JP2008007077A - 冷却液の冷却構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、荷物を収容する空間を大きく設けることができる冷却液の冷却構造を提供する。
【解決手段】冷却液の冷却構造30は、車体12の一部を構成するとともに内側に収容空間を有するフロアトンネル19と、内部に冷却液Lが流動するとともにフロアトンネル19内に収容されるラジエータコア42とを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えばmidship engine rear wheel drive プラットフォームを備える車体の冷却液の冷却構造に関する。
従来、midship engine rear wheel drive (MR)プラットフォーム式の車体を備える自動車では、ラジエータコアは、車体の前後端部のいずれか一方に配置されている(例えば、特許文1参照。)。
特許第2689608号
しかしながら、特許文献1に開示されているように、ラジエータコアが車体の前後端部の一方に配置されることによって、車体の前後端部においてラジエータコアが配置される方にトランクルームを形成することは、難しくなる。
このことによって、MRプラットフォームの自動車は、荷物を収容する空間を大きく設けることが難しくなる傾向にある。
したがって、本発明の目的は、荷物を収容する空間を大きく設けることができる冷却液の冷却構造を提供することである。
本発明の冷却液の冷却構造は、車体の一部を構成するとともに内側に収容空間を有する骨格部と、内部に冷却液が流動するとともに前記骨格部内に収容されるラジエータコアとを備える。
この構造によれば、ラジエータコアを収容するスペースを別途に設けることがなくなる。なお、本発明において前と後ろとは、車体の前後方向に沿って決定される。
本発明の好ましい形態では、前記骨格部は、フロアパネルに設けられて車体の前後方向に延びるとともに内側に被収容物を収容可能な収容空間が規定されるフロアトンネルである。
この構造によれば、ラジエータをフロアパネル下に配置できるので、ラジエータの配置作業を比較的容易に行うことができる。
本発明の好ましい形態では、さらに、前記ラジエータコアを通過した冷却液が通るとともに、ワイパ用洗浄液を蓄えるタンクの近傍を通る冷却液通路を備える。
この構造によれば、本発明の冷却液の冷却構造を備える車体が寒冷地で使用されてもワイパの洗浄液が凍結することを抑制することができる。
本発明の好ましい形態では、前記ラジエータコアは、冷却すべき冷却液が流入する第1のタンクと、前記第1のタンクに向かい合って配置される第2のタンクと、前記第1のタンクと前記第2のタンクとに連通して前記冷却液が内部を流動する扁平な冷却液パイプとを具備して一方向に長く、かつ、前記車体の前後方向と交差するとともに前端と前記骨格部の壁部との間に開放空間が規定されるように前記骨格部内に配置される。前記冷却液パイプは、前記ラジエータコアが前記骨格部内に配置された状態において前端が前記開放空間側に向くように前記車体の前後方向に対して斜めに配置される。
この構造によれば、冷却液パイプは、冷却液パイプの前端が開放空間側に位置するように車体の前後方向に対して斜めに配置されるので、冷却液パイプが気体の流動の妨げになることが抑制される。
本発明の好ましい形態では、さらに、前記ラジエータコアを収容するとともに前記車体の前後方向に沿って配置される被保護部材を収容するハウジングを備える。
この構造によれば、被保護部材を保護する保護部材を別途に容易することがない。
本発明によれば、荷物を収容する空間を大きく設けることができる冷却液の冷却構造を提供できる。
本発明の冷却液の冷却構造の一実施形態を、図1〜8を用いて説明する。図1は、冷却液の冷却構造30を備える自動車11を示す斜視図である。図1に示すように、自動車11の車体12は、例えば、midship engine rear wheel drive (MR)プラットフォーム式である。それゆえ、エンジン13は、車体12において図示しない後部座席の下方に配置されている。
図1に示すように、車体12において客室よりも前方には、第1のトランクルーム14が形成されている。第1のトランクルーム14は、フロントフード15によって覆われている。例えば第1のトランクルーム14内には、ワイパ用の洗浄液を蓄えるタンク20と、タンク20内の洗浄液をフロントガラス16まで導く洗浄液用パイプ21とが収容されている。洗浄液用パイプ21は、例えばフロントガラス16の下端近傍まで延びている。
車体12において図示しない客室よりも後ろ側、つまり車体12においてエンジン13よりも後方には、第2のトランクルーム17が形成されている。第2のトランクルーム17は、トランクリッド18によって覆われている。
図2は、図1に示された冷却構造30が分解された状態を示している。図2に示すように、冷却構造30は、ダクト31と、第1のファン32と、第1のファン32を収容するシュラウド33と、ラジエータユニット34と、フロアトンネル19と、第1の冷却液通路35と、第2の冷却液通路36と、第2のファン37とを備えている。
ダクト31は、本体部31aと、吸気口部31b、吐出口部31cとを有している。図1に示すように、ダクト31は、厚みが薄い方向が車体12の上下方向に沿うように配置されている。本体部31aは、扁平な筒状であって、第1のトランクルーム14の前端近傍から後ろ端端近傍まで延びている。ダクト31は、例えば第1のトランクルーム14の下方に配置されている。
図2に示すように、吸気口部31bは、本体部31aの一端に形成されている。吸気口部31bは、空気Aを充分取り入れられるように、本体部31aの断面形状よりも大きい開口を有している。吐出口部31cは、本体部31aの他端に形成されている。吐出口部31cの開口は、後述されるエアコンディショナ用コンデンサ23を内側に収容可能な大きさ有している。図1に示すように、ダクト31が車体12内に収容された状態では、吸気口部31bは、車体前方に向いており、吐出口部31cは、車体後方に向いている。上記のように、本体部31aが扁平な筒状であることによって、ダクト31は、第1のトランクルーム14内の収容空間に大きく干渉しない。
シュラウド33は、ダクト31の吐出口部31cの後方に配置されている。シュラウド33は、第1のファン32を内側に収容する筒状である。図1に示されるように、シュラウド33は、当該シュラウド33が車体12内に収容されたときに、例えば前後方向Bを垂直に横切る断面が後方に向かうにつれて次第に小さくなる形状である。
図2に示すように、ラジエータユニット34は、ハウジング41と、ラジエータコア42とを備えている。ハウジング41は、筒状であって内側にラジエータコア42を収容する。ハウジング41は、樹脂製または金属製である。
ハウジング41の前端は、シュラウド33の後端に接続されている。それゆえ、シュラウド33の後端の開口の形状は、ハウジング41の前端の開口の形状と略同じ形状である。要するに、シュラウド33は、ダクト31によって導かれた空気Aをハウジング41内に導くために、断面形状が後方に向かうにつれて次第にすぼめられている。
図3は、ラジエータコア42を一部切り欠いて示す斜視図である。図3に示すように、ラジエータコア42は、第1のタンク43と第2のタンク44と複数の冷却液パイプ45と、複数のフィン46とを備えている。第1のタンク43は、一方向に長く例えば扁平な形状である。第2のタンク44は、例えば第1のタンク43と同様に一方向に長い扁平な形状であって、第1のタンク43と略平行に配置されている。第1のタンク43と第2のタンク44とは、互いに広い面が向き合っている。
複数の冷却液パイプ45は、第1のタンク43と第2のタンク44との間において、第1,2のタンク43,44の長手方向に沿って並んで配置されている。冷却液パイプ45は、第1,2のタンク43,44の略全域に渡って配置されている。冷却液パイプ45は、扁平な形状である。
図4は、図3中に2点鎖線で示されるF4の範囲を拡大して示す断面図である。図4は、冷却液パイプ45と第2のタンク44との連結部を、第2のタンク44の内側から見ている。図4に示すように、冷却液パイプ45と第2のタンク44とは、互いに連通している。同様に、第1のタンク43と冷却液パイプ45とは、互い連通している。図3に示すように、第1のタンク43の一端には、冷却すべき冷却液Lが流入する流入口43aが形成されている。第2のタンク44において流入口43aと反対側の端部には、吐出口44aが形成されている。
第1,2のタンク43,44に対する各冷却液パイプ45の姿勢は、後で詳細に説明される。各フィン46は、互いに隣り合う冷却液パイプ45間に配置されており、互いに隣り合う冷却液パイプ45に連結されている。
ラジエータユニット34は、車体12を構成するフロアトンネル19の内部に収容されている。この点について具体的に説明する。図5は、ラジエータユニット34がフロアトンネル19内に収容された状態を分解して示す斜視図である。図5には、フロアトンネル19とフロアパネル9の一部が示されている。
図5に示すように、フロアパネル9には、車体12の剛性を高めるために、フロアトンネル19が形成されている。フロアトンネル19は、例えばフロアパネル9を折り曲げる加工を施すことによって形成されている。フロアトンネル19は、下方に向かって開口する断面凹状であって、車体12の車幅方向略中央において前後方向Bに沿って延びている。フロアトンネル19は、本発明で言う車体の骨格部の一例である。
なお、図5では、フロアトンネル19においてラジエータユニット34が収容される範囲しか図示されていない。例えば、フロアトンネル19においてラジエータユニット34が収容される範囲よりも前方の部分は、シュラウド33を収容可能なように、前方に向かうにつれて車体12の前後方向Bを垂直に横切る断面が次第に大きくなる形状であってもよい。要するに、フロアトンネル19は、シュラウド33を収容可能な形状に形成されていればよい。
フロアパネル9においてラジエータユニット34が収容される範囲の4隅には、貫通孔9aが形成されている。また、フロアパネル9においてラジエータユニット34が収容される範囲の下方には、フロアトンネル19の開口を覆う板部材47が配置される。図に示すように、板部材47は、ラジエータユニット34がフロアトンネル19内に収容された状態において、ボルト50とナット51とによってフロアパネル9に固定される。板部材47は、例えば樹脂製である。板部材47がフロアパネル9に固定されることによって、ラジエータユニット34は、フロアトンネル19内に固定される。
図6は、ラジエータユニット34がフロアトンネル19内に収容された状態を、フロアトンネル19の上部を一部切り欠いて示す平面図である。図6に示すように、ラジエータコア42は、ハウジング41内において、車体12の前後方向Bと交差するように配置されている。具体的には、ラジエータコア42は、当該ラジエータコア42の前端42aがハウジング41の壁部のうち車幅方向一方側41aに接近するとともに、ラジエータコア42の後端42bがハウジング41の壁部のうち車幅方向他方側41bに接近するように配置されている。
この結果、ラジエータコア42の前端42aとハウジング41の壁部の他方側41bとの間には、第1の開放空間S1が規定される。言い換えると、ラジエータコア42の前端42aとフロアトンネル19の壁部のうち車幅方向他方側19aとの間には、第1の開放空間S1が規定される。
同様に、ラジエータコア42の後端42bとハウジング41の壁部のうち車幅方向一方側41aとの間に第2の開放空間S2が規定される。言い換えるとラジエータコア42の後端42bとフロアトンネル19の壁部のうち車幅方向一方側19bとの間に第2の開放空間S2が規定されている。これら第1の開放空間S1と第2の開放空間S2とは、ラジエータコア42によって仕切られている。
ここで各冷却液パイプ45の姿勢について具体的に説明する。図6に示すように、冷却液パイプ45は、ラジエータユニット34がフロアトンネル19内に収容された状態において、冷却液パイプ45の前端45aが第1の開放空間S1側を向き、かつ、冷却液パイプ45の後端45bが第2の開放空間S2側を向くように前後方向Bに対して斜めの姿勢で、第1,2のタンク43,44に連結されている。
第2のファン37は、例えばハウジング41内に収容されており、ラジエータコア42の後方に配置されている。
図7は、冷却液Lの循環経路を示している。図7に示すように、第1の冷却液通路35は、エンジン13内を流動してエンジン13を冷却した冷却液Lをラジエータコア42に導いている。第1の冷却液通路35は、例えばエンジン13のシリンダブロック13aとラジエータコア42の第1のタンク43の流入口43aとを連通している。
第2の冷却液通路36は、ラジエータコア42とシリンダヘッド13bと連通しており、ラジエータコア42で冷却された冷却液Lをシリンダヘッド13bに導いている。第2の冷却液通路36について具体的に説明する。
図1に示すように、第2の冷却液通路36の一部は、フロントガラス16の前端近傍を車幅方向に折り返すように配置されている。つまり、第2の冷却液通路36の一部は、洗浄液用パイプ21とタンク20との近傍を通っており、車幅方向左端から右端まで延びている。そして、右端で折り返した後、左端まで延びている。
図8は、第2の冷却液通路36においてフロントガラス16の下端近傍に配置される一部を、車幅方向左側から右側に向かって見た状態を示す断面図である。図8は、第2の冷却液通路36の折り返し部分36aと、洗浄液用パイプ21とタンク20と、第2の冷却液通路36との配置を示している。図に示すように、車幅方向右端での折り返し部36aは、上方に突出しており、自動車11が水平な路面上に配置されたときに、第1,2の冷却液通路35,36とラジエータコア42、つまり冷却液Lが流動する流路において最も高くなっている。
図7に示すように、第2の冷却液通路36の折り返し部36aには、空気抜きバルブ53が組み込まれている。空気抜きバルブ53は、第1,2の冷却液通路35,36とラジエータコア42内に溜まった気体を排出する際に用いられる。
また、第2の冷却液通路36においてシリンダヘッド13bの直前には、ウォータポンプ54が配置されている。なお、図7中61は、第3の冷却液通路を示している。第3の冷却液通路61は、シリンダブロック13aにおいて第1の冷却液通路35に冷却液Lと吐出する吐出口にサーモスタット55を介して連通している。そして、第3の冷却液通路61は、ヒータ56に連通している。図6に示すように、第3の冷却液通路61は、ハウジング41内を通っている。ヒータ56は、第2の冷却液通路36において空気抜きバルブ53の下流側に連通している。
また、図6に示される23は、エアコンディショナ用コンデンサを示している。図に示すように、エアコンディショナ用コンデンサ23は、例えばシュラウド33内に収容されており、第1のファン32の直前に配置されている。
また、図5に示すように、ハウジング41は、車体12の前後方向Bに延びる配線・配管類60を収容している。配線・配管類60は、本発明で言う被保護部材の一例である。
つぎに、冷却液の冷却構造30の作用を説明する。図7に示すように、エンジン13内を流動することによってエンジン13を冷却した冷却液Lは、第1の冷却液通路35を通ってラジエータコア42に導かれる。図3に示すように、ラジエータコア42に導かれた冷却液Lは、第1のタンク43内に流入する。第1のタンク43内に流入した冷却液Lは、冷却液パイプ45を通って第2のタンク44内に流入する。
このとき、第1,2のファン32,37は、駆動しており、その結果、図1に示すように、ダクト31の吸気口部31bから空気Aが取り入れられる。ダクト31より取り入れられた空気Aは、図6に示すように、エアコンディショナ用コンデンサ23を通過した後,ハウジング41内に流入する。
上記したように、各冷却液パイプ45は、車体12の前後方向Bに対して傾斜しているので、空気Aは、各冷却液パイプ45間をスムーズに通過する。このことによって、冷却液Lは、冷却液パイプ45を通過する際に、空気Aによって冷却される。
冷却液パイプ45を通過した冷却液Lは、第2のタンク44の吐出口44aを通って第2の冷却液通路36内に吐出される。第2の冷却液通路36内を流れる冷却液Lは、ラジエータコア42を通過した後であっても略80度程の温度を有している。それゆえ、冷却液Lは、洗浄液用パイプ21とタンク20との近傍を通る際に、洗浄液用パイプ21とタンク20とを暖める。この結果、例えば、自動車11が寒冷地で使用されても、洗浄液用パイプ21内とタンク20内とに収容されている洗浄液が凍結することが抑制される。
図7に示すように、フロントガラス16の近傍を通過した冷却液Lは、ウォータポンプ54によってシリンダヘッド13bに導かれる。なお、冷却液Lが流動している際に生じる気泡は、空気抜きバルブ53を介して外部へ排出される。
このように構成される冷却液の冷却構造30では、ラジエータユニット34は、フロアトンネル19内に収容されている。このことによって、ラジエータユニット34を、車体12の前端部または後端部に配置することがなくなる。それゆえ、車体12の前端部に第1のトランクルーム14を形成することができ、車体12の後端部に第2のトランクルーム17を形成することができるので、車体12内において荷物を収容可能な空間を大きくすることができる。
また、ラジエータユニットを収容する骨格部として車体12の剛性確保のために形成されるフロアトンネル19を利用することによって、別途にラジエータユニット34を収容するための空間を確保することがないので、冷却構造30を簡素にすることができる。
また、第2の冷却液通路36が洗浄液用パイプ21とタンク20との近傍を通ることによって、自動車11が寒冷地で使用されても、洗浄液が凍結することが抑制される。
また、ラジエータコア42が車体12の前後方向Bに対して斜めに配置されることによって、狭いフロアトンネル19内であっても、ラジエータコア42に空気を効率よく当てることができる。
また、冷却液パイプ45が車体12の前後方向Bに対して斜めに配置されることによって、各冷却液パイプ45間を空気Aがスムーズに流れるようになる。この結果、冷却液Lが効率よく冷却されるようになる。
また、ハウジング41が車体12の前後方向Bに延びる配線・配管類60などを収容することによって、ハウジング41がこれら配線・配管類60などの保護部材として機能する。それゆえ、これら配線・配管類60などを保護する保護部材を別途に必要としないので、自動車11のコストを削減することができる。
本発明で言う前と後とは、車体の前後方向に沿うものである。また、本発明の車体は、MR式に限定されない。また、本実施形態では、ダクト31は、車体の前端から空気Aを取り入れたがこれに限定されない。例えば、車体12の側方から取り入れてもよい。
また、本実施形態では、骨格部の一例としてフロアトンネルを採用したが、これに限定されない。例えば、骨格部の一例として中空または開いた断面を持つサイドメンバが用いられてもよい。
本発明の冷却液の冷却構造を備える自動車を示す斜視図。 図1に示された冷却構造が分解された状態を示す斜視図。 図2に示されたラジエータコアを一部切り欠いて示す斜視図。 図3中に2点鎖線で示されるF4の範囲を拡大して示す一部断面図。 図2に示されたラジエータユニットがフロアトンネル内に収容された状態を分解して示す斜視図。 図2に示されたラジエータユニットがフロアトンネル内に収容された状態を、フロアトンネルの上部を一部切り欠いて示す一部断面図。 本発明の冷却液の冷却構造における冷却液の循環経路を示す構成図。 図7に示される第2の冷却液通路においてフロントガラスの下端近傍に配置される一部を、車幅方向左側から右側に向かって見た状態を示す断面図。
符号の説明
9…フロアパネル、19…フロアトンネル、20…タンク、30…冷却液の冷却構造、36…第2の冷却液通路(冷却液通路)、42…ラジエータコア、43…第1のタンク、44…第2のタンク、45…冷却液パイプ、60…配線・配管類(被保護部材)、B…前後方向、L…冷却液、S1…第1の開放空間(開放空間)。

Claims (5)

  1. 車体の一部を構成するとともに内側に収容空間を有する骨格部と、
    内部に冷却液が流動するとともに前記骨格部内に収容されるラジエータコアと
    を備えることを特徴とする冷却液の冷却構造。
  2. 前記骨格部は、フロアパネルに設けられて車体の前後方向に延びるとともに内側に被収容物を収容可能な収容空間が規定されるフロアトンネルであることを特徴とする請求項1に記載の冷却液の冷却構造。
  3. 請求項1に記載の冷却液の冷却構造において、
    前記ラジエータコアを通過した冷却液が通るとともに、ワイパ用洗浄液を蓄えるタンクの近傍を通る冷却液通路を具備することを特徴とする冷却液の冷却構造。
  4. 前記ラジエータコアは、冷却すべき冷却液が流入する第1のタンクと、前記第1のタンクに向かい合って配置される第2のタンクと、前記第1のタンクと前記第2のタンクとに連通して前記冷却液が内部を流動する扁平な冷却液パイプとを具備して一方向に長く、かつ、前記車体の前後方向と交差するとともに前端と前記骨格部の壁部との間に開放空間が規定されるように前記骨格部内に配置され、
    前記冷却液パイプは、前記ラジエータコアが前記骨格部内に配置された状態において前端が前記開放空間側に向くように前記車体の前後方向に対して斜めに配置されることを特徴とする請求項1に記載の冷却液の冷却構造。
  5. 請求項1に記載の冷却液の冷却構造において、
    前記ラジエータコアを収容するとともに前記車体の前後方向に沿って配置される被保護部材を収容するハウジングを備えることを特徴とする冷却液の冷却構造。
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