JP2008024410A - エレベータのかご照明装置 - Google Patents

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健一 岡田
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Abstract

【課題】散光板の周縁部に発生するすじ状の影を無くするかご照明装置を提供する。
【解決手段】エレベータのかご内における光源9a〜9cが取付けられた天井4を不透光性材料で形成された照明ケース10で覆い、この照明ケースの下面に形成された開口部11を透光性材料で形成された散光板12で蓋し、光源から出力され散光板で散光された光でかご1内を照明するエレベータのかご照明装置5aにおいて、開口部11を蓋する散光板12の周縁部の上面に設けられ、透光性材料で形成された押さえ部材18と、この押さえ部材を介して散光板の周縁部を照明ケースの開口部11の周縁に固定する複数の固定具16,14とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータにおける利用者を載せて各階間を上下移動するかごの内部を照明するエレベータのかご照明装置に関する。
図4は、各種のビル、マンション、ホテル等の建屋に組込まれたエレベータおけるかごの内部を示す部分斜視図である。ほぼ箱形状に形成されたかご1内において、床2の左右に側壁3a、3bがあり、天井4には、このかご1内を間接照明するかご照明装置5が取付けられている。また、ドア6の左右には行先指定ボタン7及び表示器8が取付けられている。
図5は、図4のかご1におけるA―A’線で切断して、斜め上方から見た場合における、天井4に取付けられたかご照明装置5の内部構成を示す断面斜視図である。天井4には、光源としての3本の蛍光灯9a、9b、9cが取付けられている。そして、この3本の蛍光灯9a、9b、9cを覆う箱形形状を有した例えば金属や木材等の不透光性材料で形成された照明ケース10の上端開口が天井4に固定されている。
この照明ケース10の下面中央に矩形の開口部11が形成されており、この開口部11に透光性材料であるアクリル樹脂で形成された散光板12が取付けられている。この散光板12は、図6に示すように、上側の乳白色アクリル板12aと下側の透明アクリル板12bを貼合わせたものであり、上側の乳白色アクリル板12aと下側の透明アクリル板12bとの間に段部13が形成されている。この段部13が照明ケース10の開口部11に係止される。
図5、図7に示すように、照明ケース10の開口部11に沿ってL字形断面を有する金属製の支持部材14が例えば接着剤で照明ケース10の上面に貼付けられている。一方、散光板12上面の外周縁に沿って同じくL字形断面を有する金属製の押さえ部材15が設けられており、この押さえ部材15は散光板12の周縁に沿った複数箇所でボルト・ナット16で支持部材14に固定されている。したがって、ボルト・ナット16及び支持部材14は、押さえ部材15を介して散光板12の周縁部を照明ケース10の開口部11の周縁に固定する固定具を構成する。
このような構成のかご照明装置5においては、天井4に取付けられた蛍光灯9a、9b、9cの光は乳白色アクリル板12aと透明アクリル板12bとを貼合わせた散光板12で散光されて柔らかい光の間接光に変換されてかご1内を照明する。また、押さえ部材15を介して散光板12を散光板12の周縁部を照明ケース10の開口部11の周縁に固定しているので、たとえ、かご1が上下移動するときに振動したとしても、散光板12が照明ケース10の開口部11からずれることが未然に防止される。
なお、特許文献1には、エレベータのかご内に閉じ込められた利用客をかごの天井から救出するための救出口に形成された天井照明装置の構成が開示されている。
特開平8−295477号公報
しかし、上述した図5〜図7に示すエレベータのかご照明装置においてもまだ改良すべき次のような課題があった。
すなわち、乳白色等の透光性材料で形成された散光板12の周縁部の上面を不透光性材料である金属で形成された押さえ部材15で覆っている。この押さえ部材15は光を全く透過しないので、図7に示すように、散光板12の周縁部に一部の蛍光灯9a、9cからの光が到達しなくて、中央部に比較して暗いすじ状の影17a、17bが発生する。
この散光板12の周縁部に生じるすじ状の影17a、17bは、このエレベータのかご1に乗り込んだ利用客にとって見苦しい存在であり、エレベータ全体の商品価値を低下させる要因となっている。特に、デパート等の商業ビルやホテル等の接客機能が重視されるエレベータにおいては、上記すじ状の影17a、17bは無視できない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、振動に起因して散光板が照明ケースの開口部からずれることはなく、かつ散光板の周縁部にすじ状の影が生じることが防止できるエレベータのかご照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、エレベータのかご内における光源が取付けられた天井を不透光性材料で形成された照明ケースで覆い、この照明ケースの下面に形成された開口部を透光性材料で形成された散光板で蓋し、光源から出力され散光板で散光された光でかご内を照明するエレベータのかご照明装置において、開口部を蓋する散光板の周縁部の上面に設けられ、透光性材料で形成された押さえ部材と、この押さえ部材を介して散光板の周縁部を照明ケースの開口部の周縁に固定する複数の固定具とを備えている。
このように構成されたエレベータのかご照明装置においては、散光板の周縁部の上面に設けられた押さえ部材は透光性材料で形成されているので、光源から出力された光が押さえ部材で遮光されて押さえ部材の下側に位置する散光板の周縁部に達せずに、この散光板の周縁部に影が生じることが防止される。その結果、利用者かご内から天井のかご照明装置を見上げた場合の見栄えが向上する。
また、別の発明は、上述した発明のエレベータのかご照明装置において、散光板及び押さえ部材はアクリル樹脂で形成している。
さらに、別の発明においては、押さえ部材は透明アクリル樹脂又は透明ガラスで形成している。
また、別の発明においては、押さえ部材は、散光板に対して線接触する断面形状を有する。このように、押さえ部材の断面形状を散光板に対して線接触する形状とすることにより、押さえ部材の散光板に対する接触面が少なくなり、散光板における周縁部の光の照射量と中央部の光の照射量との差を少なくできる。
本発明においては、エレベータのかごの移動時の振動に起因して散光板が照明ケースの開口部からずれることはなく、かつ散光板の周縁部にすじ状の影が生じることを防止でき、利用者がかご内から天井のかご照明装置を見上げた場合の見栄えが向上する。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わるエレベータのかご照明装置の内部構成を示す断面斜視図である。図5に示す従来のかご照明装置5と同一部分には同一符号を付して、重複する部分の詳細説明を省略する。なお、この実施形態のかご照明装置5aが天井4に取付けられたかご全体の構成は図4の従来のかご1の構成とほぼ同一であるので、説明を省略する。
図1の実施形態のかご照明装置5aにおいて、かご1内の天井4には光源としての3本の蛍光灯9a、9b、9cが取付けられている。そして、この3本の蛍光灯9a、9b、9cを覆う箱形形状を有した例えば金属や木材等の不透光性材料で形成された照明ケース10の上端開口が天井4に固定されている。
この照明ケース10の下面中央に矩形の開口部11が形成されており、この開口部11に透光性材料であるアクリル樹脂で形成された散光板12が取付けられている。この散光板12は、図6に示すように、上側の乳白色アクリル板12aと下側の透明アクリル板12bを貼合わせたものであり、上側の乳白色アクリル板12aと下側の透明アクリル板12bとの間に段部13が形成されている。この段部13が照明ケース10の開口部11に係止される。
図1、図2に示すように、照明ケース10の開口部11に沿ってL字形断面を有する金属製の支持部材14が例えば接着剤で照明ケース10の上面に貼付けられている。一方、散光板12上面の外周縁に沿って矩形断面を有する例えば透明のアクリル樹脂製の押さえ部材18が設けられており、この押さえ部材18は散光板12の周縁に沿った複数箇所でボルト・ナット16で支持部材14に固定されている。したがって、ボルト・ナット16及び支持部材14は、透明のアクリル樹脂製の押さえ部材18を介して散光板12の周縁部を照明ケース10の開口部11の周縁に固定する固定具を構成する。
このような構成のかご照明装置5aにおいては、天井4に取付けられた蛍光灯9a、9b、9cの光は乳白色アクリル板12aと透明アクリル板12bとを貼合わせた散光板12で散光されて柔らかい光の間接光に変換されてかご1内を照明する。また、押さえ部材18を介して散光板12の周縁部を照明ケース10の開口部11の周縁に固定しているので、たとえ、かご1が上下移動するときに振動が生じたとしても、散光板12が照明ケース10の開口部11からずれることが未然に防止される。
この場合、散光板12の周縁部の上面を覆う押さえ部材18は、光を透過させる透明のアクリル樹脂で形成しているので、この押さえ部材18にて、蛍光灯9a、9b、9cの光が遮光されることはない。したがって、散光板12の周縁部にも各蛍光灯9a、9b、9cからの光が到達するので、散光板12の周縁部において、中央部に比較して暗いすじ状の影が発生することが防止される。
また、たとえ、影が残っていたとしても、段部13に起因するものであり、ごく僅かであり、見かけ上、問題とならない。同様に、金属製のボルト・ナット16に起因する影も生じることもあるが、散光板12の周縁部における分散された点に過ぎないので、特に問題となることはない。
したがって、この実施形態のかご照明装置5aが天井4に取付けられたかご1に乗込んだ利用客に対して、好印象を与えることができ、エレベータ自体の付加価値を上昇できる。
なお、本発明は上述した実施形態装置に限定されるものではない。実施形態装置においては、散光板12の周縁部の上面を覆う押さえ部材18は矩形形状断面を有するが、図3(a)に示すように、散光板12の周縁部に接する部分が一つの頂点となる5角形断面形状19を有する押さえ部材18aであってもよい。さらに、図3(b)に示すように、矩形の下側の辺を内側へ折り返し、下端に2つの頂点が形成された、変形5角形断面形状20を有する押さえ部材18bであってもよい。
このように、押さえ部材18a、18bの断面形状を散光板に対して線接触する形状とすることにより、押さえ部材18a、18bの散光板12に対する接触面が少なくなり、散光板12における周縁部の光の照射量と中央部の光の照射量との差を少なくできる。したがって、利用客に対して、より一層の好印象を与えることができる。
さらに、押さえ部材18、18a、18bを例えば透明ガラスで形成することも可能である。
本発明の一実施形態に係わるエレベータのかご照明装置の内部構成を示す断面斜視図 同実施形態のエレベータのかご照明装置の要部の構成を示す断面模式図 同実施形態のエレベータのかご照明装置の変形例の押さえ部材を示す図 エレベータおけるかごの内部を示す部分斜視図 従来のエレベータのかご照明装置の要部の構成を示す断面斜視図 同エレベータのかご照明装置の散光板を示す斜視図 同従来のエレベータのかご照明装置の問題点を説明するための図
符号の説明
1…かご、2…床、3a,3b…側壁、4…天井、5,5a…かご照明装置、6…ドア、9a,9b,9c…蛍光灯、10…照明ケース、11…開口部、12…散光板、13…段部、14…支持部材、15,18,18a,18b…押さえ部材、16…ボルト・ナット、17a,17b…影

Claims (4)

  1. エレベータのかご内における光源が取付けられた天井を不透光性材料で形成された照明ケースで覆い、この照明ケースの下面に形成された開口部を透光性材料で形成された散光板で蓋し、前記光源から出力され前記散光板で散光された光で前記かご内を照明するエレベータのかご照明装置において、
    前記開口部を蓋する散光板の周縁部の上面に設けられ、透光性材料で形成された押さえ部材と、
    この押さえ部材を介して前記散光板の周縁部を前記照明ケースの開口部の周縁に固定する複数の固定具と
    を備えたことを特徴とするエレベータのかご照明装置。
  2. 前記散光板及び前記押さえ部材はアクリル樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご照明装置。
  3. 前記押さえ部材は透明アクリル樹脂又は透明ガラスで形成されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご照明装置。
  4. 前記押さえ部材は前記散光板に対して線接触する断面形状を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のエレベータのかご照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011011873A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータかご室の照明装置

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