JP2008023153A - ミストサウナ装置 - Google Patents

ミストサウナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008023153A
JP2008023153A JP2006200524A JP2006200524A JP2008023153A JP 2008023153 A JP2008023153 A JP 2008023153A JP 2006200524 A JP2006200524 A JP 2006200524A JP 2006200524 A JP2006200524 A JP 2006200524A JP 2008023153 A JP2008023153 A JP 2008023153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mist
water
drain
nozzle
water level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006200524A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4620004B2 (ja
Inventor
Kokichi Sato
幸吉 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2006200524A priority Critical patent/JP4620004B2/ja
Publication of JP2008023153A publication Critical patent/JP2008023153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4620004B2 publication Critical patent/JP4620004B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Abstract

【課題】浴室の空気を循環させるミスト用通風路内に水を噴霧するミストノズルを備えるミストサウナ装置であって、電解槽で生成されるアルカリ性と酸性との一方の極性のイオン水をミストノズルに供給するものにおいて、電解槽での水の電解状態の良否を判別できるようにする。
【解決手段】ミスト用通風路11内で結露したドレン水を溜めるドレン受け27と、ドレン受け27からドレン水を吸い上げる排水ポンプを制御するための水位電極30Lとを備える。この水位電極30Lを用いてドレン水の電気抵抗を検出し、この電気抵抗に基づいて電解槽での水の電解状態の良否を判別する。
【選択図】図3

Description

本発明は、浴室内をミストサウナ状態にすることができるミストサウナ装置に関する。
従来、この種のミストサウナ装置では、一般的に、浴室内に臨むミストノズルから水を噴霧するように構成されている。ところで、ミストノズルから噴霧されるミストの粒径は一定ではなく、粒径の大きな水滴状のミストもミストノズルから噴霧される。そして、上記従来例のものでは、ミストノズルから浴室内に水が直接噴霧されるため、粒径の大きな水滴状ミストが入浴者に当たって不快感を与えることがある。
かかる不具合を解消するため、従来、ミスト用通風路と、浴室の空気をミスト用通風路を介して循環させるミスト用ファンと、ミスト用通風路内に温水を噴霧するミストノズルとを備えるミストサウナ装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、粒径の大きなミストはミスト用通風路内の気流に乗り切れず、ミスト用通風路から浴室内に送風される空気中のミストはほぼ粒径の小さなものに限定され、水滴状のミストが入浴者に当たることを防止できる。
更に、特許文献1に記載のものでは、ミストノズルから噴霧されたミストがミスト用通風路内で結露して生ずるドレン水を溜めるドレン受けと、ドレン受けからドレン水を吸い上げる排水ポンプと、ドレン受け内の水位を検出する水位電極とを備え、水位電極で所定レベル以上の水位が検出されたときに、排水ポンプを作動させてドレン水を再度ミストノズルに供給するようにしている。
また、従来、身体の皮膚洗浄を目的としたシャワー装置として、電解槽で生成されるアルカリ性と酸性との一方の極性のイオン水をシャワーヘッドに供給するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、シャワーヘッドからアルカリ性のイオン水を噴出させて、アルカリ洗浄効果により皮膚老廃物の脂肪やタンパクなどを除去することができ、また、シャワーヘッドから酸性のイオン水を噴出させて、皮膚表面の殺菌を行うことができる。ミストサウナ装置においても、電解槽で生成されるアルカリ性と酸性との一方の極性のイオン水をミストノズルに供給して、アルカリ性のイオン水の噴霧による洗浄効果や、酸性のイオン水の噴霧による殺菌効果を得られるようにすることが望まれる。
ところで、このように電解槽を用いる場合、電解槽で水が適正に電解されているか否かを監視し、電解不良を生じたときはイオン水の噴霧を中止することが望まれる。この場合、電解槽で生成されたイオン水をミストノズルに供給するノズル水路に、イオン水の電気抵抗を検出する手段を配置して、検出された電気抵抗に基づいて電解状態の良否を判別することが考えられる。然し、これでは、ノズル水路の圧力損失が検出手段の影響で大きくなってしまい、更に、検出手段の設置箇所からの漏水の危険性も生ずるため、実用的ではない。
特開2000−55397号公報 特開平9−187390号公報
本発明は、ミスト用通風路を備えるミストサウナ装置ではミストノズルから噴霧されたイオン水が結露してドレン受けに溜まることに着目し、ノズル水路に検出手段を配置することなく電解状態の良否を判別できるようにした電解槽付きのミストサウナ装置を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、ミスト用通風路と、浴室の空気をミスト用通風路を介して循環させるミスト用ファンと、ミスト用通風路内に水を噴霧するミストノズルと、ミストノズルから噴霧されたミストがミスト用通風路内で結露して生ずるドレン水を溜めるドレン受けとを備えるミストサウナ装置であって、電解槽と、電解槽で生成されるアルカリ性と酸性との一方の極性のイオン水をミストノズルに供給するノズル水路とを備えると共に、ドレン受け内のドレン水の電気抵抗を検出する抵抗検出手段と、該抵抗検出手段で検出されたドレン水の電気抵抗に基づいて電解槽での水の電解状態の良否を判別する判別手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、電解槽で生成されたイオン水がノズル水路とミストノズルとを介してミスト用通風路内に噴霧されることになり、ドレン受けに溜まるドレン水もイオン水になる。そのため、ドレン水の電気抵抗は電解槽で生成されたイオン水の電気抵抗を表すパラメータになる。従って、ドレン水の電気抵抗に基づいて電解槽での水の電解状態の良否を正確に判別できる。尚、ドレン受け内に抵抗検出手段を配置しても、圧力損失の増加や抵抗検出手段の設置箇所からの漏水といった問題は生じず、ノズル水路に抵抗検出手段を設置する場合に比し遥かに実用的である。
特に、ドレン受けからドレン水を吸い上げる排水ポンプと、排水ポンプを制御するためにドレン受け内の水位を検出する水位電極とを備える場合、この水位電極を利用してドレン水の電気抵抗を検出することができる。即ち、水位電極を抵抗検出手段に兼用することができる。このようにすれば、抵抗検出手段を別途設ける必要がなく、部品点数を削減してコストダウンを図ることができ、非常に合理的である。
また、ミスト用通風路とは別のタンク状のドレン受けを設けることも可能であるが、コンパクト化とコストダウンとを図るには、ミスト用通風路の底部でドレン受けを構成することが望ましい。この場合、ミスト用通風路に単純に水位電極を配置したのでは、ミストノズルから噴霧されるイオン水のミストが水位電極にかかり、誤検知を生ずる可能性がある。これに対し、ミスト用通風路の一部に、ミストノズルから噴霧されるミストの侵入を防止する遮蔽部材で囲われた検出室が画成され、遮蔽部材にミスト用通風路の底部に溜まるドレン水の水位と検出室内の水位とを揃えるための連通孔が形成され、検出室内に水位電極が配置されていれば、ミストによる誤検知を防止できる。
尚、後述する実施形態において、上記判別手段に相当するのは、図4のS5のステップでの処理である。
図1、図2は本発明の実施形態のミストサウナ装置を具備する浴室暖房機を示している。この浴室暖房機は、浴室の天井部に設置される箱形のハウジング1を備えている。ハウジング1内には、ハウジング1の下面に設けられる下カバー2に形成した吸込み口3を介して浴室内に連通する空気流入室4と、該流入室4に連通する暖房用通風路5とが設けられている。暖房用通風路5の下流端には、浴室内に向けて下向きに開口する暖房用吹き出し口6が設けられており、この吹出し口6に可変ルーバ6aが装着されている。
また、暖房用通風路5には暖房用ファン7が介設されている。この暖房用ファン7の回転により、浴室の空気が吸込み口3から空気流入室4を介して暖房用通風路5に吸込まれて、暖房用吹き出し口6から浴室内に吹き出される。即ち、浴室の空気が暖房用通風路5を介して循環される。
また、暖房用通風路5の上流側の空気流入室4に対する連通部には放熱器8が設けられている。放熱器8には、図外の熱源機に連なる熱媒循環路9が接続されている。熱媒循環路9には暖房用熱媒弁10が介設されており、熱源機で加熱された熱媒体(水、不凍液等)が暖房用熱媒弁10の開弁で放熱器8に供給される。放熱器8に熱媒体を供給すると共に暖房用ファン7を作動させると、浴室の空気が吸込み口3から吸込まれて放熱器8で加熱され、暖房用吹出し口6から温風となって浴室内に送風される。また、可変ルーバ6aにより温風の送風方向が適宜可変される。
ハウジング1内には、更に、暖房用通風路5の下側に位置させて、空気流入室4に連通するミスト用通風路11が設けられている。ミスト用通風路11はダクトで構成されており、ダクトの一側の側壁部は暖房用吹き出し口6の直下部の側方に位置している。そして、この側壁部の上部にミスト用通風路11の下流端のミスト用吹き出し口12を開設している。また、ミスト用通風路11の上流側の空気流入室4に対する連通部にミスト用ファン13が設けられている。そして、ミスト用ファン13の回転により、浴室の空気が暖房用通風路5だけでなくミスト用通風路11を介しても循環されるようにしている。
ミスト用通風路11の上壁面には、図2、図3に示す如く、水を噴霧するミストノズル14が装着されている。ミスト用通風路11内にミストノズル14から噴霧されたミストは、ミスト用ファン13の回転によりミスト用通風路11に生ずる気流に乗ってミスト用吹き出し口12から吹き出す。ここで、粒径の大きな水滴状のミストは気流に乗り切らず、ミスト用通風路11の壁面で結露する。従って、ミスト用吹き出し口12から吹き出すミストはほぼ粒径の小さなものに限定される。そして、ミスト用吹き出し口12から吹き出すミストは暖房用吹き出し口6から吹き出す温風に乗って浴室内に行渡る。
また、ハウジング1の上面にはミストユニット15が搭載されている。ミストユニット15には、図2に示す如く、電解槽16が設けられている。電解槽16内は隔膜16aにより第1と第2の一対の極室16b,16cに仕切られており、両極室16b,16cに配置した一対の電極(図示せず)間に直流電圧を印加することにより、第1極室16bでアルカリ性のイオン水(アルカリ水)が生成され、第2極室16cで酸性のイオン水(酸性水)が生成される。
電解槽16には、給水弁18とその下流側のフィルタ19とを介設した給水路17を介して水道水が供給される。また、ミストノズル14に連なるノズル水路20と、家屋の下水配管に至る排水路21とを設け、電解槽16の両極室16b,16cを四方弁22を介してノズル水路20と排水路21とに接続するようにしている。四方弁22は、第1極室16bをノズル水路20に接続すると共に第2極室16cを排水路21に接続する第1接続状態と、第2極室16cをノズル水路20に接続すると共に第1極室16bを排水路21に接続する第2接続状態と、第1と第2の両極室16b,16cをノズル水路20に接続する第3接続状態とに切換え自在である。
ノズル水路20には、液々熱交換器23と、その下流側のミスト弁24とが介設され、更に、液々熱交換器23とミスト弁24との間のノズル水路20の部分の温度を検出するミスト温度センサ25が設けられている。液々熱交換器23には、熱媒循環路9から分岐した熱媒循環路9´が接続されており、この熱媒循環路9´に流量調節弁から成るミスト用熱媒弁26が介設されている。かくして、熱源機で加熱された熱媒体がミスト用熱媒弁26の開弁で液々熱交換器23に供給され、ノズル水路20に流れる水が液々熱交換器23で熱媒体の熱により加熱され、温水となってミストノズル14に供給される。
ミスト用通風路11の底部は、ミストノズル14から噴霧されたミストがミスト用通風路11内で結露して生ずるドレン水を溜めるドレン受け27に構成されている。そして、ドレン受け27に連なり上記排水路21に合流するドレン水用の排水路21´を設けて、この排水路21´に排水ポンプ28を介設している。かくして、排水ポンプ28の作動により、ドレン受け27からドレン水が吸い上げられて排水される。
また、ミスト用通風路11の一部には、図3に示す如く、ミストノズル14から噴霧されるミストの侵入を防止する箱状の遮蔽部材29aで囲われた検出室29が画成されている。遮蔽部材29aには、ミスト用通風路11の底部で構成されるドレン受け27に溜まるドレン水の水位と検出室29内の水位とを揃えるための連通孔29bが形成されている。尚、ミストノズル14からの噴霧開始時に連通孔29bを介して検出室29内にミストが侵入することを防止するため、検出室29は、ミストノズル14の設置箇所より送風方向上流側のミスト用通風路11の部分に設けられている。
検出室29内には、ドレン水の水位が排水ポンプ28を作動可能な最低水位に上昇したときに水面に触れる一対の低水位電極30L,30Lと、ドレン水の水位がミスト用吹出し口12からオバーフローする水位より若干低く設定された水位に上昇したときに水面に触れる一対の高水位電極30H,30Hとが配置されている。
上記した暖房用ファン7、暖房用熱媒弁10、電解槽16、給水弁18、四方弁22、ミスト弁24、ミスト用熱媒弁26及び排水ポンプ28は浴室暖房機用のコントローラ31で制御される。このコントローラ31は熱源機用のコントローラと浴室に設置する浴室暖房機用のリモートコントローラとに通信可能に接続されている。そして、リモートコントローラに設けたミストスイッチがオンされたときに、コントローラ31によるミスト運転制御が実行される。
ミスト運転制御では、熱源機に作動指令を送ると共に、暖房用熱媒弁10とミスト用熱媒弁26とを開弁させて、熱源機で加熱された熱媒体を放熱器8と液々熱交換器23とに供給する。そして、放熱器8と液々熱交換器23の予熱が完了したとき、暖房用ファン7を回転させると共に、給水弁18とミスト弁24とを開弁させる。これにより、暖房用吹出し口6から温風が吹出すと共に、ミストノズル14に液々熱交換器23で加熱された温水が供給され、ミストノズル14から噴霧される温水ミストが温風に乗って浴室に供給されて、浴室が高温多湿のミストサウナ状態になる。ミスト運転中はミスト温度センサ25の検出温度が設定温度に維持されるように、ミスト用熱媒弁26で液々熱交換器23に供給する熱媒体の流量を調節する温調制御を行う。
尚、リモートコントローラにより、ミスト運転のモードとして、アルカリ水と酸性水とを順に噴霧する併用モードと、アルカリ水のみを噴霧するアルカリモードと、酸性水のみを噴霧する酸性モードと、水道水をそのまま噴霧する中性モードとを選択できるようになっている。そして、併用モードを選択したときは、先ず、四方弁22が第1接続状態に切換えられると共に電解槽16に通電される。これによれば、電解槽16の第1極室16bで生成されるアルカリ水がノズル水路20に供給され、アルカリ水の温水ミストが浴室に供給されて、皮膚老廃物の脂肪やタンパクなどを除去する洗浄効果が得られる。そして、所定時間経過後に四方弁22が第2接続状態に切換えられる。これによれば、電解槽16の第2極室16cで生成される酸性水がノズル水路20に供給され、酸性水の温水ミストが浴室に供給されて、皮膚表面の殺菌効果が得られる。アルカリモードを選択すると、四方弁22は第1接続状態に維持され、また、酸性モードを選択すると、四方弁22は第2接続状態に維持される。中性モードを選択したときは、電解槽16に通電せずに四方弁22が第3接続状態に切換えられ、水道水がそのままノズル水路20に供給される。
また、コントローラ31は、ミスト運転時に、排水ポンプ28の制御と電解槽16での水の電解状態を監視する排水・電解監視制御を実行する。その詳細は図4に示す通りであり、先ず、S1のステップで低水位電極30L,30L間に通電されたか否かを判別する。ドレン受け27内のドレン水の水位が上昇して、水面に低水位電極30L,30Lが触れると、低水位電極30L,30L間にドレン水を介して通電される。低水位電極30L,30L間に通電されていないときは、S2のステップで排水ポンプ28を停止させてS1のステップに戻り、通電されたときにS3のステップに進んで排水ポンプ28を作動させ、ドレン水を排水する。
次に、S4のステップでミスト運転のモードが中性モードであるか否かを判別し、中性モードでなければ、即ち、電解槽16で生成されたアルカリ性と酸性との一方の極性のイオン水が噴霧されるモードであればS5のステップに進み、低水位電極30L,30L間に流れる電流値から求められるドレン水の電気抵抗が適正範囲に入っているか否かを判別する。ここで、イオン水が噴霧されるモードではドレン受け27に溜まるドレン水もイオン水になるため、ドレン水の電気抵抗は電解槽16で生成されたイオン水の電気抵抗を表すパラメータになる。従って、低水位電極30L,30Lで検出されるドレン水の電気抵抗に基づいて電解槽16での水の電解状態の良否を正確に判別できる。具体的には、電解槽16で水が過度に電解される過電解状態のときはドレン水の電気抵抗が適正範囲より小さくなり、電解槽16で水が十分に電解されていない電解不足状態のときはドレン水の電気抵抗が適正範囲より大きくなる。そこで、ドレン水の電気抵抗が適正範囲に入っていないときには、電解状態が不良と判断し、S6のステップでリモートコントローラにより電解不良を知らせる表示を行う。
中性モードであるとき及びドレン水の電気抵抗が適正範囲に入っているときはS7のステップに進み、高水位電極30H,30H間に通電されたか否かを判別する。ここで、排水ポンプ28の異常やドレン水用の排水路21´の詰まりといった排水不良を生じない限り、ドレン受け27内のドレン水の水位は高水位電極30H,30Hに触れるような高さまでは上昇しない。そこで、高水位電極30H,30H間に通電されたときは、S8のステップでリモートコントローラにより排水不良を知らせる表示を行う。
高水位電極30H,30H間に通電されていなければ、S9のステップでミスト運転の停止指令が出されたか否かを判別する。停止指令は、ミストスイッチがオフされるか、ミスト運転の開始から所定の運転設定時間が経過したときに出される。停止指令が出されるまでは、S1のステップに戻って上述の処理を繰り返す。そして、停止指令が出されたときは、S10のステップでミスト運転を停止すると共に、排水ポンプ28を停止する。また、S6のステップで電解不良の表示を行ったときや、S8のステップで排水不良の表示を行ったときもS10のステップに進み、ミスト運転を中止する。
このように本実施形態によれば、電解槽16での水の電解状態の良否をドレン受け27内のドレン水の電気抵抗に基づいて判別して、電解不良を生じたときにその旨を表示したりミスト運転を中止する等の適切な対策を講ずることができる。また、酸性水を噴霧する場合、ノズル水路20やミスト用通風路11を構成する金属の酸化反応を生ずることがある。この場合、電解槽16の電解状態が正常であっても、金属の酸化反応に伴うマイナスイオンの消費でドレン水の電気抵抗が適正範囲より小さくなる。従って、本実施形態によれば、ノズル水路20やミスト用通風路11を構成する金属の酸化も間接的に検出できることになる。
ところで、ミスト用通風路11内で結露したドレン水を連通管を介して導くタンク状のドレン受けを設けることも可能であるが、コンパクト化とコストダウンとを図るには、本実施形態のようにミスト用通風路11の底部でドレン受け27を構成することが望ましい。但し、この場合には、ミスト用通風路11内に単純に水位電極30L,30Hを配置すると、ミストノズル14から噴霧されるミストが水位電極30L,30Hに降りかかって、誤検知を生ずる虞がある。一方、本実施形態では、遮蔽部材29aで囲われる検出室29内に水位電極30L,30Hが配置されているため、ミストが水位電極30L,30Hに降りかかることはなく、誤検知が防止される。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、排水ポンプ28の制御のために設ける低水位電極30Lをドレン水の電気抵抗を検出する抵抗検出手段として兼用したが、この電極30Lとは別の抵抗検出手段を設けることも可能である。但し、低水位電極30Lを抵抗検出手段に兼用した方が、部品点数を削減してコストダウンを図ることができ、有利である。
また、上記実施形態では、ノズル水路20に四方弁22を用いてアルカリ水と酸性水と水道水とを選択的に供給できるようにしたが、四方弁22を省略して、アルカリ水と酸性水との何れか一方のみをノズル水路20に供給するようにしても良い。更に、上記実施形態では、浴室暖房機にミストサウナ装置が組み込まれているが、浴室暖房機から分離独立した設けられるミストサウナ装置にも同様に本発明を適用できる。
本発明の実施形態のミストサウナ装置を具備する浴室暖房機の斜め下方から見た斜視図。 図1のII−II線で切断した浴室暖房機の説明的断面図。 図1のIII−III線で切断したミスト用通風路の断面図。 浴室暖房機用のコントローラが実行する排水・電解監視制御の内容を示すフロー図。
符号の説明
11…ミスト用通風路、13…ミスト用ファン、14…ミストノズル、16…電解槽、20…ノズル水路、27…ドレン受け、28…排水ポンプ、29…検出室、29a…遮蔽部材、29b…連通孔、30L…低水位電極(抵抗検出手段)、31…コントローラ。

Claims (3)

  1. ミスト用通風路と、浴室の空気をミスト用通風路を介して循環させるミスト用ファンと、ミスト用通風路内に水を噴霧するミストノズルと、ミストノズルから噴霧されたミストがミスト用通風路内で結露して生ずるドレン水を溜めるドレン受けとを備えるミストサウナ装置であって、
    電解槽と、電解槽で生成されるアルカリ性と酸性との一方の極性のイオン水をミストノズルに供給するノズル水路とを備えると共に、
    ドレン受け内のドレン水の電気抵抗を検出する抵抗検出手段と、該抵抗検出手段で検出されたドレン水の電気抵抗に基づいて電解槽での水の電解状態の良否を判別する判別手段とを備えることを特徴とするミストサウナ装置。
  2. 請求項1記載のミストサウナ装置であって、前記ドレン受けからドレン水を吸い上げる排水ポンプと、排水ポンプを制御するためにドレン受け内の水位を検出する水位電極とを備えるものにおいて、
    水位電極が前記抵抗検出手段として兼用されることを特徴とするミストサウナ装置。
  3. 請求項2記載のミストサウナ装置であって、前記ミスト用通風路の底部で前記ドレン受けが構成されるものにおいて、
    ミスト用通風路の一部に、前記ミストノズルから噴霧されるミストの侵入を防止する遮蔽部材で囲われた検出室が画成され、遮蔽部材にミスト用通風路の底部に溜まるドレン水の水位と検出室内の水位とを揃えるための連通孔が形成され、検出室内に前記水位電極が配置されることを特徴とするミストサウナ装置。
JP2006200524A 2006-07-24 2006-07-24 ミストサウナ装置 Active JP4620004B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006200524A JP4620004B2 (ja) 2006-07-24 2006-07-24 ミストサウナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006200524A JP4620004B2 (ja) 2006-07-24 2006-07-24 ミストサウナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008023153A true JP2008023153A (ja) 2008-02-07
JP4620004B2 JP4620004B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=39114401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006200524A Active JP4620004B2 (ja) 2006-07-24 2006-07-24 ミストサウナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4620004B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156503A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Noritz Corp 暖房装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03189A (ja) * 1989-05-26 1991-01-07 Noritz Corp 酸性ミスト発生装置
JPH06246269A (ja) * 1993-02-22 1994-09-06 Nippon Intetsuku Kk 電解水の生成装置
JPH09323008A (ja) * 1996-06-05 1997-12-16 Funai Electric Co Ltd 酸性水風呂
JP2000055397A (ja) * 1998-08-06 2000-02-22 Toto Ltd サウナ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03189A (ja) * 1989-05-26 1991-01-07 Noritz Corp 酸性ミスト発生装置
JPH06246269A (ja) * 1993-02-22 1994-09-06 Nippon Intetsuku Kk 電解水の生成装置
JPH09323008A (ja) * 1996-06-05 1997-12-16 Funai Electric Co Ltd 酸性水風呂
JP2000055397A (ja) * 1998-08-06 2000-02-22 Toto Ltd サウナ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156503A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Noritz Corp 暖房装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4620004B2 (ja) 2011-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5643402B2 (ja) 浴室洗浄装置
JP5452132B2 (ja) 浴室洗浄装置
JP4620004B2 (ja) ミストサウナ装置
JP5465951B2 (ja) ミスト噴霧装置
JP5469534B2 (ja) 浴室洗浄装置
WO2016051621A1 (ja) 水処理装置及び加湿装置
JP4612363B2 (ja) ミストサウナ装置
JP4704963B2 (ja) ミストサウナ装置
JP4627518B2 (ja) ミストサウナ装置
JP4688742B2 (ja) 食器洗い乾燥機
JP2003294262A (ja) 空気調和機
JP4528287B2 (ja) ミスト機能付き浴室暖房機
JP7016480B2 (ja) 浴室システム
JP7012203B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
JP2005087328A (ja) スチーム発生装置
JP4442202B2 (ja) サウナ装置
JP6785615B2 (ja) 洗浄装置
JP7000930B2 (ja) 浴室システム
JP5751682B2 (ja) ミスト噴霧装置
JP2005087327A (ja) スチーム発生装置
JP4593527B2 (ja) ミストサウナ機能付き浴室暖房機
JP5092504B2 (ja) サウナ装置
CN117357682A (zh) 臭氧消毒设备及其控制方法
JP2024002326A (ja) 浴室殺菌洗浄システム
JP6714816B2 (ja) 衛生洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101026

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101027

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4620004

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250