JP2008027129A - 互換性判定装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子音楽装置で用いられる、複数の要素間で、互換性を適切に判定することが可能となる互換性判定装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】音楽コンテンツ再生プログラムが、自バージョン=4.0&再生可能な音楽コンテンツのバージョン=1.0,2.0というバージョン情報を保持し、音楽コンテンツが、自バージョン=3.0&再生可能な再生プログラムのバージョン=4.0,5.0というバージョン情報を保持する場合、再生プログラムのバージョン4.0は、音楽コンテンツ側で再生可能とされているので、再生プログラム内では、バージョン3.0の音楽コンテンツを再生可能との記述がなくても、バージョン3.0の音楽コンテンツは、バージョン4.0の再生プログラムにより問題なく再生できる。つまり、両者間には、互換性があると判定される。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子音楽装置で用いられる、プログラム、ドライバおよびコンテンツなどの複数の要素間で、互換性を判定する互換性判定装置およびプログラムに関する。
電子音楽装置で用いられる、プログラム、ドライバおよびコンテンツなどの複数の要素間で、互換性を判定する互換性判定装置は、従来から知られている。
このような互換性判定装置として、電源立ち上げ時に、システムの全ブロックのバージョンの整合性をチェックし、不整合がなければ動作を継続し、不整合があった場合はユーザに警告するようにしたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−56401号公報
しかし、上記従来の互換性判定装置による、前記複数の要素間のバージョンチェックでは、当該複数の要素間の互換性をうまく判定できない場合がある。以下、この点について説明する。
たとえば、ある音楽コンテンツ再生プログラムでは、プログラムバージョン3.0の再生プログラムは、コンテンツバージョン1.0の音楽コンテンツを再生できるが、コンテンツバージョン2.0の音楽コンテンツを再生できないという場合がある。
その逆に、プログラムバージョン4.0の再生プログラムは、コンテンツバージョン1.0および2.0のいずれのバージョンの音楽コンテンツも再生できるという場合がある。この場合、プログラムバージョン4.0の再生プログラムは、「コンテンツバージョン1.0以上の音楽コンテンツに対応」などと記述される。
しかし、プログラムバージョン4.0の再生プログラムが登場した後、コンテンツバージョン3.0の音楽コンテンツが登場した場合には、コンテンツバージョン3.0の音楽コンテンツは「コンテンツバージョン1.0以上の音楽コンテンツ」に該当するものの、プログラムバージョン4.0の再生プログラムで再生できる保障がない。つまり、コンテンツバージョン2.0の音楽コンテンツが登場した時点では、プログラムバージョン4.0の再生プログラムについての「コンテンツバージョン1.0以上のコンテンツに対応」という記述に間違いはないが、将来登場するコンテンツバージョン3.0以降の音楽コンテンツがプログラムバージョン4.0の再生プログラムで再生できることが約束されている訳ではなく、コンテンツ提供者の都合により、互換性がなくなる可能性がある。
一方、コンテンツバージョン3.0の音楽コンテンツが、プログラムバージョン4.0の再生プログラムで再生できる、すなわち、互換性がある場合もある。
このように、上記従来の互換性判定装置では、新たなバージョンの要素が登場した場合に、その要素と他の要素との間で互換性があるかどうかを確実に判定することはできず、たとえば、互換性があるにも拘わらず「再生できない可能性があります」と表示されたり、何も表示されないのに再生されなかったりという状況が生じていた。そして、このような状況がユーザを混乱させる要因になっていた。
なお、新たなバージョンの音楽コンテンツが登場する度に、その要素との互換性を保障するために、最新バージョンの再生プログラムにアップデートすることも考えられるが、既にインストールされている再生プログラムが、その新たなバージョンの音楽コンテンツと互換性がある場合には、そのアップデートは、必ずしも必要なものではなく、ユーザにとって無駄で煩雑な作業となる。また、アップデートに失敗して、システム全体あるいはその一部が動作不能になる虞もあり得るため、アップデート作業は極力減らしたい。
以上のような問題は、再生プログラムと音楽コンテンツの間に限らず、プログラム同士(たとえば、メインCPU用プログラムとサブCPU用プログラム)、CPU用プログラムとデバイスドライバ、デバイスドライバとプログラムなどの間でも同様に起こり得る。
本発明は、この点に着目してなされたものであり、電子音楽装置で用いられる、複数の要素間で、互換性を適切に判定することが可能となる互換性判定装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の互換性判定装置は、電子音楽装置で用いられる、複数の要素であって、該各要素毎に、当該要素自身のバージョンと、当該要素と互換性のある他の要素のバージョンについての情報が保持されたものを入力する入力手段と、該入力手段によって入力された複数の要素のうち、互換性を判定すべき要素間に互換性があるか否かを、該各要素にそれぞれ保持されている情報に基づいて判定する判定手段とを有し、前記判定手段は、少なくとも一方の要素で互換性があると判定されたときに、当該要素間に互換性があると判定することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項2に記載のプログラムは、請求項1と同様の技術的思想によって実現できる。
請求項1または2に記載の発明によれば、入力された複数の要素のうち、互換性を判定すべき要素間に互換性があるか否かを、該各要素にそれぞれ保持されている情報に基づいて判定する際に、少なくとも一方の要素で互換性があると判定されたときに、当該要素間に互換性があると判定するので、互換性を適切に判定することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る互換性判定装置を適用した電子音楽装置の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態の電子音楽装置は、音高情報を入力するための鍵盤を含む演奏操作子1と、各種情報を入力するための複数のスイッチやホイール、ジョイスティックを含む設定操作子2と、演奏操作子1の操作状態を検出する検出回路3と、設定操作子2の操作状態を検出する検出回路4と、装置全体の制御を司るメインCPU5と、該メインCPU5が実行するメインCPU用制御プログラムや、各種テーブルデータ等を記憶するROM6と、音楽コンテンツ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM7と、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ8と、各種情報等を表示する、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)および発光ダイオード(LED)等を備えた表示装置9と、前記メインCPU用制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種音楽コンテンツ、各種データ等を記憶する外部記憶装置10と、外部からのMIDIメッセージを入力したり、MIDIメッセージを外部に出力したりするMIDIインターフェース(I/F)11と、通信ネットワーク101を介して、たとえばサーバコンピュータ(以下、「サーバ」と略して言う)102とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)12と、演奏操作子1から入力された演奏データや予め設定された音楽コンテンツ等をオーディオ信号に変換する音源回路13と、該音源回路13からのオーディオ信号に各種効果を付与するための効果回路14と、該効果回路14からのオーディオ信号を音響に変換する、たとえば、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム15とにより構成されている。
上記構成要素3〜14は、バス16を介して相互に接続され、メインCPU5にはタイマ8が接続され、MIDII/F11には他のMIDI機器100が接続され、通信I/F12には通信ネットワーク101が接続され、音源回路13には効果回路14が接続され、効果回路14にはサウンドシステム15が接続されている。ここで、通信I/F12および通信ネットワーク101は、有線方式のものに限らず、無線方式のものであってもよい。また、両方式のものを備えていてもよい。
外部記憶装置10としては、たとえば、フレキシブルディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、CD−ROMドライブおよび光磁気ディスク(MO)ドライブ等を挙げることができる。そして、外部記憶装置10には、前述のように、メインCPU5が実行するメインCPU用制御プログラムも記憶でき、ROM6にメインCPU用制御プログラムが記憶されていない場合には、この外部記憶装置10にメインCPU用制御プログラムを記憶させておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM6にメインCPU用制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をメインCPU5にさせることができる。このようにすると、メインCPU用制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
検出回路3および音源回路13には、それぞれサブCPU3aおよび13aが搭載されている。各サブCPU3aおよび13aは、メインCPU5と同様に、それぞれサブCPU用制御プログラムを実行することで、各種制御を行う。サブCPU用制御プログラムは、本実施の形態では、メインCPU用制御プログラムと同様に、ROM6に格納される。なお、本発明では、サブCPU用制御プログラムは、新しいバージョンのものに書き替えられることが前提になっているので、ROM6としては、その記憶内容を書き替え可能なもの、たとえばフラッシュメモリを用いるようにすればよい。
表示装置9、外部記憶装置10、MIDII/F11および通信I/F12などは、それぞれ専用のデバイスドライバによって制御されている。このデバイスドライバも、本実施の形態では、ROM6に格納され、適宜新しいバージョンのものに書き替えられる。
なお、バージョンアップ用のメインCPU用制御プログラム、サブCPU用制御プログラム、デバイスドライバおよび音楽コンテンツは、通信I/F12を介してサーバ102からダウンロードして、あるいは着脱可能な外部記憶媒体から電子音楽装置に取り込まれる。
また、本実施の形態の電子音楽装置は、上述の構成から分かるように、電子楽器上に構築されている。
電子楽器の形態を採るようにした場合、その形態は鍵盤楽器に限らず、弦楽器タイプ、管楽器タイプ、打楽器タイプ等の形態でもよい。また、音源装置、電子音楽装置等を1つの電子楽器本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別体の装置であり、MIDII/Fや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するものであってもよい。
また、本発明を実施できる最小限要素のみから構成した電子楽器以外の専用装置上に構築してもよい。専用装置としては、たとえば、カラオケ装置や、ゲーム装置、携帯電話などの携帯型通信端末等を挙げることができる。携帯型通信端末を採用した場合、端末のみで所定の機能が完結している場合に限らず、機能の一部をサーバ側に持たせ、端末とサーバとからなるシステム全体として所定の機能を実現するようにしてもよい。あるいは、汎用的なパーソナルコンピュータ上に構築するようにしてもよい。
以上のように構成された電子音楽装置が実行する制御処理を、まず図2を参照してその概要を説明し、次に図3を参照して詳細に説明する。
図2は、どの要素間でバージョンチェックが必要かを示す図である。
本実施の形態では、複数の要素は、メインCPU用プログラム、サブCPU用制御プログラム、各種デバイスドライバおよび各種音楽コンテンツからなり、同図に示すように、その中のいずれの2種類の要素間でも、バージョンチェックを必要としている。ここで、メインCPU用プログラムとは、前記メインCPU用制御プログラムのことではなく、たとえば音楽コンテンツ再生プログラムに代表される、アプリケーションプログラムを意味する。しかし、メインCPU用プログラムの中に、メインCPU用制御プログラムを含ませ、互換性判定の対象としてもよい。なお、バージョンチェックは、後述するように、要素間の互換性を判定するために行われる。
各要素はそれぞれ、自身のバージョン(以下、「自バージョン」という)とともに、バージョンチェックの対象となる他の要素のバージョンに関する情報(以下、「バージョン情報」という)を保持している。その保持の仕方は、各要素が通常備えているヘッダ内に記載する方法が典型的であるが、これに限らず、各要素と独立させて、バージョン情報のみ別の領域に保持する方法も考えられる。
たとえば、メインCPU用プログラムと音楽コンテンツが下記バージョン情報を保持しているとして、以下、メインCPU5が、この2つの要素を対象に、その互換性を判定する方法を具体的に説明する。
〈メインCPU用プログラム〉
自バージョン:4.0
対応サブCPU用制御プログラムバージョン:1.0,2.0,3.0
対応デバイスドライババージョン:1.0,1.1
対応音楽コンテンツバージョン:1.0,2.0
〈音楽コンテンツ〉
自バージョン:3.0
対応メインCPU用プログラムバージョン:4.0,5.0
対応サブCPU用制御プログラムバージョン:3.0
対応デバイスドライババージョン:1.1
この場合、メインCPU用プログラムに保持されている、対応音楽コンテンツバージョン(=1.0,2.0)と、音楽コンテンツの自バージョン(=3.0)とは整合しないものの、音楽コンテンツに保持されている、対応メインCPU用プログラムバージョン(=4.0,5.0)と、メインCPU用プログラムの自バージョン(=4.0)とが整合するので、メインCPU5は、メインCPU用プログラムと音楽コンテンツ間の互換性があると判定する。
次に、この制御処理を詳細に説明する。
図3は、本実施の形態の互換性判定装置、特にメインCPU5が実行する互換性判定処理の手順を示すフローチャートである。
本互換性判定処理では、2種類の要素間の互換性が判定される。2種類の要素とは、前記図2に示す、メインCPU用プログラム、サブCPU用制御プログラム、各種デバイスドライバおよび各種音楽コンテンツの中から選択されたものであり、本互換性判定処理中では、そのうちの一方の要素を第1要素とし、他方の要素を第2要素としている。なお、本互換性判定処理は、その処理対象とする要素、つまり第1および第2要素の種類に応じた時期に起動されて実行される。具体的には、プログラム間(たとえば、メインCPU用プログラムとサブCPU用制御プログラム間)や、プログラム(たとえば、メインCPU用プログラムあるいはサブCPU用制御プログラム)とデバイスドライバ間については、本実施の形態の電子音楽装置に電源が供給されて起動されたタイミングで、本互換性判定処理を実行すればよいし、本実施の形態の電子音楽装置が起動された後の任意のタイミングで、本互換性判定処理を実行してもよい。また、プログラムと音楽コンテンツ間や、デバイスドライバと音楽コンテンツ間については、当該音楽コンテンツを再生する直前に、本互換性判定処理を実行するようにすればよい。
本互換性判定処理では、
(1)第1要素が保持している情報に基づき、対応する第2要素のバージョンをチェックする(ステップS1)とともに、第2要素が保持している情報に基づき、対応する第2要素のバージョンをチェックする(ステップS2)ことで、両情報の第2要素のバージョンが整合するかどうかを判別し(ステップS3)、
(2)上記(1)の判別の結果、両情報の第2要素のバージョンが整合していないときには、第2要素が保持している情報に基づき、対応する第1要素のバージョンをチェックする(ステップS3→S4)とともに、第1要素が保持している情報に基づき、対応する第1要素のバージョンをチェックする(ステップS5)ことで、両情報の第1要素のバージョンが整合するかどうかを判別し(ステップS6)、
(3)上記(1)の判別の結果、両情報の第2要素のバージョンが整合しているとき、あるいは、上記(2)の判別の結果、両情報の第1要素のバージョンが整合しているときのいずれかが成り立つ場合に、両要素は互換性ありと判定して(ステップS3あるいはS6→S7)、互換性ありの場合の処理を実行し(ステップS8)、
(4)上記(2)の判別の結果、両情報の第1要素のバージョンが整合していないとき、つまり、上記(1)の判別の結果、両情報の第2要素のバージョンが整合していないとき、および、上記(2)の判別の結果、両情報の第1要素のバージョンが整合していないときの両方が成り立つ場合に、両要素は互換性なしと判定して(ステップS6→S9)、互換性なしの場合の処理を実行する(ステップS10)。
ここで、ステップS8の互換性ありの場合の処理としては、たとえば、「互換性のあることが判定されました」という表示を前記表示装置9上に表示する処理や、敢えて何もしないことを挙げることができる。そして、第1および第2要素が音楽コンテンツ再生プログラムおよび音楽コンテンツであれば、音楽コンテンツ再生プログラムに対して音楽コンテンツの再生を指示するようにする。一方、第1および第2要素が、メインCPU用プログラムおよびサブCPU用制御プログラム、あるいはプログラム(メインCPU用プログラムあるいはサブCPU用制御プログラム)およびデバイスドライバであれば、前記表示のみ行い、あるいは何もせず、その後のプログラムのアップデート処理は行わない。
また、ステップS10の互換性なしの場合の処理としては、たとえば、第1および第2要素が音楽コンテンツ再生プログラムおよび音楽コンテンツであれば、まず「互換性のないことが判定されましたので、この音楽コンテンツは再生できません」という表示を表示装置9上に表示し、次に、この音楽コンテンツ再生プログラムのアップデートをユーザに勧める表示を行ったり、あるいは、音楽コンテンツ再生プログラムを自動的にアップデートしたりする処理を挙げることができる。
以下、第1および第2要素を、音楽コンテンツ再生プログラムおよび音楽コンテンツとして、その互換性判定を具体的に説明する。
(例1)
〈音楽コンテンツ再生プログラム〉
自バージョン:4.0
再生可能な音楽コンテンツのバージョン:1.0,2.0
〈音楽コンテンツ〉
自バージョン:3.0
再生可能な再生プログラムのバージョン:4.0,5.0
の場合、再生プログラムのバージョン4.0は、音楽コンテンツ側で再生可能とされているので、再生プログラム内では、バージョン3.0の音楽コンテンツを再生可能との記述がなくても、バージョン3.0の音楽コンテンツは、バージョン4.0の再生プログラムにより問題なく再生できる。つまり、両者間には、互換性があると判定される。
(例2)
〈音楽コンテンツ再生プログラム〉
自バージョン:6.0
再生可能な音楽コンテンツのバージョン:1.0,2.0,3.0,4.0
〈音楽コンテンツ〉
自バージョン:3.0
再生可能な再生プログラムのバージョン:4.0,5.0
の場合、再生プログラム内で、音楽コンテンツのバージョン3.0は再生可能との記述があるので、音楽コンテンツ側で、バージョン6.0の再生プログラムが再生可能との記述がなくても、バージョン3.0の音楽コンテンツは、バージョン6.0の再生プログラムにより問題なく再生できる。つまり、両者間には、互換性があると判定される。
(例3)
〈音楽コンテンツ再生プログラム〉
自バージョン:4.0
再生可能な音楽コンテンツのバージョン:1.0,2.0
〈音楽コンテンツ〉
自バージョン:4.0
再生可能な再生プログラムのバージョン:5.0,6.0
の場合、再生プログラムのバージョン4.0は、音楽コンテンツ側で再生可能との記述がなく、かつ音楽コンテンツのバージョン4.0は、再生プログラム内でも再生可能との記述がないので、バージョン4.0の音楽コンテンツは、バージョン4.0の再生プログラムにより再生できない。つまり、両者間には、互換性がないと判定される。このとき、再生できない旨の警告を出したり、再生プログラムのアップデートをユーザに勧めたり、自動的に再生プログラムのアップデートを行ったりするのが望ましい。
このように、本実施の形態では、互換性判定の対象となる、複数の要素のそれぞれに対して、自バージョンと、当該要素と互換性のある他の要素のバージョンについてのバージョン情報を保持し、互換性を判定すべき要素間の互換性を、当該要素に対応して保持されたバージョン情報に基づいて判定する際に、少なくとも一方の要素について互換性があると判定されれば、その要素間の互換性があると判定するようにした。これにより、たとえば、音楽コンテンツ側に「プログラムバージョン4.0および5.0の再生プログラムで再生可能」と記述されていれば、自バージョン4.0の再生プログラムはこの音楽コンテンツを再生可能と判定することができる。一方、音楽コンテンツ側に「プログラムバージョン5.0の再生プログラムで再生可能」と記述されていれば、自バージョン4.0の再生プログラムはこの音楽コンテンツを再生不可能と判定することができる。そして、この判定に基づいて、適切な動作(自動再生したり、あるいは、再生できないという警告を出したりするなど)を行うことができる。逆に、音楽コンテンツ側に「プログラムバージョン4.0および5.0の再生プログラムで再生可能」と記述され、再生プログラムの自バージョンが4.0および5.0のいずれでもない(たとえば、6.0)としても、再生プログラム側に、そのバージョンの音楽コンテンツを再生可能である旨の記述があれば、その音楽コンテンツは、その再生プログラムによって再生可能と判定され、適切な動作を行うことができる。
なお、本実施の形態では、2つの要素間に対して互換性を判定するようにしたが、互換性を判定する要素の個数は、2つに限らず、3つ以上であってもよい。たとえば、メインCPU用プログラム、サブCPU用制御プログラムおよびデバイスドライバのすべてについてバージョンの整合性をチェックし、そのチェック結果に基づいて、当該3種類の要素間の互換性を判定するというようにである。
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードおよび該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態に係る互換性判定装置を適用した電子音楽装置の概略構成を示すブロック図である。 どの要素間でバージョンチェックが必要かを示す図である。 図1のの互換性判定装置、特にメインCPUが実行する互換性判定処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
5…メインCPU(入力手段、判定手段),6…ROM(入力手段),7…RAM(入力手段),10…外部記憶装置(入力手段),11…MIDII/F(入力手段),12…通信I/F(入力手段),16…バス(入力手段)

Claims (2)

  1. 電子音楽装置で用いられる、複数の要素であって、該各要素毎に、当該要素自身のバージョンと、当該要素と互換性のある他の要素のバージョンについての情報が保持されたものを入力する入力手段と、
    該入力手段によって入力された複数の要素のうち、互換性を判定すべき要素間に互換性があるか否かを、該各要素にそれぞれ保持されている情報に基づいて判定する判定手段と
    を有し、
    前記判定手段は、少なくとも一方の要素で互換性があると判定されたときに、当該要素間に互換性があると判定することを特徴とする互換性判定装置。
  2. 電子音楽装置で用いられる、複数の要素であって、該各要素毎に、当該要素自身のバージョンと、当該要素と互換性のある他の要素のバージョンについての情報が保持されたものを入力する入力モジュールと、
    該入力モジュールによって入力された複数の要素のうち、互換性を判定すべき要素間に互換性があるか否かを、該各要素にそれぞれ保持されている情報に基づいて判定する判定モジュールと
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記判定モジュールでは、少なくとも一方の要素で互換性があると判定されたときに、当該要素間に互換性があると判定することを特徴とするプログラム。
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