JP2008013079A - パーキングブレーキ装置 - Google Patents

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良和 金原
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Abstract

【課題】 構造が簡素で部品点数が少なく、部品の組付けを容易に行え、製造コストを削減可能であり、かつ、ロックや解除に係わる動作も確実に行えるパーキングブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 レバー本体3に回動可能に支持されたラチェットレバー4と、レバー本体3に摺動可能に挿通された解除ロッド5とを備え、解除ロッド5を押し込む操作により、ラチェットレバー4を回動させてロックを解除するようにしたパーキングブレーキ装置1において、解除ロッド5の基端部には、ラチェットレバー4の腕部42を支承する支承部52と、ラチェットレバー4を付勢して腕部42を支承部52に当接させるスプリング6とが設けられ、スプリング6の付勢力Fbの作用点(44)が、腕部42の支承点60とずれていることにより、ラチェットレバー4が、爪部41をラチェット21に係合させる回動方向(Fc)に付勢され、解除ロッド5がレバー本体3から突出する方向(Fd)に付勢されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は車両を停車位置に保持するパーキングブレーキ装置に関し、更に詳しくは、パーキングブレーキを操作するためのパーキングブレーキレバーを、任意の操作位置にロックするロック機構およびその解除機構の改良に係わるものである。
パーキングブレーキ装置には、レバー式やステッキ式、足踏み式などの方式があるが、このうちレバー式パーキングブレーキ装置は、ベースプレートに回動可能に支持されたレバー本体を引き起こす操作により、レバー本体の基部に連結されたパーキングブレーキワイヤを引張してパーキングブレーキの制動力を発動させるとともに、レバー本体に回動自在に設けたラチェットレバーの爪が、ベースプレートのラチェットに掛かり、レバー本体がその操作位置にロックされるように構成されている。そして、パーキングブレーキを解除する場合には、解除ボタンを押し込む操作により、該解除ボタンとプッシュロッドで連結されているラチェットレバーを回動させ、爪の係合を外してレバー本体を元位置に降下させる。
さらに、上記レバー式パーキングブレーキには、解除ボタンをレバー本体から突出させるスプリングの付勢によってラチェットに爪を係合させる予圧を得るとともに、解除ボタンの押し込み操作で直ちにパーキングブレーキが解除される1段動作型と、プッシュロッドとラチェットレバーとの間に第2スプリングを介在させ、解除ボタンの押し込み操作時には第2スプリングの圧縮のみがなされ、その後、レバー本体を一旦引き上げる操作を行なった際に、第2スプリングの弾性回復力でパーキングブレーキが解除される2段動作型とが公知である(特許文献1、2参照)。
これら従来のパーキングブレーキ装置では、レバー本体内部にスプリングやプッシュロッドを組付けるのに手間が掛かるうえ、車両走行時におけるこれらの部品の振動や異音の発生を防止するため、プッシュロッドにホルダを追加したり、解除ボタンに回り止め構造を設けたりする必要が生じた。また、上記2段動作型のパーキングブレーキ装置では、誤操作防止効果が得られるものの、部品点数がさらに増加することとなり、製造コストの削減が望まれていた。
特開2000−177548号公報 実開平2−87661号公報
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、構造が簡素で部品点数が少なく、部品の組付けを容易に行え、製造コストを削減可能であり、かつ、ロックや解除に係わる動作も確実に行えるパーキングブレーキ装置を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決することを目的として、本発明は、
車体側に固定されラチェットを設けたベースプレートと、前記ベースプレートに回動可能に支持されたレバー本体と、前記レバー本体に回動可能に支持されたラチェットレバーと、前記レバー本体に摺動可能に挿通された解除ロッドとを備え、
前記レバー本体を回動することによりパーキングブレーキの操作が可能であり、かつ、前記ラチェットレバーに設けた爪部を前記ラチェットに係合することにより前記レバー本体を任意の操作位置にロック可能であるとともに、前記レバー本体から突出した前記解除ロッドの先端部の押し込み操作により、前記解除ロッドの基端部に係合する前記ラチェットレバーを回動させて前記爪部を前記ラチェットから離脱させ、前記レバー本体のロックを解除するようにしたパーキングブレーキ装置において、
前記解除ロッドの基端部には、前記ラチェットレバーの腕部を支承する支承部と、前記ラチェットレバーを付勢して前記腕部を前記支承部に当接させるスプリングとが設けられ、前記スプリングの付勢力の作用点が、前記腕部の支承点とずれていることにより、前記ラチェットレバーが、前記爪部を前記ラチェットに係合させる回動方向に付勢され、前記解除ロッドが前記レバー本体から突出する方向に付勢されていることを特徴とする。
本発明に係わるパーキングブレーキ装置は、上述のように構成されているので、ロックおよび解除機構に係わる部品が、解除ロッド、ラチェットレバー、スプリングの3部品のみの最少構成となり、部品の組付け工数および製造コストを削減可能である。また、スプリングの作用点をずらしたことで生じる偶力で、ラチェットレバーの爪部をラチェットに係合させる予圧と、解除ロッドをレバー本体から突出させる付勢力とが得られるうえ、前記偶力の反力によって、解除ロッドをレバー本体の内部上面に押し付ける予圧が生じ、解除ロッドの振動や異音の発生を防止でき、かつ、レバー本体のロックやロック解除に係わる動作を確実に行うことができる。
また、前記ラチェットレバーの前記腕部は、前記解除ロッドの基端部と交差する方向に延在し、前記支承部は、前記腕部の側縁を前記解除ロッドの基端側から支承するように配設され、前記スプリングの作用点が、前記腕部の支承点より前記ラチェットレバーの回動中心側にずれて配置されている態様では、解除ロッドを押した状態でスプリングの弾性変形のみがなされ、レバー本体を引き上げる操作を行なうことによって、前記スプリングの弾性回復力でラチェットレバーが回動し、爪部の係合が外れてロックが解除される2段動作が可能となり、解除ロッドが誤って押圧された場合におけるパーキングブレーキの解除を防止できる。
また、前記スプリングは略C字状をなし、前記支承部が、前記腕部側縁に沿って延在する縁部を有し、該縁部と前記腕部側縁とを対向させた状態で、前記支承部と前記腕部とが前記スプリングで抱持され連結されている態様では、解除機構の組付け時に、解除ロッドとラチェットレバーとをスプリングで抱持して一体化し、予め中間組立体を構成してから、その中間組立体の解除ロッド部分をレバー本体に挿通し、ラチェットレバー部分をレバー本体に軸支するだけで組付けが完了し、組付け作業が簡略化され、組付け工数を大幅に削減できる。
さらに、前記支承部および/または前記腕部の前記スプリングで抱持される部分が、側面視において円弧状に形成されている態様では、ラチェットレバーの回動に伴うスプリングと腕部または支承部との摺動が許容され、パーキングブレーキのロックおよび解除時における円滑な動作が可能となる。
さらに、前記支承部または前記腕部の外周に、前記スプリングを保持する溝が形成されている態様では、スプリングを支承部または前記腕部に容易かつ確実に保持でき、前記組付け時に、予めスプリングを解除ロッドの支承部または腕部のいずれか一方に保持しておくことで、他方をスプリングと該スプリングを保持した部分との間に容易に圧入でき、組付け作業を容易に行なうことができる。
また、前記解除ロッド基端部に、該基端部を前記交差方向に貫通するスリットを設け、該スリットの一側に前記支承部が画成され、前記ラチェットレバーの腕部が前記スリットに挿入された状態で前記支承部に支承されている態様では、ラチェットレバーの腕部の幅方向への移動が規制され、解除ロッドとラチェットレバーとの確定的な動作が可能となり、スプリングに負担が掛からない。また、組付け時に、ラチェットレバーの腕部をスリットに挿入することにより、ラチェットレバーの腕部をスプリングと支承部との間に圧入でき、組付け作業を一層容易に行なうことができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るパーキングブレーキ装置1の操作部を示す側断面図である。図において、パーキングブレーキ装置1は、車体のフロアパネル10にボルト等により固定され、ラチェット21を設けたベースプレート2、ベースプレート2に回動可能に支持されたレバー本体3、レバー本体3に回動可能に支持されたラチェットレバー4、レバー本体3に摺動可能に挿通された解除ロッド5から主に構成されている。
レバー本体3は、板金を上縁に沿って二つ折りに折曲して成形され、その両側板間にラチェット21が位置するように、ベースプレート2に跨って配置され、両側板とベースプレート2とを貫通する軸30により回動可能に支持されている。レバー本体3の基部の一側(図中手前側)には、パーキングブレーキワイヤ11を巻付けるリール部31が設けられ、パーキングブレーキワイヤ11の端部は、アジャスタブルナット32によりリール部31の終端部に固定されている。
レバー本体3には、把持部分を構成するカバー33が被着されている。カバー33は、例えば樹脂材料を用いた成型品で構成され、先端から基端に貫通する中空部を有し、該中空部にレバー本体3を圧入することにより、レバー本体3に固定されている。カバー33の先端には、解除ボタン51の径に適合した開口部34が設けられ、該開口部34によって解除ボタン51すなわち解除ロッド5が摺動可能に支持される一方、レバー本体3の先端は開口部34の内側に留まりカバー33で覆われている。また、レバー本体3の下縁部の一部を折り返して、ラチェットレバー4の爪部41を保護する保護部35が形成されている。この保護部35は、ラチェットレバー4の過回動を規制して、解除ロッド5の基端部とラチェット21との干渉を防止する機能も有している。
ラチェットレバー4は、レバー本体3の両側板間を貫通する軸40によりレバー本体3に回動可能に支持されている。ラチェットレバー4の一側には爪部41が形成され、爪部41はラチェットレバー4の回動によりラチェット21に係脱可能である。また、ラチェットレバー4の他側には腕部42が設けられ、この腕部42は、後述するスプリング6の形状に適合させて、側面視において半円形状に形成されている。
解除ロッド5の先端部には解除ボタン51が一体に形成されている。一方、解除ロッド5の基端部には、その中央部を上下に貫通するスリット50が設けられ、該スリット50の基端側の内壁部に支承部52が形成されている。支承部52は、図5に示すように、側面視において断面略半円形状のブロック状に形成され、該支承部52の直線状の縁部53に、前記腕部42の直線状の側縁43を接合した場合に、それらが円形状となるようにしてある。
また、図示例において解除ロッド5の基端部は下方に拡張され、スリット50を挟んでその両側に配置されたプレート状の対向側壁部50a,50aを形成しており、支承部52は、これら対向側壁部50a,50aを連結するように形成されている。さらに、図5および図6に示すように、支承部52の円弧状の外周部には、スプリング6を保持するための溝54が周設され、かつ、溝54の下端近くには、スプリング6の端部62を挿入して係止するための係止穴55が設けられている。また、支承部52の縁部53に対向するスリット50の側縁(内壁面)56は、スリット50内に挿入される腕部42の形状に適合させて、下側が円弧状に拡大されている。
スプリング6は、ばね鋼など弾性を有する線材を曲げ加工して略C字状に形成されている。スプリング6の一端部61は円弧状部分に対して外方に屈曲され、後述する腕部42の圧入を容易にするとともに、その屈曲部が腕部42の頸部に係合し、スプリング6の付勢力の作用点となる。スプリング6の他端部62は円弧状部分の内側に屈曲され、係止穴55に挿入される被係止部を構成している。なお、スプリング6は、線材以外の板バネなどで構成しても良い。
以上のように構成されたラチェットレバー4、解除ロッド5、およびスプリング6をレバー本体3に組付ける場合には、先ず、図5に示すように、解除ロッド5のスリット50に、スプリング6の一端部61を挿入してから、スプリング6の他端部62を係止穴55に挿入して係止するとともに、該スプリング6を溝54に嵌入して保持しておく。
次いで、ラチェットレバー4の腕部側縁43上端を、支承部52の縁部53に当接させた状態で、ラチェットレバー4を上方に押し上げ、スプリング6の一端部61と、支承部52の縁部53との間に腕部42を圧入すると同時に、スリット50に挿入すれば、ラチェットレバー腕部42がスプリング6で支承部52と共に抱持され、ラチェットレバー4と解除ロッド5が連結された中間組立体が構成される。この状態では、腕部42の側縁43と支承部52の縁部53が完全に当接している。
そして、この中間組立体(ラチェットレバー4、解除ロッド5、スプリング6)を、レバー本体3の基端側から、レバー本体3内に挿通した後、ラチェットレバー4とレバー本体3の軸孔を一致させ、それらに軸40を挿入してラチェットレバー4を回動自在に支持する。その後、上記部品を組付け済みのレバー本体3をベースプレート2に軸支すれば、組付けは完了する。
上記組付け状態において、レバー本体3および開口部34で規制される解除ロッド5に対し、図7に示すように、ラチェット21にラチェットレバー4の爪部41が係合してラチェットレバー4の回動位置が規制されることで、腕部42と支承部52の完全接触が維持できなくなり、スプリング6の付勢力に抗して腕部42と支承部52の接触部分の下側が離反し、腕部42と支承部52との間に回動角K1が発生している。
この際、スプリング6の伸展に伴う付勢力Fbが、主に腕部42の頸部44に作用するのに対し、腕部42は支承部52上端の支承点60で支承され、支承点60における抗力Faと付勢力Fbの作用点(44)のずれで生じる偶力によって、ラチェットレバー4の爪部41をラチェット21に係合させる予圧Fcと、解除ロッド5をレバー本体3から突出させる付勢力Fdが生じる。さらに、前記偶力の反力によって、解除ロッド5を上方に付勢する予圧Feが生じ、解除ボタン51が開口部34の内部上面に押し当てられ、車両走行時における解除ロッド5の振動やそれに伴う異音の発生が防止される。
以上のように構成されたパーキングブレーキ装置1を操作する場合は、図1に示す解除状態から、図2に矢印D1で示すようにレバー本体3を上方に引き起こし、レバー本体3に連結されたパーキングブレーキワイヤ11を引張してパーキングブレーキの制動力を発動させる。ラチェットレバー4は、前記予圧Fcによって図2中反時計方向に常に付勢されており、この予圧Fcによりラチェットレバー4の爪部41がラチェット21に係合し、レバー本体3がその操作位置でロックされる。
このロック状態においては、図3に示すように、レバー本体3にパーキングブレーキワイヤ11の引張力Wが作用し、この引張力Wによってラチェットレバー4の爪部41がラチェット21に押し当てられている。このため、解除ボタン51が矢印P1のように誤って押された場合には、解除ロッド5の移動に応じてスプリング6が伸展されラチェットレバー4にスプリング6の付勢力が作用するものの、この付勢力は前記パーキングブレーキワイヤ11の引張力Wに伴う接圧で生じる係止力より小さく、爪部41はラチェット21から離脱できない。
このようなパーキングブレーキ装置1を解除する場合には、図4に示すように、解除ボタン51を押圧(矢印P2)した状態で、レバー本体3を上方に少し引き上げ(矢印D2)れば、引張力Wによる爪部41の接圧が消失し、解除ロッド5の移動に応じて伸展されたスプリング6の付勢力によって、ラチェットレバー4が図4中時計方向に回動し、爪部41がラチェット21から離反するので、レバー本体3を矢印D3のように降下可能となる。
図8は、上記解除操作時におけるラチェットレバー4と解除ロッド5の連結部分を示しており、解除ロッド5の移動(P)に応じたスプリング6の伸展に伴い腕部42と支承部52との間に回動角K2が発生している。レバー本体3を、図1に示した解除位置まで降下させた後、解除ボタン51から手を離せば、スプリング6の弾性回復力によってラチェットレバー4と解除ロッド5が元位置に復帰し、解除ボタン51が突出するとともに、爪部41がラチェット21に当接する。
なお、上記実施形態においては、解除ボタン51の押圧操作のみでは、ラチェットレバー4が直ちに回動しない2段動作型のパーキングブレーキ装置1を示したが、スプリング6のばね定数を大きくすることにより1段動作型として動作させることもできる。さらに、スリット50の、支承部52と反対側の側縁56と、スプリング6との間隔を狭くすることにより、解除ボタン51の押圧操作時に、側縁56でスプリング6を介して腕部42が直接押圧されるようにして1段動作型とすることもできる。
また、上記実施形態においては、スプリング6が略C字状に形成され、スプリング6の他端部62が支承部52の外周に設けた係止穴55に係止される場合を示したが、スプリング6の形状および係止位置はこの限りではなく、例えば、スプリング6の他端を支承部52と反対側の側縁56の上端付近に係止することもでき、その場合スプリング6は、より短い円弧状部分の他端部を外方に折り返して構成され、また、弦巻バネ(トーションスプリング)とすることもできる。
さらに、スプリング6の他端部62を支承部52の外周に保持または係止する代わりに、スプリング6の一端部61をラチェットレバー4の腕部42の外周に保持または係止し、スプリング6の他端部62側に支承部52を圧入するようにしても良い。また、係止穴を省略し、スプリング6を支承部52と腕部42のいずれに対しても固定せず、接触部分での摺動を許容した状態で支承部52と腕部42とをスプリング6で抱持し、連結するようにしても良い。
以上、本発明の一実施形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能であることを付言する。
本発明の実施形態に係るパーキングブレーキ装置を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係るパーキングブレーキ装置の操作状態を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係るパーキングブレーキ装置のロック時に解除ボタンが押された状態を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係るパーキングブレーキ装置の解除操作を示す側断面図である。 解除ロッド、ラチェットレバー、およびスプリングの組立てを示す一部切除した側面図である。 解除ロッドを示す要部平面図である。 本発明の実施形態に係るパーキングブレーキ装置のロック状態を示す要部側面図である。 本発明の実施形態に係るパーキングブレーキ装置のロック解除状態を示す要部側面図である。
符号の説明
1 パーキングブレーキ装置
2 ベースプレート
3 レバー本体
4 ラチェットレバー
5 解除ロッド
6 スプリング
10 フロアパネル
11 パーキングブレーキワイヤ
21 ラチェット
30,40 軸
41 爪部
42 腕部
43 側縁
44 頸部(作用点)
50 スリット
51 解除ボタン
52 支承部
53 縁部
54 溝
55 係止穴
60 支承点

Claims (6)

  1. 車体側に固定されラチェットを設けたベースプレートと、前記ベースプレートに回動可能に支持されたレバー本体と、前記レバー本体に回動可能に支持されたラチェットレバーと、前記レバー本体に摺動可能に挿通された解除ロッドとを備え、
    前記レバー本体を回動することによりパーキングブレーキの操作が可能であり、かつ、前記ラチェットレバーに設けた爪部を前記ラチェットに係合することにより前記レバー本体を任意の操作位置にロック可能であるとともに、前記レバー本体から突出した前記解除ロッドの先端部の押し込み操作により、前記解除ロッドの基端部に係合する前記ラチェットレバーを回動させて前記爪部を前記ラチェットから離脱させ、前記レバー本体のロックを解除するようにしたパーキングブレーキ装置において、
    前記解除ロッドの基端部には、前記ラチェットレバーの腕部を支承する支承部と、前記ラチェットレバーを付勢して前記腕部を前記支承部に当接させるスプリングとが設けられ、前記スプリングの付勢力の作用点が、前記腕部の支承点とずれていることにより、前記ラチェットレバーが、前記爪部を前記ラチェットに係合させる回動方向に付勢され、前記解除ロッドが前記レバー本体から突出する方向に付勢されていることを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  2. 前記ラチェットレバーの前記腕部は、前記解除ロッドの基端部と交差する方向に延在し、前記支承部は、前記腕部の側縁を前記解除ロッドの基端側から支承するように配設され、前記スプリングの作用点が、前記腕部の支承点より前記ラチェットレバーの回動中心側にずれて配置されていることを特徴とする請求項1に記載のパーキングブレーキ装置。
  3. 前記スプリングは略C字状をなし、前記支承部が、前記腕部側縁に沿って延在する縁部を有し、該縁部と前記腕部側縁とを対向させた状態で、前記支承部と前記腕部とが前記スプリングで抱持され連結されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパーキングブレーキ装置。
  4. 前記支承部および/または前記腕部の前記スプリングで抱持される部分が、側面視において円弧状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のパーキングブレーキ装置。
  5. 前記支承部または前記腕部の外周に、前記スプリングを保持する溝が形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載のパーキングブレーキ装置。
  6. 前記解除ロッド基端部に、該基端部を前記交差方向に貫通するスリットを設け、該スリットの一側に前記支承部が画成され、前記ラチェットレバーの腕部が前記スリットに挿入された状態で前記支承部に支承されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のパーキングブレーキ装置。
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