JP2008028842A - 弾性波デバイス及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のチップを一体化後のチップ間の機械強度の向上と再配線層の形成を同時に図ることができる。これにより,デュアルフィルタの更なる小型化が可能となる。
【解決手段】少なくとも二つの弾性表面波素子間が樹脂の充填により接続されて形成された弾性波デバイスであって,前記弾性表面波素子のそれぞれは,基板と,前記基板の表面に構成された機能部分と,前記機能部分の動作に必要な空間部分を形成する凹みを備え,且つ前記基板の表面を覆うパッケージを有し,更に前記少なくとも二つの弾性表面波素子間の樹脂の充填により接続される部分に対応する,前記少なくとも二つの弾性表面波素子のそれぞれパッケージの側面に,少なくとも一箇所以上の切り欠きを備え,前記少なくとも二つの弾性表面波素子の基板側面,背面,および前面の一部を第一の樹脂で覆い,且つ前記パッケージの側面の少なくとも一箇所以上の切り欠きに前記第一の樹脂が充填されている。
【選択図】図5B

Description

本発明は,弾性波デバイスおよびその製造方法に関する。特に,例えばテレビジョン(以下,TVと略す)やビデオテープレコーダ(以下,VTRと略す)やDVD(Digital Versatile Disk)レコーダや携帯電話機等の機能部に使用されるフィルタ素子や発振子として機能させることができる弾性表面波デバイスや圧電薄膜を用いた薄膜共振子(FBAR:Film Bulk Acoustic Resonator)等の弾性波デバイスおよびその製造方法に関する。
現在,弾性波デバイスとして,弾性表面波デバイス(以下,SAWデバイス:Surface Acoustic Wave Deviceという)は,例えば45MHz〜2GHz帯の周波数帯域における無線信号を処理する各種回路であって,送信用バンドパスフィルタ,受信用バンドパスフィルタ,局部発信フィルタ,アンテナ共用器,中間周波フィルタ,FM変調器等に広く用いられている。
また,薄膜共振子等の弾性波デバイスも1GHz〜10GHzの周波数帯域におけるフィルタとして用いられ始めている。
近年,これらの信号処理機器は小型化が進み,使用されるSAWデバイスや薄膜共振子等の電子部品も小型化の要求が強くなってきている。また,異なる複数の周波数領域で使用できるマルチバンド携帯電話の需要が高くなっており,携帯電話では,シングルバンド適用機器以上にデバイスの小型集積化が要求されている。
このような携帯電話では,複数のフィルタを内蔵したマルチフィルタが使用されている。このうち,二つのフィルタを内蔵したデュアルフィルタの従来の構成例を,図1A,図1B,図1Cに示す図(その1,その2,その3)である。
図1Aは,2つのフィルタチップC1,C2を内蔵したデュアルフィルタの電極端子部側より見た平面構成図である。図1B,図1Cは,それぞれ図1Aの電極端子部側より見た平面構成を共通とする異なるデュアルフィルタの第1,第2の例であって,図1AのA−B線に沿う断面図を示す図である。
端子電極は,シングルフィルタと同様に,信号電極(入力端子IN,出力OUT)と接地電極GNDから構成され,チップの数分信号電極は増える。グランド電極GNDは,グランドを強化するために,共通化する場合が多い。
断面図は,インターポーザーであるセラミック基板の形状により,図1B又は,図1Cに示すような構成となっている。
図1Bは,セラミック基板1が容器形状となっており,この中にバンプを形成したフィルタチップC1,C2をフリップチップ3により固定する。そして,容器を気密封止層2で蓋をする。フィルタチップC1,C2とセラミック基板1とのバンプ3で規定された空間はSAWデバイス素子となるフィルタチップC1,C2に形成された櫛歯電極の振動空間10となる。
セラミック基板1の内部には,バンプ3で接続した配線を端子電極IN,OUT−C1,C2の形状位置になるように移動させるために再配線層11が形成されている。この再配線層11は,各チップの接地配線を共通化する場合にも使用される。
図1Cは,セラミック基板1が板状1aになっている場合で,図1Bの容器型と同様にバンプ3を形成したフィルタチップC1,C2をフリップチップ3により固定する。そして,フィルタチップC1,C2を覆うように気密封止層2が形成されている。板状のセラミック基板1aの場合は,容器型よりも枠が無くなる分だけ小型化できる。但し,容器型と同様にバンプ3で規定された振動空間10および再配線層11が必要であるので,図1Bの容器型基板1による場合と垂直方向の厚さは変わらない。
ここで,シングルフィルタの場合,ウェハレベルで,先に述べた振動空間10および再配線層11を形成するパッケージングにより小型,薄型が可能となりつつある。シングルフィルタでのウェハレベルパッケージングの例としては,本願発明者らにより先の特許出願により提案している(特願2005−290969号)。
一方,デュアルフィルタの場合は,それぞれの周波数で最適な電極膜厚等が異なるため,複数の素子を個々にチップ単位で使用する必要があり,シングルフィルタのウェハレベルパッケージングと同様の方法が使えない。
しかしながら,複数のチップをチップレベルで小型化する手法としては,特許文献1および特許文献2に記載の技術が知られている。すなわち,これら特許文献に示されるように,チップ間の側面を直接接着する方法があり,それぞれの使用周波数に適した電極膜厚で形成されたチップが直接接着される。
特許文献1に記載の発明では,特許文献1に記載の図面を再掲して図2A,図2Bに示したように,二つのチップの側面のみ(図2A,15),あるいは,側面の上下のみ(図2B,16,17)を接着し一体化している。
あるいは,特許文献2に記載の発明では,特許文献2に記載の図面を再掲して図3に示すように,基板Xよりも低弾性の樹脂上接着剤Yで側面のみを接着し一体化している。
特開平10−215143号公報 特開平11−16845号公報
ここで,上記特許文献のいずれの方法も一体化後に更に容器に入れることを想定しているため,容器に入れることなしに一体化後単体で使用する場合は強度が不足することになる。
また,マルチフィルタでは,複数の素子を接続するための再配線層11(図1B,図1C)が必要であるが,上記先願の方法では,特許文献1,2の従来技術と同様に容器に配線層を形成しているために厚さ方向に薄くすることができない。
したがって,本願発明の目的は,ウェハレベルパッケージしたシングルフィルタの側面を接着し一体化する方法でデュアルフィルタを構成し,小型化を図る場合において,一体化後のチップ間の機械強度の向上と再配線層の形成方法を改善することにある。
かかる問題を解決するために,本発明の第一の側面は,少なくとも二つの弾性表面波素子間が樹脂の充填により接続されて形成された弾性波デバイスであって,前記弾性表面波素子のそれぞれは,基板と,前記基板の表面に構成された機能部分と,前記機能部分の動作に必要な空間部分を形成する凹みを備え,且つ前記基板の表面を覆うパッケージを有し,更に前記少なくとも二つの弾性表面波素子間の樹脂の充填により接続される部分に対応する,前記少なくとも二つの弾性表面波素子のそれぞれパッケージの側面に,少なくとも一箇所以上の切り欠きを備え,前記少なくとも二つの弾性表面波素子の基板側面,背面,および前面の一部を第一の樹脂で覆い,且つ前記パッケージの側面の少なくとも一箇所以上の切り欠きに前記第一の樹脂が充填されていることを特徴とする。
前記第1の側面において,前記少なくとも二つの弾性表面波素子が,それぞれ異なる周波数動作領域を有するデュアルフィルタとしても良い。
また,前記第一の樹脂がエポキシ樹脂またはポリイミド樹脂などの熱硬化型樹脂であるとすることができる。
前記第1の側面において,前記第一の樹脂が銀,カーボン,金属微粒子などの導電性フィラーを含有し,導電性を有しているとしても良い。
さらに,前記第一の樹脂が, SiO2や窒化アルミニウムなどの無機物のフィラーが含有していても良い。
また,本発明の第2の側面は,少なくとも二つの弾性表面波素子間が樹脂の充填により接続されて形成された弾性波デバイスであって,前記弾性表面波素子のそれぞれは,基板と,前記基板の表面に構成された機能部分と,前記機能部分の動作に必要な空間部分を形成する凹みを備え,且つ前記基板の表面を覆うパッケージを有し,更に前記パッケージの全ての側面のそれぞれに,少なくとも一箇所以上の切り欠きを備え,前記少なくとも二つの弾性表面波素子の基板側面,背面,および前面の一部を第一の樹脂で覆い,且つ前記パッケージの全ての側面に備えた少なくとも一箇所以上の切り欠きに前記第一の樹脂が充填されていることを特徴とする。
前記第2の側面において,前記パッケージの全ての側面のそれぞれに備えた切り欠きの数が,前記少なくとも二つの弾性表面波素子間の樹脂の充填により接続される部分に対応する前記パッケージの側面に対して最も多いことを特徴とする。
前記第1,または第2の側面において,前記パッケージの切り欠きにより露出された前記基板の領域にグランド端子が形成されているように構成できる。
更に前記第一,または第二の側面において,前記パッケージの上層に,前記少なくとも二つの弾性表面波素子の電極と電気的に接続される導体部を有し、且つ感光性を有する第二の樹脂層が形成されているようにしても良い。
前記第2の側面において,前記第二の樹脂層が感光性エポキシ樹脂あるいは感光性ポリイミドとしても良い,
前記第2の側面において,前記導体部と接続されるはんだボールが前記第二の樹脂層上に形成されるように構成しても良い。
さらに,本発明の第3の側面は,弾性波デバイスの製造方法であって,粘着層が形成された第一の支持基板に,それぞれ機能部が形成された複数の素子を,前記素子の機能部が形成された面を前記粘着層に対向するように設置する工程と,前記第一の支持基板に設置した前記複数の素子の表面及び側面に第一の樹脂を塗布し,且つ前記設置された複数の素子間に第一の樹脂を充填する工程と,前記第一の樹脂を硬化させる工程と,前記第一の支持基板を剥離する工程と,前記素子の前記一の支持基板が剥離された面側に感光性を有する第二の樹脂層を形成する工程と,前記第二の樹脂層をパターニングして配線を形成する箇所を開口する工程と,前記開口された箇所に電極層およびはんだを充填する工程と,前記充填されたはんだをリフローしてはんだボールを形成する工程と,素子層をダイシングにより分離する工程とを有し,前記粘着層が形成された第一の支持基板に配置される素子が,基板と,前記基板の表面に構成された機能部分と,前記機能部分の動作に必要な空間部分を形成する凹みを備え,且つ前記基板の表面を覆うパッケージを有し,更に前記少なくとも二つの弾性表面波素子間の樹脂の充填により接続される部分に対応する,前記少なくとも二つの弾性表面波素子のそれぞれパッケージの側面に,少なくとも一箇所以上の切り欠きを備えていることを特徴とする。
前記支持基板がガラスなどの透明基板としても良い。
また前記第一の樹脂を塗布,及び充填する工程は,前記支持基板を真空中において第一の樹脂を塗布する工程,あるいは,前記第一の樹脂を塗布後真空中にて脱泡する工程により行うようにしても良い。
さらに,前記第3の側面において,前記開口された箇所に電極層およびはんだを充填する工程は,第二の支持基板表面全面に第一のシード金属を成膜する工程と,めっき保護用レジストを塗布する工程と,前記めっき保護用レジストをパターニングし,前記配線層開口部を開口する工程と,前記金属を利用して前記開口部にめっきで金属およびはんだを充填する工程と,前記めっき保護用レジストを除去する工程と,前記めっきで導電性物質が形成された箇所以外の前記シード金属を除去する工程により行うようにしても良い。
上記特徴により,ウェハレベルパッケージしたシングルフィルタの側面を接着し一体化する方法でデュアルフィルタを構成し,小型化を図る場合に,一体化後のチップ間の機械強度の向上と再配線層の形成を同時に図ることができる。これにより,デュアルフィルタの更なる小型化が可能となる。
以下,本発明の実施の形態例について図面を用いて詳細に説明する。なお,実施の形態例では,SAWデバイスの場合について記載しているが,同様の方法で薄膜共振子(FBAR)等の弾性波デバイスにも適用できる。
また,本発明は,デュアルフィルタのみならず,同様にIPDやフィルタ等の複数のチップで構成されるデュープレクサにも適用できる。
本発明に従うデュアルフィルタの実施例構造を図4,図5A,図5Bを用いて説明する。
図4は本発明に従う第1の実施の形態例のデュアルフィルタを電極端子側から見た平面図である。図5A,図5Bは,それぞれ図4の点線A−A及び,B−Bに沿う断面図である。
二つのウェハレベルパッケージを行ったフィルタチップC1,C2を内蔵しており,第一の樹脂層20で覆われ,固定されている。第一の樹脂層20は,エポキシ樹脂またはポリイミド樹脂などの熱硬化型樹脂よりなる。
さらに,第一の樹脂層20は,導電性を有している。導電性は,金属フィラーあるいはカーボン微粒子などを含有して得られる。また,強度を稼ぐため,或いは放熱性を高めるために,SiO2や窒化アルミニウムなどのフィラーを第一の樹脂層20に含有していても良い。
二つのフィルタチップC1,C2の蓋状のパッケージ2には中空空間22が形成され,弾性表面波の伝播空間が形成されている。
さらに,二つのフィルタチップC1,C2のパッケージ2上に第二の樹脂層21が形成され,従って,フィルタチップC1,C2は,第一の樹脂層20と第二の樹脂層21により封止されている。第二の樹脂層21は,感光性を有する樹脂より構成されており,感光性エポキシ樹脂,感光性ポリイミド樹脂などからなる。
そして,この第二の樹脂層21内にフィルタチップC1,C2の端子部(入力端子INC1.INC2,出力OUTC1,OUTC2)及び,接地端子GNDに対応してめっき電極3aが形成されている。このめっき電極3aを通して,フィルタチップC1,C2の端子部が外部のはんだボール3と接続されている。
図6,図7A,図7Bは,更に,上記第1の実施の形態例の層構造を説明する図である。
図6は,第1の実施の形態例に高さ方向の界面位置A,B,Cを示す図である。
図7A,図7B,及び図7Cは,それぞれ図6の界面位置A,B,Cに対応する平断面図である。
図7Aは,チップフィルタC1,C2の圧電基板30C1,30C2とパッケージ2との界面位置Aの平面図であり,チップフィルタC1,C2の圧電基板30C1,30C2上には弾性波フィルタを形成する櫛歯電極100と配線層が形成されている。また,配線層の他に配線層と接続する入出力端子パターンINC1,OUTC1,INC2,OUTC2が形成されている。
図中,SAW共振器を用いたラダータイプのフィルタを示しているが,実際数の共振器のなどは図示省略している。チップフィルタC1,C2の圧電基板30C1,30C2の周囲は導電性を有する第一の樹脂層20で覆われている。
図7Bは,図6の界面位置Bの平断面を示し,パッケージ2の厚さ半分くらいのところでスライスした平面図である。パッケージ2には,電極(INC1,INC2,OUTC1,OUTC2)用開口部31と,切り欠き40と,中空空間22が存在する。
開口部31には,信号の入出力電極INC1,INC2,OUTC1,OUTC2が埋め込まれ,中空空間22には櫛歯電極100が存在する。切り欠き40に対応する圧電基板30C1,30C2上にはグランド端子GNDが形成されており,切り欠き40に導電性を有する第一の樹脂層20が充填され,グランド端子GNDと電気的に接続している。
図7Cは,パッケージ2と第二の樹脂層21との界面でスライスした平面図である。はんだボール3の端子部とパッケージ2の開口部31に設けられた電極INC1,INC2,OUTC1,OUTC及び,導電性の第一の樹脂層20を接続するようにめっき電極3aが形成されている。
上記のような構造によりインターポーザー(中間配線層基板)を使わずに,複数のチップの再配線を行うことができる。
また,図8A,8B,8C,図8Dは,第一の樹脂層20が充填される領域を示す図である。
図8Aは,図7Bに相当する界面一の平面図における第一の樹脂層20が充填される領域を示し,二つのフィルタチップC1,C2の周囲と,切り欠き40に第一の樹脂層20が充填されている。
図8B,図8Cは,それぞれ,図8AのX−X断面,Y−Y断面における第一の樹脂層20の充填領域である。図8Dは,端子側と反対面の二つのフィルタチップC1,C2を上面から覆う領域である。
図8Bは,図8AのX−X線に沿う断面を,図8Cは,図8AのX−X線に沿う断面を示す。複数の切り欠き40がパッケージ2に形成されているので,第一の樹脂層20が充填され,二つのフィルタチップC1,C2に接する面積が広く強固な接着が可能である。また,図8Bの断面に見られるように,チップC1,C2を上下面から第一の樹脂層20の充填により押さえることが可能である。これにより,一体化後の強度をより高くすることができる。
ここで,本発明の適用において,図7Bに示したように,パッケージ2のチップC1,C2間を貼り合わす面に切り欠き40を多数設けることが望ましく,その他の態様も可能である。図9A,図9B,図10A,図10Bは,かかる他の切り欠き構造の実施例を示す図である。
図9A,図9Bに示す例は,チップC1,C2間を貼り合わす面に切り欠き40を設ける他に側面に切り欠き41を設けた例である。図9Aは,一つのチップC1を端子側から見た平面図を,図9Bは,y−y線に沿う側断面図を示す。
図10Aは,一つのチップC1を端子側から見た平面図を,図10Bは,y−y線に沿う側断面図を示す。同様に,チップC1,C2間を貼り合わす面に切り欠き40を設ける他に側面に切り欠き41を設けた例である。ただし,図9A,図9Bに示す例と異なる点は,きり欠き40,41をパッケージ2の厚さ全体でなく,その一部に形成し,きり欠きを凹み状にした例である。かかる場合は,樹脂層20とパッケージ2の接触面の数が多くなるので,より強固な結合が期待できる。
つぎに,上記の本発明に従うSAWデバイスの作製方法を図11,図12により説明する。
図11は,ウエハーレベルでのフィルタチップの作成手順の段階を示すフローである。なお,処理工程P1からP11まで,1チップ分について図示している。
ウエハー状の圧電基板30上に,複数のSAW素子のそれぞれを構成するIDTと入出力端子及びGND端子を形成する((処理工程P1)。この上にスピンコートによりレジストを塗布する(処理工程P2)。
次いで,マスク201を用いて露光し(処理工程P3),マスクされた領域のレジストを焼成して残し,柱を形成する(処理工程P4)。
さらに,透明の支持フィルム202に感光性材料であるラミネートフィルム203を貼り付け,処理工程P4で形成された柱の上に沿ってラミネートする(処理工程P5)。マスク204を用いて端子部分領域を露光し,露光後に支持フィルム202を剥離する(処理工程P6)。ついで,現像及び焼成を行う(処理工程P7)。これにより,端子部分領域(開口部31)が露出される。
さらに,本発明に従う特徴として,この端子部分領域(開口部31)を露光する際に,本願発明の弾性波デバイスの特徴を得るために,マスク204のパターンを柱の側面に切り欠き40が形成される。
さらに,露出された端子部分上にニッケル等のバリアメタルのメッキ205を施す(処理工程P8)。メッキ205の上にはんだボール206を置き(処理工程P9),リフローする(処理工程P10)。これまでの行程によりウエハーレベルのパッケージが生成される。
図12は,ウエハーレベルのパッケージから更にSAWデバイスを完成する行程フローを示す図である。
図12において,異なる周波数帯域で使用する複数のフィルタチップを共通にパッケージ化して一つのSAWデバイスを生成する際に,異なる周波数帯域ごとに,先に説明した処理工程P1〜P10の行程に従ってウエハレベルパッケージを作成する。
図12に示す例では図11の構成で個別に作成された異なる周波数で使用するフィルタチップをそれぞれ有する二つのウエハレベルパッケージI,IIを用いる。
まず,図12,I,IIに示すように,あらかじめウェハレベルパッケージした二つのウェハのそれぞれを素子単位にダイシングで切り分ける(処理工程P11,P11a)。
次に,各チップを粘着層206を貼り付けた支持基板207上に素子面が裏になるように配列する(処理工程P12)。粘着層206は,後で簡単に剥離ができるものが望ましく,紫外線の照射などによって容易に粘着性を弱めることができるものを用いる。支持基板207は透明なものが望ましく,ガラスが望ましい。
その後,表面に第一の樹脂層20を塗布する。この際,真空雰囲気で塗布,あるいは,塗布後真空脱泡することで,チップ間の隙間および前面のパッケージの切り欠き40にも樹脂が浸透するように,熱硬化させる(処理工程P13)。
ついで,支持基板207の背面越しに紫外線を照射することで支持基板207の粘着層206の粘着性を弱め,チップ前面に付いた支持基板207を剥離する(処理工程P14)。
次いで,前面に感光性を持った第二の樹脂層21を形成し,露光,現像により電極端子部に相当する部分には開口部を設ける(処理工程P15)。
そして,印刷あるいはめっきなどにより開口部に電極(導電体)3aおよびはんだボール3を形成する。
印刷で行う場合は,真空印刷などの方法で銀ペーストおよびはんだペーストを印刷し,その後リフローし,はんだボール3を形成する(処理工程P16)。
なお,めっきで形成する場合は,第二の樹脂層21の表面にシード金属をスパッタした後,めっき保護レジストを塗布し,第二の樹脂層21にめっき電極3aの部分に対応して開口するようにパターニングする。その後,めっきにより電極およびはんだを形成する。めっき保護レジストを除去後,シード金属を除去した後リフローを行いはんだボールを形成する。
前面にスパッタなどでシードメタルを形成後,配線層パターン以外をめっき耐性のあるレジストで保護し,電解めっきを行い,配線パターンを形成する。その後,めっきレジストおよびシードメタルを除去する。
さらに,基板をダイシングにより個片化することで,本発明に従うSAWデバイスが完成する(処理工程P17)。
以上説明したように,本発明の弾性波デバイスの構造および製造方法によれば,ウェハレベルパッケージしたシングルフィルタの側面を接着し一体化する方法でデュアルフィルタを構成し,小型化を図る場合において,一体化後のチップ間の機械強度の向上と再配線層の形成を図ることができる。以上によりデュアルフィルタの更なる小型化が可能となり産業上寄与するところ大である。
2つのフィルタチップC1,C2を内蔵したデュアルフィルタの電極端子部側より見た平面構成図である。 図1Aの電極端子部側より見た平面構成を共通とするデュアルフィルタの第1の例であって,図1AのA−B線に沿う断面図を示す図である。 図1Aの電極端子部側より見た平面構成を共通とするデュアルフィルタの第2の例であって,図1AのA−B線に沿う断面図を示す図である。 公知例(特開平10-215143)の第1の構造を示す図である。 公知例(特開平10-215143)の第2の構造を示す図である。 公知例(特開平11-168745)の構造を示す図である。 本発明に従う第1の実施の形態例のデュアルフィルタを電極端子側から見た平面図である。 図4の点線A−Aに沿う断面図である。 図4の点線B−Bに沿う断面図である。 第1の実施の形態例に高さ方向の界面位置A,B,Cを示す図である。 図6の界面位置Aに対応する平断面図である。 図6の界面位置Bに対応する平断面図である。 図6の界面位置Cに対応する平断面図である。 図7Bに相当する界面一の平面図における第一の樹脂層が充填される領域を示す図である。 図8AのX−X断面における第一の樹脂層の充填領域を示す図である。 図8AのY−Y断面における第一の樹脂層の充填領域を示す図である。 端子側と反対面の二つのフィルタチップC1,C2を上面から覆う領域を示す図である。 他の切り欠き構造の実施例で,一つのチップC1を端子側から見た平面図である。 図9Aのy−y線に沿う側断面図である。 他の切り欠き構造の実施例で,一つのチップC1を端子側から見た平面図である。 図10Aのy−y線に沿う側断面図である。 ウエハーレベルでのフィルタチップの作成手順の段階を示すフローである。 図11のフローに続き,異なる周波数で使用するフィルタチップをそれぞれ有する二つのウエハレベルパッケージを用いる本発明のSAWデバイスの製作フローである。
符号の説明
C1,C2 フィルタチップ
2 気密封止層(パッケージ)
3 フリップチップ(はんだボール)
3a メッキ電極
20 第一の樹脂層
21 第二の樹脂層
22 中空空間

Claims (16)

  1. 少なくとも二つの弾性表面波素子間が樹脂の充填により接続されて形成された弾性波デバイスであって,
    前記弾性表面波素子のそれぞれは,
    基板と,
    前記基板の表面に構成された機能部分と,
    前記機能部分の動作に必要な空間部分を形成する凹みを備え,且つ前記基板の表面を覆うパッケージを有し,更に
    前記少なくとも二つの弾性表面波素子間の樹脂の充填により接続される部分に対応する,前記少なくとも二つの弾性表面波素子のそれぞれパッケージの側面に,少なくとも一箇所以上の切り欠きを備え,
    前記少なくとも二つの弾性表面波素子の基板側面,背面,および前面の一部を第一の樹脂で覆い,且つ前記パッケージの側面の少なくとも一箇所以上の切り欠きに前記第一の樹脂が充填されている,
    ことを特徴とする弾性波デバイス。
  2. 請求項1において,
    前記少なくとも二つの弾性表面波素子が,それぞれ異なる周波数動作領域を有するデュアルフィルタであることを特徴とする弾性波デバイス。
  3. 請求項1において,
    前記第一の樹脂がエポキシ樹脂またはポリイミド樹脂などの熱硬化型樹脂であることを特徴とする弾性波デバイス。
  4. 請求項3において,
    前記第一の樹脂が銀,カーボン,金属微粒子などの導電性フィラーを含有し,導電性を有していることを特徴とする弾性波デバイス。
  5. 請求項4において,
    前記第一の樹脂が, SiO2や窒化アルミニウムなどの無機物のフィラーを含有していることを特徴とする弾性波デバイス。
  6. 少なくとも二つの弾性表面波素子間が樹脂の充填により接続されて形成された弾性波デバイスであって,
    前記弾性表面波素子のそれぞれは,
    基板と,
    前記基板の表面に構成された機能部分と,
    前記機能部分の動作に必要な空間部分を形成する凹みを備え,且つ前記基板の表面を覆うパッケージを有し,更に
    前記パッケージの全ての側面のそれぞれに,少なくとも一箇所以上の切り欠きを備え,
    前記少なくとも二つの弾性表面波素子の基板側面,背面,および前面の一部を第一の樹脂で覆い,且つ前記パッケージの全ての側面に備えた少なくとも一箇所以上の切り欠きに前記第一の樹脂が充填されている,
    ことを特徴とする弾性波デバイス。
  7. 請求項6において,
    前記パッケージの全ての側面のそれぞれに備えた切り欠きの数が,前記少なくとも二つの弾性表面波素子間の樹脂の充填により接続される部分に対応する前記パッケージの側面に対して最も多いことを特徴とする弾性波デバイス。
  8. 請求項1又は6において,
    前記パッケージの切り欠きにより露出された前記基板の領域にグランド端子が形成されていることを特徴とする弾性波デバイス。
  9. 請求項1又は6において,更に
    前記パッケージの上層に,前記少なくとも二つの弾性表面波素子の電極と電気的に接続される導体部を有し、且つ感光性を有する第二の樹脂層が形成されていることを特徴とする弾性波デバイス。
  10. 請求項9において,
    前記第二の樹脂層が感光性エポキシ樹脂あるいは感光性ポリイミドからなることを特徴とする弾性波デバイス。
  11. 請求項9において,
    前記導体部と接続されるはんだボールが前記第二の樹脂層上に形成されていることを特徴とする弾性波デバイス。
  12. 粘着層が形成された第一の支持基板に,それぞれ機能部が形成された複数の素子を,前記素子の機能部が形成された面を前記粘着層に対向するように設置する工程と,
    前記第一の支持基板に設置した前記複数の素子の表面及び側面に第一の樹脂を塗布し,且つ前記設置された複数の素子間に第一の樹脂を充填する工程と,
    前記第一の樹脂を硬化させる工程と,
    前記第一の支持基板を剥離する工程と,
    前記素子の前記一の支持基板が剥離された面側に感光性を有する第二の樹脂層を形成する工程と,
    前記第二の樹脂層をパターニングして配線を形成する箇所を開口する工程と,
    前記開口された箇所に電極層およびはんだを充填する工程と,
    前記充填されたはんだをリフローしてはんだボールを形成する工程と,
    素子層をダイシングにより分離する工程とを有し,
    前記粘着層が形成された第一の支持基板に配置される素子が,
    基板と,
    前記基板の表面に構成された機能部分と,
    前記機能部分の動作に必要な空間部分を形成する凹みを備え,且つ前記基板の表面を覆うパッケージを有し,更に
    前記少なくとも二つの弾性表面波素子間の樹脂の充填により接続される部分に対応する,前記少なくとも二つの弾性表面波素子のそれぞれパッケージの側面に,少なくとも一箇所以上の切り欠きを備えている
    ことを特徴とする弾性波デバイスの製造方法。
  13. 請求項12において,
    前記粘着層が紫外線によって粘着力が弱められる接着剤よりなることを特徴とする弾性波デバイスの製造方法。
  14. 請求項12において,
    前記支持基板がガラスなどの透明基板よりなることを特徴とする弾性波デバイスの製造方法。
  15. 請求項12において,
    前記第一の樹脂を塗布,及び充填する工程は,
    前記支持基板を真空中において第一の樹脂を塗布する工程,あるいは,
    前記第一の樹脂を塗布後真空中にて脱泡する工程により行うことを特徴とする弾性波デバイスの製造方法。
  16. 請求項12において,
    前記開口された箇所に電極層およびはんだを充填する工程は,
    第二の支持基板表面全面に第一のシード金属を成膜する工程と,
    めっき保護用レジストを塗布する工程と,
    前記めっき保護用レジストをパターニングし,前記配線層開口部を開口する工程と,
    前記金属を利用して前記開口部にめっきで金属およびはんだを充填する工程と,
    前記めっき保護用レジストを除去する工程と,
    前記めっきで導電性物質が形成された箇所以外の前記シード金属を除去する工程により行うことを特徴とする弾性波デバイスの製造方法。
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