JP2008025198A - 鉄蓋施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手鉤孔からマンホール内への砂や土砂の侵入を確実に防止することができると共に、雨水の乱流等による外力、および、車の走行による振動等による外力により、ロック本体が解錠されてしまう恐れがなく、専用手鉤以外の工具で開けることができない鉄蓋施錠装置を提供する。
【解決手段】受枠3内に嵌め込まれる、専用手鉤により鉄蓋2の開閉が可能な鉄蓋2を施錠するための鉄蓋施錠装置において、ロック本体1は、手鉤孔用開閉蓋4が押し下げられたときのみガイド棒4Bの下端部が挿入される挿入孔1Cを有し、ロック本体1は、手鉤孔2Aが手鉤孔用開閉蓋4により閉塞された状態で、フック1Bがフック受け3Aに係合する位置に回動し、専用手鉤により手鉤孔用開閉蓋4が押し下げられると、ガイド棒4Bは、その下端部が挿入孔1C内に挿入された状態でロック本体1と共に、フック1Bがフック受け3Aから外れる方向に回動して、施錠が解除される。
【選択図】図1

Description

この発明は、鉄蓋施錠装置、特に、専用手鉤以外のつるはし等の工具では鉄蓋を開けることができない鉄蓋施錠装置に関するものである。
手鉤孔からマンホール内への砂や土砂の侵入を確実に防止することができると共に、大雨時にマンホール内において生じる雨水の乱流等による外力、および、傾斜地に鉄蓋が設置された場合、車の走行による振動等による外力により、ロック本体が解錠方向に回動して、意に反して施錠が解除されてしまう恐れがない鉄蓋用施錠装置が特許文献1(特許第4319730号公報)に開示されている。以下、この鉄蓋用施錠装置を従来施錠装置といい、図面を参照しながら説明する。
図12は、従来施錠装置のロック本体と手鉤孔用開閉蓋との組立斜視図、図13は、開蓋時に専用手鉤の先端部を従来施錠装置の手鉤孔用開閉蓋に当てた状態を示す断面図、図14は、専用手鉤を若干押し下げた状態を示す断面図、図15は、専用手鉤を90度回転させた状態を示す断面図、図16は、専用手鉤を手前に引き寄せた状態を示す断面図である。
図12から図16において、11は、ロック本体、12は、鉄蓋、13は、鉄蓋12が嵌め込まれる受枠である。鉄蓋12のロック本体11の取り付け部分には、手鉤孔12Aが形成されている。ロック本体11は、この上部に形成された軸11Aが鉄蓋12の下面に設けられた軸受(図示せず)に挿入されることによって、鉄蓋12に回動自在に取り付けられている。ロック本体11には、鉄蓋12が嵌め込まれる受枠13の内面に形成されたフック受け13Aに係合するフック11Bと、後述する手鉤孔用開閉蓋14のガイド棒14Bの下端部が入り込む溝11Cと、手鉤孔用開閉蓋14の突起14Cが当接する側面11Dとが形成されている。ロック本体11は、その自重によってフック11Bがフック受け13Aから外れる方向に回動する。
14は、手鉤孔12Aを開閉する手鉤孔用開閉蓋である。手鉤孔用開閉蓋14は、蓋本体14Aとその下部に設けられたガイド棒14Bとからなっている。ガイド棒14Bの下端には、ロック本体11の側面11Dと当接する突起14Cが形成されている。
15は、鉄蓋12の手鉤孔12A近傍の下面に設けられた開閉蓋取付け座である。開閉蓋取付け座15には、手鉤孔用開閉蓋14のガイド棒14Bが挿通される開口15Aが形成されている。開口15Aは、ガイド棒14Bの突起14Cがロック本体11の側面11Dに当接するように、若干斜めに形成されている。すなわち、ガイド棒14Bが受枠13側に傾斜するように形成されている。
16は、弾性体としてのコイルスプリングであり、手鉤用開閉蓋14の蓋本体14Aと開閉蓋取付け座15との間のガイド棒14Bの周囲に配されている。コイルスプリング16は、手鉤孔用開閉蓋14を押し上げて手鉤孔12Aを閉塞する作用を有している。
このように構成されている、従来施錠装置によれば、以下のようにして、鉄蓋が開閉される。
開蓋時には、先ず、図13に示すように、専用手鉤17のT字状先端部17Aを鉄蓋12の手鉤孔12Aを閉塞している手鉤用開閉蓋14の上面にほぼ垂直にあてがう。
次に、図14に示すように、手鉤17を若干押し下げる。これによって、手鉤孔12Aを閉塞していた手鉤孔用開閉蓋14は、コイルスプリング16の弾性力に抗して押し下げられる。このようにして、手鉤孔用開閉蓋14が押し下げられると、ガイド棒14Bも押し下げられる。このとき、ガイド棒14Bが押し下げられるのに伴って、ガイド棒14Bの突起14Cとロック本体11の側面11Dとの当接を保持しつつロック本体11は、その自重によってフック11Bが受枠13のフック受け13Aから遠ざかる方向に軸11Aを中心として回動する。これによって、施錠が解除される。
次に、図15に示すように、手鉤17を90度、軸回りに回転させる。そして、図16に示すように、手鉤17を手前に引き寄せると、手鉤17のT字状先端部17Aが手鉤孔12Aの下面に当接して鉄蓋12が持ち上げられ、開蓋される。
一方、閉蓋時には、図16に示すように、手鉤17によって手鉤孔用開閉蓋14を押し下げておき、その状態で鉄蓋12を受枠13に嵌め込めば良い。閉蓋後、手鉤17を手鉤孔12Aから抜き取れば、コイルスプリング16の弾性力によって手鉤孔用開閉蓋14が押し上げられ、これによって、ロック本体11は、ガイド棒14Bによって施錠方向に回動するので、施錠が行われる。
閉蓋後は、図13に示すように、ガイド棒14Bの突起14Cがロック本体11の側面11Dに当接しているので、大雨時にマンホール内において生じる雨水の乱流、あるいは、雨水がマンホール外にあふれ出る前に生じる空気の排出によって、ロック本体11に解錠方向の外力が作用しても、あるいは、傾斜地に設置された鉄蓋12に車の走行による振動等の外力が作用しても、ロック本体11が解錠方向に回動することはない。
特許第4319730号公報
上述のように、従来施錠装置によれば、手鉤孔からマンホール内への砂や土砂の侵入を確実に防止することができると共に、大雨時にマンホール内において生じる雨水の乱流等による外力、および、傾斜地に鉄蓋が設置された場合、車の走行による振動等による外力により、ロック本体が解錠方向に回動して、意に反して施錠が解除されてしまう恐れがないといった利点がもたらされるが、以下のような問題があった。
T字状先端部17Aを有する専用手鉤17以外に、例えば、つるはしによっても鉄蓋12を開けることができるので、安全対策上、問題があった。すなわち、図17に示すように、つるはし18の先端部18Aを手鉤孔12A内に挿入し、手鉤用開閉蓋14を押し下げると、施錠が解除され、その状態でつるはし18の先端部を手鉤孔12Aに引っ掛けて、つるはし18を持ち上げれば、鉄蓋12を開けることができる。
従って、この発明の目的は、手鉤孔からマンホール内への砂や土砂の侵入を確実に防止することができると共に、大雨時にマンホール内において生じる雨水の乱流等による外力、および、傾斜地に鉄蓋が設置された場合、車の走行による振動等による外力により、ロック本体が解錠方向に回動して、意に反して施錠が解除されてしまう恐れがないことは勿論、安全対策上、専用手鉤以外の工具で鉄蓋を開けることができない鉄蓋施錠装置を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、受枠内に嵌め込まれる、専用手鉤により開閉が可能な鉄蓋を施錠するための鉄蓋施錠装置において、前記鉄蓋の下面に回動自在に取り付けられた、フックを有するロック本体と、前記ロック本体の取り付け部分の前記鉄蓋に形成された、前記専用手鉤の先端部が挿入される手鉤孔と、前記手鉤孔を開閉する、蓋本体と前記蓋本体の下部に設けられたガイド棒とからなる手鉤孔用開閉蓋と、前記受枠の内面に形成された、前記フックと係合するフック受けと、前記手鉤孔用開閉蓋に押し上げ力を付与する弾性部材とを備え、前記ロック本体は、前記手鉤孔用開閉蓋が水平に押し下げられたときに前記ガイド棒の下端部が挿入される挿入孔を有し、前記ロック本体は、前記手鉤孔が前記手鉤孔用開閉蓋により閉塞された状態で、前記フックが前記フック受けに係合する位置に回動し、前記専用手鉤の前記手鉤孔内への挿入により前記ガイド棒は、その下端部が前記挿入孔内に挿入された状態で前記ロック本体と共に、前記フックが前記フック受けから外れる方向に回動して、施錠が解除されることに特徴を有するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記鉄蓋の下面には、前記ガイド棒が挿入される開口が形成された開閉蓋用取付け座が設けられ、前記弾性部材は、前記開閉蓋用取付け座と前記蓋本体との間に設けられ、前記弾性部材は、下方に向かって広がっていることに特徴を有するものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記専用手鉤は、その先端部がT字状に形成されていることに特徴を有するものである。
この発明によれば、手鉤孔からマンホール内への砂や土砂の侵入を確実に防止することができると共に、大雨時にマンホール内において生じる雨水の乱流等による外力、および、傾斜地に鉄蓋が設置された場合、車の走行による振動等による外力により、ロック本体が解錠方向に回動して、意に反して施錠が解除されてしまう恐れがないことは勿論、専用手鉤以外の工具で鉄蓋を開けることができないので、安全対策上好ましいといった効果がもたらされる。
次に、この発明の鉄蓋施錠装置の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の鉄蓋施錠装置を示す断面図、図2は、この発明の鉄蓋施錠装置のロック本体と手鉤用開閉蓋との組立斜視図、図3は、この発明の鉄蓋施錠装置の鉄蓋の部分底面図、図4は、図3のA−A線断面図、図5は、図3のB矢視図である。
図1から図5において、1は、ロック本体、2は、鉄蓋、3は、鉄蓋2が嵌め込まれる受枠である。鉄蓋2のロック本体1の取り付け部分には、手鉤孔2Aが形成されている。ロック本体1は、この上部に形成された軸1Aが鉄蓋2の下面に設けられた軸受2Cに挿入されることによって、鉄蓋2に回動自在に取り付けられている。ロック本体1には、受枠3の内面に形成されたフック受け3Aに係合するフック1Bと、後述する手鉤孔用開閉蓋4のガイド棒4Bの下端部が挿入される挿入孔1Cとが形成されている。ロック本体1は、その自重によってフック1Bがフック受け3Aに係合する方向に回動する。
4は、手鉤孔2Aを開閉する手鉤孔用開閉蓋である。手鉤孔用開閉蓋4は、蓋本体4Aとその下部に設けられたガイド棒4Bとからなっている。ガイド棒4Bの下端には、ガイド棒4Bがロック本体1の挿入孔1C内で回転することを防止する突起4Cが形成されている。手鉤孔用開閉蓋4の側面に、ピン4Dが突設されていて、このピン4Dが鉄蓋2の下面に形成されたガイド面2Bに沿って移動することによって、手鉤孔用開閉蓋4は、ぐらつくことなく安定して昇降する。
5は、鉄蓋2の手鉤孔2A近傍の下面に設けられた開閉蓋取付け座である。開閉蓋取付け座5には、手鉤孔用開閉蓋4のガイド棒4Bが挿通される開口5Aが形成されている。
6は、手鉤用開閉蓋4の蓋本体4Aと開閉蓋取付け座5との間のガイド棒4Bの周囲に配された弾性体としてのコイルスプリングである。コイルスプリング6は、手鉤孔用開閉蓋4を押し上げて手鉤孔2Aを閉塞する作用を有している。コイルスプリング6の径は、下方に向かってテーパー状に広がっている。これは、手鉤用開閉蓋4が押し下げられたときに、ガイド棒4Bがロック本体1と共に施錠が解除される方向に回動しやすくするためである。
このように構成されている、この発明の施錠装置による鉄蓋の開閉方法を、図面を参照しながら説明する。
図6は、手鉤により手鉤用開閉蓋を押し下げる前の状態を示す断面図、図7は、手鉤により手鉤用開閉蓋を押し下げた後の状態を示す断面図、図8は、手鉤により施錠を解除した状態を示す断面図である。これらの図において、図1から図5の番号と同一番号のものは同一物を示す。
開蓋するには、先ず、図6に示すように、専用手鉤17のT字状先端部17Aを鉄蓋2の手鉤孔2Aを閉塞している手鉤用開閉蓋4の上面にほぼ垂直にあてがう。専用手鉤17は、T字状先端部17Aを有するもの以外に、L字状等の先端部等を有するものであっても良い。
次に、図7に示すように、手鉤17を若干押し下げる。これによって、手鉤孔2Aを閉塞していた手鉤孔用開閉蓋4は、コイルスプリング6の弾性力に抗して押し下げられる。この際、手鉤孔用開閉蓋4は、そのピン4Dが鉄蓋2の下面に形成されたガイド面2Bに沿って下降するのでぐらつかず安定して押し下げられる。このようにして、手鉤孔用開閉蓋4が押し下げられると、ガイド棒4Bも押し下げられ、その下端部がロック本体1の挿入孔1C内に挿入される。
次に、図8に示すように、手鉤17を90度、軸回りに回転させた後、手鉤17を手前に引き寄せると、手鉤孔用開閉蓋4が傾動し、同時にガイド棒4Bは、その下端部が挿入孔1C内に挿入された状態でロック本体1と共に、フック1Bが受枠3のフック受け3Aから外れる方向に回動する。この際、手鉤孔用開閉蓋4のガイド棒4Bには、コイルスプリング6の弾性力により解錠方向の力が加わるので、ロック本体1は、解錠方向に容易に回動する。
一方、閉蓋するには、図8に示すように、手鉤17によって手鉤孔用開閉蓋4を押し下げて、施錠を解除した状態で鉄蓋2を受枠3に嵌め込めば良い。閉蓋後、手鉤17を手鉤孔2Aから抜き取れば、ロック本体1は、その自重によって施錠方向に回動して、自然に施錠される。これと同時に、手鉤孔用開閉蓋4は、コイルスプリング6の弾性力により押し上げられて、手鉤孔2Aが閉塞される。
閉蓋後は、図6に示すように、手鉤孔用開閉蓋4のガイド棒4Bの下端がロック本体1の挿入孔1Cに当接されていて、しかも、手鉤孔用開閉蓋4がコイルスプリング6の弾性力により押し上げられ手鉤孔2Aに押し付けられているので、大雨時にマンホール内において生じる雨水の乱流、あるいは、雨水がマンホール外にあふれ出る前に生じる空気の排出によって、ロック本体1に解錠方向の外力が作用しても、あるいは、傾斜地に設置された鉄蓋2に車の走行による振動等の外力が作用しても、ロック本体1が解錠方向に回動することはない。
以上のように、この発明の鉄蓋施錠装置によれば、専用手鉤によって鉄蓋を開閉することができるが、専用手鉤以外の、例えば、つるはしによって鉄蓋を開けようとしても、開けることができない。以下、この理由を、図面を参照しながら説明する。
図9は、つるはしの先端部を手鉤用開閉蓋の内側上面にあてがいこれを押し下げた状態を示す断面図、図10は、つるはしの先端部を手鉤用開閉蓋の中央上面にあてがいこれを押し下げた状態を示す断面図、図11は、つるはしの先端部を手鉤用開閉蓋の外側上面にあてがいこれを押し下げた状態を示す断面図である。なお、これらの図において、図1から図5の番号と同一番号のものは同一物を示す。
図9に示すように、つるはし18の先端部18Aを手鉤用開閉蓋4の内側上面にあてがい手鉤孔用開閉蓋4を押し下げると、手鉤孔用開閉蓋4のガイド棒4Bがロック本体1の挿入孔1C内に挿入されるが、手鉤孔用開閉蓋4は傾斜しない。この結果、ロック本体1は回動せず、施錠は解除されない。
図10に示すように、つるはし18の先端部18Aを手鉤用開閉蓋4の中央上面にあてがい手鉤孔用開閉蓋4を押し下げると、手鉤孔用開閉蓋4のガイド棒4Bがロック本体1の挿入孔1C内に挿入されるが、手鉤孔用開閉蓋4は傾斜しない。この結果、ロック本体1は回動せず、施錠は解除されない。
図11に示すように、つるはし18の先端部18Aを手鉤用開閉蓋4の外側上面にあてがって押すと、手鉤孔用開閉蓋4は、そのピン4Dを中心として図中、半時計方向に回動するのみで、手鉤孔用開閉蓋4は、押し下げられない。この結果、手鉤孔用開閉蓋4のガイド棒4Bは、ロック本体1の挿入孔1C内には挿入されないので、ロック本体1は、回動せず、施錠は解除されない。
このように、この発明の鉄蓋施錠装置によれば、専用手鉤によって鉄蓋を開閉することができるが、専用手鉤以外の、例えば、つるはしによっては鉄蓋を開けることができないので、安全対策上、好ましい。
この発明の鉄蓋施錠装置を示す断面図である。 この発明の鉄蓋施錠装置のロック本体と手鉤用開閉蓋との組立斜視図である。 この発明の鉄蓋施錠装置の鉄蓋の部分底面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3のB矢視図である。 手鉤により手鉤用開閉蓋を押し下げる前の状態を示す断面図である。 手鉤により手鉤用開閉蓋を押し下げた後の状態を示す断面図である。 手鉤により施錠を解除した状態を示す断面図である。 つるはしの先端部を手鉤用開閉蓋の内側上面にあてがいこれを押し下げた状態を示す断面図である。 つるはしの先端部を手鉤用開閉蓋の中央上面にあてがいこれを押し下げた状態を示す断面図である。 つるはしの先端部を手鉤用開閉蓋の外側上面にあてがいこれを押し下げた状態を示す断面図である。 従来施錠装置のロック本体と手鉤孔用開閉蓋との組立斜視図である。 開蓋時に専用手鉤の先端部を従来施錠装置の手鉤孔用開閉蓋に当てた状態を示す断面図である。 専用手鉤を若干押し下げた状態を示す断面図である。 専用手鉤を90度回転させた状態を示す断面図である。 専用手鉤を手前に引き寄せた状態を示す断面図である。 従来施錠装置の手鉤用開閉蓋をつるはしで押し下げて鉄蓋を開く状態を示す断面図である。
符号の説明
1:ロック本体
1A:軸
1B:フック
1C:挿入孔
2:鉄蓋
2A:手鉤孔
2B:ガイド面
2C:軸受
3:受枠
3A:フック受け
4:手鉤用開閉蓋
4A:蓋本体
4B:ガイド棒
4C:突起
4D:ピン
5:開閉蓋用取付け座
5A:開口
6:コイルスプリング
11:ロック本体
11A:軸
11B:フック
11C:挿入孔
11D:側面
12:鉄蓋
12A:手鉤孔
13:受枠
13A:フック受け
14:手鉤用開閉蓋
14A:蓋本体
14B:ガイド棒
14C:突起
15:開閉蓋用取付け座
15A:開口
16:コイルスプリング
17:専用手鉤
17A:T字状先端部
18:つるはし
18A:先端部

Claims (3)

  1. 受枠内に嵌め込まれる、専用手鉤により開閉が可能な鉄蓋を施錠するための鉄蓋施錠装置において、
    前記鉄蓋の下面に回動自在に取り付けられた、フックを有するロック本体と、前記ロック本体の取り付け部分の前記鉄蓋に形成された、前記専用手鉤の先端部が挿入される手鉤孔と、前記手鉤孔を開閉する、蓋本体と前記蓋本体の下部に設けられたガイド棒とからなる手鉤孔用開閉蓋と、前記受枠の内面に形成された、前記フックと係合するフック受けと、前記手鉤孔用開閉蓋に押し上げ力を付与する弾性部材とを備え、前記ロック本体は、前記手鉤孔用開閉蓋が水平に押し下げられたときに前記ガイド棒の下端部が挿入される挿入孔を有し、前記ロック本体は、前記手鉤孔が前記手鉤孔用開閉蓋により閉塞された状態で、前記フックが前記フック受けに係合する位置に回動し、前記専用手鉤の前記手鉤孔内への挿入により前記ガイド棒は、その下端部が前記挿入孔内に挿入された状態で前記ロック本体と共に、前記フックが前記フック受けから外れる方向に回動して、施錠が解除されることを特徴とする鉄蓋施錠装置。
  2. 前記鉄蓋の下面には、前記ガイド棒が挿入される開口が形成された開閉蓋用取付け座が設けられ、前記弾性部材は、前記開閉蓋用取付け座と前記蓋本体との間に設けられ、前記弾性部材は、下方に向かって広がっていることを特徴とする、請求項1記載の鉄蓋施錠装置。
  3. 前記専用手鉤は、その先端部がT字状に形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の鉄蓋施錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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