JP2008016147A - ディスククランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁性部材が磁石から受ける磁力を変化させる。
【解決手段】光ディスク装置の本体ケースの内部に、スピンドルモータ8、ターンテーブル9、クランパ10を有するディスククランプ装置16を設ける。ターンテーブル9のコア部9b内部に、磁石18を2個埋め込む。クランパ10の上面凹部に、鉄板21、移動板22、コイルバネ23、蓋カバー24を組み込む。鉄板21を、磁石18に近接する近接位置と、近接位置よりも磁石18から離れる離れ位置との間で、上下方向に移動自在にクランパ10に取り付ける。移動板22は、コイルバネ23によりクランパ10の中心部に向けて付勢されると、鉄板21を離れ位置に位置させる。スピンドルモータ8が回転すると、遠心力により、移動板22がクランパ10の外周側に移動して、鉄板21は、磁石18の磁気により、離れ位置から近接位置まで下方に移動する。
【選択図】図8

Description

本発明は、ターンテーブルとクランパとの間にディスクを挟持するディスククランプ装置に関するものである。
光ディスク装置には、CD、DVDなどの光ディスクが記憶媒体として用いられている。光ディスク装置は、光ディスクを装填するディスクトレイを、本体ケースに対して移動自在に組み込み、光ディスクの着脱時にはディスクトレイを本体ケース外に引き出し、使用時にはディスクトレイを本体ケース内に格納するように構成される。本体ケース内には、ディスクトレイ上に装填された光ディスクを高速で回転させるスピンドルモータが設けられている。スピンドルモータには、光ディスクを保持するとともに、磁石が埋め込まれたターンテーブルが取り付けられており、本体ケース内には、ターンテーブルの磁石の磁力により吸引される磁性体としての鉄板が設けられたクランパが配されている。
スピンドルモータが取り付けられたベース板金は、ターンテーブルにより光ディスクを保持する保持位置と、保持を解除する保持解除位置との間で変位可能に設けられており、ディスクトレイが本体ケース内に収納されると、ベース板金は保持位置まで変位し、ディスクトレイを本体ケース外に引き出すときには、ベース板金は保持解除位置まで変位する。ベース板金が、保持位置まで変位すると、クランパの鉄板が、ターンテーブルの磁石の磁力により吸引され、光ディスクは、ターンテーブルとクランパとの間で挟持された状態となる。光ディスク交換時には、ベース板金を保持解除まで変位させて、ターンテーブルとクランパとを引き離した後、ディスクトレイを本体ケース外に引き出す。
スピンドルモータにより光ディスクを高速で回転させると、光ディスク自体のアンバランスによる振動、外部からの振動や衝撃等により、光ディスクがターンテーブルから離れてしまう。このため、光ディスクがターンテーブルから離れることがないように、ターンテーブルに、磁力の大きい磁石を埋め込むことが考えられている。
しかしながら、光ディスクの有無に係わらず、ディスクトレイが本体ケース内に収納されると、クランパの鉄板が、ターンテーブルの磁石の磁力により吸引されるため、磁石の磁力を大きくすると、吸引するときのチャッキング音が大きくなり、ユーザに不快感を与えてしまうという問題があった。特に、ディスクが装填されていないディスクトレイを、本体ケース内に収納したときには、ターンテーブルとクランパとの距離が短くなるため、一層大きなチャッキング音が発生してしまう。このため、磁石の磁力を大きくすることなく、ディスク回転時のディスククランプ力を高めることができる技術が提案されている。
特許文献1では、クランパーの上方に、引張りばねの力によりディスク回転中心に向けて付勢された固定ブロックを設け、モータが回転すると、モータの回転による遠心力を受けて、引張ばねの付勢に抗して固定ブロックが外側に開き、クランパーの上面に当接するチャッキング装置が提案されている。このチャッキング装置では、固定ブロックがクランパーの上面に当接することにより、クランパーの浮き上がりを防止している。
また、特許文献2では、クランプ部材の上方に、ばねにより当接部がクランパ本体の中心から遠ざかる方向に回転する力を加えられたアームを設け、スピンドルモータが回転すると、その回転による遠心力がアームに作用して、アームの当接部がターンテーブルの傾斜面に当接するまで回動し、アームが傾斜面から下方向への力を受けて、その下方向への力によりクランプ部材を下方に押圧するディスククランプ装置が提案されている。このディスククランプ装置では、クランプ部材を下方に押圧することにより、クランプ部材の浮き上がりを防止している。
さらに、特許文献3では、ディスクをクランプする通常の第1クランプ機構とは別に、ディスクが回転するとその遠心力でディスクをクランプするクランパと、ディスクの回転が停止するとクランパによるディスククランプを自動解除する復帰機構部と、で構成される第2クランプ機構を、ターンテーブルに組み込んだディスクのクランプ装置が提案されている。
特開2000−268459号公報 特開2000−339803号公報 特開2000−163837号公報
しかしながら、特許文献1〜3では、複雑な機構が必要であり、さらには、ディスク回転中に、外部からの振動や衝撃等により、特許文献1では固定ブロックがディスク回転中心に向けて移動し、特許文献2ではアームの当接部がクランパ本体の中心から遠ざかる方向に回転し、特許文献3では復帰機構部がクランパによるディスククランプを自動解除することがあり、このような場合には、ディスク回転中のディスククランプ力が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、磁石により磁性部材を吸引するときのチャッキング音を小さくしながらも、スピンドルモータ回転時に確実にディスクをクランプすることができるディスククランプ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のディスククランプ装置は、ディスクを回転させるスピンドルモータと、前記スピンドルモータに取り付けられ、前記ディスクを保持するとともに、磁石が設けられたターンテーブルと、磁性部材が設けられ、前記磁石の磁力により前記磁性部材が吸着されて前記ターンテーブルとの間に前記ディスクを挟持するクランパと、を備えたディスククランプ装置において、前記ターンテーブルと前記クランパとによる前記ディスク挟持後の前記スピンドルモータの少なくとも最初の回転時に、その回転による遠心力を受けて、前記磁性部材が前記磁石から受ける磁力を、回転前の磁力よりも強くする磁力調整手段を備えることを特徴とする。なお、本発明は、ピックアップによりディスクに記録された情報の再生や記録を行うディスク装置に組み込まれることが好ましい。また、前記ターンテーブルと前記クランパとの少なくとも一方は、他方に係合して前記ディスクを挟持する挟持位置と、この挟持位から退避して前記ディスクの挟持を解除する退避位置との間で移動自在に設けられ、前記ディスク挟持後の前記スピンドルモータの最初の回転時は、前記ターンテーブルと前記クランパとの移動自在な一方が、前記退避位置から前記挟持位置に移動した後の最初の回転であることが好ましい。
なお、前記ディスクとしては、CD、DVD、デュアルディスク、SACD(ハイブリッド・ディスク)等が挙げられる。また、前記磁性部材としては、鉄製の鉄板や鉄を含む樹脂製のプレート等が挙げられる。
また、前記磁石と前記磁性部材との少なくとも一方は、前記スピンドルモータの回転軸方向において他方との距離が変化するように移動自在に設けられ、前記磁力調整手段は、前記スピンドルモータ回転による遠心力を受けて、前記磁石と前記磁性部材との少なくとも一方を他方に近接する方向に移動させる移動機構を備えることが好ましい。
さらに、前記移動機構は、前記ディスクの径方向に移動自在に設けられ、前記ディスクの内周方向に移動したときに、前記磁石と前記磁性部材との少なくとも一方を他方から離れる方向に移動させる移動部材と、前記移動部材を前記ディスクの内周方向に向けて付勢する付勢部材と、を備え、前記スピンドルモータ回転による遠心力を受けて、前記移動部材が前記付勢部材の付勢に抗して前記ディスクの外周方向に移動したときに、前記磁石の磁力により、前記磁石と前記磁性部材との少なくとも一方は他方に近接する方向に移動することが好ましい。
本発明のディスククランプ装置によれば、ディスクを回転させるスピンドルモータと、スピンドルモータに取り付けられ、ディスクを保持するとともに、磁石が設けられたターンテーブルと、磁性部材が設けられ、磁石の磁力により磁性部材が吸着されてターンテーブルとの間にディスクを挟持するクランパと、ターンテーブルとクランパとによるディスク挟持後のスピンドルモータの少なくとも最初の回転時に、その回転による遠心力を受けて、磁性部材が磁石から受ける磁力を、回転前の磁力よりも強くする磁力調整手段を備えるから、チャッキング音発生時に磁性部材が磁石から受ける磁力は相対的に小さくなるため、チャッキング音を小さくすることができ、さらには、スピンドルモータ回転による遠心力を受けて、磁性部材が磁石から受ける磁力が大きくなるため、スピンドルモータ回転時に確実にディスクをクランプすることができる。
また、磁石と磁性部材との少なくとも一方は、スピンドルモータの回転軸方向において他方との距離が変化するように移動自在に設けられ、磁力調整手段は、スピンドルモータ回転による遠心力を受けて、磁石と磁性部材との少なくとも一方を他方に近接する方向に移動させる移動機構を備えるから、移動機構により磁石と磁性部材との距離を調整するだけで、容易に、磁性部材が磁石から受ける磁力を調整することができる。
図1及び図2に本発明を用いた光ディスク装置2の外観を示す。光ディスク装置2は、CD(コンパクトディスク)3にアクセスして、CD3にデータの記録及び/または再生を行うものであり、パソコン等に組み込まれる。なお、光ディスク装置2は、DVD等も再生可能である。
光ディスク装置2の本体ケース4の内部には、ディスクトレイ5、光ピックアップ6、ピックアップベース7、スピンドルモータ8、ターンテーブル9、クランパ10、回路基板等を含むプレーヤユニット11が組み込まれている。本体ケース4は、上カバー4a及び下カバー4bから構成されている(図4参照)。なお、光ピックアップ6、ピックアップベース7、スピンドルモータ8、ターンテーブル9、クランパ10は、図1及び図2では図示を省略し、図3及び図4で図示している。また、図1は、ディスクトレイ5が、CD3再生時に本体ケース4内部に格納される格納位置に位置する状態を示し、図2は、ディスクトレイ5が、本体ケース4外部に露出される露出位置に位置する状態を示している。
本体ケース4の前面には、ディスクトレイ5開閉用の開閉スイッチ12が設けられている。また、開閉スイッチ12の周辺には、再生スイッチや停止スイッチ等の各種スイッチが設けられており、これら開閉スイッチ12を含む複数のスイッチは、光ディスク装置2の主制御を行う制御部13に接続されている。なお、開閉スイッチ12を含むスイッチを、本体ケース4の前面に設けずに、光ディスク装置2が組み込まれるパソコンに設けるようにしてもよい。
ディスクトレイ5は、CD3再生時に本体ケース4内部に格納される格納位置(図1参照)と、本体ケース4外部に露出される露出位置(図2参照)との間で移動可能に設けられており、図示しないトレイ移動機構により移動される。ディスクトレイ5を移動させるときには、開閉スイッチ12を操作する。
図3に示すように、ディスクトレイ5は、CD3が装填されるものであり、CD3の外径に対応した窪みが形成されている。ディスクトレイ5の中心部には、格納位置に位置するときにスピンドルモータ8及びターンテーブル9が挿通される挿通孔5aが形成され、この挿通孔5aに連続して、光ピックアップ6がCD3にアクセスするためのアクセス開口5bが形成されている。
ピックアップベース7には、光ピックアップ6、スピンドルモータ8が取り付けられている。ピックアップベース7は、図示しないベース移動機構により、CD3を保持して再生する再生位置(図7参照)と、再生位置から退避してCD3の保持を解除する退避位置(図4参照)との間で移動自在に設けられている。ディスクトレイ5を格納位置から露出位置まで移動させるときには、ベース移動機構は、ピックアップベース7を退避位置に移動させ、ディスクトレイ5を露出位置から格納位置まで移動させるときには、ベース移動機構は、ディスクトレイ5が格納位置まで移動した後に、ピックアップベース7を再生位置に移動させる。
光ピックアップ6は、発光素子から照射されたレーザ光をCD3の記録面に集光する対物レンズ14が組み込まれており、ピックアップベース7に取り付けられた保持シャフト15に移動自在に保持されている。光ピックアップ6は、公知のピックアップ移動機構により、CD3の径方向である保持シャフト15の軸方向(図3におけるA方向)に移動される。
図4に示すように、本体ケース4の内部には、スピンドルモータ8、ターンテーブル9、クランパ10を有するディスククランプ装置16が設けられている。スピンドルモータ8には、ターンテーブル9が取り付けられている。ターンテーブル9は、CD3が載せられる円盤状のテーブル本体部9aの上面に、CD3の保持及び位置決めを行うコア部9bが形成されている。テーブル本体部9aの上面には、再生時のCD3の滑りを防止する滑り止めシート17が取り付けられている。
コア部9bには、クランパ10の係合凸部10dが挿入される係合孔9cが形成されている。コア部9b内部には、リング状の永久磁石を2極着磁した磁石18が埋め込まれている。なお、磁石18の形状や個数は、これに限定されることなく、適宜変更可能である。
上カバー4aには、2段の段付き状のカバー凹部4cが形成されており、カバー凹部4cの底面には、クランパ10の本体部10aが挿入されるクランパ挿入孔が形成されている。
図4、図5及び図6に示すように、クランパ10は、本体部10aと鍔部10bとを備えて構成されている。本体部10aは上カバー4aのクランパ挿入孔よりも小さい径で形成され、鍔部10bはクランパ挿入孔よりも大きい径で形成されている。本体部10aの底面には、ターンテーブル9のコア部9bが挿入される挿入凹部10cが形成されており、挿入凹部10cには、係合孔9cに挿入される係合凸部10dが立設されている。
本体部10aの上面には、上面凹部10eが形成されており、上面凹部10eには、移動板22の移動を規制する移動規制凸部10fと、蓋カバー24を取り付けるための取付凸部10gと、が立設されている。取付凸部10gには、取付孔10hが形成されている。上面凹部10eには、磁性体からなる磁性部材としての鉄板21と、移動板22と、コイルバネ23と、蓋カバー24と、が組み込まれる。移動板22及びコイルバネ23は、それぞれ2個設けられている。
鉄板(磁性部材)21は、ターンテーブル9内部に埋め込まれた磁石18の磁気により吸引されるものであり、中心部に取付凸部10gが挿通される挿通孔21aが形成されたリング状に形成されている。鉄板21の側面には、下方に向けて次第に内側(中心側)に傾斜した傾斜面21bが、全周に亘って形成されている。挿通孔21aは、取付凸部10gの外径よりも若干大きい径で形成されている。これにより、鉄板21は、上下方向に移動自在にクランパ10に取り付けられる。鉄板21は、詳しくは後述するように、磁石18に近接する近接位置(図8参照)と、近接位置よりも磁石18から離れる離れ位置(図4及び図7参照)との間で、上下方向(ターンテーブル9の回転軸方向)に移動する。鉄板21が磁石18の磁気により吸引されると、クランパ10がターンテーブル9に保持される。
上面凹部10eには、移動板22の移動を案内するガイドリブ10iが2本立設されている。移動板22は、2本のガイドリブ10iの間に、取付凸部10gを中心に左右に1個ずつ計2個配されている。移動板22は、鉄板21の受けとなる受け部22aと、コイルバネ23が挿入されるバネ挿入凹部22bと、が形成されている。受け部22aは、傾斜面21bと同じ傾斜角度で傾斜されて形成されている。
コイルバネ23は、移動板22を付勢するものであり、2個のコイルバネ23を、バネ挿入凹部22bに挿入すると、2個の移動板22は、それぞれクランパ10の中心部に向けて付勢される。そして、移動板22は、移動規制凸部10fに当接することで、移動が規制される。コイルバネ23の付勢により、移動板22が移動規制凸部10fに当接しているときには、鉄板21は、傾斜面21bが受け部22aに当接して、上方に移動されて離れ位置に位置する。なお、コイルバネ23のバネ荷重は、磁石18の磁気により鉄板21を吸引する吸引力よりも、移動板22を付勢して移動板22により鉄板21を上方に移動させる移動力の方が大きくなるバネ荷重で、且つ、CD3再生時(スピンドルモータ8回転時)にクランパ10が回転したときの遠心力を受けて、移動板22がコイルバネ23の付勢に抗してクランパ10の外周側に移動するバネ荷重に設定されている。
蓋カバー24は、鉄板21、移動板22及びコイルバネ23を覆うものであり、中心部には、ビス挿通孔24aが形成されている。上面凹部10eに、鉄板21、移動板22及びコイルバネ23を組み込んだ状態で、ビス25を、ビス挿通孔24aを挿通させて取付孔10hにビス締めすると、蓋カバー24は、鉄板21、移動板22及びコイルバネ23を覆った状態でクランパ10に取り付けられる。コイルバネ23は、一端が移動板22に当接し、他端が蓋カバー24の内周面に当接した状態で組み込まれている。
図4に示すように、ディスクトレイ5が露出位置に位置するときには、ピックアップベース7は退避位置に位置する。ピックアップベース7が退避位置に位置するときには、クランパ10内の鉄板21が、ターンテーブル9内部に埋め込まれた磁石18の磁気を受けないため、鉄板21は、コイルバネ23により付勢される移動板22により、上方に移動され、離れ位置に位置する。
図7に示すように、ディスクトレイ5が格納位置まで移動すると、ピックアップベース7が再生位置まで移動する。ピックアップベース7が再生位置まで移動すると、ターンテーブル9のコア部9bがクランパ10の挿入凹部10cに挿入されるとともに、係合凸部10dが係合孔9cに挿入される。この状態では、鉄板21が磁石18の磁気により保持されるとともに、CD3の上面にクランパ10の下面が当接し、CD3は、ターンテーブル9とクランパ10との間に挟持される。これにより、CD3の上下方向の位置決めが行われる。そして、CD3再生時に、スピンドルモータ8が回転すると、CD3、ターンテーブル9、クランパ10が共に回転する。
ピックアップベース7が再生位置に位置し、スピンドルモータ8が回転していない状態(クランパ10が回転していない状態)では、磁石18の磁気により鉄板21を吸引する吸引力よりも、コイルバネ23により付勢される移動板22により鉄板21を上方に移動させる移動力の方が大きいため、鉄板21は離れ位置に位置する。
図8及び図9に示すように、スピンドルモータ8が回転してクランパ10が回転すると、その遠心力を受けて、移動板22がコイルバネ23の付勢に抗して、クランパ10の外周側に移動する。移動板22がクランパ10の外周側に移動すると、鉄板21は、磁石18の磁気により吸引され、離れ位置から近接位置まで下方に移動する。
スピンドルモータ8の回転が停止してクランパ10の回転が停止すると、図7に示すように、磁石18の磁気により鉄板21を吸引する吸引力よりも、コイルバネ23による付勢される移動板22により鉄板21を上方に移動させる移動力の方が大きいため、鉄板21は近接位置から離れ位置まで上方に移動する。
ピックアップベース7を再生位置から退避位置まで移動させるには、磁石18の磁気による鉄板21の保持(吸引)を解除する必要がある。鉄板21が離れ位置に位置するときには、鉄板21が近接位置に位置するときに比べて、鉄板21が磁石18の磁気により吸引される力が弱くなる。これにより、鉄板21が離れ位置に位置するときには、鉄板21が近接位置に位置するときに比べて、上記解除に必要な力を小さくすることができる。
また、ピックアップベース7が退避位置から再生位置まで移動すると、鉄板21が磁石18の磁気により吸引されてクランパ10がターンテーブル9のコア部9bに当接するため、いわゆるチャッキング音が発生する。鉄板21が離れ位置に位置するときには、鉄板21が近接位置に位置するときに比べて、鉄板21が磁石18の磁気により吸引される力が弱くなる。これにより、鉄板21が離れ位置に位置するときには、鉄板21が近接位置に位置するときに比べて、上記チャッキング音を小さくすることができる。
上記のように構成された光ディスク装置2の作用について説明する。CD3を再生させるには、先ず、開閉スイッチ12を操作して、ディスクトレイ5を、格納位置から露出位置まで移動させる。ディスクトレイ5が格納位置に位置するときには、ピックアップベース7は再生位置に位置している。ピックアップベース7が再生位置に位置するときには、鉄板21は磁石18の磁気により吸引されている。この状態では、クランパ10が回転していない(スピンドルモータ8が回転していない)ため、上記したように、鉄板21は離れ位置に位置する。
開閉スイッチ12を操作すると、ベース移動機構は、ピックアップベース7を退避位置に移動させる。ピックアップベース7が退避位置に移動した後、トレイ移動機構は、ディスクトレイ5を格納位置から露出位置まで移動させる。そして、ディスクトレイ5にCD3を装填した後、開閉スイッチ12を操作すると、トレイ移動機構は、ディスクトレイ5を格納位置に移動させる。
ディスクトレイ5が格納位置に移動した後、ベース移動機構は、ピックアップベース7を退避位置から再生位置まで移動させる。ピックアップベース7が再生位置に移動した後、再生スイッチを操作すると、スピンドルモータ8が回転する。スピンドルモータ8の回転により、クランパ10が回転すると、その遠心力を受けて、移動板22が、コイルバネ23の付勢に抗してクランパ10の外周側に移動する。移動板22がクランパ10の外周側に移動すると、鉄板21は、磁石18の磁気により、離れ位置から近接位置まで下方に移動する。鉄板21が、近接位置に移動すると、鉄板21が離れ位置に位置するとき(スピンドルモータ8回転停止時)に比べて、鉄板21が磁石18から受ける磁力(鉄板21が磁石18の磁気により吸引される力)が強くなる。
このように、ピックアップベース7が退避位置から再生位置に移動するときは、鉄板21が離れ位置に位置するから、鉄板21が近接位置に固定されている従来のディスククランプ装置に比べて、チャッキング音を小さくすることができ、チャッキング音の発生によりユーザに与える不快感を低減することができる。
また、クランパ10回転時(スピンドルモータ8回転時)には、鉄板21を近接位置に位置させ、クランパ10回転停止時(スピンドルモータ8回転停止時)には、鉄板21を離れ位置に位置させるようにしたから、スピンドルモータ8回転時には、スピンドルモータ8回転停止時に比べて、鉄板21が磁石18から受ける磁力(鉄板21が磁石18の磁気により吸引される力)を強くすることができる。これにより、スピンドルモータ8回転時のターンテーブル9とクランパ10とによるCD3挟持力を、スピンドルモータ8回転停止時よりも強くすることができ、さらには、ピックアップベース7を再生位置から退避位置に向けて移動させ、磁石18の磁気による鉄板21の吸引を解除するときにベース移動機構にかかる負荷を低減することができるという効果も有する。
なお、上記実施形態では、スピンドルモータ8が回転停止すると、鉄板21が近接位置から離れ位置に移動し、鉄板21が磁石18から受ける磁力が小さくなる形態を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ディスクトレイ5が格納位置に移動した後、スピンドルモータ8の最初の回転時の遠心力を受けて、鉄板21が離れ位置から近接位置まで移動した後には、スピンドルモータ8の回転/停止に関わらずに鉄板21は近接位置のまま(移動板22が外周側に移動したまま)であってもよい。
この形態の場合、ピックアップベース7が再生位置から退避位置まで移動し、磁石18の磁気による鉄板21の吸引が解除されると、コイルバネ23の付勢により移動板22が鉄板21を離れ位置に移動させる。これにより、ピックアップベース7が退避位置から再生位置に移動するときには、鉄板21は離れ位置に位置するため、上記実施形態と同様に、チャッキング音を小さくすることができる。その後のスピンドルモータ8の最初の回転時に、鉄板21が離れ位置から近接位置に移動する。そして、ピックアップベース7が再生位置から退避位置に移動されるまでは、鉄板21は近接位置に位置し続けるため、その間は大きなCD3把持力が維持される。この形態では、上記実施形態よりも磁石18の磁気による鉄板21の吸引を解除するための力が増大するため、ピックアップベース7を移動させるベース移動機構等の強度を考慮する必要がある。
なお、スピンドルモータ8が回転停止したときに、鉄板21が近接位置から離れ位置に移動するようにするか、近接位置に位置し続けるようにするかは、磁石18の磁力、磁石18と鉄板21との距離、スピンドルモータ8の回転速度、コイルバネ23のバネ荷重等を適宜選択することで決定される。
また、上記実施形態では、移動板22及びコイルバネ23を2個設けたが、これに限定されることなく、コイルバネ23の付勢により、移動板22が鉄板21を離れ位置に移動させることができればよく、これらの個数は適宜変更可能である。
さらに、上記実施形態では、鉄板21を近接位置と離れ位置との間で移動させたが、磁石18を移動自在に設け、スピンドルモータ8回転時の遠心力を受けて、磁石18が鉄板21に近付くように移動するようにしてもよく、さらには、磁石18と鉄板21との両者を移動自在に設け、スピンドルモータ8回転時の遠心力を受けて、磁石18と鉄板21とが互いに近付くように移動するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、磁石18と鉄板21との距離を調整することで、鉄板21が磁石18から受ける磁力を調整するようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、磁性体材料からなる磁力調整部材が、磁石18と鉄板21との間に挿脱されるようにしてもよい。
図10及び図11に他の実施形態を示す。上記実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。なお、図10及び図11(A)は、スピンドルモータ8回転停止時を示し、図11(B)は、スピンドルモータ8回転時を示している。この実施形態では、ターンテーブル9のコア部9b内部には、磁石18に加えて、鉄板21を磁石18に近付く方向へ、すなわち近接位置へ強制的に移動させる強制移動手段としての電磁石30が180°ピッチで2個埋め込まれている。ターンテーブル9には、電磁石30に流れる電流を制御するCPU等が設けられた制御基板31が取り付けられている。2個の電磁石30は、それぞれ図示しない接続ケーブルにより制御基板31に接続されている。
クランパ10の上面凹部10eには、鉄板21が磁石18に近付く方向に移動したこと、すなわち近接位置へ移動したこと(移動板22がクランパ10の外周側に移動したこと)を検知する検知手段としてのスイッチ32が配されている。このスイッチ32は、無線により制御基板31に接続されており、移動シャフト32aが押圧されたスイッチオンのとき(図11(B)参照)にはスイッチオン信号を、移動シャフト32aが押圧されていないスイッチオフのとき(図11(A)参照)にはスイッチオフ信号を、制御基板31に出力する。
図11(A)に示すように、クランパ10回転停止時(スピンドルモータ8回転停止時)には、移動シャフト32aは移動板22により押圧されておらず、スイッチ32は、スイッチオフ信号を制御基板31に出力する。そして、図11(B)に示すように、クランパ10回転時(スピンドルモータ8回転時)には、その遠心力を受けて、移動板22が、コイルバネ23の付勢に抗してクランパ10の外周側に移動する。移動板22がクランパ10の外周側に移動すると、移動板22が移動シャフト32aに当接して、移動シャフト32aを押圧する。移動シャフト32aが押圧されると、スイッチ32は、スイッチオン信号を制御基板31に出力する。
ところで、スピンドルモータ8が回転したときに、何らかの不具合が生じて移動板22が外周側に移動せず、鉄板21が近接位置に移動しなかった場合、CD3を強力に挟持することができない。このため、制御基板31は、スピンドルモータ8の回転開始時、スイッチ32からのスイッチオン信号の入力を監視している。そして、スピンドルモータ8の回転開始後、所定時間(例えば、10秒)経過しても、スイッチ32からスイッチオン信号が入力されていない場合は、制御基板31は、鉄板21が離れ位置から近接位置に移動していないと判断して、電磁石30をオンにする。電磁石30がオンになると、鉄板21に作用する磁気的吸着力は、磁石18によるものだけでなく、電磁石30によるものも付加され、鉄板21はさらに強い力で磁石18側に引き寄せられる。
鉄板21がさらに強い力で磁石18側に引き寄せられると、移動板22が外周側に移動して、鉄板21が近接位置に移動するとともに、移動板22が移動シャフト32aに当接して、スイッチ32から制御基板31にスイッチオン信号が入力される。制御基板31は、電磁石30をオンにした後、スイッチ32からスイッチオン信号が入力されたことに応答して、鉄板21が近接位置に移動したと判断し、電磁石30をオフにする。なお、制御基板31は、電磁石30をオンにした後、所定時間(例えば、5秒)経過しても、スイッチ32からスイッチオン信号が入力されなかった場合には、エラーを報知するようにしてもよい。
このように、本実施形態では、スピンドルモータ8が回転しているにも関わらず、何らかの不具合により移動板22が移動シャフト32aに当接するまで外周側に移動せず、鉄板21が近接位置まで移動しなかった場合でも、電磁石30をオンにして鉄板21を強制的に近接位置まで引き寄せることができ、スピンドルモータ8回転中は、ターンテーブル9とクランパ10とによりCD3を強力に挟持することができる。
また、電磁石30は、強制的に鉄板21を近接位置まで移動させるためだけに用いられ、鉄板21が近接位置に移動した後に電磁石30はオフにされるから、電磁石30のオン時間は短時間で済む。したがって、電磁石30を使用することによる消費電力量の増大については心配せずともよい。
なお、制御基板31が、スピンドルモータ8回転開始のたびに、上記した電磁石30の制御を行うようにしてもよく、さらには、ディスクトレイ5が格納位置に移動され、ターンテーブル9とクランパ10とによりCD3を挟持した後のスピンドルモータ8の最初の回転時のみ、上記した電磁石30の制御を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ディスクトレイ5を備えた光ディスク装置2に本発明を適用した場合を例に説明したが、本発明は、スロットインタイプのようなディスクトレイを備えていない光ディスク装置にも適用可能である。
本発明を実施した光ディスク装置の外観斜視図である。 ディスクトレイが露出位置に位置するときの光ディスク装置を示す外観斜視図である。 ディスクトレイが露出位置に位置するときの光ディスク装置の内部構造を示す上面図である。 ピックアップベースが退避位置に位置するときの光ディスク装置の内部構造を示す側面断面図である。 クランパと鉄板と移動板とビスとを示す分解斜視図である。 クランパと移動板とコイルバネとを示す上面図である。 ピックアップベースが再生位置に位置するときの光ディスク装置の内部構造を示す側面断面図である。 スピンドルモータ回転時の光ディスク装置の内部構造を示す側面断面図である。 スピンドルモータ回転時のクランパと移動板とコイルバネとを示す上面図である。 電磁石を用いた実施形態のピックアップベースが退避位置に位置するときの光ディスク装置の内部構造を示す側面断面図である。 図10に示す実施形態のクランパと移動板とコイルバネとスイッチとを示す上面図である。
符号の説明
2 光ディスク装置
3 CD(光ディスク)
4 本体ケース
5 ディスクトレイ
7 ピックアップベース
8 スピンドルモータ
9 ターンテーブル
10 クランパ
16 ディスククランプ装置
18 磁石
21 鉄板(磁性部材)
22 移動板(移動部材)
23 コイルバネ(付勢部材)

Claims (3)

  1. ディスクを回転させるスピンドルモータと、
    前記スピンドルモータに取り付けられ、前記ディスクを保持するとともに、磁石が設けられたターンテーブルと、
    磁性部材が設けられ、前記磁石の磁力により前記磁性部材が吸着されて前記ターンテーブルとの間に前記ディスクを挟持するクランパと、を備えたディスククランプ装置において、
    前記ターンテーブルと前記クランパとによる前記ディスク挟持後の前記スピンドルモータの少なくとも最初の回転時に、その回転による遠心力を受けて、前記磁性部材が前記磁石から受ける磁力を、回転前の磁力よりも強くする磁力調整手段を備えることを特徴とするディスククランプ装置。
  2. 前記磁石と前記磁性部材との少なくとも一方は、前記スピンドルモータの回転軸方向において他方との距離が変化するように移動自在に設けられ、
    前記磁力調整手段は、前記スピンドルモータ回転による遠心力を受けて、前記磁石と前記磁性部材との少なくとも一方を他方に近接する方向に移動させる移動機構を備えることを特徴とする請求項1記載のディスククランプ装置。
  3. 前記移動機構は、
    前記ディスクの径方向に移動自在に設けられ、前記ディスクの内周方向に移動したときに、前記磁石と前記磁性部材との少なくとも一方を他方から離れる方向に移動させる移動部材と、
    前記移動部材を前記ディスクの内周方向に向けて付勢する付勢部材と、を備え、
    前記スピンドルモータ回転による遠心力を受けて、前記移動部材が前記付勢部材の付勢に抗して前記ディスクの外周方向に移動したときに、前記磁石の磁力により、前記磁石と前記磁性部材との少なくとも一方は他方に近接する方向に移動することを特徴とする請求項2記載のディスククランプ装置。
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