JP2008014372A - 変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いにオイルレベルが一致しない場合のある第1及び第2貯留部を有する変速機であっても、容易かつ確実にオイルレベルを調整できるようにする。
【解決手段】ハウジング2下部に上方に突出するように筒状部材20を設ける。区画されたオイルパン室3とデフ室5とを連通する連通孔17を設け、この連通孔17に開閉弁30を開閉自在に設ける。筒状部材20内部とハウジング2外部とを着脱により遮断又は連通するドレーンプラグ23を設ける。ドレーンプラグ23を取り付けたときに、開閉弁30を閉じると共に、ドレーンプラグ23を取り外したときに、開閉弁30を開くように構成する。このことで、ハウジング2内の作動油のオイルレベルL1,L2が所定オイルレベルL3,L4を超えると作動油がオーバーフローして筒状部材20内を通ってドレーンされて所定オイルレベルL3,L4に調整されるようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は、変速機に関し、特にその作動油のオイルレベルの調整に関するものである。
従来より、密閉状のハウジングと、このハウジング下部に上方に突出するように設けられた筒状部材とを備え、ハウジング内の作動油のオイルレベルが所定オイルレベルを超えると作動油がオーバーフローして筒状部材内を通ってドレーンされて所定オイルレベルに調整される変速機は知られている。
例えば、特許文献1では、オイルパン室の開口部に取り付けられた中実のドレーンプラグと、ドレーンプラグの先端部に軸方向に取り付けられた中空の中間プラグと、中間プラグの軸方向に取り付けられたチューブと、オイルパン室に取り付けられるシートプラグと、オイルシールとを備えた自動変速機に取り付けられるオイルパン室のユニットが開示されている。このオイルパン室のユニットでは、作動油の液面は、レベルゲージを使用することなく、チューブの上端部に維持されるようになっている。
一方、例えば、特許文献2では、ハウジング内をベルト式無段変速機を収容する変速機室と、無段変速機に動力伝達可能に連結されたデファレンシャル装置を収容する動力伝達機構室とに隔壁によって区画すると共に、下部に潤滑油を貯留するオイルパン室が設けられた車両用変速機のハウジングが開示されている。
このハウジングは、動力伝達機構室内の下部をデファレンシャル装置を収容する有底のデファレンシャル室とオイルパン室に連通するオイルパン室とに区画する堰を備え、この堰に貫通孔を開口させている。このことで、デファレンシャル室とオイルパン室とで互いにオイルレベルを一致させないことを可能とし、ハウジング内に貯留される潤滑油量の削減を図ると共に、潤滑性の向上とファイナルギア等による撹拌抵抗の低減を図っている。
特開2004−340244号公報 特開2004−36633号公報
しかしながら、特許文献2のような変速機では、デファレンシャル室のオイルレベルは、貫通孔よりも上がらないが、ディファレンシャルギアによる掻き上げ量が少ない場合には、デファレンシャル室に必要以上に潤滑油が貯留されているため、撹拌抵抗の増大は避けられないという問題がある。
また、特許文献2のように、一方は、油圧機器等が満たされているので、常にある程度のオイルレベルが必要であるが、他方は、撹拌抵抗を下げるためにオイルレベルをできるだけ低くしたいというように、互いに区画されてオイルレベルが一致しない場合がある第1貯留部と第2貯留部とを備えた変速機では、両方の貯留部に蓄えられた作動油量を正確に把握してオイルレベルの調整を行わないと、特許文献1のようなオイルパン室ユニットを適用して余分な作動油をオーバーフローさせただけでは、調整時に適正にオイルレベルを調整したはずであっても、作動時には作動油が多すぎて撹拌抵抗が大きくなるという場合がある。このため、オイル調整作業が極めて困難である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、互いにオイルレベルが一致しない場合のある第1及び第2貯留部を有する変速機であっても、容易かつ確実にオイルレベルを調整できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、筒状部材内部とハウジング外部とを着脱により遮断又は連通するドレーンプラグを設け、ドレーンプラグを取り付けたときに第1貯留部と第2貯留部とを遮断すると共に、ドレーンプラグを取り外したときに第1貯留部と第2貯留部とを連通するようにした。
具体的には、第1の発明では、密閉状のハウジングと、該ハウジング下部に上方に突出するように設けられた筒状部材とを備え、
上記ハウジング内の作動油のオイルレベルが所定オイルレベルを超えると作動油がオーバーフローして該筒状部材内を通ってドレーンされて所定オイルレベルに調整される変速機を対象とする。
そして、上記変速機は、
上記ハウジング下部に設けられ、作動油を貯留する第1貯留部と、
上記第1貯留部と区画されたハウジング内部に設けられ、作動油を貯留する第2貯留部と、
上記第1貯留部と第2貯留部とを連通する連通孔と、
上記連通孔を開閉自在な開閉弁と、
上記筒状部材内部とハウジング外部とを着脱により遮断又は連通するドレーンプラグとを備え、
上記ドレーンプラグを取り付けたときに、上記開閉弁を閉じると共に、上記ドレーンプラグを取り外したときに、上記開閉弁を開くように構成されている。
上記の構成によると、ドレーンプラグを取り付けると、開閉弁が閉じて第1貯留部と第2貯留部との間が遮断される。すると、第1貯留部と第2貯留部とは区画されているので、連通孔を通る両者間の作動油の移動はない。このため、第1貯留部と第2貯留部とで互いのオイルレベルを一致させないことが可能となる。一方、オイル調整時にドレーンプラグを取り外すと、開閉弁が開いて第1貯留部と第2貯留部との間が連通する。すると、オイルレベルの高い、第1貯留部及び第2貯留部内の一方の作動油が連通孔を通ってオイルレベルの低い他方に流れ込む。このことで、第1貯留部内のオイルレベルと第2貯留部内のオイルレベルとが均一化され、又は、第1貯留部及び第2貯留部内の一方のオイルレベルが所定のレベル(0でもよい)に保たれる。この状態で、他方の貯留部のオイルレベルが所定オイルレベルを超えると作動油がオーバーフローして筒状部材内を通って排出されるようにすれば、ドレーンプラグを外すだけで、ハウジング内全体の作動油のオイルレベルが所定レベルに調整される。
第2の発明では、上記ハウジング内部に設けられた変速機構及び該変速機構の出力部に連結されたデフ機構と、
上記変速機構よりも下方のハウジング下部に設けられ、作動油を貯留するオイルパン室とを備え、
上記第1貯留部は、上記オイルパン室であり、
上記第2貯留部は、上記デフ機構を含むデフ室である。
上記の構成によると、ドレーンプラグを取り付けると、開閉弁が閉じてオイルパン室とデフ室との間が遮断される。すると、オイルパン室とデフ室とは区画されているので、連通孔を通る両者間の作動油の移動はない。このとき変速機が作動すると、デフ室内の作動油がデフ機構によって掻き上げられてオイルパン室に流れ込むので、デフ室内の作動油が最小限に保たれる。このため、デフ機構の撹拌抵抗が軽減される。一方、オイル調整時にドレーンプラグを取り外すと、開閉弁が開いてオイルパン室とデフ室との間が連通する。すると、オイルレベルの高いオイルパン室の作動油が連通孔を通ってオイルレベルの低いデフ室に流れ込む。このことで、オイルパン室内のオイルレベルとデフ室内のオイルレベルとが均一化され、又は、オイルパン室のオイルレベルが所定のレベルに保たれる。この状態でデフ室の貯留部のオイルレベルが所定オイルレベルを超えると、作動油がオーバーフローして筒状部材内を通って排出されるようにすれば、ドレーンプラグを取り外すだけで、ハウジング内全体の作動油のオイルレベルが所定レベルに調整される。
第3の発明では、上記ハウジング内部に設けられた変速機構及び該変速機構の出力部に連結されたデフ機構と、
上記変速機構よりも下方のハウジング下部に設けられ、作動油を貯留するオイルパン室とを備え、
上記第1貯留部は、上記オイルパン室及び上記デフ機構を含むデフ室であり、
上記第2貯留部は、上記第1貯留部よりも上方に設けられ、内部に設けられた油圧機器を貯留された作動油内に浸すための油圧機器室である。
上記の構成によると、ドレーンプラグが取り付けられた変速機の作動時には、油圧機器室内に油圧機器が浸されることで、油圧機器内への空気の侵入を防ぐ、油圧機器から発生する騒音を軽減する、油圧機器を冷却する等が可能となる。一方、オイル調整時にドレーンプラグを取り外すと、開閉弁が開いてオイルレベルの高い油圧機器室内の作動油が連通孔を通ってオイルレベルの低いオイルパン室又はデフ室に流れ込む。例えば、油圧機器室内のオイルを全てオイルパン室又はデフ室内に流し込むことで、ハウジング内の余分な作動油は、筒状部材を通してハウジング外に排出されて所定のレベルに調整される。このため、ハウジング内全体のオイルレベルが調整可能となる。
第4の発明では、上記筒状部材は、上記デフ室に設けられている。
上記の構成によると、作動時にはデフ室の作動油が少なくなっているので、オイル調整時にドレーンプラグを取り外しても、直ちに必要以上に作動油が溢れ出ることはなく、デフ室で過剰な作動油のみが筒状部材を通って排出されるので、調整時のドレーン量が少なくてすむ。
第5の発明では、上記開閉弁は、上記連通孔を開閉する開閉部材と、一端が該開閉部材に取り付けられると共に、他端側から上記筒状部材に挿通され、上記ドレーンプラグを取り付けた状態において、他端が該ドレーンプラグの上端面に当接して上記開閉部材を上方に付勢する付勢部材とを備えている。
上記の構成によると、ドレーンプラグを取り付けると、一端が開閉部材に取り付けられた付勢部材の他端がドレーンプラグの上端面に当接して開閉部材を上方に付勢し、連通孔を確実に遮断する。逆にドレーンプラグを取り外すと、付勢部材の他端がドレーンプラグの上端面と離れるので、開閉部材を上方に付勢する力が作用しなくなり、連通孔が連通する。
第6の発明では、上記開閉部材は、上記筒状部材の外周を軸方向に往復移動可能に形成された円筒部を備えている。
上記の構成によると、開閉部材は円筒部を備えているので、この円筒部が傾こうとすると、その内面が筒状部材の外周に接触することにより、開閉部材が傾くのが防止される。
以上説明したように、上記第1の発明によれば、筒状部材内部とハウジング外部とを着脱により遮断又は連通するドレーンプラグを設け、ドレーンプラグを取り付けたときに、第1貯留部と第2貯留部とを連通する連通孔を開閉自在な開閉弁を閉じると共に、ドレーンプラグを取り外したときに開閉弁を開くようにしている。このため、ドレーンプラグと開閉弁とを連動させることにより、ハウジング内の作動油の量を把握して余分な量を排出するので、オイルレベルの調整作業を極めて容易に行うことができる。したがって、互いのオイルレベルが一致しない場合のある第1貯留部と第2貯留部とを備えた変速機においても、ハウジング内全体の作動油のオイルレベルを容易かつ正確に所定レベルに調整することができる。
上記第2の発明によれば、第1貯留部をオイルパン室とし、第2貯留部をデフ室として、ドレーンプラグを取り付けた変速機作動時の第2貯留部内の作動油を最小限に保って撹拌抵抗を軽減すると共に、ドレーンプラグを取り外したオイル調整時には、第1貯留部と第2貯留部とを連通させてハウジング内全体の作動油のオイルレベルを過不足なく調整できるようにしている。このため、燃費がよく、オイル調整が容易な変速機が得られる。
上記第3の発明によれば、第1貯留部をオイルパン室及びデフ室とし、第2貯留部を第1貯留部よりも上方の油圧機器室としたことにより、変速機の作動時には油圧機器内への空気の混入防止、油圧機器から発生する騒音の低減、油圧機器の冷却等を行うことができると共に、オイル調整時には、連通孔より油圧機器室の作動油をオイルパン室又はデフ室に流し込むことで、ハウジング内全体のオイルレベルを容易かつ確実に調整することができる。
上記第4の発明によれば、筒状部材を作動時にオイルレベルの低くなるデフ室に設け、調整時のドレーン量を少なくしたことにより、さらにオイル調整の作業性を向上させることができる。
上記第5の発明によれば、ドレーンプラグを取り付けたときに、ドレーンプラグの上端面に当接した付勢部材が開閉部材を上方に付勢し、連通孔を遮断すると共に、ドレーンプラグを取り外すと連通孔が連通するようにしたことにより、簡単な構成でドレーンプラグと開閉弁とを確実に連動させることができるので、オイル調整が容易な変速機が得られる。
上記第6の発明によれば、開閉部材に円筒部を設けて、開閉部材が傾くのを防止したことにより、確実に連通孔を遮断することができると共に、スムーズに開閉部材がスライド移動するので、さらにオイル調整を容易かつ確実に行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1にかかる変速機1を簡易化して示す側方断面図であり、この変速機1は、密閉状のハウジング2を備えている。図1の左側はオートマチック車の車両前方側を示し、右側が車両後方側を示す。ハウジング2の前側下部には、作動油を貯留する第1貯留部としてのオイルパン室3が形成されている。その後方には、堰部材4によってオイルパン室3と区画された第2貯留部としてのデフ室5が形成されている。この堰部材4は、ハウジング2下部から略垂直に起立し、オイルパン室3とデフ室5との間の作動油の往来を制限する役割を果たしている。堰部材4の上端は、若干後方側に傾斜している。なお、オイルパン室3は、ハウジング2前側下部と、このハウジング2前側下部に連設された板金状のオイルパン15とで囲まれた領域で形成されている。
ハウジング2内部には、変速機構6とデフ機構10とが収納されている。具体的には、ハウジング2の前側のオイルパン室3の上方には、変速機構6が配置され、変速機構6は、図示しないエンジンに駆動されたプライマリーシャフト7と、その後方にセカンダリーシャフト8とを備えている。後側のデフ室5内には、変速機構6の出力部としてのファイナルドライブギア9に駆動されるデフ機構10のデフ軸11が配設されている。つまり、プライマリーシャフト7のカウンタドライブギア12によって、カウンタドリブンギア13が駆動されてセカンダリーシャフト8が回転し、このセカンダリーシャフト8が回転することで、ファイナルドライブギア9が駆動され、このファイナルドライブギア9によって、デフ軸11のリングギア14が駆動されるようになっている。これら変速機構6及びデフ機構10には、図示しないオイルポンプから強制的に作動油供給路を通って作動油が供給されるようになっている。このように、ハウジング2内の作動油は、変速機構6、デフ機構10等の潤滑や、オイルパン室3に配置されたオイルポンプやバルブボディ等の油圧機器に使用されるようになっている。
図2に拡大して示すように、上記堰部材4前側のオイルパン室3後端とデフ室5前端とでは、平面視で重複する重複領域16が形成されている。この重複領域16におけるオイルパン室3の下面3aには、オイルパン室3とデフ室5とを連通する連通孔17が形成されている。連通孔17の形状は、円形でも四角形でもよい。
上記デフ室下面5aの連通孔17近傍には、ドレーン用開口18が形成され、このドレーン用開口18には、上方へ垂直に突出するように筒状部材20が嵌め込まれている。この筒状部材20は、丸パイプで形成され、その下端部には、中心にプラグ取付用ネジ部21aが形成され、フランジ部21bを有する筒状部材取付部21が固定されている。この筒状部材取付部21のフランジ部21b上面に環状シール部材22を嵌め込んでドレーン用開口18にねじ込むことで、筒状部材20がハウジング2下部に取り付けられ、この筒状部材20により、デフ室5内とハウジング2外部とが連通されるようになっている。筒状部材20の上端には、オイル調整時のオイルレベルL3に合わせてオイルレベル調整用スリット24が複数形成されている。
上記筒状部材20のプラグ取付用ネジ部21aには、ドレーンプラグ23がねじ込まれるようになっている。このドレーンプラグ23は、フランジ部23aと六角孔23bとを有し、その雄ネジ部23cがプラグ取付用ネジ部21aに嵌め込まれるようになっている。ドレーンプラグ23のフランジ部23a上面に環状シール部材22を嵌め込むことで、油漏れが施されている。このドレーンプラグ23により、筒状部材20内部とハウジング2外部とを着脱により遮断又は連通するように構成されている。
上記連通孔17には、該連通孔17を開閉自在な開閉弁30が設けられている。開閉弁30は、連通孔17を開閉する平坦な開閉部材31と、この開閉部材31に垂直に連結され下端が開口した円筒部32とを備えている。この円筒部32の上壁下面32aには、付勢部材としてのスプリングバネ33の上端が固定されている。図示しないが、円筒部32には、複数のオイル通過用スリットが形成され、円筒部32外の作動油が円筒部32内に浸入し易くなっている。スプリングバネ33が、その下端側から筒状部材20に挿通されることで、円筒部32とスプリングバネ33との間に筒状部材20が配置され、円筒部32が筒状部材20の外周を軸方向に往復移動可能となっている。
このように構成することで、ドレーンプラグ23を取り付けた状態において、スプリングバネ33の下端がドレーンプラグ23の上端面に当接し、開閉部材31を上方に付勢するようになっている。このことで、ドレーンプラグ23を取り付けたときに、開閉弁30を閉じると共に、ドレーンプラグ23を取り外したときに、開閉弁30を開くように構成されている。
なお、図1に示すように、ハウジング2の前側上部には、作動油を注入するためのオイル注入孔35が形成されている。このオイル注入孔35には、キャップ36が取り付けられている。
−作用−
次に、本実施形態にかかる変速機1の作用について説明する。
まず、変速機1の停止時及び作動時について説明する。
図1の変速機1の停止時及び図3の変速機1の作動時には、ドレーンプラグ23が取り付けられている。この状態では、図2に示すように、上端が開閉部材31に取り付けられたスプリングバネ33の下端がドレーンプラグ23の上端面に当接して開閉部材31を上方に付勢している。このため、円筒部32が筒状部材20の外周に沿って上方に押された状態となり、開閉部材31が確実に連通孔17を塞ぐ。このことで、オイルパン室3とデフ室5との間が遮断され、連通孔17を通る両者間の作動油の移動はない。
図3に示すように、変速機1が作動すると、変速機構6及びデフ機構10には、オイルポンプから強制的に作動油が供給される。また、プライマリーシャフト7のカウンタドライブギア12によって、カウンタドリブンギア13が駆動されてセカンダリーシャフト8が回転する。このセカンダリーシャフト8が回転することで、ファイナルドライブギア9が駆動される。このファイナルドライブギア9によって、デフ軸11のリングギア14が駆動される。車両前進時には、リングギア14は反時計回りに回転する。このことで、太線矢印で示すように、デフ室5内の作動油がリングギア14によって掻き上げられてオイルパン室3に流れ込む。このため、デフ室5内の作動油は、運転中、リングギア14によって常に掻き上げられるので、オイルレベルL1は最小限に保たれ、オイルパン室3のオイルレベルL2は高くなる。したがって、デフ機構10の撹拌抵抗が軽減され、燃費が向上する。なお、図面上オイルレベルL1は、高めに記載されているが、実際には、デフ室5下面には、作動油はほとんど存在しなくなる。
次いで、オイル調整時について説明する。
図4に示すように、オイル調整時にドレーンプラグ23を取り外すと、スプリングバネ33の下端がドレーンプラグ23の上端面と離れるので、開閉部材31を上方に付勢する力が作用しなくなり、開閉部材31がオイルパン室3内の作動油に押され、円筒部32が筒状部材20に沿って下降し、開閉部材31と連通孔17との間に隙間ができる。このことで、開閉弁30が開いて連通孔17が連通し、オイルパン室3とデフ室5との間が連通する。すると、高いオイルレベルL2のオイルパン室3の作動油が連通孔17を通って低いオイルレベルL1のデフ室5に流れ込む。このことで、オイルパン室3内のオイルレベルL2とデフ室5内のオイルレベルL1とが均一化される。この状態でデフ室5の貯留部のオイルレベルL1が所定オイルレベルL3を超えると、作動油がオーバーフローして筒状部材20内を通って排出される。つまり、連通孔17を通った作動油は、円筒部32のオイル通過用スリットを通った後、筒状部材20のオイルレベル調整用スリット24を通り、筒状部材20内に浸入する。そして、プラグ取付用ネジ部21aからハウジング2外にオーバーフローする。この場合、オイルレベルゲージを使用しなくても、ドレーンプラグ23を取り外すだけで、ハウジング2内全体の作動油のオイルレベルL1,L2が所定のオイルレベルL3,L4に調整される。
このとき、開閉部材31は円筒部32を備えているので、この円筒部32が傾こうとすると、その内面が筒状部材20の外周に接触することにより、開閉部材31が傾くのが防止される。このため、確実に連通孔17を遮断することができると共に、スムーズに開閉部材31がスライド移動するので、オイル調整を容易かつ確実に行うことができる。
一方、ドレーンプラグ23を取り外しても作動油が流れ出ないときには、ハウジング2内の作動油が不足しているので、筒状部材20から作動油が出てくるまでオイル注入孔35から作動油を補充する。
このように、ドレーンプラグ23が取り外されたオイル調整時には、所定量の作動油がオイルパン室3内に保たれた状態で、デフ室5で過剰な作動油のみが筒状部材20を通って排出されるので、調整時の作動油のドレーン量が少なくなり、作業性がよい。
なお、図5にオイル交換時の様子を示す。ハウジング2内の作動油を全て排出する場合には、ドレーンプラグ23及び筒状部材取付部21を取り外せばよい。このことで、オイルパン室3内の作動油がデフ室5側に流れ込むと共に、デフ室5側の作動油がドレーン用開口18を通ってハウジング2外に排出される。
したがって、本実施形態にかかる変速機1によると、ドレーンプラグ23と開閉弁30とを連動させることにより、ハウジング2内の作動油の量を把握して余分な量を排出するので、オイルレベルの調整作業を極めて容易に行うことができる。したがって、互いのオイルレベルが一致しない場合のあるオイルパン室3とデフ室5とを備えた変速機1においても、ハウジング2内全体の作動油のオイルレベルを容易かつ正確に所定のオイルレベルL3,L4に調整することができる。
(実施形態2)
図6乃至図8は本発明の実施形態2を示し、主に第1貯留部及び第2貯留部の構成が異なる点で上記実施形態1と異なる。図6に、作動時の本発明の実施形態2にかかる変速機101を簡易化した側方断面図を示す。図7に、変速機の後側を拡大して示す側方断面図を示す。図8は、オイル調整時のものを示す。なお、本実施形態では、図1乃至図5と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施形態の変速機101では、ハウジング102の前後方向中間部に堰部材104が形成されている。この堰部材104で区画された前側がオイルパン室103であり、後側がデフ室105となっている。オイルパン室103とデフ室105とで第1貯留部が構成されている。
堰部材104の下端側には、オイル挿通孔104aが形成されている。このオイル挿通孔104aにより、オイルパン室103内とデフ室105内とが連通している。
デフ機構10の上方には、第2貯留部としての油圧機器室140が形成されている。この油圧機器室140内には、バルブボディ141の下端側が挿入されている。このバルブボディ141の下側には、油圧機器としてのデューティソレノイド142が設けられている。バルブボディ141は、例えば、4速オートマチック変速機を5速オートマチック変速機にグレードアップした場合の制御用に追加される。デューティソレノイド142は、油圧機器室140内に貯留された作動油内に浸されるようになっている。
図7に示すように、デフ室105後側のハウジング2下面にドレーン用開口18が形成されている。一方、油圧機器室140の下面には、連通孔17が形成されている。この連通孔17には、開閉弁130が設けられている。この開閉弁130は、連通孔17を塞ぐ円板状の開閉部材131と、この開閉部材131から上下に延びる丸棒状の弁本体132とを備えている。弁本体132の上端には、抜け止めピン134が差し込まれ、開閉弁130がドレーン用開口18から抜け出さないようになっている。
弁本体132の下端には、鍔部137が形成されている。この鍔部137の下面にスプリングバネ33の上端が固定されている。
−作用−
次に、本実施形態にかかる変速機101の作用について説明する。
まず、変速機101の停止時及び作動時について説明する。
変速機101の停止時及び作動時には、ドレーンプラグ23が取り付けられている。この状態では、図7に示すように、スプリングバネ33の下端がドレーンプラグ23の上端面に当接して開閉部材131を上方に付勢し、開閉弁130が閉じて連通孔17を確実に遮断する。このことで、油圧機器室140とデフ室105との間が遮断され、連通孔17を通る両者間の作動油の移動はない。
図6に示すように、変速機101が作動すると、変速機構6及びデフ機構10には、オイルポンプから強制的に作動油が供給される。また、実施形態1と同様に変速機構6及びデフ機構10が作動する。車両前進時には、カウンタドリブンギア13は時計回りに回転し、リングギア14は反時計回りに回転する。このことで、デフ室105内の作動油がリングギア14によって掻き上げられてオイルパン室103に流れ込む。このため、デフ室105内の作動油は、作動中、リングギア14によって常に掻き上げられるので、オイルレベルL1は最小限に保たれ、オイルパン室103のオイルレベルL2は高くなる。したがって、デフ機構10の撹拌抵抗が軽減され、燃費が向上する。
また、カウンタドリブンギア13で掻き上げられた作動油が油圧機器室140に注ぎ込まれる。このことで、油圧機器室140内は、デフ室105側に溢れ出るほど作動油に満たされる。このため、デューティソレノイド142が作動油に浸されているので、デューティソレノイド142への空気の侵入を防ぐ、デューティソレノイド142から発生する騒音を軽減する、デューティソレノイド142を冷却する等が可能となる。
次いで、オイル調整時について説明する。
図8に示すように、オイル調整時にドレーンプラグ23を取り外すと、スプリングバネ33の下端がドレーンプラグ23の上端面と離れるので、開閉部材131を上方に付勢する力が作用しなくなり、弁本体132が自重等により下降して開閉部材131と連通孔17との間に隙間ができ、開閉弁130が開いて連通孔17が連通する。このことで、デフ室105と油圧機器室140との間が連通する。すると、上方にある油圧機器室140の作動油が連通孔17を通ってデフ室105に排出され、油圧機器室140の作動油は全てデフ室105に流れ込む。
次いで、リングギア14の掻き上げや、オイルポンプによる供給がなくなり、ハウジング102内の作動油が下側に下降してきてオイル挿通孔104aの作用により、オイルパン室103内のオイルレベルL2とデフ室105内のオイルレベルL1とが均一化される。この状態でデフ室105のオイルレベルL1が所定オイルレベルL3を超えると、作動油がオーバーフローして筒状部材20内を通って排出される。つまり、作動油は、筒状部材20のオイルレベル調整用スリット24を通り、筒状部材20内に浸入する。そして、プラグ取付用ネジ部21aからハウジング2外にオーバーフローする。この場合、オイルレベルゲージを使用しなくても、ドレーンプラグ23を取り外すだけで、ハウジング2内全体の作動油のオイルレベルL1,L2が所定のオイルレベルL3,L4に調整される。
一方、ドレーンプラグ23を取り外しても作動油が流れ出ないときには、ハウジング2内の作動油が不足しているので、筒状部材20から作動油が出てくるまで図示しないオイル注入孔から作動油を補充する。
このように、ドレーンプラグ23が取り外されたオイル調整時には、油圧機器室140内の作動油は、一旦デフ室105内に排出された後、デフ室105で過剰な作動油のみが筒状部材20を通って排出されるので、調整時の作動油のドレーン量が少なくてすみ、作業性がよい。
したがって、本実施形態の変速機101によれば、変速機101の作動時には、油圧機器室140内を作動油で満たしてデューティソレノイド142内への空気の混入防止、デューティソレノイド142から発生する騒音の低減、デューティソレノイド142の冷却等を行うことができると共に、オイル調整時には、連通孔17より油圧機器室140の作動油をデフ室105に排出して、オイルパン室103内のオイルレベルL2とデフ室105内のオイルレベルL1とを均一化させることができるので、ハウジング2内全体のオイルレベルを容易かつ確実に調整することができる。
−実施形態2の変形例−
本発明は、上記実施形態2について、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態1と同様に弁本体132の下端側に円筒部を設け、円筒部とスプリングバネ33との間に筒状部材20を配置させ、円筒部が筒状部材20の外周を軸方向に往復移動可能としてもよい。
上記実施形態2では、油圧機器をバルブボディ141のデューティソレノイド142としたが、ハイブリッド車の油圧モーターとしてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、オートマチック車の変速機の例を示したが、マニュアル車の変速機やベルト式無段変速機等にも適用可能である。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本発明の実施形態1にかかる変速機を簡易化して示す側方断面図である。 ドレーンプラグ及びその周辺を拡大して示す側方断面図である。 運転時の変速機を示す図1相当図である。 オイル調整時の変速機を示す図1相当図である。 オイル交換時の変速機を示す図1相当図である。 作動時の本発明の実施形態2にかかる変速機を簡易化して示す側方断面図である。 変速機の後側を拡大して示す側方断面図である。 オイル調整時の変速機の概略を示す図6相当図である。
符号の説明
1 変速機
2 ハウジング
3 オイルパン室(第1貯留部)
5 デフ室(第2貯留部)
6 変速機構
10 デフ機構
17 連通孔
18 ドレーン用開口
20 筒状部材
23 ドレーンプラグ
30 開閉弁
31 開閉部材
32 円筒部
33 スプリングバネ(付勢部材)
101 変速機
102 ハウジング
103 オイルパン室(第1貯留部)
105 デフ室(第1貯留部)
130 開閉弁
131 開閉部材
140 油圧機器室(第2貯留部)
142 デューティソレノイド(油圧機器)

Claims (6)

  1. 密閉状のハウジングと、該ハウジング下部に上方に突出するように設けられた筒状部材とを備え、
    上記ハウジング内の作動油のオイルレベルが所定オイルレベルを超えると作動油がオーバーフローして該筒状部材内を通ってドレーンされて所定オイルレベルに調整される変速機であって、
    上記ハウジング下部に設けられ、作動油を貯留する第1貯留部と、
    上記第1貯留部と区画されたハウジング内部に設けられ、作動油を貯留する第2貯留部と、
    上記第1貯留部と第2貯留部とを連通する連通孔と、
    上記連通孔を開閉自在な開閉弁と、
    上記筒状部材内部とハウジング外部とを着脱により遮断又は連通するドレーンプラグとを備え、
    上記ドレーンプラグを取り付けたときに、上記開閉弁を閉じると共に、上記ドレーンプラグを取り外したときに、上記開閉弁を開くように構成されている
    ことを特徴とする変速機。
  2. 請求項1に記載の変速機において、
    上記ハウジング内部に設けられた変速機構及び該変速機構の出力部に連結されたデフ機構と、
    上記変速機構よりも下方のハウジング下部に設けられ、作動油を貯留するオイルパン室とを備え、
    上記第1貯留部は、上記オイルパン室であり、
    上記第2貯留部は、上記デフ機構を含むデフ室である
    ことを特徴とする変速機。
  3. 請求項1に記載の変速機において、
    上記ハウジング内部に設けられた変速機構及び該変速機構の出力部に連結されたデフ機構と、
    上記変速機構よりも下方のハウジング下部に設けられ、作動油を貯留するオイルパン室とを備え、
    上記第1貯留部は、上記オイルパン室及び上記デフ機構を含むデフ室であり、
    上記第2貯留部は、上記第1貯留部よりも上方に設けられ、内部に設けられた油圧機器を貯留された作動油内に浸すための油圧機器室である
    ことを特徴とする変速機。
  4. 請求項2又は3に記載の変速機において、
    上記筒状部材は、上記デフ室に設けられている
    ことを特徴とする変速機。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の変速機において、
    上記開閉弁は、
    上記連通孔を開閉する開閉部材と、
    一端が該開閉部材に取り付けられると共に、他端側から上記筒状部材に挿通され、上記ドレーンプラグを取り付けた状態において、他端が該ドレーンプラグの上端面に当接して上記開閉部材を上方に付勢する付勢部材とを備えている
    ことを特徴とする変速機。
  6. 請求項5に記載の変速機において、
    上記開閉部材は、上記筒状部材の外周を軸方向に往復移動可能に形成された円筒部を備えている
    ことを特徴とする変速機。
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