JP4872981B2 - 圧電デバイスを備えた電子モジュール及びその製造方法 - Google Patents

圧電デバイスを備えた電子モジュール及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、圧電デバイスを備えた電子モジュールに関する。
HDD(ハード・ディスク・ドライブ)、モバイルコンピュータ、あるいはICカード等の小型の情報機器や、携帯電話、自動車電話、またはページングシステム等の移動体通信機器などの市場において、各種電装部品の実装性、保守・取扱性などを考慮して、機能毎に各部品をまとめてモジュール化することが増えている。
図9は、この各部品をまとめてモジュール化した電子モジュール1の従来の一例である(例えば、特許文献1参照)。
電子モジュール1は、例えば、回路基板2の上に圧電発振器3やバッテリーパック4、半導体素子5等の電子部品が実装され、これら各部品は仕切板6で仕切られて、外部からの悪影響を防止されるようになっている。
そして、この電子モジュール1においては、圧電発振器3のパッケージ3a内に収容された図示しないIC部品の調整端子と金属性の蓋体7とを導通させて、蓋体7を調整用端子にしている。
また、この蓋体7に対向する仕切板6の領域には開口部6aが形成されている。
これにより、例えばアッセンブリメーカーは、圧電発振器3を調整する場合、プローブピン9を仕切板6の開口部6aに挿通し、比較的面積の広い蓋体7に接触させて圧電発振器3を調整できるため、作業性を高めることができる。
特開2005−175848公報
ところで、圧電発振器3を調整する場合は上述の通りだが、圧電発振器3以外の例えば半導体素子5について調整が必要な場合、一般的には、半導体素子5の実装面に設けられた調整用端子(図示せず)と回路基板2の上面のパッド部8とを電気的に接続し、このパッド部8にプローブピン9を接触させるようにしている。
ところが、昨今の電子機器の小型化に伴って、搭載される電子モジュール1も小型化されているため、パッド部8も小型化せざるを得ず、プローブピン9を接触させる作業性が悪くなってしまう。一方、作業効率を高めるために回路基板2上のパッド部8を大きくすると、電子モジュール1の小型化に限界をきたすという問題がある。
本発明は、圧電デバイス以外の電子部品について調整及び/又は検査をする場合であっても、調整及び/又は検査の作業効率を向上させ、さらに、小型化を図ることができる電子モジュール及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的は、第1の発明によれば、回路基板に、複数の圧電デバイスと、前記複数の圧電デバイスとは異なる他の電子部品とが、別々に搭載されている電子モジュールであって、前記電子部品は、前記電子モジュールの電気的特性を調整及び/又は検査するための複数の調整端子を有しており、前記複数の各圧電デバイスは、実装端子を備えたパッケージに圧電材料から形成された部品が搭載され、この搭載された空間を蓋体で封止するようにした構成であり、前記複数の圧電デバイスの夫々の蓋体は、前記回路基板を介して、前記調整端子と導通している電子モジュールにより、達成される。
第1の発明の構成によれば、電子部品は、その電気的特性を調整及び/又は検査するための調整端子を有しているため、この調整端子とプローブ等とを電気的に接続させれば、調整や検査を行うことができる。
ここで、複数の圧電デバイスは、その夫々の蓋体が電子部品の調整端子と導通されている。したがって、回路基板上に電子部品を調整・検査するための特別な端子を設けなくても、複数の圧電デバイスの夫々の蓋体にプローブ等を当接すれば、圧電デバイスとは異なる電子部品を調整及び/又は検査することができる。
かくして、本発明によれば、圧電デバイス以外の電子部品について調整及び/又は検査をする場合であっても、調整及び/又は検査の作業効率を向上させ、さらに、小型化を図ることができる電子モジュールを提供することができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記圧電デバイスを搭載した側の前記回路基板の面と対向するように配置された仕切板を有し、前記蓋体の主面が前記仕切板から露出した構成であることを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、圧電デバイスは、仕切板により覆われているため、外部からの悪影響を有効に防止することができる。
また、仕切板から蓋体が外部に露出しているので、仕切板を取り外すことなく、蓋体に調整用のプローブ等を当接させて、容易に電子部品の調整や検査を行なうことができる。
第3の発明は、第1の発明の構成において、前記圧電デバイスは、前記蓋体の主面が外部に露出するようにして、樹脂で封止されていることを特徴とする。
第3の発明の構成によれば、圧電デバイスは、蓋体が外部に露出するようにして樹脂で封止されているため、仕切板と同様に、外部からの悪影響を有効に防止すると共に、容易に電子部品の調整や検査を行なうことができる。
第4の発明は、第1の発明の構成において、前記圧電デバイスは、異方性導電部材により封止されており、前記異方性導電部材は、前記圧電デバイスの蓋体の上方領域となる面に金属性部材が配置されていることを特徴とする
第4の発明の構成によれば、圧電デバイスは異方性導電部材により封止されているため、蓋体を含む全体が封止されて、全体的に外部からの悪影響を有効に防止できる。
また、異方性導電部材は、その上に圧電デバイスの蓋体の上方領域となる面に金属性部材が配置されている。そうすると、異方性導電部材を硬化させると、金属性部材と蓋体とは異方性導電部材内の導電粒子によって導通された状態になる。したがって、この異方性導電部材の上の金属性部材にプローブ等を当接させて、電子部品の調整や検査を容易に行える。また、プローブ等に当接される金属性部材は、圧電デバイスの蓋体の上方領域となる面を有するようにして異方性導電部材の上に配置すればよく、蓋体の面積よりも大きな面積を有する異方性導電部材の上に金属性部材を配置できる。したがって、プローブ等を第1ないし第3の発明よりもさらに容易に当接させられるように金属性部材を配置できる。
第5の発明は、第4の発明の構成において、前記金属性部材は、複数の前記電子部品の調整端子毎に対応して区切られていることを特徴とする。
第5の発明の構成によれば、金属性部材は、複数の電子部品の調整端子毎に対応して区切られているため、複数の金属性部材を利用して、調整や検査を行なうことができる。
第6の発明は、第4または第5の発明の構成において、前記金属性部材は、前記電子部品の調整端子に対応したマーキングが施されていることを特徴とする。
第6の発明の構成によれば、金属性部材は、電子部品の調整端子に対応したマーキングが施されている。したがって、圧電デバイスやその他の電子部品が異方性導電部材で覆われているため、どの調整端子に対応した金属性部材であるか目視できなくても、このマーキングにしたがってプローブ等を当接させて、電子部品の調整や検査を行なえる。
第7の発明は、第1の発明の構成において、前記圧電デバイスは、絶縁性の仕切板により覆われており、前記絶縁性の仕切板は、内面に前記蓋体と電気的に接続された端子部を有し、外面に前記端子部と電気的に接続されたパッド部を有することを特徴とする。
第7の発明の構成によれば、圧電デバイスを外部から防護するための絶縁性の仕切板は、内面に蓋体と電気的に接続された端子部を有し、外面に端子部と電気的に接続されたパッド部を有する。したがって、外面のパッド部にプローブ等を当接させて、電子部品の調整や検査を行なえる。
また、上記の目的は、第8の発明によれば、実装端子を備えたパッケージに圧電材料から形成された部品を搭載して、この搭載した空間を蓋体で封止するようにした構成を有する複数の圧電デバイスと、電気的特性を調整及び/又は検査するための複数の調整端子を有しており、前記複数の圧電デバイスとは異なる他の電子部品と、を回路基板に別々に搭載した電子モジュールの製造方法であって、前記複数の圧電デバイスの夫々の前記蓋体が、前記回路基板を介して、前記調整端子と導通するようにして、前記複数の圧電デバイス及び前記電子部品を前記回路基板に搭載する工程と、前記蓋体に調整用部材を当接して前記電子部品の電気的特性を調整及び/又は検査する工程とを含む電子モジュールの製造方法により達成される。
また、第9の発明は、第8の発明の構成において、前記圧電デバイスは前記蓋体の主面が樹脂で封止されており、前記電子部品の電気的特性を調整及び/又は検査する工程では、前記調整用部材が前記樹脂に穴を開けることで前記蓋体に接触することを特徴とする。
図1および図2は、本発明の第1の実施形態に係る電子モジュール10の一例として無線モジュールを示しており、図1は電子モジュール10の主要構成を示す概略ブロック図、図2は電子モジュール10の概略縦断面図である。
なお、図2は電子モジュール10内の全ての部品を図示しておらず、圧電デバイスとその付近の電子部品のみを図示している。
電子モジュール10は、本実施形態の場合、アンテナから所定の無線信号を受信して、その信号を制御する電子機器であり、図2に示されるように、リジッド基板やフレキシブル基板などのプリント配線板を含む回路基板31に、圧電デバイス22,24とその他の電子部品23,26,27等が搭載されている。
具体的には、図1に示されるように、アンテナ(ANT)から入力された微弱電力よりなる高周波信号は、無線回路21に含まれるプリアンプ等により増幅される。この際、無線回路21は、圧電デバイスのうち高周波での用途に適した弾性表面波フィルタ(以下、「SAWフィルタ」という)22と接続されており、このSAWフィルタ22により特定の周波数の成分が選別されて信号が増幅されるようになっている。
また、図1に示されるように、無線回路21は発振回路23と接続されている。
発振回路23は圧電デバイスである水晶振動子24と接続されて、少なくとも水晶振動子24を発振させるための回路を構成する半導体素子でなっている。本実施形態の場合、図2に示されるように、この発振回路23を構成する半導体素子(以下「ICチップ23」という)は、その電気的特性を調整及び/又は検査するための調整端子23a,23bを有している。そして、この調整端子23a,23bを介してデータを書き込むことで発振周波数を調整し、希望する発振周波数を得ることができるようになっている。また、より好ましくは、ICチップ23は、調整端子23a,23bを介して水晶振動子24の特性に応じた温度補償用のデータが書き込まれるようになっている。
また、図1に示されるように、無線回路21は変復調回路25と接続され、この変復調回路25は無線回路21の入出力を変復調して、データを入出力するようになっている。また、変復調回路25は論理回路26と接続され、この論理回路26は変復調回路25の入出力データを処理し、外部インターフェースを介して外部の電子機器を制御するようになっている。
そして、これらの各部品は電源回路27と接続されて、上述した各機能を発揮するようになっている。
ここで、圧電デバイスであるSAWフィルタ22や水晶振動子24は、図2に示されるように、圧電振動片(図示せず)が収容されたパッケージ22a,24aを封止するための蓋体22b,24bの主面が上向きに配置されており、この蓋体22b,24bが、上述のICチップ23の電気的特性を調整及び/又は検査するための調整端子23a,23bと導通されている。
具体的には、図2に示されるように、ICチップ23の調整端子23a,23bは実装面に設けられて、回路基板31上のパッドと半田等で接続されており、回路基板31の配線パターン33を通じて、圧電デバイス22,24の蓋体22b,24bと電気的に接続されている。
そして、本実施形態の場合、複数の圧電デバイス(水晶振動子24とSAWフィルタ22)の蓋体22b,24bは、それぞれ全体が、複数の調整端子23a,23bの各々に電気的に接続されている。
なお、水晶振動子24の蓋体24bと調整端子23aとが導通される構造と、SAWフィルタ22の蓋体22bと調整端子23bとが導通される構造とは略同じであるため、以下、特段の説明がない限り、水晶振動子24の蓋体24bと調整端子23aとが導通される構造のみについて説明する。
図3および図4は、水晶振動子24の蓋体24bが、図2に示す調整端子23aと電気的に接続されるための構造を説明した図であり、図3は水晶振動子24の概略斜視図、図4は図3のA−A線の概略切断断面図である。
これらの図に示されるように、水晶振動子24は、収容容器としてのパッケージ24a内に圧電振動片36を収容している。
パッケージ24aは、所謂表面実装型のパッケージであり、例えば、絶縁材料として、酸化アルミニウム質のセラミックグリーンシートを成形して形成される複数の基板を順次積層した後、焼結して形成されている。この複数の基板の一部に孔を形成することで、積層した場合に内側に所定の内部空間Sを形成するようにされている。この内部空間Sが圧電振動片36を収容するための収容空間である。
このパッケージ24aの内部空間Sに露出した内面には、例えば、タングステンメタライズ上にニッケルメッキ及び金メッキで形成した電極部37が設けられている。
電極部37には、例えばシリコーン系やエポキシ系等の導電接着剤35が適用されて、圧電振動片36がマウントされている。また、電極部37は、パッケージ24aの実装面に設けられた実装端子38と、ビアホールなどで電気的に接続されている。
また、パッケージ24aの上向きの開口部36aは、開口部側端面に溶接等によって蓋体24bを接合することで蓋封止されている。
本実施形態の蓋体24bは、全体が、コバール(鉄、ニッケル、コバルト等の合金)などでなる金属であり、上述したように、ICチップ23の調整端子23a(図2参照)と電気的に接続されている。
具体的には、パッケージ24aは、その側壁の高さ方向の全長に臨むようにして凹部41が形成されており、この凹部41に、電極部37と同様、例えばタングステンメタライズ上にニッケルメッキ及び金メッキで形成した電極パターン44が設けられている。そして、この電極パターン44が蓋体24bと接続されると共に、半田46を介して、図2に示す回路基板31の配線パターン33とも接続され、これにより、蓋体24bは調整端子23a(図2参照)と電気的に接続されている。あるいは、蓋体24bは、パッケージ24aの実装面に設けられると共に、配線パターン33(図2参照)と接続される端子48と、図示しないビアホールを通じて電気的に接続されるようにして、調整端子23a(図2参照)と電気的に接続されるようにしてもよい。
なお、本実施形態の場合、図2に示すように、圧電デバイスである水晶振動子24とSAWフィルタ22やその他の電子部品23,26,27は、外部からの影響を抑制するため、仕切板40により覆われている。そして、この仕切板40は、水晶振動子24やSAWフィルタ22の蓋体24b,22bの位置に対応して貫通孔40aが形成され、蓋体24bは外部に露出するようになっている。
本発明の第1の実施形態に係る電子モジュール10は以上のように構成されており、図2に示されるように、SAWフィルタ22や水晶振動子24は、蓋体22b,24bがICチップ23の調整端子23a,23bと導通されている。したがって、ICチップ23の電気的特性を調整及び/又は検査する際、回路基板31上に特別な端子を形成しなくても、蓋体22b,24bに例えばプローブピンPを当接させて、調整や検査を行なうことができる。
また、蓋体22b,24bは、その主面が上向きに配置されているため、上からプローブピンPを容易に当接させて、圧電デバイスとは異なる他の電子部品であるICチップ23の調整や検査を行える。
また、回路基板31に搭載された部品を覆う仕切板40からは、蓋体22b,24bが外部に露出しているので、仕切板40を取り外すことなく蓋体22b,24bにプローブピンPを当接させて、容易に調整や検査を行なうことができる。
なお、本第1の実施形態では、プローブピンPを蓋体22b,24bへ接触させる作業性の向上を図るため、一つの調整端子23aに対して一つの蓋体24b全体を導通させているが、図5に示すように、蓋体24bを光を透過する例えばガラス材料などの絶縁体にして、その上面に、互いに電気的に分離された複数の電極膜47,48を形成し、この複数の電極膜47,48のそれぞれと、複数の調整端子23a,23b(図2参照)の各々とを、キャスタレーション内の電極パターン44を介して、導通させるようにしてもよい。
また、圧電デバイスは水晶振動子24やSAWフィルタ22に限られるものではなく、例えば水晶発振器やジャイロセンサなどであっても勿論よい。また、圧電デバイスのパッケージ内に収容された圧電振動片は水晶振動片に限られず、他の圧電材料であっても勿論よい。また、蓋体22b,24bがICチップ23以外の他の電子部品の調整・検査端子と導通するようになっていても勿論よい。
図6は本発明の第1の実施形態の変形例に係る電子モジュール12であって、図2に対応した概略縦断面図である。
図6において、図1ないし図5の電子モジュール10と同一の符号を付した箇所は共通の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本第1の実施形態の変形例に係る電子モジュール12が第1の実施形態と主に異なるのは、圧電デバイスやその他の電子部品を封止する構成についてである。
すなわち、圧電デバイス(SAWフィルタ22、水晶振動子24)とその他の電子部品23,26,27は、水晶振動子24の蓋体24bが外部に露出するようにして、樹脂Mで封止されている。なお、樹脂Mは、金型を用いて、エポキシ樹脂などの絶縁部材でインジェクションモールドしてもよく、あるいは、スクリーン印刷等により樹脂を塗布してもよい。そして、封止部材は樹脂Mなので、仮に水晶振動子24よりも背の高い電子部品があったとしても、容易に水晶振動子24の蓋体24bを外部に露出させられる。
また、本変形例の圧電デバイスのうちSAWフィルタ22については、蓋体22bも樹脂Mで覆われている。そして、一点鎖線で囲った図に示されるように、樹脂Mは、ICチップ23の電気的特性を調整及び/又は検査するためのプローブピン等のピン状部材Pが、穴を開けて蓋体22bに接触する程度の厚み寸法h1となっている。
本発明の第1の実施形態の変形例は以上のように構成されており、圧電デバイス22,24とその他の電子部品23,26,27は、水晶振動子24の蓋体24bが外部に露出するようにして樹脂Mで封止されているため、外部からの悪影響を有効に防止すると共に、容易にICチップ23の調整や検査を行なうことができる。
また、SAWフィルタ22については、蓋体22bも樹脂Mで覆われているので、外部からの悪影響をより有効に防止できる。そして、このように蓋体22bも樹脂で封止するようにしても、樹脂Mはピン状部材Pが穴を開けて蓋体22bに接触する程度の厚みであるため、ピン状部材Pを蓋体22bに接触させて、容易にICチップ23の調整や検査を行える。
図7は本発明の第2の実施形態に係る電子モジュール14であって、図2および図4に対応した概略縦断面図である。
図7において、図1ないし図6の電子モジュール10,12と同一の符号を付した箇所は共通の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本第2の実施形態の変形例に係る電子モジュール14が第1及びその変形例に係る実施形態と主に異なるのは、圧電デバイスの蓋体とプローブピン等の調整用部材とを電気的に接続するための構造についてである。
すなわち、圧電デバイス(SAWフィルタ22、水晶振動子24)とその他の電子部品23,26,27は、異方性導電部材50により封止されている。
異方性導電部材50は、例えば、絶縁性の接着剤成分の中に、絶縁性の被膜で覆われた導電性微粒子(フィラー)が混合された異方性導電接着剤や、異方性導電シート等が用いられており、蓋体22b,24bを含む圧電デバイス(SAWフィルタ22、水晶振動子24)とその他の電子部品23,26,27を覆うようにして、回路基板31の上面側に設けられている。
また、この異方性導電部材50の外部に露出した上面には金属性部材52,53が配置されている。なお、金属性部材52と金属性部材53とは略同じ構成であるため、特段の言及がない限り、金属性部材52についてのみ説明する。
金属性部材52は、例えば洋白(ニッケル、銅、亜鉛などの合金)などから形成されており、圧電デバイスの蓋体24bの上向きの主面(上面)と対向する領域を有するように配置されている。
そして、異方性導電部材50は、金属性部材52に加圧されながら硬化するようになっており、金属性部材52が回路基板31側に押し付けられた際、金属性部材52と蓋体24bとの間における異方性導電部材50中の導電性微粒子を覆う絶縁性被膜が破壊されるように、金属性部材52が配置されている。
これにより、異方性導電部材50は硬化すると、金属性部材52と蓋体24bとの間における導電性微粒子の被膜が破壊されて、加圧された方向のみについて導通を得ることができる。
なお、金属性部材52は、蓋体24bの上面全体に対向するように配置される必要はなく、蓋体24bの上面の一部と対向するように配置されていれば、異方性導電部材50上の蓋体24bに対向しない領域を含むように配置されてもよい。そして、異方性導電部材50の上の面積は、蓋体24bの上面の面積よりも大きいこともあり、異方性導電部材50上における金属性部材52の位置は比較的自由に決められる。したがって、電子機器内の電子モジュール16のレイアウトの自由度も高められる。
また、本実施形態の場合、金属性部材52,53は、複数のICチップ23の調整端子23a,23b毎に対応して区切られている。すなわち、SAWフィルタ22および水晶振動子24の各蓋体22b,24bとICチップ23の各調整端子23a,23bとをそれぞれ導通させているため、蓋体24bに対向する金属性部材52と、蓋体22bに対向する金属性部材53とは、短絡しないようにする必要がある。このため、金属性部材52と金属性部材53とは、互いに接触しないように、蓋体22b,24b毎に対応して区切られている。
さらに、金属性部材52,53は、ICチップ23の調整端子23a,23bに対応したマーキング52a,53aが施されている。これにより、SAWフィルタ22、水晶振動子24やその他の電子部品23,26,27が異方性導電部材50で覆われていても、例えば、レーザー彫刻で調整及び/又は検査に関する情報が刻まれたマーキング52a,53aにしたがって、プローブ等を当接させて、ICチップ23の調整や検査を行える。
本発明の第2の実施形態は以上のように構成されており、異方性導電部材50は、その上に各蓋体22b,24bと対向する領域を有するようにして、金属性部材52,53がそれぞれ配置され、この金属性部材52,53の各々に加圧されながら硬化するようになっている。このため、異方性導電部材50を硬化させると、図7に示すA1の範囲内は導通状態となり、また、A2の範囲内も導通状態となり、そして、A1の範囲とA2の範囲とは導通されない状態となる。したがって、金属性部材52,53の各々にプローブ等を当接させて、ICチップ23の調整や検査を行える。しかも、この金属性部材52,53は、蓋体22b,24bの面積よりも大きな面積を有する異方性導電部材50の上に配置されるため、電子モジュール14の機器内のレイアウトに応じた配置が可能となり、プローブ等を容易に当接できる。
図8は本発明の第3の実施形態に係る電子モジュール16であって、図2、図4、及び図7に対応した概略縦断面図である。
図8において、図1ないし図7の電子モジュール10,12,14と同一の符号を付した箇所は共通の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
本第3の実施形態の変形例に係る電子モジュール16が第1及び第2の実施形態と主に異なるのは、圧電デバイスの蓋体とプローブピン等の調整部材とを電気的に接続するための構造についてである。
すなわち、圧電デバイス(SAWフィルタ22、水晶振動子24)とその他の電子部品23,26,27は、エポキシ樹脂等の絶縁性の仕切板60により覆われている。そして、この絶縁性の仕切板60は、その内面(すなわち圧電デバイス側の面)に蓋体22b,24bと電気的に接続された端子部62,63を有している。また、仕切板60は、これら端子部62,63の位置に対応して貫通孔60aが形成されており、この貫通孔60a内の導電部材74を介して、その外面に、端子部62,63と電気的に接続されたパッド部64,65が設けられている。
なお、本第3の実施形態の場合、蓋体22b,24bと端子部62,63とは直接接続されておらず、ある程度の弾力性を有する異方性導電シート等の異方性導電部材50を介して電気的に接続されている。
また、本第3の実施形態の場合は、ICチップ23には多数の調整端子23a,23b,23cがあり、SAWフィルタ22および水晶振動子24の蓋体22b,24bだけではなく、回路基板31上には調整端子23cと導通された電極部68も設けられている。そして、この電極部68に対しても、調整・検査のためのプローブを電気的に接続できるようになっている。すなわち、仕切板60は、その内面に電極部68と電気的に接続された端子部71を有しており、その外面に、端子部71と電気的に接続されたパッド部72が設けられている。
本発明の第3の実施形態に係る電子モジュール16は以上のように構成されており、仕切板60の内面に蓋体22b,24bと電気的に接続された端子部62,63を有し、その外面に端子部62,63と電気的に接続されたパッド部64,65が設けられている。したがって、この外面のパッド部64,65にプローブ等を当接させて、電子部品の調整や検査を行なえる。
なお、電子モジュール16、調整端子23a,23b,23cの数が多い場合であっても、第3の実施形態のように、複数の金属性部材52,53の間に切れ目などを入れなくてもよい。
また、蓋体22bと蓋体24bと電極部68との高さが異なっていても、端子部62,63,71とパッド部64,65,72とをつなぐ導電部材74の長さを調整したり、異方性導電シートの厚みを調整したりすることで、容易に端子部62,63,71と蓋体22b,24b及び電極部68とを電気的に接続することができる。
本発明は上述の実施形態に限定されない。各実施形態の各構成はこれらを適宜組み合わせたり、省略し、図示しない他の構成と組み合わせることができる。
また、上述の実施形態では、パッケージにセラミックを使用した箱状のものを利用しているが、このような形態に限らず、異なる形状のパッケージすなわち収容容器に圧電振動片を収容するものについても本発明を適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電子モジュールの一例として無線モジュールの主要構成を示す概略ブロック図。 本発明の第1の実施形態に係る電子モジュールの概略縦断面図。 圧電デバイスである水晶振動子の蓋体が、図2に示す調整端子と電気的に接続されるための構造を説明するための図であり、水晶振動子の概略斜視図。 図3のA−A線の概略切断断面図。 本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイスについて、その他の例の概略斜視図。 本発明の第1の実施形態の変形例に係る電子モジュールであって、図2に対応した概略縦断面図。 本発明の第2の実施形態に係る電子モジュールであって、図2および図4に対応した概略縦断面図。 本発明の第3の実施形態に係る電子モジュールであって、図2、図4、及び図7に対応した概略縦断面図。 各部品をまとめてモジュール化した電子モジュールの従来の一例。
符号の説明
10,12,14,16・・・電子モジュール、22,24・・・圧電デバイス(水晶振動子、SAWフィルタ)、23・・・ICチップ(発振回路)、23a,23b・・・調整端子、22a,24a・・・パッケージ、22b,24b・・・蓋体、31・・・回路基板

Claims (9)

  1. 回路基板に、複数の圧電デバイスと、前記複数の圧電デバイスとは異なる他の電子部品とが、別々に搭載されている電子モジュールであって、
    前記電子部品は、前記電子モジュールの電気的特性を調整及び/又は検査するための複数の調整端子を有しており、
    前記複数の各圧電デバイスは、実装端子を備えたパッケージに圧電材料から形成された部品が搭載され、この搭載された空間を蓋体で封止するようにした構成であり、
    前記複数の圧電デバイスの夫々の蓋体は、前記回路基板を介して、前記調整端子と導通している
    ことを特徴とする電子モジュール。
  2. 前記圧電デバイスを搭載した側の前記回路基板の面と対向するように配置された仕切板を有し、前記蓋体の主面が前記仕切板から露出した構成であることを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
  3. 前記圧電デバイスは、前記蓋体の主面が外部に露出するようにして、樹脂で封止されていることを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
  4. 前記圧電デバイスは、異方性導電部材により封止されており、
    前記異方性導電部材は、前記圧電デバイスの蓋体の上方領域となる面に金属性部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
  5. 前記金属性部材は、複数の前記電子部品の調整端子毎に対応して区切られていることを特徴とする請求項4に記載の電子モジュール。
  6. 前記金属性部材は、前記電子部品の調整端子に対応したマーキングが施されていることを特徴とする請求項4または5に記載の電子モジュール。
  7. 前記圧電デバイスは、絶縁性の仕切板により覆われており、
    前記絶縁性の仕切板は、内面に前記蓋体と電気的に接続された端子部を有し、外面に前記端子部と電気的に接続されたパッド部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
  8. 実装端子を備えたパッケージに圧電材料から形成された部品を搭載して、この搭載した空間を蓋体で封止するようにした構成を有する複数の圧電デバイスと、
    電気的特性を調整及び/又は検査するための複数の調整端子を有しており、前記複数の圧電デバイスとは異なる他の電子部品と、
    を回路基板に別々に搭載した電子モジュールの製造方法であって、
    前記複数の圧電デバイスの夫々の前記蓋体が、前記回路基板を介して、前記調整端子と導通するようにして、前記複数の圧電デバイス及び前記電子部品を前記回路基板に搭載する工程と、
    前記蓋体に調整用部材を当接して前記電子部品の電気的特性を調整及び/又は検査する工程と
    を含むことを特徴とする電子モジュールの製造方法。
  9. 前記圧電デバイスは前記蓋体の主面が樹脂で封止されており、
    前記電子部品の電気的特性を調整及び/又は検査する工程では、前記調整用部材が前記樹脂に穴を開けることで前記蓋体に接触する
    ことを特徴とする請求項8に記載の電子モジュールの製造方法。
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