JP2008022528A - プローブ接触用電極、及び電子デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】プローブを当接する対象となるプローブ接触用電極が硬質化されていることによってプローブが短期間に耐久性を喪失するという不具合を解決し、プローブを長期間使用することを可能にして生産性を高めることができるプローブ接触用電極、及び電子デバイスを提供する。
【解決手段】電子デバイスのパッケージ面に形成されてプローブ装置のプローブが当接されるプローブ接触用電極110であって、プローブ接触用電極の上層部分2が下層部分1よりも軟質の導電性物質にて構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プローブ装置を用いた各種電子デバイスの特性測定作業や、プローブ装置を用いたIC部品へのデータ入力作業における不便さを解消することができるプローブ接触用電極、及び電子デバイスに関する。
移動体通信市場においては、各種電装部品の実装性、保守・取扱性、装置間での部品の共通性等を考慮して、各機能毎に部品群のモジュール化を推進するメーカーが増えている。また、モジュール化に伴って、小型化、低コスト化も強く求められている。
特に、基準発振回路、PLL回路、及びシンセサイザー回路等、機能及びハード構成が確立し、且つ高安定性、高性能化が要求される回路部品に関してモジュール化への傾向が強まっている。更に、これらの部品群をモジュールとしてパッケージ化することによりシールド構造を確立しやすくなるという利点がある。
複数の関連部品をモジュール化、パッケージ化することにより構築される表面実装用の電子部品としては、例えば圧電振動子、圧電発振器、SAWデバイス等を例示することができるが、これらの機能を高く維持しつつ、更なる小型化を図るために、例えば図6に示した如き二階建て構造のモジュールが採用されている。
即ち、図6(a)は二階建て構造型(H型)モジュールとしての表面実装型圧電デバイス(水晶発振器)の従来構成を示す平面図であり、(b)は縦断面略図であり、(c)はその底面図である。この水晶発振器Aは、セラミック製の容器(パッケージ)101と金属リッド102により形成される空所(上面側凹所)101a内に設けた素子搭載用パッド104上に導電性接着剤104aにより水晶振動素子(圧電素子)103を接続した水晶振動子100と、水晶基板103aの表裏両面に夫々励振電極103bを形成した水晶振動素子103と、水晶振動子100の底面に接合される容器(パッケージ)105の空所(下面側凹所)105a内の天井面に設けたIC部品実装電極105cに発振回路、温度補償回路などを構成するIC部品106をベアチップ実装した底部構造体(IC部品ユニット)107と、を備えている。この水晶発振器Aをプリント基板上に実装する際には、容器105の底面に設けた実装端子105bを用いた半田付けが行われる(例えば、特許文献1)。
この水晶発振器Aにあっては、水晶振動素子103の特性をチェックしながら水晶振動素子の周波数調整(周波数測定)を行うための2つのモニター電極(プローブ接触用電極)110が、図6(b)(c)に示すように空所105aの天井面の長手方向一端縁寄り位置であってIC部品搭載時にはIC部品によって隠蔽される位置に配置されている(特許文献1、2)。調整作業においては、IC部品搭載前に2本のプローブピン(コンタクト部材)120をモニター電極110に当接させて通電することにより水晶振動素子を励振させて出力される周波数を確認し、狙いの周波数と実際の周波数との間に誤差がある場合には水晶振動素子上の励振電極膜厚を増減させる等の手法によって調整していた。
この水晶発振器Aを組み立てる手順は次の通りである。まず、容器本体101内へ水晶振動素子103を搭載してから、容器105の空所105a内の2つのモニター電極110に対して夫々プローブピン120を接触させて水晶振動素子103の特性をチェックしながら水晶振動素子に対する調整を行ってゆく。調整が完了した後で金属リッド102により上面側凹所101aを封止する。次いで、空所105a内のIC部品実装電極105cにIC部品106をフリップチップ実装する。
ところで、各IC部品実装電極105c上にIC部品106の各端子を導体バンプを用いてフリップチップ接続する際に導体バンプに加える超音波振動エネルギーがIC部品実装電極105cに対してロスされずに伝達されて接続が良好に行われるようにIC部品実装電極105cを予め圧縮加工して硬質化しておく必要があるが、IC部品実装電極105cとモニター電極110とは同一材料にて同時に形成されるため、モニター電極110も硬質になっている。即ち、IC部品実装電極105c及びモニター電極110をセラミックから成る空所105aの天井面に形成する場合には、ペースト状のタングステンをセラミック(グリーンシート)面に印刷してからプレス手段によって加圧して硬化させてからセラミックと共に焼成して硬質化し、且つ平滑化させている。
一方、モニター電極に当接するプローブピン120の先端部は例えばベリリウム銅等の比較的軟質の金属材料に金メッキを施した構成を有しているため、硬質化されたモニター電極と当接することにより短期間で金メッキ層のみならずベリリウム銅部分までも損耗してプローブピン先端とモニター電極との接触抵抗が変化して導通が悪化して行き、水晶振動素子の特性を正確に測定できなくなる事態が発生していた。このため、プローブピンを頻繁に交換せざるを得ない状況にあり、生産効率を低下させる原因となっている。
このような問題は表面実装型圧電発振器においては、モニター電極に限らず、プローブを当接させることによりIC部品にデータを入力するために使用する電極(パッケージ外面等に形成される)においても同様に生じている。また、パッケージ化された表面実装型の水晶振動子の周波数をモニターするためにパッケージ底部に形成される実装端子が利用されるが、この実装端子にプローブを当接させる際にも同様にプローブの損耗という問題が生じている。更に、SAW共振子の特性をモニターするためにパッケージ外面に装備されるモニター電極についても同様な問題が生じている。
更に、圧電デバイス以外の表面実装型の電子デバイスについても、各種特性測定用の電極やデータ入力用の電極に対してプローブを当接する際に同様な問題が生じている。
特開2000−278047公報 特許第3406845号 特許第3451018号 特開2004−320420公報
以上のように従来の表面実装型の電子デバイスにあっては、パッケージに搭載された素子等の特性を測定したり、IC部品にデータを書き込むために使用する電極(プローブ接触用電極)が硬質化されている場合に、この電極に当接されるプローブ先端を構成する金属材料が削られて短期間で損耗して導通が悪化することにより交換せざるを得ない状態に陥るという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、プローブを当接する対象となるプローブ接触用電極が硬質化されていることによってプローブが短期間に耐久性を喪失するという不具合を解決し、プローブを長期間使用することを可能にして生産性を高めることができるプローブ接触用電極、及び電子デバイスを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明に係るプローブ接触用電極は、電子デバイスのパッケージ面に形成されてプローブ装置のプローブが当接されるプローブ接触用電極であって、前記プローブ接触用電極の上層部分が下層部分よりも軟質の導電性物質にて構成されていることを特徴とする。
プローブ接触用電極とは、コンタクト部材(プローブピン等のプローブ)を当接させるための電極であり、例えば、測定対象物(電子デバイス)に設けたモニター電極、データ入力用の電極を含むものである。上層部分は、金属、その他の導電性物質であって、下層部分よりも軟質である。
従来のプローブ接触用電極は同時に形成される他の電極と共に硬質に加工されていたため、軟質の金属から成るプローブを当接させることによりプローブ側に削れが発生し、短期間に交換する必要があった。これに対して本発明では、プローブが直接当接する上層部分を下層部分よりも軟質としたことで、相対的にプローブの耐久性を高めることができ、従来に比べてプローブを長期間使用することが可能になる。
また本発明は、前記上層部分の厚みを前記下層部分より薄くしたことを特徴とする。本発明では、プローブ接触用電極の上層部分を薄く形成してプローブ接触用電極の高さを抑えることにより、例えば、バンプ等を介してIC部品実装電極に搭載されるIC部品の搭載位置にズレが生じた場合でもIC部品がプローブ接触用電極に接触するのを防止することができる。
また本発明は、前記上層部分の厚みを前記下層部分より厚くしたことを特徴とする。本発明では、プローブ接触用電極の上層部分を厚く形成してプローブ接触用電極の高さを他の電極よりも高く形成することで、プローブの径がプローブ接触用電極より大きい場合でも、プローブが他の電極等に接触するのを防止することができる。また、軟質の導電性物資からなる上層部分の厚く形成したことでプローブ側の摩耗を抑制することができ、プローブを長期間使用することが可能になる。
また本発明は、前記下層部分は前記パッケージ面に形成される下側金属層であり、前記上層部分は該下側金属層上に積層された軟質の金属から成る上側金属層であることを特徴とする。下側金属層と上側金属層は、同材質であって硬度を異ならせたものであってもよいし、異なった材質であってもよい。本発明では、プローブが直接当接する上側金属層を下側金属層より軟質の金属により形成したことで、プローブの劣化を抑制することができ、プローブを長期間使用することが可能になる。
また本発明は、前記下側金属層は加圧により硬化させた金属層であり、前記上側金属層は加圧しない状態の金属層であることを特徴とする。同材質の金属を加圧により硬質化したのが下側金属層であり、加圧せずに軟質化したのが上側金属層である。本発明では、下側金属を加圧して硬化するのに対して、上側金属層は加圧しないようにしたことで、下側金属層より軟質の上側金属層を容易に形成することができる。
また本発明は、前記下側金属層は、セラミック製の前記パッケージに形成されたペースト状金属層を加圧して硬化させた加圧金属層であり、前記上側金属層は該下側金属層上に形成されたペースト状の非加圧金属層であり、各金属層は、前記パッケージと共に焼成されることにより固化されていることを特徴とする。本発明によれば、パッケージの焼成と共に金属層を形成できるので金属層の形成が容易である。
また本発明は、前記金属層の材料がタングステン又はモリブデンであることを特徴とする。本発明によれば、金属層の材料としてタングステン又はモリブデンも用いることで、セラミック製のパッケージの焼成と共に金属層を形成することが可能になる。
また本発明は、前記上層部分が前記プローブより軟質の導電性物質にて構成されていることを特徴とする。本発明ではプローブが直接当接する上層部分をプローブよりも軟質としたことで、プローブを長期間使用することが可能になる。
また本発明に係る電子デバイスは、上記各プローブ接触用電極を備えたことを特徴とする。本発明のプローブ接触用電極はあらゆる電子デバイスに適用可能である。本発明によれば、本発明のプローブ接触用電極を備えたことで、電子デバイスの特性等を測定するために使用するプローブの劣化を抑制することができ、プローブを長期間使用することが可能になる。
また本発明では、前記電子デバイスは、表面実装型圧電デバイスであり、前記プローブ接触用電極は、セラミック製の前記パッケージ面に配置された圧電素子の周波数測定用電極(専用の電極、実装端子)であることを特徴とする。
圧電デバイスとしては、圧電振動子、圧電発振器、SAW共振器等を例示することができる。圧電デバイスに装備されるプローブ接触用電極としては、搭載された圧電素子(圧電振動素子、SAW共振素子等)の特性を測定するための電極や、発振器に搭載されるIC部品にデータを入力するための電極等を例示することができる。本発明によれば、圧電素子の周波数測定を行うために使用するプローブの劣化を抑制することができ、プローブを長期間使用することが可能になる。
また本発明では、前記電子デバイスは、IC部品を搭載した表面実装型圧電発振器であり、前記プローブ接触用電極は、セラミック製の前記パッケージ面に配置された前記IC部品へのデータ入力用の電極であることを特徴とする。本発明によれば、IC部品にデータ入力を行うために使用するプローブの劣化を抑制することができ、プローブを長期間使用することが可能になる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1(a)(b)及び(c)は本発明の一実施形態に係るプローブ接触用電極を備えた電子デバイスの一例としての表面実装型水晶発振器(圧電発振器)の構成を示す要部平面図、縦断面図、及び底面図である。
なお、測定対象物としての表面実装型水晶発振器の各構成要素については図6と同一の符号を付して説明する。
本実施形態に係るプローブ接触用電極としてのモニター電極110は、少なくとも上層部分が軟質の導電性物質にて構成されている点が特徴的である。
即ち、モニター電極(プローブ接触用電極)110は、水晶振動子100の底面に接合される容器(パッケージ)105の空所(下面側凹所)105a内の天井面に形成された下側金属層1と、下側金属層1上に積層され下側金属層よりも軟質の金属から成る上側金属層(上層部分)2と、から構成されている。下側金属層1は加圧により硬化させた金属層であり、上側金属層2は加圧しない状態の金属層である。具体的な材質としては、例えばパッケージ105の材質がセラミックの場合、下側金属層1は硬質化されたタングステン膜又はモリブデン膜から成り、上側金属層2は下側金属層上に積層された硬質化されていないタングステン膜又はモリブデン膜から成る。更に、上側金属層表面と下側金属層の露出面にはニッケル膜、金膜が順次積層形成されている。
なお、例えばパッケージ105の材質が低温セラミックの場合、下側金属層1及び上側金属層2の材質は、上記タングステン、モリブデンに加えて、白金、銀パラジウム合金、銅であっても良い。さらに下側金属層1及び上側金属層2をガラスエポキシ樹脂等のプリント基板上に形成する場合は、金属層の材質は銅が考えられる。これらの場合も、上側金属層表面と下側金属層の露出面にはニッケル膜、金膜が順次積層形成されることになる。
また下側金属層1の材質と、上側金属層2の材質を異ならせても良い。また、上層部分は金属である必要はなく導電性を有した軟質材質であればよい。
容器(パッケージ)101、105は、バッチ処理においては、大面積の複数枚のセラミックシート(グリーンシート)を積層してから焼成することにより固化することにより製造される。焼成に際しては各セラミックシート間や、セラミックシート表面に配線パターン、各金属層1、2を形成するタングステン等のペースト状金属膜を所定箇所に配置した状態で焼成することにより、容器及び各金属部分を同時に固化することができる。
下側金属層1は、容器105の天井面に印刷形成したペースト状のタングステン膜(ペースト状金属層)をプレス手段(プレス機)により加圧して硬化させた加圧金属層である。下側金属層1は空所105aの天井面の他の部位に配置されるIC部品実装電極(下面側内部パッド)105cと同時に形成されることは上述の通りである。
上側金属層2は下側金属層1上に形成されたペースト状のタングステン膜(非加圧金属層)であり、下側金属層1と異なる点は加圧しない点である。
各金属層1、2は、容器(パッケージ)101、105と共に焼成されることにより固化されている。積層されたセラミックシート間や、セラミックシート表面に形成された各金属膜を焼成により固化した後では、加圧金属層である下側金属層1の硬度は、非加圧金属層である上側金属層2よりも高くなっている。つまり、上側金属層2は下側金属層1よりも軟質となっており、上側金属層2は接触するプローブの先端を構成する材質よりも軟質となるようにする。なお、プローブの材質としては、例えばベリリウム銅にロジウムメッキ処理したもの又は硬質隣青銅にロジウムメッキ処理したもの又はSK−4にロジウムメッキ処理したもの又は銅合金に金メッキ処理したものなどが挙げられる。
また、上側金属層2の表面の面積は、下側金属層1の表面面積と同等か、僅かに狭く設定する。但し、上側金属層2の先端部の面積を下側金属層1の面積よりも狭くする場合、上側金属層の周縁部(外輪郭線)からはみ出す下側金属層表面部分の面積が過大であると、上側金属層面に当接するプローブの先端部を誤って硬質の下側金属層表面に当接させる虞があるので、両金属層の寸法関係、位置関係を適切に設定する。
なお、上述のように上側金属層2を導電性樹脂、或いはペースト状の金属にて形成してもよい。
図2はモニター電極表面の面積よりも狭い先端面の面積を有した小径プローブ(プローブピン)120をモニター電極110の表面に当接させた状態を示している。小径のプローブ120の先端部は、硬質な下側金属層1とは接触することなく、プローブ先端部よりも軟質な上側金属層2の表面のみと接触し、その際に上側金属層2を加圧変形させるので両者間の密着度が高まった状態で導通し、プローブが損傷、損耗するのを抑制することできる。従って、このように上側金属層2が緩衝材として機能するため、相対的にプローブの耐久性を高めることができ、長期間にわたる使用が可能となる。
次に、図3はモニター電極面積よりも先端部の面積が大きい大径のプローブ120をモニター電極の表面に当接させた状態を示している。これは、水晶発振器の小型化によってモニター電極110が小面積化しているにも関わらず、プローブの小径化に限界が生じた結果として、モニター電極面積よりもプローブ径が相対的に増大した場合を想定している。この場合、プローブ120の先端部の一部がモニター電極表面の周辺部からはみ出した状態で当接したとしても、プローブ先端部は必ず上側金属層2とだけ接触することになる。従って、プローブ120からの加圧によって上側金属層2は変形しながら緩衝作用を発揮しつつ、上側金属層2と密着することにより高い導通性を確保することができる。従って、水晶振動素子の周波数特性を正確に測定しつつ、相対的にプローブの耐久性を高めることができる。
なお、プローブをモニター電極に当接させることによる測定が正しく終了したことを確認するためには、上側金属層2の変形状態を目視確認することが有効であり、上側金属層2の変形状態が不十分であったり、変更状態に偏りがある場合には、測定が正しく行われていない可能性がある。従って、上側金属層2の変形状態から測定の有効、無効を判断することも可能である。
図4は、本発明の他の実施形態に係る圧電発振器の構成を示す縦断面図である。なお、図1と同一部位には同一の符号を付して説明は省略する。
この図4に示す圧電発振器においては、プローブ接触用電極であるモニター電極110の上層部分である上側電極層2の厚みを下層部分である下側電極層1よりも薄くしたことを特徴とする。具体的には、下側金属層1の厚みを10〜25μm程度とした場合には、上側金属層2の厚みは10±5μm程度とした。このように構成すると、モニター電極110の高さ(下側電極層1の厚みと上側電極層2の厚みとを加算した高さ)を、バンプ等を介してIC部品実装電極105c上に搭載されるIC部品106の高さ位置より低くできる。従って、バンプ等を介してIC部品実装電極105c上にIC部品106を搭載した際にIC部品106の搭載位置にズレが生じた場合でも、金属IC部品106がモニター電極110に接触するのを防止することができる。
また図4に示した圧電発振器においては、モニター電極110の上側電極層2の厚みを下側電極層1よりも薄くしたが、逆に上側電極層2の厚みを下側電極層1よりも厚くしても良い。つまり、モニター電極110の高さをIC部品実装電極105cよりも高く形成しても良い。このように構成するとプローブの径がモニター電極110より大きい場合でも、プローブがIC部品実装電極105cに接触するのを防止することができる。また、軟質の導電性物資からなる上側電極層2を厚く形成すると、プローブの摩耗をより抑制することができるので、プローブを更に長期間使用することが可能になる。
なお、これまで説明した本実施の形態では、モニター電極110の上側電極層2が下側電極層1よりも軟質であるものとして説明したが、モニター電極110の上側電極層2は、プローブより軟質の材料により構成することが好ましい。そのように構成すれば、プローブをより長期間使用することが可能になる。
図5は本発明の一実施形態に係るモニター電極(プローブ接触用電極)を備えた電子デバイスの一例としての水晶発振器の組立て手順の一部(周波数測定後の手順)を示す断面図である。
図5(a)では図示しないプローブ装置(測定装置本体)に接続されたプローブ120の先端をモニター電極110の上層部分を構成する上側金属層2に当接させて測定を行っている。この際、プローブ先端よりも軟質の金属から成る上側金属層2は加圧されることにより凹状に変形しながらプローブ先端と密着して高い導通を確保している。従って、高精度の測定を行うことが可能となる。しかも、プローブ先端の損耗が大幅に低減される。 (b)は測定を完了してプローブを退避させてから、上側凹所101aを金属リッド102により閉止すると共に、下側凹所105aの天井面に設けたIC部品実装電極105cに対してIC部品106をフリップチップ接続した状態を示している。
(c)はIC部品実装後に下側凹所105a内にアンダーフィル(樹脂)5を充填した完成状態を示している。
上記各実施形態では、本発明のプローブ接触用電極を水晶発振器のモニター電極として利用した場合について説明したが、IC部品実装電極105c上に搭載されるIC部品106に対してデータを入力したり書き換えたりするためのデータ入力用電極(プローブ接触用電極)が容器の適所(例えば、側面)に設けられている場合にはこのデータ入力用電極に対しても本発明のプローブ接触用電極の構造を適用して、プローブの耐久性の向上、導通性の確保による測定精度の向上を図ることができる。
なお、本発明の各実施形態に係るモニター電極、データ入力用電極は、水晶発振器等の圧電発振器のみならず、水晶振動子、SAW共振子等の圧電デバイスに装備されるモニター電極にも適用することができる。例えば、水晶振動子の場合には、その表面実装用のパッケージ底面に配置される実装端子(機器側のマザーボードに実装するための端子)を水晶振動素子(圧電素子)の特性を測定するためのモニター電極(周波数測定用電極)として使用するが、この実装端子を、硬質の下側金属層と軟質の上側金属層とから構成するようにしてもよい。そうすれば、電子デバイスである水晶振動素子の特性等を測定するために使用するプローブの劣化を抑制することができ、プローブを長期間使用することが可能になる。
更に、本発明のプローブ接触用電極は、圧電デバイス以外の電子デバイスであって、プローブを当接させることにより特性の測定や、IC部品等へのデータ入力のために使用される電極を備えたもの一般に適用することができる。そうすれば、圧電デバイス以外の電子デバイスの特性の測定やIC部品等にデータ入力を行うために使用するプローブの劣化を抑制することができ、プローブを長期間使用することが可能になる。
(a)(b)及び(c)は本発明の一実施形態に係るプローブ接触用電極を備えた電子デバイスの一例としての表面実装型水晶発振器(圧電発振器)の構成を示す要部平面図、縦断面図、及び底面図である。 モニター電極表面の面積よりも狭い先端面の面積を有した小径プローブをモニター電極110の表面に当接させた状態を示した図である。 モニター電極面積よりも先端部の面積が大きい大径のプローブをモニター電極の表面に当接させた状態を示した図である。 本発明の他の実施形態に係るプローブ接触用電極の構成を示す縦断面図である。 (a)(b)及び(c)は本発明のプローブ接触用電極を備えた電子デバイスとしての水晶発振器の組立て手順の一部を示す断面図である。 (a)は二階建て構造型(H型)モジュールとしての表面実装型圧電デバイス(水晶発振器)の従来構成を示す平面図、(b)は縦断面略図、(c)はその底面図である。
符号の説明
1…下側金属層、2…上側金属層、100…水晶振動子、101…容器本体(パッケージ)、101a…上面側凹所、102…金属リッド、103…水晶振動素子、103a…水晶基板、103b…励振電極、104…素子搭載用パッド、104a…導電性接着剤、105…容器(パッケージ)、105a…空所、105b…実装端子、105c…IC部品実装電極、106…IC部品、110…モニター電極(プローブ接触用電極)、120…プローブ。

Claims (11)

  1. 電子デバイスのパッケージ面に形成されてプローブ装置のプローブが当接されるプローブ接触用電極であって、
    前記プローブ接触用電極の上層部分が下層部分よりも軟質の導電性物質にて構成されていることを特徴とする電子デバイスのプローブ接触用電極。
  2. 前記上層部分の厚みを前記下層部分より薄くしたことを特徴とする請求項1に記載の電子デバイスのプローブ接触用電極。
  3. 前記上層部分の厚みを前記下層部分より厚くしたことを特徴とする請求項1に記載の電子デバイスのプローブ接触用電極。
  4. 前記下層部分は前記パッケージ面に形成される下側金属層であり、前記上層部分は該下側金属層上に積層された軟質の金属から成る上側金属層であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の電子デバイスのプローブ接触用電極。
  5. 前記下側金属層は加圧により硬化させた金属層であり、
    前記上側金属層は加圧しない状態の金属層であることを特徴とする請求項4に記載の電子デバイスのプローブ接触用電極。
  6. 前記下側金属層は、セラミック製の前記パッケージに形成されたペースト状金属層を加圧して硬化させた加圧金属層であり、前記上側金属層は該下側金属層上に形成されたペースト状の非加圧金属層であり、各金属層は、前記パッケージと共に焼成されることにより固化されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の電子デバイスのプローブ接触用電極。
  7. 前記金属層の材料はタングステン又はモリブデンであることを特徴とする請求項6に記載の電子デバイスのプローブ接触用電極。
  8. 前記上層部分は、前記プローブより軟質の導電性物質にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子デバイスのプローブ接触用電極。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載のプローブ接触用電極を備えたことを特徴とする電子デバイス。
  10. 前記電子デバイスは、表面実装型圧電デバイスであり、前記プローブ接触用電極は、セラミック製の前記パッケージ面に配置された圧電素子の周波数測定用電極であることを特徴とする請求項9に記載の電子デバイス。
  11. 前記電子デバイスは、IC部品を搭載した表面実装型圧電発振器であり、前記プローブ接触用電極は、セラミック製の前記パッケージ面に配置された前記IC部品へのデータ入力用の電極であることを特徴とする請求項10に記載の電子デバイス。
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