JP2008023963A - 画像記録装置、そのノズル微振動処理方法及びプログラム - Google Patents

画像記録装置、そのノズル微振動処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記録ユニットのノズル内における粘度を増粘させないためのノズル微振動処理により良好な画像記録を実現すると共に、過度なノズル微振動処理を抑制して記録ユニットにおけるノズル寿命が短縮されることを防止する画像記録装置、そのノズル微振動処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】ノズル微振動処理制御部3は、上位装置20より発令される少なくとも1つのジョブ情報において、先行して記録処理を行わせるためのジョブ情報1と、後続して記録処理を行わせるためのジョブ情報2との比較結果に基づき、ノズル列13-1-1乃至13-n-mにおける複数のノズルに対してノズル微振動処理を行う当該ノズルを決定し、当該決定されたノズルに対するノズル微振動処理を、予め制御部2のメモリに記憶されたノズル微振動処理の動作開始/動作停止タイミングに基づいて行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インク液滴が吐出しない程度にインク吐出のためのノズルを微振動(駆動)させる画像記録装置、そのノズル微振動処理方法及びプログラムに関する。
紙等の記録媒体に対して画像を記録する画像記録装置としては、例えばインクジェット方式のフルライン型カラープリンタが知られている。このフルライン型カラープリンタは、記録媒体が搬送される搬送方向(副走査方向)に対して直交する方向(主走査方向)に、インク吐出のための複数のノズルが記録媒体の幅以上の長さに亘って形成されたノズル列を有する記録ヘッドをインク色毎に配設している。また、このフルライン型カラープリンタは、インク色毎に配設される各色記録ヘッドを、記録媒体が搬送される搬送方向(副走査方向)に所定の間隔に離間させて配設している。
このような画像記録装置(カラープリンタ)は、記録ヘッドのノズル列を記録媒体に対向するように配設し、各色ノズル列における複数のノズルからインクを吐出して、所望の文字や画像を記録している。
このような画像記録装置では、インク液滴が吐出されない状態が長時間続いた記録ヘッドのノズルにおいて、インクの溶媒である水分等が蒸発し、ノズル近傍のインクの粘度を上昇させてしまう。このノズル近傍におけるインクの粘度の上昇は、ノズルの目詰まりを発生させ、画像記録の際にインクが吐出されない、又は吐出されても良好な画像記録ができない等の不具合を発生させる。
また、このような画像記録装置では、記録媒体に対して画像記録を行う画像データのサイズ(幅方向の長さ)により、記録ヘッドのノズルにおいて長時間インク液滴が吐出されない状態が起こる可能性がある。
詳細には、例えば画像記録装置の記録ヘッドにおけるノズル列がA3サイズ記録媒体の縦方向の画像記録に対応している場合に、A4サイズ記録媒体の縦方向での画像記録が長時間続くと、このA4サイズ記録媒体に対して画像記録される画像データの幅方向における記録領域の外側(記録領域外)に対応するノズルで、長時間インク液滴が吐出されない状態が起こる。
このような不具合の発生を防止する方法としては、例えば専用のインク受滴容器(インクパン)を設け、このインク受滴容器に、インク液滴を吐出しない状態が長時間続いたノズルからインクを吐出させることで粘度が高まったインクを排除する処理や、ノズルに対し吸引口を当接させ粘度の高くなったインクを吸い出す処理、いわゆるメンテナンス処理が知られている。
しかし、このようなメンテナンス処理は、画像記録装置の画像記録における稼動率低下を招くことになるので、望ましくはこのようなメンテナンス処理の実施回数/実施時間を極力減らしたいのが実情である。
例えば特許文献1には、前述した問題を解決する技術として、ノズル内のインク滴の粘度の増粘を防止するために、インク滴が吐出されない程度にインクチャネルの側壁を微振動させて、ノズル内における粘度を増粘させない技術が開示されている。特許文献1のインクジェット記録装置によれば、ラインヘッドの記録動作を中断することなく、記録領域外となるノズルに対してインク滴が吐出されない程度にインクチャネルの側壁を微振動させることで、良好な画像記録を実現している。
特開2004−284283号公報
しかしながら、特許文献1のインクジェット記録装置では、画像記録中において、画像データに基づく記録領域外のノズルに対する微振動処理が常に実施されている。
従って、このような画像記録中の微振動の実施は、ノズル内における粘度を増粘させない処理を過度に行ってしまう場合が想定され、結果、記録ヘッドのノズル寿命を短縮させてしまう虞がある。
また、例えば画像記録装置が長時間放置された後の最初の画像記録時においては、記録領域のノズルに対しても予め微振動処理を行う必要があるが、特許文献1のインクジェット記録装置には、このような問題を解決する具体的手順/実行タイミング、及びこれを示唆する記載もない。
そこで本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、記録ユニットのノズル内における粘度を増粘させないためのノズル微振動処理により良好な画像記録を実現すると共に、過度なノズル微振動処理を抑制して記録ユニットにおけるノズル寿命が短縮されることを防止する画像記録装置、そのノズル微振動処理方法及びプログラムの提供を目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明の態様の一つである画像記録装置は、収納した記録媒体を当該記録媒体の搬送経路下流側へ搬送する給送部と、記録媒体の搬送方向に対して直交する方向に、複数のノズルより形成された少なくとも1つのノズル列を有して成る記録ユニットを所定の間隔で複数配設した画像記録部とを有し、記録ユニットの複数のノズルによる記録媒体への記録処理と、複数のノズルによるノズル微振動処理とを行う画像記録装置であって、ユーザによって設定される少なくとも1つのジョブ情報に基づいて、ノズル微振動処理を行う当該ノズルの決定と、決定された当該ノズルによるノズル微振動処理の制御とを行う、ノズル微振動処理制御部を備える、ことを特徴とする。
また、本発明の別の態様の一つであるノズル微振動処理方法は、収納した記録媒体を当該記録媒体の搬送経路下流側へ搬送する給送部と、記録媒体の搬送方向に対して直交する方向に、複数のノズルより形成された少なくとも1つのノズル列を有して成る記録ユニットを所定の間隔で複数配設した画像記録部とを有する、画像記録装置のノズル微振動処理方法であって、ユーザによって設定される少なくとも1つのジョブ情報の通知に基づいて、ノズル微振動処理を行う当該ノズルの決定を行い、決定された当該ノズルによるノズル微振動処理の開始タイミングを判定し、判定後の開始タイミングに基づいて、決定された当該ノズルによるノズル微振動処理を開始し、決定された当該ノズルによるノズル微振動処理の停止タイミングを判定し、判定後の前記停止タイミングに基づいて、決定された当該ノズルによるノズル微振動処理を停止する、ことを特徴とする。
また、本発明のさらに別の態様の一つであるノズル微振動処理のための制御を演算処理装置に行わせるためのプログラムは、収納した記録媒体を当該記録媒体の搬送経路下流側へ搬送する給送部と、記録媒体の搬送方向に対して直交する方向に、複数のノズルより形成された少なくとも1つのノズル列を有して成る記録ユニットを所定の間隔で複数配設した画像記録部と、を有する画像記録装置が、記録ユニットのノズルに対するノズル微振動処理のための制御を演算処理装置に行わせるためのプログラムであって、ユーザによって設定される少なくとも1つのジョブ情報の通知に基づいて、ノズル微振動処理を行う当該ノズルを決定する処理と、決定された当該ノズルによるノズル微振動処理の開始タイミングを判定する処理と、判定後の開始タイミングに基づいて、決定された当該ノズルによるノズル微振動処理を開始する処理と、決定された当該ノズルによるノズル微振動処理の停止タイミングを判定する処理と、判定後の前記停止タイミングに基づいて、決定された当該ノズルによるノズル微振動処理を停止する処理と、を演算処理装置に行わせる、ことを特徴とする。
本発明によれば、記録ユニットのノズル内における粘度を増粘させないためのノズル微振動処理により良好な画像記録を実現すると共に、過度なノズル微振動処理を抑制して記録ユニットにおけるノズル寿命が短縮されることを防止する画像記録装置、そのノズル微振動処理方法及びプログラムを提供できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るノズル微振動処理が行われる画像記録装置の構成例を示す図である。
なお、以下の説明においては、記録媒体の搬送方向に直交する方向(主走査方向)をX方向又は記録媒体の幅方向とし、記録媒体の搬送方向(副走査方向)をY方向とし、さらにXY平面に直交する方向をZ方向と称する。
画像記録装置1は、記録媒体7-1乃至7-nを搬送経路下流側へ供給する給送部4と、媒体検出部8と、この媒体検出部8を通過して給送される記録媒体7-1乃至7-nを載置してさらに搬送経路下流側へ搬送する搬送機構14と、記録媒体7-1乃至7-nが搬送機構14により載置されて搬送される過程で記録媒体7-1乃至7-nに対して画像記録を行う画像記録部9と、本発明に係わるノズル微振動処理制御部3を有する制御部2と、を少なくとも備えて構成される。
また、この画像記録装置1には、記録処理(画像記録)に関する情報であるジョブ情報を制御部2に通知する上位装置20における例えばホストコンピュータが接続されている。
ジョブ情報は、記録処理の発令を行ったユーザ毎に分けられて通知され、通知されるジョブ情報には、記録媒体に記録処理される画像データ、記録媒体のサイズ指定情報、記録媒体に対する縦/横指定情報、記録処理枚数情報、解像度指定情報、記録処理時の余白値指定情報及びノズル微振動処理の実行/非実行の情報等が含まれる。
なお、上位装置20にジョブ情報によるノズル微振動処理の実行/非実行を設定させる方法は、例えば画像記録装置1を起動させる際に必要な、上位装置20に対して予めインストールされるドライバソフトに選択メニューとして設けることで可能となる。
給送部4には、記録媒体7-1乃至7-nを複数枚毎に積載してそれぞれ別々に収納する収納カセット5-1乃至5-nを有し、制御部2の発令により収納カセット5-1乃至5-n毎に設けられた記録媒体7-1乃至7-nの最上部の1枚に当接してピックアップするピックアップローラ6-1乃至6-nが不図示のモータの回動により回動されることで、搬送経路下流側へ給送される。
媒体検出部8は、例えばラインセンサで構成し、当該ラインセンサの下方を搬送する記録媒体7-1乃至7-nのY方向における先端部検出情報と、X方向における両側端位置を検出した当該両側端位置検出情報と、を制御部2へ通知する。
搬送機構14は、画像記録部9の下方に対向して配設され、例えば搬送情報生成部18を回動軸に接続する従動ローラ15と、搬送駆動部19を回動軸に接続する駆動ローラ16と、に搬送部材17における無端ベルトの内側を架設することでベルト搬送機構を構成する。この従動ローラ15と駆動ローラ16との間には、制御部2の発令により駆動される不図示の吸引部における例えばファンが設けられ、搬送部材17上に載置された記録媒体7-1乃至7-nを吸着して保持する。
搬送情報生成部18は、例えばロータリエンコーダとし、搬送部材17に載置された記録媒体7-1乃至7-nの搬送距離(移動量)に対応するパルス信号を生成して制御部2へ通知する。また、搬送駆動部19は、例えばモータとし、制御部2の発令によりモータを起動させることで駆動ローラ15を回動させる。
ここで、これまで説明した各構成要素の符号におけるnは、2≦nの整数を示しており、例えば記録媒体7-1乃至7-nでは、異なるサイズの記録媒体、又は同じ記録媒体のサイズにおいて収納カセットに積載される際の方向が90度異なる場合の各記録媒体を示している。
画像記録部9は、例えばキャリッジ10に複数の記録ユニット11-1-1乃至11-n-mを垂下させて配設した構成とする。記録ユニット11-1-1乃至11-n-mは、例えば記録処理のためのインクを吐出する複数のノズルより形成された少なくとも1つのノズル列13-1-1乃至13-n-mと、制御部2の発令により、このノズル列13-1-1乃至13-n-mの複数のノズルをそれぞれ駆動するノズル列駆動部12-1-1乃至12-n-mと、を有する。
ノズル列13-1-1乃至13-n-mは、記録媒体7-1乃至7-nの最大幅以上の長さに亘って複数のノズルが配列されるように少なくとも1つのノズル列、又はこのノズル列を有する記録ヘッドを配設してインク色毎にラインヘッドを構成する。
ここで、ノズル列13-1-1乃至13-n-m等に示される符号n,mは、nがノズル列の数量に対応する2≦nの整数を示しており、mがインク色に対応する2≦mの整数を示している。
図2(a),(b)には、本発明に係る画像記録装置におけるノズル列の構成例が示されている。
図2(a)には、カラー画像記録に対応したラインヘッドとしてのノズル列13-1-1乃至13-4-4が、記録媒体7の搬送経路上流側より順に、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)で配設された場合の構成例が略図で示されている。
また、図2(b)には、カラー画像記録に対応したラインヘッドとしてのノズル列13-1-1乃至13-24-4が、記録媒体7の搬送経路上流側より順に、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)で配設された場合の構成例が略図で示されている。
図2(b)の場合、各インク色に対応したノズル列は、ブラック(K)がノズル列13-1-1乃至13-6-1となり、シアン(C)がノズル列13-7-2乃至13-12-2となり、マゼンタ(M)がノズル列13-13-3乃至13-18-3となり、さらにイエロー(Y)がノズル列13-19-4乃至13-24-4となる。また、各インク色に対応したノズル列は、Y方向に距離αだけ離間されて互い違いに配設されると共に、隣接するノズル列のノズル同士をY方向より見てβだけ重複させて配設した構成例が略図で示されている。
また、図2(a),(b)は、記録媒体7が搬送中にX方向に位置ずれした場合の位置ずれ量がそれぞれ7Lで示されている。このように記録媒体7がX方向に位置ずれした場合には、前述した媒体検出部8が記録媒体7の両側端位置情報として位置ずれ量7Lを制御部2に通知することで、通知された制御部2が位置ずれ量7Lに対応させて、記録処理時に用いる複数のノズルをノズルシフトすることで、記録媒体7の記録位置が補正される。
なお、図2(a),(b)に示される本発明に係る画像記録装置1のインク色は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)に限らず、例えばライトシアン(LC)又はライトマゼンタ(LM)等の各インク色を追加してもよいし、これらライトシアン(LC)又はライトマゼンタ(LM)等の各インク色にいずれかのインク色を変更してもよい。
制御部2は、制御機能及び演算機能を有するMPU(演算処理装置)等による処理回路と、画像記録装置1の制御処理をMPUに行わせるための制御プログラムや画像データを記憶する不図示のメモリとを備えて構成される。
制御部2は、本発明に係わるノズル微振動処理制御部3を制御プログラムの一部として不図示のメモリに記憶している。
なお、ノズル微振動処理制御部3は、制御部2のMPUによって制御される信号処理回路としてもよい。
また、制御部2は、媒体検出部8とノズル列13-1-1乃至13-n-mとの離間距離を、前述した搬送情報生成部18におけるロータリエンコーダのパルス数に換算して不図示のメモリにそれぞれ記憶している。
これにより制御部2は、前述した記録媒体7-1乃至7-nの先端部を媒体検出部8が検出した検出情報をトリガとして生成される搬送情報生成部18におけるロータリエンコーダのパルス数と、この離間距離に換算されたロータリエンコーダのパルス数と、が一致した際に、搬送部材17上の記録媒体7-1乃至7-nに対してノズルからインクを吐出して記録処理を行う。
次に、本発明の第1実施形態に係る画像記録装置のノズル微振動処理について説明する。
本発明の画像記録装置におけるノズル微振動処理は、記録ヘッドの各ノズル内における粘度を増粘させないように、インク滴が吐出しない程度に各ノズルを微振動させる動作処理である。
本発明の画像記録装置1におけるノズル微振動処理は、色記録ユニット毎の指定ノズルに対するノズル微振動処理、又は色記録ユニット毎の全てのノズルに対するノズル微振動処理のいずれか1つを、上位装置20から制御部2へ通知されるジョブ情報が単独、又は複数かにより判定して選択する。
また、本発明の画像記録装置1におけるノズル微振動処理は、上位装置20から制御部2へ通知されるジョブ情報が1つの場合、色記録ユニット毎の全てのノズルに対するノズル微振動処理の実行と判定する。
また、本発明の画像記録装置1におけるノズル微振動処理は、各色記録ユニット毎の指定ノズルに対するノズル微振動処理、又は色記録ユニット毎の全てのノズルに対するノズル微振動処理のいずれか1つを、先行の記録処理に関する一方のジョブ情報と、後続の記録処理に関する他方のジョブ情報と、の比較により判定して選択する。
さらに、本発明の画像記録装置1におけるノズル微振動処理は、色記録ユニット毎の指定ノズルに対するノズル微振動処理、又は色記録ユニット毎の全てのノズルに対するノズル微振動処理のいずれか1つを、ジョブ情報毎による1枚目の記録媒体に対する記録処理の過程でのみ行う。
図3は、本発明の画像記録装置におけるノズル微振動処理の実行の様子を模式的に示した図である。
図3は、記録媒体7の搬送経路上流側より順に、媒体検出部8、記録ユニット11-1-1
におけるノズル列13-1-1が配設された構成を示し、さらには、ジョブ情報1により記録処理される先行する記録媒体7-1と、ジョブ情報2により記録処理される後続する記録媒体7-2と、が示されている。
図3に示されるノズル微振動処理が実行される条件は、以下の内容と仮定して説明する。
<条件1>
上位装置20からは、記録処理に関する情報であるジョブ情報が複数通知されている。
<条件2>
複数通知されたジョブ情報は、「ジョブ情報1」と「ジョブ情報2」とである。
「ジョブ情報1」(先行の記録処理に関する一方のジョブ情報)
・記録媒体サイズ/搬送方向:A4サイズ/縦方向(図3の7-1参照)とし、
・電子データによる記録領域の幅方向:W1、とし、
・余白設定:有、とする。
また、
「ジョブ情報2」(後続の記録処理に関する他方のジョブ情報)
・記録媒体サイズ/搬送方向:A4サイズ/横方向(図3の7-2参照)とし、
・電子データによる記録領域の幅方向:W2、とし、
・記録媒体サイズの幅方向長さ:W3、(図3の7-2参照)とし、
・余白設定:有、とする。
<条件3>
「ジョブ情報1」と「ジョブ情報2」の比較
・W1とW2との大小比較結果:W1<W2、とし、
・「ジョブ情報1」の記録媒体の幅方向ずれ量(媒体検出部8の検出):0、とし、
・「ジョブ情報2」の記録媒体の幅方向ずれ量(媒体検出部8の検出):0、とする。
以上の条件下で、「ジョブ情報2」の記録処理の過程でノズル微振動処理が実行される複数のノズルは、図3(○内に×印)のように、「ジョブ情報1」の記録領域W1に対応する複数のノズル(13N-8乃至13N-16)に対して、「ジョブ情報2」の記録媒体7-2の幅をW3とした際の(W3−W1)/2=Pにおける当該領域Pに対応する複数のノズル(13N-4乃至13N-7)と(13N-17乃至13N-20)とを加えた、W3に対応する複数のノズル(13N-4乃至13N-20)に対して実行されることになる。
これにより、複数のノズル(13N-1乃至13N-3)と(13N-21乃至13N-23)とに対しては、ノズル微振動処理が行われないことになり、「ジョブ情報2」の記録処理時に必要な複数のノズルに、記録媒体7の横位置ずれマージンとしての複数のノズルを加えた、必要最小限の複数のノズルに対してノズル微振動処理が実行されることになる。
ここで媒体検出部8は、搬送される記録媒体7の両側端位置を検出した当該両側端位置検出情報を制御部2へ通知している。通知を受けた制御部2は、この両側端位置検出情報に基づいて記録媒体7の横位置ずれ量を算出し、この算出結果から記録処理に用いる複数のノズルを横位置ずれ方向へノズルシフトさせる処理を行っている。
従って、「ジョブ情報2」の記録処理時に用いられる複数のノズルは、「ジョブ情報2」の記録処理時の記録媒体7-2が、媒体検出部8の両側端位置検出情報により、結果横位置ずれしたと判定された場合、ノズルシフトにより変更されることになる。
W2に領域Pに対応する複数のノズル(13N-4乃至11N-7)と(13N-17乃至11N-20)とを加えてノズル微振動処理を行う理由は、媒体検出部8の両側端検出情報を用いずに、ノズル微振動処理の複数のノズル決定を行うことを狙いとしており、「ジョブ情報2」の記録処理時に用いられる複数のノズルの両側に、記録媒体7の横位置ずれマージンとしての複数のノズルを加えることで、実現している。
これにより、「ジョブ情報2」の記録処理の過程でノズル微振動処理が実行される複数のノズルの決定においては、媒体検出部8が「ジョブ情報2」の記録処理時の記録媒体7-2の両側端位置検出情報を検出した結果に基づいて、記録媒体7-2の横位置ずれ量を高速に算出させる処理が不要となるため制御部2の演算処理装置の負荷を軽減できる。
なお、この記録媒体7の横位置ずれマージンは、例えば記録媒体7の横位置ずれ量を統計処理した結果を、前述した制御部2の不図示のメモリに予め記憶しておくことで実現する。
また、本発明のノズル微振動処理は、<条件3>におけるW1とW2との大小比較結果がW1>W2である場合、全てのノズルに対するノズル微振動処理が選択されて実行されるようにしている。
本発明のノズル微振動処理は、これに限らず、例えばW3に対応する複数のノズル、又は記録媒体7-2の横位置ずれ量の算出結果により対応した当該複数のノズルで実行させてもよい。
但しこの場合は、ノズル列13-1-1の複数のノズルに対するノズル微振動処理を行わせる期間を確保するために、媒体検出部8とノズル列13-1-1とによる相応の離間距離が必要となる。
また、例えば制御部2の演算処理装置は、記録媒体7-2の横位置ずれ量を算出するのに十分な高速処理を実現するための構成とするか、記録媒体7-2の搬送速度を、制御部2の演算処理装置が、記録媒体7-2の横位置ずれ量を算出するのに十分な速度まで遅くする必要がある。
図4(a),(b)及び図5(a),(b)は、本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置のノズル微振動処理における動作処理が示されたフローチャートである。
なお、本動作処理を説明する画像記録装置1の記録ユニット11-1-1乃至11-n-mの構成例としては、例えば記録媒体7の搬送経路上流側より順に、例えばブラブラック(K)ノズル列13-1-1、シアン(C) ノズル列13-2-2、マゼンタ(M) ノズル列13-3-3及びイエロー(Y) ノズル列13-4-4が等間隔で配設されている場合とする。このノズル微振動処理における動作処理は、制御部2の演算処理装置がノズル微振動処理制御部3のプログラム、又は信号処理回路を制御して行われる。
まずノズル微振動処理制御部3は、ステップ1において、ジョブ情報による記録処理の通知の有無を判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ1の判定の結果、ジョブ情報による記録処理の通知が有ったと判定した場合(YES)、ステップ2へ処理を移行する。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ1の判定の結果、ジョブ情報による記録処理の通知が無かったと判定した場合(NO)、ステップ1で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ2において、複数のジョブ情報による記録処理の通知か否かを判定する。ノズル微振動処理制御部3は、ステップ2の判定の結果、複数のジョブ情報による記録処理の通知と判定した場合(YES)、ステップ3へ処理を移行する。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ2の判定の結果、複数のジョブ情報による記録処理の通知では無いと判定した場合(NO)、ステップ4へ処理を移行する。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ3において、先行ジョブ/後続ジョブの各記録領域がそれぞれW1,W2のとき、W1とW2との大小比較結果がW1<W2であるか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ3の判定の結果、W1<W2と判定した場合(YES)、ステップ20へ処理を移行する。また、制御部2は、ステップ3の判定の結果、W1<W2では無いと判定した場合(NO)、ステップ4へ処理を移行する。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ4において、(K)ノズル微振動処理の開始タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ4の判定の結果、(K)ノズル微振動処理の開始タイミングと判定した場合(YES)、ステップ5へ処理を移行して(K)全ノズル微振動処理を開始させて、さらにステップ6へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ4の判定の結果、(K)ノズル微振動処理の開始タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ4で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ6において、(K)ノズル微振動処理の停止タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ6の判定の結果、(K)ノズル微振動処理の停止タイミングと判定した場合(YES)、ステップ7へ処理を移行して(K)全ノズル微振動処理を停止させて、さらステップ8へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ6の判定の結果、(K)ノズル微振動処理の停止タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ6で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ8において、(C)ノズル微振動処理の開始タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ8の判定の結果、(C)ノズル微振動処理の開始タイミングと判定した場合(YES)、ステップ9へ処理を移行して(C)全ノズル微振動処理を開始させて、さらステップ10へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ8の判定の結果、(C)ノズル微振動処理の開始タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ8で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ10において、(C)ノズル微振動処理の停止タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ10の判定の結果、(C)ノズル微振動処理の停止タイミングと判定した場合(YES)、ステップ11へ処理を移行して(C)全ノズル微振動処理を停止させて、さらステップ12へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ10の判定の結果、(C)ノズル微振動処理の停止タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ10で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ12において、(M)ノズル微振動処理の開始タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ12の判定の結果、(M)ノズル微振動処理の開始タイミングと判定した場合(YES)、ステップ13へ処理を移行して(M)全ノズル微振動処理を開始させて、さらにステップ14へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ12の判定の結果、(M)ノズル微振動処理の開始タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ12で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ14において、(M)ノズル微振動処理の停止タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ14の判定の結果、(M)ノズル微振動処理の停止タイミングと判定した場合(YES)、ステップ15へ処理を移行して(M)全ノズル微振動処理を停止させて、さらにステップ16へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ14の判定の結果、(M)ノズル微振動処理の停止タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ14で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ16において、(Y)ノズル微振動処理の開始タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ16の判定の結果、(Y)ノズル微振動処理の開始タイミングと判定した場合(YES)、ステップ17へ処理を移行して(Y)全ノズル微振動処理を開始させて、さらにステップ18へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ16の判定の結果、(Y)ノズル微振動処理の開始タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ16で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ18において、(Y)ノズル微振動処理の停止タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ18の判定の結果、(Y)ノズル微振動処理の停止タイミングと判定した場合(YES)、ステップ19へ処理を移行して(Y)全ノズル微振動処理を停止させてから、本ノズル微振動処理を終了させる。
また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ18の判定の結果、(Y)ノズル微振動処理の停止タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ18で待機処理させる。一方、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ3の判定の結果でステップ20へ移行された後の処理において、(K)ノズル微振動処理の開始タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ20の判定の結果、(K)ノズル微振動処理の開始タイミングと判定した場合(YES)、ステップ21へ処理を移行して(K)指定ノズル微振動処理を開始させて、さらにステップ22へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ20の判定の結果、(K)ノズル微振動処理の開始タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ20で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ22において、(K)ノズル微振動処理の停止タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ22の判定の結果、(K)ノズル微振動処理の停止タイミングと判定した場合(YES)、ステップ23へ処理を移行して(K)指定ノズル微振動処理を停止させて、さらにステップ24へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ22の判定の結果、(K)ノズル微振動処理の停止タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ22で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ24において、(C)ノズル微振動処理の開始タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ24の判定の結果、(C)ノズル微振動処理の開始タイミングと判定した場合(YES)、ステップ25へ処理を移行して(C)指定ノズル微振動処理を開始させて、さらにステップ26へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ24の判定の結果、(C)ノズル微振動処理の開始タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ24で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ26において、(C)ノズル微振動処理の停止タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ26の判定の結果、(C)ノズル微振動処理の停止タイミングと判定した場合(YES)、ステップ27へ処理を移行して(C)指定ノズル微振動処理を停止させて、さらにステップ28へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ26の判定の結果、(C)ノズル微振動処理の停止タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ26で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ28において、(M)ノズル微振動処理の開始タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ28の判定の結果、(M)ノズル微振動処理の開始タイミングと判定した場合(YES)、ステップ29へ処理を移行して(M)指定ノズル微振動処理を開始させて、さらにステップ30へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ28の判定の結果、(M)ノズル微振動処理の開始タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ28で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ30において、(M)ノズル微振動処理の停止タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ30の判定の結果、(M)ノズル微振動処理の停止タイミングと判定した場合(YES)、ステップ31へ処理を移行して(M)指定ノズル微振動処理を停止させて、さらにステップ32へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ30の判定の結果、(M)ノズル微振動処理の停止タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ30で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ32において、(Y)ノズル微振動処理の開始タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ32の判定の結果、(Y)ノズル微振動処理の開始タイミングと判定した場合(YES)、ステップ33へ処理を移行して(Y)指定ノズル微振動処理を開始させて、さらにステップ34へ処理を移行させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ32の判定の結果、(Y)ノズル微振動処理の開始タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ32で待機処理させる。
次にノズル微振動処理制御部3は、ステップ34において、(Y)ノズル微振動処理の停止タイミングか否かを判定する。
ノズル微振動処理制御部3は、ステップ34の判定の結果、(Y)ノズル微振動処理の停止タイミングと判定した場合(YES)、ステップ35へ処理を移行して(Y)指定ノズル微振動処理を停止させてから、本ノズル微振動処理を終了させる。また、ノズル微振動処理制御部3は、ステップ34の判定の結果、(Y)ノズル微振動処理の停止タイミングではないと判定した場合(NO)、ステップ34で待機処理させる。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置のノズル微振動処理における動作処理のタイミングチャートである。なお、本動作処理を説明する画像記録装置1の記録ユニット11-1-1乃至11-n-mの構成例としては、例えば記録媒体7の搬送経路上流側より順に、例えばブラック(K)ノズル列13-1-1、シアン(C) ノズル列13-2-2、マゼンタ(M) ノズル列13-3-3及びイエロー(Y)ノズル列13-4-4が等間隔で配設されている場合とする。
このノズル微振動処理における動作処理は、制御部2の演算処理装置がノズル微振動処理制御部3のプログラム、又は信号処理回路を制御して行われる。
また、制御部2は、このノズル微振動処理の動作開始/動作停止タイミングを、前述した当該制御部2の不図示のメモリに予め記憶しておく。そして、制御部2の演算処理装置は、ノズル微振動処理制御部3のプログラム、又は信号処理回路を制御する際に、メモリに予め記憶されたノズル微振動処理の動作開始/動作停止タイミングを読み出して、ノズル微振動処理における動作処理の開始/停止を行わせる。
(K),(C),(M)及び(Y)の各色ノズルによる動作処理の開始/停止は、図6に示されるように、搬送された記録媒体7の先端部を検出する媒体検出部8の位置を基準とする、搬送機構14の搬送情報生成部18におけるロータリエンコーダが生成するパルス信号に同期させて行われる。
図6に示されるP1及びP1´には、2つの(K)ノズルによる動作処理の開始タイミングと、1つの動作処理の停止タイミングとが示されており、P1及びP1´の両矢印が示す領域が、(K)ノズルによる動作処理が実行される期間となる。
詳しくは、媒体検出部8が記録媒体7の先端部を検出した当該検出情報をトリガとして、搬送情報生成部18におけるロータリエンコーダが生成するパルス信号が、暫く生成された後のパルス信号に同期したP1又はP1´のタイミングで動作処理が開始され、(K)ノズルによる記録処理タイミングの前で動作処理を停止する場合が示されている。
なお、(K)ノズルによる動作処理の開始タイミングは、P1又はP1´のどちらでもよい。
同様に、図6に示されるP2及びP2´には、2つの(C)ノズルによる動作処理の開始タイミングと、1つの動作処理の停止タイミングとが示されており、P2及びP2´の両矢印が示す領域が、(C)ノズルによる動作処理が実行される期間となる。
図6に示されるP2´では、(C)ノズルによる動作処理の開始タイミングを、(K)ノズルによる記録処理のタイミングに一致させた場合が示されている。
同様に、図6に示されるP3及びP3´には、2つの(M)ノズルによる動作処理の開始タイミングと、1つの動作処理の停止タイミングとが示されており、P3及びP3´の両矢印が示す領域が、(M)ノズルによる動作処理が実行される期間となる。
図6に示されるP3´では、(M)ノズルによる動作処理の開始タイミングを、(C)ノズルによる記録処理のタイミングより、さらに早いタイミングとした場合が示されている。
同様に、図6に示されるP4及びP4´には、2つの(Y)ノズルによる動作処理の開始タイミングと、1つの動作処理の停止タイミングとが示されており、P4及びP4´の両矢印が示す領域が、(Y)ノズルによる動作処理が実行される期間となる。
図6に示されるP4では、(Y)ノズルによる動作処理の開始タイミングを、(M)ノズルを形成する記録ヘッドの記録媒体搬送経路における下流側の端部に一致させ、(Y)ノズルによる動作処理の停止タイミングを、(Y)ノズルを形成する記録ヘッドの記録媒体搬送経路における上流側の端部に一致させた場合が示されている。
この動作処理が実行される期間は、画像記録装置1の各色記録ユニット11-1-1乃至11-n-mが所定の距離で離間して配設される際に、この所定の距離が比較的長い場合に例えばP4´の期間とし、この所定の距離が比較的短い場合に例えばP3´の期間とすればよいことになる。
以上説明したように、本発明によれば、記録処理に関する情報におけるジョブ情報に基づいて、記録ユニットのノズル列における各ノズル内の粘度を増粘させないためのノズル微振動処理を行うことにより良好な画像記録を実現すると共に、このノズル微振動処理の動作処理が過度に行われないように動作処理することで、ノズル列における各ノズル寿命が短縮されることを防止することができる。
また、本発明によれば、ノズル微振動処理をジョブ情報毎の1枚目の記録媒体に対する記録処理の過程で行わせる動作処理とすることで、ノズル微振動処理の実行回数/実行時間を抑制することができる。
また、本発明によれば、少なくとも1つのジョブ情報に基づいて、記録ユニットのノズル列における指定のノズルに対して行わせる動作処理とすることで、ノズル微振動処理が行われるノズル数を減らすことができる。
また、本発明によれば、少なくとも1つのジョブ情報に基づいて、ノズル微振動処理が行われる指定のノズルの決定を、先行して記録処理される記録領域に対し、後続して記録処理される記録領域がノズル列の配列方向で広い場合に行い、その際、後続して記録処理される記録媒体の横位置ずれ量を統計処理した結果に基づいて予め設定された、横位置ずれマージンとしての複数のノズルを、後続して記録処理される記録領域に対応する複数のノズルに加える動作処理としたことにより、記録媒体が横位置ずれした場合にも的確にノズル微振動処理を行うことができる。
また、本発明によれば、1つのジョブ情報に基づいて行われるノズル微振動処理を、記録ユニットのノズル列における全ノズルに対し、記録処理の前に行う動作処理としたことにより、各ノズル内のインク粘度の増粘を記録処理の前に的確に回避することができる。
さらに、本発明によれば、制御部2の演算処理装置がノズル微振動処理制御部3に基づいて行うノズル微振動処理の開始/停止タイミングを、制御部2内のメモリに記憶させる構成としているので、当該メモリに記憶されたノズル微振動処理の開始/停止タイミングのデータを書き換えすることにより、ノズル微振動処理の開始/停止タイミングを容易に変更することができる。
本発明の第1の実施形態に係るノズル微振動処理が行われる画像記録装置の構成例を示す図である。 図2(a),(b)は、本発明に係る画像記録装置におけるノズル列の構成例が示された図である。 本発明の画像記録装置におけるノズル微振動処理の実行の様子を模式的に示した図である。 図4(a),(b)は、本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置のノズル微振動処理における動作処理が示されたフローチャートである。 図5(a),(b)は、図4(a),(b)に続く本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置のノズル微振動処理における動作処理が示されたフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置のノズル微振動処理における動作処理のタイミングチャートである。
符号の説明
1…画像記録装置、2…制御部、3…ノズル微振動処理制御部、4…給送部、5-1乃至5-n…収納カセット、6-1乃至6-n…ピックアップローラ、7,7-1乃至7-n…記録媒体、8…媒体検出部、9…画像記録部、10…キャリッジ、11-1-1乃至11-n-m…記録ユニット、12-1-1乃至12-n-m…ノズル列駆動部、13-1-1乃至13-n-m…ノズル列、13N-1乃至13N-20…ノズル、14…搬送機構、15…従動ローラ、16…駆動ローラ、17…搬送部材、18…搬送情報生成部、19…搬送駆動部、20…上位装置。

Claims (21)

  1. 収納した記録媒体を当該記録媒体の搬送経路下流側へ搬送する給送部と、前記記録媒体の搬送方向に対して直交する方向に、複数のノズルより形成された少なくとも1つのノズル列を有して成る記録ユニットを所定の間隔で複数配設した画像記録部とを有し、前記記録ユニットの前記複数のノズルによる前記記録媒体への記録処理と、前記複数のノズルによるノズル微振動処理とを行う画像記録装置であって、
    ユーザによって設定される少なくとも1つのジョブ情報に基づいて、前記ノズル微振動処理を行う当該ノズルの決定と、前記決定された当該ノズルによる前記ノズル微振動処理の制御とを行う、ノズル微振動処理制御部を備える、ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記給送部から搬送された前記記録媒体の両側端位置情報を少なくとも検出する媒体検出部をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記記録媒体を載置して前記搬送経路下流側へ搬送すると共に、搬送した当該記録媒体の搬送情報を生成するための搬送情報生成部を有する搬送機構をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  4. 前記ノズル微振動処理制御部を有する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記ノズル微振動処理制御部をプログラムとして記憶している、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  5. 前記ノズル微振動処理制御部は、前記制御部によって制御される信号処理回路を有する、ことを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 外部機器としての上位装置が接続され、
    前記上位装置から発令された、前記記録媒体への記録処理に関する前記ジョブ情報の通知を受けとる、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  7. 前記ジョブ情報は、前記記録処理される画像データと、前記記録媒体のサイズ指定情報と、前記記録媒体の縦/横指定情報と、前記ノズル微振動処理の実行/非実行の情報とを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  8. 収納した記録媒体を当該記録媒体の搬送経路下流側へ搬送する給送部と、前記記録媒体の搬送方向に対して直交する方向に、複数のノズルより形成された少なくとも1つのノズル列を有して成る記録ユニットを所定の間隔で複数配設した画像記録部とを有する、画像記録装置のノズル微振動処理方法であって、
    ユーザによって設定される少なくとも1つのジョブ情報の通知に基づいて、前記ノズル微振動処理を行う当該ノズルの決定を行い、
    前記決定された当該ノズルによる前記ノズル微振動処理の開始タイミングを判定し、
    前記判定後の前記開始タイミングに基づいて、前記決定された当該ノズルによる前記ノズル微振動処理を開始し、
    前記決定された当該ノズルによる前記ノズル微振動処理の停止タイミングを判定し、
    前記判定後の前記停止タイミングに基づいて、前記決定された当該ノズルによる前記ノズル微振動処理を停止する、ことを特徴とするノズル微振動処理方法。
  9. 前記記録ユニット毎の全てのノズルによるノズル微振動処理を行う工程を有する、ことを特徴とする請求項8に記載のノズル微振動処理方法。
  10. 前記記録ユニット毎の指定ノズルによるノズル微振動処理を行う工程を有し、
    前記記録ユニット毎の指定ノズルによるノズル微振動処理は、先行の前記記録処理に関する一方の前記ジョブ情報における前記記録媒体の搬送方向に直交する方向の前記記録媒体の幅方向における記録領域をW1とし、
    後続の前記記録処理に関する他方の前記ジョブ情報における前記幅方向の記録領域をW2とし、
    前記W1と前記W2との比較による前記幅方向の記録領域の結果が、W1<W2である場合に、
    前記W1に対応する複数の前記ノズルに、所定の数のノズルを加えた複数のノズルに対して行う、ことを特徴とする請求項8に記載のノズル微振動処理方法。
  11. 前記記録ユニット毎の指定ノズルによるノズル微振動処理を行う工程を有し、
    前記記録ユニット毎の指定ノズルによるノズル微振動処理は、先行の前記記録処理に関する一方の前記ジョブ情報における前記記録媒体の搬送方向に直交する方向の前記記録媒体の幅方向における記録領域をW1とし、
    後続の前記記録処理に関する他方の前記ジョブ情報における前記幅方向の記録領域をW2とし、
    前記他方の前記ジョブ情報における前記記録媒体の前記幅方向における長さをW3とすると、
    前記W1と前記W2との比較による前記幅方向の記録領域の結果が、W1<W2である場合に、
    前記W1に対応する複数の前記ノズルに、(W3−W1)/2=Pにおける当該領域Pに対応する複数の前記ノズルを加えた、前記W3に対応する複数の前記ノズルに対して
    行う、ことを特徴とする請求項8に記載のノズル微振動処理方法。
  12. 少なくとも1つの前記ジョブ情報に基づいて決定される前記記録ユニット毎の全てのノズルに対するノズル微振動処理の実行、又は前記記録ユニット毎の指定ノズルに対するノズル微振動処理の実行、のいずれか1つに決定する工程を有する、ことを特徴とする請求項8に記載のノズル微振動処理方法。
  13. 前記ノズル微振動処理は、前記ジョブ情報毎の1枚目の前記記録媒体に対する記録処理の過程で行われる、ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1つに記載のノズル微振動処理方法。
  14. 前記所定の数のノズルは、前記後続の前記記録処理に関する他方の前記ジョブ情報によって記録処理される前記記録媒体が、幅方向に位置ずれする際の横位置ずれ量に対応する複数のノズルに、さらに複数の前記ノズルを加えた当該複数のノズルとしている、ことを特徴とする請求項10に記載のノズル微振動処理方法。
  15. 収納した記録媒体を当該記録媒体の搬送経路下流側へ搬送する給送部と、前記記録媒体の搬送方向に対して直交する方向に、複数のノズルより形成された少なくとも1つのノズル列を有して成る記録ユニットを所定の間隔で複数配設した画像記録部と、を有する画像記録装置が、前記記録ユニットの前記ノズルに対するノズル微振動処理のための制御を演算処理装置に行わせるためのプログラムであって、
    ユーザによって設定される少なくとも1つのジョブ情報の通知に基づいて、前記ノズル微振動処理を行う当該ノズルを決定する処理と、
    前記決定された当該ノズルによる前記ノズル微振動処理の開始タイミングを判定する処理と、
    前記判定後の前記開始タイミングに基づいて、前記決定された当該ノズルによる前記ノズル微振動処理を開始する処理と、
    前記決定された当該ノズルによる前記ノズル微振動処理の停止タイミングを判定する処理と、
    前記判定後の前記停止タイミングに基づいて、前記決定された当該ノズルによる前記ノズル微振動処理を停止する処理と、
    を前記演算処理装置に行わせる、ことを特徴とするプログラム。
  16. 前記記録ユニット毎の全てのノズルによるノズル微振動処理を行わせる処理を有する、ことを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記記録ユニット毎の指定ノズルによるノズル微振動処理を行わせる処理を有し、
    前記記録ユニット毎の指定ノズルによるノズル微振動処理は、先行の前記記録処理に関する一方の前記ジョブ情報における前記記録媒体の搬送方向に直交する方向の前記記録媒体の幅方向における記録領域をW1とし、
    後続の前記記録処理に関する他方の前記ジョブ情報における前記幅方向の記録領域をW2とし、
    前記W1と前記W2との比較による前記幅方向の記録領域の結果が、W1<W2である場合に、
    前記W1に対応する複数の前記ノズルに、所定の数のノズルを加えた複数のノズルに対して行わせる、ことを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  18. 前記記録ユニット毎の指定ノズルによるノズル微振動処理を行わせる処理を有し、
    前記記録ユニット毎の指定ノズルによるノズル微振動処理の制御は、先行の前記記録処理に関する一方の前記ジョブ情報における前記記録媒体の搬送方向に直交する方向の前記記録媒体の幅方向における記録領域をW1とし、
    後続の前記記録処理に関する他方の前記ジョブ情報における前記幅方向の記録領域をW2とし、
    前記他方の前記ジョブ情報における前記記録媒体の前記幅方向における長さをW3とすると、
    前記W1と前記W2との比較による前記幅方向の記録領域の結果が、W1<W2である場合に、
    前記W1に対応する複数の前記ノズルに、(W3−W1)/2=Pにおける当該領域Pに対応する複数の前記ノズルを加えた、前記W3に対応する複数の前記ノズルに対して
    行わせる、ことを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  19. 少なくとも1つの前記ジョブ情報に基づいて決定される前記記録ユニット毎の全てのノズルに対するノズル微振動処理の実行、又は前記記録ユニット毎の指定ノズルに対するノズル微振動処理の実行、のいずれか1つに決定する処理を有する、ことを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  20. 前記ノズル微振動処理は、前記ジョブ情報毎の1枚目の前記記録媒体に対する記録処理の過程で行わせる、ことを特徴とする請求項15乃至19のいずれか1つに記載のプログラム。
  21. 前記所定の数のノズルは、前記後続の前記記録処理に関する他方の前記ジョブ情報によって記録処理される前記記録媒体が、幅方向に位置ずれする際の横位置ずれ量に対応する複数のノズルに、さらに複数の前記ノズルを加えた当該複数のノズルとしている、ことを特徴とする請求項17に記載のプログラム。
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