JP2008019427A - 溶剤回収再利用型印刷インキ組成物および希釈溶剤、さらにそれを用いてなるプラスチックシート被覆物とそのラミネート積層物 - Google Patents

溶剤回収再利用型印刷インキ組成物および希釈溶剤、さらにそれを用いてなるプラスチックシート被覆物とそのラミネート積層物 Download PDF

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Abstract

【課題】優れた印刷適性を示し、かつ回収溶剤を容易に調整して再利用できる、印刷インキと希釈溶剤を提供する。
【解決手段】揮発成分のうち95%以上が有機溶剤2成分からなる溶剤回収再利用型希釈溶剤。さらに、有機溶剤2成分が、エステル系溶剤とアルコール系溶剤である、上記溶剤回収再利用型希釈溶剤。さらに、上記有機溶剤2成分が、酢酸n−プロピルとイソプロピルアルコールである、溶剤回収再利用型希釈溶剤。さらに、上記有機溶剤2成分が、酢酸エチルとイソプロピルアルコールである、溶剤回収再利用型希釈溶剤。
【選択図】 なし

Description

本発明は、印刷インキ組成物に関し、さらに詳しくは、各種プラスチックフィルム、プラスチックシートまたは合成樹脂成形品の被覆用として特に有用な印刷インキ用組成物に関する。
近年、自然環境の破壊成層圏におけるオゾン層の破壊、低層圏における酸性雨による農産物への打撃や森林資源の破壊、光化学オキシダントによる人体への悪影響等の大気汚染に関する問題が深刻になってきている。そのため、これを防止するためのPRTR法の施行、悪臭防止法の規制強化、京都議定書の二酸化炭素排出量の削減、大気汚染防止法、埼玉県生活環境保全条例など、大気環境保全に関する法律も年々厳しくなっている。特に、有機溶剤を大量に使用し放出しているグラビア印刷業界では、これらの問題を解決する一つの手段として、溶剤回収−再利用への関心が高まっている。
実際、ラミネート接着剤や出版グラビア印刷の分野では溶剤種を単一組成に設計し、揮発溶剤を回収して再利用することが既に行われている。これは、単一溶剤組成であれば、回収溶剤も単一組成で得られるため、接着剤やインキやこれらの希釈溶剤として容易に再利用できるためである。
一方、その他の用途のグラビア印刷(ラミネート用、表刷り用、紙用、アルミ用印刷)では、用途に応じて様々なインキが使用され、使用樹脂の溶解性や乾燥速度調整などの点から溶剤種も複数になってしまう。
これらの従来の印刷インキ、希釈溶剤を用いると、回収溶剤は多成分となるため、溶剤を再利用するために、単一溶剤に分離するか、目的の組成の溶剤を配合する必要があった。
単一溶剤への分離方法としては、第一に蒸留が挙げられるが、莫大なイニシャルコスト、ランニングコストを必要とする。その上、結局蒸留にかかるエネルギーを多量に必要とするために、石油資源を多量に消費して二酸化炭素を多量に排出してしまうことで、むしろ、再利用によるコスト削減にも環境対応にもならないことが問題となっていた。また、成分調整をして再利用する場合、多成分だと目的とする混合溶剤を得るために新規溶剤を多量に添加する必要があり、効率的ではない(特許文献1)。
特開平07−247456号公報
優れた印刷適性を示し、かつ回収溶剤を容易に調整して再利用できる、印刷インキと希釈溶剤を提供することにある。
本発明者らは、前記の実状を鑑み鋭意検討を重ねた結果、有機溶剤2成分からなる印刷インキが、優れた印刷適性を有し、従来インキと比較して回収溶剤を容易に成分調整して再利用できることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、揮発成分のうち95%以上が有機溶剤2成分を含有することを特徴とする溶剤回収再利用型印刷インキ組成物に関するものである。
また、有機溶剤2成分が、エステル系溶剤およびアルコール系溶剤であることを特徴とする溶剤回収再利用型印刷インキ組成物が好ましい。
さらに、有機溶剤2成分が、酢酸n−プロピルおよびイソプロピルアルコール、または酢酸エチルおよびイソプロピルアルコールである溶剤回収再利用型印刷インキ組成物が好ましい。
または、酢酸n−プロピルおよびイソプロピルアルコールの場合、その構成比率(重量比)が60:40から90:10の範囲、酢酸エチルおよびイソプロピルアルコールの場合、その構成比率(重量比)が20:80から50:50の範囲である、溶剤回収再利用型印刷インキ組成物が好ましい。
さらに、高分子ポリオールと有機イソシアネート化合物からなり、さらに必要に応じて鎖伸長剤を用いてなるポリウレタン樹脂組成物をメインバインダーとすることを特徴とする溶剤型印刷インキ組成物に関するものである。
または、本発明は、上記の溶剤回収再利用型印刷インキ組成物の有機溶剤と、同じ種類であることを特徴とする溶剤回収再利用型希釈溶剤に関するものである。
さらに、本発明は上記の溶剤型印刷インキ組成物を含有したことを特徴とする被覆物およびさらに複数の塗工、積層または圧着工程を経て得られることを特徴とするラミネート積層物に関するものである。
本発明が提供する印刷インキは、従来のインキと比較して優れた印刷適性を示し、かつ回収溶剤を容易に調整して再利用できる。
本発明における溶剤回収再利用とは、1台あるいは複数台の印刷機から印刷乾燥工程にて生じる揮発した溶剤成分を、溶剤蒸気と共存する空気から分離する方法、すなわち凝縮法、圧縮法、吸収法、吸着法を用いて回収し、得られた回収溶剤は必要に応じて成分を配合して印刷インキの原料や希釈溶剤として再利用する方法である。
溶剤回収の方法は、溶剤蒸気の組成、物理的性質、化学的性質、濃度、発生量(処理量)、含まれる不純物、希望する回収率、回収溶剤の特性などを考慮して選択することができる。この中で、回収率などを含めたコスト面から、吸着剤を用いたガス吸着での方法が好ましく、一般的に用いられている。吸着剤に吸着質として捕集された溶剤は、空気、窒素をはじめとした不活性ガス、水蒸気などの加熱ガスの導入で脱着された後、冷却され液化される。
回収溶剤は必要に応じて、ポリイミド膜などの高分子膜やセラミック膜やゼオライト膜を用いた膜分離や、シリカゲルなどを用いた吸着や、比重差や、蒸留によって、水分を除去することができる。
本発明の溶剤回収再利用型印刷インキ組成物は、2つの有機溶剤を含有することを特徴とする。溶剤回収再利用を試みる印刷インキ組成物の溶剤が1成分の場合では、印刷効果を制御するために実施する乾燥調整ができず、様々な特性を有する各種インキ原料を均一に溶解させることも難しい。一方、3成分以上だと、比重や屈折率で成分を特定するための検量線を作成することが難しく、再利用の際の成分調整を計算することも煩雑になってしまう。具体的には、揮発成分のうち95%以上は有機溶剤2成分からなる必要がある。
本発明の希釈溶剤は、粘度を調整して印刷効果や印刷物濃度などを制御するために、毎回任意量を印刷インキ組成物へ添加混合される。従って、溶剤回収再利用型印刷インキ組成物の溶剤組成と同じ種類であることが好ましい。
本発明の印刷インキ組成物に使用される2成分の溶剤としては、作業環境の観点からトルエン、キシレンといった芳香族有機溶剤や、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンといったケトン系溶剤を排除した上で、各種インキ原料の溶解性を確保するには、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸イソブチル、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどのエステル系溶剤と、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルなどのアルコール系溶剤を用いることが好ましい。
エステル系溶剤としては、従来グラビア印刷で主流の溶剤であったトルエンと非常に近い溶解度パラメーターと乾燥速度を有する酢酸n−プロピルを選択することが好ましい。アルコール系溶剤としては、イソシアネート系硬化剤との反応が抑制できる2級、3級アルコールが好ましく、さらに3級アルコールで比較的低分子量のter−ブチルアルコールが常温で固体でありハンドリングが困難であることから、2級アルコールであり、酢酸n−プロピルと使用することで混合溶剤の乾燥速度が、従来の溶剤系と近くなるイソプロピルアルコールを用いることがさらに好ましい。
酢酸n−プロピルとイソプロピルアルコールの比率は、グラビア印刷のメインバインダーの主流であるポリウレタン樹脂の溶解性から、60:40から90:10が好ましく、ロングラン時の溶剤組成の変化が抑制できるため、70:30から85:15がさらに好ましい。
また、エステル溶剤として酢酸エチルを用いることも好ましい。酢酸エチルは各種樹脂合成の溶媒として広く用いられており、多くの樹脂系で優れた溶解性を示すためである。酢酸エチルを用いる場合も、先述の理由からイソプロピルアルコールを用いることが好ま
しい。
酢酸エチルとイソプロピルアルコールの比率は、乾燥速度から20:80から50:50が好ましく、ポリウレタン樹脂の溶解性から、30:70から50:50がさらに好ましい。
本発明の印刷インキ組成物に用いられる樹脂は、用途や基材に応じて、様々な樹脂を選択することができる。用いられる樹脂の例としては、ポリウレタン樹脂、ポリウレタン/
ウレア樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ニトロセルロース樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ロジン系樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、テルペン樹脂、フェノール変性テルペン樹脂、ケトン樹脂、環化ゴム、塩化ゴム、ブチラール、石油樹脂などを挙げることができる。これらの樹脂は、単独で、または2種以上を混合して用いることができ、その含有量は、インキの総重量に対して5〜25重量%が好ましい。
さらに、最も主力となるラミネート用印刷インキにおいては、インキ印刷物への残留溶剤量の低減、押し出しラミネート加工適性などから、本発明における印刷インキ組成物に用いられる樹脂のうち、ポリウレタン樹脂をメインバインダーとして用いることが多い。本発明に用いられるポリウレタン樹脂には、一般のインキ、塗料、および記録剤などに使用されているポリウレタン樹脂を挙げることができる。
本発明のポリウレタン樹脂は、一般に用いられる各種公知のポリオールを用いて合成することができる。ポリオールは1種、または2種類以上を併用してもよい。
ポリオールをポリイソシアネート、鎖延長剤と反応させてウレタン変性ポリオールにすることが好ましい。前記ウレタン変性ポリオールは、ポリオールとポリイソシアネートを必要に応じイソシアネート基に不活性な溶媒を用い、また、更に必要であればウレタン化触媒を用いて10〜150℃の温度で反応させ、末端にイソシアネート基を有するプレポリマーを製造し、次いで、このプレポリマーに鎖延長剤を反応させてポリウレタンポリオール樹脂を得るプレポリマー法、あるいは、有機ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物と鎖延長剤を一段で反応させてポリウレタンポリオール樹脂を得るワンショット法など公知の方法により製造することが出来る。
前記ポリオールの例としては酸化メチレン、酸化エチレン、テトラヒドロフランなどの重合体または共重合体のポリエーテルポリオール類(1);
エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、2メチル−1,3プロパンジオール、2エチル−2ブチル−1,3プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオール、3−メチル−1,5ペンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、1,4−ブチンジオール、1,4−ブチレンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオール、ソルビトール、ペンタエスリトールなどの飽和または不飽和の低分子ポリオール類(2);
これらの低分子ポリオール類(2)と、アジピン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、フマル酸、こはく酸、しゅう酸、マロン酸、グルタル酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸などの多価カルボン酸あるいはこれらの無水物とを脱水縮合または重合させて得られるポリエステルポリオール類(3);
環状エステル化合物、例えばポリカプロラクトン、ポリバレロラクトン、ポリ(β−メチル−γ−バレロラクトン)等のラクトン類を開環重合して得られるポリエステルポリオール類(4);
前記低分子ポリオール類(2)などと、例えばジメチルカーボネート、ジフェニルカーボネート、エチレンカーボネート、ホスゲン等との反応によって得られるポリカーボネートポリオール類(5);
ポリブタジエングリコール類(6);ビスフェノールAに酸化エチレンまたは酸化プロピレンを付加して得られるグリコール類(7);1分子中に1個以上のヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロプル、アクリルヒドロキシブチル等、或いはこれらの対応するメタクリル酸誘導体等と、例えばアクリル酸、メタクリル酸又はそのエステルとを共重合することによって得られるアクリルポリオール(8);エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフラン等のオキシラン化合物を、例えば水、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン等の低分子量ポリオールを開始剤として重合して得られるポリエーテルポリオール(9)などが挙げられる。特にポリプロピレングリコールが好ましい。
前記ウレタン変性ポリオールに使用されるポリイソシアネートとしては、ポリウレタン樹脂の製造に一般的に用いられる各種公知の芳香族ジイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネートなどが挙げられる。例えば、1,5−ナフチレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、4,4’−ジフェニルジメチルメタンジイソシアネート、4,4’−ジベンジルイソシアネート、ジアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、テトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ブタン−1,4−ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソプロピレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジメリールジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネート、m−テトラメチルキシリレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ビス−クロロメチル−ジフェニルメタン−ジイソシアネート、2,6−ジイソシアネート−ベンジルクロライドやダイマー酸のカルボキシル基をイソシアネート基に転化したダイマージイソシアネート等が挙げられる。これらのジイソシアネート化合物は単独で、または2種以上を混合して用いることができる。
また、前記ウレタン変性ポリオールに使用される鎖伸長剤としては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、イソホロンジアミン、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジアミンなどの他、2−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、2−ヒドロキシエチルプロピルジアミン、2−ヒドロキシエチルプロピレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルプロピレンジアミン、2−ヒドロキシピロピルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシピロピルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシプロピルエチレンジアミンなど分子内に水酸基を有するアミン類も用いることが出来る。これらの鎖伸長剤は単独で、または2種以上を混合して用いることができる。
また、反応停止を目的とした末端封鎖剤として、一価の活性水素化合物を用いることもできる。かかる化合物としては例えば、ジ−n−ブチルアミン等のジアルキルアミン類やエタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類があげられる。更に、特にポリウ
レタン樹脂中にカルボキシル基を導入したいときには、グリシン、L−アラニン等のアミノ酸を反応停止剤として用いることができる。これらの末端封鎖剤は単独で、または2種以上を混合して用いることができる。
プレポリマーを製造するに当たり、ポリオールとポリイソシアネートとの量は、ポリイソシアネート(F)のイソシアネート基の当量と有機ポリオール化合物の水酸基の当量の比であるNCO/OH比を1.1〜3.0の範囲となるようにすることが好ましい。この比が1.1より小さいときは十分な耐アルカリ性が得られない傾向があり、また、3.0より大きい場合には得られるプレポリマーの溶解性が低下する傾向が認められる。
また、反応には溶剤を用いることが反応制御の面で好ましい。使用できる溶剤としては、ポリウレタン接着剤組成物を溶解するものが好ましく、例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類;ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類;トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類;クロルベンゼン、パークレンなどのハロゲン系炭化水素などが挙げられる。これらは単独で、または2種以上混合し混合溶媒として用いることもできる。
さらに、このウレタン化反応には触媒を用いることもできる。使用できる触媒としては、例えば、トリエチルアミン、ジメチルアニリンなどの3級アミン系の触媒;スズ、亜鉛などの金属系の触媒などが挙げられる。これらの触媒は通常ポリオール化合物に対して0.001〜1モル%の範囲で使用される。
上記で得られた末端にイソシアネート基を有するプレポリマーと鎖延長剤であるジオール、ジアミン、トリオールなどとを10〜80℃で反応させ、末端に活性水素基を含有する高分子量のポリウレタン樹脂が得られる。
末端停止剤を用いるときには、末端停止剤と鎖延長剤とを一緒に使用して鎖延長反応を行ってもよく、また鎖延長剤によりある程度鎖延長反応を行った後に末端停止剤を単独に添加して末端停止反応を行ってもよい。一方、末端停止剤を用いなくても分子量のコントロールは可能であるが、この場合には鎖延長剤を含む溶液中にプレポリマーを添加する方法が反応制御という点で好ましい。
末端停止剤は分子量をコントロールするために用いられる。使用量が多くなると得られるポリウレタン樹脂の分子量は低くなる。これは鎖延長剤と末端停止剤のプレポリマーに対する反応性により変化するが、一般的に、末端停止剤のアミノ基や水酸基の当量に対する鎖延長剤のアミノ基や水酸基の当量の比は0.5〜5.0の範囲が好ましい。この比が5.0を越える場合には高分子量化するためドライラミネート適性が悪くなる傾向があり、0.5未満の場合には分子量ならびに初期接着力が低下する傾向が認められる。
また、プレポリマー中のイソシアネート基の当量に対する鎖延長剤および末端停止剤のアミノ基と水酸基の合計の当量の比は1.1〜3.0、好ましくは1.5〜2.0の範囲となるようにして反応させる。この比が大きく鎖延長剤または末端停止剤の使用量が多い場合にはこれらが未反応のまま残存し、臭気が残りやすくなる傾向がある。
本発明の溶剤型印刷インキ組成物を含んだ印刷インキの色相としては、使用する着色剤の種類に応じて、プロセス基本色として白の他に、黄、紅、藍、墨の合計5色があり、プロセスガマット外色として赤(橙)、草(緑)、紫の3色がある。更に透明黄、牡丹、朱、茶、金、銀、パール、色濃度調整用のほぼ透明なメジウム(必要に応じて体質顔料を含む)などがベース色として準備される。
印刷インキでは、特色として複数の色相を混合して目的の色相を得る手法があり、特に白インキにはトーニングという所作、例えば少量の藍インキを混合する場合がある。本発明における白インキも、他のインキと混合することができる。さらにインキを混合する以外に、本発明における白インキに、必要に応じて有機顔料、無機顔料、染料を混合することができる。
本発明の溶剤型印刷インキ組成物に用いることができる白色系無機顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、シリカなどが挙げられる。白インキの顔料には酸化チタンを用いることが着色力、隠ぺい力、耐薬品性、耐候性の点から好ましい。
白色系以外の無機顔料としては、カーボンブラック、アルミニウム、マイカ(雲母)などの顔料が挙げられる。アルミニウムは粉末またはペースト状であるが、取扱い性および安全性の面からペースト状で使用するのが好ましく、リーフィングまたはノンリーフィングを使用するかは輝度感および濃度の点から適宜選択される。
本発明の溶剤型印刷インキ組成物に有色系着色剤としては、一般のインキ、塗料、および記録剤などに使用されている有機、無機顔料や染料を挙げることができる。併用できる有機顔料としては、アゾ系、フタロシアニン系、アントラキノン系、ペリレン系、ペリノン系、キナクリドン系、チオインジゴ系、ジオキサジン系、イソインドリノン系、キノフタロン系、アゾメチンアゾ系、ジクトピロロピロール系、イソインドリン系などの顔料が挙げられる。藍インキには銅フタロシアニン、透明黄インキにはコスト・耐光性の点からC.I. Pigment No Yellow83を用いることが好ましい。
着色剤は、印刷インキの濃度・着色力を確保するのに充分な量、すなわち印刷インキの総重量に対して1〜50重量%の割合で含まれることが好ましい。また、これらの着色剤は単独で、または2種以上を併用して用いることができる。
顔料を有機溶剤に安定に分散させるには、前記樹脂単独でも分散可能であるが、さらに顔料を安定に分散するため分散剤を併用することもできる。分散剤としては、アニオン性、ノニオン性、カチオン性、両イオン性などの界面活性剤を使用することができる。分散剤は、インキの保存安定性の観点からインキの総重量に対して0.05重量%以上、かつ、ラミネート適性の観点から5重量%以下でインキ中に含まれることが好ましい。さらに、0.1〜2重量%の範囲で含まれることがより好ましい。
上記の印刷インキは、樹脂、着色剤などを有機溶剤中に溶解および/または分散することにより製造することができる。具体的には、顔料を前記併用樹脂、および前記分散剤により有機溶剤に分散させた顔料分散体を製造し、得られた顔料分散体に、必要に応じて他の化合物などを配合することによりインキを製造することができる。
顔料分散体における顔料の粒度分布は、分散機の粉砕メディアのサイズ、粉砕メディアの充填率、分散処理時間、顔料分散体の吐出速度、顔料分散体の粘度などを適宜調節することにより、調整することができる。分散機としては一般に使用される、例えばローラーミル、ボールミル、ペブルミル、アトライター、サンドミルなどを用いることができる。
インキ中に気泡や予期せずに粗大粒子などが含まれる場合は、印刷物品質を低下させるため、濾過などにより取り除くことが好ましい。濾過器は従来公知のものを使用することができる。
前記方法で製造されたインキ粘度は、顔料の沈降を防ぎ、適度に分散させる観点から10mPa・s以上、インキ製造時や印刷時の作業性効率の観点から1000mPa・s以下の範囲であることが好ましい。なお、上記粘度はトキメック社製B型粘度計で25℃において測定された粘度である。
インキの粘度は、使用される原材料の種類や量、例えば樹脂、着色剤、有機溶剤などを適宜選択することにより調整することができる。また、インキ中の顔料の粒度および粒度分布を調節することによりインキの粘度を調整することもできる。
本発明の溶剤型印刷インキ組成物を含んだ印刷インキは、グラビア印刷、フレキソ印刷などの既知の印刷方式で用いることができる。例えば、グラビア印刷に適した粘度及び濃度にまで希釈溶剤で希釈され、単独でまたは混合されて各印刷ユニットに供給される。
本発明の被覆物は、本発明の印刷インキ組成物を、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリ乳酸などのポリエステル、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂などのポリスチレン系樹脂、ナイロン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、セロハン、紙、アルミなど、もしくはこれらの複合材料からなるフィルム状もしくはシート状の基材に、上記の印刷方式を用いて塗布し、オーブンによる乾燥によって乾燥させて定着することで、得ることができる。
基材は、金属酸化物などを表面に蒸着コート処理および/またはポリビニルアルコールなどがコート処理が施されていても良く、さらにコロナ処理などの表面処理が施されていても良い。
更に、この印刷物の印刷面にイミン系、イソシアネート系、ポリブタジエン系、チタン系等の各種アンカーコート剤を介して、溶融ポリエチレン樹脂を積層する通常のエクストルージョンラミネート(押し出しラミネート)法、印刷面にウレタン系等の接着剤を塗工し、プラスチックフィルムを積層するドライラミネート法、印刷面に直接溶融ポリプロピレンを圧着して積層するダイレクトラミネート法等、公知のラミネート工程により、本発明のラミネート積層物が得られる。
以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、実施例および比較例中の部および%は、重量部および重量%を表わす。なお、水酸基は、樹脂1g中に含有する水酸基を中和するのに必要とする水酸化カリウムのmg数で、JIS K0070に従って行った値である。アミン価は、樹脂1g中に含有するアミノ基を中和するのに必要とする塩酸の当量と同量の水酸化カリウムのmg数である。アミン価の測定方法については、後述の通り行なった。分子量はGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)装置を用いて分子量分布を測定し、ポリスチレン換算分子量として求めた。アミン価の測定方法は、下記の通りである。
[アミン価の測定方法]
試料を0.5〜2g精秤する。(試料量:Sg)精秤した試料に中性エタノール(BDG中性)30mLを加え溶解させる。得られた溶液を0.2mol/リットル エタノール性塩酸溶液(力価:f)で滴定を行なう。溶液の色が緑から黄に変化した点を終点とし、この時の滴定量(AmL)を用い次の(式1)によりアミン価を求めた。
(式1) アミン価=(A×f×0.2×56.108)/S
[実施例1]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸n−プロピル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸n−プロピル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸n−プロピル30.4部およびイソプロピルアルコール19.6部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(A)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(A)10部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比72/28)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(A)40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比72/28)10.0部を混合し白色印刷インキ(A1)を得た。得られた白色印刷インキ(A1)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比72/28)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(A2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(A)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比72/28)10部を撹拌混合しサンドミルで
練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(A)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比72/28)38部を混合し、藍色印刷インキ(A3)を得た。
得られた藍色印刷インキ(A3)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比72/28)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(
A4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸n−プロピル/イソプロピル
アルコール=72:28となる。
[実施例2]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸n−プロピル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸n−プロピル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸n−プロピル32.5部およびイソプロピルアルコール17.5部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(B)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(B)10部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(B)40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10.0部を混合し白色印刷インキ(B1)を得た。得られた白色印刷インキ(B1)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(B2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(B)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10部を撹拌混合しサンドミルで
練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(B)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)38部を混合し、藍色印刷インキ(B3)を得た。
得られた藍色印刷インキ(B3)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(
B4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸n−プロピル/イソプロピル
アルコール=75:25となる。
[実施例3]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸n−プロピル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸n−プロピル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸n−プロピル38.1部およびイソプロピルアルコール11.9部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(C)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(C)10部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比83/17)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂ワニス40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比83/17)10.0部を混合し白色印刷インキ(C1)を得た。得られた白色印刷インキ(C1)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比83/17)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(C2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(C)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比83/17)10部を撹拌混合しサンドミルで
練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(C)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比83/17)38部を混合し、藍色印刷インキ(C3)を得た。
得られた藍色印刷インキ(C3)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比83/17)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(
C4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール=83:17となる。
[実施例4]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸n−プロピル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸n−プロピル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸n−プロピル23.1部およびイソプロピルアルコール33.6部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(D)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(D)10部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(D)40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)10.0部を混合し白色印刷インキ(D1)を得た。得られた白色印刷インキ(D1)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(D2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(D)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)10部を撹拌混合しサンドミルで
練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(D)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)38部を混合し、藍色印刷インキ(D3)を得た。得られた藍色印刷インキ(D3)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(D4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸n−プロピル/イソプロピル
アルコール=52:48となる。
[実施例5]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸n−プロピル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸n−プロピル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸n−プロピル22.6部およびイソプロピルアルコール8.4部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量55000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(E)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(E)10部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比88/12)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(E)40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比88/12)10.0部を混合し白色印刷インキ(E1)を得た。得られた白色印刷インキ(E1)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比88/12)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(E2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(E)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比88/12)10部を撹拌混合しサンドミルで
練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(E)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液((重量比88/12)38部を混合し、藍色印刷インキ(E3)を得た
。得られた藍色印刷インキ(E3)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比88/12)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(E4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸n−プロピル/イソプロピル
アルコール=88:12となる。
[実施例6]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量20
00のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸n−プロピル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸n−プロピル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸n−プロピル8.0部およびイソプロピルアルコール42.0を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(F)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(F)10部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(F)40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)10.0部を混合し白色印刷インキ(F1)を得た。得られた白色印刷インキ(F1)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(F2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(F)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)10部を撹拌混合しサンドミルで
練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(F)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)38部を混合し、藍色印刷インキ(F3)を得た。
得られた藍色印刷インキ(F3)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(
F4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸n−プロピル/イソプロピル
アルコール=40:60となる。
[実施例7]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸n−プロピル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸n−プロピル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸n−プロピル46.5部およびイソプロピルアルコール3.5部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(G)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(G)10部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比95/5)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(G)40部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比95/5)10.0部を混合し白色印刷インキ(G1)を得た。得られた白色印刷インキ(G1)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比95/5)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(G2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(G)20部、酢酸n−プロピル/
イソプロピルアルコール混合溶液(重量比95/5)10部を撹拌混合しサンドミルで練
肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(G)20部、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比95/5)38部を混合し、藍色印刷インキ(G3)を得た。得られた藍色印刷インキ(G3)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比95/5)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(G4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール=95:5となる。
[実施例8]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸エチル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸エチル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸エチル16.4部およびイソプロピルアルコール33.6部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(H)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(H)10部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液40部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)10.0部を混合し白色印刷インキ(H1)を得た。得られた白色印刷インキ(H1)100部に、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(H2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(H)20部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉し
た後、ポリウレタン樹脂溶液(H)20部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)38部を混合し、藍色印刷インキ(H3)を得た。得られた藍色
印刷インキ(H3)100部に、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比52/48)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(H4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸エチル/イソプロピルアルコ
ール=52:48となる。
[実施例9]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸エチル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸エチル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸エチル8.0部およびイソプロピルアルコール42.0部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(I)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(I)10部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(I)40部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)10.0部を混合し白色印刷インキ(I1)を得た。得られた白色印刷インキ(I1)100部に、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(I2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(I)20部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉し
た後、ポリウレタン樹脂溶液(I)20部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)38部を混合し、藍色印刷インキ(I3)を得た。得られた藍色
印刷インキ(I3)100部に、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比40/60)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(I4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸エチル/イソプロピルアルコ
ール=40:60となる。
[実施例10]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸エチル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸エチル5.4部およびn−プロピルアルコール54.6部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量5000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1g、25℃における粘度600mPa・sのポリウレタン樹脂溶液(J)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(J)10部、酢酸エチル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比22/78)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(J)40部、酢酸エチル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比22/78)10.0部を混合し白色印刷インキ(J1)を得た。得られた白色印刷インキ(J1)100部に、酢酸エチル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比22/78)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(J2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(J)20部、酢酸エチル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比22/78)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉し
た後、ポリウレタン樹脂溶液(J)20部、酢酸エチル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比22/78)38部を混合し、藍色印刷インキ(J3)を得た。得られた藍色
印刷インキ(BJ)100部に、酢酸エチル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比22/78)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(J4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸エチル/n−プロピルアルコ
ール=22:78となる。
[実施例11]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸エチル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸エチル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸エチル32.5部およびイソプロピルアルコール17.5部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(K)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(K)10部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(K)40部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10.0部を混合し白色印刷インキ(K1)を得た。得られた白色印刷インキ(K1)100部に、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(K2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(K)20部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉し
た後、ポリウレタン樹脂溶液(K)20部、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)38部を混合し、藍色印刷インキ(K3)を得た。得られた藍色
印刷インキ(K3)100部に、酢酸エチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(K4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸エチル/イソプロピルアルコール=75:25となる。
[実施例12]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸イソブチル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸イソブチル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸イソブチル32.5部およびイソプロピルアルコール17.5部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(L)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(L)10部、酢酸イソブチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(L)40部、酢酸イソブチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10.0部を混合し白色印刷インキ(L1)を得た。得られた白色印刷インキ(L1)100部に、酢酸イソブチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(L2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(L)20部、酢酸イソブチル/イ
ソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10部を撹拌混合しサンドミルで練
肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(L)20部、酢酸イソブチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)38部を混合し、藍色印刷インキ(L3)を得た。得ら
れた藍色印刷インキ(L3)100部に、酢酸イソブチル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(L4)
を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸イソブチル/イソプロピルア
ルコール=75:25となる。
[実施例13]
アジピン酸と2−ブチル−2−エチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸n−プロピル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸n−プロピル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸n−プロピル32.5部およびn−プロピルアルコール17.5部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1gのポリウレタン樹脂溶液(M)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(M)10部、酢酸n−プロピル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(M)40部、酢酸n−プロピル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10.0部を混合し白色印刷インキ(M1)を得た。得られた白色印刷インキ(M1)100部に、酢酸n−プロピル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(M2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(M)20部、酢酸n−プロピル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)10部を撹拌混合しサンドミルで
練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(M)20部、酢酸n−プロピル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)38部を混合し、藍色印刷インキ(M3)を得た。
得られた藍色印刷インキ(M3)100部に、酢酸n−プロピル/n−プロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(
M4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸n−プロピル/n−プロピルアルコール=75:25となる。
[実施例14]
アジピン酸とブチルエチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸n−プロピル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸n−プロピル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸n−プロピル32.5部およびプロピレングリコールモノエチルエーテル17.5部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1g、25℃における粘度600mPa・sのポリウレタン樹脂溶液(N)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(N)10部、酢酸n−プロピル/プロピレングリコールモノエチルエーテル混合溶液(重量比75/25)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(N)40部、酢酸n−プロピル/プロピレングリコールモノエチルエーテル混合溶液(重量比75/25)10.0部を混合し白色印刷インキ(N1)を得た。得られた白色印刷インキ(N1)100部に、酢酸n−プロピル/プロピレングリコールモノエチルエーテル混合溶液(重量比75/25)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(N2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(N)20部、酢酸n−プロピル/プロピレングリコールモノエチルエーテル混合溶液(重量比75/25)10部を撹拌混
合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(N)20部、酢酸n−プロピル/プロピレングリコールモノエチルエーテル混合溶液(重量比75/25)38部を混合し
、藍色印刷インキ(N3)を得た。得られた藍色印刷インキ(N3)100部に、酢酸n−プロピル/プロピレングリコールモノエチルエーテル混合溶液(重量比75/25)5
0部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(N4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸n−プロピル/プロピレングリコールモノエチルエーテル=75:25となる。
[比較例1]
アジピン酸とブチルエチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸n−プロピル10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸n−プロピル10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸n−プロピル50.0部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量20000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1g、25℃における粘度600mPa・sのポリウレタン樹脂溶液(O)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(O)10部、酢酸n−プロピル10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(O)40部、酢酸n−プロピル10.0部を混合し白色印刷インキ(O1)を得た。得られた白色印刷インキ(O1)100部に、酢酸n−プロピル50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(O2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(O)20部、酢酸n−プロピル10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(O)20部、酢酸n−プロピル38部を混合し、藍色印刷インキ(O3)を得た。得られた藍色印刷インキ(O3)100部に、酢酸n−プロピル50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(O4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸n−プロピル単独となる。
[比較例2]
アジピン酸とブチルエチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部およびイソプロピルアルコール10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、イソプロピルアルコール10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、イソプロピルアルコール50.0部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量20000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1g、25℃における粘度600mPa・sのポリウレタン樹脂溶液(P)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(P)10部、イソプロピルアルコール10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(P)40部、イソプロピルアルコール10.0部を混合し白色印刷インキ(P1)を得た。得られた白色印刷インキ(P1)100部に、イソプロピルアルコール50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(P2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(P)20部、イソプロピルアルコール10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(P)20部、イソプロピルアルコール38部を混合し、藍色印刷インキ(P3)を得た。得られた藍色印刷インキ(P3)100部に、イソプロピルアルコール50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(P4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、イソプロピルアルコール単独となる。
[比較例3]
アジピン酸とブチルエチルプロパンジオールから得られる数平均分子量2000のポリエステルジオール54.719部、イソホロンジイソシアネート3.989部、2−エチルヘキシル酸第1錫0.010部および酢酸エチル/酢酸n−プロピル混合溶液(重量比1/2)10.0部を窒素気流下に85℃で3時間反応させ、酢酸エチル/酢酸n−プロピル混合溶液(重量比1/2)10.0部を加え冷却し、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を得た。次いでイソホロンジアミン1.031部、ジ−n−ブチルアミン0.261部、酢酸エチル/酢酸n−プロピル混合溶液(重量比1/2)32.5部およびイソプロピルアルコール17.5部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液78.718部を室温で徐々に添加し、次に50℃で1時間反応させ、固形分30%、重量平均分子量60000、アミン価3.0 mgKOH/樹脂1g、25℃における粘度600mPa・sのポリウレタン樹脂溶液(Q)を得た。
チタニックスJR−805(テイカ社製)30部、ポリウレタン樹脂溶液(Q)10部、酢酸エチル/酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比25/50/25)10.0部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(Q)40部、酢酸エチル/酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比25/50/25)10.0部を混合し白色印刷インキ(Q1)を得た。得られた白色印刷インキ(Q1)100部に、酢酸エチル/酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比25/50/25)50部を希釈溶剤として添加混合し、白色希釈インキ(Q2)を得た。
銅フタロシアニン藍12部、ポリウレタン樹脂溶液(Q)20部、酢酸エチル/酢酸n
−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比25/50/25)10部を撹拌混合しサンドミルで練肉した後、ポリウレタン樹脂溶液(Q)20部、酢酸エチル/酢酸n
−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比25/50/25)38部を混合し、藍色印刷インキ(Q3)を得た。得られた藍色印刷インキ(Q3)100部に、酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール混合溶液(重量比75/25)50部を希釈溶剤として添加混合し、藍色希釈インキ(Q4)を得た。
ここで得られたそれぞれの希釈インキの溶剤組成は、酢酸エチル/酢酸n−プロピル/イソプロピルアルコール=25:75:25となる。
[実施例1−14および比較例1−3]
実施例1−14および比較例1−3で得られた希釈印刷インキA2からQ2およびA4からQ4を、以下の
通り性能評価した。
[溶剤回収−再利用適性]
溶剤を回収して再利用した場合に、その難易度を溶剤成分種の量により判断した。溶剤成分が単一の場合、回収溶剤をそのまま利用し足りない量を追加するだけでよく、2成分の場合も不足した一方の溶剤を追加すればよいため、良好な評価となる。
◎:溶剤成分が1成分
○:溶剤成分が2成分
×:溶剤成分が3成分以上
[印刷適性]
NBR(ニトリルブタジエンゴム)製のゴム硬度80Hsの圧胴、刃先の厚みが60μm(母材の厚み40μm、片側セラミック層の厚み10μm)のセラミックメッキドクターブレード、東洋プリプレス株式会社製のクロム硬度1050Hvの電子彫刻版(スタイラス角度120度、色インキ用:250線/inch、白インキ用:200線/inch)、および実施例1−11および比較例1−3で得られた希釈印刷インキを富士機械工業株式会社製グラビア印刷機にセットしドクター圧2kg/cm2、100m/分の回転速度で版を60分間空転した後に、片面コロナ処理OPPフィルム「パイレンP2161(東洋紡績株式会社製)」のコロナ処理面に、印刷速度100m/分で印圧2kg/cm2で印刷、60℃の熱風で乾燥し、印刷物を得た。印刷中は、粘度コントローラーを用いて、各々の希釈溶剤を適宜補充して一定の粘度を保っている。
1.版かぶり性
印刷物を黒色または白色の紙の上に貼り、余白部分(非画線部)に付着したインキの量を以下の基準で目視評価した。
○ :非画像部にインキの転移が全く認められなかった。
○△:非画像部にインキの転移が僅かに認められた。
△ :非画像部の小面積にインキの転移が認められた。
△×:非画像部の大面積にインキの転移が認められた。
× :非画像部全面にインキの転移が認められた。
2.圧胴汚れ
印刷終了後の、圧胴の汚れを目視で判定した。
○ :圧胴表面にインキの転移が全く認められなかった。
○△:圧胴表面にインキの転移が僅かに認められた。
△ :圧胴表面の小面積にインキの転移が認められた。
△×:圧胴表面の大面積にインキの転移が認められた。
× :圧胴表面にインキの転移が認められた。
3.イソシアネート反応性
グラビアインキの硬化剤として使用されることが多いイソシアネート基含有硬化剤と、使用溶剤の反応性により判定した。反応性の高い溶剤を使用した場合、印刷中にイソシアネート基が溶剤と反応してしまい、本来、使用樹脂を架橋して強固な塗膜を形成させる目的を果たせなくなる。
○ :溶剤に水酸基を含まない。
○△:溶剤に2級の水酸基を含む。
△ :溶剤に1級の水酸基を含む。
× :溶剤に水酸基より反応性の高いアミノ基などを含む。
Figure 2008019427

Claims (9)

  1. 揮発成分のうち95%以上が有機溶剤2成分を含有することを特徴とする溶剤回収再利用型印刷インキ組成物。
  2. 請求項1記載の有機溶剤2成分が、エステル系溶剤およびアルコール系溶剤であることを特徴とする溶剤回収再利用型印刷インキ組成物。
  3. 請求項1または2記載の有機溶剤2成分が、酢酸n−プロピルおよびイソプロピルアルコールであることを特徴とする溶剤回収再利用型印刷インキ組成物。
  4. 請求項3記載の酢酸n−プロピルとイソプロピルアルコールとの構成比率(重量比)が60:40から90:10の範囲であることを特徴とする溶剤回収再利用型印刷インキ組成物。
  5. 請求項1または2記載の有機溶剤2成分が、酢酸エチルおよびイソプロピルアルコールであることを特徴とする溶剤回収再利用型印刷インキ組成物。
  6. 請求項5記載の酢酸エチルとイソプロピルアルコールとの構成比率(重量比)が20:80から50:50の範囲であることを特徴とする溶剤回収再利用型印刷インキ組成物。
  7. 高分子ポリオールおよび有機イソシアネート化合物からなり、さらに必要に応じて鎖伸長剤を用いてなるポリウレタン樹脂組成物を含有することを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の溶剤回収再利用型印刷インキ組成物。
  8. 請求項1〜7いずれか1項に記載の溶剤回収再利用型印刷インキ組成物の有機溶剤と、同じ種類であることを特徴とする溶剤回収再利用型希釈溶剤。
  9. 請求項1〜7いずれか1項に記載の溶剤回収再利用型印刷インキ組成物を含有することを特徴とする被覆物およびさらに複数の塗工、積層または圧着工程を経て得られることを特徴とするラミネート積層物。
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