JP2008012854A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の画像形成装置において搬送による位置ずれが発生した場合、画像の品質は、記録媒体の搬送方向におけるヘッド間の長さに影響する。特に自然画や写真等の画像を形成する場合、シアン系のインクを吐出するヘッドとマゼンタ系のインクを吐出するヘッドの間隔が長いほど、搬送による位置ずれによって画質は劣化してしまう。
【解決手段】インク供給経路37K、インク供給経路37Cをヘッド部13K、ヘッド部13Cの搬送方向上流側側面に配置し、インク供給経路37M、インク供給経路37Yをヘッド部13M、ヘッド部13Yの搬送方向下流側側面に配置することで、ヘッド部13Cとヘッド部13Mとの間にインク供給経路を配置せず、ヘッド部13C及びヘッド部13Mを隣接配置する。
【選択図】 図1
【解決手段】インク供給経路37K、インク供給経路37Cをヘッド部13K、ヘッド部13Cの搬送方向上流側側面に配置し、インク供給経路37M、インク供給経路37Yをヘッド部13M、ヘッド部13Yの搬送方向下流側側面に配置することで、ヘッド部13Cとヘッド部13Mとの間にインク供給経路を配置せず、ヘッド部13C及びヘッド部13Mを隣接配置する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シアン系のインクを吐出するヘッドとマゼンタ系のインクを吐出するヘッドが隣接配置される画像形成装置に関する。
一般に、インクを吐出する複数のノズルを有し、装置本体に固定されている記録ヘッドと、例えば記録紙やOHP用紙等からなる記録媒体を搬送する記録媒体搬送部と、を備え、記録媒体搬送部により搬送される記録媒体上に複数のノズルからインクを吐出して、高速且つ高品質な画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置が知られている。
このような記録ヘッドは、記録媒体搬送方向と直交する方向でノズル列の長さが記録媒体の幅以上、または同等になるように配置される1本の長尺な記録ヘッド、または記録媒体搬送方向と直交する方向でノズル列の長さが記録媒体の幅以上、または同等になるように記録媒体の幅に満たない短尺の記録ヘッドを複数個並べて配置される記録ヘッドである。このように記録媒体の幅以上、または同等になるように複数個の短尺の記録ヘッドを配置した場合、各記録ヘッドにインクを供給するためのインク供給経路が必要となり、記録ヘッド近傍の構成が煩雑化してしまう。
このような煩雑化を解決するものとして、例えば特許文献1には、図11に示すようなインクジェットプリンタが開示されている。
このインクジェットプリンタ100には、インク貯蔵部101と、複数の記録ヘッド103,104,105と、が配置されている。複数の記録ヘッド103,104,105は、記録媒体搬送方向に直交する方向に、記録媒体幅と同等、もしくはそれ以上に並べて固定配置されている。インク貯蔵部101は、記録ヘッド103,104,105上部に配置され、図示しないインク供給分配管が設けられ、このインク供給分配管及びインク貯蔵部によりインク供給径路が構成されている。また、各記録ヘッドには図示しないコネクタ(電気接点)が設けられている。
このインクジェットプリンタ100には、インク貯蔵部101と、複数の記録ヘッド103,104,105と、が配置されている。複数の記録ヘッド103,104,105は、記録媒体搬送方向に直交する方向に、記録媒体幅と同等、もしくはそれ以上に並べて固定配置されている。インク貯蔵部101は、記録ヘッド103,104,105上部に配置され、図示しないインク供給分配管が設けられ、このインク供給分配管及びインク貯蔵部によりインク供給径路が構成されている。また、各記録ヘッドには図示しないコネクタ(電気接点)が設けられている。
このインクジェットプリンタ100は、インク供給径路を介して記録ヘッド103,104,105へインクを供給している。
特開平10−202853号公報
前述したインクジェットプリンタ100は、複数の記録ヘッドに対し1つのインク貯蔵部101を設け、当該インク貯蔵部から複数のインク供給分配管を介して各記録ヘッドにインクを供給するインク供給径路を構成しているため、記録ヘッド近傍の煩雑を解消している。しかし、記録ヘッド103,104,105を取り替えるために、記録ヘッド103,104,105をインク供給経路から取り外す際に、インク供給経路からインクが垂れてコネクタ(電気接点)に付着する虞がある。これによりインクジェットプリンタが、ショートしてしまい、破損してしまう虞が生じる。
そのため特許文献1には、インク貯蔵部101は、インクを円滑に各記録ヘッドに供給できるのであれば各記録ヘッド上部に配置する必要はない、とのことが記載されているが、その際のインク供給経路におけるインク貯蔵部101及びインク供給分配管の具体的な配置例については言及していない。
そこで、記録ヘッド近傍の煩雑化を解消し、ショートを防止するようなインク供給径路記録ヘッドの配置例を図12(a)、図12(b)に示す。
図12(a)は、カラー画像を形成するために4色(ブラックK、シアンC、マゼンタM、イエローY)のインクを吐出する複数の短尺なヘッドが記録媒体の幅以上、または同等になるように配置された記録ヘッド(ヘッド部)120(120K、120C,120M,120Y)及びインク供給経路130(130K,130C,130M,130Y)を示す図である。
各色の短尺なヘッドには、各色のインク供給経路130(130K〜130Y)を介してインクがそれぞれ供給される。つまり、インク貯蔵部101(101K,101C,101M,101Y)から供給されたインクは、インク供給分配管110(110K,110C,110M,110Y)を介して各短尺なヘッドに供給される。
また、図12(b)に示すように、記録媒体搬送方向(X軸方向)おいて、各インク供給経路130(130K〜130Y)は、コネクタ132の下方、且つ各色における短尺なヘッドの上流側側面に固定配置される。これにより使用者が記録ヘッドをインク供給経路から着脱させる際に、インクが各インク供給経路から垂れてコネクタ(電気接点)132に付着することを防止でき、結果ショートを防止することができる。
しかしながら、画像形成の高速化を実現するために、記録媒体幅と同等、もしくはそれ以上となるようにヘッド部120(120K〜120Y)を形成すると、例えば、搬送時に記録媒体がスキュー(搬送の際に、記録媒体が記録ヘッドのノズル列配列に対して回転してしまう)や斜行(記録媒体が記録ヘッドのノズル列配列に対して斜めに搬送されてしまう)を起こした場合、搬送による位置ずれによって、インクの着弾位置がずれ、結果的に画質が劣化してしまう虞がある。上述した搬送による位置ずれが発生した場合、画像の品質は、ヘッド部のX軸方向におけるヘッド部間の長さ(120K〜120Yまでの間隔D1)に影響する。特にインクジェットプリンタにおいて自然画や写真等の画像を形成する場合、ヘッド部120Cとヘッド部120Mとの間隔D2が長いほど、上述した搬送による位置ずれによる画質の劣化は顕著になる。
そこで、本発明は、記録媒体の搬送方向におけるヘッド部間の間隔を短くし、特にシアン系のインクを吐出するヘッド部とマゼンタ系のインクを吐出するヘッド部の間隔を短くすることにより、記録媒体に位置ずれが発生しても高品質な画像を形成する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、記録媒体を搬送する記録媒体搬送部と、記録媒体搬送部に対向配置され、記録媒体の搬送方向に直行する方向に配列された複数のノズルからシアン系インクを吐出するヘッド部と、ノズルの配列方向に平行に配置され、シアン系インクを吐出するヘッド部にシアン系インクを供給するインク供給経路と、記録媒体搬送部に対向配置され、記録媒体の搬送方向に直行する方向に複数のノズルからマゼンタ系インクを吐出するヘッド部と、ノズルの配列方向に平行に配置され、マゼンタ系インクを吐出するヘッド部にマゼンタ系インクを供給するインク供給経路と、を備え、シアン系インクを吐出するヘッド部における搬送方向の下流側側面とマゼンタ系インクを吐出するヘッド部における搬送方向の上流側側面とは、隣接し、シアン系インクを供給するインク供給経路は、シアン系インクを吐出するヘッド部における搬送方向の上流側側面に配置され、マゼンタ系インクを供給するインク供給経路は、マゼンタ系インクを吐出するヘッド部における搬送方向の下流側側面に配置されることを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明は、記録媒体の搬送方向におけるヘッド部間の間隔を短くし、特にシアン系のインクを吐出するヘッド部とマゼンタ系のインクを吐出するヘッド部の間隔を短くすることにより、記録媒体に位置ずれが発生しても高品質な画像を形成する画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
以下の説明において、図中、記録媒体の搬送方向をX軸方向又は副走査方向とし、この搬送方向と直交する方向をY軸方向又は主走査方向又は記録媒体の幅方向としている。X軸及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向又は上下方向とする。
以下の説明において、図中、記録媒体の搬送方向をX軸方向又は副走査方向とし、この搬送方向と直交する方向をY軸方向又は主走査方向又は記録媒体の幅方向としている。X軸及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向又は上下方向とする。
図1乃至図5を参照して第1の実施形態について説明する。
まず、図1及び図2を参照して画像形成装置の概略について説明する。
図1は本実施形態における画像形成装置の概略図である。図2は、ヘッド部のメンテナンス時におけるメンテナンスユニット及び記録媒体搬送部の移動動作の概略を示す図である。
まず、図1及び図2を参照して画像形成装置の概略について説明する。
図1は本実施形態における画像形成装置の概略図である。図2は、ヘッド部のメンテナンス時におけるメンテナンスユニット及び記録媒体搬送部の移動動作の概略を示す図である。
本画像形成装置6は、主要部である給紙部90、記録媒体搬送部91、記録部92、排紙部93、メンテナンスユニット8によって構成されている。
給紙部90は、記録媒体2を収容する給紙台1と、給紙台1に収容されている記録媒体2と接触し、記録媒体2を1枚単位で順次取り出す給紙ローラ3と、取り出された記録媒体2をガイドする給紙ガイド4と、記録媒体2のX軸方向の傾き(斜行)を補正するレジストローラ対5と、で構成される。
給紙部90は、記録媒体2を収容する給紙台1と、給紙台1に収容されている記録媒体2と接触し、記録媒体2を1枚単位で順次取り出す給紙ローラ3と、取り出された記録媒体2をガイドする給紙ガイド4と、記録媒体2のX軸方向の傾き(斜行)を補正するレジストローラ対5と、で構成される。
この構成において、レジストローラ対5は、Y軸方向に延在するように配置される。レジストローラ対5は、記録媒体2の先端がレジストローラ対5に当接した際に、記録媒体2のX軸方向の傾き(斜行)を補正する。
給紙部90の搬送方向下流に配置される記録媒体搬送部91は、吸着ファン21と、搬送ベルト22と、プラテン20と、駆動ローラ7aと、従動ローラ7bと、テンションローラ7cと、で構成される。記録媒体搬送部91は、駆動ローラ7a、従動ローラ7b及びテンションローラ7cに搬送ベルト22を掛け渡し、ベルトコンベアを形成している。また、搬送ベルト22は図示しない複数の小径の孔を設けている無端ベルトである。
給紙部90の搬送方向下流に配置される記録媒体搬送部91は、吸着ファン21と、搬送ベルト22と、プラテン20と、駆動ローラ7aと、従動ローラ7bと、テンションローラ7cと、で構成される。記録媒体搬送部91は、駆動ローラ7a、従動ローラ7b及びテンションローラ7cに搬送ベルト22を掛け渡し、ベルトコンベアを形成している。また、搬送ベルト22は図示しない複数の小径の孔を設けている無端ベルトである。
プラテン20は、駆動ローラ7a及び従動ローラ7bの間に配置されている。プラテン20の記録媒体搬送面には、図示しない複数の小径の孔が設けられている。プラテン20の下方には、複数の吸着ファン21が配置されている。記録媒体2が搬送ベルト22によって搬送された際に、吸着ファン21は、搬送ベルト22に設けられた図示しない複数の小径の孔及びプラテン20の記録媒体搬送面に設けられた図示しない複数の小径の孔を通じて負圧吸引する。これにより給紙部90から搬送された記録媒体2は、搬送ベルト22上に吸着されつつ、搬送ベルト22によって搬送される。
また、記録媒体搬送部91は、メンテナンスユニット8がヘッド部13をメンテナンスする際に、図示しない駆動源によって昇降する。
記録部92は、本実施形態では、4色(ブラックK、シアンC、マゼンダM、イエローY)のインクを用いているため、各色インクが充填されているインクボトル65(65K,65C,65M,65Y)と、これらのインクボトルと図示しない第1のチューブでそれぞれ連通されるサブタンク24(24K,24C,24M,24Y)と、これらのサブタンクと図示しない第2のチューブでそれぞれ連通するインク供給経路37(37K,37C,37M,37M)と、これらのインク供給経路を介してインクが供給され、画像形成を行うヘッド部13(13K,13C,13M,13Y)と、ヘッド部13を保持するヘッド保持部材17と、で構成されている。
ヘッド部13(13K〜13Y)は、記録媒体搬送部91に対向配置され、記録媒体2の幅以上、または同等になるように複数個の短尺なヘッドをY軸方向に延在して設けている。ヘッド部13(13K〜13Y)は、インク供給経路37(37K〜37Y)からそれぞれ供給された各色インクをノズル69から吐出して画像を形成する。またヘッド部13(13K〜13Y)は、ヘッド保持部材17によって保持されている。このヘッド保持部材17は、図示しない装置フレームより保持されている。また、インク供給経路37(37K〜37Y)は、後述する中間タンク38(38K,38C,38M,38Y)及びインク供給管39(39K,39C,39M,39Y)から構成されている。
記録部92の搬送方向上流には、メンテナンスユニット8が配置されている。ヘッド部13(13K〜13Y)をメンテナンスする際に、図2に示すように記録媒体搬送部91が矢印Aに示すように下降する。その後、メンテナンスユニット8は、矢印Bで示すように、退避位置から破線で示した記録媒体搬送部91と記録部92の間のメンテナンス位置に移動する。その後、記録媒体搬送部91が上昇して、メンテナンスユニット8がヘッド部13(13K〜13Y)のノズル69近傍にまで移動した後、メンテナンスユニット8は、ヘッド部13(13K〜13Y)をメンテナンスする。メンテナンスユニット8がヘッド部13(13K〜13Y)のメンテナンスを行う際に、加圧源28は、サブタンク24(24K〜24Y)、第2のチューブ及びインク供給経路37(37K〜37Y)を介してヘッド部13(13K〜13Y)を加圧し、インクをノズル69からメンテナンスユニット8へ押し出す。押し出されたインクは、図示しないチューブを介して廃液ボトル30に収納される。更にノズル69近傍に残留するインクは、負圧源23によって発生した負圧によって、メンテナンスユニット8から図示しないチューブを介して廃液ボトル30に収納される。
記録媒体搬送部91の搬送方向下流に配置された排紙部93は、画像形成された記録媒体2を搬送する排紙ローラ対18と、画像が記録された記録媒体2をストックするストッカー19と、で構成される。
記録媒体搬送部91の搬送方向下流に配置された排紙部93は、画像形成された記録媒体2を搬送する排紙ローラ対18と、画像が記録された記録媒体2をストックするストッカー19と、で構成される。
次に図3、図4及び図5を参照して本実施形態のヘッド部とインク供給経路の配置関係について説明する。
図3(a)は、ヘッド部とインク供給経路の配置関係を示した上面図、図3(b)は、図3(a)におけるヘッド部とインク供給経路の配置関係を示した側面図である。図4は、ヘッド部13Kにおけるヘッドユニットを拡大した概略斜視図である。図5は、ヘッド保持部材17を介してヘッド部13Kのヘッドユニットをインク供給経路37Kに取り付ける際の概略斜視図である。図4、図5ではヘッド部13K、インク供給経路37Kを一例としているが、他のヘッド部及びインク供給経路についても同様の構成である。
図3(a)は、ヘッド部とインク供給経路の配置関係を示した上面図、図3(b)は、図3(a)におけるヘッド部とインク供給経路の配置関係を示した側面図である。図4は、ヘッド部13Kにおけるヘッドユニットを拡大した概略斜視図である。図5は、ヘッド保持部材17を介してヘッド部13Kのヘッドユニットをインク供給経路37Kに取り付ける際の概略斜視図である。図4、図5ではヘッド部13K、インク供給経路37Kを一例としているが、他のヘッド部及びインク供給経路についても同様の構成である。
本実施形態では、図3(a),(b)に示すように、ヘッド部13(13K〜13Y)は、短尺なヘッドを2つ重ね合わせたヘッドユニットを6個有し、各ヘッドユニットの端部がそれぞれオーバーラップするようにY軸方向に沿って互い違いに配置され、少なくとも画像形成の際に配置位置を移動せず固定されているラインヘッド型を採用している。各ヘッドユニットには、インク供給経路37(37K〜37Y)からインクが供給される。詳細には、中間タンク38(38K,38C,38M,38Y)からインク供給管39(39K,39C,39M,39Y)を介してヘッド部13(13K〜13Y)へインクが供給される。なお、本実施形態では、インク供給経路におけるインク供給管39(39K〜39Y)は、ヘッドユニットに設けられ、長手方向の中心位置となるように設けられている。
また、インク供給経路における中間タンク38(38K〜38Y)は、ノズル69の配列方向(Y軸方向)に対して図3(a),(b)に示すように平行に配置されている。ヘッド部13(13K〜13Y)の各ヘッドユニットは、作業性を考慮してそれぞれ中間タンク38(38K〜38Y)の上方から脱着できるようにしてある。
インク供給経路37(37K〜37Y)がヘッド部13(13K〜13Y)の真上に配置されると、上述したように脱着作業の効率が悪くなる。さらに、ヘッド部13(13K〜13Y)をインク供給経路37(37K〜37Y)から取り外す際、インクがインク供給経路37(37K〜37Y)から垂れてヘッド部13(13K〜13Y)に付着し各ヘッドユニットを汚してしまう。または後述するコネクタ32に付着し、画像形成装置がショートしてしまう虞がある。そのためインクが垂れた際に、ヘッド部13(13K〜13Y)やコネクタ32に付着することを防止するために、各ヘッド部へのインク供給経路37(37K〜37Y)は、ヘッド部13(13K〜13Y)のX軸方向の片側側面に配置され、ヘッド部13(13K〜13Y)を容易に脱着できる形態としている。また、各ヘッドユニットに設けられたインク供給管39(39K〜39Y)は、コネクタ32よりZ軸において下方に具備する形態としている。
詳細には本実施形態ではインク供給経路37Kをヘッド部13Kの搬送方向上流側側面、インク供給経路37Cをヘッド部13Cの搬送方向上流側側面、インク供給経路37Mをヘッド部13Mの搬送方向下流側側面、インク供給経路37Yをヘッド部13Yの搬送方向下流側側面に配置している。
これによりX軸方向において、ヘッド部13Cとヘッド部13Mの間にはインク供給経路が配置されていないため、ヘッド部13Cの下流側側面とヘッド部13Mの上流側側面は隣接する。即ち、ヘッド部13Cとヘッド部13Mは近接するように配置されている。よってヘッド部13Cとヘッド部13Mとの間隔d2は、前述した図12(b)に示すヘッド部120Cとヘッド部120Mとの間隔D2に比べて短くなる。
また、ヘッド部13Kとヘッド部13Yとの間には2本のインク供給経路(インク供給経路37C、インク供給経路37M)が設けられているのに対し、前述した図12(b)に示すヘッド部120Kとヘッド部120Yとの間には3本のインク供給経路(インク供給経路130C、インク供給経路130C、インク供給経路130Y)が設けられている。さらに、本実施形態における各インク供給経路37(37K〜37M)の中間タンク38(38K〜38Y)は、前述した図12(b)に示す各インク供給経路のインク貯蔵部101(101K〜101Y)に比べて高さ(Z軸方向の長さ)が約2倍であるが、幅(X軸方向の長さ)が約1/2である。よって、ヘッド部13Kとヘッド部13Yとの間隔d1は、前述した図12(b)に示すヘッド部120Kとヘッド部120Yとの間隔D1に比べて短くなる。
なお、本実施形態の各インク供給経路37(37K〜37M)では、各中間タンク38(38K〜38Y)の高さ(Z軸方向の長さ)をインク貯蔵部101(101K〜101Y)に比べて約2倍にしているが幅(X軸方向の長さ)を約1/2にしているため、図12(b)に示す各インク供給経路と同等の流量(流路抵抗)を維持するように形成されている。これにより本実施形態は、従来と同等のインクの供給量を維持することができる。
また上述のようにインク供給経路37(37K〜37Y)の中間タンク38(38K〜38Y)は、各ヘッド部のY軸方向側面に沿って配置されているために、画像形成装置は、装置全体の高さ(Z軸)方向の長さを短くできる。
また図3(b)に示すように各インク供給経路37(37K〜37Y)の中間タンク38(38K〜38Y)は、各ヘッド部13(13K〜13Y)のノズル面に比べて、Z軸方向において下方に延び、搬送ベルト22に近接する箇所にガイド部53(53K,53C,53M,53Y)を有している。このガイド部53(53K〜53Y)の搬送方向上流の形状は、搬送される記録媒体2をスムーズに案内(ガイド)するために、円弧形状としている。よって記録媒体2が搬送され画像形成される際、記録媒体2の一部が搬送ベルト22から浮き上がって搬送されたとしても、ガイド部53(53K〜53Y)によって記録媒体2がノズル69に当接することを防止することができる。
次に、図4、図5に示すように、ヘッド部13Kにおけるヘッドユニット、及びこのヘッドユニットをヘッド保持部材17を介してインク供給経路37Kに取り付ける際の説明をする。ヘッド部13Kのヘッドユニットの上面には、インク供給管39K、コネクタ32及び位置決め部材71が設けられている。コネクタ32は、ヘッドユニットを駆動させるための電気的なコネクタであり、インク供給管39Kと同様にヘッドユニットの長手方向の中心位置に設けられている。位置決め部材71は、ヘッドユニットのY軸方向両側に設けられている。
図5に示すようにヘッド保持部材17には、ヘッドユニットを取り付けるための開口部72が設けられている。この開口部72には、後述するインク供給ポート70を収納する収納部76が設けられている。
ヘッドユニットが矢印Cに沿って開口部72に挿入されると、位置決め部材71がヘッド保持部材17の上面に当接し、ヘッドユニットは図示しない固定部材によってヘッド保持部材17に固定される。中間タンク38Kには、上面に複数のインク供給ポート70と、側面に1つのインク補給ポート73が設けられている。
ヘッドユニットが開口部72を介して矢印D方向に挿入された際、インク供給管39Kは、インク供給ポート70に挿入される。インク補給ポート73は図示しない第2のチューブと連結している。これによりインクがサブタンク24Kからインク補給ポート73、中間タンク38K、インク供給管39Kを介してヘッドユニットに供給される。
次に画像形成の際の各ヘッド部へのインク供給方法、及び記録媒体の搬送方法について説明する。
記録媒体2は、給紙ローラ3によって給紙台1から取り出され、レジストローラ対5により斜行を補正された後、搬送ベルト22によって記録部92の各ヘッド部に対向するように搬送される。記録媒体2は、搬送ベルト22によって搬送される際、吸着ファン21によって搬送ベルト22に吸着されつつ搬送される。
記録媒体2は、給紙ローラ3によって給紙台1から取り出され、レジストローラ対5により斜行を補正された後、搬送ベルト22によって記録部92の各ヘッド部に対向するように搬送される。記録媒体2は、搬送ベルト22によって搬送される際、吸着ファン21によって搬送ベルト22に吸着されつつ搬送される。
画像形成の際、インクは、各インクボトル65(65K〜65Y)から図示しない第1のチューブを経由して各サブタンク24(24K〜24Y)に流れる。
次にインクは、図示しない第2のチューブから各インク供給経路37(37K〜37Y)を介して、各ヘッド部13(13K〜13Y)へと供給される。
各ヘッド部に供給されたインクは、画像データに応じてノズル69から吐出され、搬送された記録媒体2に着弾し、画像が形成される。
画像を形成された記録媒体2は、搬送ベルト22に搬送され、ストッカー19にストックされる。
このように本実施形態は、ヘッド部13Cとヘッド部13Mとの間にインク供給経路を配置しない構成であるため、ヘッド部13Cとヘッド部13Mとが隣接する。従って、X軸方向におけるヘッド部13Cとヘッド部13Mとの間隔d2は、従来装置の図12(b)に示したX軸方向におけるヘッド部120Cとヘッド部120Mとの間隔D2に比べて短くなる。
このように隣接するヘッド部13Cとヘッド部13Mとから吐出されたインクは、記録媒体2に搬送による斜行やスキュー(以下、位置ずれ)が発生しても、位置ずれの影響を最小限に留め、記録媒体2における予定された位置に高精度に着弾することができる。よって、記録媒体に搬送による位置ずれが発生しても形成される画質の劣化を防止することができる。また、自然画や写真等の画像が形成される場合、CインクとMインクが多用されるため、自然画や写真等の画像は、特に高精度に形成される。
また本実施形態の各中間タンク38(38K〜38Y)は、前述した図12(b)に示す各インク供給経路のインク貯蔵部101(101K〜101Y)に比べて高さを約2倍しているが幅を約1/2に変更し、さらに上述したように配置位置を変更している。また本実施形態の各インク供給経路の流量は、前述した図12(b)に示す各インク供給経路の流量と同等である。これにより本実施形態は、従来装置と同等のインクの供給量を維持でき、且つヘッド部13Kとヘッド部13Yとの間隔d1を、前述した図12(b)に示すヘッド部120Kとヘッド部120Yとの間隔D1に比べて短くすることができる。このように配置されたヘッド部から吐出されたインクは、記録媒体2に搬送による位置ずれが発生しても、位置ずれの影響を最小限に留め、記録媒体2における予定された位置に高精度に着弾することができる。よって本実施形態は、記録媒体の搬送による位置ずれが発生しても形成される画質の劣化を防止することができ、高品質な画像を形成することができる。
本実施形態は、インク供給経路37の中間タンク38をヘッド部13の側面に設け、インク供給経路37のインク供給管39をコネクタ32より下方に設けることにより、ヘッド部13のヘッドユニットを脱着させる際に、インク供給経路37から垂れたインクがコネクタ32に付着することを防止できる。これにより、コネクタ32にインクが付着し電気回路がショートすることを防止することができる。
また本実施形態におけるインク供給経路37の中間タンク38は、ガイド部53(53K〜53Y)を有しているため、記録媒体2が、ノズル69に当接することを防止するため、ノズルを保護することできる。よってKインク、Cインク、Mインク、Yインク全体が高精度に記録媒体2に着弾し、本実施形態は高品質な画像を形成することができる。
本実施形態は、ヘッド部13(13K〜13Y)のヘッドユニットを互い違いに配置したが、例えば変形例として図6(a),(b)に示すように、ヘッド部13(13K〜13Y)のヘッドユニットの配置にあわせて、インク供給経路77(77K,77C,77M,77Y)の中間タンク78(78K,78C,78M,78Y)を階段状にしても同様の効果を得ることができる。
次に、図7、図8及び図9を参照して本発明に係る第2の実施形態について詳細に説明する。前述した第1の実施形態と同等の部位には同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。図7(a)は、本実施形態におけるヘッド部とインク供給経路の配置関係を示した上面図、図7(b)は、図7(a)におけるヘッド部とインク供給経路の配置関係を示した側面図である。図8は、ヘッド部におけるヘッドユニットを拡大した概略斜視図である。図9は、インク供給経路における中間タンクの概略斜視図である。
前述した第1の実施形態における各インク供給経路の中間タンクは、各ヘッド部に対応して単独で構成したが、本実施形態では、少なくとも2つの中間タンクが隣接配置している。
詳細には、本実施形態は、ヘッド部13Kの搬送方向下流側側面に配置されているインク供給経路46Kの中間タンク47Kと、ヘッド部13Cの搬送方向上流側側面に配置されているインク供給経路46Cの中間タンク47Cを隣接配置し、ヘッド部13Mの搬送方向下流側側面に配置されているインク供給経路46Mの中間タンク47Mと、ヘッド部13Yの搬送方向上流側側面に配置されているインク供給経路46Yの中間タンク47Yを隣接配置している。
このような配置により、上述した第1の実施形態と同様にヘッド部13Cとヘッド部13Mの間にはインク供給経路が配置されていないためヘッド部13Cとヘッド部13Mは、隣設配置されている。よってヘッド部13Cとヘッド部13Mとの間隔d2は、前述した図12(b)に示すヘッド部120Cとヘッド部120Mの間隔D2に比べて短くなる。
またヘッド部13Kとヘッド部13Cの間隔d3を短くするために、図9に示すように中間タンク47K及び中間タンク47Cには、ヘッドが近接する箇所に入れ子75が設けられている。本実施形態におけるインク供給管39は、この入れ子75近傍に設けられたインク供給ポート74と連結するために図8に示すように長手方向において中心部からずれてヘッド上面に設けられている。これにより対向するインク供給管同士が干渉することを防止している。
尚、各インク供給経路における流路抵抗は、一部において断面積が狭くなるが入れ子構造となっているために前述した第1の実施形態と同様である。
尚、各インク供給経路における流路抵抗は、一部において断面積が狭くなるが入れ子構造となっているために前述した第1の実施形態と同様である。
この入れ子75は、中間タンク47M及び中間タンク47Yにも設けられている。よって上述した第1の実施形態と同様にヘッド部13Kとヘッド部13Yの間隔d1は、前述した図12(b)に示すヘッド部120Kとヘッド部120Yの間隔D1に比べて短くなる。
また、前述した第1の実施形態と同様に各インク供給経路46(46K〜46Y)は、ヘッド部13(13K〜13Y)のノズル面に比べてZ軸方向に下方に延び、搬送ベルト22に近接する箇所にガイド部53(53K〜53Y)を有している。ガイド部53K,53Mにおいては、搬送方向上流の形状が円弧形状となっている。またヘッド部13Kの最上流側、且つ搬送ベルト22近接面にも、ガイド部54が設けられている。このガイド部54において、搬送方向上流の形状は、ガイド部53K,53Mと同様に搬送される記録媒体2をスムーズに案内(ガイド)するために、円弧形状としている。これにより記録媒体2の一部が搬送ベルト22から浮き上がって搬送されても、ガイド部53K,53M,54によって記録媒体2がノズル69に当接することを防止することができる。
このように本実施形態は、前述した第1の実施形態と同様の効果に加え、インク供給経路の中間タンクを隣接配置し、入れ子を設けることで簡易に組み立てることができる。また、中間タンクは一体化してもよい。これにより部品点数を減らすことができる。
本実施形態は、ヘッド部13(13K〜13Y)のヘッドユニットを互い違いに配置し、インク供給経路の中間タンクを隣接配置させたが、例えば図6(a),(b)に示すようにヘッド部13(13K〜13Y)のヘッドユニットが階段状に配置しても同様の効果を得ることができる。
次に、図10を参照して本発明に係る第3の実施形態について詳細に説明する。前述した第1の実施形態と同等の部位には同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。図10(a)は、ヘッド部とインク供給経路の配置関係を示した上面図、図10(b)は、図10(a)におけるヘッド部とインク供給経路の配置関係を示した側面図である。
前述した第1、第2の実施形態では、インク供給経路はX軸方向に沿って配置されたが、本実施形態では、インク供給経路をZ軸方向に積層する。
詳細には、ヘッド部13Kとヘッド部13Cとの間に、インク供給経路55Kの中間タンク56Kとインク供給経路55Cの中間タンク56Cとが積層して配置され、ヘッド部13Mとヘッド部13Yとの間に、インク供給経路55Mの中間タンク56Mとインク供給経路55Yの中間タンク56Yとが積層して配置されている。
ヘッド部13Kの各ヘッドユニットに設けられているインク供給管63Kは、ヘッドユニットの高さ方向において、ヘッドユニットの高さの約半分よりも上方に配置されている。ヘッド部13Mの各ヘッドユニットに設けられているインク供給管63Mも同様である。
ヘッド部13Cの各ヘッドユニットに設けられているインク供給管63Cは、ヘッドユニットの高さ方向において、ヘッドユニットの高さの約半分よりも下方に配置されている。ヘッド部13Yの各ヘッドユニットに設けられているインク供給管63Yも同様である。
本実施形態のインク供給経路の中間タンク46(46K,46C,46M,46Y)の高さは、前述した第1,第2の実施形態における中間タンクの約半分である。そのため本実施形態の中間タンク46(46K,46C,46M,46Y)の幅(X軸方向の長さ)は、前述した第1,第2の実施形態におけるインク供給経路の幅の約2倍である。これによりインク供給経路の流路抵抗は前述した第1,第2の実施形態と同等になる。
また、前述した第1,第2の実施形態と同様に記録媒体2の一部が搬送ベルト22から浮き上がって搬送されたとしても、ガイド部54、ガイド部53C、ガイド部53Yを設けているのでノズル69に当接することを防止することができる。
このように本実施形態は、前述した第1の実施形態と同様にヘッド部13Cとヘッド部13Mとが隣接配置され、ヘッド部13Cとヘッド部13Mとの間隔d2を短くでき、写真等の画像を形成する場合、記録媒体に搬送による位置ずれが発生しても高精度に記録媒体2に着弾し、高品質な画像を形成することができる。
また中間タンクを積層させるので簡易に組み立てることもできる。なお、中間タンクは一体化してもよい。これにより部品点数を減らすことができる。
さらに、インク供給経路55Cの中間タンク56Cがインク供給経路55Kの中間タンク56Kの上に積層し、インク供給経路55Yの中間タンク56Yがインク供給経路55Mの中間タンク56Mの上に積層しても構わない。その際、中間タンク56K、中間タンク56Mが、ガイド部を有することはいうまでもない。
本実施形態は、ヘッド部13のヘッドユニットを互い違いに配置したが、例えば図6(a),(b)に示すように、ヘッド部13(13K〜13Y)のヘッドユニットを階段状に配置しても、同様の効果を得ることができる。
なお、上記第1,2,3の実施形態では、各ヘッド部は短尺なヘッドを2つ重ね合わせてヘッドユニットを形成し、記録媒体の幅以上、または同等となるよう配置したが、これに限らず、ヘッドユニットを形成せず、1つの短尺なヘッドを記録媒体の幅以上、または同等となるよう配置してもよいし、短尺なヘッドを3つ以上重ね合わせてヘッドユニットを形成し、記録媒体の幅以上、または同等となるよう配置してもよい
また、上記第1,2,3の実施形態では、インク供給経路におけるインク供給管をヘッド部側に設けたが、これに限らず、中間タンク側に設けてもよい。
また、上記第1,2,3の実施形態では、インク供給経路におけるインク供給管をヘッド部側に設けたが、これに限らず、中間タンク側に設けてもよい。
また、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
1…給紙台、2…記録媒体、3…給紙ローラ、4…給紙ガイド、5…レジストローラ対、6…画像形成装置、7a…駆動ローラ、7b…従動ローラ、7c…テンションローラ、8…メンテナンスユニット、13(13K、13C、13M、13Y)…ヘッド部、17…ヘッド保持部材、18…排紙ローラ対、19…ストッカー、20…プラテン、21…吸着ファン、22…搬送ベルト、23…負圧源、24(24K、24C、24M、24Y)…サブタンク、28…加圧源、30…廃液ボトル、32…コネクタ、37(37K、37C、37M、37Y)…インク供給経路、38(38K、38C、38M、38Y)…中間タンク、39(39K、39C、39M、39Y)…インク供給管、46(46K、46C、46M、46Y)…インク供給経路、47(47K、47C、47M、47Y)…中間タンク、53(53K、53C、53M、53Y),54…ガイド部、55(55K、55C、55M、55Y)…インク供給経路、56(56K、56C、56M、56Y)…中間タンク、63(63K、63C、63M、63Y)…インク供給管、65(65K、65C、65M、65Y)…インクボトル、69…ノズル、70…インク供給ポート、71…位置決め部材、72…開口部、73…インク補給ポート、74…インク供給ポート、75…入れ子、76…収納部、77(77K、77C、77M、77Y)…インク供給経路、78(78K、78C、78M、78Y)…中間タンク、90…給紙部、91…記録媒体搬送部、92…記録部、93…排紙部。
Claims (11)
- 記録媒体を搬送する記録媒体搬送部と、
前記記録媒体搬送部に対向配置され、前記記録媒体の搬送方向に直行する方向に配列された複数のノズルからシアン系インクを吐出するヘッド部と、
前記ノズルの配列方向に平行に配置され、前記シアン系インクを吐出するヘッド部に前記シアン系インクを供給するインク供給経路と、
前記記録媒体搬送部に対向配置され、前記記録媒体の搬送方向に直行する方向に複数のノズルからマゼンタ系インクを吐出するヘッド部と、
前記ノズルの配列方向に平行に配置され、前記マゼンタ系インクを吐出するヘッド部に前記マゼンタ系インクを供給するインク供給経路と、
を少なくとも備え、
前記シアン系インクを吐出するヘッド部における前記搬送方向の下流側側面と前記マゼンタ系インクを吐出するヘッド部における前記搬送方向の上流側側面とは、隣接し、前記シアン系インクを供給するインク供給経路は、前記シアン系インクを吐出するヘッド部における前記搬送方向の上流側側面に配置され、前記マゼンタ系インクを供給するインク供給経路は、前記マゼンタ系インクを吐出するヘッド部における前記搬送方向の下流側側面に配置されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記シアン系インクを吐出するヘッド部よりも前記搬送方向の上流に配置されるヘッド部において、当該ヘッド部にインクを供給するインク供給経路は、当該ヘッド部の前記搬送方向の上流側側面に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記マゼンタ系インクを吐出するヘッド部よりも前記搬送方向の下流に配置されるヘッド部において、当該ヘッド部にインクを供給するインク供給経路は、当該ヘッド部の前記搬送方向の下流側側面に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記シアン系インクを吐出するヘッド部よりも前記搬送方向の上流に配置されるヘッド部において、当該ヘッド部にインクを供給するインク供給経路は、前記シアン系インクを供給するインク供給経路に隣接して配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記シアン系インクを供給するインク供給経路と、前記シアン系インクを吐出するヘッド部よりも前記搬送方向の上流に配置されるヘッド部にインクを供給する前記インク供給経路は、入れ子構造であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記マゼンタ系インクを吐出するヘッド部よりも前記搬送方向の下流に配置されるヘッド部において、当該ヘッド部にインクを供給するインク供給経路は、前記マゼンタ系インクを供給するインク供給経路に隣接して配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記マゼンタ系インクを供給するインク供給経路と前記マゼンタ系インクを吐出するヘッド部よりも前記搬送方向の下流に配置されるヘッド部にインクを供給する前記インク供給経路は、入れ子構造であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記シアン系インクを吐出するヘッド部よりも前記搬送方向の上流に配置されるヘッド部において、当該ヘッド部にインクを供給するインク供給経路と前記シアン系インクを供給するインク供給経路とは、積層して配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記マゼンタ系インクを吐出するヘッド部よりも前記搬送方向の下流に配置されるヘッド部において、当該ヘッド部にインクを供給するインク供給経路と前記マゼンタ系インクを供給するインク供給経路とは、積層して配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記シアン系インクを供給するインク供給経路と前記シアン系インクを吐出するヘッド部よりも前記搬送方向の上流に配置されるヘッド部にインクを供給する前記インク供給経路は、一体化していることを特徴とする請求項4及び請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記マゼンタ系インクを供給するインク供給経路と前記マゼンタ系インクを吐出するヘッド部よりも前記搬送方向の下流に配置されるヘッド部にインクを供給する前記インク供給経路は、一体化していることを特徴とする請求項6及び請求項9に記載の画像形成装置。
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