JP2008028358A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を小型化するとともに、処理ステージの作業領域に対する塵埃の飛散を防止し、テープと保護シートをバランスよく巻取ることができる搬送装置を提供する。
【解決手段】鉛直方向に沿って設けられた露光ステージ14にテープTを搬送するとともに、露光ステージ14を境に一方側に配置される搬送装置Aにおいて、テープTを送り出す供給リール2と、供給リール2の下方に設けられ、テープTを巻き取る巻取リール5と、露光ステージ14を介して供給リール2から巻取リール5にテープTを搬送する保護シート搬送系4と、を有し、供給リール2には、テープTと対面するように設けられた保護シートSが巻回され、露光ステージ14とは異なる方向に迂回して供給リール2から巻取リール5に保護シートSを搬送する保護シート搬送系4を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品を搭載するテープ状の搬送装置に係り、特に、テープと保護シートが対面するように巻回されたリールから、テープと保護シートとを分離して搬送する搬送装置に関するものである。
近年、電子部品を搭載する基板は薄層化しており、利用範囲の拡大に伴って、その寸法も厚さ12.5〜50μm、幅35〜250mmと多様化している。このような基板は、取扱いの容易さや生産性の高さから、長尺かつフィルム状のテープとして形成されている。このテープは、長尺であるために、露光・洗浄・エッチング・検査・組立等の各処理工程間は、リールに巻回された状態で取り扱われているが、テープの表面には、各処理工程でレジストや回路用金属薄膜が塗布されたり、電子部品が実装されたりしている。そこで、リールに巻回されるテープ間には、テープの表面に対する異物の付着の防止、テープに実装された電子部品のリードの変形・損傷等の防止のため、テープと略同形状の保護シートが介装されるようになっている。
一方、各処理工程における処理対象はテープのみであり、保護シートは不要である。そのため、テープを各処理工程に搬送する搬送装置では、テープと保護シートが巻回された供給リールから、テープと保護シートを分離して送り出し、テープのみを処理工程に搬送する。そして、処理を終えたテープを巻取リールに巻き取る際は、再び、テープ間に保護シートを介装するようになっている。
図5は、第1従来技術に係る搬送装置の概略図である。
第1従来技術としては、図5に示すように、巻回されるテープT1間に保護シートS1が介装された状態で、テープT1と保護シートS1が巻回された供給リール101と、この供給リール101から送り出されたテープT1を巻き取る巻取リール102と、供給リール101から送り出された保護シートS1をテープT1とは分離して巻き取る巻取リール103と、巻取リール102に巻き取るテープT1間に介装するための保護シートS2が巻回された供給リール104と、テープT1の搬送系である供給リール101と巻取リール102との間に設けられた処理部105と、を備えた搬送装置100がある(例えば、特許文献1〜3)。この搬送装置100では、テープT1と保護シートS1を分離して搬送することで、処理部105においてテープT1のみを処理できるようになっている。
搬送装置100では、供給リール101から巻取リール103に保護シートS1を巻き取る際、その張力を調整するようになっている。具体的には、(1)特許文献1では、供給リール101と保護シート用の巻取リール103の間にニップローラを設けたり、(2)特許文献2では、保護シート用の巻取リール103の駆動軸にクラッチを介してモータを連結したりしている。また、巻取リール103側で巻き取る保護シートS2の張力を調整するため、(3)特許文献3では、保護シートS2にバネによる弾性力を用いてテープT1に張力を付加するようになっている。
図6は、第2従来技術に係る搬送装置の概略図である。
第2従来技術としては、図6に示すように、テープT1と保護シートS1が巻回された供給リール201と、この供給リール201から送り出されたテープT1と保護シートS1を巻き取る巻取リール202と、供給リール201から巻取リール202に至るテープT1の搬送系203と、供給リール201から巻取リール202に至る保護シートS1の搬送系204と、搬送系203に設けられた検査装置205と、を備えた装置200がある(例えば、特許文献4参照)。この装置200では、供給リールから送り出されるテープT1と保護シートS1をそれぞれの搬送系203,204で別々に搬送し、検査装置205でテープT1のみを検査できるようになっている。
特許第3663421号公報 特開2004−193259号公報 特開2005−93958号公報 特開2005−5586号公報
しかしながら、第1従来技術では、図5に示すように、供給リール101から送り出される保護シートS1を巻き取るための専用の巻取リール103が必要になるとともに、この巻取リール103に巻き取られる保護シートS1の張力調整装置として、ニップローラ、クラッチ、バネ等も必要となり、付帯設備が多くなるという問題があった。処理後のテープT1を巻き取る際、テープT1間に保護シートS2を介装すべく、巻取リール102の近傍に保護シート用の供給リール104を設置する作業が別途必要になるため、作業効率が悪いという問題があった。
一方、第2従来技術では、図6に示すように、供給リール201から送り出された保護シートS1をそのまま巻取リール202で巻き取るため、付帯設備(図5の巻取リール103等)が不要になる。しかしながら、供給リール201、検査装置205、巻取リール202が、水平方向に並べられているので、装置が大型化し、広い設置スペースが必要になるという問題があった。
また、装置200では、検査装置205の上方に搬送系204が配置されているので、保護シートS1に付着している塵埃が検査装置205の作業領域に飛散するという問題があった。
さらに、装置200は、搬送系203においては、供給リール201と検査装置205との間、検査装置205と巻取リール202との間等でテープT1を弛ませてその張力を調整している一方で、搬送系204においては、巻取リール202の直前でのみ保護シートS1の張力を調整しているため、テープT1の走行と保護シートS1の走行を同期させるのが困難となっている。従って、巻取リール202におけるテープT1と保護シートS1の巻取りのバランスが悪化するという問題があった。
そこで、本発明では、問題を解決し、付帯設備を設けることなく、かつ、従来技術よりも装置を小型化するとともに、処理ステージの作業領域に対する塵埃の飛散を防止する搬送装置を提供することを課題とする。また、テープと保護シートをバランスよく巻取ることができる搬送装置を提供することを課題とする。
これらの課題を解決するため、第一の観点の搬送装置は、鉛直方向に沿って設けられた処理ステージにテープ状のワークを搬送するとともに、処理ステージを境に一方側に配置される搬送装置において、巻回されたワークとこのワークと対面するように巻き回された保護シートとを送り出す供給リールと、供給リールの下方に設けられ、供給リールから送り出されたワークを巻き取る巻取リールと、処理ステージを介して供給リールから巻取リールにワークを搬送するワーク搬送手段と、供給リールを基点に処理ステージとは異なる方向に迂回して供給リールから巻取リールに保護シートを搬送する保護シート搬送手段と、を有する。
このような構成によれば、供給リールから送り出されたワークは、ワーク搬送手段で、処理ステージにより表面を処理されつつ、巻取リールまで搬送される。また、供給リールから送り出された保護シートは、保護シート搬送手段で、巻取リールまで搬送される。つまり、供給リールから送り出されたワークと保護シートは、別々の搬送手段で搬送された後、再び合わせた状態で、巻取リールに巻き取られるようになっている。従って、保護シートを巻き取るための専用のリールを不要とすることができる。
また、供給リールの下方に巻取リールが設けられているため、従来技術よりもワーク搬送系の水平方向の長さが短くなっており、装置を小型化することができる。
さらに、保護シート搬送手段は、供給リールおよび巻取リールまで処理ステージとは異なる方向に迂回して設けられているため、保護シートに塵埃が付着している場合でも、処理ステージの作業領域に塵埃が飛散することを防止することができる。
第二の観点の搬送装置は、保護シート搬送手段が供給リールから送り出された保護シートを案内する第1ローラと、巻取ローラに保護シートを案内する第2ローラと、第1ローラと第2ローラとの間保護シートの張力を調整する第1エアダンサと、からなる保護シート張力調整手段を有する。
このような構成によれば、保護シート張力調整手段でテープの張力を調整し、保護シートを安定した張力の下で搬送することができる。
第三の観点の搬送装置は、供給リールから処理ステージを介して巻取リールに搬送されるワークと、供給リールから巻取リールに搬送される保護シートが、供給リールと巻取リールを介して閉ループを構成している
このような構成によれば、保護シートを巻き取るための専用のリールを不要とすることができる。
第四の観点では、処理ステージから巻取リールへ搬送されるワークの幅方向の位置を検出する第1検出器と、供給リールから巻取リールへ搬送される保護シートの幅方向の位置を検出する第2検出器とをさらに有し、第1検出器と第2検出器との結果に基づいて、巻取リールに巻き取られるワークと保護シートとの幅方向を一致させる。
このような構成によれば、テープTの幅方向と保護シートSの幅方向とを正確に合わせた状態で、両者を巻取リールに巻き取ることができる。
第五の観点では、ワーク搬送手段は、供給リールと処理ステージとの間に設けられ、処理ステージに供給されるワークの張力を調整する第1張力調整手段と、処理ステージと巻取リールとの間に設けられ、巻取リールに巻き取られるワークの張力を調整する第2張力調整手段と、を備え、第1張力調整手段は、供給リールから送り出されたテープを案内する第3ローラと、処理ステージ側にテープを案内する第4ローラと、第3ローラと第4ローラとの間のテープの張力を調整する第2エアダンサと、を有し、第2張力調整手段は、処理ステージ側からのテープを案内する第5ローラと、巻取リールにテープを案内する第6ローラと、第5ローラと第6ローラとの間のテープの張力を調整する第3エアダンサと、を有する。
このような構成によれば、第1張力調整手段と第2張力調整手段で張力を調整し、テープを安定した張力で搬送することができる。
本発明に係る搬送装置によれば、次のような優れた効果を奏する。
(1)供給リールから送り出したワークと保護シートを、再び合わせた状態で巻取リールに巻き取るように構成されているため、保護シート専用の巻取リール等の付帯設備を不要とすることができる。
(2)供給リールの下方に巻取リールが設けられているため、従来技術よりも装置を小型化することができる。
(3)保護シート搬送手段が、処理ステージとは異なる方向に迂回していることで、保護シートに塵埃が付着している場合でも、処理ステージの作業領域に塵埃が飛散することを防止することができる。
(4)保護シートとワークとを幅方向に一致させて巻取リールに巻き取ることができる。
(5)保護シート搬送手段が保護シート張力調整手段を有し、ワーク搬送手段が第1,2の張力調整手段を有することで、ワークと保護シートの張力を安定させることができ、ワークと保護シートをバランスよく巻取ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る搬送装置と露光装置を示す全体斜視図であり、図2は、本実施形態に係る搬送装置と露光装置を示す概略図である。
図1に示すように、本実施形態に係る搬送装置Aは、送り出すテープT(ワーク)と保護シートSのうち、テープTのみを露光装置E(処理部)の露光ステージ14(処理ステージ)に搬送する装置である。まず、テープTと保護シートS、露光装置Eについて順番に説明する。
<テープT、保護シートSの構成>
テープTは、フィルム状の基板であり、露光、洗浄、エッチング、検査等の各処理工程を経て電子部品を搭載する基板となる。ここでは、露光工程において露光装置Eにかけられるテープとして説明するが、テープTがかけられる処理工程はこれに限定されるものではない。このテープTは、例えば、幅250mm、厚み25μm、長さ200mの寸法を有しており、幅方向両側に長さ方向に沿って、所定間隔で形成された複数のパーフォレーションホールfが設けられている場合もある。
また、保護シートSは、テープTの表面を保護する薄い紙などで形成されたシートであり、リールに巻回されるテープTの間に介装されるものである。この保護シートSは、テープTと略同一の形状に形成されている。
<露光装置Eの構成>
露光装置Eは、搬送装置Aによって1単位である1ブロックずつ搬送されるテープTに、マスクMのパターンを露光する装置である。この露光装置Eは、光源系11と、この光源系の光軸上に配置するマスクMを保持するマスク保持枠12と、このマスク保持枠12から所定距離をあけて配置される投影光学系13と、この投影光学系13から送られてくる照射光の光路上に配置された露光ステージ14とを備えている。さらに露光装置Eは、露光に先行してテープTとマスクMとの整合マーク(図示せず)の位置を合わせるための撮像装置15と、撮像した整合マークを画像処理する画像処理装置16と、装置制御装置17と、を備えている。
光源系11は、所定波長の紫外線を含む光をマスクMに向けて照射する。光源系11は、ランプ11aと、このランプ11aの下面側を覆うように設けられる楕円ミラー11bと、この楕円ミラー11bで反射された照射光の方向を変える反射鏡11cと、この反射鏡11cで反射された照射光の照度分布を調整するレンズ11dとから構成されている。
マスク保持枠12は、マスクMを鉛直方向に立てた状態で保持する支持枠であり、投影光学系13に対向するように設置されている。マスク保持枠12は、マスクMを投影光学系13の入射光軸に対して直交する垂直方向に移動させるための駆動機構を有している。マスクMには、テープTに投影する1ブロック分の回路パターンが描画されており、その他、テープTと位置合わせを行なう整合マーク、マスク自身を識別する識別マーク等が所定位置に設けられている。
投影光学系13は、入射光および出射光の光軸がレンズ中心に一致するように設けられた入射側凸レンズ13aおよび出射側凸レンズ13bを備えている。この投影光学系13によれば、入射された照射光は、入射側凸レンズ13aと出射側凸レンズ13bとを透過して出射側凸レンズ13bから出射し、テープTに照射される。なお、本実施形態では、投影光学系13としたが、本発明を適用する光学系は特に限定されるものではない。
露光ステージ14は、投影光学系13から所定距離離れた位置に位置決めされており、ステージ面14aが、鉛直方向に沿うように配置され、投影光学系13からの照射光の光軸に対して直交するようになっている。このように配置されることで、搬送系と光学系の据え付け位置の水平方向の長さを短くすることができ、搬送装置Aが小型化される。
また、露光ステージ14は、図示しない真空ポンプの配管が接続されており、テープTを吸着して固定するように構成されている。露光ステージ14では、テープTが1ブロック搬送され、テープTとマスクMの位置合わせが終了した後、露光が行われるようになっている。
撮像装置15は、テープTの位置決めマークとマスクMの位置決めマークとを取得するための手段であり、ハーフミラーおよびCCDカメラ等で構成されている。この撮像装置15は露光時には退避して、光路から外れた位置に配置されるようになっている。
画像処理装置16は、撮像装置15から入力された位置決めマークの画像データを装置制御装置17に出力する。
また、装置制御装置17は、画像処理装置16からの画像データに基づいて、テープTとマスクMのマークの位置を整合させるように、テープ搬送系3のガイドローラ31c、ステージガイドローラ32,32およびガイドローラ33bを制御する。さらに、装置制御装置17は、マスク保持枠12のマクスMの駆動機構も制御する。また、装置制御装置17は、保護シートSとテープTとが巻取リール5に巻き取られる際に、幅方向に両者がずれないように保護シート搬送系4のガイドローラ41cを制御する。
<搬送装置Aの構成>
次に、搬送装置Aの構成について説明する。以下においては、図2に示す搬送装置Aの状態を基準にして、上下左右の方向を定めて説明する。
図1および図2に示すように、搬送装置Aは、供給リール2と、テープTが搬送されるテープ搬送系3(テープ搬送手段)と、保護シートSが搬送される保護シート搬送系4(保護シート搬送手段)と、巻取リール5と、を備えている。
≪供給リール2≫
供給リール2には、テープTが巻回されるとともに、このテープTに対面するように保護シートSが巻回されている。この供給リール2は、例えば、直径600mmのリールである。この供給リール2は、図示しない駆動軸がモータ等で駆動され、時計回りに回転するようになっている。これにより、供給リール2から送り出されたテープTと保護シートSは、別々の搬送系(テープ搬送系3、保護シート搬送系4)を介して、巻取リール5に至るようになっている。
≪テープ搬送系3≫
図2に示すように、テープ搬送系3は、供給リール2から巻取リール5までテープTを搬送する系であり、その途中に露光装置Eが配置されている。このテープ搬送系3には、供給リール2と搬送装置Aとの間に設けられる第1張力調整手段31と、露光装置Eの露光ステージ14にテープTを案内する一対のステージガイドローラ32,32と、露光装置Eと巻取リール5との間に設けられる第2張力調整手段33と、を備えている。
第1張力調整手段31は、供給リール2の右斜め下方に配置されており、一対のガイドローラ31b,31c(第3ローラ、第4ローラ)と、この間に設けられたテープTの張力を調整する第2エアダンサ31aと、から構成される。第2エアダンサ31aは、ボックス状に形成され、その内部にガイドローラ31b,31cに巻き掛けられたテープTを自重でU字形に弛ませることで、露光装置Eに送られるテープTの張力を調整するようになっている。これにより、テープTに過度の負荷や弛みが発生しないようになっている。
ガイドローラ31cは、露光ステージ14にテープTの姿勢が正確に送られるように、軸方向に移動できる構造としてもよい。
ステージガイドローラ32,32は、露光ステージ14の上方および下方に配置されており、テープTを露光装置Eの露光ステージ14のステージ面14aに案内するようになっている。つまり、このステージガイドローラ32,32間のテープTの搬送方向は、ステージ面14aに沿うように、鉛直方向になっている。なお、上方に配置されたステージガイドローラ32は、ガイドローラ31cよりも右斜め下方に配置されている。ステージガイドローラ32,32は、ステージガイドローラ32,32に正確なテープTを送り出す必要があり、ステージガイドローラ32,32とテープTとの間ですべりが生じて送り量にずれが生じないようにしなければならない。従って、ステージガイドローラ32,32は、テープTを真空吸引する構造であることが好ましい。また、ステージガイドローラ32,32は、微小振動を吸収するように、ローラ自体がABSなどの樹脂製であることが好ましい。
図2に示すように、第2張力調整手段33は、第1張力調整手段31の下方に配置されており、一対のガイドローラ33b,33c(第5ローラ、第6ローラ)と、この間に設けられたテープTの張力を調整する第3エアダンサ33aとから構成される。第3エアダンサ33aは、ボックス状に形成され、その内部にガイドローラ33b,33cに巻き掛けられたテープTを自重によりU字形に弛ませることで、巻取リール5に搬送されるテープTの張力を調整するようになっている。これにより、テープTに過度の負荷や弛みが発生しないようになっている。なお、上流側のガイドローラ33bは、下側のステージガイドローラ32よりも左斜め上方に配置されている。
ガイドローラ33bは、露光ステージ14にテープTの姿勢が正確に送られるように、軸方向に移動できる構造としてもよい。上述したガイドローラ31cと対になって軸方向に移動することで、テープTの幅方向のずれ量を直したり、テープTの傾き(姿勢)を直したりすることができる。
≪保護シート搬送系4≫
保護シート搬送系4は、供給リール2から、テープ搬送系3が繰出する方向とは異なる方向(左方向)かつ下方向に繰出するように設けられている。保護シートSに塵埃が付着していたとしても、その塵埃がテープ搬送系3に設けられた露光装置Eの露光ステージ14に飛散することを防止することができるようになっている。
この保護シート搬送系4は、供給リール2から巻取リール5まで保護シートSを搬送する系であり、第3張力調整手段41を有している。
第3張力調整手段41(保護シート張力調整手段)は、供給リール2の左斜め下方に配置されており、一対のガイドローラ41b,41c(第1ローラ、第2ローラ)と、この間に設けられる保護シートSの張力を調整する第1エアダンサ41aと、から構成される。第1エアダンサ41aは、ボックス状に形成され、その内部にガイドローラ41b,41cに巻き掛けられたテープTを自重によりU字形に弛ませることで、巻取リール5に搬送される保護シートSの張力を調整するようになっている。これにより、保護シートSに過度の負荷や弛みが発生しないようになっている。なお、第1エアダンサ41aでは、第2エアダンサ31aおよび第3エアダンサ33aよりもテープTを長めに弛ませることができるように構成されている。また、上流側のガイドローラ41bは供給リール2の左斜め下方に設置されるとともに、下流側のガイドローラ41cは巻取リール5の左斜め上方に設置される。なお、保護シート搬送系4は、第3張力調整手段41の他に、複数のガイドローラを有していてもよい。
≪ガイドローラ41cの構成≫
図3は、第3張力調整手段41におけるガイドローラ41cを示す拡大断面図である。
図3に示すガイドローラ41cは、保護シートSを第1エアダンサ41aから巻取リール5に向けて送ると共に(図2参照)、保護シートSを矢印bの幅方向(矢印aの軸方向)に移動させることができるワーク位置調整手段142を備えたローラである。ガイドローラ41cは、保護シートSを搬送するための回転自在なローラ本体141と、ボールねじ144の回転によって軸方向に移動するナット145と、このナット145と一体に動くスプライン軸146と、このスプライン軸146と一体に動く支軸147と、この支軸147とローラ本体141との間に介在されたベアリング148と、を備えている。
ワーク位置調整手段142は、ローラ本体141の位置を軸方向(保護シートSの幅方向)に移動させて、処理部51における保護シートSの位置を調整する。このワーク位置調整手段142は、モータM1と、ボールねじ144と、ナット145と、スプライン軸146と、支軸147とを備えている。
ローラ本体141を回転させながら、図3に示すモータM1は、装置制御装置17の制御信号によって正転および反転して矢印aの軸方向(保護シートSの幅方向)にローラ本体141を移動させる。これにより、ローラ本体141に巻き掛けられた保護シートSは矢印bの幅方向に移動する。正転および反転量は、後述するテープTの幅方向の位置を検出する第1センサ51aおよび保護シートSの幅方向の位置を検出する第2センサ51bからの位置信号によって演算して求められる。
装置筐体143は、モータM1を保持してモータ軸M1aが挿通される部材であり、適宜な位置に固定されている。ガイドローラ41cは、この装置筐体143によって所定の位置に保持されている。
ボールねじ144は、モータM1のモータ軸M1aに連結されて一体に回転する。なお、このボールねじ144とモータ軸M1aとの間には、減速歯車機構を介在してもよい。
ナット145は、中央部の雌ねじ部がボールねじ144に螺合される。ナット145の外周面は、スプライン溝が形成された円筒状のスプライン軸146内に装着され、このボールねじ144の回転で矢印aの軸方向に移動する。
図3に示すスプライン軸146は、ナット145の外周部に装着されて一体に回転すると共に、矢印aの軸方向に移動する。
支軸147は、スプライン軸146の底面部に固着されてスプライン軸146と共に軸方向に移動しながら回転し、両端部がベアリング148で軸支されている。
ローラ本体141は、ベアリング148と共に矢印aの軸方向に移動し、保護シートSを巻き取り、両端部にフランジ部を有するボビン形状をしている。このローラ本体141は、少なくともローラ表面141aが合成樹脂によって形成されて、微振動を吸収する。
以上のように構成されたガイドローラ41cは、モータM1を回転させることによって、ボールねじ144とスプライン軸146と支軸147とベアリング148とからなる介在部材を回転および直進運動させることによって、ローラ本体141を軸方向に移動させ、保護シートSの位置を調整できる。このように軸方向に移動可能なローラ本体141を備えたガイドローラ41cは、ローラ本体141の位置を軸方向に移動させて、テープTの幅方向と保護シートSの幅方向とを正確に合わせることができる。
なお、図3に示すガイドローラ41cは、モータM1で直接支軸147を回転させるだけのものとし、ガイドローラ41c全体を、別のモータ又はリニアスライド機構等(図示せず)によって軸方向に移動させる構造にしてもよい。
また、上述したガイドローラ31cとガイドローラ33bとは、このガイドローラ41cと同一構造としても良い。
≪巻取リール5≫
巻取リール5は、供給リール2とともに露光ステージ14に対して水平方向の一方(露光ステージ14の左側)に配置されており、かつ、供給リール2の下方に配置されている。これにより、搬送装置Aの水平方向の長さ寸法を短くでき、装置を小型化することができる。巻取リール5は、図示しない駆動軸がモータ等で駆動されることで、時計回りに回転するようになっている。これにより、巻取リール5は、テープ搬送系3から搬送されたテープTと、保護シート搬送系4から搬送された保護シートSとを、交互に巻き取る。
なお、この巻取リール5に巻き取られるテープTと保護シートSは、それぞれ第2張力調整手段33と第3張力調整手段41とで張力を均一に調整されているため、巻取リール5での巻姿が正確な円形に近くなる。
ちなみに、このようにテープTと保護シートSが供給リール2と巻取リール5を介して閉ループを構成することで、従来技術の保護シート専用の巻取リール等が不要となっている。
巻取リール5の周囲には、テープTの幅方向の位置を検出する第1センサ51aと、保護シートSの幅方向の位置を検出する第2センサ51bとが設けられている。巻取リール5に巻き取られるテープTと保護シートSとが幅方向にずれていてはテープTが傷つく原因となり、また巻姿の側面に段差が生じてホコリが溜まりやすくなる。このため、第1センサ51aおよび第2センサ51bでテープTと保護シートSとの幅方向の位置を検出する。そして、ガイドローラ41cをローラの軸方向に移動させることによって、テープTの幅方向と保護シートSの幅方向とを正確に合わせる。
<露光装置Eおよび搬送装置Aの動作>
次に、テープTおよび保護シートSの搬送経路に沿って、各装置の動作について説明する。まず、搬送装置Aには、テープTと保護シートSが巻回された供給リール2が設置されるとともに、空の巻取リール5が設置される。そして、供給リール2からテープ搬送系3にテープTが送り出されるとともに、保護シート搬送系4に保護シートSが送り出される。
供給リール2から送り出されたテープTは、右斜め下方の第1張力調整手段31に搬送される。テープTは、第1張力調整手段31ではガイドローラ31b,31cによって、その搬送方向が右向きに案内されている。そして、テープTは、第2エアダンサ31aでその張力を調整されてから、露光装置Eに搬送される。これにより、露光装置Eの上流側で、自重などに起因したテープTの張力の不均衡を防止することができる。
露光装置Eでは、テープTは、ステージガイドローラ32,32によって、搬送方向が鉛直方向に変換されている。露光装置Eでは、露光光学系の性能によって露光可能な面積があることから、テープTはその面積に相当するブロックずつ露光光学系に整合するように搬送される。具体的には、ステージガイドローラ32,32等を個別に回転制御することで、ステージガイドローラ32,32がテープTを保持する位置を調整し、位置を整合する。ここで、テープTが薄く幅広であることから、露光するブロックごとに搬送・停止するとその進捗度合いが少しずつ変化し、位置の整合ができなくなるという問題を生じうるところ、第1張力調整手段31でテープTの張力を調整することで、このような問題を解消できる。また、テープTの傾き(姿勢)が生じている場合には、ガイドローラ31c及びガイドローラ33bを軸方向に移動させることで、調整することができる。
そして、テープTは、露光装置Eの露光ステージ14でその位置を整合された後、一時固定され、投影光学系13から露光光を照射される。これにより、テープTの露光工程が完了する。そして、露光処理がなされたテープTは、次のテープの露光処理に影響しない位置まで搬送される。
続けて、テープTは、下側のステージガイドローラ32とガイドローラ33bに案内されることで、左斜め上方向に搬送方向が変換され、第2張力調整手段33に搬送される。テープTは、第2張力調整手段33ではガイドローラ33b,33cによって、その搬送方向が左向きに案内されている。そして、テープTは、第3エアダンサ33aでその張力を調整されてから、巻取リール5に巻き取られる。テープTが巻取リール5に巻き取られる際に、第1センサ51aがテープTの幅方向の位置を検出する。
一方、供給リール2から送り出された保護シートSは、左斜め下方の第3張力調整手段41に搬送される。保護シートSは、第3張力調整手段41ではガイドローラ41b,41cによって、その搬送方向が右向きに案内されている。そして、保護シートSは、第1エアダンサ41aでその張力を調整されてから、向きが右斜め下方に変換され、巻取リール5に向かう。保護シートSが巻取リール5に巻き取られる際に、第2センサ51bが保護シートSの幅方向の位置を検出する。装置制御装置17は、保護シートSの幅方向とテープTの幅方向とが一致するようにガイドローラ41cのモータM1に制御信号を送る。ガイドローラ41cが軸方向に移動することによって保護シートSも幅方向に移動する。幅方向の位置が調整された保護シートSは、テープT間に介装されるように、テープTとともに巻取リール5に巻き取られる。
このようにして、テープTと保護シートSとが均一な張力の下で巻取リール5に巻き取られる。これにより、両者の巻取りバランスを良好に保持することができる。
なお、テープTの張力は、露光処理でテープTの位置を制御されたり、テープT間に保護シートSを介装したりすることで、不均一になるが、本実施形態では、第2張力調整手段33で、テープTの張力が調整されているので、テープTの巻取りを安定して行うことができる。これにより、巻姿を楕円状ではなく、円形にすることができる。また、テープTと保護シートSとが幅方向に一致して巻き取られるので、巻姿の側面が均一となる。
また、保護シートSを送り出すときに、保護シートSに張力を強くかけると、肝心のテープTの送り出し量に影響し、露光処理後のテープTを安定して巻き取ることができなくなるが、本実施形態では、第3張力調整手段41でテープTの張力を調整するので、巻取リール5の巻取り動作に影響を与えないようにすることができる。
以上によれば、本実施形態に係る搬送装置Aにおいて以下の効果を得ることができる。
本実施形態に係る搬送装置Aでは、供給リール2から送り出されたテープTと保護シートSは、別々の搬送系(テープ搬送系3、保護シート搬送系4)で搬送された後、再び合わされた状態で、巻取リール5に巻き取られるようになっている。これにより、従来技術のような付帯設備を不要とすることができる。
搬送装置Aにおいては、供給リール2と巻取リール5が、露光ステージ14に対して水平方向の一方に配置されているため、供給リール2と巻取リール5を水平方向に設ける従来技術よりも、寸法(水平方向の長さ)を小さくでき、装置を小型化することができる。
搬送装置Aにおいては、保護シート搬送系4が、供給リール2から、テープ搬送系3が繰出する方向とは異なる方向かつ下方向に繰出していることで、保護シートSに塵埃が付着していたとしても、その塵埃がテープ搬送系3に設けられた露光ステージ14の作業領域に飛散することを防止することができる。
テープTは、露光装置Eに搬送される前に、第1張力調整手段31により張力を調整されているため、品質の高い露光処理を行うことができ、品質の高い製品を安定して製造することができる。また、第2張力調整手段33と第3張力調整手段41により、均一な張力に調整されたテープTと保護シートSが、巻取リール5に巻き取られるため、安定した張力の下で、両者の巻取りバランスを良好にすることができる。また、テープTと保護シートSとが幅方向にきれいに一致して巻き取ることができる。
搬送装置Aにおいては、テープ搬送系3と保護シート搬送系4とが別々に設けられているため、保護シートSが途中で事故により切断等されても、テープTの搬送動作に影響しないので、品質の高い製品を安定して製造できる。
以上、本実施形態に係る搬送装置Aについて説明したが、本発明は実施形態に限定されず種々の形態で実施することができる。
図4(a)〜(c)は、本実施形態の変形例に係る搬送装置および露光装置の一部を示す概略図である。実施形態では、搬送装置Aにおいて供給リール2と巻取リール5をそれぞれ時計回りに回転させる構成としたが(図2参照)、各リールの回転方向は限定されるものではなく、図4(a)に示すように、搬送装置A1において、供給リール2Aを時計回り、巻取リール5Aを反時計回りに回転させる構成してもよい。また、図4(b)に示すように、搬送装置A2において、供給リール2Bおよび巻取リール5Bをともに反時計回りに回転させる構成としてもよい。さらに、図4(c)に示すように、搬送装置A3において、供給リール2Cを反時計回り、巻取リール5Cを時計回りに回転させる構成としてもよい。
また、実施形態では、テープTを搬送するガイドローラ31c及びガイドローラ33b、並びに保護シートSを搬送するガイドローラ41cがローラの軸方向に移動できるようにした。しかし、他の全てのローラも軸方向に移動できるようにしてもよい。
本実施形態に係る搬送装置と露光装置を示す全体斜視図である。 本実施形態に係る搬送装置と露光装置の一部を示す概略図である。 本実施形態に係る搬送機構におけるガイドローラ41cを示す拡大断面図である。 (a)〜(c)は、本実施形態の変形例に係る搬送装置および露光装置の一部を示す概略図である。 第1従来技術に係る搬送装置の概略図である。 第2従来技術に係る搬送装置の概略図である。
符号の説明
2 供給リール
3 テープ搬送系
4 保護シート搬送系
5 巻取リール
31 第1張力調整手段
31a 第2エアダンサ
31b,31c ガイドローラ
32 ステージガイドローラ
33 第2張力調整手段
33a 第3エアダンサ
33b,33c ガイドローラ
41 第3張力調整手段
41a 第1エアダンサ
41b,41c ガイドローラ
51a,51b 第1、第2センサ
A 搬送装置
E 露光装置
S 保護シート
T テープ

Claims (5)

  1. 鉛直方向に沿って設けられた処理ステージにテープ状のワークを搬送するとともに、前記処理ステージを境に一方側に配置される搬送装置において、
    巻回された前記ワークとこのワークと対面するように巻き回された保護シートとを送り出す供給リールと、
    前記供給リールの下方に設けられ、前記供給リールから送り出された前記ワークを巻き取る巻取リールと、
    前記処理ステージを介して前記供給リールから前記巻取リールに前記ワークを搬送するワーク搬送手段と、
    前記供給リールを基点に前記処理ステージとは異なる方向に迂回して前記供給リールから前記巻取リールに前記保護シートを搬送する保護シート搬送手段と
    を有することを特徴とする搬送装置。
  2. 前記保護シート搬送手段は、前記供給リールから送り出された前記保護シートを案内する第1ローラと、前記巻取ローラに前記保護シートを案内する第2ローラと、前記第1ローラと前記第2ローラとの間の前記保護シートの張力を調整する第1エアダンサと、からなる保護シート張力調整手段を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記供給リールから前記処理ステージを介して前記巻取リールに搬送される前記ワークと、前記供給リールから前記巻取リールに搬送される前記保護シートが、前記供給リールと前記巻取リールを介して閉ループを構成していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記処理ステージから前記巻取リールへ搬送される前記ワークの幅方向の位置を検出する第1検出器と、前記供給リールから前記巻取リールへ搬送される前記保護シートの幅方向の位置を検出する第2検出器とをさらに有し、
    前記第1検出器と前記第2検出器との結果に基づいて、前記巻取リールに巻き取られる前記ワークと保護シートとの幅方向を一致させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の搬送装置。
  5. 前記ワーク搬送手段は、前記供給リールと前記処理ステージとの間に設けられ、前記処理部に供給される前記ワークの張力を調整する第1張力調整手段と、前記処理部と前記巻取リールとの間に設けられ、前記巻取リールに巻き取られる前記ワークの張力を調整する第2張力調整手段と、を備え、
    前記第1張力調整手段は、前記供給リールから送り出された前記テープを案内する第3ローラと、前記処理ステージ側に前記テープを案内する第4ローラと、前記第3ローラと前記第4ローラとの間の前記テープの張力を調整する第2エアダンサと、を有し、
    前記第2張力調整手段は、前記処理ステージ側からの前記テープを案内する第5ローラと、前記巻取リールに前記テープを案内する第6ローラと、前記第5ローラと前記第6ローラとの間の前記テープの張力を調整する第3エアダンサと、を有すことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の搬送装置。
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