JP2008027091A - 火災警報器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】AC電源より電源が供給され、通電表示灯21a及び火災表示灯21bを有する火災警報器であって、通電表示灯21aの点灯時の明るさを火災表示灯21bの点灯時の明るさよりも暗くしたものである。通電表示灯21aの点灯時の輝度を決定する電流制限用抵抗の抵抗値を、火災表示灯21bのそれよりも大きく設定し、又は、通電表示灯21aの点灯と消灯のデューティ比を火災表示灯21bのそれよりも小さく設定する。
【選択図】図2
Description
発光電流=(電源電圧−LEDの順電圧)/Rの抵抗値
で求められる。
一般的に、表示灯の発光電流はLEDメーカが推奨する電流など、一定の電流に設定されるため、電流制限用抵抗の抵抗値の大きさは一定であり、火災表示灯及び通電表示灯の明るさは同じ明るさに設定されており、昼間の居室ではっきり視認できる明るさに設定されていた。
また、本発明においては、通電表示灯の点灯時の明るさを周囲の明るさに対応して調整するようにしたので、周囲の明るさに応じた眩しすぎない明るさにすることができる。
図1は本発明の実施形態1に係る火災警報器の構成を示すブロック図である。この火災警報器は、電源としてAC電源を用いるものであり、AC−DC降圧回路11、定電圧回路12、制御回路13、発光回路14、受光増幅回路15、電源電圧検出回路16、ブザー鳴動回路17、ブザー停止回路18及び火災異常通電表示回路19から構成されている。なお、図1には明るさセンサ20が図示されているが、これは後述の実施形態4、5、6の説明に用いられるものであり、本実施形態1においては用いられないものとする。
なお、上記の実施形態1においては、通電表示灯21a及び火災表示灯21bの点灯時に、同一のデューティ比の制御パルスがスイッチング素子T1及びT2に供給されるようにしたが、制御信号として同一であればよく、パルス入力の代わりに、連続入力とすることもできる。
上記の実施形態1においては、抵抗R10>R11に設定して通電表示灯21aの明るさを火災表示灯21bの明るさよりも低くした例について説明したが、本実施形態2においては、抵抗R10=R11に設定し、通電表示灯21aのデューティ比<火災表示灯21bのデューティ比とした例について説明する。
図4は本発明の実施形態3に係る火災異常通電表示回路19及びそれに関連する回路の回路図である。この火災異常通電表示回路19は、図2の火災異常通電表示回路19の構成と基本的には同じ構成になっているが、抵抗R10の代わりに、抵抗R15とCDS(硫化カドニウムセル)素子22を設けている。この火災異常通電表示回路19では、抵抗R15により通電表示灯21aが所定の明るさになるような電流が流れるようにし、CDS素子22が周囲が明るくなると抵抗値が小さくなり、暗くなると抵抗値が大きくなることを利用して、通電表示灯21aに流れる電流が周囲の明るさに応じて変化し、通電表示灯21aの明るさが、周囲が明るくなるとそれに対応して明るくなり、周囲が暗くなるとそれに対応して暗くなる。
図5は本発明の実施形態4に係る火災異常通電表示回路19及びそれに関連する回路の回路図である。この火災異常通電表示回路19は、図2の火災異常通電表示回路19の構成と基本的には同じ構成になっているが、抵抗R10の代わりに、抵抗値の異なる複数の抵抗R10a、R10b、R10c(R10a<R10b<R10c)を並列に接続し、その抵抗R10a、R10b、R10cを選択するための切替スイッチ23を設けるとともに、明るさセンサ20(図1参照)を設けている。明るさセンサ20は、例えばフォトダイオード等から構成されており、周囲の明るさに対応した検出信号を制御回路13に出力し、制御回路13はその検出信号に応じた切替信号を切替スイッチ23に出力する。切替スイッチ23はその切替信号により抵抗R10a、R10b、R10cの何れかを選択する。このように抵抗を3個を設けた場合には、制御回路13は明るさを3段階に分類し(明るい、中位、暗い)、「明るい」と判断した場合には抵抗10aを選択させ、「中位」の場合には抵抗10bを選択させ、「暗い」と判定した場合には抵抗10cを選択させる。このようにすることにより、通電表示灯21aの点灯時の明るさを周囲の明るさに対応したものにすることが可能になっている。
なお、上記の実施形態4では、一例として明るさを3段階に切り替える場合を示したが、複数段階に切り替えるものであればよい。
図6は図5の明るさセンサ20の他の構成例を示した回路図である。この明るさセンサ20は、CDS素子21と抵抗16とを直列に接続し、その接続点の電位を検出信号として制御回路13に出力するようにしたものである。CDS素子22が周囲の明るさに応じてその抵抗値が変化するので、上記の接続点の電位もそれに伴って変化する。例えばCDS素子21が周囲が明るくなると抵抗値が小さくなり上記の電位が低下し、暗くなると抵抗値が大きくなり上記の電位が上昇することで、明るさに対応した信号が得られる。制御回路1は、このような検出信号に基づいて、上記の実施形態4と同様にして切替スイッチ23により抵抗R10a、R10b、R10cの何れかを選択させ、通電表示灯21aに流れる電流を調整することにより、通電表示灯21aの点灯時の明るさを周囲の明るさに対応したものにすることが可能になっている。
図7は本発明の実施形態6に係る火災異常通電表示回路19及びそれに関連する回路の回路図である。この実施形態6は、図2の回路構成(但し、R10=R11)に明るさセンサ20を設けた例である。制御回路13は、この明るさセンサ20の検出信号に基づいてスイッチング素子T1のゲートに供給する制御パルスのデューティ比を制御することにより、通電表示灯21aの明るさが周囲の明るさに対応したものとなる。
なお、通電表示灯の明るさを周囲の明るさに対応したものにするには、上記の実施形態の他に各種の変形例が考えられる。例えば室内の照明器具が点灯状態になっているかどうかを検出して、その状態に応じて通電表示灯21aの明るさを制御するようにしてもよい。また、明るさセンサ20の例としてフォトダイオード(図示せず)又はCDS素子22の例を示したが、明るさに対応して物理量が変化するものであれば他の素子を用いてもよい。また、時計機能を持たせて、例えば昼間の時間帯と夜の時間帯とに分けて、通電表示灯の明るさをその時間帯に対応させて切り替えるようにしてもよい。
また、上記の全ての実施形態においては、電源としてAC電源を利用した火災警報器を用いて説明したが、本発明はバッテリを電源として用いるものにも適用できる。
Claims (4)
- 通電表示灯及び火災表示灯を有する火災警報器において、
前記通電表示灯の点灯時の明るさを前記火災表示灯の点灯時の明るさよりも暗くしたことを特徴とする火災警報器。 - 前記通電表示灯の点灯時の輝度を決定する電流制限用抵抗の抵抗値を、前記火災表示灯のそれよりも大きく設定したことを特徴とする請求項1記載の火災警報器。
- 前記通電表示灯の点灯と消灯のデューティ比を、前記火災表示灯のそれよりも小さく設定したことを特徴とする請求項1記載の火災警報器。
- 前記通電表示灯の点灯時の明るさを周囲の明るさに応じて可変させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の火災警報器。
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013196583A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Stanley Electric Co Ltd | 光警報装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003067859A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-03-07 | Nohmi Bosai Ltd | 火災受信機 |
JP2006106850A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Yazaki Corp | 警報器 |
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2006
- 2006-07-20 JP JP2006197625A patent/JP2008027091A/ja active Pending
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