JP2008014071A - 洗面用化粧台 - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペースにおいて通行に邪魔にならないように、手洗いのみならず、洗顔やうがいなどの使用済みの水が広範囲に散水して廊下等の床に落下しない洗面化粧台を提供する。
【解決手段】 壁面2の凹部3に嵌め込んで取付けるケーシング4と、該ケーシング4の室内側面に形成した前面開口部5の上方に設けた蛇口6と、該蛇口6の下方の前記開口部5内に設けた略半球面形状の洗面用ボール7と、該洗面用ボール7の排水口8に連通する排水ダクト9と、を具備した洗面化粧台1において、前記洗面用ボール7が前記前面開口部5内においてその下端側が上方向へ所定角度回転可能なように、前記ケーシング4に回転自在に軸支されると共に前記所定角度回転した位置で回転止めする係止具10を具備していることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、省スペースで手洗いと洗面やうがいなどを行うことができる洗面化粧台に関する。
この種の従来技術としては、例えば、特許文献1に示される収納式取付用洗面台がある。この収納取付式洗面台は、壁面等に取り付けられる本体フレームと、該本体フレームの両側に取り付けられた側板と、該測板に対して回転自在に取り付けられた回転板と、該回転板に取り付けられた洗面ボールと、該洗面ボールの一部に設けられた排水口と、前記本体フレームに設けられた排水受口とから構成されている。そして、前記回転板を開いた状態において前記洗面ボールの排水口と、前記本体フレームの排水受口とが連結されるようになっている。
特開2002−235354号公報
しかしながら、上記の従来技術の洗面化粧台は、不使用時には回転板を閉じて壁面からの突出部分をなくしてフラットの状態にできるので、スペースの狭い場所を有効に利用できる利点があるが、使用時には、手洗いのような簡単な使用であってもその都度回転板を開いて回転板に取り付けられている洗面ボールを取り出さなければならないので手数がかかる問題点がある。又、市販されている洗面化粧台としては、図7に示すような半埋め込み形式の洗面化粧台がある。この形式の洗面化粧台100は、壁面200の所定高さ位置に形成した凹部に嵌め込まれたケーシング400の室内側面の前面凹部500内に円周形の洗面用ボール700をその前面が突き出すようにしたものである。使用時には、前面凹部500の上方にある蛇口600から流れ出る水によって洗面用ボール700の上方で手洗いし、汚れた水は洗面用ボール700の底面に形成した排水口から配水管を通じて排出される。この形式の洗面化粧台100によると、壁面200からの突出部分が少なく、壁面200前方のスペースの無い場所において有効に利用できる。しかし、反面において洗顔やうがいをする場合などにおいては、洗面用ボール700の壁面200から突出している水平方向面積が少ないので、はね水が床に散ったり、頭が壁面200にぶつかるなどの不具合が生じるという問題点がある。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その手段とすることろは、請求項1の発明は、壁面の凹部に嵌め込んで取付けるケーシングと、該ケーシングの室内側面に形成した前面開口部の上方に設けた蛇口と、該蛇口の下方の前記開口部内に設けた略半球面形状の洗面用ボールと、該洗面用ボールの排水口に連通する排水ダクトと、を具備した洗面化粧台において、前記洗面用ボールが前記前面開口部内においてその下端側が上方向へ所定角度回転可能なように、前記ケーシングに回転自在に軸支されると共に前記所定角度回転した位置で回転止めする係止具を具備していることにある。請求項2の発明は、前記洗面用ボールの下方側に把手を設けたことにある。請求項3の発明は、前記係止具が洗面用ボールの外側面に設けた引掛爪と前記ケーシングに設けた前記引掛爪に着脱自在に係合する被係止材とからなることにある。
上記した請求項1の発明によると、洗面用ボールが前面開口部内においてその下端側が上方向へ所定角度回転できるので、洗顔やうがいをする時には洗面用ボールを水平状態になるように回転移動させて、壁面よりの突出部分を多くして蛇口からの流水で洗顔あるいはうがいをした後の飛散した水を受け止めることができる。これによって、水が床面上へ落下したり、頭を壁面にぶつけるというような不具合を是正することできる。この場合において、係止具によって所定角度で維持できるので両手で洗顔することが可能となる。そして、終了後には元の状態に復帰させれば壁面からの突出部分が少なくなるので、壁面前方のスペースが廊下などの狭小空間である場合であっても、不便なく有効にスペース利用できる。この場合においても、手洗い時には散水も少なく、そのままいつでも使用できる状態を維持できる。
請求項2の発明によると、把手によって洗面用ボールの下方を持ち上げることが容易となる。
請求項3の発明によると、係止具が引掛爪と被係止材とからなるので、着脱が自動的に行え、手数が掛からない。
この発明の最良の実施形態について以下図1乃至5に基づいて説明する。この発明の洗面化粧台1は、図1によく現れているように、建造物の壁面2の凹部3に嵌め込んで取り付けるケーシング4と、該ケーシング4の室内側面に形成した前面開口部5の上方に設けた蛇口6と、該蛇口6の下方の前面開口部5内に設けた略半球面形状の洗面用ボール7と、該洗面用ボール7の底面に設けた排水口8に連通する排水ダクト9とを具備し、且つ、前記洗面用ボール7が前面開口部5内においてその下端側が上方向へ所定角度回転可能なように前記ケーシング4に回転自在に軸支され、しかも、この所定角度回転した位置で回転止めする係止具10を具備している。
前記ケーシング4は、図1乃至図3に示すように、建造物の軸組11の室内側に固定した内壁12の壁面2に開口した凹部3に嵌め込んで使用するもので、外周形状は略四角形を呈し、室内側面には略四角形状の奥行きが内壁12に厚さとほぼ同等である前面開口部5が形成されており、更にその外周囲には前記凹部3の周囲の壁面2と密着する鍔部13が形成されている。又、このケーシング4の前面開口部5の上面にはケーシング4の表面に設けている水栓ハンドル14を回転させることによって出水、出湯する蛇口6が設けられており、この蛇口6の下方で前面開口部5内には洗面用ボール7が所定角度回転可能に設けられている。又、前面開口部5の下面からは室内側へ少し突出した突出部15が設けられており、この突出部15の両側上面は石鹸などの物置台16となっている。
前記洗面ボール7は卵を長手方向に2分割したような長円形略半球面形状をなしており、その分割した凹面を斜め上向くように外周面の上方両側で前記ケーシング4の内側に設けた軸17によって支持されて回転自在に固定されている。そして、下端側の裏面は前記ケーシング4の突出部15の中央付近に常時は位置するようにしているので、手洗いする時にはこの状態で前記水栓ハンドル14を回転させて蛇口6から水や湯を出して手洗いできるようになっている。
又、洗顔や手洗い時には、この洗面用ボール7の下端側の側面に設けた把手18を握って軸17を中心に上方へ回転移動可能となるようになっており、且つ、所定角度回転して洗面用ボール7がほぼ水平となると、係止具10によって係止されて把手18を離しても水平状態を維持できるようになっている。前記把手18は必ずしも必要ではなく、洗面用ボール7の縁を手でもって上方へ回転移動させてもよい。前記係止具10は、洗面用ボール7の軸17より外側面に設けた弾力性部材からなる引掛爪19と前記ケーシング4の前面開口部5の上方に設けた被係止材20を具備している。そして、洗面用ボール7の下端側が上方へ所定位置迄回転移動すると、軸17より上方に位置している引掛爪19は下降してその先端に設けた鉤21が被係止材20と噛み合って係止され、回転止めされて把手18から手を離しても洗面用ボール7はほぼ水平状態をそのまま維持する。逆に、洗面用ボール7の傾きを元の状態へ戻す際には、洗面用ボール7の下方側を軽く下方へ押すだけで引掛爪19がその弾力性によって被係止材20から外れ、自重によって下端側の裏面が突出部15の中央に位置し、手洗い専用状態となる。
この洗面用ボール7をケーシング4に固定する軸17は洗面用ボール7の中心より上方側へ備わっているので、図2に示しているように、洗面用ボール7が回転してもその上方側の奥行き方向への水平移動距離Xは下端側の室内方向への水平移動距離Lよりも小さく、従って、内壁12の厚みが小さくて前面開口部5の奥行き方向の長さが小さくても対応できるのに加えて、下方側へは多く突出しやや高めとなるので、洗顔やうがい時における使用済散水を広範囲に亘って受け止めることができる。
尚、係止具10はこの実施形態の構造に限定されることなく、例えば、洗面用ボール7と共に軸17が所定角度回転することによって軸17に設けた係止突起が引掛かって回転止めされるような構造とすることも可能である。又、洗面用ボール7の凹面が斜め上方を向いて手洗いの状態で係止する構造としては、洗面用ボール7の下端側の裏面が突出部15の中央部の上面に当たって載置される構造としてもよい。
前記洗面用ボール7の底面に設けた排出口8は排出ダクト9を介して前記内壁12内に配管されている配水管22と連通しているので、洗面用ボール7が軸17を中心に回転して移動した場合であってもそれに追随して排水できるようになっている。又、前記室内側の壁面2の洗面用化粧台1の取付場所により上方には必要に応じて鏡23が掛けられており、又、その下方には前記配水管22や蛇口6に水を送る給水・給湯管24の点検のための点検口25が形成されている。
本発明の実施形態の洗面用化粧台1は上記のような構成であるので、例えば、図6に示すような2階のトイレ25の出入口26前方の狭い廊下27の内壁12の壁面2に取り付ける場合には、壁面2に凹部3を形成するだけで容易に取り付けできる。又、図4に示すような手洗い時には、洗面用ボール7を壁面2からほとんど突出していないそのままの状態で使用できる。この場合、洗面用ボール7は斜め上方を向いているので、手を差し入れ易く散水は全て洗面用ボール7の凹面上に落下する。従って、廊下等のスペースが狭くても邪魔になることがなく有効に室内を利用できる。加えて、洗顔やうがいをするような場合に散水範囲が広い場合には、図5に示すように洗面用ボール7を回転移動させて凹面がほぼ水平方向となる位置で係止具10で停止することによって、床面に水を落下させることを防止できる。加えて、頭を壁面2に接近させることもないので、ぶつけることなく行える。
又、洗面用ボール7の側方に把手18を設けた場合には、回転移動させるのが容易である。更に又、係止具10として洗面用ボール7の外側面に設けた引掛爪19と前記ケーシング4に設けた被係止材20を用いた場合には簡単な構成となり、取付施工が容易で且つ安価である。
この発明の洗面用化粧台は狭い住宅空間において有効に利用できる。
この発明の実施形態の洗面用化粧台を壁体に嵌め込んだ状態の断面説明図。 図1の要部拡大説明図。 洗面用化粧台を設置した壁面状態図。 手洗い状態の概略説明図。 洗顔状態の概略説明図。 洗面用化粧台を設置した場所の見取図。 従来の洗面用化粧台を設置した壁面状態図。
符号の説明
1 洗面化粧台
2 壁面
3 凹部
4 ケーシング
5 前面開口部
6 蛇口
7 洗面用ボール
8 排水口
9 排水ダクト
10 係止具

Claims (3)

  1. 壁面の凹部に嵌め込んで取付けるケーシングと、
    該ケーシングの室内側面に形成した前面開口部の上方に設けた蛇口と、該蛇口の下方の前記開口部内に設けた略半球面形状の洗面用ボールと、該洗面用ボールの排水口に連通する排水ダクトと、
    を具備した洗面化粧台において、
    前記洗面用ボールが前記前面開口部内においてその下端側が上方向へ所定角度回転可能なように、前記ケーシングに回転自在に軸支されると共に前記所定角度回転した位置で回転止めする係止具を具備していることを特徴とする洗面化粧台。
  2. 前記洗面用ボールの下方側に把手を設けたことを特徴とする請求項1記載の洗面化粧台。
  3. 前記係止具が洗面用ボールの外側面に設けた引掛爪と前記ケーシングに設けた前記引掛爪に着脱自在に係合する被係止材とからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗面化粧台。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101783127B1 (ko) * 2016-02-24 2017-09-28 인제대학교 산학협력단 세면대
KR101855190B1 (ko) * 2016-07-12 2018-05-08 (주)탑이앤씨 접이식 세면기가 설치된 간이화장실

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KR101783127B1 (ko) * 2016-02-24 2017-09-28 인제대학교 산학협력단 세면대
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