JP5163858B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
そして、このハーネスにより、制御装置からの信号がハーネスを介して第2枠体に送られ、第2枠体の電飾点灯や球貸操作部の制御等が行われる。
このような構成の遊技機としては、次のものが挙げられる。
この場合、第2枠体が閉鎖される時に、そのハーネスは第1枠体と第2枠体との間に納められることになるが、長目のハーネスは、自在に曲がって、都合よく第1枠体と第2枠体との間に納まるとは限らず、両者の枠体間に挟まることが頻繁に発生し、ハーネスの断裂を来たす虞が多分にあった。
制御装置が配置された基体と、
前記基体に対して開閉可能に構成され、前記制御装置に制御される所定の電気部品が配置された扉体と、
前記扉体及び前記基体の各対向部を亘るように架け渡されるハーネスと、
前記対向部の一方に固定される取り付け部材及び前記取り付け部材に対し回動自在に設けられ前記ハーネスの一部を保持する保持部材を有し、前記扉体が前記基体に対して閉じる方向に移動する場合に前記扉体の移動に伴って前記ハーネスが案内される領域を制限するように所定態様に変化するハーネス保持手段と、
を備える遊技機であって、
前記取り付け部材は、規制部を含み、
前記保持部材は、前記扉体の閉状態において前記規制部に接当する当たり部を含み、
前記保持部材は、可撓性素材で形成されている、
ことを特徴としている。
そして、パチンコ機における第1枠体と第2枠体の別例としては、内枠と球受皿専用扉、内枠と裏セット板、基板ケース台座と内枠、等を挙げることができる。
また、所定の電気部品とは、例えば、前述の遊技状態等を示す電飾、球貸操作部、スピーカー、ハンドル等(パチンコ機)で、ハーネスを介して電気信号乃至電流を流すことで何らかの機能を発現するところの電気部品を指す。
そして、扉状に開閉可能とは、回動軸心周りに開閉する状態を指すが、回動軸心が1本である場合と、平行した所定の間隔を空けた2本の軸心があって、2段開きが可能な扉状体も含まれる。
また、ハーネスの架け渡しは、ハーネスの両端のコネクタが、それぞれ第1枠体と第2枠体のコネクタに連結されることによって行われる。勿論、ハーネスは通常複数本の配線が束ねられているが、その本数はここでは問わないものである。
そして、ハーネスが前記第1枠体と前記第2枠体との間に噛み込まれるとは、各枠体の本体(本来敷設の部品を含む)のみならず、適宜敷設される対向する敷設部品間での挟み込みも含まれる。
制御装置が配置された第1枠体に対して、該制御装置によって制御される所定の電気部品が配置された第2枠体が扉状に開閉可能に構成され、前記第1枠体と前記第2枠体とに亘ってハーネスが架け渡されている遊技機であって、
前記第1枠体又は前記第2枠体のうち少なくとも一方に、前記第1枠体と前記第2枠体との間に位置するハーネスを保持するハーネス保持手段が設けられ、
前記第2枠体が開状態から閉状態へ移動する場合に前記ハーネス保持手段の形態が変化し、該変化に応じて前記ハーネスが折りたたまれるように構成されている、
ことを特徴とする。
この際、第2枠体が閉鎖される時に、そのハーネスは第1枠体と第2枠体との間に納められることになるが、長目のハーネスは、自在に曲がって、都合よく第1枠体と第2枠体との間に納まるとは限らず、両者の枠体間に挟まることが頻繁に発生し、ハーネスの断裂を来たすのであるが、本発明においては、ハーネス保持手段を設けることによって、上述したハーネスが不都合に曲がるのを防止し、ハーネスが第1枠体と第2枠体との間或いは他の枠体等間に噛み咬み込まれないように、曲がりを抑制することができ、以って、ハーネスの断裂を未然に回避させることができる。
また、本発明は、以下の構成を採用した遊技機に対して採用することが特に有効である。
1.第2枠体が遊技機の一側部に設けられた軸を中心として回動し扉状に開閉し、かつその軸が両枠体の合わせ位置よりも前方にずらして(前方に変位した位置に)配置された構成。この構成は例えば、遊技領域を有する内枠(第1枠体とした場合)及び遊技領域を覆う前面枠(第2枠体とした場合)に採用されることが考えられる。この構成では、前面枠表面が立体的な作りの場合に懸念される隣接遊技機や台間装置などへの接触を避けることが可能となりかつ前記内枠と前記前面枠とを開状態において引き離すことができるため遊技領域のメンテナンス等がし易くなる。その反面、これらに架け渡されるハーネスにゆとりを大きく持たせる必要が生じ、結果的に両枠体の間に前記ハーネスが噛み込まれ易くなる。
2.第2枠体に配置された所定の電気部品が遊技機のエラー状態を報知する報知手段(例えばLED基板等による電飾やスピーカ、発射装置)であり、第1枠体に配置された制御装置と報知手段とが両枠体に架け渡されるハーネスを介して電気的に接続されている構成。この構成は例えば、エラー状態(球通路の球詰まり状態や払い出すべき遊技球が不足している状態など)の報知を制御する制御装置を配置した内枠(第1枠体とした場合)及びエラー状態を報知する報知手段を配置した前面枠(第2枠体とした場合)を備えた構成が挙げられる。この場合には、エラー状態が報知されるため遊技場の管理者又は遊技者自身がエラー状態に気づき易い構成となる反面、ハーネスが断線などを起こし報知されなくなる可能性も高い。
3.閉状態となった両枠体の各対向面において第1枠体の一部と第2枠体の一部とが互いに押し付けられて係合又は凹凸により係合する係合部を有しその近傍にハーネスが架け渡されている構成。この構成は例えば、内枠(第1枠体とした場合)に配置された遊技領域の軸側外周に沿って設けられた凸部及び前面枠(第2枠体とした場合)裏面の凹部が係合する構成に採用されることが考えられる。この場合には、内枠と前面枠との間からの不正器具(ピアノ線など)を侵入させて遊技領域の改変等を行う不正行為を防止することができる構成となる反面、この係合部分にハーネスが挟み込まれた場合にはハーネスが断線等を引き起こす可能性が高い。
さらに、本発明のハーネスは、第1枠体と第2枠体とが最大開放位置にあるときに略直線状となるように長さを設定することによって必要最小限の長さに設定することができ、噛み込みを抑制できる。また、「折りたたまれる」部分を複数箇所にすることによって、両枠体が閉状態のときのハーネスを一層小さなスペースに収めることができる。
前記ハーネス保持手段が、前記第1枠体又は前記第2枠体に対して取り付けるための取り付け部材と、該取り付け部材に、前記第2枠体の開閉のための軸心と略平行な軸心の回りに回動自在に設けられた保持部材とから構成され、該保持部材は、前記ハーネスを伸ばした状態で所定の長さに亘って保持する長さを有するように構成されていることを特徴とする。
このように、ハーネス保持手段を、取り付け部材とこれに対して回動自在の保持部材とから構成し、その保持部材にハーネスを所定の長さに亘って保持するようにしたことで、ハーネスの勝手な湾曲を抑制し、延びた状態で保持することができながら、前記第2枠体の開閉に際して、その保持部材が回動(取り付け部材との相対回動)することができて、保持部材が無理なくハーネスを保持しながら、前記第1枠体又は前記第2枠体の相対回動変位が行われるのである。
前記取り付け部材には、規制部が設けられ、前記保持部材が可撓性素材で構成されると共に該保持部材に前記規制部に接当する当たり部が設けられていることを特徴とする。
このように構成したことによって、前記第2枠体の開閉に際して、所定の開閉角度以上の開閉に際しては、前記保持部材の回動軸心周りでの回動が規制されるが、その後は、該保持部材の撓みで変位吸収しながらハーネスの保持状態は維持し、以って、上記第2枠体の大きな開閉が可能となる。
前記保持部材に一体形成されたハーネス結束バンドを備え、該ハーネス結束バンドによって前記ハーネスが前記保持部材に固定されることを特徴とする。
このように、ハーネス結束バンドを保持部材に一体形成してあれば、ハーネス結束バンドを保持部材に装着する手間が省ける。
前記ハーネス保持手段が、更に、前記保持部材に形成した挿通孔に通す別体構成のハーネス結束バンドを備え、該ハーネス結束バンドによって前記ハーネスが前記保持部材に固定されることを特徴とする。
このように、ハーネス結束バンドとハーネス保持手段とを別体構成としたことで、ハーネス結束バンドを安価なものとして準備でき(既製品でも可)、メンテナンス等でハーネスの拘束状態を解除したい場合に、このハーネス結束バンドを直接に切断し、再度の結束には、新しいものを使用すればよい。
このように、ハーネス結束バンドを別体のものとする場合、前記保持部材に挿通孔を形成して、これに挿通するだけで、前記ハーネス保持手段に対するハーネスの結束位置を特定できて、結束後にむやみに結束位置がずれるということがない。
前記挿通孔は、前記保持部材に所定の間隔を隔てて2箇所設けられ、夫々にハーネス結束バンドが挿通されていることを特徴とする。
このように、前記挿通孔を前記保持部材に所定の間隔を隔てて2箇所設けたことで、所定の間隔を隔てて、二本のハーネス結束バンドを用いて、安定して結束し、ハーネスを拘束できる。これにより、ハーネスを前記保持部材の略全体で保持できて、より一層噛みこみ防止に寄与できる。
前記保持部材が、その回動軸心から略直交する方向に延び、次いで、所定の角度をもって湾曲されて延長されており、且つ、前記回動軸心近傍部の前記当たり部は剛構造とされ、且つ延長部は可撓性を発揮できる薄片構造とされていることを特徴とする。
このように、前記保持部材が、可撓性素材で構成されながら、前記当たり部には前記規制部に対抗する剛性を持たせるべく、構造的特徴を持たせる剛構造とされ、前記延長部は、大きな開閉に際して撓みを発揮できる薄片構造とすることで、それぞれの役割を実現させることができる。
前記保持部材が、前記延長部の端部には、その長手方向に直交する方向に伸びたハーネス支持片が設けられていることを特徴とする。
このように、前記保持部材の前記延長部の端部にハーネス支持片が設けられることで、前記第1枠体と前記第2枠体とに亘って架け渡されるハーネスが、このハーネス支持片を境として、前記保持部材からの拘束状態を外れてフリーの状態となるが、その保持部材の前記延長部の端部が、そのままの幅となっている場合と比較して、結果として広幅を形成することになるその境部(ハーネス支持片)で、ハーネスの曲がりを安定的に支持することができるのであり、ハーネスの曲がりが前記延長部の端部から外れて自由に曲がるのを抑制することができ、ハーネスの位置を所期状態として噛みこみ防止に寄与できるのである。
前記ハーネス保持手段の取り付け部材にフックが形成され、ハーネスの仮り止めを行い得るように構成されていることを特徴とする。
このように、ハーネス保持手段の取り付け部材にフックが形成されることで、ハーネスをハーネス保持手段にハーネス結束バンドで拘束するときに、このフックに予め仮り止めしておくことができ、拘束作業を行い易くすることができると共に前記取り付け部材は前記保持部材と軸心周りに相対回動(変位)するものであるので、ハーネス結束バンドで拘束されていない取り付け部材側におけるハーネスの位置決めをすることができて、ハーネス保持手段の取り付け部材と保持部側とでハーネスを留めておくことができ、ハーネスの噛みこみ防止に寄与できる。
尚、上記フックは、ハーネスを係止しておくものであるが、実施例の如く相対変位(摺動)可能な形状(J形)のほか、位置固定できるような形状のものであってもよい。
前記第2枠体が前面枠であり、前記ハーネス保持手段が該前面枠の上部で、その回動軸心の近傍に設けられ、ハーネスの前面枠への取り付け及び第1枠体への取り付け位置が、前記ハーネス保持手段よりも前記回動軸心から遠ざかる方向に位置していることを特徴とする。
このように、ハーネス保持手段が該前面枠の上部で、その回動軸心の近傍に設けられていることにより、橋渡しのハーネスを最短長さのものとできながら、前記ハーネス保持手段を折れ曲がり部位として、フリーな姿勢のない状態でU時形にハーネスを折りたたみ、以って、前面枠の上部においてハーネスの噛みこみを防止できる。
そして、上部のハーネスとしては、電飾、スピーカーなどへの信号送信のハーネスが挙げられる。
前記第2枠体が前面枠であり、前記ハーネス保持手段が該前面枠の下部で、その回動軸心の近傍に設けられ、ハーネスの前面枠への取り付け及び第1枠体への取り付け位置が、前記ハーネス保持手段よりも前記回動軸心から遠ざかる方向に位置していることを特徴とする。
このように、ハーネス保持手段が該前面枠の下部で、その回動軸心の近傍に設けられていることにより、橋渡しのハーネスを最短長さのものとできながら、前記ハーネス保持手段を折れ曲がり部位として、フリーな姿勢のない状態でU時形にハーネスを折りたたみ、以って、前面枠の下部においてハーネスの噛みこみを防止できる。
そして、下部のハーネスとしては、球貸操作部等への信号送信のハーネスが挙げられる。
前記保持部材が、その延長部の先端側の上縁部が、その長手方向に沿って先端に向けて下方に傾斜するように形成されていることを特徴とする。
このように構成したことで、前記第2枠体(第2枠体)の開閉に際し、前記ハーネス保持手段が取り付けられた前記第1枠体又は前記第2枠体と反対側の枠体の一部に接当した際にガイドの機能を発揮し、当該部分に挟み込まれないように変位し、噛みこみが防止されるのである。
手段13:手段9乃至手段11の遊技機において、
前記第1枠体が内枠であり、前記第2枠体が前面枠であり、遊技領域の外側を覆うように係合部が、前記前面枠裏面と内枠表面に設けられ、且つ、前記係合部よりも外側に、前記前面枠の閉鎖時にハーネスを収納できるハーネス収納スペースが形成されていることを特徴とする。
このように、前記係合部においてハーネス収納スペースが形成されたことで、第2枠体が閉じられるときに、前記ハーネス保持手段に保持されたハーネスが、折り返された状態で収納可能となり、ハーネスの噛みこみを一層回避させ易い。
遊技機がパチンコ機であることを特徴とする。
パチンコ機の基本構成としては、操作ハンドルを備え、その操作ハンドルの操作に応じて有価物体の一例である球を所定の遊技領域に発射し、球が遊技領域内の所定の位置に配設された作動口に入賞(または作動ゲートを通過)することを必要条件として、表示装置において動的表示されている識別情報(図柄等)が所定時間後に確定停止されるものが挙げられる。また、特別遊技状態の発生時には、遊技領域内の所定の位置に配設された可変入賞装置(特定入賞口)が所定の態様で開放されて球を入賞可能とし、その入賞個数に応じた有価価値(景品球のみならず、磁気カード書き込まれるデータ等も含む)が付与されるものが挙げられる。
この際、第2枠体が閉鎖される時に、そのハーネスは第1枠体と第2枠体との間に納められることになるが、長目のハーネスは、自在に曲がって、都合よく第1枠体と第2枠体との間に納まるとは限らず、両者の枠体間に挟まることが頻繁に発生し、ハーネスの断裂を来たすのであるが、本発明においては、ハーネス保持手段を設けることによって、上述したハーネスが不都合に曲がるのを防止し、ハーネスが第1枠体と第2枠体との間或いは他の枠体等間に噛み咬み込まれないように、曲がりを抑制することができ、以って、ハーネスの断裂を未然に回避させることができる。
殊に、最近のパチンコ機は、メンテナンスを容易にするための大きな開閉角度、或いは、第2枠体に敷設の電飾等が前面に突出することにより、単純開閉では、その突出部が隣のパチンコ機に接当したり、敷設機器(例えば遊技球供給手段の像のハナ)に接当したりすることになり、此れを回避するために、開閉軸心を両枠体の一側部の合わせ位置からずらせた(変位させた)ところの回動軸心によって開閉させることが求められており、そうした開閉にはより長目のハーネスの敷設が要求されるのであり、上述した如き噛み込みが増大するのである。
遊技機がスロット機であることを特徴とする。
スロット機の基本構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して、あるいは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備えた遊技機」となる。
この場合、有価物体はコイン、メダル等が代表例として挙げられる。
この際、第2枠体が閉鎖される時に、そのハーネスは第1枠体と第2枠体との間に納められることになるが、長目のハーネスは、自在に曲がって、都合よく第1枠体と第2枠体との間に納まるとは限らず、両者の枠体間に挟まることが頻繁に発生し、ハーネスの断裂を来たすのであるが、本発明においては、ハーネス保持手段を設けることによって、上述したハーネスが不都合に曲がるのを防止し、ハーネスが第1枠体と第2枠体との間或いは他の枠体等間に噛み咬み込まれないように、曲がりを抑制することができ、以って、ハーネスの断裂を未然に回避させることができる。
殊に、最近のスロット機は、メンテナンスを容易にするための大きな開閉角度、或いは、第2枠体に敷設の電飾等が前面に突出することにより、単純開閉では、その突出部が隣のスロット機に接当するのを回避するために、開閉軸心を両枠体の一側部の合わせ位置からずらせた(変位させた)ところの回動軸心によって開閉させることが好ましく、そうした開閉にはより長目のハーネスの敷設が要求されるのであり、上述した如き噛み込みが増大するのである。
遊技機がパチンコ機とスロット機を融合させた遊技機であることを特徴とする。
パチンコ機とスロット機を融合させた遊技機の基本構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して、あるいは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、有価物体として球を使用するとともに、前記識別情報の動的表示の開始に際しては所定数の球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの球が払い出されるように構成されている遊技機」となる。
この際、第2枠体が閉鎖される時に、そのハーネスは第1枠体と第2枠体との間に納められることになるが、長目のハーネスは、自在に曲がって、都合よく第1枠体と第2枠体との間に納まるとは限らず、両者の枠体間に挟まることが頻繁に発生し、ハーネスの断裂を来たすのであるが、本発明においては、ハーネス保持手段を設けることによって、上述したハーネスが不都合に曲がるのを防止し、ハーネスが第1枠体と第2枠体との間或いは他の枠体等間に噛み咬み込まれないように、曲がりを抑制することができ、以って、ハーネスの断裂を未然に回避させることができる。
殊に、最近の上記融合機は、メンテナンスを容易にするための大きな開閉角度、或いは、第2枠体に敷設の電飾等が前面に突出することにより、単純開閉では、その突出部が隣の融合機に接当するのを回避するために、開閉軸心を両枠体の一側部の合わせ位置からずらせた(変位させた)ところの回動軸心によって開閉させることが好ましく、そうした開閉にはより長目のハーネスの敷設が要求されるのであり、上述した如き噛み込みが増大するのである。
図1は本実施形態のパチンコ機10の正面図であり、図2は、パチンコ機10の前面からの斜視図であり、図3は、第2枠体14の斜視図である。図4は、前面枠14を開いた状態の斜視図であり、図5は、前面枠14を開いた状態の正面図であり、図6は、遊技盤30の正面図である。
前記内枠12の開閉軸線はパチンコ機10の正面からみて遊技球発射ハンドル18の設置箇所の反対側(図1のパチンコ機10の左側)で上下に延びるように設定されており、この開閉軸線を軸心にして内枠12が前方側に十分に開放できるようになっている。また、内枠12は合成樹脂、具体的にはABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂から成る。こうすることで、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できるという利点が発揮される。
音出力口24は、内枠12の左右上端部位置に設けられたスピーカからの音を出力するための出力口である。また、灰皿22は、図1に示すように、下皿15の左方に設けられている。灰皿22は左右方向(水平方向)の軸線を軸心にして回動(例えば前方側に向けて前回り)するように支持されている。
つまり、この前面枠14の側面の少なくとも一部が内枠12の外側壁(リブ)12b内に嵌まり込むようにして取り付けられているので、内枠12と前面枠14との隙間から異物(針状あるいは薄板状等のものであって、具体的には針金、ピアノ線、セルロイド板等)を差し入れるなどの不正行為を防止できるようになっている。また、前面枠14は、内枠12と同様に、合成樹脂、具体的にはABS樹脂により構成されているので、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できる。
そして、樹脂ベース20の後側には、図4乃至図6に示す遊技盤30が着脱可能に装着されている。図6に示すように、遊技盤30は四角形状の合板よりなり、上部一方のコーナーが角落されており(後に述べる)、その周縁部が樹脂ベース20(内枠12)の裏側に当接した状態で取着されている。
そして、この一般入賞口31、31及び始動口33に遊技球が入球した場合には、上記各検出センサで検出され、この検出センサの出力に基づいて、上皿19(または下皿15)へ所定数の賞品球が払い出されると共に、始動口33に遊技球が入球した場合には、後述する抽選が開始されることになる。
かかる場合、各種入賞口に入賞した遊技球を入賞球処理装置に一旦集め、その入賞球処理装置で入賞球の存在を1つずつ順番に確認した上で払出を行う従来方式(いわゆる証拠球方式)とは異なり、本実施の形態のパチンコ機10では、各種入賞口毎に遊技球の入賞を電気的に感知して払出が直ちに行われる(すなわち、本パチンコ機10では入賞球処理装置を廃止している)。故に、払い出す遊技球が多量にあっても、その払出をいち早く実施することが可能となる。但し、本発明に従来の「証拠球方式」を適用してもよい。
その他に、遊技盤30の左右下方位置には、上記一般入賞口31、31を備えた装飾部材35が設けられ、また、遊技盤30の下部にはアウト口36が設けられており、各種入賞装置等に入球しなかった遊技球はこのアウト口36を通って、遊技盤30裏面の図示しない球排出路の方へと案内されるようになっている。さらに、遊技盤30には、遊技球の落下方向を適宜分散、調整等するために多数の誘導釘が植設されているとともに、同様の機能を有する風車が配設されている。
かかる場合、内レール51と外レール52とにより誘導レールが構成され、これら各レール51、52が所定間隔を隔てて並行する部分(向かって左側の部分)により球案内通路が形成されている。なお、球案内通路は、遊技盤30との当接面を有した溝状、すなわち手前側を開放した溝状に形成されている。
なお、遊技盤30の右下隅部および左下隅部は、証紙(例えば製造番号が記載されている)等のシール(図6のS1,S2)やプレートを貼着するためのスペースとなっており、この貼着スペースを確保するために、フランジ56に切欠58,59が形成されている。遊技盤30の右下隅部や左下隅部に、証紙等のシール(図8のS1,S2)を貼着することで、遊技盤30と証紙との一義性を持たせることができる。
従って、遊技領域と言った場合には誘導レール部分は含まないため、遊技領域の向かって左側限界位置は外レール52によってではなく内レール51によって特定される。同様に、遊技領域の向かって右側限界位置は内レール51によって特定される。また、遊技領域の下側限界位置は遊技盤30の下端位置によって特定される。また、遊技領域の上側限界位置は外レール52によって特定される。
前面枠14には前記遊技領域のほとんどを外部から視認することができるよう略楕円形状の窓部101が形成されている。詳しくは、ベース部材が窓部101を形成する開口を備えており、その左右側の略中央部が、上下側に比べて比較的緩やかに湾曲して細化した形状となっている。なお、前記略中央部が直線状になるようにしてもよい。
本パチンコ機10では、中央電飾部103が大当たりランプとして機能し、大当たり遊技状態時に点灯や点滅を行うことにより、大当たり遊技状態中であることを報知する。さらに、上皿19周りにも、同じくLED等の発光部を内蔵した上皿電飾部104が設けられている。
図7及び図8は、パチンコ機10の背面図と、セット板400を一部開いた斜視図である。先ず、パチンコ機10の背面構成について全体の概要を説明する。パチンコ機10にはその背面(実際には内枠12および遊技盤30の背面)において、各種制御基板が上下左右に並べられるようにしてまたは前後に重ねられるようにして配置されており、さらに、遊技球を供給するための遊技球供給装置(払出機構)等が取り付けられている。
尚、図7において、819は、遊技機電源コードを示し、820は、電源スイッチを示し、821は、外部接続アース線を示す。
この第1基板ケース201Aは、前記外側ケース70側に設けられる外側封印部71と、前記内側ケース85側に設けられる内側封印部86と、その外側封印部71と内側封印部86とを連結する封印部材87とを有し、その封印部材87によって前記外側封印部71と内側封印部86とが連結されている場合に前記制御基板80を取り出すときには第1基板ケース201Aを破壊するか或いは所定の部位を切断することを必要とするものである。
この連結台座部材430は、前記開閉機構410と前記第1基板ケース201Aとにそれぞれ連結されるものであり、言わば従来から用いられていた基板ケースを取り付けるための台座に相当するものであって、合成樹脂で成型されており、第1基板ケース201Aの内側ケース85の側面に接当する側が開放され、リブが多数設けられ、リブの端面は同じレベルに形成され、内側ケース85の側面に密着接当可能にされており、反対側の側面(遊技盤30側)は、平坦に形成されている。
即ち、前記外側封印部71と内側封印部86の位置する側に前記第1台座封止部450が配置され、且つ、前記第1基板ケース201Aの背面視(正面)において、前記第1台座封止部450が見えるように前記外側および内側封印部71、86と平面位相をずらせて配置されているのである。
そして、前記第1、及び第2台座封止部450、432は、破断ネジを用いて連結封止される。
そして、封印部により封印されることにより、制御基板に対して不正な改変を行ったり、不正品に交換されることを防止でき、また、第1、第2台座封止部450、432により連結封止することによって、第1制御基板ユニット201を不正品に交換されることを防止できる。
遊技盤30の裏面と第1制御基板ユニット201との間には、スペーサー(中間部材)501が介装されている。図10乃至図12に示すように、遊技盤30の裏面には球集合板460が設けられ、第1制御基板ユニット201はこの球集合板460に外側から取り付けられる構成となっているが、該球集合板460と第1制御基板ユニット201との間には、若干の間隙が形成されている。パチンコ機10の機種によっては、遊技盤30の裏面の設計に応じて、当該部位の寸法(奥行)が異なる。このため、この寸法の変動に対応できるように、球集合板460と第1制御基板ユニット201との間には、若干の余裕、すなわち間隙が形成されているのである。前記スペーサー(中間部材)501は、この球集合板460と第1制御基板ユニット201との間の間隙を補填するためのものであり、当該間隙にほぼ対応した寸法を有するものとなっている。
この遊技機の特徴部分について、図4、図5、図17乃至図26に基づいて説明する。この遊技機の基本構成としては、制御装置、例えば、第1制御基板ユニット201が配置された一方の第1枠体としての内枠12(遊技機本体側)に対して、該制御装置の出力で制御される所定の電気部品、例えば、演出装置700(上部位置)或いは球貸操作部120が配置された第2枠体としての前面枠14が扉状に開閉可能に構成され、前記内枠12と前記前面枠14とに亘って、それら電気部品に信号を送るためのハーネス150A、150B(上下の位置で)が架け渡されている遊技機であり、特に、前記内枠12又は前記前面枠14の何れか一方に、ここでは、前面枠14に、前記内枠12と前記前面枠14との間に位置するハーネス150A、150B(図面では、各4本を束ねるように表してるが、本数は変化するものであり、複数本である)を保持するハーネス保持手段としてのハーネス保持具152A、152Bが、上下の位置で夫々設けられている。
前記第2枠体が開状態から閉状態へ移動する場合に前記ハーネス保持具の形態が変化し、該変化に応じて前記ハーネスが折りたたまれるように構成されており、このようなハーネス保持具152A、152Bによって、前記前面枠14の開閉に際して、前記ハーネス150A、150Bが、前記内枠12と前記前面枠14との間に噛み込まれるのを防止するように構成されているものである。
図20及び図21は、前記取り付け部材153A,153Bが実質的に同じ構成であるので、部材番号のみを括弧で引用し、図示は省略した。
ここでも、重複を避けるために、図17乃至図19及び図22乃至図25は、一方のハーネス保持具152Aと、挿通孔158A,158B、ハーネス結束バンド157A,157Bを示すこととした。
そして、前記保持部材154Aが、その回動軸心P2から略直交する方向に延び、次いで、所定の角度をもって湾曲されて延長されており、且つ、前記回動軸心P2近傍部の前記当たり部156Aは剛構造とされ、且つ延長部159は可撓性を発揮できる薄片構造とされている。この当たり部156Aは、図26乃至図28に示すように、厚肉、つまり、二重壁として、幅方向中間位置の内部にリブ160を渡したことで剛構造とし、その先は、一枚の薄板のままとして可撓性を発揮できるようにしたものである。
また、前記ハーネス保持具152Aの取り付け部材153Aにフック162が形成され、ハーネス150Aの仮り止めを行い得るように構成されている。
そして、前記保持部材154Aは、その延長部159の先端側の上縁部159aが、その長手方向に沿って先端に向けて下方に傾斜するように形成されている。
そして、前記第1枠体が内枠12であり、前記第2枠体が前面枠14であり、遊技領域の外側を覆うように係合部163、164が、前記前面枠14裏面と内枠12表面に設けられ、且つ、前記係合部163、164よりも外側に、前記前面枠の閉鎖時にハーネスを収納できるハーネス収納スペース165が形成されている(図4、図5、図26参照)。
上記のように、この遊技機10は、島設備に固定されている外枠11に対して合成樹脂成型の内枠12を縦軸心周りに回動自在に枢着し、この内枠12に対して木製の遊技盤30を裏側から固定し、更に、前記内枠12に対し、前記内枠12の前面側において前面枠14を縦軸芯周りに回動自在に枢着し、また、前記前面枠14には演出装置700(ランプ等)が設けられている。
そして、上記した通り、図6及び図13に示すように、前記内枠12の外枠11に対する枢着部725に近い前記遊技盤30のコーナーが、略三角形状(遊技盤の中心側は円弧状)に角落ち720されている
尚、図13乃至図16においては、遊技機10の変形例を示すものであり、ハーネス150A、ハーネス保持具152A等を図示省略している。
図15は、この取り付け部740及びハーネス収納スペース165の概念を示すための概略斜視図であり、図16は、その要部の概略縦断側面図である。この取り付け部740は、前記遊技機10の表側から裏側に伸び、且つ、前記切り欠き空間の外周を形成する外周壁741を有する。この外周壁741は、正面視で略三角形(実際には、図13、図15に示す形状であり、その遊技盤の中心側は円弧状に切り欠かれている)を成しており、この外周壁741に囲まれる内側部分、即ち、ハーネス収納スペース165に支持面742を設けると共に該支持面742の略中央位置に貫通孔731を形成してある。
そして、この外周壁部分741Aの前面側が、後側に向けて折り曲げされており、この折り曲げ部741B(図16参照)は、上方の外周壁部分741Aよりも短く形成され、その後端部に、遊技盤30の上部周縁部が接当している。
前記ハーネス保持具152Aにより保持されるハーネス150Aのうち、中継基板側との接続位置H1(ハーネス収容スペース165内)と、ハーネス保持具152Aのフック162により保持される位置H2とは、遊技機にこのハーネス150Aが取り付けられた状態でのそれぞれの高さ位置が略同じ高さとなるように設定されている(図5及び図26(a)参照)。また、前記接続位置H1は、前面枠14が図26(a)に示す各枠体の状態よりさらに大きく開放された最大開放状態にあるときにハーネス150Aが直線に近い状態となる位置に設定されている。
前記保持部材154Aの延長部159はハーネス150Aの接続位置H1側端部まで到達しない大きさに設定されており、ハーネス150Aはこの延長部159により保持されない部分に屈曲部M1が形成されるように移動する(図26(e)参照)。内枠12に対して開状態の前面枠14が閉状態に向けて移動する場合に、延長部159は、ハーネス収容スペース165に向けて移動しながら回動軸心P1側に向けて移動することにより、ハーネス収容スペース165内でハーネス150Aが折りたたまれる(屈曲部M1)。
即ち、保持部材154A,154Bを成型する際に、ハーネス結束バンド157A,157Bについても、その一部として帯状に一体成型するのである。
この場合、点検等でハーネス150Aの結束状態を解除したい場合には、そのハーネス結束バンド157A,157Bを切断することになり、その結果、保持部材154Aそのものを新たなものと取り替えなければならない問題点はあるが、保持部材154Aを樹脂成型物として大量に生産でき、安価に提供できれば問題ない。
上記の前面枠14を内枠12に対して開閉する際、図26(a)乃至(d)に示す如く、ハーネス150Aは、その開閉につれて、屈伸する。図26は、上部配置のハーネス保持具152A、即ち、演出装置700等にかかわる制御信号を送るハーネス150Aを保持するものについて示す。
図26(a)に示す開かれた状態から、前面枠14を閉じるように回動させると、ハーネス150Aは、保持部材154Aにハーネス結束バンド157A,157Bでバインド、保持された状態で、一体的に変位するが、勝手な変形、屈曲は起こらない。
そして、前面枠が閉じられた状態では、屈曲されたハーネス150Aは、内枠12のハーネス収納スペース165に収まるのである。
この際、前面枠14が閉鎖される時に、そのハーネス150Aは内枠12と前面枠14との間に納められることになるが、長目のハーネス150Aは、自在に曲がって、都合よく内枠12と前面枠14との間に納まるとは限らず、両者の枠体間に挟まることが頻繁に発生し、ハーネス150Aの断裂を来たすのであるが、ここでは、ハーネス保持具152Aを設けることによって、上述したハーネス150Aが不都合に曲がるのを防止し、ハーネス150Aが内枠12と前面枠14との間或いは他の枠体等間に噛み咬み込まれないように、曲がりを抑制することができ、以って、ハーネス150Aの断裂を未然に回避させることができるのである。
150A:ハーネス
152A:ハーネス保持具
Claims (1)
- 制御装置が配置された基体と、
前記基体に対して開閉可能に構成され、前記制御装置に制御される所定の電気部品が配置された扉体と、
前記扉体及び前記基体の各対向部を亘るように架け渡されるハーネスと、
前記対向部の一方に固定される取り付け部材及び前記取り付け部材に対し回動自在に設けられ前記ハーネスの一部を保持する保持部材を有し、前記扉体が前記基体に対して閉じる方向に移動する場合に前記扉体の移動に伴って前記ハーネスが案内される領域を制限するように所定態様に変化するハーネス保持手段と、
を備える遊技機であって、
前記取り付け部材は、規制部を含み、
前記保持部材は、前記扉体の閉状態において前記規制部に接当する当たり部を含み、
前記保持部材は、可撓性素材で形成されている、
ことを特徴とする遊技機。
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