JP2018075140A - 転倒防止装置 - Google Patents
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Abstract
Description
これに対して、特許文献1に記載された技術は、上架台が下架台に対して前方に移動した場合に、前方の支点としての前方回転体が上架台から下降して設置面と接触するものである。これにより、特許文献1に記載された技術では、上架台が下架台に対して前方に移動した場合に、後方の支点としての下架台の後端部と共に、前方の支点と後方の支点とで設置物を支えている。
なお、以下の符号は、発明を実施するための形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1の発明に係る転倒防止装置1は、背面方向への移動が規制されている設置物3の下面に固定される固定面を有する上架台10Aと、設置面Fに設置される下架台10Bと、を備え、前記下架台10Bは、前記下架台10Bの後方部に後方から前方に向かって下り傾斜するレール面32を上側に有するレール部30と、前記下架台10Bの前方部に前記上架台10Aを一定の高さ位置で支持する支持部70と、を少なくとも備え、前記上架台10Aは、前記支持部70によって支持される前後方向に長い被支持部144と、前記上架台10Aの後方部に前記レール面32に載置される後方回転体50と、前記上架台10Aの前方部に前記上架台10Aの左右方向に設けられた軸24に回転可能に固定された第1回転体20と、を少なくとも備え、前記下架台10Bを前記設置面Fに設置した初期位置においては、前記レール面32に前記後方回転体50が載置され、前記支持部70に前記被支持部144が支持された状態で、前記固定面と前記設置面Fとが平行になっているとともに、前記第1回転体20はその下面に前記設置面Fから離間した収納面20Aが位置しており、前記上架台10Aが前記下架台10Bに対して前方に移動した前進位置においては、前記後方回転体50が前記レール面32を前方に下降移動して前記上架台10Aの前端部が後端部よりも高位となり、前記第1回転体20は前方への回転により、その下面に前記設置面Fに対して接触又は極めて近接する接触面20Bが位置する。
また、「前進位置」とは、上架台10Aが下架台10Bに対して前方に移動した位置をいう。
第2の発明に係る転倒防止装置1は、第1の発明に係る転倒防止装置1の特徴点に加え、前記上架台10Aは、前記初期位置において前記第1回転体20の下面に前記収納面20Aが位置するように係止する係止部材40を備えており、前記初期位置から前記前進位置に達すると同時又は直前に、前記係止部材40による前記第1回転体20への係止が解除されて前記第1回転体20が回転する。
第3の発明に係る転倒防止装置1は、第1又は第2の発明に係る転倒防止装置1の特徴点に加え、前記軸24には、第2回転体26が回転可能に固定され、前記第2回転体26の径は、前記収納面20Aから突出する長さに形成されている。
第4の発明に係る転倒防止装置1は、第1、第2又は第3の発明に係る転倒防止装置1の特徴点に加え、前記上架台10Aは、前記前進位置において前記第1回転体20の下面に前記接触面20Bが位置するようにロックするロック部材400を備えている。
(構成)
以下、本実施の形態における第1の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、第1の実施形態において、特に指定しない場合には、各構成部材の「上下方向」、「左右方向」及び「前後方向」は、転倒防止装置1を固定した棚本体3を正面視したときの各構成部材の方向を指すものである。
第1の実施形態における棚本体3は、たとえば、背面方向(後方)への移動が規制されたスチール製の書棚や陳列棚であって、図1(A)に示すように、左右の側板3Aと、底板3Bと、天板3Dと、側板3Aに両端を支持される複数の棚板3Cと、を備えている。また、底板3Bには、転倒防止装置1が固定されている。ここで、第1の実施形態における「棚本体3」は、本発明における「設置物」に相当する。
転倒防止装置1は、図2〜図7に示すように、全体として方形枠型を呈しており、大きく分けて、上架台10Aと、下架台10Bと、を備えている。
また、「直前位置」とは、上架台10Aが下架台10Bに対して前方に移動し、上架台10Aが下架台10Bの前端に至る直前の位置をいう。
上架台10Aは、図2〜図7に示すように、方形薄枠状の支持枠11を備えている。
支持枠11は、前方側に位置する前枠12と、前枠12に平行な後枠13と、前枠12及び後枠13の端部を繋ぐ左右の側枠14と、を備えている。また、側枠14の内側には、前枠12と後枠13との間に掛け渡された固定板15が2つ設けられている。
そして、側面板142の内側には、図8(B)に示すロック解除レバー80が回転可能に固定される。ロック解除レバー80は、上架台10Aが下架台10Bに対して前方に移動し、前進位置となった状態をロックするとともに、解除操作によってそのロックを解除するためのものであるが、詳細は後述する。
収納面20Aは、回転体20の面であって、初期位置においてその下面に位置する面である。この収納面20Aは、平面状に形成されており、図12(A)に示す初期位置においては、収納面20Aが設置面Fから離間した収納位置に位置している。ここで、本発明における「設置面Fから離間した」とは、第1の実施形態においては、「収納面20Aが上架台10Aに収容されている」ことをいう。
回転軸24は、一対の支持板27の左右方向を貫通するように形成された固定孔250に挿入され、この固定孔250から突出した回転軸24の両端部にEリングを組み付けて上架台10Aに固定される(図10参照)。
また、回転軸24は、回転体20の固定孔240、コイル部25B及びベアリング26の図示しない固定孔を貫通している。これにより、回転軸24には、一対の支持板27の間に回転体20が支持され、回転体20の中央にベアリング26が支持されている。そして、第1付勢ばね25は、回転軸24において、回転体20とベアリング26との間に配置されている。
このベアリング26は、図12(A)及び(B)に示すように、初期位置及び直前位置においては収納面20Aから下方に突出している。そのため、上架台10Aが前進位置に達する前に、前後方向の揺れが発生して棚本体3に前方へ倒れる力が働いて転倒防止装置1が前屈みになった場合には、上架台10Aのうち、ベアリング26が設置面Fと接触することとなっている。ここで、第1の実施形態における「ベアリング26」は、本発明における「第2回転体」に相当する。
係止部材40は、初期位置において回転体20を収納位置に係止するものである。すなわち、係止部材40は、初期位置において回転体20の前方への回転と止めるものである。
係止部材40は、図10及び図12に示すように、大きく分けて、係止棒41と、ばね収容部45と、第2付勢ばね48と、を備えている。
係止棒41は、図10及び図12に示すように、胴部42と、ばね受け部43と、接触部44と、を備えている。
胴部42は、図10及び図12に示すように、下方が開放した断面略コ字状の部材である。この胴部42は、その前端部分の幅が係止溝21の幅よりも狭く形成されている。
ばね収容部45は、図10及び図12に示すように、胴部46と、ばね受け部47と、を備えている。
胴部46は、図10及び図12に示すように、上方が開放した断面略コ字状の部材である。この胴部46の幅は、胴部42の幅よりもやや広く形成されている。すなわち、胴部46は、その両側面の内面で胴部42の両側面の外面を被覆可能な寸法で形成されている。
また、胴部46の両側面の上端からは、それぞれ外側に向けて延出する延出部46Aが形成されており、この延出部46Aが固定板15に固定されることで、係止部材40が上架台10Aに固定される。
第2付勢ばね48は、図12に示すように、係止部材40において、ばね受け部43とばね受け部47との間に配置されるばねである。ここで、第1の実施形態では、第2付勢ばね48は圧縮コイルばねとされている。このとき、第2付勢ばね48は、ばね受け部43及びばね受け部47を押し広げているが、ばね受け部47が上架台10Aに支持されているため、係止部材40を前方に押圧する付勢力が生じている。
ロック解除レバー80は、図8(B)に示すように、側面板142に固定される前後方向に長いレバー部81と、レバー部81から後方に延びる固定部82と、を備えている。このレバー部81は、側面板142に固定されたとき、その前端部分が上架台10Aの前枠12よりも前方に突出する長さとなっている。また、レバー部81には、左右方向に貫通し、上架台10Aと下架台10Bとの組立時において側面板142に形成されたレバー固定孔145と合致する固定孔81Aが形成されている。
下架台10Bは、設置面Fに設置されるものであって、図2〜図7に示すように、方形薄枠状の支持枠16を備えている。
支持枠16は、前方側に位置する前枠17と、前枠17に平行な後枠18と、前枠17及び後枠18の端部を繋ぐ左右の側枠19と、を備えている。また、各側枠19の後方上側には、レール部30がそれぞれ設けられている。
この側面板192の前端部には、上架台10Aをガイド溝144において一定の高さで支持する支持ピン70が2つの側面板192を貫通して取り付けられている。支持ピン70には、支持ローラ71が設けられており、支持ローラ71は上架台10Aの側枠14の水平板141の下面を支持可能となっている。
レール部30は、図8(C)及び図13に示すように、略楔形を呈しており、側枠19の水平板191に固定したとき上側となる面がレール面32となっている。レール面32は、後方から前方に向かって下り傾斜しており、その後方側に設けられた平坦部32Aと、平坦部32Aから前方に向かって下り傾斜して形成された傾斜部32Bと、を備えている。なお、傾斜部32Bの傾斜角度は、8〜12度程度とするのが好ましい。
トリガー突起36は、後方ローラ50の前方への移動を規制するためのストッパー突起である。このトリガー突起36は、図8(C)及び図13に示すように、最も突出した頂部36Aと、頂部36Aの後側に設けられた湾曲部36Bと、頂部36Aの前側に設けられ、軸受溝34の傾斜部34Aよりも傾斜角度の大きい傾斜部36Cと、を備えている。このとき、湾曲部36Bの曲率半径は、後方ローラ50のローラ軸51の半径と同等であり、ローラ軸51が湾曲部36Bに当接することにより、上架台10Aの前方への移動がロックされる。ただし、後方から上架台10Aにある程度の力がかかると、ローラ軸51が頂部36Aを乗り越えて、ロック状態が解除されるようになっている。
次に、上記構成を有する第1の実施形態における転倒防止装置1の動きについて説明する。
具体的には、上架台10Aの側枠14は、下架台10Bの側枠19の側面板192の間に位置しており、上架台10Aの前枠12は、下架台10Bの前枠17を覆っている(図3参照)。
具体的には、回転体20は、初期位置においては、係止溝21に胴部42の前端部分が挿入されていること及び延出部46A(図10参照)が固定板15に固定されていることにより、第1付勢ばね25の付勢力による回転体20の前方への回転が規制されているため、収納位置にある。
この状態では、後方ローラ50は下架台10Bの側枠19の水平板191の上面、すなわち初期位置よりも低い位置に位置しているが(図14(B)参照)、支持ピン70の高さは変化しないので、上架台10Aは、前端部が初期位置よりも上方向に摺動した状態となっている。
上架台10Aは、支持ピン70が後面部82Aと後端縁部144aとの間で係止されるため、それ以上、前方には移動できない。すなわち、図9(D)及び図14(C)は上架台10Aが前進位置に移動した状態を示す。後方ローラ50の高さ位置は、図14(B)に示した場合と変化していないが、上架台10Aが前方に移動するにつれ、後方ローラ50と支持ピン70の距離が短くなるため、上架台10Aの傾斜角度が大きくなる。
回転体20は、前進位置においては、直前位置から上架台10Aが下架台10Bに対して前方に移動したことにより、胴部42の前端部分が係止溝21から離れた結果、回転体20が収納位置から前方に回転して回転位置に位置している。
次に、転倒防止装置1の設置手順について説明する。
まず、棚本体3の背面を壁面P(柱でもよい)に添わせて設置する場合には、棚本体3の高さに応じて、転倒防止装置1の背面を、壁面Pから所定の間隙Cをあけて設置する(図1参照)。
続いて、第1の実施形態における転倒防止装置1を装着した棚本体3の地震発生時の動きを、図1に基づき説明する。
棚本体3は、前後方向の揺れが発生した場合において、設置面Fが棚本体3に対して後方に移動することにより、棚本体3の上部に前方へ倒れる力が働く。
このとき、上架台10Aが前進位置に達する前に、前後方向の揺れが発生して棚本体3に前方へ倒れる力が働くことによって、図16に示すように、下架台10Bの後端部が設置面Fから浮き上がり、転倒防止装置1が前屈みになったとする。
第1の実施形態は、以上のように構成されているので、以下の効果を奏する。
第1の実施形態に係る転倒防止装置1では、上架台10Aが前進位置にある場合には、回転体20が前方に回転したことにより、回転体20の接触面20Bが設置面Fに対して接触している。そのため、第1の実施形態に係る転倒防止装置1によれば、上架台10Aが前進位置にある場合における前方の支点としての回転体20と後方の支点としての下架台10Bの後端部との間の距離を確保することができる。したがって、第1の実施形態に係る転倒防止装置1によれば、前方の支点の位置が後方へ移動する構成に比べて、より安定して棚本体3を支持することができる。
以上のとおり、本発明を特定の実施形態を例として説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明の技術的範囲には、下記のような形態も含まれる。
第1の実施形態では、初期位置において、後方ローラ50のローラ軸51が軸受溝34に設けられたトリガー突起36によって係止されている構造であるとして説明した。しかしながら、これに限らず、トリガー突起36をレール面32に設けて後方ローラ50が係止される構造としてもよい。
以下、本実施の形態の第2の実施形態を第1の実施形態と重複する部分は説明を省略して説明する。
第2の実施形態は、上架台10Aに、前進位置において回転体20を回転位置にロックするロック部材400を備えたことを特徴としている(図19〜図24参照)。以下、第2の実施形態の特徴点について説明する。
このロック部材400は、図25(A)に示す初期位置において回転体20の化粧面20Cを覆う化粧板410と、化粧板410の左右の端部から後方に延出する延出板420と、延出板420の後端から後方に延出し、後述する引っ張りばね450が引っ掛けられる引っ掛け板430と、を少なくとも備えている。なお、化粧板410には、その下端から上方に向けて開口した開口部410Aが形成されており、この開口部410Aの幅はベアリング26の外周面の幅よりも広くなっている。また、化粧板410の上端部分は、支持板27の上端から突出する寸法で形成されている。
引っ掛け板430は、延出板420の後端における上下方向の中央付近から後方に延びている。そして、この引っ掛け板430には、引っ張りばね450の一端が引っ掛けられている。
ロック部材400を上架台10Aに固定するには、左右の延出板420を支持板27と回転体20との間に挿入する。
左右の延出板420が支持板27と回転体20との間に挿入された場合には、左右の延出板420が支持板27と回転体20との間に挟まれることにより、ロック部材400の左右方向への移動が規制されている。
左右の延出板420が支持板27と回転体20との間に挿入された場合には、延出板420の上面が固定板15の下面と接触するため、ロック部材400の上方向への移動が規制される。
左右の延出板420が支持板27と回転体20との間に挿入された場合には、延出板420の切り欠き420Aに回転軸24が接触するため、ロック部材400の下方向への移動が規制される。
以上のようにして、ロック部材400は、一対の支持板27の間を前後方向に摺動可能に上架台10Aに固定されている。
次に、上記構成を有する第2の実施形態における転倒防止装置1の動きについて、図25に基づき説明する。なお、第2の実施形態における転倒防止装置1の動きのうち、上架台10Aが初期位置から前進位置に移動する動きは第1の実施形態における転倒防止装置1の動きと同様のため説明を省略する。そして、以下では、第2の実施形態における転倒防止装置1の動きのうち、回転体20が収納位置から回転位置に至るまでの動きについて、第1の実施形態との重複部分を省略して説明する。
図25(B)は、上架台10Aが直前位置を通過して、回転体20が収納位置から回転位置に向けて前方に回転している状態を示す。
この状態では、化粧板410は、回転体20による前方への押圧力から解放されている。これにより、ロック部材400は、引っ張りばね450の引張力により、押し出し位置から後方に移動している。その結果、図25(C)に示す回転位置においては、図示しない棚本体3による上方からの上架台10Aへの荷重により、ロック部材400が回転体20を上方から押さえつけている。そして、ロック部材400は、回転体20が反転して回転体20の下面が接触面20Bから収納面20Aへ変化することを抑制している。
第2の実施形態は、以上のように構成されているので、以下の効果を奏する。
第2の実施形態に係る転倒防止装置1では、ロック部材400により前進位置において回転体20を回転位置にロックすることにより、回転体20が反転して回転体20の下面が接触面20Bから収納面20Aへ変化することを抑制できる。このとき、ロック部材400を備えない場合は、上架台10Aが前進位置にある際の前後方向の揺れの継続により、回転体20が反転して回転体20の下面が接触面20Bから収納面20Aへ変化したときには、接触面20Bが設置面Fから離れてしまう。すると、上架台10Aの後端部よりも高位となった前端部が前方に傾き、転倒防止装置1が前方に傾いてしまうおそれがある。
3A 側板 3B 底板
3C 棚板 3D 天板
10A 上架台 10B 下架台
11 支持枠 12 前枠
13 後枠 14 側枠
15 固定板 16 支持枠
17 前枠 18 後枠
19 側枠
20 ストッパー(第1回転体) 20A 収納面
20B 接触面 20C 化粧面
21 係止溝 22 ばね溝
23 化粧板 24 回転軸(軸)
25 第1付勢ばね 26 ベアリング(第2回転体)
27 被接触部
30 レール部 32 レール面
32A 平坦部 32B 傾斜部
33 ガイド板 34 軸受溝
36 トリガー突起
40 係止部材 41 胴部
42 ばね受け部 43 接触部
45 ばね収容部 46 胴部
46A 延出部 47 ばね受け部
48 圧縮ばね 49 引っ掛け部
50 後方ローラ(後方回転体) 51 ローラ軸
70 支持ピン(支持部) 71 支持ローラ
80 ロック解除レバー 81 レバー部
81A 固定孔 82 固定部
82A 後面部 82B 傾斜部
90 アジャスタ 100 連結部材
141 水平板 142 側面板
144 ガイド溝(被支持部)
145 レバー固定部 146 張出ピン
191 水平板 192 側面板
200 固定孔 210 固定孔
220 固定孔 230 固定孔
240 固定孔 250 固定孔
300 固定ネジ
400 ロック部材 410 化粧板
410A 開口部 420 延出板
420A 切り欠き
430 引っ掛け板 450 引っ張りばね
F 設置面 P 壁面
Claims (4)
- 背面方向への移動が規制されている設置物の下面に固定される固定面を有する上架台と、設置面に設置される下架台と、を備え、
前記下架台は、
前記下架台の後方部に後方から前方に向かって下り傾斜するレール面を上側に有するレール部と、
前記下架台の前方部に前記上架台を一定の高さ位置で支持する支持部と、を少なくとも備え、
前記上架台は、
前記支持部によって支持される前後方向に長い被支持部と、
前記上架台の後方部に前記レール面に載置される後方回転体と、
前記上架台の前方部に前記上架台の左右方向に設けられた軸に回転可能に固定された第1回転体と、を少なくとも備え、
前記下架台を前記設置面に設置した初期位置においては、前記レール面に前記後方回転体が載置され、前記支持部に前記被支持部が支持された状態で、前記固定面と前記設置面とが平行になっているとともに、前記第1回転体はその下面に前記設置面から離間した収納面が位置しており、
前記上架台が前記下架台に対して前方に移動した前進位置においては、前記後方回転体が前記レール面を前方に下降移動して前記上架台の前端部が後端部よりも高位となり、前記第1回転体は前方への回転により、その下面に前記設置面に対して接触又は極めて近接する接触面が位置する転倒防止装置。 - 前記上架台は、前記初期位置において前記第1回転体の下面に前記収納面が位置するように係止する係止部材を備えており、
前記初期位置から前記前進位置に達すると同時又は直前に、前記係止部材による前記第1回転体への係止が解除されて前記第1回転体が回転する請求項1に記載の転倒防止装置。 - 前記軸には、第2回転体が回転可能に固定され、
前記第2回転体の径は、前記収納面から突出する長さに形成されている請求項1又は2に記載の転倒防止装置。 - 前記上架台は、前記前進位置において前記第1回転体の下面に前記接触面が位置するようにロックするロック部材を備えた請求項1、2又は3に記載の転倒防止装置。
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- 2016-11-08 JP JP2016218167A patent/JP6261021B1/ja active Active
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