JP2007032920A - 冷蔵庫内照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷蔵庫内の照明の状態を変化させて、冷蔵庫内の温度上昇を視覚的に知らせることが可能な冷蔵庫内照明装置を提供する。
【解決手段】冷蔵庫1内に配置された可変色の照明装置2と、庫内の温度の変化に合わせて照明装置2の光色または光出力を変化させる制御部3とを有する冷蔵庫内照明装置。庫内の温度を計測する温度センサーを設けて、制御部3は温度センサーにより計測された庫内の温度に応じて照明装置2の光色または光出力を変化させる。あるいは、冷蔵庫1の扉の開放時間を計測するタイマーを設けて、制御部3はタイマーにより計測された扉の開放時間に応じて照明装置2の光色または光出力を変化させる。また、照明装置2の光色または光出力の変化に連動して音や音声を発生させる音源部8を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】冷蔵庫1内に配置された可変色の照明装置2と、庫内の温度の変化に合わせて照明装置2の光色または光出力を変化させる制御部3とを有する冷蔵庫内照明装置。庫内の温度を計測する温度センサーを設けて、制御部3は温度センサーにより計測された庫内の温度に応じて照明装置2の光色または光出力を変化させる。あるいは、冷蔵庫1の扉の開放時間を計測するタイマーを設けて、制御部3はタイマーにより計測された扉の開放時間に応じて照明装置2の光色または光出力を変化させる。また、照明装置2の光色または光出力の変化に連動して音や音声を発生させる音源部8を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、食料、飲料や資料など常温では傷みやすい物を保存する冷蔵庫の庫内空間を照明するための冷蔵庫内照明装置に関するものである。
従来、冷蔵庫内に電球や蛍光灯などの照明器具を配置し、庫内に収納されている食料などを分かりやすくする冷蔵庫内照明装置は広く用いられている。また、冷蔵庫の扉を長時間開放し続けると、タイマーで音や音声などが発せられることで、冷蔵庫を閉めるように警告し、庫内の温度が上昇しないようにする技術は知られている。
特許文献1(特開平6−34266)には、冷蔵庫を開ける時に、急激な明るさ上昇による不快感を防止した照明装置を有する冷蔵庫が提案されている。
特許文献2(特開2000−130917)には、ブザーによる警告音と冷蔵庫内を照らす庫内灯の点滅とによって、冷蔵庫の扉を閉め忘れていることを使用者に警告できる制御装置を備えた冷蔵庫が提案されている。
特開平6−34266
特開2000−130917
従来例では、ブザーまたは庫内照明の点滅によって冷蔵庫の扉を閉め忘れていることを使用者に警告しているが、いきなりブザーや点滅をすると使用者は非常に驚き心理的な負担を生じることが多い。特に、夜間にいきなりブザーが鳴ると、就眠の妨げになる。また、ブザーや点滅では、冷蔵庫がどのような警告をしているのか使用者には分かりにくいため、冷蔵庫の扉をすぐに閉めるとは限らず、冷蔵庫内の温度上昇を抑制する効果に乏しかった。扉の閉め忘れを防止する目的は、庫内温度の上昇を防ぐことであるため、庫内の温度が上昇していることを視覚的に知らせることができれば、使用者は自発的に扉を閉めると考えられる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、冷蔵庫内の照明の状態を変化させて、冷蔵庫内の温度上昇を視覚的に知らせることが可能な冷蔵庫内照明装置を提供することを課題とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、冷蔵庫1内に配置された可変色の照明装置2と、庫内の温度の変化に合わせて照明装置2の光色または光出力を変化させる制御部3とを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、図5に示すように、庫内の温度を計測する温度センサー4を有し、前記制御部3は温度センサー4により計測された庫内の温度に応じて照明装置2の光色または光出力を変化させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、図7に示すように、冷蔵庫1の扉5の開放時間を計測するタイマー7を有し、前記制御部3はタイマー7により計測された扉5の開放時間に応じて照明装置2の光色または光出力を変化させることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の発明において、図9〜図12に示すように、照明装置2の光色または光出力の変化に連動して音や音声を発生させる音源部8を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4の発明において、図13、図14に示すように、照明装置2の光色または光出力が変化した後、所定の時間が経過した後、通常の照明状態に自動的に復帰させる自動復帰手段を設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜4の発明において、照明装置を強制的に通常の照明状態に復帰させる手動復帰手段を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、冷蔵庫内に配置された可変色の照明装置と、庫内の温度の変化に合わせて照明装置の光色または光出力を変化させる制御部とを有するので、冷蔵庫内の温度上昇を使用者に視覚的に認識させることができる効果がある。
請求項2の発明によれば、庫内の温度を計測する温度センサーを設けて、この温度センサーにより計測された庫内の温度に応じて照明装置の光色または光出力を変化させるようにしたので、請求項1の冷蔵庫内照明装置に比べて、使用者に庫内温度の上昇度合いをより正確に認識させることができる効果がある。
請求項3の発明によれば、冷蔵庫の扉の開放時間を計測するタイマーを設けて、このタイマーにより計測された扉の開放時間に応じて照明装置の光色または光出力を変化させるようにしたので、請求項1の冷蔵庫内照明装置に比べて、扉の開放時間を使用者に細かく認識させることができ、結果として扉の開放時間を短縮させ、庫内温度の上昇を軽減することができる。また、温度センサーが不要になり、製造コストを低減できる。
請求項4の発明によれば、照明装置の光色または光出力の変化に連動して音や音声を発生させる音源部を備えるので、大幅に庫内温度が上昇した場合、あるいは、扉の開放時間が長い場合、音や音声によって、より強く警告を促すことができ、結果として庫内温度の上昇を軽減することができる。また、庫内温度上昇の初期状態あるいは開放時間が短い初期状態では光色や光出力を変化させるだけであるため、このような初期状態においては音や音声による驚きの心理的負担や騒音被害を防止することができる。
請求項5の発明によれば、照明装置の光色または光出力が変化した後、所定の時間が経過した後、通常の照明状態に自動的に復帰させる自動復帰手段を設けたので、意識的に冷蔵庫の扉を開放しなければならない時に、照明が通常状態になっているため作業が非常にしやすくなる効果がある。
請求項6の発明によれば、照明装置を強制的に通常の照明状態に復帰させる手動復帰手段を設けたので、庫内の照明の光色や光出力が変化して最終的な状態になるのを待たずに、あるいは、所定の時間が経過するのを待たずに、通常の照明状態に強制的に復帰させることができるので、意識的に冷蔵庫の扉を開放しなければならない時に、照明を通常状態にできるため作業が非常にしやすくなる効果がある。
(実施形態1)
図1に実施形態1の構造を示す。この実施形態1は、冷蔵庫1に可変色の照明装置2を設けると共に、この照明装置2の光色を制御するための制御部3を付加したものである。照明装置2は冷蔵庫1内に配置され、光色を変化させることが可能な光源、例えば非常に小さなRGB(赤色、緑色、青色)のLEDを組み合わせた可変色LEDである。制御部3は、決められた光色になるように照明装置2に信号または電圧などを与えている。なお、本発明に直接関係しない、電源部や取付部材などは図示を省略している。
図1に実施形態1の構造を示す。この実施形態1は、冷蔵庫1に可変色の照明装置2を設けると共に、この照明装置2の光色を制御するための制御部3を付加したものである。照明装置2は冷蔵庫1内に配置され、光色を変化させることが可能な光源、例えば非常に小さなRGB(赤色、緑色、青色)のLEDを組み合わせた可変色LEDである。制御部3は、決められた光色になるように照明装置2に信号または電圧などを与えている。なお、本発明に直接関係しない、電源部や取付部材などは図示を省略している。
照明装置2は、図1で示す冷蔵庫1の上部手前のほか、冷蔵庫1の側面や開閉扉の近傍など光色の変化が使用者に分かりやすい位置に配置される。光色の変化については、使用者に庫内の温度が変化していることが分かりやすいように、初期状態の白色から、黄色、橙色など暖色系の光色に変化させる(図2)。
この実施形態では、冷蔵庫内の温度の状態に合わせて冷蔵庫内の照明を変化させるようにしたので、庫内の温度が上昇していることを使用者に視覚的に認識させることができる。
(実施形態2)
実施形態2では、実施形態1と構造は同じであるが、光色の変化の態様が異なり、庫内温度が上昇することを危険状態と想定して、交通信号のように、初期状態の白色から、緑色→黄色→赤色と変化させるものである(図3)。緑色から黄色に変わる直前に緑色の点滅、黄色から赤色に変わる直前に黄色の点滅を挿入しても良い。
実施形態2では、実施形態1と構造は同じであるが、光色の変化の態様が異なり、庫内温度が上昇することを危険状態と想定して、交通信号のように、初期状態の白色から、緑色→黄色→赤色と変化させるものである(図3)。緑色から黄色に変わる直前に緑色の点滅、黄色から赤色に変わる直前に黄色の点滅を挿入しても良い。
(実施形態3)
実施形態3では、実施形態1と構造は同じであるが、光色の変化をより分かりやすくするため、光色の変化に合わせて光出力を明るくしたり暗くしたりする(図4)。このようにすることで、庫内の温度が上昇していることを使用者が視覚的に認識しやすく、より強い警告を感じることができる。
実施形態3では、実施形態1と構造は同じであるが、光色の変化をより分かりやすくするため、光色の変化に合わせて光出力を明るくしたり暗くしたりする(図4)。このようにすることで、庫内の温度が上昇していることを使用者が視覚的に認識しやすく、より強い警告を感じることができる。
(実施形態4)
図5に実施形態4の構造を示す。この実施形態4は、庫内の温度を検出する温度センサー4を冷蔵庫1に設け、この温度センサー4の検出信号を受けて、制御部3により照明装置2の光色や光出力を制御するようにしたものである。
図5に実施形態4の構造を示す。この実施形態4は、庫内の温度を検出する温度センサー4を冷蔵庫1に設け、この温度センサー4の検出信号を受けて、制御部3により照明装置2の光色や光出力を制御するようにしたものである。
温度センサー4は庫内に設置され、庫内の温度情報を制御部3に伝達する機能を持つ。制御部3は、決められた光色になるように照明装置2に信号または電圧などを入力させる。照明装置2は冷蔵庫内に配置され光色を変化させることが可能な光源である。庫内温度に合わせた照明装置2の光色変化の例を図6に示す。
従来、あらかじめ定められた開放時間(例えば、60秒など)でブザーが鳴る冷蔵庫はあるが、本来の目的は、庫内温度の上昇を抑えるために使用者に警告することであるから、庫内温度に合わせて警告情報を発信することが望ましい。そこで、本実施形態では温度センサー4で庫内温度を検知して、その温度に合わせて庫内照明の光色や光出力を変化させることにした。このようにすることで、庫内温度の上昇度合いを使用者に認識させることができる。
(実施形態5)
図7に実施形態5の構造を示す。この実施形態5は、冷蔵庫1に扉の開閉センサー6を設け、扉5の開放を検知すると、タイマー7がカウントを開始して、扉の開放時間を計測するようにしたものである。タイマー7により計測された扉の開放時間は制御部3に伝達される。制御部3は、扉の開放時間に応じて、決められた光色や光出力になるように照明装置2に信号または電圧などを入力させる。照明装置2は冷蔵庫1内に配置され、光色や光出力を変化させることが可能な光源である。扉5の開放時間に応じた照明装置1の光色変化の例を図8に示す。
図7に実施形態5の構造を示す。この実施形態5は、冷蔵庫1に扉の開閉センサー6を設け、扉5の開放を検知すると、タイマー7がカウントを開始して、扉の開放時間を計測するようにしたものである。タイマー7により計測された扉の開放時間は制御部3に伝達される。制御部3は、扉の開放時間に応じて、決められた光色や光出力になるように照明装置2に信号または電圧などを入力させる。照明装置2は冷蔵庫1内に配置され、光色や光出力を変化させることが可能な光源である。扉5の開放時間に応じた照明装置1の光色変化の例を図8に示す。
従来例のように、ある定められた開放時間(例えば、60秒など)でブザーが鳴る、もしくは庫内照明が点滅されるだけでは、定められた開放時間になるまでは変化がなく、どの程度開けているのか使用者は知ることができない。これに対して、本実施形態では、扉5の開放時間をタイマー7で計測し、その時間に合わせて庫内照明の光色や光出力を変化させるようにしたので、扉の開放時間を使用者に細かく認識させることができる。扉を開放している時間を使用時に常に知覚させることができれば、使用者に冷蔵庫の開放時間を短縮させる効果を高めることが可能になり、結果として、庫内温度の上昇を抑制することができる。
また、本実施形態では、温度センサーが不要になり、製造コストの低減となる。扉の開閉センサーは扉の開閉に合わせて照明装置を点灯/消灯するためにもともと具備されているから、製造コストの増加にはならないし、タイマーは制御部のマイコン等を利用できるから製造コストの増加にはならない。
以上の実施形態1〜5の冷蔵庫内照明装置は、冷蔵庫内の照明の状態を変化させて、冷蔵庫内の温度上昇を視覚的に知らせるものであるが、これに従来例の音や音声による警告を連動させれば、使用者は視覚的に温度上昇を知覚できることに加えて、聴覚情報として警告を認識することができる。以下、そのような実施形態について説明する。
(実施形態6)
図9に実施形態6の構造を示す。この実施形態6は、冷蔵庫1に音や音声を発信する音源部8を設け、その音源部8が制御部3からの信号によって制御される。それ以外は実施形態4と同様である。庫内温度の変化と照明装置2の光色、および音源部8の制御の一例を図10に示す。
図9に実施形態6の構造を示す。この実施形態6は、冷蔵庫1に音や音声を発信する音源部8を設け、その音源部8が制御部3からの信号によって制御される。それ以外は実施形態4と同様である。庫内温度の変化と照明装置2の光色、および音源部8の制御の一例を図10に示す。
庫内温度の上昇にともない、制御部3は最初は照明装置2にのみ光色変化の信号を発信する。その後、庫内温度がある温度(ここでは設定温度+8℃としている)に上昇した場合、制御部3は照明装置2に光色変化の信号を発信するとともに音源部8に信号を発信し、音源部8から音または音声が発せられる。こうすることで、庫内温度が上昇していることを視覚的に知覚させて庫内温度の上昇を認識させるとともに、大幅に庫内温度が上昇した場合、音や音声によって、より強く警告を促すことができ、結果として庫内温度の上昇を軽減することができる。また、庫内温度上昇の初期状態では庫内照明の光色を変化させるだけであるため、初期状態においては音や音声による驚きの心理的負担を回避できると共に深夜の騒音被害を防止することができる。
(実施形態7)
図11に実施形態7の構造を示す。この実施形態7は、冷蔵庫1に音や音声を発信する音源部8を設け、その音源部8が制御部3からの信号によって制御される。それ以外は実施形態5と同様である。扉の開放時間に合わせた照明装置2の光色、および音源部8の制御の一例を図12に示す。
図11に実施形態7の構造を示す。この実施形態7は、冷蔵庫1に音や音声を発信する音源部8を設け、その音源部8が制御部3からの信号によって制御される。それ以外は実施形態5と同様である。扉の開放時間に合わせた照明装置2の光色、および音源部8の制御の一例を図12に示す。
扉の開放時間に合わせて、制御部3は最初は照明装置2にのみ光色変化の信号を発信する。その後、開放時間がある時間(ここでは60秒としている)に達した場合、制御部3は照明装置2に光色変化の信号を発信するとともに音源部8に信号を発信し、音源部8から音または音声が発せられる。こうすることで、扉の開放時間を視覚的に知覚させて庫内温度の上昇を認識させるとともに、開放時間が長い場合、音や音声によって、より強く警告を促すことができ、結果として庫内温度の上昇を軽減することができる。また、開放時間が短い初期状態では光色を変化させるだけであるため、初期状態においては音や音声による驚きの心理的負担を回避できると共に深夜の騒音被害を防止することができる。また、実施形態6のような温度センサーが不要であるため、製造コストを低減できる。
(実施形態8)
実施形態1〜7の冷蔵庫内照明装置では、最終警告となる光色になった場合、そのままの光色(図では赤色)のまま維持されている。しかし、単に庫内の内容物を取り出すのではなく、庫内の整理整頓や掃除などの場合、警告を示す光色では作業がしにくい。そこで、本実施形態では、最終警告になってから或る時間が経過したら、通常照明状態に自動的に戻ることとした。
実施形態1〜7の冷蔵庫内照明装置では、最終警告となる光色になった場合、そのままの光色(図では赤色)のまま維持されている。しかし、単に庫内の内容物を取り出すのではなく、庫内の整理整頓や掃除などの場合、警告を示す光色では作業がしにくい。そこで、本実施形態では、最終警告になってから或る時間が経過したら、通常照明状態に自動的に戻ることとした。
本実施形態の構造の概略は、図5と同様であり、庫内の照明の光色や光出力が変化して最終的な状態になってからある時間経過した場合に、通常の照明状態に自動的に戻る制御部3を有していることを特徴としている。
庫内温度に合わせた照明装置2の光色変化の例を図13に示す。図13では、庫内温度に合わせて制御部3は光色や光出力を変化させる信号を発信する。制御部3は、最終的な状態に光色を変化させる信号を発信した後、ある時間(ここでは60秒としている)を計測し、その後、初期状態になるように照明装置2に信号を発信する。
(実施形態9)
実施形態9は扉の開放時間に合わせて光色を変化させる実施形態であり、最終的な状態になった後の動作内容は実施形態8と同様である。扉の開放時間に合わせた照明装置2の光色変化の例を図14に示す。こうすることで、意識的に冷蔵庫の扉を開放しなければならない時に、照明が通常状態になっているため、作業が非常にしやすくなる。
実施形態9は扉の開放時間に合わせて光色を変化させる実施形態であり、最終的な状態になった後の動作内容は実施形態8と同様である。扉の開放時間に合わせた照明装置2の光色変化の例を図14に示す。こうすることで、意識的に冷蔵庫の扉を開放しなければならない時に、照明が通常状態になっているため、作業が非常にしやすくなる。
(実施形態10)
本実施形態では、制御部3による照明装置2の制御を強制的に通常状態に復帰させる復帰スイッチのような手動復帰手段を設けることを特徴とする。この復帰スイッチは例えばプッシュスイッチのようなものであり、一度操作されると、その後、扉が閉じられるまでの間、制御部3は照明装置2の制御を通常状態に保持する。
本実施形態では、制御部3による照明装置2の制御を強制的に通常状態に復帰させる復帰スイッチのような手動復帰手段を設けることを特徴とする。この復帰スイッチは例えばプッシュスイッチのようなものであり、一度操作されると、その後、扉が閉じられるまでの間、制御部3は照明装置2の制御を通常状態に保持する。
また、復帰スイッチを別設せずに、冷蔵庫の扉を一瞬閉めて直ぐに開けるような操作により手動復帰手段を実現しても良い。その場合の構成は、図7または図11と同じで良い。例えば、図7に示した実施形態5に手動復帰手段を付加した場合の制御部3の動作を図15に示した。
一般に冷蔵庫は庫内照明の点灯/消灯を制御するために扉の開閉センサーを備えているから、このセンサーが扉の開状態→閉状態→開状態の変化を短い時間の間に検出すると、照明装置2の制御を強制的に通常状態に復帰させるように制御する。例えば、1〜2秒という短時間の間に扉が開→閉→開のように操作されることは冷蔵庫の通常の使用状態では有り得ない操作であるから、意図的な操作であると制御部3で判定することができ、その後、扉の閉状態が検出されるまでの間、照明装置2を通常状態(例えば白色の全点灯)に保持させるように制御すれば良い。
図15のフローチャートは、図7の制御部3をマイコンで構成する場合を想定しており、この場合、図7のタイマー7は制御部3を構成するマイコンのタイマー機能を用いて実現しても良く、図15の例では、扉が開放されていた時間をT1、扉が閉状態であった時間をT2でカウントしている。マイコンは照明装置2のRGBの各LEDを制御する出力ポートを有しており、各LEDの通電時間をPWM制御することにより、白色、黄色、橙色、赤色の点灯または消灯状態を切り替え可能としている。
電源投入されると、マイコンは初期化され、照明装置2は消灯状態となり、扉が閉状態であった時間T2をカウント開始する。また、扉が開状態であった時間T1はリセットし、T1=0秒のままでカウントを停止しておく。扉が閉状態から開状態に変化したことが検出されると、照明装置2を白色で点灯させ、閉時間タイマーT2のカウントを停止し、T2のカウント値をそのまま保持しておく。また、開時間タイマーT1をT1=0秒からカウント開始させる。扉が閉じていた時間T2が1秒未満であれば、意図的な復帰操作が行なわれたと判定できるから、扉が開放されている限り照明装置2は白色で点灯し続ける。
扉が閉じていた時間T2が1秒以上であれば、扉の開放初期は照明装置2は白色で点灯しているが、開時間タイマーT1のカウント値が30秒、45秒、60秒を越えると、照明装置2の光色はそれぞれ黄色、橙色、赤色に変化する。扉が開状態から閉状態に変化したことが検出されると、照明装置2は消灯し、閉時間タイマーT2がリセットされてT2=0秒からカウントを開始させる。
なお、図5に示した温度センサー4を有する実施形態4に本実施形態を適用する場合には、温度センサー4の検出値をt(℃)、庫内温度の設定値をK(℃)とすると、図15のT1>60秒、T1>45秒、T1>30秒の判定処理を、t>K+8、t>K+5、t>K+3の判定処理に置き換えれば良い。また、図9または図11に示した音源部8を有する実施形態6、7に本実施形態を適用する場合には、照明装置を消灯する処理で同時に音源部8をOFF制御し、照明装置を赤色で点灯させる処理で同時に音源部8をON制御すれば良い。
1 冷蔵庫
2 照明装置
3 制御部
4 温度センサー
5 扉
6 開閉センサー
7 タイマー
8 音源部
2 照明装置
3 制御部
4 温度センサー
5 扉
6 開閉センサー
7 タイマー
8 音源部
Claims (6)
- 冷蔵庫内に配置された可変色の照明装置と、庫内の温度の変化に合わせて照明装置の光色または光出力を変化させる制御部とを有することを特徴とする冷蔵庫内照明装置。
- 庫内の温度を計測する温度センサーを有し、前記制御部は温度センサーにより計測された庫内の温度に応じて照明装置の光色または光出力を変化させることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫内照明装置。
- 冷蔵庫の扉の開放時間を計測するタイマーを有し、前記制御部はタイマーにより計測された扉の開放時間に応じて照明装置の光色または光出力を変化させることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫内照明装置。
- 照明装置の光色または光出力の変化に連動して音や音声を発生させる音源部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷蔵庫内照明装置。
- 照明装置の光色または光出力が変化した後、所定の時間が経過した後、通常の照明状態に自動的に復帰させる自動復帰手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の冷蔵庫内照明装置。
- 照明装置を強制的に通常の照明状態に復帰させる手動復帰手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の冷蔵庫内照明装置。
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