JP2008014484A - 転がり軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】内輪のシール溝に侵入した泥水などを外部に排出しやすい転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪1と外輪2の両軌道5、6間に転動体3が介在し、内輪1の軌道5の側方に形成されるシール溝7と内輪1の端部との間に肩部15が形成される。前記シール溝7に対向する外輪2の内周面にシール部材4が装着される。このシール部材4の内周面に肉厚の薄いくびれ部12が形成され、このくびれ部12の先端部にシール溝7の軌道側溝壁14に接触させた主リップ16と、前記肩部15の上方に突出するラビリンスリップ17とが設けられる。前記シール溝7に対向する主リップ16の内周面20と、前記ラビリンスリップ17の内周部に内向きに縮径する傾斜面22とが連続して設けられる。これにより、ラビリンスリップ17の傾斜面22に付着する泥水が、シール部材4の回転による遠心力で前記傾斜面22に沿って軸方向外向きに移動するので、軸受外側に排出されやすい。
【選択図】図2

Description

この発明は、電磁クラッチ、プーリ等の各種機械装置の回転軸支持部に組み込まれる転がり軸受に関するものである。
従来、各種機械装置の回転軸支持部には、軸受内部のグリースが外部に漏れるのを防止するとともに、外部からの異物の進入を防止するために密封型転がり軸受が採用されている。
この密封型転がり軸受は、図3に示すように、外径面に軌道34を有する内輪30と、内径面に軌道35を有する外輪31と、この両輪30、31の軌道34、35との間に介在させた複数の転動体32と、前記内輪30および外輪31の両端面に装着された環状のシール部材33とから構成される。
上記内輪30の軌道34の両側方に周方向のシール溝36が形成され、このシール溝36と内輪30の端部との間に肩部41が設けられる。前記各シール溝36に対向する外輪31の内周面に係止溝37が形成され、この係止溝37に上記シール部材33の外周部が圧入固定される。
上記シール部材33は、図4に示すように、弾性体を芯金で補強したものであり、その内周部にシールリップ38が設けられる。このシールリップ38の内周部には、シール溝36の軌道側溝壁40に摺接する主リップ39と、内輪30の肩部41に対向してラビリンスシール44を形成するラビリンスリップ42とが設けられる。
上記主リップ39とラビリンスリップ42との間に凹部45が設けられ、この凹部45により主リップ39は、その肉厚が薄く形成される。主リップ39がその肉厚を薄く形成されることにより柔軟性が付与され、摺接するシール溝36の軌道側溝壁40に対する追従性が高まる。これにより、軸受内部のグリースがシール溝36に漏出することを防止し、さらに、外部からの異物や泥水などの軸受内部への侵入を防止することができる。
また、上記ラビリンスリップ42は、内輪30の肩部41に対向してラビリンスシール44が形成されたものであり、外部からシール溝36への異物や泥水などの侵入を防止する(特許文献1 図1参照)。
特開2001−140907号公報
上記の密封型転がり軸受のシール部材33のシールリップ38の構造は、軸受内部のグリースがシール溝36に漏出することを防止するとともに、外部から軸受内部への泥水や異物などの侵入を防止する目的としたものである。このため、前記シール溝36に溜まった泥水などを軸受外部に排出させることの考慮がなされていない構造であった。すなわち、この構造では、シール溝36に溜まりシールリップ38に付着した泥水をシール部材33の回転による遠心力で軸受外部に排出させようとしても、前記シールリップ38の主リップ39とラビリンスリップ42との間の凹部45の存在によって、泥水の排出が妨げられる。このため、泥水をシール溝36から外部へ排出することが難しいという問題があった。
さらに、上記シール溝36に溜まった泥水が排水されないと、泥水により主リップ39の磨耗が進み、シール性が低下するという問題もあった。
また、上記密封型転がり軸受は、外気と接触するので高いシール性が要求される。しかし、その密封型転がり軸受は、主リップ39の先端部がシール溝36の軌道側溝壁40に摺接する際に、主リップ39やシール溝36の形状、組み込まれたシール部材33の中心軸と前記転がり軸受の回転軸とのずれなどにより、主リップ39の先端部の軌道側溝壁40に対する接触圧がばらつきやすい。この接触圧がばらつくと、必ずしも期待するシール性が得られない場合があった。
さらに、密封型転がり軸受を採用する電磁クラッチは、150℃前後の高温で使用され、その密封型転がり軸受やその構成部材であるシール部材にも耐熱性が求められる。しかし、前記密封型転がり軸受のシール部材には、通常、ニトリルゴムが用いられ、その耐熱温度が120℃前後であるため、耐熱性に問題があった。
また、上記電磁クラッチは、自動車のエンジンルーム内に配置され、様々な油、薬品に接する機会が多いため、その密封型転がり軸受やその構成部材であるシール部材に優れた耐薬品性が求められる。
そこで、この発明は、内輪のシール溝に溜まった泥水を外部に排出しやすい転がり軸受を提供すること、耐熱性、耐薬品性に優れたシール部材を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、内輪と外輪の両軌道間に転動体が介在され、前記内輪の軌道の側方に形成されたシール溝と、前記内輪の端部との間に肩部が形成され、前記シール溝に対向する前記外輪の内周面にシール部材が装着され、そのシール部材の内周部に前記シール溝の軌道側溝壁に接触する主リップと、前記肩部の上方に突き出すラビリンスリップとが設けられた転がり軸受において、前記シール部材の内周側先端部に前記主リップと前記ラビリンスリップとが設けられ、前記主リップに上記シール溝に対向する内周面が設けられるとともに、前記ラビリンスリップの内周側に前記ラビリンスリップの先端に向って徐々に拡径するよう形成された傾斜面が設けられた構成を採用したのである。また、上記の構成において、前記主リップまたはラビリンスリップあるいはこれらの境界を含む双方から外径側に向って薄肉に形成されたくびれ部をさらに形成してもよい。
上記構成によると、上記シール部材の内周部のくびれ部は、肉厚が薄く形成され軸方向に弾性変形するので、このくびれ部の先端部に設けられた主リップは、摺接するシール溝の軌道側溝壁に対する追従性が維持される。これにより、軸受内部のグリースがシール溝に漏出することを防止し、さらに、外部からの異物や泥水などの軸受内部への侵入を防止することができる。
また、上記くびれ部を形成したことで、主リップの柔軟性を付与するための凹部を形成する必要がなくなる。このため、上記シール部材のラビリンスリップの内周部に傾斜面が設けられ、この傾斜面に前記主リップの内周面を連続して設けられる。これにより、シール溝に溜まった泥水が、シール部材の回転による遠心力で主リップの内周面からラビリンスリップの傾斜面に沿って移動し軸受外部に排出される。
上記の構成において、上記ラビリンスリップの傾斜面は、上記内輪の肩部の外周面に対する傾斜角度が10度から40度に設定される。このように傾斜角度を規定すると、シール溝に溜まった泥水が、シール部材の回転による遠心力によってラビリンスリップの傾斜面に沿って軸方向外向きに移動し、軸受外部に容易に排出されやすい。
上記のように傾斜角度を規定したのは、この傾斜角度が10度未満となると、シール部材の回転によって泥水に作用する遠心力が小さくなるため、この泥水が十分に排出されず、また、前記傾斜角度が40度を越えると、上記肩部およびシール溝の肩部側溝壁と、上記ラビリンスリップの傾斜面とのすき間が広くなり、このラビリンスリップにより形成されるラビリンスシールのシール性が低下するからである。
上記ラビリンスリップの傾斜面は、その軸方向内端部に上記シール溝の肩部側溝壁に向かって突き出す段差部が設けられ、この段差部を経て上記主リップの内周面に連続して設けられた構成としてもよい。前記段差部がシール溝の肩部側溝壁に向かって突き出しているので、前記ラビリンスリップにより形成されるラビリンスシールに狭窄部分が形成され、このラビリンスシールによるシール性が確保される。
以上のように、この発明の転がり軸受は、シール性を確保しつつ、内輪のシール溝に溜まった泥水などを外部に排出しやすくなる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施形態1の密封型転がり軸受を図1および図2に示す。この実施形態の密封型転がり軸受は、図1に示すように、外周面に軌道5を有する内輪1と、内周面に軌道6を有する外輪2と、内外輪1、2の軌道5、6の間に介在された複数の転動体3と、内輪1および外輪2の軸方向両端面に装着され、内外輪1、2の間を封止する環状のシール部材4とから構成される。
上記内輪1の軌道5の両側方に周方向のシール溝7、7が形成され、この各シール溝7に向かい合う外輪2の内周面に係止溝8、8が形成される。この係止溝8に上記シール部材4の外周縁部9が圧入固定される。
上記シール溝7は、図2に示すように、内輪1の軌道5側の溝壁14(以下、軌道側溝壁14という。)と、底面21と、シール溝7と内輪1の端部との間に形成される肩部15側の溝壁23(以下、肩部側溝壁23という。)とから形成され、この肩部側溝壁23が、軸方向外向きに傾斜し前記肩部15の外周面24と連続して形成される。
上記シール部材4は、合成ゴム等からなる弾性体11を芯金10により補強したものである。前記弾性体11に用いられる合成ゴム等として、水素添加ニトリルゴム、または耐エステルアクリルゴムを採用することができる。水素添加ニトリルゴムは、シール部材として一般的に用いられるニトリルゴムと比較して耐熱性に優れ、耐薬品性にも問題がないため、安定した性状を維持し、かつ、より高温での使用ができる。また、耐エステルアクリルゴムは、水素添加ニトリルゴムと同様にニトリルゴムと比較して耐熱性に優れ、アクリルゴムのエステル油やエアコンのコンプレッサーオイル等の薬品に対する耐薬品性を向上させたものであるため、安定した性状を維持し、かつ、より高温での使用ができる。
上記シール部材4は、その内周部の前記弾性体11の部分にその肉厚が薄いくびれ部12が形成される。このくびれ部12は、後述する主リップ16またはラビリンスリップ17あるいはこれらの境界を含む双方から外径側に向って薄肉に形成されたものである。このくびれ部12の内周側の先端部にはシールリップ13が設けられ、これは上記シール溝7の軌道側溝壁14に接触させた主リップ16と、上記肩部15の上方に突き出すラビリンスリップ17とからなる。
上記主リップ16は、上記シール溝7の軌道側溝壁14と向かい合い外向きに拡径する傾斜壁面19と、この傾斜壁面19よりも径方向内側に位置し、シール溝7の上記底面21に対向する内周面20と、前記傾斜壁面19と内周面20とを連続させる先端部27とから形成される。
このように構成されるシール部材4の外周縁部9が、外輪2のシール部材係止溝8に圧入固定されると、上記主リップ16の先端部27がシール溝7の軌道側溝壁14に摺接する。前記主リップ16は、肉厚を薄く形成されたくびれ部12の先端部に設けられ、このくびれ部12が軸方向に弾性変形するので、摺接する前記シール溝7の軌道側溝壁14に対する追従性が維持される。これにより、軸受内部のグリースがシール溝7に漏出することを防止し、さらに、外部からの異物や泥水などの軸受内部への侵入を防止することができる。
上記ラビリンスリップ17は、上記肩部15からシール溝7の肩部側溝壁23に至る範囲に向かい合いラビリンスシール18が形成されるものである。その内周部には内向きに縮径する傾斜面22が設けられる。この傾斜面22は、前記内輪1の肩部15の外周面24に対する傾斜角度αが10度から40度に設定される。このラビリンスリップ17の傾斜面22の傾斜角度αがこのように設定されると、上記ラビリンスリップ17の傾斜面22に付着した泥水が、シール部材4の回転による遠心力によってその傾斜面22に沿って軸方向外向きに移動し、軸受外側に排出される。
上記のように傾斜角度αを規定したのは、この傾斜角度αが10度未満となると、シール部材4の回転による遠心力がラビリンスリップ17に付着した泥水に十分に作用しないため、その泥水が排出されにくくなるからである。また、前記傾斜角度αが40度を越えると、上記内輪1の肩部15の外周面24と、上記ラビリンスリップ17の傾斜面22とのすき間が広くなり、ラビリンスシール18によるシール性が低下するからである。
また、上記ラビリンスリップ17は、その先端部が上記シール溝7の肩部側側壁23寄りに設けられる。このようにすることで、このラビリンスリップ17の先端部が内輪1の端部寄りに設けられた場合よりも、このラビリンスリップ17に付着した泥水が、シール部材4の回転による遠心力でその傾斜面22を移動する距離が短くなり、シール溝7内に溜まった泥水がより排出されやすい。
また、上記主リップ16の内周面20と、上記ラビリンスリップ17の傾斜面22との間に段差部25が設けられ、この段差部25は、上記シール溝7の肩部側溝壁23に向かって突き出して設けられる。これにより、上記主リップ16の内周面20は、段差部25を経てラビリンスリップの傾斜面22へと連続して形成されるので、シール溝7に溜まった泥水が、シール部材4の回転による遠心力でラビリンスリップ17の傾斜面22に沿って軸受外部に排出されやすい。
さらに、上記段差部25が突き出して設けられると、主リップ16の内周面20の外周縁部とシール溝7の肩部側溝壁23との間に狭窄部分が形成される。この狭窄部分によってラビリンスシール18によるシール性を確保することができる。また、上記シール溝7と内輪1の肩部15との境界の山部26と、上記ラビリンスリップ17の傾斜面22との間にも狭窄部分が形成されるので、さらに、ラビリンスシール18によるシール性を確保することができる。
この発明の効果を確認するために、本発明者が行った試験について説明する。この試験は、ラビリンスリップの傾斜角度とシール性との関係を明確にするため、ラビリンスリップの傾斜角度と泥水排出性能を検証したものであり、下記の運転条件にて運転し、運転中に下記の泥水を所定時間噴霧し、試験後の軸受内部における泥水の残留状態を確認した。結果を表1に示す。
(運転条件)
泥水:関東ローム粉JIS8種10wt%
回転速度:2000r/min
試験時間: 3時間
(試験体)
材質:合成ゴム(NBR(アクリロニトリル・ブタジエン・ラバー))
また、各実施例、比較例のシールリップの構造は、以下に示す通りである。
実施例1:ラビリンスリップ17の傾斜面22と、内輪1の肩部15の外周面24とのなす傾斜角度αが40度に設定されたもの。
実施例2:ラビリンスリップ17の傾斜面22と、内輪1の肩部15の外周面24とのなす傾斜角度αが10度に設定されたもの。他の構造は実施例1と同様である。
比較例1:図5に示すように、ラビリンスリップ17の傾斜面22と、内輪1の肩部15の外周面24とのなす傾斜角度αが0度(ラビリンスリップ17の傾斜面22と肩部15の外周面24とが平行)に設定されたもの。他の構造は実施例1と同様である。
比較例2:図6に示すように、ラビリンスリップ17の傾斜面22と、内輪1の肩部15の外周面24とのなす傾斜角度αがマイナス20度(ラビリンスリップ17の傾斜面22が外向きに縮径し、肩部15の外周面24に対する傾斜角度が20度)に設定されたもの。他の構造は実施例1と同様である。
Figure 2008014484
上述のように、傾斜角度αが40度の実施例1、10度の実施例2のいずれの場合も、泥水が残留せず、軸受のシール溝に溜まった泥水の排水がされやすいものであった。
しかし、図5に示すように、前記傾斜角度αが0度の比較例1の場合は、泥水が軸受内部に残留し、泥水が排出されにくいものであった。また、図6に示すように、前記傾斜角度αが−20度の比較例2の場合も、比較例1と同様に、泥水が軸受外部排出されにくいものであった。
以上のように、上記ラビリンスリップ17の傾斜面22の、内輪1の肩部15の外周面24に対する傾斜角度αを規定することにより、泥水が軸受外部に排出されやすくなる。
次に、この発明の実施形態2の密封型転がり軸受を図7に示す。この密封型転がり軸受は、上記シール部材4の主リップ16の上記傾斜壁面19と内周面20とのなす角度が設定されたものであり、その他の構成は上述の実施形態1と同様である。すなわち、前記シール部材4の主リップ16は、その傾斜壁面19と内周面20とのなす角度βが40度から75度に設定されたものである。
上記のように角度βを規定したのは、この角度βが40度未満となると、主リップ16の先端部27が鋭利となり、この先端部27の剛性が低下する恐れがあるからである。また、前記角度βが75度を超えると、主リップ16の先端部27のシール溝7の軌道側溝壁14に対する接触面積が大きくなり、主リップ16の接触圧が低下し、主リップ16によるシール性が低下するからである。
この実施形態2の密封型転がり軸受の効果を確認するために、本発明者が行った試験について説明する。この試験は、主リップの先端部の角度とシール性との関係を明確にするため、主リップの先端部の角度と泥水排出性能を検証したものであり、下記の運転条件にて運転し、運転中に下記の泥水を所定時間噴霧し、試験後の軸受内部における泥水の残留状態を確認した。結果を表2に示す。
(運転条件)
泥水:関東ローム粉JIS8種10wt%
回転速度:2000r/min
試験時間: 3時間
(試験体)
材質:合成ゴム(NBR(アクリロニトリル・ブタジエン・ラバー))
また、各実施例、比較例の主リップ先端部の構造は、以下に示す通りである。
実施例1:主リップ16の傾斜壁面19と内周面20とのなす角度βが43度に設定されたもの。
実施例2:上記角度βが55度に設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
実施例3:上記角度βが75度に設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
比較例1:上記角度βが30度に設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
比較例2:上記角度βが126度に設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
Figure 2008014484
上述のように、角度βが43度の実施例1は、水分(水滴)のみ侵入し、55度の実施例2、および75度の実施例3は、泥水が浸入せず、軸受のシール性を確保できるものであった。
しかし、上記角度βが30度の比較例1および126度の比較例2のいずれの場合も、泥水が軸受内部に侵入するものであった。
以上のように、上記主リップ16の傾斜壁面19と内周面20とのなす角度βを規定することにより、泥水が軸受内部に侵入しにくくなる。
次に、この発明の実施形態3の密封型転がり軸受を図8に示す。この密封型転がり軸受は、上記シール溝7の軌道側溝壁14の、上記内輪1の軸方向と直交する方向に対する角度が設定されたものであり、その他の構成は上述の実施形態1と同様である。すなわち、上記シール溝7の軌道側溝壁14の、上記内輪1の軸方向と直交する方向に対する角度γが2度から6度に設定されたものである。
上記のように角度γを規定すれば、転がり軸受に組み込まれたシール部材4の中心軸とその転がり軸受の回転軸とのずれを小さくし、主リップ16の先端部がシール溝7の軌道側溝壁14に摺接する際、主リップ16の軸方向の締め代の変化量を小さくすることができる。これにより、主リップ16の先端部27の、軌道側溝壁14に対する接触圧のばらつきを抑えることができる。
上記のように角度γを規定したのは、この角度γが2度未満では、切削加工時の切り屑が排出されにくくなり、切削加工性が低下するからである。また、前記角度γが6度を超えると、主リップ16の先端部27の、シール溝7の軌道側溝壁14に対する接触面積が小さくなり、主リップ16によるシール性が低下するからである。
この実施形態3の密封型転がり軸受の効果を確認するために、本発明者が行った試験について説明する。この試験は、シール溝の軌道側溝壁の角度とシール性との関係を明確にするため、シール溝の軌道側溝壁の角度と泥水排出性能を検証したものであり、下記の運転条件にて運転し、運転中に下記の泥水を所定時間噴霧し、試験後の軸受内部における泥水の残留状態を確認した。結果を表3に示す。
(運転条件)
泥水:関東ローム粉JIS8種10wt%
回転速度:2000r/min
試験時間: 3時間
(試験体)
材質:合成ゴム(NBR(アクリロニトリル・ブタジエン・ラバー))
また、各実施例、比較例の主リップ先端部の構造は、以下に示す通りである。
実施例1:シール溝7の軌道側溝壁14の、内輪1の軸方向と直交する方向に対する角度γが2度に設定されたもの。
実施例2:上記角度γが6度に設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
比較例1:上記角度γが8度に設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
比較例2:上記角度γが15度に設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
比較例3:上記角度γが20度に設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
Figure 2008014484
上述のように、角度γが2度の実施例1、および6度の実施例2のいずれの場合も、泥水が浸入せず、軸受のシール性を確保できるものであった。
しかし、上記角度γが8度の比較例1、15度の比較例2、および20度の比較例3のいずれの場合も、泥水が軸受内部に侵入するものであった。
以上のように、上記シール溝7の軌道側溝壁14の、内輪1の軸方向と直交する方向に対する角度γを規定することにより、泥水が軸受内部に侵入しにくくなる。
次に、この発明の実施形態4の密封型転がり軸受を図9に示す。この密封型転がり軸受は、上記主リップ16の先端部27の、上記シール溝7の軌道側溝壁14に対する軸方向の締め代をX(弾性変形量)とし、前記シール溝7の軌道側溝壁14に対する主リップ16の押し付け力をYとし、Y/Xが4N/mmから10N/mmとなるように設定されたものである。その他の構成は上述の実施形態1と同様である。
上記のようにY/Xの値を規定することにより、主リップ16の上記シール溝7の軌道側溝壁14に対する接触圧を所要の値にして、弾性変形を起こりにくくすることができる。このようにY/Xの値を規定したのは、このY/Xの値が4N/mm未満では、主リップ16の剛性が低くなり過ぎるため、前記の接触圧が低くなり、十分なシール性を確保することができないからである。また、前記Y/Xの値が10N/mmを超えると、主リップ16の剛性が高くなるため、わずかな変形量により前記接触圧の変動が大きくなり安定したシール性を得にくくなるからである。
この実施形態4の密封型転がり軸受の効果を確認するために、本発明者が行った試験について説明する。この試験は、シール性と、主リップの剛性との関係を明確にするため、主リップの剛性と泥水排出性能とを検証したものであり、下記の運転条件にて運転し、運転中に下記の泥水を所定時間噴霧し、試験後の軸受内部における泥水の残留状態を確認した。結果を表4に示す。
(運転条件)
泥水:関東ローム粉JIS8種10wt%
回転速度:2000r/min
試験時間: 3時間
(試験体)
材質:合成ゴム(NBR(アクリロニトリル・ブタジエン・ラバー))
また、各実施例、比較例の主リップ先端部の構造は、以下に示す通りである。
実施例1:上記主リップ16の先端部27の、上記シール溝7の軌道側溝壁14に対する軸方向の締め代をXとし、前記シール溝7の軌道側溝壁14に対する主リップ16の押し付け力をYとし、Y/Xが8.5N/mmに設定されたもの。
実施例2:上記Y/Xが4.4N/mmに設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
比較例1:上記Y/Xが33N/mmに設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
比較例2:上記Y/Xが3.3N/mmに設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
比較例3:上記Y/Xが2.45N/mmに設定されたもの。他の構造は、実施例1と同様である。
Figure 2008014484
上述のように、Y/Xが8.5N/mmの実施例1、および4.4N/mmの実施例2のいずれの場合も、泥水が浸入せず、軸受のシール性を確保できるものであった。
しかし、上記Y/Xが33N/mmの比較例1の場合は、水分が軸受内部に浸入し、3.3N/mmの比較例2、および2.45N/mmの比較例3のいずれの場合も、泥水が軸受内部に侵入するものであった。
以上のように、Y/Xを規定することにより、泥水が軸受内部に侵入しにくくなり、主リップ16によるシール性を確保することができる。
また、この発明の実施形態5の密封型転がり軸受を図1に基づいて説明する。この密封型転がり軸受は、その外輪2の軌道溝の径方向断面における曲率比が1.06DWに設定される。また、内外輪1、2の両軌道間に周方向に配置される転動体3は、その個数が6個であるとともに、その直径(DW)が6.35mmであり、前記各転動体3のピッチ円直径(PCD)が、27.8となるよう設定されるものである。その他の構成は、上述の実施形態1と同様である。
上記のように外輪2の軌道5および転動体3を設定することにより、この密封型転がり軸受の高速回転時における軸受内の温度上昇を抑制することができる。
この実施形態5の密封型転がり軸受の効果を確認するために、本発明者が行った試験について説明する。この試験は、外輪2の軌道5と転動体3との関係を明確にするため、高速運転時の発熱による軸受内の温度上昇を検証したものであり、下記の運転条件にて運転し、試験後の軸受内部における上昇温度を確認した。結果を表5に示す。
(運転条件)
回転速度:15000、24000r/min
試験時間: 3時間
(試験体)
軸受:深溝玉軸受 呼び番号#6203(NTN株式会社 カタログNo.2201/J B−10ページ)
以下に、実施例、比較例の外輪の軌道溝および転動体の構成を示す。
実施例:転動体個数 6個、直径(DW) ★6.35mm(1/4インチ)、PCD 27.8、軌道溝曲率比 1.06DW
比較例:転動体個数 7個、直径(DW) ★7.14375mm(9/32インチ)、PCD 28.8、軌道溝曲率比 1.0265DW
ここで、上記のように設定した転がり軸受の転動体、外輪軌道溝についての各項目について軸受運転時に発生する発熱量は、下記に示す数式(数1参照)によってそれぞれ算出され、上記比較例を基準とした実施例の計算発熱比を図10に示す。
[数1]
Q=0.105×10−6M・n
Q:発生熱量(kW)
M:摩擦モーメント(N・mm)
n:軸受の回転数(rpm)
Figure 2008014484
各項目の計算発熱比は、図10に示すように、いずれの項目においても実施例のものが小さくなっている。この図10に示す計算発熱比の内容を確認するために、上記の運転条件に基づいて試験を行った結果、表5に示すように、実施例はいずれの回転速度においても、軸受内の発熱量が減少し、軸受内の温度上昇を抑制することができるものであった。
以上のように、外輪の軌道溝および転動体の構成を規定することにより、高速回転時において、軸受内の温度上昇を抑制することができる。
実施形態1の密封型転がり軸受を示す断面図 同上のシールリップを示す拡大図 従来の密封型転がり軸受を示す部分断面図 同上のシールリップを示す拡大図 同上の比較例1のシールリップを示す拡大図 同上の比較例2のシールリップを示す拡大図 実施形態2の密封型転がり軸受のシールリップを示す拡大図 実施形態3の密封型転がり軸受のシールリップを示す拡大図 実施形態4の密封型転がり軸受のシールリップを示す拡大図 実施形態5の密封型転がり軸受の各項目における計算発熱比を示すグラフ
符号の説明
1 内輪
2 外輪
3 転動体
4 シール部材
5 内輪軌道
6 外輪軌道
7 シール溝
8 係止溝
9 外周縁部
10 芯金
11 弾性体
12 くびれ部
13 シールリップ
14 軌道側溝壁
15 肩部
16 主リップ
17 ラビリンスリップ
18 ラビリンスシール
19 傾斜壁面
20 内周面
21 底面
22 傾斜面
23 肩部側溝壁
24 外周面
25 段差部
26 山部
27 先端部
30 内輪
31 外輪
32 転動体
33 シール部材
34 内輪軌道
35 外輪軌道
36 シール溝
37 係止溝
38 シールリップ
39 主リップ
40 軌道側溝壁
41 肩部
42 ラビリンスリップ
43 底面
44 ラビリンスシール
45 凹部

Claims (9)

  1. 内輪(1)と外輪(2)の両軌道(5)、(6)間に転動体(3)が介在され、前記内輪(1)の軌道(5)の側方に形成されたシール溝(7)と、前記内輪(1)の端部との間に肩部(15)が形成され、前記シール溝(7)に対向する前記外輪(2)の内周面にシール部材(4)が装着され、そのシール部材(4)の内周部に前記シール溝(7)の軌道側溝壁(14)に接触する主リップ(16)と、前記肩部(15)の上方に突き出すラビリンスリップ(17)とが設けられた転がり軸受において、
    上記シール部材(4)の内周側先端部に上記主リップ(16)とラビリンスリップ(17)とが設けられ、前記主リップ(16)に上記シール溝(7)に対向する内周面(20)が設けられるとともに、前記ラビリンスリップ(17)の内周側に前記ラビリンスリップ(17)の先端に向って徐々に拡径するよう形成された傾斜面(22)が設けられたことを特徴とする転がり軸受。
  2. 上記ラビリンスリップ(17)の傾斜面(22)の傾斜角度αが、上記肩部(15)の外周面(24)に対して10度から40度に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の転がり軸受。
  3. 上記ラビリンスリップ(17)の傾斜面(22)は、その軸方向内端部に上記シール溝(7)の肩部側溝壁(23)に向かって突き出す段差部(25)が設けられ、この段差部(25)を経て上記主リップ(16)の内周面(20)に連続して設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の転がり軸受。
  4. 上記シール部材(4)が、弾性体(11)を芯金(10)で補強したものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の転がり軸受。
  5. 上記シール部材(4)の弾性体(11)が、水素添加ニトリルゴムまたは耐エステルアクリルゴムであることを特徴とする請求項4に記載の転がり軸受。
  6. 上記主リップ(16)は、上記シール溝(7)の軌道側溝壁(14)に向かい合う傾斜壁面(19)と、前記シール溝(7)に対向する内周面(20)とから形成され、前記傾斜壁面(19)と内周面(20)とのなす角度が40度から75度に設定されたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の転がり軸受。
  7. 上記シール溝(7)の軌道側溝壁(14)の、上記内輪(1)の軸方向と直交する方向に対する角度が2度から6度に設定されたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の転がり軸受。
  8. 上記主リップ(16)の上記シール溝(7)の軌道側溝壁(14)に対する軸方向の締め代をXと、前記シール溝(7)の軌道側溝壁(14)に対する前記主リップ(16)の押し付け力をYとし、Y/Xが4N/mmから10N/mmに設定されたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の転がり軸受。
  9. 上記外輪(2)は、その軌道溝の径方向断面における曲率比を1.06DWに設定し、上記内輪(1)と前記外輪(2)の両軌道(5)、(6)間に介在される転動体(3)は、その個数を6個とするとともに、その直径(DW)を6.35mmとし、前記転動体(3)のピッチ円直径を27.8に設定したことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の転がり軸受。
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