JP2008017885A - 対象物設置機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
従来の本発明に係る正面を前方に向けた対象物を設置面の上に設置するための対象物設置機構にかわって、対象物の重心より前方の位置に支持され設置面の上を前後方向に転動可能な転動体と、対象物の重心より後方の位置に支持され長手方向を左右に向けた軸体である前後移動軸と、前記前後移動軸を前後方向に移動自在に案内する前後案内部を設けられ設置面に据え付け可能になった下架台と、を備え、前記前後案内部が、下に凹んだレール面と、そのレール面の前端を越えて前方に移動すると前記前後移動軸を前後方向に往復移動自在に案内する他のレール面を持つものとした。
【選択図】 図1
Description
地震等による水平加速度が大きかったり、水平に揺すられる時間が長いと、構造物や自動販売機や家具や棚が転倒したり、棚に並べられたものが棚から落ちてくることがある。
構造物等が転倒したり、棚からものが落ちてくると、周辺にいる人が危害を被ったり、通路を塞いで通行を不能にするといった二次被害を発生させることがある。
従来、この様な事態を防止するために、構造物や自動販売機や家具や棚を設置場所にアンカーボルトで固定したり、十分に踏ん張れるように下部構造の水平長さを長くしたりする。
その結果、前記前後移動軸が前記第一前後案内部に嵌り込んでいるときに対象物が安定している。対象物が揺すられると、前後の加速度により前記前後移動軸が前記第一前後案内部の前端を越えて前方へ進み、対象物が前方に移動する。転動体が設置面の上を前後方向に転動し、前記前後移動軸が前記第二前後案内部に案内されて前後方向に移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
その結果、前記前後移動軸が前記第一前後案内部に嵌り込んでいるときに対象物が安定している。対象物が揺すられると、前後の加速度により前記前後移動軸が前記第一前後案内部の前端を越えて前方へ進み、対象物を支持する上架台が前方に移動する。転動体が設置面の上を前後方向に転動し、前記前後移動軸が前記第二前後案内部に案内されて前後方向に移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
その結果、前記前後移動軸が前記第一前後案内部に嵌り込んでいるときに対象物が安定している。対象物が揺すられると、前後の加速度により前記前後移動軸が前記第一前後案内部の前端を越えて前方へ進み、対象物が前方に移動する。摺動体が設置面の上を前後方向に摺動し、前記前後移動軸が前記第二前後案内部に案内されて前後方向に移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
上記本発明の構成により、前記第二前後案内部が、前記前後移動軸を前後方向に往復移動自在に案内する下に湾曲したレール面を持つ。
その結果、対象物が揺すられると、湾曲したレール面の作用により、前後方向の移動に応じた復元力が前記第二前後案内部に案内された前記前後移動軸に作用し、対象物が前後に往復移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
上記本発明の構成により、対象物が前方へ移動し前記前後移動軸が前記第二前後案内部に案内されて最も下がったときの対象物の後部の位置が、後方に位置するときの対象物の後部の位置よりも低い。
その結果、対象物が揺すられると、対象物が前方向に移動して、対象物が後ろへ傾いて、正面の側へ倒れる恐れが減少する。
その結果、前記前後移動軸が前記第一前後案内部に嵌り込んでいるときに対象物が安定している。対象物が揺すられると、前後の加速度により前記前後移動軸が前記第一前後案内部の後端を越えて相対的に後方へ進み、前記上架台を支持する対象物が前方に移動する。転動体が設置面の上を前後方向に転動し、上架台の前記第二前後案内部が前記前後移動軸に案内されて前後方向に移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
その結果、前記前後移動軸が前記第一前後案内部に嵌り込んでいるときに対象物が安定している。対象物が揺すられると、前後の加速度により前記前後移動軸が前記第一前後案内部の後端を越えて相対的に後方へ進み、前記上架台を支持する対象物が前方に移動する。上架台に支持された転動体が設置面の上を前後方向に転動し、対象物に支持された上架台の前記第二前後案内部が前記前後移動軸に案内されて前後方向に移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
その結果、前記前後移動軸が前記第一前後案内部に嵌り込んでいるときに対象物が安定している。対象物が揺すられると、前後の加速度により前記前後移動軸が前記第一前後案内部の後端を越えて相対的に後方へ進み、前記上架台を支持する対象物が前方に移動する。摺動体が設置面の上を前後方向に摺動し、上架台の前記第二前後案内部が前記前後移動軸に案内されて前後方向に移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
上記本発明の構成により、前記第二前後案内部が、前記前後移動軸が前記前後移動軸に前後方向に往復移動自在に案内される上に湾曲したレール面を持つ。
その結果、対象物が揺すられると、湾曲したレール面の作用により、前後方向の移動に応じた復元力が前記前後移動軸に案内された前記第二前後案内部に作用し、対象物が前後に往復移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
上記本発明の構成により、対象物が前方へ移動し前記第二前後案内部が前記前後移動軸に案内されて最も下がったときの対象物の後部の位置が、後方に位置するときの対象物の後部の位置より低い。
その結果、対象物が揺すられると、対象物が前方へ移動して、対象物が後ろへ傾くので、正面の側へ倒れる恐れが減少する。
上記本発明の構成により、前記左右案内上架台が対象物により支持される。左右移動軸が、前記左右案内上架台に支持され長手方向を前後に向けた軸体である。対象物の重量が前記左右案内構造を介して前記前後案内構造に支えられる。前記左右移動軸を下方から支えて左右方向に移動自在に案内するレール面を持つ左右案内部を設けられ左右案内下架台が、前記前後案内構造の上部に支持される。
その結果、対象物が揺すられると、前後方向の加速度により前後方向に移動すると同時に、左右方向の加速度により対象物が左右の方向に移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
上記本発明の構成により、前記左右移動軸が、前記左右案内部の下方に湾曲したレール面に下から支えられ、左右方向に案内される。
その結果、湾曲したレール面の作用により、対象物が左右方向に往復移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
上記本発明の構成により、前記左右案内下架台が、前記前後案内構造の上部に支持される。左右移動軸が、前記左右案内下架台に支持され長手方向を前後に向けた軸体である。前記左右移動軸に下方から支えられて左右方向に移動自在に案内されるレール面をもつ左右案内部を設けられる左右案内上架台が、対象物により支持される。
その結果、対象物が揺すられると、前後方向の加速度により前後方向に移動すると同時に、左右方向の加速度により対象物が左右の方向に移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
上記本発明の構成により、前記左右案内部の上方に湾曲したレール面が、前記左右移動軸に下方から支えられ、左右方向に案内される。
その結果、湾曲したレール面の作用により、対象物が左右方向に往復移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
対象物の前方を設置面の上を転動する転動体で支え、対象物の後方を前後移動軸に前後方向に移動自在に案内する前後案内部を下から支えて案内し、前記前後案内部を前後移動軸の嵌り込む下に凹んだレール面と前方に移動した前後移動軸を前後方向に移動自在に案内するレール面とでできている様にしたので、前記前後移動軸が前記第一前後案内部に嵌り込んでいるときに対象物が安定している。対象物が揺すられると、前後の加速度により前記前後移動軸が前記第一前後案内部の前端を越えて前方へ進み、対象物が前方に移動する。対象物に支持された転動体が設置面の上を前後方向に転動し、対象物に支持された前記前後移動軸が前記第二前後案内部に案内されて前後方向に移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
また、対象物が揺すられると、対象物が前方に移動し、前後移動軸が前記第二前後案内部の最も低い位置に案内されるときに、対象物の後部が下がる様にしたので、対象物が後ろへ傾いて、正面の側へ倒れる恐れが減少する。
対象物の前方を設置面の上を転動する転動体で支え、対象物の後方に固定する前後案内部を前後移動軸で支持して案内し、前記前後案内部を前後移動軸の嵌り込む上に凹んだレール面と後方に相対移動した前後移動軸に前後方向に移動自在に案内されるレール面とでできている様にしたので、前記前後移動軸が前記第一前後案内部に嵌り込んでいるときに対象物が安定している。対象物が揺すられると、前後の加速度により前記前後移動軸が前記第一前後案内部の後端を越えて相対的に後方へ進み、前記上架台を支持する対象物が前方に移動する。転動体が設置面の上を前後方向に転動し、上架台の前記第二前後案内部が前記前後移動軸に案内されて前後方向に移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
また、対象物が揺すられると、対象物が前方に移動し、前記第二前後案内部が前後移動軸に案内され前後案内部が最も低い位置にあるときに、対象物の後部が下がる様にしたので、対象物が後ろへ傾いて、正面の側へ倒れる恐れが減少する。
また、前記左右移動軸が、前記左右案内部の下方に湾曲したレール面に下から支えられ、左右方向に案内される様にしたので、湾曲したレール面の作用により、対象物が左右方向に往復移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
また、対象物の重量を前記左右案内構造を介して前記前後案内構造で支え、左右案内構造を、左右案内上架台に設けられた左右案内部が、レール面を左右案内下架台の支持する左右移動軸に下方から支えられる構造としたので、対象物が揺すられると、前後方向の加速度により前後方向に移動すると同時に、左右方向の加速度により対象物が左右の方向に移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
また、前記左右案内部の上方に湾曲したレール面が、前記左右移動軸に下方から支えられ、左右方向に案内される様にしたので、湾曲したレール面の作用により、対象物が左右方向に往復移動し、対象物に作用する加速度を緩和させる。
従って、簡単な構造で対象物を設置して地震等の場合に転倒を防止することのできる対象物設置機構を提供できる。
説明の便宜のために、地震の加速度が対象物を揺する場合を例に、説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る対象物設置機構の側面図と作用側面図である。
対象物設置機構は、前後案内構造15を備える。
前後案内構造15は、対象物を前後方向に移動自在に案内することをできる構造である。
対象物の重量は、前後案内構造15により支えられる。
前後案内構造15は、左右一対の前部上架台20fと左右一対の後部上架台20rと左右一対の下架台30と左右一対の転動体40と左右一対の前後移動軸50とで構成される。
前部上架台20fは、後述する転動体40を回転自在に支持する。
例えば、前部上架台20fは、上部を対象物10の下面の前方に固定される上板と下方に突き出た左右一対の側板とで構成される。
例えば、転動体40の回転軸21の両端が、側板に固定される。
後部上架台20rは、後述する前後移動軸50を支持する。
例えば、後部上架台20rは、上部を対象物10の下面の後方に固定された上板と下方に突き出た左右一対の側板とで構成される。
例えば、前後移動軸50の両端が、側板に固定される。
前後案内部60は、後述する前後移動軸50を下方から支えて前後方向に移動自在に案内するレール面を持つ。
例えば、下架台30は、下部を設置面Fに固定される下板と前後案内部60を設けられた左右一対の側板とで構成された板構造である。
例えば、転動体40は、前部上架台20fの回転軸21に回転自在に支持されるローラである。ローラは、設置面の上を転動できる。摩擦軸受をローラと回転軸21との間に設けても良い。
例えば、前後移動軸50は、後部上架台20rに両端を固定され、後述する前後案内部60に下方から支えられる円形断面をもった軸体である。
また、例えば、前後移動軸50は、後部上架台20rに両端を固定され、後述する前後案内部60に下方から支えられる車輪を回転自在に支持する軸体である。摩擦軸受けが軸体と車輪の間に設けられる。
前後案内部60は、第一前後案内部61と第二前後案内部62と第三前後案内部63とで構成される。
第一前後案内部61の前端と第二前後案内部62の後端が継ぎ目無く繋がり、前後移動軸50が第一前後案内部61と第二前後案内部62との間を移動できる。
第一前後案内部61は、前後移動軸50が嵌り込む様に下に凹んだレール面を持つ。
第二前後案内部62は、前後移動軸50が第一前後案内部61の前端を越えて前方に移動すると前後移動軸50を前後方向に往復移動自在に案内するレール面を持つ。
第三前後案内部63は、第一前後案内部61の後端と第二前後案内部62の前端とを繋ぐ下向きのレール面を持つ。第三前後案内部63と第一前後案内部61との隙間、または第三前後案内部63と第二前後案内部62との隙間は、前後移動軸50の直径または前後移動軸50に嵌められた車輪の外径よりも僅かに大きい。
通常、前後移動軸50は、第一前後案内部61または第二前後案内部62に下方から支えられ前後方向に移動自在に案内される。対象物の後部が浮き上がろうとする力が対象物に作用すると、前後移動軸50は、第三前後案内部63に上から支えられ前後方向に移動自在に案内される。
この様にすると、下に湾曲したレール面の作用により、対象物が前後方向に移動する際に、レール面の最下部に向かう水平方向の復元力が対象物に作用し、対象物が前後方向に往復移動する。
この様にすると、対象物が前方へ移動すると、前後移動軸50が第二前後案内部62に案内されて最も下がったときに、対象物が後方へ傾き、対象物が正面の方へ倒れる恐れが少なくなる。
通常、前後移動軸50は第一前後案内部61に嵌まり込んでいる。転動体40は、設置面に乗っている。この状態で、対象物は正規の姿勢を保っているのが好ましい。
地震があると、対象物が前後に揺すられる。前後移動軸50は、第一前後案内部61から外れて、第二前後案内部62へ移動する。転動体40は、設置面を前方へ転動する。
地震が続くと、前後移動軸50は、第二前後案内部62に案内されて前後方向に往復移動する。
前後移動軸50と第二前後案内部62との間の摩擦力が地震の振動エネルギーを吸収する。
また、前後移動軸50は、第二前後案内部62に案内されて低い位置に移動すると、対象物の後部が下がる。対象物が後方へ傾くので、対象物が正面の側へ倒れる恐れが少なくなる。
図2は、本発明の第二の実施形態に係る対象物設置機構の側面図と作用側面図である。図5は、本発明の第二の実施形態に係る対象物設置機構の斜視図である。
対象物設置機構は、前後案内構造15を備える。
前後案内構造15は、対象物を前後方向に移動自在に案内することをできる構造である。
対象物の重量は、前後案内構造15により支えられる。
前後案内構造15は、左右一対の上架台20と左右一対の下架台30と左右一対の転動体40と左右一対の前後移動軸50とで構成される。
例えば、上架台20は、上部を対象物の下面に固定される上板と下に突き出た左右一対の側板とで構成される板構造である。
後述する転動体40が、側板の前部に回転自在に固定される。
後述する前後移動軸50が、側板の後部に固定される。
図3は、本発明の第三の実施形態に係る対象物設置機構の側面図と作用側面図である。
対象物設置機構は、前後案内構造15を備える。
前後案内構造15は、対象物を前後方向に移動自在に案内することをできる構造である。
対象物の重量は、前後案内構造15により支えられる。
前後案内構造15は、左右一対の前部上架台20fと左右一対の後部上架台20rと左右一対の下架台30と左右一対の転動体40と左右一対の前後移動軸50とで構成される。
前部上架台20fは、対後述する転動体40を回転自在に支持する。
例えば、前部上架台20fは、上部を対象物10の下面の前方に固定される上板と下方に突き出た左右一対の側板とで構成される。
例えば、後述する転動体40の回転軸21が、側板に固定される。
前後案内部60は、後述する前後移動軸50に下方から支えられて前後方向に移動自在に案内されるレール面を持つ。
例えば、後部上架台20rは、上部を対象物10の下面の後方に固定された上板と後述する前後案内部60を設けられ下方に突き出た左右一対の側板とで構成される。
後述する前後移動軸50が、下架台30に固定される。
例えば、下架台30は、下部を設置面Fに固定される下板と上方に突き出た左右一対の側板とで構成された板構造である。
後述する前後移動軸50の両端が、側板に固定される。
例えば、転動体40は、前部上架台20fの回転軸21に回転自在に支持されるローラである。ローラは、設置面の上を転動できる。ローラと回転軸との間に摩擦軸受けを設けても良い。
例えば、前後移動軸50は、下架台30に両端を固定され、後述する前後案内部60を下方から支えて案内する円形断面をもった軸体である。
また、例えば、前後移動軸50は、下架台30に両端を固定され、後述する前後案内部60を下方から支えて案内する車輪を回転自在に支持する軸体である。摩擦軸受けが軸体と車輪の間に設けられる。
前後案内部60は、第一前後案内部61と第二前後案内部62と第三前後案内部63とで構成される。
第一前後案内部61の後端と第二前後案内部62の前端とが継ぎ目無く繋がり、前後移動軸50が第一前後案内部61と第二前後案内部62との間を移動できる。
第一前後案内部61は、前後移動軸50が嵌り込む様に上に凹んだレール面を持つ。
第二前後案内部62は、前後移動軸50が第一前後案内部61の後端を越えて相対的に後方に移動すると、前後移動軸50に前後方向に往復移動自在に案内されるレール面を持つ。
第三前後案内部63は、第一前後案内部61の前端と第二前後案内部62の後端とを繋ぐ上向きのレール面を持つ。第三前後案内部63と第一前後案内部61との隙間、または第三前後案内部63と第二前後案内部62との隙間は、前後移動軸50の直径または前後移動軸に嵌められた車輪の外径よりも僅かに大きい。
通常、第一前後案内部61または第二前後案内部62は、前後移動軸50に下方から支えられ前後方向に移動自在に案内される。対象物の後部が浮き上がろうとする力が対象物に作用すると、第三前後案内部63は、前後移動軸50に上方から支えられ前後方向に移動自在に案内される。
この様にすると、第二前後案内部62が前後移動軸に下から支えられて前後移動すると、上に湾曲したレール面の作用により、レール面の最も高い位置に向かう水平の復元力が発生し、対象物10が前後に往復移動する。
この様にすると、対象物が前方へ移動すると、第二前後案内部62が前後移動軸50に案内されて最も下がったときに、対象物が後方へ傾き、対象物が正面の方へ倒れる恐れが少なくなる。
通常、前後移動軸50は第一前後案内部61に嵌まり込んでいる。転動体40は、設置面に乗っている。この状態で、対象物は正規の姿勢を保っているのが好ましい。
地震があると、対象物が前後方向に揺すられる。前後移動軸50が第一前後案内部61から外れて、第二前後案内部62が前後移動軸50に移動する。転動体40は、設置面を前方へ転動する。
地震が続くと、第二前後案内部62は、前後移動軸50に案内されて前後方向に往復移動する。
前後移動軸50と第二前後案内部62との間の摩擦力が地震の振動エネルギーを吸収する。
また、第二前後案内部62は、前後移動軸50に案内されて低い位置に移動すると、対象物の後部が下がる。対象物が後方へ傾くので、対象物が正面の側へ倒れる恐れが少なくなる。
図4は、本発明の第四の実施形態に係る対象物設置機構の側面図と作用側面図である。
対象物設置機構は、前後案内構造15を備える。
前後案内構造15は、対象物を前後方向に移動自在に案内することをできる構造である。
対象物の重量は、前後案内構造15により支えられる。
前後案内構造15は、左右一対の上架台20と左右一対の下架台30と左右一対の転動体40と左右一対の前後移動軸50とをで構成される。
前後案内部60が、上架台20の後部に設けられる。
転動体40が、上架台の前部に回転自在に固定される。
例えば、上架台20は、上部を対象物の下面に固定される上板と下に突き出た左右一対の側板とで構成される板構造である。
例えば、前後案内部60が、側板の後部に設けられる。
例えば、転動体40が、側板の前部に固定される。
図6は、本発明の第五の実施形態に係る対象物設置機構の斜視図である。
対象物設置機構は、前後案内構造15と前後一対の左右案内構造100とを備える。
前後案内構造15は、対象物を前後方向に移動自在に案内することをできる構造である。
対象物の重量は、左右案内構造100を介して前後案内構造15により支えられる。
前後案内構造15は、左右一対の上架台20と左右一対の下架台30と左右一対の転動体40と左右一対の前後移動軸50とで構成される。
左右案内構造100は、左右案内上架台120と左右案内下架台130と左右一対の左右移動軸150とで構成される。
例えば、左右案内上架台120は、対象物の下面に固定される上板と後述する左右移動軸150の両端を固定し下方に突き出る側板とで構成される板構造である。
例えば、左右案内下架台130は、上架台20の上板に固定される下板と後述する左右案内部160を設けられ上方に突き出る側板とで構成される。
例えば、左右一対の左右移動軸150は、左右案内上架台120に両端を固定され、後述する左右案内部160に下方から支えられる円形断面をもった軸体である。
また、例えば、左右一対の左右移動軸150は、左右案内上架台20rに両端を固定され、後述する左右案内部160に下方から支えられる車輪を回転自在に支持する軸体である。摩擦軸受けが軸体と車輪の間に設けられる。
左右一対の左右案内部160が、前後の左右案内下架台130に各々に設けられる。
左右案内部160は、第二左右案内部162と第三左右案内部163とで構成される。
第二左右案内部162は、左右移動軸150を左右方向に往復移動自在に案内するレール面を持つ。
第三左右案内部163は、第二左右案内部162の両端を繋ぐ下向きのレール面を持つ。第三左右案内部163と第二左右案内部162との隙間は、左右移動軸150の直径または左右移動軸に嵌められた車輪の外径よりも僅かに大きい。
通常、左右移動軸150は、第二左右案内部162に下方から支えられて左右方向に移動自在に案内される。対象物の後部が浮き上がろうとする力が対象物に作用すると、左右移動軸150は、第三左右案内部163に上から支えられて左右方向に移動自在に案内される。
この様にすると、下に湾曲したレール面の作用により、対象物が左右方向に移動する際に、レール面の最下部に向かう左右方向の復元力が対象物に作用し、対象物が左右方向に往復移動する。
また、左右一対の第二左右案内部162が、同一の形状をして下に湾曲したレール面を持っていてもよい。
この様にすると、対象物が左右方向に移動する際に、対象物が左右に傾かず、水平を維持できる。
通常、前後移動軸50は第一前後案内部61に嵌まり込んでいる。転動体40は、設置面に乗っている。また、左右移動軸150は、左右案内部160の最も低い位置に停止している。この状態で、対象物は正規の姿勢を保っているのが好ましい。
地震があると、前後移動軸50は、第一前後案内部61から外れて、第二前後案内部62へ移動する。転動体40は、設置面を前方へ転動する。
地震が続くと、前後移動軸50は、第二前後案内部62に案内されて前後方向に往復移動する。また、左右移動軸150が、左右案内部160に案内されて左右方向に往復移動する。
前後移動軸50と第二前後案内部62との間の摩擦力と左右移動軸150と第二左右案内部162との間の摩擦力とが地震の振動エネルギーを吸収する。
また、前後移動軸50は、第二前後案内部62に案内されて低い位置に移動すると、対象物の後部が下がる。対象物が後方へ傾くので、対象物が正面の側へ倒れる恐れが少なくなる。
図7は、本発明の第六の実施形態に係る対象物設置機構の側面図である。図8は、本発明の第六の実施形態に係る対象物設置機構の正面図である。図9は、本発明の第六の実施形態に係る対象物設置機構の作用側面図である。図10は、本発明の第六の実施形態に係る対象物設置機構の作用正面図である。
複数の対象物設置機構が複数の対象物を支持する。
一個の対象物設置機構は、前後案内構造15と前後一対の左右案内構造100と下部連結架台210と上部連結架台220とを備える。
前後案内構造15は、対象物を前後方向に移動自在に案内することをできる構造である。
左右案内構造100は、対象物を左右方向に移動自在に案内することをできる構造である。
対象物の重量は、前後一対の左右案内構造100を介して前後案内構造15により支えられる。
前後案内構造15は、左右一対の前部上架台20fと左右一対の後部上架台20rと左右一対の下架台30と左右一対の転動体40と左右一対の前後移動軸50とで構成される。
前部上架台20fは、後述する転動体40を回転自在に支持する。
例えば、前部上架台20fは、上部を対象物10の下面の前方に固定される上板と転動体を保持する円筒とで構成される。
例えば、左右一対の前部上架台20fは、後述する左右一対の下架台30に左右から挟まれる位置に設けられる。
例えば、左右一対の前部上架台20fは、上部を後述する下部連結架台210の下面に固定される。
後部上架台20rは、後述する前後移動軸50を支持する。
例えば、後部上架台20rは、上部を対象物10の下面の後方に固定された上板と下方に突き出た左右一対の側板とで構成される。
例えば、前後移動軸50の両端が、側板に固定される。
例えば、後部上架台20rは、上部を後述する下部連結架台210の下面に固定される。
前後案内部60は、後述する前後移動軸50を下方から支えて前後方向に移動自在に案内するレール面を持つ。
例えば、下架台30は、下部を設置面Fに固定される下板と、前後案内部60を設けられ上方に突き出た左右一対の側板とで構成された板構造である。
例えば、転動体40は、前部上架台20fに回転自在に支持される球体である。球体は、設置面の上を前後左右に転動できる。
例えば、前後移動軸50は、後部上架台20rに両端を固定され、後述する前後案内部60に下方から支えられた円形断面をもった軸体である。
また、例えば、前後移動軸50は、後部上架台20rに両端を固定され、後述する前後案内部60に下方から支えられた車輪を回転自在に支持する軸体である。摩擦軸受けが軸体と車輪の間に設けられる。
前後案内部60は、第一前後案内部61と第二前後案内部62と第三前後案内部63とで構成される。
第一前後案内部61と第二前後案内部62と第三前後案内部63との構成は、第一の実施形態に係る対象物設置機構で説明したものと同じなので、説明を省略する。
前部上架台20fと後部上架台20rは、 左右案内構造100を介して対象物10を支持する。
左右案内構造100は、前後一対の左右案内上架台120と前後一対の左右案内下架台130と前後一対の左右移動軸150とで構成される。
例えば、左右案内構造100は、下部を下部連結架台210の上面に固定される。
例えば、左右案内構造100は、上部を上部連結架台220の下面に固定される。
例えば、左右案内上架台120は、対象物の下面に固定される上板と後述する左右移動軸150の両端を固定し下方に突き出る側板とで構成される板構造である。
例えば、左右案内下架台130は、上架台20の上板に固定される下板と後述する左右案内部160を設けられ上方に突き出る側板とで構成される。
例えば、左右案内部160が、側板に設けられる。
例えば、左右移動軸150は、左右案内上架台120に両端を固定され、後述する左右案内部160に下方から支えられる円形断面をもった軸体である。
また、例えば、左右移動軸150は、左右案内上架台120に両端を固定され、後述する左右案内部160に下方から支えられる車輪を回転自在に支持する軸体である。摩擦軸受けが軸体と車輪の間に設けられる。
左右案内部160は、第一左右案内部161と第二左右案内部162と第三左右案内部163とで構成される。
第一左右案内部161と第二左右案内部162と第三左右案内部163とは、前後方向と左右方向とが異なる以外、第一の実施形態に係る対象物設置機構での第一前後案内部61と第二前後案内部62と第三前後案内部63と同じなので、説明を省略する。
通常、前後移動軸50は第一前後案内部61に嵌まり込んでいる。転動体40は、設置面に乗っている。また、左右移動軸150は、第一左右案内部161に嵌まり込んでいる。この状態で、対象物は正規の姿勢を保っているのが好ましい。
地震があると、前後移動軸50は、第一前後案内部61から外れて、第二前後案内部62へ移動する。転動体40は、設置面を前方へ転動する。また、左右移動軸150は、第一左右案内部161から外れて、第二左右案内部162へ移動する。
地震が続くと、前後移動軸50は、第二前後案内部62に案内されて前後方向に往復移動する。また、左右移動軸150が、第二左右案内部162に案内されて左右方向に往復移動する。
前後移動軸50と第二前後案内部62との間の摩擦力と左右移動軸150と第二左右案内部162との間の摩擦力とが地震の振動エネルギーを吸収する。
また、前後移動軸50は、第二前後案内部62に案内されて低い位置に移動すると、対象物の後部が下がる。対象物が後方へ傾くので、対象物が正面の側へ倒れる恐れが少なくなる。
図11は、本発明の第七の実施形態に係る対象物設置機構の側面図である。図12は、本発明の第七の実施形態に係る対象物設置機構の正面図である。図13は、本発明の第七の実施形態に係る対象物設置機構平面断面図である。図14は、本発明の第七の実施形態に係る対象物設置機構の作用側面図である。図15は、本発明の第七の実施形態に係る対象物設置機構の作用正面図である。
複数の対象物設置機構が複数の対象物を設置する。
一個の対象物設置機構は、前後案内構造15と前後一対の左右案内構造100と下部連結架台210と上部連結架台220とを備える。
前後案内構造15は、対象物を前後方向に移動自在に案内することをできる構造である。
左右案内構造100は、対象物を左右方向に移動自在に案内することをできる構造である。
対象物の重量は、前後一対の左右案内構造100を介して前後案内構造15により支えられる。
前後案内構造15は、左右一対の前部上架台20fと1個の後部上架台20rと1個の下架台30と左右一対の転動体40と1個の前後移動軸50とで構成される。
一対の前部上架台20fは、後述する後部上架台20rと下架台30とを左右から挟む位置に設けられる。
前部上架台20fは、後述する転動体40を回転自在に支持する。
例えば、前部上架台20fは、上部を対象物10の下面の前方に固定される上板と下に突き出た側板とで構成される。
例えば、転動体40の回転軸21は、側板に固定される。
例えば、前部上架台20fは、上部を後述する下部連結架台210の下面に固定される。
後部上架台20rは、後述する前後移動軸50を支持する。
例えば、後部上架台20rは、上部を対象物10の下面の後方に固定された上板と下方に突き出た左右一対の側板とで構成される。
例えば、前後移動軸50の両端が、側板に固定される。
例えば、後部上架台20rは、上部を後述する下部連結架台210の下面に固定される。
前後案内部60は、後述する前後移動軸50を下方から当てて前後方向に移動自在に案内するレール状のものである。
例えば、下架台は、下部を設置面Fに固定される下板と、前後案内部60を設けられ上方に突き出た左右一対の側板とで構成された板構造である。
例えば、転動体40は、前部上架台20fに回転自在に支持されるローラである。ローラは、設置面の上を前後方向に転動できる。
例えば、前後移動軸50は、後部上架台20rに両端を固定され、後述する前後案内部60に下方から支えられる円形断面をもった軸体である。
また、例えば、前後移動軸50は、後部上架台20rに両端を固定され、後述する前後案内部60に下方から支えられる車輪を回転自在に支持する軸体である。摩擦軸受けが軸体と車輪の間に設けられる。
前後案内部60は、第一前後案内部61と第二前後案内部62と第三前後案内部63とで構成される。
第一前後案内部61と第二前後案内部62と第三前後案内部63の構成は、第一の実施形態に係る対象物設置機構で説明したものと同じなので、説明を省略する。
左右案内構造100は、前後一対の左右案内上架台120と前後一対の左右案内下架台130と前後一対の左右移動軸150とで構成される。
例えば、左右案内構造100は、下部を下部連結架台210の上面に固定される。
例えば、左右案内構造100は、上部を上部連結架台220の下面に固定される。
例えば、左右案内上架台120は、対象物の下面に固定される上板と下方に突き出る側板とで構成される板構造である。
後述する左右移動軸150の両端が、側板に固定される。
例えば、左右案内下架台130は、上架台20の上板に固定される下板と後述する左右案内部160を設けられ上方に延びる側板とで構成される。
左右移動軸150は、対象物の重心の下方に位置して、左右案内上架台120に固定される。
例えば、一対の左右移動軸150は、前後一対の左右案内上架台120に両端を各々に固定され、後述する左右案内部160に下方から支えられる円形断面をもった軸体である。
また、例えば、一対の左右移動軸150は、前後一対の左右案内上架台120に各々に両端を固定され、後述する左右案内部160に下方から支えられる車輪を回転自在に支持する軸体である。摩擦軸受けが軸体と車輪の間に設けられる。
左右案内部160は、第二左右案内部162と第三左右案内部163とで構成される。
第二左右案内部162と第三左右案内部163とは、対象物1個に対応して1個の第二左右案内部162と第三左右案内部163が左右案内下架台に設けられている以外は、第五の実施形態に係る対象物設置機構のものと同じなので、説明を省略する。
図16は、本発明の第八の実施形態に係る対象物設置機構の側面図と作用図である。
対象物設置機構は、前後案内構造15を備える。
前後案内構造15は、対象物を前後方向に移動自在に案内することをできる構造である。
対象物の重量は、前後案内構造15により支えられる。
前後案内構造15は、左右一対の前部上架台20fと左右一対の後部上架台20rと左右一対の下架台30と左右一対の摺動体70と左右一対の前後移動軸50とで構成される。
前部上架台20fは、後述する摺動体70を支持する。
例えば、前部上架台20fは、上部を対象物10の下面の前方に固定される板状の部材で構成される。
例えば、摺動体70を球面支持する球面支持体22の上端が板状の部材に固定される。
摺動体70は、 摺動体基礎71と摺動部材72とで構成される。
摺動体基礎71は、球面支持体22の球面に回転自在に支持される部材である。
摺動部材72は、摺動体70の下面を形成する部材である。摺動部材72は、摺動部材基礎71の下部に固定される。例えば、摺動部材72は、設置面を摺動可能な素材でできている。
例えば、摺動可能な素材は、樹脂である。
対象物10の前方を設置面Fの上を転動する転動体40で支え、対象物10の後方の前後移動軸50を前後案内部60で下から支えて前後方向に移動自在に案内し、前後案内部60を前後移動軸50の嵌り込む下に凹むレール面と前方に移動した前後移動軸50を前後方向に移動自在に案内するレール面とでできている様にしたので、前後移動軸50が第一前後案内部61に嵌り込んでいるときに対象物が安定している。地震があると、前後の加速度により前後移動軸50が第一前後案内部61の前端を越えて前方へ進み、対象物10が前方に移動する。対象物に支持された転動体40が設置面の上を前後方向に転動し、対象物に支持された前後移動軸50が第二前後案内部62に案内されて前後方向に移動し、対象物10に作用する地震の加速度を緩和させる。
また、地震があると、対象物10が前方に移動し、前後移動軸50が第二前後案内部62の最も低い位置に案内されるときに、対象物10の後部が下がる様にしたので、対象物10が後ろへ傾いて、正面の側へ倒れる恐れが減少する。
対象物10の前方を設置面の上を転動する転動体40でできた構造で支え、対象物10の後方の前後案内部60を前後移動軸50で下から支えて前後方向に移動自在に案内し、前後案内部60を前後移動軸50の嵌り込む上に凹んだレール面と後方に相対移動した前後移動軸50に前後方向に移動自在に案内されるレール面とでできている様にしたので、
前後移動軸50が第一前後案内部61に嵌り込んでいるときに対象物10が安定している。
地震があると、前後の加速度により前後移動軸50が第一前後案内部61の後端を越えて相対的に後方へ進み、上架台20を支持する対象物10が前方に移動する。対象物10に支持された転動体40が設置面の上を前後方向に転動し、対象物10に支持された上架台20の第二前後案内部62が前後移動軸50に案内されて前後方向に移動し、対象物10に作用した地震の加速度を緩和させる。
前後移動軸50が第一前後案内部61に嵌り込んでいるときに対象物が安定している。
地震があると、前後の加速度により前後移動軸50が第一前後案内部61の後端を越えて相対的に後方へ進み、上架台20を支持する対象物10が前方に移動する。対象物10に支持された摺動体70が設置面の上を前後方向に摺動し、対象物10に支持された上架台20の第二前後案内部62が前後移動軸50に案内されて前後方向に移動し、対象物10に作用した地震の加速度を緩和させる。
また、地震があると、対象物が前方に移動し、第二前後案内部62が前後移動軸に案内され前後案内部が最も低い位置にあるときに、対象物10の後部が下がる様にしたので、対象物が後ろへ傾いて、正面の側へ倒れる恐れが減少する。
また、左右移動軸150を下方から支え下方に湾曲したレール面をもつので、湾曲したレール面の作用により、左右移動軸150が左右案内部160に案内され、または左右移動軸150に下方から支えられ上方に湾曲したレール面のうちのひとつを持つので、湾曲したレール面の作用により、左右案内部160が左右移動軸150に案内されて、対象物が左右方向に往復移動し、対象物10に作用する地震の加速度を緩和させる。
また、左右案内部160を左右移動軸150の嵌り込む下に凹んだレールと左右の一方に移動した左右移動軸150を左右方向に移動自在に案内するレールとでできている様にしたので、左右移動軸150が第一左右案内部161に嵌り込んでいるときに対象物が安定している。地震があると、左右にの加速度により左右移動軸150が第一左右案内部161の前端を越えて左右の一方へ進み、対象物10が左右方向の一方に移動する。左右移動軸150が第二左右案内部162に案内されて左右方向に移動し、対象物10に作用した地震の加速度を緩和させる。
地震等が発生して加速度が対象物に作用すると、対象物設置機構が正面の側に移動して往復移動し、対象物設置機構が地震エネルギーを吸収して免震性能を発揮する。
また、対象物を平面を壁にむけて設置している場合に、大きな地震が発生すると、背面側が壁の側に倒れるので、対象物が正面の側に倒れる確率が減り、地震が終わったときに、対象物が正面の通路等を塞いで2次被害を発生させない。
実施例では、主に、案内部のレール面が移動軸を下から支えて案内する構造で説明したが、これに限定されず。移動軸で案内部を下から支えて案内する構造としてもよい。
転動体は、ローラまたは球体であるとして説明したが、これに限定されず、例えば、キャスタ構造としてもよい。
10 対象物
15 前後案内構造
20 上架台
21 回転軸
22 球面支持体
20f 前部上架台
20r 後部上架台
30 下架台
40 転動体
50 前後移動軸
60 前後案内部
61 第一前後案内部
62 第二前後案内部
63 第三前後案内部
70 摺動体
71 摺動体基礎
72 摺動部材
100 左右案内構造
120 左右案内上架台
130 左右案内下架台
150 左右移動軸
160 左右案内部
161 第一左右案内部
162 第二左右案内部
163 第三左右案内部
210 下部連結架台
220 上部連結架台
Claims (14)
- 正面を前方に向けた対象物を設置面の上に設置するための対象物設置機構であって、
対象物により対象物の重心より前方の位置に支持され設置面の上を前後方向に転動可能な転動体と、
対象物により対象物の重心より後方の位置に支持され長手方向を左右に向けた軸体である前後移動軸と、
前記前後移動軸を下方から支えて前後方向に移動自在に案内するレール面を持つ前後案内部を設けられ設置面に据え付け可能になった下架台と、を有する前後案内構造を備え、
前記前後案内部が、前記前後移動軸が嵌り込む様に下に凹んだレール面を持つ第一前後案内部と、前記前後移動軸が前記第一前後案内部の前端を越えて前方に移動すると前記前後移動軸を前後方向に往復移動自在に案内するレール面を持つ第二前後案内部とを有する、
ことを特徴とする対象物設置機構。 - 正面を前方に向けた対象物を設置面の上に設置するための対象物設置機構であって、
対象物により支持される上架台と、
前記上架台により対象物の重心より前方の位置で支持され設置面を前後方向に転動できる転動体と、
前記上架台により対象物の重心より後方の位置で支持され長手方向を左右に向けた軸体である前後移動軸と、
前記前後移動軸を下方から支えて前後方向に移動自在に案内するレール面をもつ前後案内部を設けられ設置面に据え付け可能になった下架台と、を有する前後案内構造を備え、
前記前後案内部が、前記前後移動軸が嵌り込む様に下に凹んだレール面を持つ第一前後案内部と、前記前後移動軸が前記第一前後案内部の前端を越えて前方に移動すると前記前後移動軸を前後方向に往復移動自在に案内するレール面を持つ第二前後案内部とを有する、
ことを特徴とする対象物設置機構。 - 正面を前方に向けた対象物を設置面の上に設置するための対象物設置機構であって、
対象物により対象物の重心より前方の位置に支持され設置面の上を前後方向に摺動可能な摺動体と、
対象物により対象物の重心より後方の位置に支持され長手方向を左右に向けた軸体である前後移動軸と、
前記前後移動軸を下方から支えて前後方向に移動自在に案内するレール面を持つ前後案内部を設けられ設置面に据え付け可能になった下架台と、を有する前後案内構造を備え、
前記前後案内部が、前記前後移動軸が嵌り込む様に下に凹んだレール面を持つ第一前後案内部と、前記前後移動軸が前記第一前後案内部の前端を越えて前方に移動すると前記前後移動軸を前後方向に往復移動自在に案内するレール面を持つ第二前後案内部とを有する、
ことを特徴とする対象物設置機構。 - 前記第二前後案内部が下に湾曲したレール面を持つ、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の対象物設置機構。 - 前記前後移動軸が前記第二前後案内部に案内されて最も下がったときの対象物の後部の位置が、前記前後移動軸が前記第一前後案内部に嵌り込んだときの対象物の後部の位置よりも低い、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の対象物設置機構。 - 正面を前方に向けた対象物を設置面の上に設置するための対象物設置機構であって、
設置面に据え付け可能になった下架台と、
前記下架台により対象物の重心より後方の位置で支持され長手方向を左右に向けた軸体である前後移動軸と、
前記前後移動軸に下方から支えられて前後方向に移動自在に案内されるレール面を持つ前後案内部を設けられ対象物により支持される上架台と、
対象物により対象物の重心より前方の位置に支持され設置面を前後方向に転動可能な転動体と、を有する前後案内構造を備え、
前記前後案内部が、前記前後移動軸が嵌まり込む様に上に凹んだレール面を持つ第一前後案内部と、前記前後移動軸が前記第一前後案内部の後端を越えて相対的に後方に移動すると前記前後移動軸に前後方向に往復移動自在に案内されるレール面を持つ第二前後案内部とを有する、
ことを特徴とする対象物設置機構。 - 正面を前方に向けた対象物を設置面の上に設置するための対象物設置機構であって、
設置面に据え付け可能になった下架台と、
前記下架台により対象物の重心より後方の位置で支持され長手方向を左右に向けた軸体である前後移動軸と、
前記前後移動軸に下方から支えられて前後方向に移動自在に案内されるレール面を持つ前後案内部を設けられ対象物により支持される上架台と、
前記上架台により対象物の重心より前方位置に支持され設置面を前後方向に転動できる転動体と、を有する前後案内構造を備え、
前記前後案内部が、前記前後移動軸が嵌まり込む様に上に凹んだレール面を持つ第一前後案内部と、前記前後移動軸が前記第一前後案内部の後端を越えて相対的に後方に移動すると前記前後移動軸に前後方向に往復移動自在に案内されるレール面を持つ第二前後案内部とを有する、
ことを特徴とする対象物設置機構。 - 正面を前方に向けた対象物を設置面の上に設置するための対象物設置機構であって、
設置面に据え付け可能になった下架台と、
前記下架台により対象物の重心より後方の位置で支持され長手方向を左右に向けた軸体である前後移動軸と、
前記前後移動軸に下方から支えられて前後方向に移動自在に案内されるレール面を持つ前後案内部を設けられ対象物により支持される上架台と、
対象物により対象物の重心より前方の位置に支持され設置面を前後方向に摺動可能な摺動体と、を有する前後案内構造を備え、
前記前後案内部が、前記前後移動軸が嵌まり込む様に上に凹んだレール面を持つ第一前後案内部と、前記前後移動軸が前記第一前後案内部の後端を越えて相対的に後方に移動すると前記前後移動軸に前後方向に往復移動自在に案内されるレール面を持つ第二前後案内部とを有する、
ことを特徴とする対象物設置機構。 - 前記第二前後案内部が上に湾曲したレール面を持つ、
ことを特徴とする請求項6乃至請求項8に記載の対象物設置機構。 - 前記第二前後案内部が前記前後移動軸に案内されて最も下がったときの対象物の後部の位置が、前記前後移動軸が前記第一前後案内部に嵌り込んだときの対象物の後部の位置よりも低い、
ことを特徴とする請求項6乃至請求項8に記載の対象物設置機構。 - 対象物により支持される左右案内上架台と、
前記左右案内上架台に支持され長手方向を前後に向けた軸体である左右移動軸と、
前記左右移動軸を下方から支えて左右方向に移動自在に案内するレール面を持つ左右案内部を設けられ前記前後案内構造の上部に支持される左右案内下架台と、を有する左右案内構造を備え、
対象物の重量が前記左右案内構造を介して前記前後案内構造に支えられる、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3または請求項6乃至請求項8のうちのひとつに記載の対象物設置機構。 - 前記左右案内部が、前記左右移動軸を下方から支え下方に湾曲したレール面を持つ、
ことを特徴とする請求項11に記載の対象物設置機構。 - 前記前後案内構造の上部に支持される左右案内下架台と、
前記左右案内下架台に支持され長手方向を前後に向けた軸体である左右移動軸と、
前記左右移動軸に下方から支えられて左右方向に移動自在に案内されるレール面をもつ左右案内部を設けられ対象物により支持される左右案内上架台と、を有する左右案内構造を備え、
対象物の重量が前記左右案内構造を介して前記前後案内構造に支えられる、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3または請求項6乃至請求項8のうちのひとつに記載の対象物設置機構。 - 前記左右案内部が、前記左右移動軸に下方から支えられ上方に湾曲したレール面を持つ、
ことを特徴とする請求項13に記載の対象物設置機構。
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