JP2008021273A - 電子メール処理装置、電子メール処理方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

電子メール処理装置、電子メール処理方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】電子メールを送信する前に、個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認すること、メール作成者の意図と異なる電子メールを送信することを防止すること等。
【解決手段】電子メール処理装置10は、入力部14と、通信I/F11と、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データ700と、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレス701Tを関連付けるテスト用登録データ700Tを記憶する記憶部12と、入力部14からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、電子メール本文データに含まれるタグ(識別符号)に応じて、電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行い、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールをテスト用メールアドレス701T宛に通信I/F11を介して送信する処理を行う制御部15を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子メール処理装置、電子メール処理方法、プログラム、および記録媒体に関するものである。
一般的な電子メールシステムでは、電子メールを複数の宛先に対応するメールアドレスを指定して同報送信することができる。また、電子メールシステムでは、データベースなどに記憶されたメーリングリストなどを使用して、複数のメールアドレス宛に電子メールを送信する技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示された電子メール送信システムでは、電子メール受信者に関する個別情報やメールアドレス等を記憶するデータベースサーバと、個別情報に基づいて電子メールの配信要求を行う端末機と、通信ネットワークを介して電子メールを送信するメールサーバとを備え、端末機が、入力された条件に適合する電子メール受信者を抽出して、その電子メール受信者のメールアドレス宛に、ダイレクトメールやメールマガジン等の電子メールを送信する。
上述した電子メール送信システムでは、電子メール本文データ中に、個別情報の差し込み指示を示すタグが含まれている場合には、データベースに記憶されたメールアドレスに関連付けられた個別情報を、自動的に電子メールの本文に差し込み、その電子メールを送信している。
特開2002−281092号公報
しかし、上述した電子メール送信システムでは、メール本文データ作成時には、タグに個別情報が差し込まれていないために、例えば、メール作成者の意図と異なる個別情報が差し込まれる、メール作成者の意図と異なるスタイルとなる、等の不具合が生じる場合があり、このような不具合が生じた場合であっても、確認する手段がないために、メール作成者の意図と異なる電子メールを送信してしまう場合がある。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、規定されたメールアドレス宛に電子メールを送信する前に、個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認すること、メール作成時に簡単な操作で、個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認すること、メール作成者の意図と異なる電子メールを送信することを防止すること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明は、以下の各独立請求項に係る構成を少なくとも具備するものである。
請求項1に記載の発明は、規定された宛先に電子メールを送付する電子メール処理装置であって、操作入力部と、データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信部と、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データを記憶する記憶部と、前記属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、前記識別符号に応じて、前記電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた前記属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データを前記メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う制御部とを有し、前記記憶部は、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレスを関連付けるテスト用登録データを記憶し、前記制御部は、前記操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、前記電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、前記電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを前記テスト用メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、少なくとも記憶部と、操作入力部と、データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信部とを有し、規定された宛先に電子メールを送付する電子処理装置の電子メール処理方法であって、前記記憶部に記憶された、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データに基づいて、前記属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、前記識別符号に応じて、前記電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた前記属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データを前記メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行うステップと、前記記憶部に記憶された、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレスを関連付けるテスト用登録データに基づいて、前記操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、前記電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、前記電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを前記テスト用メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行うステップとを有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明に係るプログラムは、少なくとも記憶部と、操作入力部と、データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信部とを有し、規定された宛先に電子メールを送付するコンピュータに、前記記憶部に記憶された、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データに基づいて、前記属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、前記識別符号に応じて、前記電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた前記属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データを前記メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う機能と、前記記憶部に記憶された、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレスを関連付けるテスト用登録データに基づいて、前記操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、前記電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、前記電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを前記テスト用メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う機能とを実現させることを特徴とする。
請求項10に記載の発明に係る記録媒体は、少なくとも記憶部と、操作入力部と、データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信部とを有し、規定された宛先に電子メールを送付するコンピュータに、前記記憶部に記憶された、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データに基づいて、前記属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、前記識別符号に応じて、前記電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた前記属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データを前記メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う機能と、前記記憶部に記憶された、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレスを関連付けるテスト用登録データに基づいて、前記操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、前記電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、前記電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを前記テスト用メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う機能とを実現させるプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録している。
本発明の一実施形態に係る電子メール処理装置は、規定された宛先に電子メールを送付する電子メール処理装置であって、操作入力部と、データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信部と、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データを記憶する記憶部と、前記属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、前記識別符号に応じて、前記電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた前記属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データを前記メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う制御部と、を有し、前記記憶部は、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレスを関連付けるテスト用登録データを記憶し、前記制御部は、前記操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、前記電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、前記電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを前記テスト用メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行うことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る電子メール処理方法は、少なくとも記憶部と、操作入力部と、データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信部とを有し、規定された宛先に電子メールを送付する電子処理装置の電子メール処理方法であって、前記記憶部に記憶された、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データに基づいて、前記属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、前記識別符号に応じて、前記電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた前記属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データを前記メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行うステップと、前記記憶部に記憶された、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレスを関連付けるテスト用登録データに基づいて、前記操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、前記電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、前記電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを前記テスト用メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行うステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るプログラムは、少なくとも記憶部と、操作入力部と、データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信部とを有し、規定された宛先に電子メールを送付するコンピュータに、前記記憶部に記憶された、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データに基づいて、前記属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、前記識別符号に応じて、前記電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた前記属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データを前記メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う機能と、前記記憶部に記憶された、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレスを関連付けるテスト用登録データに基づいて、前記操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、前記電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、前記電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを前記テスト用メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う機能とを実現させることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る記録媒体は、上記機能をコンピュータに実現させるプログラムを、コンピュータ読み取り可能に記録していることを特徴とする。
上記構成の電子メール処理装置では、制御部が、操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールをテスト用メールアドレス宛に通信部を介して送信する処理を行うので、規定されたメールアドレス宛に電子メールを送信する前に、個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認することができる。また、メール作成時に簡単な操作で、個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認することができる。また、メール作成者の意図と異なる電子メールを送信することを防止することができる。
本実施形態に係る電子メール処理装置を採用した電子メール処理システムは、例えば企業などにおいて、それぞれ個別の顧客を有している営業部員や広報部員,ユーザサポートスタッフなどがその顧客に対して電子メールの配信サービスを行う場合等を例に挙げて説明を行う。また、電子メール処理システムの使用対象者としては、前述したような企業の営業,広報,ユーザサポートなどの顧客対応部員のほか、EC事業者,会員事務局の会報発行担当者,電子メールを多用するビジネスマンや一般ユーザなどが考えられ、また、その用途としては、新商品案内等の顧客向けダイレクトメール,メールマガジンの配信,ユーザサポート用のサービスメール,ECショップでの顧客コミュニケーション用メール,メールによる会報の発行,同好会のネットワーク作り,友人同士のパーティ・コンパの案内,グリーティングメール,年賀状メールなど、同時に複数のメールアドレスに電子メールの送信を行うようなほとんどの場合が考えられる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る電子メール処理装置を採用した電子メール処理システムを詳細に説明する。
[電子メール処理システム1]
図1は、本発明の一実施形態に係る電子メール処理装置10を採用した電子メール処理システム1の構成図である。図2は、図1に示した電子メール処理システム1の詳細な構成図である。
図1,図2に示すように、本実施形態に係る電子メール処理システム1は、電子メール処理装置10、および電子メールサーバ装置(電子メールサーバ)20を有する。電子メール処理装置10は本発明に係る電子メール処理装置10の一実施形態に相当し、電子メールサーバ装置20は本発明に係る電子メールサーバ装置20の一実施形態に相当する。本発明は上記形態に限られるものではなく、例えば本発明に係る電子メール処理装置の機能を、電子メール処理装置10と電子メールサーバ装置20とが協働して実現する形態であってもよい。
本実施形態に係る電子メール処理装置10及び電子メールサーバ装置20は、データ通信路30(30A)によりデータ通信可能に接続されている。図1,図2に示すように、電子メールサーバ装置20は、ルータ40を介してデータ通信路30B(30)に接続されており、データ通信路30B(30)を介して顧客や電子メール受信者等のユーザC1(C11,C12)により操作されるクライアント端末装置50(50A,50B)に電子メールを送信する。データ通信路30B(30)としては、例えば複数のコンピュータが予め規定された通信方式によりデータ通信可能に接続されたインターネットやLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークや専用回線等を採用することができる。
図1,図2には、2つのクライアント端末装置50を例示したが、この形態に限られるものではなく、電子メールを一つのクライアント端末装置50や3つ以上の複数のクライアント端末装置50に送付する形態であってもよい。また、図2に示すように、ユーザC1(C11,C12)宛ての電子メールを電子メールサーバ装置60に届くように設定し、クライアント端末装置50が電子メールサーバ装置60とデータ通信を行うことにより電子メールを受信する形態であってもよい。
電子メール処理システム1について詳細に説明する。
電子メール処理装置10は、例えばオペレータやユーザP1などにより操作され、規定された宛先に電子メールを送付する。詳細には、電子メール処理装置10は、データ通信路30(30A)を介して予め設定された電子メールサーバ装置20とデータ通信を行い、宛先に対応するメールアドレスとメール本文データとを含む電子メールを、その電子メールサーバ装置20に送信する。電子メールサーバ装置20は、電子メール処理装置10からデータ通信路30を介して受信した電子メールを記憶部22に記憶し、メールアドレスに対応するクライアント端末装置50にその電子メールを送信する。
詳細には、図2に示すように、電子メールサーバ装置20は、電子メール処理装置10から送信された電子メールのヘッダを解析して、ヘッダに含まれる送信先を示すメールアドレスを特定し、その特定されたメールアドレスに対応する電子メールサーバ装置60(60A,60B)に、データ通信路30(30A,30B)を介して、メールアドレスとメール本文データとを含む電子メールを送信する。電子メールサーバ装置60は受信した電子メールを記憶部(不図示)に記憶する。
電子メールのヘッダには、例えばメールの差出人のメールアドレス(From)、送信先のメールアドレス(To)、件名(Subject)、送信日時(Date)、メール送信に使用されたメールソフト名(X-Mailer)等に関するデータが含まれており、さらに経由したメールサーバー(Received)に関するデータが付加される。
図2に示すように、ユーザC1により操作されるクライアント端末装置50では、ユーザC1によるメール受信指示を示す信号が入力された時や所定のタイミングで、予め設定された電子メールサーバ装置60にアクセスして、電子メールサーバ装置60に記憶された電子メールを受信する。
具体的には、例えばユーザC1により操作されるクライアント端末装置50Aは、データ通信路30C(30)を介してプロバイダ等により管理されている電子メールサーバ装置60Aにアクセスして、電子メールサーバ装置60Aから電子メールを受信する。
また、例えばユーザC2により操作される携帯電話やPDA等の携帯型クライアント端末装置50Bは、通信事業者等により管理される基地局601との間に形成される無線方式によるデータ通信路30D(30)を介して電子メールサーバ装置60Bにアクセスして、電子メールサーバ装置60Bから電子メールを受信する。
例えば、電子メール処理装置10が電子メールサーバ装置20に電子メールを送信する場合、電子メールサーバ装置20から電子メールサーバ装置60(60A,60B)に電子メールを送信する場合等では、SMTP(Simple mail transfer protocol)等の予め規定された通信方式にて電子メールを送信する。また、SMTP over SSL(Secure Socket Layer)などの技術により電子メールを暗号化して、電子メール処理装置10から電子メールサーバ装置20に送信してもよい。電子メールの送信形態は、上記形態に限られるものではなく、例えばいわゆるウェブメールのように、電子メール処理装置10がウェブサーバと規定された通信方式によりデータ通信を行い、そのウェブサーバ経由で電子メールサーバ装置20に電子メールを送信する形態であってもよい。
また、電子メール処理装置10は、データ通信路30(30A)を介して、予め設定された電子メールサーバ装置20とデータ通信を行い、例えば規定された送信先に電子メールを送付できない旨を示すエラーメールや信号等を、電子メールサーバ装置20から受信する。例えば、電子メール処理装置10は、POP3(Post office Protocol 3)等の規定された通信方式により電子メールサーバ装置20からエラーメールなどを受信する。
また、電子メールサーバ装置20は、SMTPにより電子メールに関する処理を行うSMTPサーバ機能251や、POP3により電子メールに関する処理を行うPOPサーバ機能252、IMAP(Internet message access protocol)により電子メールに関する処理を行うIMAPサーバ機能253などの機能を備えていてもよい。
また、電子メールサーバ装置60Aは、制御部65がプログラムを実行することにより、SMTPサーバ651や、POPサーバ652、IMAPサーバ653等の機能を備えていてもよい。
また、本実施形態に係る電子メール処理システム1では、例えば、SMTP over SSL(Secure Socket Layer)、STARTTLS、APOP(Authenticated Post Office Protocol)、POP over SSL、POP before SMTP、DomainKeys、SenderID、等の規定された通信方式により電子メールの送受信を行ってもよい。
以下、電子メール処理システム1の各構成要素について図1,図2を参照しながら説明する。
[電子メール処理装置10]
電子メール処理装置10は、例えば図2に示すように、通信I/F(インタフェース)11、記憶部12、表示部13、入力部14、および制御部15を有する。この通信I/F11、記憶部12、表示部13、入力部14、および制御部(CPU:Central processing unit)15は、データ線(バス)16により電気的に接続されている。
通信I/F11は本発明に係る通信部の一実施形態に相当し、記憶部12は本発明に係る記憶部の一実施形態に相当する。表示部13は本発明に係る表示部の一実施形態に相当し、入力部14は本発明に係る操作入力部の一実施形態に相当する。制御部15は本発明に係る制御部の一実施形態に相当する。
通信I/F11は、例えば制御部15の制御により、データ通信路30を介して電子メールサーバ装置20とデータ通信を行う。
記憶部12は、例えばRAM(Random access memory)やROM(Read only memory)等の半導体メモリ、ハードディスク装置、磁気ディスク装置、CD(Compact Disc)などの光ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)などの光磁気ディスク装置、等各種記憶装置を採用することができる。記憶部12は、プログラム(PRG)121、顧客DB(データベース)10A、文書DB(データベース)10B、登録データ700、テスト用登録データ700T、送信履歴データ800、等を記憶する。また、制御部15は、記憶部12からデータを読み出す処理や、記憶部12にデータに書き込む処理を行う。また、制御部15は、記憶部12に所定の暗号方式により暗号化したデータを書き込む処理を行ってもよいし、制御部15は記憶部12に記憶された暗号化データを読み出して、所定の復号処理を行ってもよい。
また、電子メール処理装置10の制御部15が、通信路を介して顧客データベース10Aや文書データベース10Bを記憶するコンピュータにアクセスして、この顧客データベース10Aや文書データベース10Bを利用する形態であってもよい。
プログラム(PRG)121は、例えば制御部15により実行されて、本発明に係る機能を電子メールサーバ装置(コンピュータ)20に実現させる。このプログラム121は、例えばCDROMやDVD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体122に記憶されていてもよい。制御部15は、記録媒体122からプログラム121を読み出してプログラム121を実行してもよい。また制御部15は、インターネット等のデータ通信路30を介してプログラム提供サーバ(不図示)からダウンロードしたプログラム121を実行してもよい。
顧客データベース10Aは、顧客の基本属性(個人情報)や電子メールアドレス等をそれぞれ関連付けて記憶する登録データ700、テスト用属性データやテスト用メールアドレス701Tを関連付けるテスト用登録データ700T等を有する。文書データベース10Bは、電子メール本文データ、電子メール本文データの雛形などの各種データを記憶する。送信履歴データ800は、例えば電子メールの送信結果と、当該電子メールの宛先(メールアドレス)等を関連付けたデータである。
表示部13は、制御部15の制御により、本発明に係る画面表示を行う。表示部13としては、例えば液晶ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)、有機ELディスプレイ等の各種表示装置を採用することができる。
入力部14は、ユーザの操作に応じた各種操作指示信号を制御部15に入力する。入力部14としては、例えばキーボード、マウス、タッチパネル、操作ボタン、スイッチ等の各種操作入力装置を採用することができる。
制御部15は、例えば電子メール処理装置10の通信I/F11、記憶部12、表示部13、入力部14等の各構成要素を統括的に制御して、本発明に係る機能を実現する。また、制御部15は上述したように、プログラム121を実行することにより本発明に係る機能を実現する。制御部15の機能の詳細については後述する。
[電子メールサーバ装置20]
電子メールサーバ装置20は、図1,図2に示すように、通信I/F21、記憶部22、表示部23、入力部24、制御部(CPU)25を有する。各構成要素は、データ線(バス)26により電気的に接続されている。また、各構成要素のハードウェア構成について、電子メール処理装置10と略同様な構成については説明を省略する。
通信I/F21は、制御部25の制御によりデータ通信路30を介して電子メール処理装置10とデータ通信を行う。また通信I/F21は、データ通信路30A、ルータ40、データ通信路30Bを介して電子メールサーバ装置60とデータ通信を行う。記憶部22は、例えばプログラム221や電子メール222を記憶する。プログラム221は、例えば制御部25に実行されて、電子メールサーバ装置20に電子メールの送受信処理に関する機能、例えばSMPTサーバ機能251、POPサーバ機能252、IMAPサーバ機能253等を実現させる。表示部23としては、例えば液晶ディスプレイ等の各種表示装置を採用することができる。入力部24としては例えばキーボード、マウス等の各種操作入力装置を採用することができる。制御部25は、電子メールサーバ装置20の各構成要素を統括的に制御して、電子メールの送受信に係る機能を実現する。
[クライアント端末装置50,電子メールサーバ装置60]
クライアント端末装置50(50A、50B)や電子メールサーバ装置60(60A,60B)のハードウェア構成としては、電子メール処理装置10や電子メールサーバ装置20と同様に一般的なコンピュータと同様な構成を採用することができる。
[電子メール処理装置10の機能150]
次に、本発明に係る電子メール処理装置10の一実施形態に係る機能150を詳細に説明する。図3は、図1,図2に示した電子メール処理装置10の機能150を説明するための機能ブロック図である。
図3に示すように、制御部15は、例えばプログラム121を実行することにより、電子メール通信処理部151、テストメール処理部1512、電子メール管理部152、送信エラー判別部153、送信履歴処理部154、修正部155等の各種機能を有する。また、制御部15は各機能を実現する専用回路により構成されていてもよい。
[電子メール通信処理部151]
電子メール通信処理部151は、例えば記憶部12に記憶された登録データ700に基づいて、送付可能を示す電子メール送付可否データ(メール送付可否データ)702に関連付けられたメールアドレス701宛に通信部11を介して電子メールを送信する処理を行う。
図4は、登録データ700の編集画面の一具体例を説明するための図である。図5は、テスト用登録データ700Tの編集画面の一具体例を説明するための図である。図6は、登録データ700,及びテスト用登録データ700Tの一具体例を説明するための図である。
登録データ700は、例えば図6に示すように、ユーザ(顧客)C1それぞれについて、基本属性(個人情報)700a、拡張属性700b、システム管理情報700c等が関連付けられて記憶されている。基本属性(個人情報)700aおよび拡張属性700b等は本発明に係る属性データの一実施形態に相当する。また、この登録データ700は、例えば図6に示すように、複数のユーザC1それぞれに設定された複数の登録データ7001,7002,7003,…を関連付けたデータベースである。
本実施形態に係る電子メール処理装置10では、制御部15が例えば図4に示すように、登録データ700を表示部13に表示して、入力部14の操作指示信号に基づいて、登録データ700の内容を変更可能である。つまり電子メール処理装置10は、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)により、登録データ700の内容を変更可能である。
図4に示すように、登録データ編集画面Fには、顧客の基本属性(個人情報)欄Faと、拡張属性記入欄Fbと、システム管理情報記入欄Fcが設けられている。
基本属性欄Faには、自動採番によって付される顧客IDの記入欄と、氏名,氏名(かな),会社名,部署名,生年月日,性別,住所(郵便番号,都道府県,市町村,建物名),電話番号,FAX番号,メールアドレス701,電子メール送付可否データ702,メールタイプの記入欄が設けられている。図4,図6に示すように、基本属性欄Faに入力されたデータは基本属性データ700aに対応する。つまり基本属性データ700aでは、メールアドレス701、電子メール送付可否データ702等が関連付けられている。
拡張属性欄Fbには、それぞれユーザによって任意に設定が可能な属性項目の記入欄A〜Tが向けられている。
この拡張属性欄Fbの項目記入欄A〜Tは、例えば「ニックネーム」や「家族の人数」,「商品購買歴」,「入会年月日」等の項目が任意に設定されて、基本属性欄Faに記入される基本属性を拡張する情報が記入されることにより、後述するような顧客の検索条件の設定やメール文章のカスタマイズなどの処理が、ユーザの利用目的に合わせて任意に行われるようになっている。
そして、この拡張属性欄Fbの何れかの項目(この例では項目A)に、後述するように、この顧客データファイルFに基づいて送信される電子メールの送信エラーの発生回数が記録される送信エラー項目Fb1が設定されている。図4,図6に示すように、拡張属性欄Fbに入力されたデータは拡張属性データ700bに対応する。
システム管理情報欄Fcには、送信済みメールID,禁止フラグ,開封フラグ,クリックフラグなどの顧客データファイルFに基づいて送信される電子メールに関する情報の記入欄が設けられている。図4,図6に示すように、システム管理情報欄Fcに入力されたデータはシステム管理情報700cに対応する。
図5,図6に示すように、テスト用登録データ700Tは、電子メール本文データに属性データを差し込むために設定されるデータであり、例えばテスト用属性データ及びテスト用メールアドレス701T等を関連付けて記憶している。このテスト用登録データ700Tは、登録データ700と略同様に、図5に示すように、基本属性(個人情報)700a、拡張属性700b、システム管理情報700c等が関連付けられて記憶されている。図5に示した基本属性(個人情報)700aおよび拡張属性700b等は本発明に係るテスト用属性データの一実施形態に相当する。
本実施形態に係る電子メール処理装置10では、制御部15が例えば図5に示すように、テスト用登録データ700Tを表示部13に表示して、入力部14の操作指示信号に基づいて、テスト用登録データ700Tの内容を作成可能、変更可能である。つまり電子メール処理装置10は、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)により、テスト用登録データ700Tの内容を作成可能、変更可能である。
[テストメール処理部1512]
テストメール処理部1512は、入力部14からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールをテスト用メールアドレス宛に通信I/F11を介して送信する処理を行う。
[管理部152]
管理部152は、電子メール通信処理部151による電子メールの送信結果に基づいて、電子メールを送付できないメールアドレスに、送付不可を示す送付可否データを関連付けて記憶部12に記憶する処理を行う。
図7は、図1,図2に示した電子メール処理装置10の表示部13に表示される送信履歴画面の一具体例を示す図である。図8は、図1,図2に示した電子メール処理装置10の送信履歴処理部154により生成される送信履歴データ800の一具体例を示す図である。図9は、メール送付可否データの修正後の表示画面の一具体例を示す図である。
[送信履歴処理部154]
送信履歴処理部154は、例えば図7,図8に示すように、電子メールの送信結果と当該電子メールの宛先(メールアドレス)とを関連付けた送信履歴データ800を生成して、表示部13の表示画面131にその送信履歴データ800を表示すると共に、登録データ700の修正を指示する操作ボタン(BT131)を表示する表示処理を行う。
また、送信履歴処理部154は、表示部13に、電子メールの送信結果と当該電子メールの宛先とを関連付けた送信履歴を表示する処理を行う際に、テストメールの送信結果を表示することを抑止する。例えば通常のメール送信履歴とともにテストメールの送信履歴を同時に表示した場合には、ユーザにとって実際のメール送信履歴の視認性が低下するが、本発明に係る送信履歴処理部154は、上述したように通常のメール送信履歴のみを表示することで、実際のメール送信履歴の視認性の低下を防止することができる。
また、この送信履歴データ800は、例えば図7,図8に示すように、個人ID(identification data)、メールアドレス、名前(姓)、名前(名)、会社名、送信状態(状態)、電子メールの再送回数、開封通知の有無等が関連付けられている。
制御部15は、入力部14から操作ボタン(BT131)の操作指示を示す信号が入力された場合に、電子メールサーバ装置20との通信エラーによる送信エラーに関して登録データ700の修正を行い、登録データ700の送付可能を示すメール送付可否データ700を修正する。この際、制御部15は、例えば図9に示すように、表示部13の表示画面131に、その旨を示す表示処理を行ってもよい。この登録データ700の修正に係る処理は、送信エラー判別部153や修正部155により実現される。
[送信エラー判別部153]
送信エラー判別部153は、電子メール通信処理部151による電子メールの送信結果に基づいて、電子メールの送信エラーを判別する。詳細には、送信エラー判別部153は、後述するように電子メールの送信エラーのうち、電子メールサーバ装置20との通信エラーにより生じた送信エラーを特定する。
電子メールの送信エラーとは、電子メール処理装置10から、予め規定された複数の宛先に電子メールを送付できないことであり、例えば、送付先のメールアドレスが抹消されていた場合(メールアドレスが無効)、受信拒否の設定が行われている場合などが挙げられる。
電子メールの送信エラーのうち通信エラーによる送信エラーとは、例えば送信側のトラブルにより電子メールが送信できないことであり、具体的には、制御部15の制御で通信I/F11により、データ通信路30Aを介して電子メールサーバ装置20と通信できない場合、ノイズの影響で電子メールサーバ装置20との通信状態が良好でない場合、データ通信路30Aの通信ケーブルが外れていて電子メールサーバ装置20と通信できない場合、電子メールサーバ装置20が機能していない場合などが挙げられる。また、通信エラーとして、電子メール処理装置10と電子メールサーバ装置20間のハードウェア的な通信路30Aの接続不良などが挙げられる。また、電子メール処理装置10から電子メールサーバ装置20に、不正なキャラクタコードを含む電子メール、不正なメールアドレス、不正な通信コマンド、等を送信した際の送信エラーは、通信エラーに含めないことが好ましい。つまり、プロトコルエラーは通信エラーに含めないことが好ましい。
[修正部155]
修正部155は、例えば電子メール通信処理部151よる電子メールの送信結果に基づいて、電子メールの送信エラーのうち、通信部11による電子メールサーバ装置20との通信エラーによる送信エラーを特定し、当該特定された通信エラーに対応するメールアドレス701に、送付可能を示す送付可否データ702を関連付けて、登録データを修正する。上述したように、送信エラーの判別は送信エラー判別部153により行ってもよい。
[電子メール処理システム1の動作]
次に、電子メール処理システム1の一具体例に係る動作を、電子メール処理装置10の動作を中心に、図面を参照しながら説明する。図10は、図2に示した電子メール処理装置10からクライアント端末装置50に電子メールを送付する動作の一具体例を説明するための図である。
[第1具体例]
詳細には、図10(A)は、電子メール処理システム1の電子メール処理装置10から送信された電子メールが、電子メールサーバ装置20および電子メールサーバ装置60を介してクライアント端末装置50により受信される動作を説明するための図である。
図10(A)に示すように、ステップS101において、電子メール処理装置10の電子メール通信処理部151は、通信I/F11を介して電子メールサーバ装置20とデータ通信を行い、例えばSMTP等の所定の通信方式により、メールアドレス701および電子メール本文データを含む電子メールを、データ通信路30Aを介して電子メールサーバ装置20に送信する処理を行う。電子メールサーバ装置20の制御部25は、通信I/F21を介して電子メール処理装置10から受信した電子メールを記憶部22に記憶する。
詳細には、電子メール処理装置10の制御部15は、通信I/F11を制御してデータ通信路30Aを介して電子メールサーバ装置20と、データ通信を行う際に、先ず、接続要求を示す信号を電子メールサーバ装置20に送信し、電子メールサーバ装置20からその信号に対する応答を示す信号を受けると、電子メール処理装置10のホスト名をパラメータにしたHELOコマンドを示す信号を電子メールサーバ装置20に送信し、電子メールサーバ装置20からその信号に対する応答を示す信号を受けると、送信側のメールアドレスを含むMAILコマンドを示す信号を電子メールサーバ装置20に送信し、電子メールサーバ装置20からその信号に対する応答を示す信号を受けると、送信先メールアドレス701を含む信号を電子メールサーバ装置20に送信し、電子メールサーバ装置20からその信号に対する応答を示す信号を受けると、電子メール本文データを電子メールサーバ装置20に送信し、通信終了コマンドを電子メールサーバ装置20に送信し、電子メールサーバ装置20からその信号に対する応答を示す信号を受けると、コネクション切断要求を送信して、一連の電子メールの送信に係る処理を終了する。つまり、電子メール処理装置10から電子メールサーバ装置20に対話形式で電子メールを送信する。
ステップS102において、電子メールサーバ装置20の制御部25は、電子メール処理装置10から受信した電子メールのヘッダを解析し、そのヘッダに含まれる送信先を示すメールアドレス701を特定し、その特定されたメールアドレス701に対応する電子メールサーバ装置60に、通信I/F21によりデータ通信路30(30A,30B)を介して、メールアドレス701とメール本文データとを含む電子メールを送信する。
電子メールサーバ装置60は受信した電子メールを記憶部(不図示)に記憶する。電子メールサーバ装置60は、電子メールサーバ装置20から受信した電子メールを記憶部(不図示)に記憶する。
ステップS50において、クライアント端末装置50では、ユーザC1によるメール受信指示を示す信号が入力された時や所定のタイミングで、予め設定された電子メールサーバ装置60にPOPやIMAP等の規定の通信方式によりアクセスして、電子メールサーバ装置60に記憶された電子メールを受信する。
以上説明したように、電子メール処理装置10から送信された電子メールが、電子メールサーバ装置20、電子メールサーバ装置60を介して、クライアント端末装置50に送付される。
また、電子メール処理装置10が予め開封確認メールの送信指示を含む電子メールを送信した場合には、上記動作とは逆に、クライアント端末装置50から送信された開封確認メール(電子メール)が、電子メールサーバ装置60、電子メールサーバ装置20を介して、電子メール処理装置10に送付される。
[第2具体例]
図10(B)は、電子メールが電子メールサーバ装置60からクライアント端末装置50に届かない場合の電子メール処理装置10の動作を説明するための図である。上記具体例と同様な動作に関しては説明を省略する。
図10(B)に示すように、電子メールサーバ装置60から、クライアント端末装置50に電子メールが送信できない場合、例えば電子メールの受信拒否が設定されていた場合などに、電子メールサーバ装置60が電子メールサーバ装置20にその旨を示すエラーメールを送信し(ステップS104)、電子メールサーバ装置20が、そのエラーメールをデータ通信路30Aを介して電子メール処理装置10に送信する(ステップS105)。電子メール処理装置10の制御部15は、通信I/F11を介してそのエラーメールを受けると所定のエラー処理、例えば送付不可を示す送付可否データをそのメールアドレス701に関連付けて登録データ700を管理する(ステップS106)。
[第3具体例]
図10(C)は、電子メールが電子メールサーバ装置20から電子メールサーバ装置60に送信できない場合の電子メール処理装置10の動作を説明するための図である。上記具体例と同様な動作に関しては説明を省略する。
図10(C)に示すように、電子メールサーバ装置20から電子メールサーバ装置60に電子メールが送信できない場合、例えば電子メールサーバ装置20と電子メールサーバ装置60間の通信状態が良好でない場合、送信先のメールアドレス701に対応する電子メールサーバ装置60が存在しない場合、電子メールの受信拒否が設定されていた場合などに、電子メールサーバ装置20が電子メール処理装置10にその旨を示すエラーメールを送信する(ステップS107)。電子メール処理装置10の制御部15は、通信I/F11を介してそのエラーメールを受けると所定のエラー処理、例えば送付不可を示す送付可否データをそのメールアドレス701に関連付けて登録データ700を管理する(ステップS108)。
[第3具体例]
図10(D)は、電子メール処理装置10と電子メールサーバ装置20と間の通信エラーにより、電子メール処理装置10から電子メールサーバ装置20に電子メールが送信できない場合の電子メール処理装置10の動作を説明するための図である。上記具体例と同様な動作に関しては説明を省略する。
図10(D)に示すように、電子メール処理装置10から電子メールサーバ装置20に電子メールを送信する場合に、電子メール処理装置10と電子メールサーバ装置20間の通信エラーにより、電子メールの送信エラーが生じると(ステップS109)、制御部15は所定のエラー処理、詳細には、その送信エラー(通信エラー)に対応するメールアドレス701に、送付可能を示す送付可否データを関連付けて、登録データ700を修正する処理を行う(ステップS110)。
[ログイン処理]
図11は、図1,図2に示した電子メール処理装置10の動作の一具体例を説明するための図である。図12は、図1に示した電子メール処理装置10の表示部13に表示されるログイン画面の一具体例を説明するための図である。図11,図12を参照しながら、電子メール処理装置10のログイン処理を説明する。
先ず、ステップS1において、電子メール処理装置10の制御部15は、表示部13に図12に示すような、パスワード入力欄1302、了解を示すOK操作ボタン1303などを有するログイン表示画面1301を表示する処理を行う。
ステップS2において、電子メール処理装置10の制御部15は、入力部14からパスワード入力を示す操作信号が入力された場合、詳細には例えば、パスワード入力欄1302にパスワードが入力されてOK操作ボタン1303が操作された場合、その入力されたパスワードと予め規定されたパスワードと比較して認証を行い(ステップS3)、その結果パスワードが一致していない場合にステップS1の処理に戻り、パスワードが一致している場合には、適正に認証処理が行われたと判別して、ステップS4の処理に進む。つまり、パスワードの入力を要求することにより、特定ユーザ以外の使用制限を行うことができる。
ステップS4において、制御部15は、入力されたパスワードに関連する環境データを記憶部12から読み出して、その環境データを設定する。環境データは、例えば電子メールの送受信に係るパラーメータや電子メールサーバ装置20のアドレスなどの設定データである。
ステップS5において、制御部15は、その環境データに基づいて所定の通常の電子メールに関する処理を行う。
ステップS6において、制御部15は、入力部14から終了指示が入力されたか否かを判別し、判別の結果、終了指示信号が入力されたと判別した場合に、環境データなどの各種データを記憶部12に記憶して、本発明に係る電子メールに関する処理を終了する。
一方、ステップS6において、制御部15は、入力部14から終了指示信号が入力されていないと判別した場合に、入力部14から、不正操作防止処理の実行を指示するロック指示信号が入力されたか否かを判別し(ステップS8)、判別の結果、ロック信号が入力されていないと判別した場合に、ステップS5の処理に戻り、ロック指示信号が入力された場合には、例えばメイン画面の表示処理を抑止して、図12に示すようなログイン画面(ロック画面)を表示する処理を行い(ステップS9)、不正操作を防止する処理を行う。詳細には、制御部15は、入力部14から操作信号が入力された場合であっても、パスワード入力を示す信号以外の操作信号に応じた処理を抑止する。制御部15は、不正操作防止処理中では、操作入力に応じた処理以外の処理に関しては通常処理を行う。
ステップS11において、制御部15は、入力部14からパスワードが入力されると、その入力されたパスワードが規定されたパスワードと比較して認証を行い(ステップS12)、その結果パスワードが一致していない場合にステップS9の処理に戻り、パスワードが一致している場合には、ステップS5の処理に進み、メイン画面を表示部13に表示してロックを解除する。
以上説明したように、制御部15は、本発明に係る電子メール処理を行うとともに、パスワード入力以外の操作に対して処理を抑止し、適正なパスワード入力が行われた場合に、メイン画面を表示してロックを解除するので、例えば不正なユーザ等による不正操作を防止することができる。
[電子メール処理装置10のテストメール送信処理に係る動作]
図13は、図1,図2に示した電子メール処理装置10のテストメール送信処理に係る動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。図14は、図1,図2に示した電子メール処理装置10による電子メール作成画面を説明するための図である。図15は、図1,図2に示した電子メール処理装置10が複数の宛先に電子メールを送信する際の動作を説明するための図である。図13〜図15を参照しながら、電子メール処理装置10の動作の一具体例を説明する。
ステップS501において、電子メール処理装置10の制御部15は、図14に示すように、表示部13に、電子メール本文データの作成画面132を表示するとともに、テストメールの送信を指示する操作ボタンBT1321や、通常の電子メールの送信を指示する送信操作ボタンBT1322を表示する処理を行う。
ステップS502において、制御部15は、入力部14から入力された操作信号に基づいて、図14に示すように、電子メール本文データの作成処理や編集処理を行う。
この際、図14に示すように、電子メール本文データに、登録データ700やテスト用登録データ700T内の属性データ及び差込位置を指定するタグ(識別符号)、例えば<%会社名%>や<%名前(姓)%>等の各種タグが記述されていてもよい。
ステップS503において、制御部15は、入力部14からテストメール送信指示を示す信号が入力された否かを判別し、その信号が入力されていないと判別した場合にステップS508の処理に進み、その信号が入力されたと判別した場合にステップS504の処理に進む。詳細には、制御部15は、図14に示したテストメールの送信を指示する操作ボタンBT1321の操作指示を示す信号が入力された場合に、ステップS504の処理に進む。
ステップS504において、制御部15は、テストメールデータを生成する処理を行う。詳細には、制御部15は、テスト用登録データ700Tに基づいて、電子メール本文データに含まれるタグ(識別符号)に応じて、電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行う。例えば制御部15は、図14に示すように、電子メール本文データに、登録データ内のデータを指定するタグ、例えば<%会社名%>や<%名前(姓)%>等の各種タグが記述されている場合には、テスト用登録データ700Tに基づいて、そのテスト用メールアドレス701Tに関連付けられたタグに対応する属性データ、例えば会社名データや名前(姓)データを、本文データ中に差し込む処理を行い、テストメールを生成する。
ステップS505において、図15に示すように、電子メール処理装置10の制御部15は、そのテスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを、テスト用メールアドレス宛に通信I/F11を介して送信する処理を行う。
例えば具体的には、予め電子メールサーバ装置20にテストメールを受信するためのテスト用メールアドレスを設定しておき、制御部15は、通信I/F11を介して電子メールサーバ装置20にテスト用メールアドレス宛のテストメールを送信する処理を行う。
ステップS506において、制御部15は、例えば通信I/F11を介して、電子メールサーバ装置20にアクセスして、電子メールサーバ装置20からテストメールを受信して、そのテストメールを表示部13に表示する処理を行い(ステップS507)、ステップS501の処理に戻る。電子メール作成者は、表示部13に表示されたテストメールの個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認することができる。つまり、電子メール作成者は、規定されたメールアドレス宛に電子メールを送信する前に、個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認することができる。
また、メール作成時に簡単な操作で、個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認することができる。また、メール作成者の意図と異なる電子メールを送信することを防止することができる。
一方、ステップS503の判別において、制御部15は、入力部14からテストメール送信指示を示す信号が入力されていないと判別した場合に、入力部14からメール送信指示を示す信号が入力されたか否かを判別する(ステップS508)。例えば詳細には、図14に示すように、送信操作ボタンBT1322の操作指示を示す信号が入力されたか否かを判別し、その信号が入力されたと判別した場合に、ステップS509の処理に進み、通常の電子メールの送信処理を行う。
具体的には、制御部15は、登録データ700に基づいて、属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、識別符号に応じて、電子メール本文データの送信先のメールアドレス701に関連付けられた属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データをそのメールアドレス701宛に通信I/F11を介して送信する処理を行う。
通常の電子メールの詳細な処理に関しては、後述する。
一方、ステップS508において、制御部15は、入力部14からメール送信指示を示す信号が入力されていないと判別した場合には、例えば図14に示すように、入力部14により、表示部13に表示された下書きボタンの操作指示を示す信号が入力されたか否かを判別し(ステップS510)、その信号が入力されたと判別した場合に、その作成した電子メール本文データを記憶部12に記憶する。
一方、ステップS510において、制御部15は、入力部14により下書きボタンの操作指示を示す信号が入力されていないと判別した場合には、例えば図14に示すように、入力部14により、表示部13に表示されたキャンセルボタンの操作指示を示す信号が入力されたか否かを判別し(ステップS512)、その信号が入力されたと判別した場合に、その作成した電子メール本文データを破棄する。
一方、ステップS512の判別において、入力部14により、キャンセルボタンの操作指示を示す信号が入力されていないと判別した場合に、ステップS501の処理に戻る。
以上説明したように、電子メール作成者は、表示部13に表示されたテストメールの個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認することができる。つまり、電子メール作成者は、規定されたメールアドレス宛に電子メールを送信する前に、個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認することができる。
[電子メール処理装置10の動作]
図16は、本発明の他の実施形態に係る電子メール処理装置10の動作を説明するためのフローチャートである。図面を参照しながら、電子メール処理装置10が、複数のユーザ(顧客)C1に電子メールの送付を行う場合を説明する。また、上述した構成要素や動作と同様な点については説明を省略する。
ステップS20において、電子メール処理装置10の制御部15は、入力部14から、テストメール送信指示を示す信号が入力されたか否かを判別し、その信号が入力されたと判別した場合に、テストメール送信処理を行うことを示すデータ、例えばテスト送信フラグに「1」を設定し(ステップS201)、ステップS26の処理に進み、その信号が入力されていないと判別した場合に、通常メール送信処理を行うことを示すデータ、例えばテスト送信フラグに「0」を設定し(ステップS202)、ステップS21の処理に進む。
ステップS21において、制御部15は、例えば送信先検索条件を示す信号が入力部14から入力されると、記憶部12に記憶されている顧客データベース10Aを読み出して、その送信先検索条件に基づいて、その条件に適合するユーザC1の登録データ700を顧客データベース10Aから抽出する(ステップS22)。
例えば、この検索条件は、登録データ700に登録されているデータから、送信しようとする電子メールの内容に最も適合するユーザC1が検索されるように、任意に選択されて組み合わされることにより設定される。例えば、女性用品の広告メールを送信する際に、「30代」の「女性」で「目黒区」に住み自社商品の「購買歴がある」といった設定によって、検索条件の設定が行われる。
ステップS23において、制御部15は、上記条件に適合するユーザC1に関する登録データ700に基づいて、そのユーザC1に関連付けられたメールアドレス701のリストを生成する。この際、この送信アドレスリストは、検索条件に対応する宛先グループとして、任意の名称を付して記憶部12に保存しておくことにより、同様の内容の電子メールを送信する際に、簡単に呼び出すことができるようにすることが好ましい。
ステップS24において、制御部15は、送信アドレスリスト中から1つのメールアドレス701を設定し、そのメールアドレス701に、送付可能を示すメール送付可否データ702が関連付けられているか否かを判別し(ステップS25)、メール送付可否データ702が送付不可を示す場合には、このメールアドレス701に関する処理を終了し、ステップS24に戻って、リスト中の次のメールアドレス701を設定し、メールアドレス701に、送付可能を示すメール送付可否データ702が関連付けられていると判別した場合にはステップS26の処理に進む。
ステップS26において、制御部15は、テスト送信フラグが0を示す場合には、メール本文データにメールアドレス701を付加することによって電子メールを生成する。この際、制御部15は、上述したように、属性データ及び差込位置を指定するタグ(識別符号)を含む電子メール本文データに、タグ(識別符号)に応じて、電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた属性データを差し込む処理を行う。
また、制御部15は、テスト送信フラグが1を示す場合には、メール本文データにテスト用メールアドレス701Tを付加することによってテストメールを生成する。この際、制御部15は、上述したように、電子メール本文データに含まれるタグ(識別符号)に応じて、電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行う。
ステップS261において、制御部15は、テスト送信フラグが1を示すか否かを判別し、テスト送信フラグが1を示すと判別した場合に、ステップS505の処理に進み、テスト送信フラグが1を示すと判別した場合(テスト送信フラグが0を示す場合)に、ステップS27の処理に進む。
ステップS505において、制御部15は、テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールをテスト用メールアドレス宛に通信I/F11を介して送信する処理を行う。
ステップS506において、制御部15は、例えば通信I/F11を介して、電子メールサーバ装置20にアクセスして、電子メールサーバ装置20からテストメールを受信して、そのテストメールを表示部13に表示する処理を行い(ステップS507)、ステップS39の処理に進む。
ステップS27において、制御部15は、例えば図15に示した、各電子メールf1(f2,f3…)に、各電子メールf1(f2,f3…)を受信したクライアント端末装置50が、その電子メールf1(f2,f3…)を開封した際に、送信元の電子メール処理装置10にリターンメールを送信するためのアドレスデータの設定と、自動生成またはユーザによって任意に設定されるメール内容の同一性を示すためのメッセージIDの設定を行ってもよい。このメッセージIDは、電子メールf1(f2,f3…)に対して共通の識別符号を付すようにしても良く、また、電子メールファイルf1(f2,f3…)を分類して付すようにしても良い。
ステップS28において、制御部15は、電子メールf1(f2,f3…)を送信する処理を行う。詳細には、制御部15は、記憶部12に記憶された登録データ700に基づいて、送付可能を示すメール送付可否データ702に関連付けられたメールアドレス701宛に、電子メールを通信I/F11を介して電子メールサーバ装置20に送信する処理を行う。
ステップS29において、例えば制御部15は、顧客IDに対応する電子メールに付されているメッセージIDを、電子メール送信リストに記録するとともに、同一のメッセージIDを有する電子メールの送信数をカウントして、そのカウント数をメッセージIDに対応させて記録する。
ステップS30において、制御部15は、電子メール通信処理部151による送信結果を基にメール送付可否データ702に関する処理を行う。詳細には、制御部15の管理部152が、電子メール通信処理部151による電子メールの送信結果に基づいて、電子メールを送付できないメールアドレス701に、送付不可を示す送付可否データ702を関連付けて記憶部12に記憶する。
ステップS31において、制御部15は、電子メール通信処理部151による電子メールの送信結果に基づいて、例えば図7にしめすように、その電子メールの送信結果と電子メールの宛先(メールアドレス701)とを関連付けた送信履歴データ800を生成し、電子メールの送信処理を行う毎に送信履歴データ800の更新を行い、記憶部12に送信履歴データ800を記憶する。
ステップS32において、制御部15は、送信アドレスリスト中の各顧客のID毎に、つまり各電子メールアドレス701宛に電子メールを送信し、全ての電子メールアドレス701に対して処理が終了したか否かの判別を行い、送信処理が全て完了していないと判別した場合に、ステップS24の処理に戻り、全ての電子メールアドレス701に対して処理が終了したと判別を行った場合に、ステップS33のエラー処理に移行する。
ステップS34において、制御部15は、電子メールの送信結果に基づいて、電子メールの送信エラーが生じたか否かを判別し、送信エラーが生じていないと判別した場合にステップS37の処理に進み、送信エラーが生じたと判別した場合には、通信I/F11によるデータ通信路30Aを介した電子メールサーバ装置20との通信エラーによる送信エラーを特定する(ステップS35)。詳細には、送信エラー判別部153は、電子メールの送信結果に基づいて、通信I/F11によるデータ通信路30Aを介した電子メールサーバ装置20との通信エラーによる送信エラーを特定し、その特定された通信エラーに対応するメールアドレス701に、送付可能を示す送付可否データ702を関連付けて、登録データ700を修正して(ステップS36)、ステップS37に進む。
詳細には、ステップS35およびステップS36において、例えば、制御部15の送信履歴処理部154は、図7に示すように、表示部13の表示画面131に送信履歴データ800を表示すると共に、登録データ700の修正を指示する操作ボタン(BT131)を表示する表示処理を行う。
そして、制御部15の修正部155は、入力部14から登録データ700の修正指示を示す信号が入力された場合に、その特定された通信エラーに対応するメールアドレス701に、送付可能を示す送付可否データ702を関連付けて、登録データ700を修正する。より詳細には修正部155は、入力部14から操作ボタン(BT131)の操作指示を示す信号が入力された場合に、その特定された通信エラーに対応するメールアドレス701に、送付可能を示す送付可否データ702を関連付けて、登録データ700を修正する。この際、制御部15は、例えば図9に示すように、通信エラーとして特定されたメールアドレスに関連付けて、送付可を示す表示を行ってもよい。
図17は、図1,図2に示した電子メール処理装置10による登録データ700の一覧表示の一具体例を説明するための図である。図18は、通信エラーに対する修正処理後の登録データ700の一覧表示の一具体例を説明するための図である。
制御部15は、例えば個人情報一覧指示を示す信号が入力部14から入力された場合に、登録データ700に基づいて、図17に示すように、個人ID、メールアドレス701、名前(姓)、名前(名)、会社名、メール送付可否データ702、更新日時等を関連付ける表示画面133を表示部13に表示させる処理を行う。
そして修正部155により、上記登録データ700の修正処理が行われた後に、制御部15は、例えば個人情報一覧指示を示す信号が入力部14から入力された場合に、修正された登録データ700に基づいて、図18に示すように、メールアドレス701やメール送付可否データ702等を関連付ける表示画面133を表示部13に表示する。
具体的には、制御部15では、図17に示すように、第3番目、および第4番目のメールアドレス宛への電子メール送信時に通信エラーが生じた場合に、管理部152がそのメールアドレスに送付不可を示すメール送付可否データ702を関連付けて、図18に示すように、修正部155が、その第3番目および第4番目のメールアドレスに、送付可を示すメール送付可否データ702を関連付けて登録データ700を修正する。
ステップS37において、制御部15は、通信I/F11によりデータ通信路30Aを介して電子メールサーバ装置20からエラーメールを受信したか否かを判別し、エラーメールを受信したと判別した場合にエラー設定を行い(ステップS38)、ステップS39の処理に進む。詳細にはステップS38において、制御部15は、通信I/F11を介して受信したエラーメールのヘッダや本文データを解析して、そのエラーメールに対応する送信先メールアドレス701を特定し、その特定されたメールアドレス701に、送付不可を示すメール送付可否データ702を関連付けて登録データ700を修正する。
ステップS39において、制御部15は、例えば、正常に電子メールを送付できたメールアドレス701に、送付可を示すメール送付可否データ702を関連付けて登録データ700を修正する処理等のメール管理処理を行い、一連の電子メールの送付に係る処理を終了する。
上記実施形態では、制御部15は、図16に示すように、規定された複数の宛先(メールアドレス)を含む送信アドレスリスト中の全てのメールアドレス701宛に電子メールを送信した後、ステップS35,S36において修正処理を行ったが、この形態に限られるものではない。例えば、メールアドレス701宛を電子メールを送信する毎に、修正部155による修正処理を行ってもよいし、規定された電子メール送信回数毎に、修正部155による修正処理を行ってもよい。
また、上記実施形態では、電子メール処理装置10は、メール送付可否データ702により、送付可能を示す送付可否データに関連付けられたメールアドレス宛に電子メールを送信していたが、この形態に限られるものではない。登録データ700に、メールアドレス701、メール送付可否データ702、通信エラーの有無を示す通信エラーデータ、エラーメール受信の有無を示すエラーメール受信データなどを関連付けて記憶し、制御部15が、電子メール通信処理部151による送信結果に基づいて、メール送付可否データ702、通信エラーデータを更新し、エラーメールの受信結果に基づいて、エラーメール受信データを更新して、登録データ700を修正し、新たに電子メールを送信する際にその修正された登録データ700に基づいて送信処理を行ってもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限られるものではない。例えば上記実施形態を組み合わせて実施してもよい。また、電子メール処理装置10からクライアント端末装置50に直接メールを送信する形態であってもよい。また制御部15は、電子メールの送信処理の結果、送信エラーが所定回数以上連続して生じた場合に、通信エラーが生じたと判別して、修正部155により上記メール送付可否データ702の修正処理を行ってもよい。
以上説明したように、本発明に係る、規定された宛先に電子メールを送付する電子メール処理装置10は、入力部(操作入力部)14と、データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信I/F11と、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データ700と、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレス701Tを関連付けるテスト用登録データ700Tを記憶する記憶部12と、属性データ及び差込位置を指定するタグ(識別符号)を含む電子メール本文データに、タグ(識別符号)に応じて、電子メール本文データの送信先のメールアドレス701に関連付けられた属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データをメールアドレス宛に通信I/F11を介して送信する処理を行う制御部15とを有し、この制御部15は、入力部(操作入力部)14からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、電子メール本文データに含まれるタグ(識別符号)に応じて、電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールをテスト用メールアドレス701T宛に通信I/F11を介して送信する処理を行うので、例えば制御部15が、制御部15を介して電子メールサーバ装置20から受信したテストメールを表示部13に表示する処理を行うことで、規定されたメールアドレス宛に電子メールを送信する前に、個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認することができる。
また、制御部15は、図14に示すように、表示部13に、電子メール本文データの作成画面、およびテストメールの送信を指示する操作ボタンBT1321を表示する表示処理を行うとともに、入力部14から入力された操作信号に基づいて当該電子メール本文データの作成処理又は編集処理を行い、入力部14から操作ボタンBT1421の操作指示を示す信号が入力された場合に、テストメールの送信処理を行うので、そのテストメールを受信して表示部13に表示させることにより、メール作成時に簡単な操作で、個別情報が差し込まれた電子メール本文データを簡単に確認することができる。
また、メール作成者の意図と異なる電子メールを送信することを防止することができる。
また、制御部15は、表示部13に、電子メールの送信結果と当該電子メールの宛先とを関連付けた送信履歴を表示する処理を行う際に、テストメールの送信結果を表示することを抑止するので、例えば通常のメール送信履歴とともにテストメールの送信履歴を同時に表示した場合には、ユーザにとって実際のメール送信履歴の視認性が低下するが、本発明に係る送信履歴処理部154は、上述したように通常のメール送信履歴のみを表示することで、実際のメール送信履歴の視認性の低下を防止することができる。
また、本実施形態に係る電子メール処理装置10は、データ通信路30Bを介して電子メールサーバ装置20とデータ通信を行う通信I/F11と、宛先を示すメールアドレス701と、その宛先(メールアドレス)に電子メールを送付可能か否かを示す送付可否データ702とを関連付ける登録データ700を記憶する記憶部12と、制御部15とを有し、この制御部が、記憶部12に記憶された登録データ700に基づいて、送付可能を示すメール送付可否データ702に関連付けられたメールアドレス701宛に、電子メールを通信I/F11を介して送信する処理を行う電子メール通信処理部151と、電子メール通信処理部151による電子メールの送信結果に基づいて、電子メールを送付できないメールアドレス701に、送付不可を示す送付可否データ702を関連付ける管理部152と、電子メールの送信結果に基づいて、電子メールの送信エラーのうち、通信I/F11による電子メールサーバ装置20との通信エラーによる送信エラーを特定し、当該特定された通信エラーに対応するメールアドレス701に、送付可能を示す送付可否データ702を関連付けて、登録データ700を修正する修正部155とを有するので、例えば送信側のトラブル等により電子メールの送信エラーが生じた場合、つまり通信エラーが生じた場合であっても、送付可否データ702を適切に管理することができる。また、送信側のトラブルが解消した場合に、高品質の登録データ700に基づいて電子メールを送信することができる。
また、本実施形態に係る電子メール処理装置10は、操作に応じた信号を入力する入力部14を備え、修正部155が、入力部14から登録データ700の修正指示を示す信号が入力された場合に、上記送信側のトラブル等が生じた場合であっても、通信エラーに対応するメールアドレス701に、送付可能を示す送付可否データ702を関連付けて、登録データ700を修正するので、煩雑な操作を行うことなく簡単な操作により、送付可否データ702を修正することができる。
また、本実施形態に係る電子メール処理装置10は、表示部13を備え、制御部15は、図6に示すように、表示部13の表示画面131に、電子メールの送信結果と当該電子メールの宛先とを関連付けた送信履歴データ800を表示する処理を行うとともに、登録データ700の修正を指示する操作ボタン(BT131)を表示する表示処理を行い、入力部14から操作ボタン(BT131)の操作指示を示す信号が入力された場合に、修正部155が登録データ700の修正を行うので、煩雑な操作を行うことなく簡単な操作により、送付可否データ702を修正することができる。
また、本実施形態に係る電子メール処理装置10は、操作に応じた信号を入力する入力部14を備え、修正部155が、入力部14から登録データ700の修正指示を示す信号が入力された場合に、上記送信側のトラブル等が生じた場合であっても、通信エラーに対応するメールアドレス701に、送付可能を示す送付可否データ702を関連付けて、登録データ700を修正するので、煩雑な操作を行うことなく簡単な操作により、送付可否データ702を修正することができる。
また、本実施形態に係る電子メール処理装置10は、表示部13を備え、制御部15は、図6に示すように、表示部13の表示画面131に、電子メールの送信結果と当該電子メールの宛先とを関連付けた送信履歴データ800を表示する処理を行うとともに、登録データ700の修正を指示する操作ボタン(BT131)を表示する表示処理を行い、入力部14から操作ボタン(BT131)の操作指示を示す信号が入力された場合に、修正部155が登録データ700の修正を行うので、煩雑な操作を行うことなく簡単な操作により、送付可否データ702を修正することができる。
また、電子メール処理装置10は、記憶部12が、電子メール受信者(ユーザC1)に関する属性データ、メールアドレス701、及び送付可否データ702を関連付けて登録データ700として記憶し、電子メール通信処理部151が、記憶部12に記憶された登録データ700に基づいて、規定された条件に適合する電子メール受信者(ユーザC1)に関連付けられたメールアドレス701を特定し、当該特定されたメールアドレス701宛に電子メールを送信する処理を行うので、所望の条件に適合するユーザC1宛に電子メールを高精度に送信することができる。
また、本発明に係るプログラム121は、少なくとも記憶部12と、入力部(操作入力部)14と、データ通信路30を介して電子メールサーバ装置20とデータ通信を行う通信I/F11とを有し、規定された宛先に電子メールを送付するコンピュータに、実行されることで、記憶部12に記憶された、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレス701を関連付ける登録データ700に基づいて、属性データ及び差込位置を指定するタグ(識別符号)を含む電子メール本文データに、タグ(識別符号)に応じて、電子メール本文データの送信先のメールアドレス701に関連付けられた属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データをメールアドレス701宛に通信I/F11を介して送信する処理を行う機能と、記憶部12に記憶された、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレス701tを関連付けるテスト用登録データ700Tに基づいて、入力部14からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、電子メール本文データに含まれるタグ(識別符号)に応じて、電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールをテスト用メールアドレス701T宛に通信I/F11を介して送信する処理を行う機能とを実現させることができる。
また、上記プログラム121を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体122を、コンピュータにイントールして、コンピュータに実行させることにより、本発明に係る機能をコンピュータに実現させてもよい。
本発明の一実施形態に係る電子メール処理装置10を採用した電子メール処理システム1の構成図である。 図1に示した電子メール処理システム1の詳細な構成図である。 図1,図2に示した電子メール処理装置10の機能150を説明するための機能ブロック図である。 登録データ700の編集画面の一具体例を説明するための図である。 テスト用登録データ700Tの編集画面の一具体例を説明するための図である。 登録データ700,及びテスト用登録データ700Tの一具体例を説明するための図である。 図1,図2に示した電子メール処理装置10の表示部13に表示される送信履歴画面の一具体例を示す図である。 図1,図2に示した電子メール処理装置10の送信履歴処理部154により生成される送信履歴データ800の一具体例を示す図である。 メール送付可否データの修正後の表示画面の一具体例を示す図である。 図2に示した電子メール処理装置10からクライアント端末装置50に電子メールを送付する動作の一具体例を説明するための図である。(A)は図1に示した電子メール処理システム1の電子メール処理装置10から送信された電子メールが、電子メールサーバ装置20および電子メールサーバ装置60を介してクライアント端末装置50により受信される動作を説明するための図であり、(B)は電子メールが電子メールサーバ装置60からクライアント端末装置50に届かない場合の電子メール処理装置10の動作を説明するための図であり、(C)は電子メールが電子メールサーバ装置20から電子メールサーバ装置60に送信できない場合の電子メール処理装置10の動作を説明するための図であり、(D)は電子メール処理装置10と電子メールサーバ装置20と間の通信エラーにより、電子メール処理装置10から電子メールサーバ装置20に電子メールが送信できない場合の電子メール処理装置10の動作を説明するための図である。 図1,図2に示した電子メール処理装置10の動作の一具体例を説明するための図である。 図1に示した電子メール処理装置10の表示部13に表示されるログイン画面の一具体例を説明するための図である。 図1,図2に示した電子メール処理装置10のテストメール送信処理に係る動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。 図1,図2に示した電子メール処理装置10による電子メール作成画面を説明するための図である。 図1,図2に示した電子メール処理装置10が複数の宛先に電子メールを送信する際の動作を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係る電子メール処理装置10の動作を説明するためのフローチャートである。 図1,図2に示した電子メール処理装置10による登録データ700の一覧表示の一具体例を説明するための図である。 通信エラーに対する修正処理後の登録データ700の一覧表示の一具体例を説明するための図である。
符号の説明
1 電子メール処理システム
10 電子メール処理装置
10A 顧客データベース
10B 文書データベース
11 通信I/F(インタフェース)
12 記憶部
13 表示部
14 入力部
15 制御部
20 電子メールサーバ装置
21 通信I/F
22 記憶部
23 表示部
24 入力部
25 制御部
30,30A,30B,30C,30D 通信路(通信ネットワーク)
40 ルータ
50,50A,50B クライアント端末装置(端末装置)
60,60A,60B 電子メールサーバ装置
60T 基地局
121 プログラム
122 記録媒体
151 電子メール通信処理部
152 管理部
153 送信エラー判別部
154 送信履歴処理部
155 修正部
700 登録データ
800 送信履歴データ
1512 テストメール処理部

Claims (10)

  1. 規定された宛先に電子メールを送付する電子メール処理装置であって、
    操作入力部と、
    データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信部と、
    電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データを記憶する記憶部と、
    前記属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、前記識別符号に応じて、前記電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた前記属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データを前記メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う制御部と、を有し、
    前記記憶部は、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレスを関連付けるテスト用登録データを記憶し、
    前記制御部は、前記操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、前記電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、前記電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを前記テスト用メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行うことを特徴とする電子メール処理装置。
  2. 前記制御部は、表示部に前記電子メール本文データの作成画面、および前記テストメールの送信を指示する操作ボタンを表示する表示処理を行うとともに、前記操作入力部から入力された操作信号に基づいて当該電子メール本文データの作成処理又は編集処理を行い、前記操作入力部から前記操作ボタンの操作指示を示す信号が入力された場合に、前記テストメールの送信処理を行うことを有する請求項1に記載の電子メール処理装置。
  3. 前記制御部は、前記通信部を介して前記電子メールサーバ装置から受信した前記テストメールを表示部に表示する処理を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子メール処理装置。
  4. 前記制御部は、表示部に、前記電子メールの送信結果と当該電子メールの宛先とを関連付けた送信履歴を表示する処理を行う際に、前記テストメールの送信結果を表示することを抑止することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子メール処理装置。
  5. 少なくとも記憶部と、操作入力部と、データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信部とを有し、規定された宛先に電子メールを送付する電子処理装置の電子メール処理方法であって、
    前記記憶部に記憶された、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データに基づいて、前記属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、前記識別符号に応じて、前記電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた前記属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データを前記メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行うステップと、
    前記記憶部に記憶された、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレスを関連付けるテスト用登録データに基づいて、前記操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、前記電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、前記電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを前記テスト用メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行うステップと
    を有することを特徴とする電子メール処理方法。
  6. 少なくとも記憶部と、操作入力部と、データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信部とを有し、規定された宛先に電子メールを送付するコンピュータに、
    前記記憶部に記憶された、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データに基づいて、前記属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、前記識別符号に応じて、前記電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた前記属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データを前記メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う機能と、
    前記記憶部に記憶された、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレスを関連付けるテスト用登録データに基づいて、前記操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、前記電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、前記電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを前記テスト用メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う機能と
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  7. 表示部に前記電子メール本文データの作成画面、および前記テストメールの送信を指示する操作ボタンを表示する表示処理を行うとともに、前記操作入力部から入力された操作信号に基づいて当該電子メール本文データの作成処理又は編集処理を行い、前記操作入力部から前記操作ボタンの操作指示を示す信号が入力された場合に、前記テストメールの送信処理を行うことを有する請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記通信部を介して前記電子メールサーバ装置から受信した前記テストメールを、表示部に表示する処理を行うことを特徴とする請求項6または請求項7に記載のプログラム。
  9. 表示部に、前記電子メールの送信結果と当該電子メールの宛先とを関連付けた送信履歴を表示する処理を行う際に、前記テストメールの送信結果を表示することを抑止することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載のプログラム。
  10. 少なくとも記憶部と、操作入力部と、データ通信路を介して電子メールサーバ装置とデータ通信を行う通信部とを有し、規定された宛先に電子メールを送付するコンピュータに、
    前記記憶部に記憶された、電子メール受信者に関する属性データ及びメールアドレスを関連付ける登録データに基づいて、前記属性データ及び差込位置を指定する識別符号を含む電子メール本文データに、前記識別符号に応じて、前記電子メール本文データの送信先のメールアドレスに関連付けられた前記属性データを差し込む処理を行うとともに、当該属性データが差し込まれた電子メール本文データを前記メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う機能と、
    前記記憶部に記憶された、テスト用属性データ及びテスト用メールアドレスを関連付けるテスト用登録データに基づいて、前記操作入力部からテストメール送信指示を示す信号が入力された場合に、前記電子メール本文データに含まれる識別符号に応じて、前記電子メール本文データにテスト用属性データを差し込む処理を行うとともに、当該テスト用属性データが差し込まれた電子メール本文データを含むテストメールを前記テスト用メールアドレス宛に前記通信部を介して送信する処理を行う機能と
    を実現させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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