背面構成において、遊技盤30の右下部には、後述する払出機構部352より払い出される遊技球を上皿19、下皿15、または排出通路の何れかに振り分けるための遊技球分配部が設けられている。
第1制御基板ユニット201は、略L字状をなす取付台を有し、この取付台に主制御装置261と音声ランプ制御装置とが搭載されている。ここで、主制御装置261は、主たる制御を司るCPU、遊技プログラムを記憶したROM、遊技の進行に応じた必要なデータを記憶するRAM、各種機器との連絡をとるポート、各種抽選の際に用いられる乱数発生器、時間計数や同期を図る場合などに使用されるクロックパルス発生回路等を含む主制御基板を具備しており、この主制御基板が透明樹脂材料等よりなる基板ケースに収容された構成とされる。
第2制御基板ユニット202は、払出制御装置311、発射制御装置312、電源制御装置313およびカードユニット接続基板314が含まれる。払出制御装置311、発射制御装置312および電源制御装置313は周知の通り制御の中枢をなすCPUや、その他ROM、RAM、各種ポート等を含む制御基板を具備しており、払出制御装置311により、賞品球や貸出球の払出が制御される。
また、発射制御装置312により、遊技者による遊技球発射ハンドル18の操作に従い発射モーターの制御が行われ、電源制御装置313により、各種制御装置等で要する所定の電源電圧が生成され出力される。カードユニット接続基板314は、パチンコ機前面の貸球操作部120(図1参照)および図示しないカードユニットに電気的に接続され、遊技者による球貸し操作の指令を取り込んでそれを払出制御装置311に出力するものである。なお、カードユニットを介さずに球貸し装置等から上皿19に遊技球が直接貸し出される現金機では、カードユニット接続基板314は不要である。
上記払出制御装置311、発射制御装置312、電源制御装置313およびカードユニット接続基板314は、透明樹脂材料等よりなる基板ケース315(この内側に位置するもう一つの基板ケース),316,318にそれぞれ収容された構成とされる。
図6に示すように、払出制御装置311には状態復帰スイッチ321が設けられている。例えば、払出モーター部の球詰まり等、払出エラーの発生時において状態復帰スイッチ321が押下されると、払出モーターが正逆回転され、球詰まりの解消(正常状態への復帰)が図られるようになっている。また、電源制御装置313にはRAM消去スイッチ323が設けられている。
そして、図4に示す通り、前記内枠12の外枠11に対する枢着部725に近い前記遊技盤30のコーナーが、図5に示すように、略三角形状(遊技盤の中心側は円弧状)に角落ち720されている。前記枢着部725は、図4に示すように、外枠11に固定のブラケット726(上端部)(下端部は図外)に、内枠12に固定の取り付け金具を枢着することで構成されている。
ここで、上述したエラー状態などの状態報知について図1及び図6に基づいて述べる。
[遊技球の払い出しに関するエラー報知]
(タンク球無し)
タンク球無しの報知は、タンクとタンクレールに遊技球が無いことを報知するもので、図1に示す右コーナーLED810が点灯し、図6に示すモニターLED811が消灯し、状態表示812が「1」を点滅表示する。
(下受け皿満タン)
下受け皿満タンの報知は、図1に示す右コーナーLED813が点灯し、図6に示すモニターLED811が消灯する。そして、状態表示812が「2」を点滅表示する。
(払出ユニット異常)
払出モーター駆動中にも関わらず払出カウントスイッチに遊技球の通過がない状態を示すもので、右コーナーLED810が点灯し、モニターLED811が消灯し、状態表示812が、「3」を点滅表示する。
[電源に関するエラー報知]
(ヒューズ切れ1及びヒューズ切れ2)
ヒューズ切れ1は、図6に示す第1ヒューズ814に定格以上の電流が流れたとき、ヒューズ切れ2は、第2ヒューズ815に以上の定格以上の電流が流れたときに飛んでしまった状態であるが、このエラー状態報知は、表示されない。
[その他のエラー報知]
その他のエラーとしては、「ガラス枠開放」、「内枠開放」、「遊技球等貸出装置未接続」、「遊技球等貸出装置通信異常」、「コマンド異常」、「コネクタ未接続」がある。そのうち、遊技球等貸出装置が未接続の場合は、図6に示すモニターLED816及びモニターLED817が消灯する。そして、遊技球等貸出装置通信異常は、前記状態表示812が「U」を点滅表示する。
また、コマンド異常は、ハーネスの破損等によるコマンド不良を示すもので、前記状態表示812が「C」を点滅表示する(電源投入時にコマンド異常になった場合は点灯表示)。更に、コネクタ未接続は、モニターLED818が消灯する(ただし、発射動作中は点滅する)。
尚、図6において、819は、遊技機電源コードを示し、820は、電源スイッチを示し、821は、外部接続アース線を示す。
(特徴構成)
この実施例において、基板ユニットとして「第1制御基板ユニット201」と「第2制御基板ユニット202」について言及したが、本発明の特徴説明に際しては、主たる制御を司るCPU、遊技プログラムを記憶したROM、遊技の進行に応じた必要なデータを記憶するRAM、各種機器との連絡をとるポート、各種抽選の際に用いられる乱数発生器、時間計数や同期を図る場合などに使用されるクロックパルス発生回路等を収容してなる主制御装置261が搭載されている第1制御基板ユニット201について説明する。
前記第1制御基板ユニット201は、第1ケース70及び第2ケース85及び第3ケース90を含む。この実施例では、第1ケース70が主制御装置261の制御基板80を収容する容積のある方であり、第2ケース85がその蓋体に相当する方である。
図7乃至図15に示すように、この基板ユニットは、前記第1ケース70側に設けられる第1封止部71と、前記第2ケース側に設けられる第2封止部86と、その第1封止部71と第2封止部86とを連結する封止部材87とを有し、その封止部材87によって前記第1封止部71と第2封止部86とが連結されている場合に前記制御基板80を取り出すときには基板ユニットを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とするものであり、且つ、前記第1ケース70に、前記制御基板80に接続されるコネクタ99のための接続用窓部72が設けられたものである。
図7乃至図10に示すように、前記第1ケース70の第1封止部71と第2ケース85の第2封止部86とは対を成すもので、この実施例では、個別に使用することのできる4個の封止部(封止、開封の再使用不可)から構成されており、それぞれを封止部材87を用いて封止するよう構成されたものであり、こうした封止構造は、公知に属するものと変わらないものであるから、ここでの詳細説明は省略する。
また、前記接続用窓部72の開口は、内部の制御基板80に対するコネクタ99の接続を行う為のものであるので、第2ケース85との接合部側に位置された部分に形成されているものであり、第1ケース70の一側部において壁面から段部70aが形成された所に、外側の部分を残して開口を形成しているものである。前記段部70aは,この実施例では、第1ケース70の壁面から20mmの高さを持つように設定されている。
尚、この実施例においては、前記接続用窓部72の開口は、約15mm×177mmのものが一つである。しかし、この開口は、他の形態として、一つでなく、複数に区画されている場合もこの接続用窓部72に含まれる。
このように、前記第1ケース70には、前記制御基板80に接続されるコネクタ99のための接続用窓部72と、前記接続用窓部72及び前記制御基板80の表面から所定距離離れて略水平方向に設けられる天板部77と、前記接続用窓部72及び前記天板部77を繋ぐ窓部壁体73と、が設けられている。
図8及び図10にも示すように、前記接続用窓部72を密着状態で覆い、ここでは5個のコネクタ用開口部91を有する第3ケース90を、前記第1ケース70の内側から着脱自在に取り付け得るように構成し、前記第3ケース90の前記接続用窓部72を覆う本体部92の周辺部、ここでは長方形をなす本体部92の3辺に、前記第1ケースの前記接続用窓部72を形成する窓部壁体73の内側面に密着する内側壁体93を立設させてある。これらの具体構造については以下順次説明する。
尚、上記の第1ケース70の接続用窓部を第3ケース90が密着状態で覆う構成であるが、第3ケース90の本体部92に設けられたコネクタ用開口部91より外側を囲うように在る所定部分(本体部92の所定部分)と、それに対応する第1ケース70の所定部分とが密着状態であれば好ましいが、要するに接当しておればよく、この意味において、コネクタ用開口部91を有する第3ケース90を、そのコネクタ用開口部91より外側を覆うように在る所定部分(本体部92の所定部分)と、それに対応する第1ケースの所定部分とが、それぞれ略平面形状に形成されて互いに接当する状態で、前記第1ケースの内側から着脱自在に取り付け得るように構成してあればよい。
この実施例では、図7にも示すように、前記内側壁体93が、コの字の開口を前記第1ケースの外周側に向けた正面視でコの字を形成するように構成されている。この内側壁体93は、コの字形成を形成する本体部92の長辺に沿った内側壁体長辺部分93aと、その両隣の短辺の内側壁体短辺部分93b,93bから成る。このコの字を形成するように見える正面視とは、第3ケース90を第1ケース70に装着した状態で、第1ケース70の外側から正面視で見た状態を言う。実際には、第3ケース90がその長辺が短辺に比べて非常に長い長方形であるため、内側壁体長辺部分93aと、その両隣の短辺の内側壁体短辺部分93b,93bから成るコの字は、横長のコの字となっている。
このように、前記第3ケース90のうち、前記接続用窓部72を覆う本体部92の周辺部の一部に、前記窓部壁体73の内側面に沿って設けられる内側壁体93を立設させてある。
そして、図7及び図9に示すように、前記第3ケース90の本体部92の外側面92aと第1ケース70の接続用窓部72の窓部壁体73の端面73aが面一に形成され、前記第3ケース90の長手方向のコの字の対向壁、ここでは前記内側壁体短辺部分93b,93bの外側に、前記第1ケース70にネジ止めする連結部94が夫々設けられ、前記第3ケース90の本体部92の外側面92aに対して直交する方向のネジ止めによって前記第3ケース90の本体部92が第1ケース70の接続用窓部72の窓部壁体73を圧接密着するように構成されている。この実施例では、前記内側壁体長辺部分93aと、その両隣の短辺の内側壁体短辺部分93b,93bは、共に前記本体部92の外側面92aからの立ち上がりが、10mmに設定されており、隣接する連結部94の上下端は、前記本体部92の底面(内側に位置)と前記内側壁体短辺部分93b,93bの上端に一致するように構成されている。
また、前記第1ケース70が、透明又は半透明の合成樹脂で成型され、前記第3ケース90の内側壁体93の長手方向の内側壁体部分、ここでは、前記内側壁体長辺部分93aの一部が、前記第1ケース70の中心側に向けて、該第1ケース70の壁体内面に近づく状態で略並行に延びて識別情報表示部95に構成されている。この識別情報表示部95は、前記第1ケース70と同様に、第3ケース90を形成する透明又は半透明の合成樹脂でもって、平板状に一体成型されているが、有色であってもよい。そして、この識別情報表示部95は、前記内側壁体長辺部分93aの長手方向の略中間部分から、僅かに斜めに延びて(斜め部分が8mm程度)、しかる後に、その内側壁体長辺部分93aに対して直角の方向に延びている(約23mm程度)。
上記第3ケース90の本体部92の外側面92aには、前記コネクタ用開口部91を囲む保護壁96が立設されている。
この実施例においては、前記コネクタ用開口部91は、既述のように5個が互いに所定の間隔を空けて設けられており、その二つに前記保護壁96が設けられている。この保護壁96の前記本体部92の外側面92aからの立ち上がりの高さは、6mmに設定している。勿論、何れのコネクタ用開口部91に保護壁96を設けるのかは設計上の問題であり(対応位置の制御基板80の特定構造のコネクタの接続を必要とする各素子の配置による)、場合によっては、全てのコネクタ用開口部91に保護壁96を設ける場合もあると共に逆に何れのコネクタ用開口部91にも設けないこともあり得る。
図10に示すように、前記第1ケース70の壁体内面の所定位置、ここでは略中央位置に、箱状のCPUチップ収納部74が設けられ、前記識別情報表示部95が、前記CPUチップ収納部74の長さ(ここでは、65mm)を超える長さ(100mm)を有し、且つ、該CPUチップ収納部74に対応する位置に配置され、該CPUチップ収納部74に向けて延びる(25mm)ように構成されている。
図9に示すように、前記第3ケース90の本体部92のコの字開口側の一側縁の外面部92aを受け止める受け面75が前記第1ケース70の窓部壁体73に設けられている。
この受け面75は、第1ケース70の窓部壁体73を構成する第1ケース70の一側辺の内側に位置し、この一側辺の内側に形成された細幅の基板受面76から、この第3ケース90の厚み分だけ一段落ち込んだ状態で形成されている。
そして、この受け面75は、第1ケース70の窓部壁体73の端面73aと面一に形成されている。
前記第1ケース70の内側面には、敷設される制御基板80の基板受面76が形成され、且つ、前記第3ケース90の本体部92のコの字開口側の一側縁の内面部に沿って突条97が設けられ、該第3ケース90が第1ケース70に固定された状態において、前記突条97の内側面97aが、前記第1ケース70の内側面の基板受面76と連続して制御基板80の側端部に接当する面を形成している。
(作用)
上記の構成、即ち、第1ケース70の接続用窓部72を覆う第3ケース90の本体部92の周辺部の一部に内側壁体93を立設させたことによって、この第3ケース90を構造的に強度あるものとすることができて、基板ユニットの内部へのワイヤー、冶具等による不正侵入に際して、第3ケース90を変形させようとしたときに容易に変形させることが難しくなり、不正侵入をより一層確実に防止できるものである。
また、上記内側壁体93を前記第1ケース70の前記接続用窓部72を形成する窓部壁体73の内側面に密着するようにしていることで、内側壁体93と窓部壁体73とが重なる部分が生じ、且つ、内側壁体72が本体部92から立設されていることで、両者の間にワイヤー等を侵入させようとしても、内側壁体93が邪魔になって直線的に侵入できないと共に両者間に侵入を開始できたとしても、前記両者の重なる部分を通過しなければならず、その侵入方向が制限されることとなって、ケース内部に対する不正を容易に行い得ないのである。
更に、第3ケース90の前記内側壁体が93の字状に構成されることで、単板が立設されるのに比べ、大幅な剛性のアップを図ることができて、第3ケース90を変形させる不正侵入の防止をより一層確実なものとすることができる。
また、第3ケース90の本体部92の外側面92aと第1ケース70の窓部壁体73の端面73aを面一にすることで、両者の接当を密着させることができると共に第3ケース90の本体部92の連結部94を設けるに、第3ケース90の本体部92の外側面92aに対して直交する方向のネジ止めとすることで、このネジの締め付けによって前記両者の密着状態に更に圧力を加えることができて、異物侵入を試みようとしても両者の合わせ目に容易に間隙が生じなくなるようにできるのである。
そして、前記第3ケース90に識別情報表示部95が延設されていることで、この識別情報表示部95が第3ケース90の補強リブとして機能し、第3ケース90の強度を向上させることができると共にこの部分に記号、名称等を付して識別情報表示することができ、この情報が、透明又は半透明の第1ケース70から視認できるのである。
また、この識別情報表示部95が、第1ケース70の壁体内面に近づく状態で略並行に延びる構成とされることで、第3ケース90の内側壁体93と第1ケース70の壁体との間に異物を侵入させようとしたとき、その第3ケース90の内側壁体93が更に識別情報表示部95として延設されていることで、両者の重複部を通り抜けたとしても直ぐに内部に至るものではなく、両者の間を簡単に通り抜けることができないのである。
また、第1ケース70には、重要なCPUチップを配置するに、これを不正侵入から保護するための箱状のCPUチップ収納部74が設けられているが、前記識別情報表示部95を、このCPUチップ収納部74に対応する位置に設け、これに向かって延設されることで、第1ケース70の接続用窓部72側からの不正侵入(第3ケース90の内側壁体93と第1ケース70の壁体との間に異物を侵入させる)に対して、ワイヤー等をCPUチップ収納部74に到達させようとしても、この間で前記識別情報表示部95が邪魔になり、CPUチップ収納部74の所要の位置に到達することができず、CPUチップ収納部74の付け根部(第1ケース70の壁面との接合部)にしか到達できないのであり、CPUチップに対する保護をより確実なものとすることができる。
更に、第3ケース90の本体部92のコの字開口側では、そのままでは、上述の第3ケース90の本体部92の内側壁体93と第1ケース70の窓部壁体73の端面73aとの接当が得られないところを、第1ケース70に受け面75を設け、ここで第3ケース90の本体部92のコの字開口側の一側縁の外面部92aを受け止めるようにしたことで、結果として第1ケース70の窓部壁体73の全周に亘って、第3ケース90の本体部92を確実に接当密着させることができるのである。
また、第1ケース70の内側面には、制御基板80をピッタリと嵌めこみ敷設するための基板受面76が形成されているが、前記第1ケース70の窓部壁体73の開口によって、この部分だけ制御基板80の嵌めこみが浮いてしまうのを防止し、全体としての制御基板80の収まりを良くすることができる。
そして、前記突条97は、同時にその第3ケース90の本体部92のリブとして機能することにもなり、第3ケース90の強度をアップさせる。
更に、第3ケース90の本体部92には、コネクタ用開口部91が存在するが、この開口を単なる開口とすると、挿入されたコネクタ99は略全体が外部に露出することになり、コネクタ99に他物が接当するとコネクタが変形したり、接合不良を来たし易くなるが、上記のように保護壁96を立設することでコネクタ99を保護することができると共にこのように本体部92から保護壁96を立設することで、この本体部92の強度アップを図ることができる利点もある。
本発明は、遊技機における基板ケースのコネクタの接続用窓部からの不正アタックを、より確実に防止できるので、どのような種類の遊技機においても実施可能であり、その実施の応用範囲は広いものである。
本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の正面図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の右側面図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の平面図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の外枠に対して内枠、前面枠、セット板を夫々開いた状態を示す斜視図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の遊技盤の正面図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の背面図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の基板ユニットの表面側から見た分解斜視図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の基板ユニットの表面側から見た要部の斜視図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の基板ユニットの裏面側から見た分解斜視図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の基板ユニット裏面側から見た要部の斜視図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第3ケースの平面図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第3ケースの底面図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第3ケースの正面図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第3ケースの背面図である。 本発明にかかる遊技機の一例であるパチンコ機の第3ケースの一側面図である。
符号の説明
70:第1ケース
71:第1封止部
72:接続用窓部
73:窓部壁体
73a:窓部壁体の端面
74:CPUチップ収納部
75:受け面
76:基板受面
80:制御基板
85:第2ケース
86:第2封止部
87:封止部材
90:第3ケース
91:コネクタ用開口部
92:本体部
92a:外側面
93:内側壁体
93a:内側壁体長辺部分
93b:内側壁体短辺部分
94:連結部
95:識別情報表示部
96:保護壁
97:突条
97a:内側面
99:コネクタ

Claims (2)

  1. 第1ケース及び第2ケースを有して内部に制御基板が設けられた基板ユニットであって、前記第1ケース側に設けられる第1封止部と、前記第2ケース側に設けられる第2封止部と、その第1封止部と第2封止部とを連結する封止部材とを有し、その封止部材によって前記第1封止部と第2封止部とが連結されている場合に前記制御基板を取り出すときには基板ユニットを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とする基板ユニットを備え、前記第1ケースに、前記制御基板に接続されるコネクタのための接続用窓部と、前記接続用窓部及び前記制御基板の表面から所定距離離れて略水平方向に設けられる天板部と、前記接続用窓部及び前記天板部を繋ぐ窓部壁体と、が設けられた遊技機において、
    前記接続用窓部を密着状態で覆い、少なくとも一つのコネクタ用開口部を有する第3ケースを、前記第1ケースの内側から着脱自在に取り付け得るように構成し、
    前記第3ケースのうち、前記接続用窓部を覆う本体部の周辺部の一部に、前記窓部壁体の内側面に沿って設けられる内側壁体を立設させてある、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 第1ケース及び第2ケースを有して内部に制御基板が設けられた基板ユニットであって、前記第1ケース側に設けられる第1封止部と、前記第2ケース側に設けられる第2封止部と、その第1封止部と第2封止部とを連結する封止部材とを有し、その封止部材によって前記第1封止部と第2封止部とが連結されている場合に前記制御基板を取り出すときには基板ユニットを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とする基板ユニットを備え、前記第1ケースに、前記制御基板に接続されるコネクタのための接続用窓部と、前記接続用窓部及び前記制御基板の表面から所定距離離れて略水平方向に設けられる天板部と、前記接続用窓部及び前記天板部を繋ぐ窓部壁体と、が設けられた遊技機において、
    少なくとも一つのコネクタ用開口部を有する第3ケースを、そのコネクタ用開口部より外側を覆うように在る所定部分と、それに対応する第1ケースの所定部分とが、それぞれ略平面形状に形成されて互いに接当する状態で、前記第1ケースの内側から着脱自在に取り付け得るように構成し、
    前記第3ケースのうち、前記接続用窓部を覆う本体部の周辺部の一部に、前記窓部壁体の内側面に沿って設けられる内側壁体を立設させてある、
    ことを特徴とする遊技機。



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