JP2008006151A - トイレットペーパホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】横方向に連設したホルダであって一方のペーパのみを使用可能とできるトイレットペーパホルダを提供する。
【解決手段】ロール状に形成された第1のトイレットペーパ10と第2のトイレットペーパ11とを横方向に連設保持し、第1のトイレットペーパの外周を覆い円周方向の一部に第1の開口部2aを有した第1のカバー体2と、第2のトイレットペーパの外周を覆い円周方向の一部に第2の開口部3aを有した第2のカバー体3とを備え、第1のカバー体と第2のカバー体とは芯棒部4を中心に連動して回動自在とされると共に、この回動により第1の開口部を前面側に配置すると第2の開口部は後面側に配置され、第2の開口部を前面側に配置すると第1の開口部は後面側に配置されるように連設される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロール状に巻き取られたトイレットペーパを保持するトイレットペーパホルダに関し、特に使用に供するトイレットペーパと予備のトイレットペーパとを左右に配置したトイレットペーパホルダに関する。
従来、ロール状に巻き取られたトイレットペーパを保持するトイレットペーパホルダとしては、使用に供する1つのペーパを保持するものや、使用に供するペーパと予備のペーパを保持するものが用いられている。このうち、2つのペーパを保持するトイレットペーパホルダは、ペーパを上下または左右に配置して、一方のペーパを使い終わったら、予備のペーパを引き出して使用する。このように予備のペーパを備えておけば、取替の回数を減らすことができて、メンテナンスのコストを抑えることができる。このように2つのペーパを保持するホルダのうち、ペーパを左右に配置するものとしては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開平10−127525号公報
しかし、従来のホルダを連設するトイレットペーパホルダは、いずれのホルダに保持されたペーパも取り出すことのできる状態であるために、使用者は一方のペーパが使い切られていない状態でも他方のペーパを使う場合があって、ペーパの使用状態がまちまちになることがあった。この場合、ペーパの取替えを行う時期の見極めが難しく、メンテナンス作業を困難なものとしていた。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、横方向に連設したホルダであって一方のペーパのみを使用可能とできるトイレットペーパホルダを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るトイレットペーパホルダは、ロール状に形成された第1のトイレットペーパと第2のトイレットペーパとを横方向に連設保持するトイレットペーパホルダにおいて、
前記第1のトイレットペーパの外周を覆い円周方向の一部に第1の開口部を有した第1のカバー体と、前記第2のトイレットペーパの外周を覆い円周方向の一部に第2の開口部を有した第2のカバー体とを備え、
前記第1のカバー体と第2のカバー体とは前記第1のトイレットペーパと第2のトイレットペーパとを保持する芯棒部を中心に連動して回動自在とされると共に、該回動により前記第1の開口部を前面側に配置すると前記第2の開口部は後面側に配置され、前記第2の開口部を前面側に配置すると前記第1の開口部は後面側に配置されるように連設されることを特徴として構成されている。
また、本発明に係るトイレットペーパホルダは、前記第1のカバー体と第2のカバー体との間には前記芯棒部を保持する中間板が配設され、前記第1のカバー体は前記第1のトイレットペーパの側面によって押圧されるロック部を備え、該ロック部は前記第1の開口部が前面側にある場合に前記第1のトイレットペーパの側面によって押圧されることで前記中間板に対して係合し、前記第1のカバー体及び第2のカバー体の回動をロックすることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係るトイレットペーパホルダは、前記第2のカバー体は前記第2のトイレットペーパの側面によって押圧される第2のロック部を備え、該第2のロック部は前記第2の開口部が前面側にある場合に前記第2のトイレットペーパの側面によって押圧されることで前記中間板に対して係合し、前記第1のカバー体及び第2のカバー体の回動をロックすることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係るトイレットペーパホルダは、前記第1のカバー体は前記第1のトイレットペーパの側面及び前記中間板と対向する側面板を有し、該側面板は貫通孔を有すると共に、該貫通孔には前記ロック部が内側に向かって付勢された状態で納められ、前記中間板は前記ロック部が係脱自在な係合部を有してなることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係るトイレットペーパホルダは、前記第1のカバー体及び第2のカバー体はそれぞれ前記芯棒部の端部に係脱自在で前記第1のトイレットペーパまたは第2のトイレットペーパの側面に当接する可動側面部を有し、該可動側面部は前記第1のトイレットペーパまたは第2のトイレットペーパの側面に対して弾接することを特徴として構成されている。
また、本発明に係るトイレットペーパホルダは、前記第1のカバー体及び第2のカバー体の上部は透明板で覆われていることを特徴として構成されている。
本発明に係るトイレットペーパホルダによれば、第1のトイレットペーパの外周を覆い円周方向の一部に第1の開口部を有した第1のカバー体と、第2のトイレットペーパの外周を覆い円周方向の一部に第2の開口部を有した第2のカバー体とを備え、第1のカバー体と第2のカバー体とは第1のトイレットペーパと第2のトイレットペーパとを保持する芯棒部を中心に連動して回動自在とされると共に、この回動により第1の開口部を前面側に配置すると第2の開口部は後面側に配置され、第2の開口部を前面側に配置すると第1の開口部は後面側に配置されるように連設されることにより、第1のトイレットペーパが使用可能な状態では第2のカバー体の開口部は後面側にあって第2のトイレットペーパを引き出せず、また第2のトイレットペーパが使用可能な状態では第1のカバー体の開口部は後面側にあって第1のトイレットペーパを引き出せないようにすることができるので、いずれか一方のトイレットペーパのみを引き出せるホルダとすることができ、両方のトイレットペーパが並行的に使用されることを防ぐことができるので、ペーパの取替時期の判別が容易であり、メンテナンス作業を容易にすることができる。
また、本発明に係るトイレットペーパホルダによれば、第1のカバー体は第1のトイレットペーパの側面によって押圧されるロック部を備え、ロック部は第1の開口部が前面側にある場合に第1のトイレットペーパの側面によって押圧されることで中間板に対して係合し、第1のカバー体及び第2のカバー体の回動をロックすることにより、第1のトイレットペーパが使い終わらなければ第1のカバー体及び第2のカバー体を回動させることができないので、第1のトイレットペーパの使用時により確実に第2のトイレットペーパの使用を防止することができる。
さらに、本発明に係るトイレットペーパホルダによれば、第2のカバー体は第2のトイレットペーパの側面によって押圧される第2のロック部を備え、第2のロック部は第2の開口部が前面側にある場合に第2のトイレットペーパの側面によって押圧されることで中間板に対して係合し、第1のカバー体及び第2のカバー体の回動をロックすることにより、第2のトイレットペーパが使い終わらなければ第1のカバー体及び第2のカバー体を回動させることができないので、第2のトイレットペーパの使用時により確実に第1のトイレットペーパの使用を防止することができる。
さらにまた、本発明に係るトイレットペーパホルダによれば、第1のカバー体は第1のトイレットペーパの側面及び中間板と対向する側面板を有し、側面板は貫通孔を有すると共に、貫通孔にはロック部が内側に向かって付勢された状態で納められ、中間板はロック部が係脱自在な凹部を有してなることにより、簡易な構成で第1のカバー体及び第2のカバー体の回動をロックするロック機構を実現することができる。
そして、本発明に係るトイレットペーパホルダによれば、第1のカバー体及び第2のカバー体はそれぞれ芯棒部の端部に係脱自在で第1のトイレットペーパまたは第2のトイレットペーパの側面に当接する可動側面部を有し、可動側面部は第1のトイレットペーパまたは第2のトイレットペーパの側面に対して弾接することにより、ペーパの回転に適切な抵抗を与えることができ、ペーパの過回転を防ぐことができると共に、ペーパの切断もし易くすることができる。
また、本発明に係るトイレットペーパホルダによれば、第1のカバー体及び第2のカバー体の上部は透明板で覆われていることにより、前面がカバー体に覆われている側のペーパについても、残量を容易に確認することができ、メンテナンス作業を容易にすることができる。
本発明の実施の形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1には本実施形態におけるトイレットペーパホルダの斜視図を示している。この図に示すように、本実施形態におけるトイレットペーパホルダは、それぞれロール状に形成された第1のトイレットペーパ10と第2のトイレットペーパ11を横方向に連設保持するものであって、壁面に対する固定部となる保持板1と、第1のトイレットペーパ10及び第2のトイレットペーパ11を回転自在に保持する芯棒部4と、第1のトイレットペーパ10を覆う第1のカバー体2及び第2のトイレットペーパ11を覆う第2のカバー体3とを有してなるものである。また、第1のトイレットペーパ10と第2のトイレットペーパ11は、外方側端部をそれぞれ保持板1に対し開放自在に取付けられる可動側面部6によって保持される。
保持板1には中央部に中間板5が設けられており、中間板5は第1のトイレットペーパ10の側面と第2のトイレットペーパ11の側面にそれぞれ対向する中間位置に配置される。中間板5には貫通孔5aが形成されており、ここに芯棒部4が保持される。なお、後述するように中間板5には第1のカバー体2及び第2のカバー体3の回動をロックするための係合孔部5bが形成されるが、図1では省略している。
第1のカバー体2は、第1のトイレットペーパ10の周面を覆う略円筒状に形成されると共に、円周方向の一部が切り欠かれて開口部2aを形成している。開口部2aの開口端のうち一方には、ペーパを切断できるように凹凸が繰り返される形状を有した紙切り端部2bが形成されている。
また、第1のカバー体2の両端面のうち中央側、すなわち中間板5と対向する面には第1の側面板12が設けられている。第1の側面板12には貫通孔12aが形成されており、芯棒部4はこれを貫通すると共に固定されている。すなわち、第1のカバー体2は芯棒部4と共に中間板5に対して回動自在とされる。
第2のカバー体3は、第1のカバー体2と同様に第2のトイレットペーパ11の周面を覆う略円筒状に形成されると共に、円周方向の一部が切り欠かれて開口部3aを形成している。また、開口部3aの開口端のうち一方には紙切り端部3bも形成されている。
第2のカバー体3にも、その両端面のうち中央側には第2の側面板13が設けられている。第2の側面板13には貫通孔13aが形成されており、芯棒部4はこれを貫通すると共に固定されている。すなわち、第2のカバー体3は芯棒部4と共に中間板5に対して回動自在であり、かつ第1のカバー体2と連動して周方向に回動することができる。
図1に示すように第1のカバー体2の開口部2aを前面側に配置した場合、第2のカバー体3の開口部3aは後面側に配置される。したがって、図1の状態では第1のトイレットペーパ10のみを引き出すことができ、第2のトイレットペーパ11は引き出すことができない。第1のカバー体2と第2のカバー体3を中間板5に対し連動して周方向に回動させると、第1のカバー体2の開口部2aは後面側に移動し、それに伴って第2のカバー体3の開口部3aは前面側に移動する。つまり、第2のカバー体3の開口部3aを前面側に配置した場合、第1のカバー体2の開口部2aは後面側に配置される。
図2には、第1のカバー体2及び第2のカバー体3を周方向に連動して回動させた状態のトイレットペーパホルダの斜視図を示している。第1のカバー体2及び第2のカバー体3には、後述するように第1のトイレットペーパ10を使い切らなければ図1の状態から回動させることができないようにロック部20が設けられている。このため図2では第1のトイレットペーパ10は使い切られた状態となっている。そして、この図に示すように、第1のカバー体2の開口部2aは後面側に配置され、一方で第2のカバー体3の開口部3aは前面側に配置され、これによって第2のトイレットペーパ11を取り出すことができるようになる。
このように、第1のカバー体2と第2のカバー体3は連動した回動に伴って、いずれか一方の開口部のみが前面側に来るよう、開口部の配置を互い違いとしており、したがって第1のトイレットペーパ10と第2のトイレットペーパ11は、いずれか一方のみが前面側に露出して引き出すことができるように構成されている。これによって、第1のトイレットペーパ10を使い切らないうちに第2のトイレットペーパ11が引き出されることを防止することができ、ペーパ交換の時期を容易に判定することができる。
また図1及び図2に示すように、第1のカバー体2と第2のカバー体3の上部から保持板1にかけて、これらの外周面を覆うように透明板7が設けられる。透明板7はポリカーボネートにより形成されるが、アクリルやガラスなど透明なものであれば他の材料を用いてもよい。透明板7の前端は、開口部2a、3aが後面側に配置される第1のカバー体2または第2のカバー体3の開口端部よりも前面側となるように形成される。これによって、後面側に配置された開口部2a、3aを露出させないようにすることができる。このように透明板7を設けたことにより、後面側に配置された開口部2a、3aを介して第1のカバー体2または第2のカバー体3の内部を上方から見ることができ、メンテナンスの際にペーパの有無を容易に確認することができる。
次に、第1のカバー体2及び第2のカバー体3の回動をロックするロック機構について説明する。第1のカバー体2及び第2のカバー体3のロック機構は、中間板5と第1の側面板12及び第2の側面板13に取付けられるロック部20によって構成される。図3には中間板5の正面図を、図4には第1の側面板12の正面図を、図5には第1の側面板12に取付けられるロック部20の正面図及び側面図を、それぞれ示している。
図3に示すように、中間板5の貫通孔5aの上方には、円弧状に切り欠かれた係合孔部5bが形成されている。係合孔部5bは中間板5を貫通するように形成されている。ただしこれに限らず、中間板5の両面に同形状で凹状に形成するようにしてもよい。この係合孔部5bにロック部20が係合することにより、第1のカバー体2及び第2のカバー体3の回動をロックする。
図4に示すように、第1の側面板12の貫通孔12aの上方には、ロック部20の形状に切り欠かれたロック部取付孔12bが貫通状に形成されている。また、ロック部取付孔12bの上端部にはロック部20の上端部を固定する固定部12cが形成されている。ロック部20はロック部取付孔12bに対し上端部を支点として取付けられ、第1の側面板12の厚み方向に揺動自在とされる。ここでは第1の側面板12について示しているが、第2の側面板13も同様に形成される。そして、ロック部取付孔とカバー体の開口部との関係は、第1のカバー体2と第2のカバー体3で同じ配置となるようにされる。したがって、第1の側面板12と第2の側面板13がそれぞれ第1のカバー体2と第2のカバー体3に取付けられると、各ロック部20は円周方向に異なる位置に取付けられることになる。
図5(a)にはロック部20の正面図を、図5(b)にはロック部20の側面図を、それぞれ示している。図5(a)に示すように、ロック部20は幅細の小片状に形成され、下端部には中間板5の係合孔部5bと略同形状で係脱自在な係合部23を有している。また図5(b)に示すように、ロック部20の上端部には、第1の側面板12のロック部取付孔12bに対する取付部21が形成され、そこから斜め下方に向かって延びる揺動部22が形成され、さらにその下端部に係合部23が形成されている。
ロック部20は樹脂材によって形成されており、弾性を有している。ただし、ロック部20は樹脂材により形成するものには限られず、弾性を有する他の材料を用いてもよいし、弾性部材を介してロック部20を第1の側面板12及び第2の側面板13に取付けるように構成してもよい。取付部21が第1の側面板12に取付けられると、揺動部22は第1のカバー体2の内方、すなわち第1のカバー体2内に取付けられる第1のトイレットペーパ10の側面側に突出するように配置される。そして、第1のトイレットペーパ10の側面によって係合部23は中間板5の側に押圧され、中間板5の係合孔部5bに係合する。
図6には、第1のトイレットペーパ10によってロック部20が第1のカバー体2及び第2のカバー体3の回動をロックした状態を示した概要断面図を示している。この図には第1のカバー体2と第2のカバー体3、芯棒部4とそれに保持された第1のトイレットペーパ10及び第2のトイレットペーパ11、第1の側面板12及び第2の側面板13とそれらに取付けられたロック部20、及び中間板5とを示している。また、第1のカバー体2の開口部2aは前面側に、第2のカバー体3の開口部3aは後面側に、それぞれ配置された状態である。
図6の状態において第1の側面板12は、ロック部20が上部にあって、第1のトイレットペーパ10の側面に押圧されるロック部20の係合部23が、中間板5の係合孔部5bと係合する位置に配置されている。このようにロック部20の係合部23が中間板5の係合孔部5bと係合していることにより、第1のカバー体2及びそれと連動する第2のカバー体3の回動をロックしている。この際、第2の側面板13においてはロック部20が下部にあって、係合部23は中間板5に当接した状態となっている。すなわち、第2の側面板13のロック部20はロックの機能を果たしておらず、第1の側面板12のロック部20のみでロックしている。
図7には第1のトイレットペーパ10が使い切られてロック部20が解除された状態を示した概要断面図を示している。この図に示すように、図6の状態から第1のトイレットペーパ10を使用してそれを使い切ると、ロック部20を押圧していた側面が消滅するため、ロック部20は元の形状に戻って、係合部23による中間板5の係合孔部5bに対する係合状態が解除される。これによってロックは解除され、第1のカバー体2及び第2のカバー体3は芯棒部4を中心に回動することができるようになる。このように、第1のトイレットペーパ10を使い切ることでロックが解除されるようにしたので、第1のトイレットペーパ10を使い切らないうちに第1のカバー体2及び第2のカバー体3が回動されて、第2のトイレットペーパ11が使われてしまうことを防ぐことができる。
図8には第2のトイレットペーパ11によってロック部20が第1のカバー体2及び第2のカバー体3の回動をロックした状態を示した概要断面図を示している。第1のトイレットペーパ10を使い終わった後で第1のカバー体2及び第2のカバー体3を回動させ、第1のカバー体2の開口部2aを後面側に移動させると共に第2のカバー体3の開口部3aを前面側に移動させると、第2の側面板13のロック部20はそれに伴って上方に移動し、係合部23が中間板5の係合孔部5bに係合する。これによって第2のカバー体3及びそれと連動する第1のカバー体2は、回動をロックされる。なお、第1の側面板12に取付けられたロック部20は、第1のカバー体2の回動に伴って下部に位置する。
第2のトイレットペーパ11は、それが使い切られるまでは側面でロック部20を中間板5側に押圧するので、第2のカバー体3及び第1のカバー体2の回動はロックされた状態となる。第2のトイレットペーパ11が使い切られると、ロック部20の係合部23による中間板5の係合孔部5bに対する係合状態は解除されて、第1のカバー体2及び第2のカバー体3を回動させることができるようになる。
次に、可動側面部6について説明する。図9には可動側面部6を開放状態とした場合のトイレットペーパホルダの斜視図を示している。この図に示すように、可動側面部6は保持板1側にヒンジ部30を備え、このヒンジ部30を中心に回動して第1のトイレットペーパ10または第2のトイレットペーパ11の側面を保持した閉状態から図9に示す開状態まで動作する。
可動側面部6の先端側には、芯棒部4の端面から挿入され係合する挿入部31が形成されている。また、挿入部31の周囲部にはこれを囲むリング状に形成された弾性押圧部32が形成されている。弾性押圧部32は可動側面部6の厚み方向に伸縮自在に形成されると共に、内部にバネを有しており、これが第1のトイレットペーパ10または第2のトイレットペーパ11の側面を押圧して、これらの回動時においてそれに対抗する抵抗力を発生する。図9では第2のカバー体3側に設けられる可動側面部6について示しているが、第1のカバー体2側に設けられる可動側面部6も同様の構造からなっている。
図10にはトイレットペーパを取付けていない状態の可動側面部6の正面図を示している。この図に示すように、可動側面部6の挿入部31は芯棒部4の端面から挿入されて係合状態となっている。また、弾性押圧部32は可動側面部6の厚み方向に伸張した状態となっている。
図11にはトイレットペーパを取付けた状態の可動側面部6の正面図を示している。この図に示すように、第2のトイレットペーパ11が芯棒部4に取付けられると、可動側面部6の弾性押圧部32は、第2のトイレットペーパ11の側面によって厚み方向に押圧され、収縮した状態となる。前述のように弾性押圧部32の内部にはバネが設けられており、この状態においては押圧する第2のトイレットペーパ11の側面に対して対抗する付勢力が発生する。これによって第2のトイレットペーパ11は側面から押圧され、反対側の側面が当接する中間板5との間で挟持された状態となる。
これによって、第2のトイレットペーパ11を芯棒部4を中心に回転させた場合に、その回転に対するブレーキとすることができるので、第2のトイレットペーパ11が回りすぎることを防止することができ、外部に取り出すペーパの量を適切に調整することができる。また、第2のトイレットペーパ11が停止した状態で、わずかな力では回転しないようにすることができるので、ペーパの切断をし易くすることができる。図10及び図11には第2のトイレットペーパ11が取付けられる側の可動側面部6について示しているが、第1のトイレットペーパ10が取付けられる側の可動側面部6についても同様の構成からなると共に、同様の機能を有している。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態に限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、本実施形態では第1のトイレットペーパ10と第2のトイレットペーパ11を横方向に連設するものについて示したが、これらが縦方向となるように第1のカバー体2と第2のカバー体3とを縦方向に連設するようにしてもよい。この場合には第1のカバー体2及び第2のカバー体3には、各ペーパの自重を側面で支えることができるように側面板を設ける必要がある。
本実施形態におけるトイレットペーパホルダの斜視図である。 第2のカバー体の開口部が前面側に来るように回動させた場合のトイレットペーパホルダの斜視図である。 中間板の正面図である。 第1の側面板の正面図である。 ロック部の正面図及び側面図である。 第1のトイレットペーパによってロック部がカバー体の回動をロックした状態を示した概要断面図である。 第1のトイレットペーパが使い切られてロック部が解除された状態を示した概要断面図である。 第2のトイレットペーパによってロック部がカバー体の回動をロックした状態を示した概要断面図である。 可動側面部を開放状態とした場合のトイレットペーパホルダの斜視図である。 トイレットペーパを取付けていない状態の可動側面部の正面図である。 トイレットペーパを取付けた状態の可動側面部の正面図である。
符号の説明
1 保持板
2 第1のカバー体
2a 開口部
3 第2のカバー体
3a 開口部
4 芯棒部
5 中間板
5b 係合孔部
6 可動側面部
7 透明板
10 第1のトイレットペーパ
11 第2のトイレットペーパ
12 第1の側面板
13 第2の側面板
20 ロック部
23 係合部
30 ヒンジ部
31 挿入部
32 弾性押圧部

Claims (6)

  1. ロール状に形成された第1のトイレットペーパと第2のトイレットペーパとを横方向に連設保持するトイレットペーパホルダにおいて、
    前記第1のトイレットペーパの外周を覆い円周方向の一部に第1の開口部を有した第1のカバー体と、前記第2のトイレットペーパの外周を覆い円周方向の一部に第2の開口部を有した第2のカバー体とを備え、
    前記第1のカバー体と第2のカバー体とは前記第1のトイレットペーパと第2のトイレットペーパとを保持する芯棒部を中心に連動して回動自在とされると共に、該回動により前記第1の開口部を前面側に配置すると前記第2の開口部は後面側に配置され、前記第2の開口部を前面側に配置すると前記第1の開口部は後面側に配置されるように連設されることを特徴とするトイレットペーパホルダ。
  2. 前記第1のカバー体と第2のカバー体との間には前記芯棒部を保持する中間板が配設され、前記第1のカバー体は前記第1のトイレットペーパの側面によって押圧されるロック部を備え、該ロック部は前記第1の開口部が前面側にある場合に前記第1のトイレットペーパの側面によって押圧されることで前記中間板に対して係合し、前記第1のカバー体及び第2のカバー体の回動をロックすることを特徴とする請求項1記載のトイレットペーパホルダ。
  3. 前記第2のカバー体は前記第2のトイレットペーパの側面によって押圧される第2のロック部を備え、該第2のロック部は前記第2の開口部が前面側にある場合に前記第2のトイレットペーパの側面によって押圧されることで前記中間板に対して係合し、前記第1のカバー体及び第2のカバー体の回動をロックすることを特徴とする請求項2記載のトイレットペーパホルダ。
  4. 前記第1のカバー体は前記第1のトイレットペーパの側面及び前記中間板と対向する側面板を有し、該側面板は貫通孔を有すると共に、該貫通孔には前記ロック部が内側に向かって付勢された状態で納められ、前記中間板は前記ロック部が係脱自在な係合部を有してなることを特徴とする請求項2または3記載のトイレットペーパホルダ。
  5. 前記第1のカバー体及び第2のカバー体はそれぞれ前記芯棒部の端部に係脱自在で前記第1のトイレットペーパまたは第2のトイレットペーパの側面に当接する可動側面部を有し、該可動側面部は前記第1のトイレットペーパまたは第2のトイレットペーパの側面に対して弾接することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のトイレットペーパホルダ。
  6. 前記第1のカバー体及び第2のカバー体の上部は透明板で覆われていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のトイレットペーパホルダ。
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