JP4591213B2 - 冷媒注入口付き配管 - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒注入口付き配管の構造に関する。
近年、ハイブリッド車両等において、交差点等で車両が停車するとエンジンを自動的に停止させ、再び走行を始めようと運転者が操作すると、エンジンが再始動するエコノミーランニングシステム(アイドリングストップシステム等とも呼ばれている。)が開発されている。
このシステムにおいては、補機類(エアコンディショナ、ヘッドランプ、オーディオなど)への電力供給、および、エンジンを再始動させるためのモータジェネレータへの電力供給が必要であり、このため、電圧が異なる2つの電源(36V電池と12V電池)と、インバータおよびコンバータを含むPCU(Power Control Unit)とが搭載される。このPCUは、パワーケーブルにより、これら2つの電源と接続されるとともに、エンジンの側方に設置されたモータジェネレータと接続される。
PCUは、その内部の電気回路による温度上昇を抑制するために冷却水にて冷却される。このPCUの冷却水は、エンジンの冷却水とは別系統の電動ウォータポンプおよびラジエターにより外気と熱交換される冷却水循環経路を備えた冷却システムを構成する。
上記PCUに採用される冷却システムに限らず、一般に上記のような冷媒を用いた冷却システムには、循環経路中に、冷却液を蓄えるとともに、冷却液を定期的に補充するための領域として、冷媒注入口付き配管が設けられる。この冷媒注入口付き配管は、冷却液を一時的に蓄えることが可能なタンク形状を有し、タンク内の冷媒を冷却水循環経路に送出する送出ポートと、冷却水循環経路を循環した冷媒をタンク内に戻す戻りポートと、タンク内に冷媒を注入するための注入口とを備えている。このような、冷媒注入口付き配管を用いた冷却水循環経路の一例を開示するものとして、下記特許文献1が挙げられる。
しかしながら、上記構成からなる冷媒注入口付き配管を採用した冷却水循環経路において、電動ウォータポンプを用いて冷媒を循環させた場合には、経路内に混入する、または発生するエアの混入が問題となる。特に、車両等においては、冷却水循環経路を配置するためのスペースが制約されていることが多く、ウォータポンプ容量を維持したままでの、冷却水循環経路の小型化、冷媒注入口付き配管の小型化、これらにともなう冷却水循環経路の複雑化等により、冷却水循環経路内にエアが混入する可能性が高くなる傾向にある。
冷却経路内にエアが混入した場合には、ウォータポンプでの異音の発生、ウォータポンプの耐久性能の低下、冷却経路内のエア抜き作業サイクルの短縮化等の問題が発生する。また、エアの混入を回避するために、冷却水循環経路の完全密閉化も考えられるが、この場合には、冷媒注入口付き配管を大型化しなければならないことが知られており、冷媒注入口付き配管の小型化の要求に反することとなってしまう。また、冷却水循環経路を見直すことも、他の機器配置との関係から困難な状況にある。
特開2004−82921号公報
したがって、本発明が解決しようとする課題は、冷却対象物を、冷媒を循環させることにより冷却させる冷却水循環経路を採用した場合に、冷却水循環経路の小型化、冷媒注入口付き配管の小型化、これらにともなう冷却水循環経路の複雑化等により、冷却システム内にエアが混入する可能性が高くなる点にある。よって、本願発明の目的は、冷却水循環経路の経路内に発生したエアを効率良く排除することが可能な構造を備える、冷媒注入口付き配管を提供することにある。
この発明に基づいた冷媒注入口付き配管においては、冷却対象装置を冷却するための冷媒を循環させる冷却水循環経路に組込まれる冷媒注入口付き配管であって、上記冷媒を蓄えるための容積部と、上記容積部に設けられ、上記容積部内の冷媒を上記冷却水循環経路に送出する送出ポートと、上記容積部に設けられ、上記冷却水循環経路を循環した上記冷媒を上記容積部内に戻す戻りポートと、上記容積部内において、上記冷媒の流れ方向を約180度転換するUターン領域を有する流路を規定し、上記流路の一端側に上記送出ポートが配置され、上記流路の他端側に上記戻りポートが配置されるように、上記流路を仕切る仕切り壁と、上記Uターン領域に面する上記仕切り壁の端部と、上記Uターン領域の一部とを露出し、上記容積部内に冷媒を注入するための注入口と、を備えている。
この発明に基づいた冷媒注入口付き配管によれば、戻りポートから容積部内に戻った冷媒は、容積部内に形成されたUターン状の流路に沿って、送出ポート側に向かって流れることとなる。まず、戻りポートから容積部内に戻る冷媒には、多くのエアが含まれていると考えられるが、この戻りポートから容積部内に戻る冷媒に含まれるエアの多くは、Uターン領域に達する領域において上方に浮き上がってくることとなる。また、Uターン領域に面する仕切り壁の端部とUターン領域の一部とが注入口において露出していることから、上方に浮き上がってきたエアは、この注入口からさらに上方に抜け出て、容積部の外部に放出されることとなる。その後、エア抜きされた冷媒は、送出ポート側に向かって流れ、冷却水循環経路を循環することとなる。
このように、本発明に基づいた冷媒注入口付き配管によれば、冷却水循環経路内に発生したエアを効率良く排除することが可能であり、冷却水循環経路の小型化、冷媒注入口付き配管の小型化、これらにともなう冷却水循環経路の複雑化等の場合であっても、冷却水循環経路内へのエア混入を防止することが可能となる。
以下、本発明に基づいた各実施の形態における冷媒注入口付き配管について、図を参照しながら説明する。なお、各実施の形態において同一または相当部分に関しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さないこととする。また、以下の実施の形態においては、本発明の適用事例として、車両のPCUの冷却に用いられる冷却水循環経路に本発明に基づく冷媒注入口付き配管を適用した場合について説明するが、本発明は、車両のPCUの冷却水循環経路に限定されるものではなく、広く同様の冷却対象物に対して採用される冷却水循環経路に本発明を適用することが可能である。
(実施の形態1)
実施の形態1における冷媒注入口付き配管100について、図1から図5を参照して説明する。なお、図1は、本実施の形態における冷媒注入口付き配管100を採用した、車両のPCU冷却システムの構成を示す図であり、図2は、本実施の形態における冷媒注入口付き配管100の全体斜視図であり、図3は、図2中III−III線矢視断面図であり、図4は、図2中IV−IV線矢視断面図であり、図5は、図2中V−V線矢視断面図であり、図6は、図2中VI−VI線矢視断面図である。
まず、図1を参照して、PCU200の冷却システムについて説明する。この冷却システムは、冷媒注入口付き配管100と、車両の前方に設けられたPCU200用のラジエター300と、PCU200の下方に設けられた電動ウォータポンプ400およびモータ401と、冷却対象装置であるPCU200と、これらの機器を接続し、冷媒である冷却水を循環させるためのパイプ500、501、502、503とを有している。
PCU200の冷却水戻りポート202には、ラジエター300のロアタンクパイプ314に接続されたパイプ502が接続され、ロアタンク312から流入された冷却水がPCU200に送出される。このラジエター300はダウンフロー型である。PCU200の冷却水送出ポート204には注入口付き配管100の冷却水戻りポートに連結されるパイプ503が接続される。注入口付き配管100の冷却水送出ポートには、電動ウォータポンプ400およびモータ401に連結されるパイプ500が接続される。モータ401には、ラジエター300のアッパータンクパイプ304に連結されるパイプ501が接続される。このアッパータンクパイプ304を介して、アッパータンク302に冷却水が送出される。
次に、図2から図6を参照して、冷媒注入口付き配管100の具体的構成について説明する。この冷媒注入口付き配管100は、冷却水を蓄えるための容積部としてのボディ部101を有している。このボディ部101は、略円筒形状を有し、円筒形状の胴体部101aと、一端側に胴体部101aの外周と同一に設けられた円形形状の側壁101bと、他端側に胴体部101aの外周から突出する円形フランジ形状の側壁101cとを有している。
ボディ部101の側壁101b側には、冷却水戻りポート202を構成するように、ボディ部101の内部に通じる連通孔102hと、この連通孔102hに戻りパイプ102が連結されている。また、この側壁101b側には、冷却水送出ポート204を構成するように、ボディ部101の内部に通じる連通孔104hと、この連通孔104hに送出パイプ104が連結されている。また、送出パイプ104には、送出パイプ104から送出される冷却水の流れ方向を返還させるための枝パイプ103が連結されている。
連通孔102hは、側壁101bにおいて中間位置よりも下方側に開口され、また、戻りパイプ102の側壁101bへの取り付けは、水平面に対して下方に傾斜するように取り付けられている。したがって、図4の断面図によく現れるように、戻りパイプ102の軸は下方に向かって傾斜するように側壁101bに取り付けられる。
ボディ部101内においては、連通孔102hと連通孔104hとを仕切るように仕切り壁110が設けられている。この仕切り壁110の一端は、連通孔102hと連通孔104hと別け隔てるように側壁101bの内面に連結され、上下端部も、胴体部101aの内部空間を左右に二分割するように、胴体部101aの内面に連結されている。一方、仕切り壁110の他端は、ボディ部101の他方端側である側壁101c側において、Uターン領域110U(図6参照)を形成するよう、側壁101cには接することなく、端部110tが現れている。このように、ボディ部101内に、仕切り壁110を設けることで、タンク100内において、冷却水の流れ方向を約180度転換するUターン領域110Uを有する流路R1が規定され、流路R1の一端側に冷却水送出ポート204が配置され、流路R1の他端側に冷却水戻りポート202が配置されることとなる。
また、胴体部101aの側壁101c側の上面には、ボディ部101内に冷却水を注入するための注入口105hが設けられ、この注入口105hには、注入パイプ105および広口パイプ106が連結されている。広口パイプ106には、広口パイプ106を閉じるためのキャップ107が着脱可能に取り付けられている。注入口105hの位置は、Uターン領域110Uに面する仕切り壁110の端部110tと、通路R1のUターン領域110Uの一部とを露出する位置に設けられている。また、仕切り壁110の端部110tの上端部分においては、端部110tから冷却水戻りポート202側に後退する段部110aが設けられている。
図4から図6によく現れるように、仕切り壁110の端部110tが対向する側壁101cの内面壁は、凹面形状101rに形成され、本実施の形態においては、一例として半球面形状に形成されている。また、図4および図5によく現れるように、流路R1の上面には、注入口105に向うにしたがって、上方に向かって傾斜する傾斜面101dが設けられている。
上記構成からなる冷媒注入口付き配管100によれば、まず、図3から図5に示すように、L1に示すレベルにまで、冷却水が蓄えられる。その後、冷却水の循環においては、図6中の矢印で示すように、戻りパイプ102および連通孔102hからボディ部101内に戻った冷却水は、ボディ部101内に形成されたUターン状の流路R1に沿って、連通孔104hおよび送出パイプ104に向かって流れることとなる。
戻りパイプ102および連通孔102hからボディ部101内に戻る冷却水には、多くのエアが含まれていると考えられるが、連通孔102hからボディ部101に戻る冷却水に含まれるエアの多くは、Uターン領域110Uに達する領域において上方に浮き上がってくることとなる。また、Uターン領域110Uに面する仕切り壁の端部110tとUターン領域110Uの一部とが注入口105hにおいて露出していることから、上方に浮き上がってきたエアは、この注入口105hからさらに上方に抜け出て、タンクの外部に放出されることとなる。その後、エア抜きされた冷媒は、送出ポート側に向かって流れ、冷却水循環経路を循環することとなる。
その結果、本実施の形態における冷媒注入口付き配管100によれば、冷却水循環経路内に発生したエアを効率良く外部に排除することが可能であり、冷却水循環経路の小型化、冷媒注入口付き配管の小型化、これらにともなう冷却水循環経路の複雑化等の場合であっても、冷却水循環経路内へのエア混入を防止することが可能となる。
なお、流路R1の上面には、注入口105に向うにしたがって、上方に向かって傾斜する傾斜面101dが設けられていることから、より積極的に上方に浮き上がってきたエアを、注入口105に導くことが可能であるが、冷媒システムの構成上、エアの発生量が少ないような場合には、傾斜面101dを設けなくても、十分注入口105からエアを排出することが可能である。
また、連通孔102hを側壁101bにおいて中間位置よりも略下方側に開口し、さらに、戻りパイプ102が水平面に対して下方に傾斜するように側壁101bに取り付けることで、パイプ101内に戻る冷却水を、パイプ101内に蓄えられている冷却水の中に戻すことにより、冷却水の衝突に基づくエアの発生を抑制するようにしているが、エアの発生量が問題にならないような場合には、側壁101bに対する連通孔102hおよび戻りパイプ102の取り付け形態は、特に限定されるものではない。
また、Uターン領域110Uにおける冷却水の流れを良好にし、側壁101cとの衝突におけるエアの発生を回避するために、側壁101cの内面壁を半球面形状としたが、流路R1を流れる冷媒の流速が比較的遅く、側壁101cとの衝突におけるエアの発生が問題にならない場合には、側壁101cの内面壁は、平坦でも構わない。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2における冷媒注入口付き配管100Aについて、図7を参照して説明する。なお、図7は、本実施の形態における冷媒注入口付き配管100Aの構造を示した、図2中VI−VI線矢視に対応する断面図である。
上記実施の形態1における冷媒注入口付き配管10においては、ボディ部101の内部の流路R1において、1つのUターン領域110Uを形成するように仕切り壁110が設けられていたが、本実施の形態における冷媒注入口付き配管100Aのボディ部101の内部の流路R2においては、2つのUターン領域210U,211Uを形成するように仕切り壁210a,210bが設けられている。
具体的には、側壁101cに連結され、側壁101b側に延びるように設けられる仕切り壁210aと、側壁101bに連結され、側壁101c側に延びるように設けられる仕切り壁210bとが交互に配置され、冷却水の流れ方向を約180度転換する2つのUターン領域210U,211Uを有する流路R2が規定され、流路R2の一端側に冷却水送出ポート204が配置され、流路R2の他端側に冷却水戻りポート202が配置される。したがって、上記実施の形態1においては、冷却水戻りポート202および冷却水送出ポート204は、ボディ部101の同一端面側に配置されていたが、本実施の形態においては、冷却水戻りポート202および冷却水送出ポート204は、ボディ部101の対向する端面側にそれぞれ配置されることとなる。
また、胴体部101aの側壁101c側の上面には、ボディ部101内に冷却水を注入するための注入口105hが設けられるが、本実施の形態においては、Uターン領域210U,211Uに面する仕切り壁210a,210bのそれぞれの端部210tと、通路R2のUターン領域210U,211Uの一部とを露出する位置2箇所に設けることが可能である。また、仕切り壁210a,210bのそれぞれの端部210tが対向する側壁101b,101cの内面壁は、凹面形状210rに形成され、本実施の形態においても、半球面形状に形成されている。その他の形態においては、上記実施の形態1の場合と同様の構成の採用が可能である。
上記構成からなる冷媒注入口付き配管100Aによっても、上記冷媒注入口付き配管100と同様の作用効果が得られるとともに、本実施の形態における冷媒注入口付き配管100Aの場合には、流路R2が長く設けられ、エアを外部に抜くための注入口105hを2箇所設けることができるため、より効果的に冷却水からエアを除くことが可能となる。
なお、上記実施の形態1および2に示す、冷媒注入口付き配管100,100Aから明らかなように、本発明の本質は、タンクの流路内に冷媒の流れ方向を約180度転換するUターン領域を設け、この領域からエアを外部放出する点にある。したがって、仕切り壁の数は、本願発明の構成に基づき適宜選択可能なものであり、上記実施の形態に限定されるものではない。
したがって、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に基づいた実施の形態1における冷媒注入口付き配管を採用した、車両のPCU冷却システムの構成を示す図である。 この発明に基づいた実施の形態1における冷媒注入口付き配管の全体斜視図である。 図2中III−III線矢視断面図である。 図2中IV−IV線矢視断面図である。 図2中V−V線矢視断面図である。 図2中VI−VI線矢視断面図である。 この発明に基づいた実施の形態2における冷媒注入口付き配管を示した、図2中VI−VI線矢視に対応する断面図である。
符号の説明
100,100A 冷媒注入口付き配管、101 ボディ部、101a 胴体部、101b,101c 側壁、101d 傾斜面、101r 凹面形状、102 戻りパイプ、102h,104h 連通孔、103 枝パイプ、104 送出パイプ、105 注入パイプ、105h 注入口、106 広口パイプ、107 キャップ、110 仕切り壁、110a 段部、110t 端部、110U,210U,211U Uターン領域、200 PCU、202 冷却水戻りポート、204 冷却水送出ポート、210a,210b 仕切り壁、210r 凹面形状、210t 端部、300 ラジエター、302 アッパータンク、304 アッパータンクパイプ、312 ロアタンク、314 ロアタンクパイプ、400 電動ウォータポンプ、401 モータ、500、501、502、503 パイプ、R1,R2 流路。

Claims (5)

  1. 冷却対象装置を冷却するための冷媒を循環させる冷却水循環経路に組込まれる冷媒注入口付き配管であって、
    前記冷媒を蓄えるための容積部と、
    前記容積部に設けられ、前記容積部内の冷媒を前記冷却水循環経路に送出する送出ポートと、
    前記容積部に設けられ、前記冷却水循環経路を循環した前記冷媒を前記容積部内に戻す戻りポートと、
    前記容積部内において、前記冷媒の流れ方向を約180度転換するUターン領域を有する流路を規定し、前記流路の一端側に前記送出ポートが配置され、前記流路の他端側に前記戻りポートが配置されるように、前記流路を仕切る仕切り壁と、
    前記Uターン領域に面する前記仕切り壁の端部と、前記Uターン領域の一部とを露出し、前記容積部内に冷媒を注入するための注入口と、
    を備える、冷媒注入口付き配管。
  2. 前記仕切り壁の端部が対向する前記容積部の内面壁は、凹面形状に形成されている、請求項1に記載の冷媒注入口付き配管。
  3. 前記流路の上面には、前記注入口に向うにしたがって、上方に向かって傾斜する傾斜面が設けられている、請求項1または2に記載の冷媒注入口付き配管。
  4. 前記戻りポートの前記容積部への取り付けは、水平面に対して下方に傾斜するように取り付けられる、請求項1から3のいずれかに記載の冷媒注入口付き配管。
  5. 前記容積部は略円筒形状を有し、
    前記容積部の一端側に、前記送出ポートと前記戻りポートとが設けられ、
    前記容積部内に設けられる前記仕切り壁は、その一端は、前記容積部の一端側において、前記送出ポートと前記戻りポートとを仕切るように前記容積部の内壁に連結され、その他端は、前記容積部の他方端側において前記Uターン領域を形成するよう前記端部を規定する、請求項1から4のいずれかに記載の冷媒注入口付き配管。
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