JP2008005398A - 暗号化処理を行う記録再生装置及び制御方法 - Google Patents

暗号化処理を行う記録再生装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1つの番組あるいはタイトルであっても、ユーザの設定により途中で暗号化鍵情報を変更し、暗号化鍵単位で移動できる保護方式の中であっても、1つの番組或いはタイトルを分割して移動ができるようにする。
【解決手段】記録するコンテンツを暗号化鍵単位で暗号化する暗号化部と、暗号化された暗号化コンテンツを第1の記録媒体へ記録し、また記録した前記暗号化コンテンツを読み出す第1のディスクドライバと、前記第1のディスクドライバ内に設けられ、移動命令により、暗号化鍵単位の暗号化コンテンツが読み出されたときは、前記第1の記録媒体から移動した暗号化鍵単位の暗号化コンテンツを削除する削除処理部と、前記第1のディスクドライバにて連続記録中に、前記暗号化部で使用される暗号化鍵を、任意の設定単位で変更する鍵変更処理部を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、暗号化処理を行う記録再生装置及び制御方法に関するもので、特にコンテンツ保護機能として移動機能を持つ記録再生装置において有効である。
記録媒体に記録される、また記録媒体から再生されるコンテンツが、多数複製されないように、コンテンツの移動のみを許したコンテンツ保護規格がある。例えば、アドバンスド・アクセス・コンテンツ・システム(AACS)と呼ばれる規格である。この規格では、記録媒体に1回で記録した暗号化コンテンツを、コンテンツの再暗号化なしで、他の記録媒体に移動することを規定している。ここで記録再生装置においては、1回目の記録で1つのタイトルが記録されるとき、1つの暗号化鍵が用いられ、2回目の記録で第2のタイトルが記録されるときに、他の異なる暗号化鍵が用いられる。このように、記録が行なわれるたびに、異なる暗号化鍵が用いられる。言い換えると、1度の連続記録で、1つの暗号化鍵が用いられる。
特開2004−229114公報
上記した従来の暗号化方式及び記録方式であると、例えば1度の連続記録において、チャプター1、チャプター2の映画が記録されることがある。また1度の連続記録において、音楽番組の記録が行なわれ、この番組では、1曲目、2曲目、3曲目、4曲目のコンテンツが含まれることがある。
今、記録媒体Aに、暗号化鍵K1で暗号化された1曲目から4曲目のコンテンツが記録されているとする。そして、例えば記録媒体Aから記録媒体Bに,1曲目と2曲目のコンテンツを移動させたとする。すると、上記従来の装置及び方法では、記録媒体Aに、暗号化鍵K1で記録されている1曲目、2曲目、3曲目、4曲目のコンテンツのすべてを削除する処理が行われる。
しかしユーザによっては、1曲目と2曲目のコンテンツだけを記録媒体Bに移動させて、3曲目と4曲目のコンテンツは、記録媒体Aに残しておきたいと言う要望がある。しかし、上記したコンテンツ保護方式であると、この要望が満たされず、記録媒体Aのドライバでは、1曲から4曲目のコンテンツ全体が削除処理されてしまう。
そこでこの発明の一実施の形態では、連続して録画される1つの番組あるいはタイトルであっても、ユーザの設定により途中で暗号化鍵情報を変更することができ、暗号化鍵単位で移動できる保護方式の中であっても、1つの番組或いはタイトルを分割して移動することができる暗号化処理を行う記録再生装置及び制御方法を提供することを目的とする。
この実施の形態によると、記録するコンテンツを暗号化鍵単位で暗号化する暗号化部と、暗号化された暗号化コンテンツを第1の記録媒体へ記録し、また記録した前記暗号化コンテンツを読み出す第1のディスクドライバと、前記第1のディスクドライバ内に設けられ、移動命令により、暗号化鍵単位の暗号化コンテンツが読み出されたときは、前記第1の記録媒体から移動した暗号化鍵単位の暗号化コンテンツを削除する削除処理部と、前記第1のディスクドライバにて連続記録中に、前記暗号化部で使用される暗号化鍵を、任意の設定単位で変更する鍵変更処理部とを有する。
上記の手段により、1つの番組或いはタイトルを分割して、記録媒体Aから記録媒体Bへ移動することができ、装置の使い勝手を向上することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について説明する。まず図1にはこの発明が適用された情報記録再生装置の全体的なブロック構成を示している。図1では、記録媒体としてDVDなどの光ディスクとハードディスクの双方を取り扱うことができる装置として示しているが、ハードディスクあるいはDVDなどの光ディスクは例えば半導体メモリによる記録媒体などに置換されてもよい。
この装置は、例えば衛星放送用チューナ11、地上波デジタル放送用チューナ12、地上アナログ放送用チューナ13、などを搭載し、各種の放送信号を受信することができる。また外部入力部14、記録再生装置15からの入力部も備える。選択及び復号処理部21は、チューナ及び外部入力部14などからの信号を選択し、録画用信号としてエンコーダ21に導入することができる。
エンコーダ21は、バッファメモリ22を利用して、録画用信号を所定のフォーマットに変換し、暗号化復号化処理部41に送る。この変換された信号をここではコンテンツと称することにする。所定のフォーマットとは、例えばデジタルバーサタイルディスク(DVD)規格に基づいたフォーマットである。DVD Videoフォーマットや、DVD-レコーディング規格で規定されたフォーマット(DVD VRフォーマット、DVD Rフォーマット、DVD RWフォーマットがある)、さらにレコーディング用ハイデンティシー又はハイディフィニションDVD(HD DVD)規格などがある。
暗号化復号処理部41では、コンテンツに対して暗号化が必要な場合に、暗号化鍵を用いて暗号化を施す。暗号化が施されたコンテンツを暗号化コンテンツと称する。なおトランスポートストリームから抽出したパケットエレメンタリーストリームがエンコーダ21から、直接、暗号化復号化部41に供給される場合もある。
暗号化復号化部41から出力される暗号化コンテンツは、記録再生処理部42に入力され、エラー訂正コードの付加、RLL変調処理などが施され、ハードディスクドライバ44若しくは光ディスクドライバ45に入力される。変調信号がいずれのディスクドライバ44,46に入力されるかは、制御部51からのコマンドに応じて切り替えらえる。なお、ディスクドライバ44、46は、それぞれハードディスク45、光ディスク47に対する回転制御系、レーザ駆動系、光学系などを有する。
今、記録媒体としてハードディスク45が指定されているものとすると、変調信号はハードディスクドライバ44に入力され、ハードディスク45に記録される。逆に、記録媒体として光ディスク47が指定されているものとすると、変調信号は光ディスクドライバ46に入力され、光ディスク47に記録される。ハードディスクドライバ44には、後で説明する移動処理部44a,削除処理部44bが含まれる。また光ディスクドライバ46にも移動処理部46a,削除処理部46bが含まれる。
ハードディスクドライバ44により、ハードディスク45から読み出された信号は、記録再生処理部42で復調処理、エラー訂正処理などが施される。復調された信号は、暗号化復号化部41にて復号化処理が行われる。同様に、光ディスクドライバ46により、光ディスク47から読み出された信号は、記録再生処理部42で復調処理、エラー訂正処理などが施される。復調された信号は、暗号化復号化部41にて復号化処理が行われる。
暗号化復号化部41から得られた復号化コンテンツは、デコーダ31にておいて、デコード処理される。ここでは、例えばDVDフォーマットのコンテンツが、パケット分離され、オーディオストリーム、ビデオストリームなどに分離される。
オーディオストリームは、PCM方式の復調処理、或いはMPG方式の復調処理を施され、オーディオセレクタ32を介してデジタルアナログ(D/A)変換器33に入力されアナログ信号に変換される。アナログオーディオ信号はスピーカ34にて音声信号として出力される。
ビデオストリームは、例えばMPEG2方式の復調処理を施され、ビデオミキシング部35に入力される。ビデオミキシング部35の出力は、D/A変換器35で変換されたビデオ信号は、ディスプレイ37に入力される。ビデオミキシング部35では、メイン映像データに対して、制御部51からの文字、図形などの表示データ(オンスクリーンディスプレイデータとも称される)を多重することができる。また、エンコーダ21からの出力信号がベースバンド信号を多重することもできる。
制御部51は、マイクロコンピュータを含み、この記録装置の各ブロックを統括して制御する。制御部52には、動作モードなどを表示する表示部52が接続されている。また操作信号入力部(リモートコントローラを含む)53から、記録、再生、削除、選局、チャンネル選択などの操作信号を入力することができる。
またハードディスク45あるいは光ディスク47に記録されている複数番組のビデオオブジェクトを、一部削除したり、異なる番組のオブジェクトをつなげたり、といった編集処理を行うこともできる。
また制御部51は、ネットワークインターフェース(図示せず)を介して、外部ネットワークに接続することが可能である。これにより、外部のサーバーから電子番組案内情報(DEPG:Dynamic Electronic Program Guide)を取り込むことも可能である。
さらに制御部51は、そのROMに格納された制御プログラムに従い、RAMをワークエリアとして用いて、欠陥場所検出、未記録領域検出、録画情報記録位置設定、UDF記録、AVアドレス設定などを実行する。またマイクロコンピュータブロック30は、装置の各ブロックを統括して制御するために必要な各種の情報処理部を有するもので、ワークRAM、ディレクトリ検出部、VMG(全体のビデオ管理情報)情報作成部、パケットヘッダ処理部、シーケンスヘッダ処理部などを備える。また制御部51は、録画を実行する際の管理情報の制御部と、編集を実行する際の管理情報制御部も備える。
さらに、制御部51は、EPG情報処理部(番組案内情報のテーブルを有する番組案内情報処理部)51a、チューナなどを制御する選局処理制御部51bを有する。また基本的な制御手段として、この制御部51は、記録処理制御部51c、再生処理制御部51dを含む。また表示処理制御部51hを含む。表示処理制御部51hは、ユーザの操作に応じてグラフィックユーザインタフェースとなる画面を出力する。
特にこの装置は、鍵設定部51e,移動処理制御部51f,鍵変更処理制御部51g,表示処理制御部51h,を含む。鍵設定部51eは、コンテンツ保護が必要なコンテンツが取り扱われる場合、暗号化復号化部41に対して、暗号化鍵を設定する部分である。移動処理制御部51fは、操作信号に基づいて、ハードディスク45に記録されている暗号化コンテンツAが、例えば光ディスク47に移動指示されたとき、その移動を実現するためのものである。このときは、ハードディスクドライバ44の移動処理部44aがハードディスク45から読み取られた暗号化コンテンツをそのまま光ディスクドライバ46に転送する。このとき、光ディスクドライバ46は、暗号化コンテンツをそのまま光ディスク47に記録する。暗号化コンテンツが移動される単位は、暗号化鍵単位に対応する。
この装置では、暗号化コンテンツの移動単位をユーザの設定により決めることができる。そのために制御部51には、鍵変更処理制御部51gが設けられている。この鍵変更処理制御部51gは、変更条件設定部51g1を含む。この鍵変更処理制御部51gは、暗号化すべきコンテンツがハードディスク45あるいは光ディスクに記録されるときに、暗号化鍵を変更条件に基づいて自動的に変更する。変更条件は、変更条件設定部51g1に設定されている。
図2はこの発明の装置の動作例を模式的に示している。今、ハードディスク45に音楽番組が録画されているものとする。そしてミュージック1、2曲目が30分、ミュージック3,4曲目が30分放映されるものとする。さらにここで、ユーザが暗号化鍵の変更条件として30分単位を設定しているものとする。
またハードディスク45に対しては、電子番組表の情報を用いる予約録画機能により各タイトルが記録されるものとする。すると、例えばテーブル45Aに示すように、音楽番組のミュージック1、2曲目の録画時において暗号化鍵Aが採用され、ミュージック3、4曲目の録画時において暗号化鍵Bが採用される。ニュース及びドラマが30分番組であれば、ニュース、ドラマの録画時において暗号化鍵C,Dがそれぞれ採用される。なおこれらの番組はコンテンツ保護が必要な番組として説明している。コンテンツ保護が不要な番組の録画時には暗号化鍵は使用されない。
上記のように暗号化鍵が使用された場合、1つの番組の連続録画動作時に複数個(上記例では2個)の暗号化鍵を使用することができる。このことは、暗号化鍵単位で移動を許しているコンテンツ保護規格において、ユーザが設定した時間単位(上記の例では30分単位)で、コンテンツの移動を実施できることを意味する。
この結果、音楽番組のミュージック1,2曲目のみハードディスク45から光ディスク47に移動する処理を行うことができる。図2のテーブル47Aは、ミュージック1,2曲目が移動した様子を示している。このためハードディスク45のミュージック1,2曲目は、削除される。
従来は、1つの番組を連続して記録媒体に記録するとき、途中で暗号化鍵を変更するようなことがなかった。このために、上記の例のように、音楽番組のミュージック1,2曲目のみハードディスク45から光ディスク47に移動すると、ハードディスク45においては、ミュージック1,2,3,4曲目がすべて削除されていた。これはコンテンツ保護規格が移動処理時は、暗号化鍵単位でデータを取り扱うという規格であるからである。
しかし、本実施形態によると、上記のように1つの番組を連続して記録媒体に記録するとき、ユーザの設定に応じて途中で暗号化鍵を変更できるので、コンテンツの部分的な移動を実現することができる。暗号化鍵の変更は、制御部51から暗号化制御コマンドが暗号化制御部41に送られたとき、実行される。
図3は、さらにまたこの発明の装置の動作例を模式的に示している。今、ハードディスク45にテーブル45Bに示すようなタイトルが記録されているものとする。このテーブル45Bには、また各タイトルの時間帯及び暗号化鍵の種類が記述されている。ここで映画(A),映画(B)とは連続した1つの番組で放映されたものであるとする。本装置では、1時間半を鍵変更時間として設定しているものとする。すると、映画(A)が暗号化鍵No.1,映画(B)が暗号化鍵No.2で暗号化されて記録される。
このような場合は、映画(A)と映画(B)は、別々の光ディスク471、472に移動させることができる。即ち、光ディスク471に映画(B)が移動され、光ディスク472に映画(A)が移動された様子を示している。実際の移動処理においては、例えば光ディスク472が光ディスクドライバ45に装填される。次に、ユーが操作部を操作することにより、ハードディスク45に保存されているタイトルメニューが表示される。次にユーザが操作部を介して、移動を希望するタイトル番号(1A)を選択する。次にユーザは、操作部の決定キーを操作する。これにより移動処理が実行される。そして、移動が完了すると、ハードディスク45のタイトル番号1Aの映画は削除処理部により削除される。
次に、光ディスクが入れ替えられ、次に光ディスク471が光ディスクドライバ45に装填される。次に、ユーが操作部を操作することにより、ハードディスク45に保存されているタイトルメニューが表示される。次にユーザが操作部を介して、移動を希望するタイトル番号(今度は1B)を選択する。次にユーザは、操作部の決定キーを操作する。これにより移動処理が実行される。そして、移動が完了すると、ハードディスク45のタイトル番号1Bの映画は削除処理部により削除される。
上記した説明は、移動対象となるタイトルがハードディスク45に保存されている如く説明した。しかし、移動対象となるタイトルが、光ディスクに保存されているような場合もある。このような場合は、光ディスクからハードディスクに所望のタイトルが移動されることになる。
図4には、例えばハードディスク45に対して、コンテンツ保護を必要とする番組が録画されるときの動作例を示している。録画する番組が暗号化を必要とするものであるかどうかを判定する(ステップSA1)。暗号化を必要とする番組であるかどうかは、番組と同時に送られてくる管理情報の中に、コンテンツ保護に関する情報が含まれているので、制御部51がこのことを判断する。暗号化が必要なコンテンツの場合、最初の暗号化用の鍵を設定し(ステップSA2)、記録処理が実行される(ステップSA5)。記録の途中において、暗号化鍵の変更条件が成立したかどうかの判定が行なわれる(ステップSA3)。暗号化鍵の変更条件は、ユーザの設定により決まり、種々の設定例があり後で説明する。暗号化鍵の変更条件が成立したら鍵が変更される(ステップSA4)。記録の途中で記録が終了(録画停止操作、録画予約時間の終了など)したら(ステップSA6)、動作が終了する。
図5では、暗号化鍵の変更条件が、一定時間毎の変更である場合の動作フローを示している。録画がスタートして(ステップSB1)、時間カウンタがスタートする(ステップSB2)。そして録画中にカウンタ値が設定値に等しくなると、暗号化鍵変更条件成立フラグが出力される。これにより実際に暗号化鍵の変更が実行される。
録画が続いていれば(ステップSB5)、カウンタのカウント値がクリアされ(ステップSB6)、再度時間カウンタがスタートされる(ステップSB2)。
上記の処理では、時間経過が監視されている。しかしこれに限らず図6に示すように、録画開始から所定時間経過し(ステップSC1)、次に、オーディオ信号の無音期間があったかどうかを判定し(ステップSC2)、無音期間があったときに、暗号化鍵変更条件成立フラグを出力してもよい(ステップSC3)。また、コマーシャル検出区間に実行されてもよい。
上記の実施の形態では、予め設定した時間毎に暗号化鍵情報が切換えられるとした。しかしこれに限らず、オーディオ信号の切り替わり点の計数値に応じて暗号化鍵情報を変更するようにしてもよい。オーディオ信号の切り替わりとは、たとえばモノラルからステレオの切り替わりで、その間に無音区間がある場合である。このような切り替わり点は、チャプターの切り替わりやコマーシャル期間に対応することが多い。また、このような切り替わり点は、一定時間単位(例えば15分単位或いは30分単位)に到来することが多い。
そこで、図6に示すように、オーディオ信号の無音期間があったとき(ステップSD1)、オーディオ信号切り替わり点と判定し(ステップSD2)、計数が行なわれる。そして計数値が設定した値以上になったときに、暗号化鍵変更条件成立フラグを出力する(ステップSD4)。本発明の実施形態は、上記の実施形態に限定されるものではない。
図8(A)は、電子番組表の情報を用いて、暗号化鍵変更条件成立フラグを得るようにした場合の動作フローの例を示している。録画開始したとき、或いは装置に電源が投入されたときに、電子番組表の放送時間帯の情報から、コンテンツ保護を必要とする録画中番組の放送時間長を計算する(ステップSE1)。次に、放送開始から放送時間長の(1/Y)が経過したどうかを判定する(ステップSE2)。ここでYはユーザが入力した値である。放送時間長の(1/Y)が経過した場合に、暗号化鍵変更条件成立フラグを出力する(ステップSE3)。
例えばコンテンツ保護を必要とする録画中番組の放送時間長が、120分であり、Y=2であるとすると、録画開始から60分経過すると暗号化鍵が変更されることになる。
図8(B)は、電子番組表の情報を用いて、暗号化鍵変更条件成立フラグを得るようにした場合の動作フローの別な例を示している。例えば、ユーザが時間帯を指定した際にひとつの録画内に複数の電子番組情報が跨っている場合もある。この場合装置では、電子番組情報が変わった時点で鍵変更条件成立フラグを出力する。
例えばコンテンツ保護を必要とする録画中時間が、9時から11時の間であり、9時から10時までと、10時から11時までで別番組であったら10時の時点で暗号化鍵が変更されることになる。
図9(A),図9(B)は、さらに他の実施の形態を示している。この実施の形態による機能は、例えば、鍵変更条件を設定するメニュー画面から自動を選択したときに動作するようにしてもよい。例えば、図9(A)の実施形態の場合、記録のための光ディスクが装填されたとき、記録媒体で管理されている暗号化鍵の未使用個数情報を制御部51に取得する(ステップSF1)。次に、記録媒体の管理情報から、残り容量を計算し、コンテンツを記録可能な時間を推定する(ステップSF2)。コンテンツは可変長圧縮されるために、記録可能な時間は、正確には得られないので、経験的な情報を採用して、推定する。そして、記録可能な時間に対して、暗号化鍵の未使用個数を均等に割付け(ステップSF3)、鍵変更時間単位を算出する(SF4)。これにより、例えば図5の設定値を決める(ステップSF5)。
図9(B)の例は、ユーザが未使用鍵の個数を参照できるようにし((ステップ)SG1,SG2),ユーザが任意に、鍵変更時間単位を画面上から設定できるようにした例である(ステップSG3,SG4)。
図10の例は、鍵変更時間の設定に関して、画面371にユーザが選択できる項目が表示されるようにした例である。画面371にはコメントとして移動できる「移動可能なコンテンツの単位」が表示される。ここでいう録画単位の個数は使用できる暗号化鍵の個数をもとに決定される。また”単位をA時間単位にすると、全体で約B時間分のコンテンツに対する保護が可能です。どれか1つを選択してください”というようなコメントが現れる。そして、複数の時間単位と、これに対応した保護可能な時間が表示される。ユーザは、所望の時間単位の項目を、カーソルで選択して決定キーを操作する。これにより、例えば図5の設定値を決めることができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明が適用された記録再生装置の構成ブロックの例を示す図である。 図1の装置の動作例を模式的に示す図である。 図1の装置の他の動作例を模式的に示す図である。 図1の装置が暗号化鍵を変更するときの動作例を示すフローチャートである。 図1の装置において、暗号化鍵変更条件が成立したかどうかを判定する例を示すフローチャートである。 図1の装置において、暗号化鍵変更条件が成立したかどうかを判定する他の例を示すフローチャートである。 図1の装置において、暗号化鍵変更条件が成立したかどうかを判定するさらに他の例を示すフローチャートである。 図8(A)は、図1の装置において、暗号化鍵変更条件が成立したかどうかを判定するさらにまた他の例を示すフローチャートであり、図8Bは、図1の装置において、暗号化鍵変更条件が成立したかどうかを判定するさらにまた他の例を示すフローチャートである。 図1の装置において、暗号化鍵変更条件を決めるための動作例を示すフローチャートである。 図1の装置において、暗号化鍵変更条件を決めるためのメニュー画面の例を示す図である。
符号の説明
21…エンコーダ、22…バッファメモリ、31…デコーダ、32…オーディオセレクタ、35…ビデオミキシング部、37…ディスプレイ、41…暗号化復号化部、42…記録再生処理部、43…ディスクドライバ、44…ハードディスクドライバ、46…光ディスクドライバ、51…制御部。

Claims (12)

  1. 記録するコンテンツを暗号化鍵単位で暗号化する暗号化部と、
    暗号化された暗号化コンテンツを第1の記録媒体へ記録し、また記録した前記暗号化コンテンツを読み出す第1のディスクドライバと、
    前記第1のディスクドライバ内に設けられ、移動命令により、暗号化鍵単位の暗号化コンテンツが読み出されたときは、前記第1の記録媒体から移動した暗号化鍵単位の暗号化コンテンツを削除する削除処理部と、
    前記第1のディスクドライバにて連続記録中に、前記暗号化部で使用される暗号化鍵を、任意の設定単位で変更する鍵変更処理部と
    を有したことを特徴とする暗号化処理を行う記録再生装置。
  2. 前記移動命令は、コンテンツが複製されるのを保護するために、暗号化されたコンテンツが、暗号化鍵単位毎に第1の記録媒体から第2の記録媒体へ移動することのみを許している規格の命令であることを特徴とする請求項1記載の暗号化処理を行う記録再生装置。
  3. 前記鍵変更処理部は、前記任意の設定単位を、予め設定した一定時間単位としていることを特徴とする請求項1記載の暗号化処理を行う記録再生装置。
  4. 前記鍵変更処理部は、前記任意の設定単位を、音声信号の切り替わりに基づいて決定していることを特徴とする請求項1記載の暗号化処理を行う記録再生装置。
  5. 前記鍵変更処理部は、前記任意の設定単位を、電子番組表の時間情報に基づいて決定していることを特徴とする請求項1記載の暗号化処理を行う記録再生装置。
  6. 前記鍵変更処理部は、前記任意の設定単位を、記録媒体上で生成可能な鍵の個数情報を用いて決定していることを特徴とする請求項1記載の暗号化処理を行う記録再生装置。
  7. 前記鍵変更処理部は、前記任意の設定単位を、ユーザが画面上のユーザインターフェースを介して設定した単位で決定していることを特徴とする請求項1記載の暗号化処理を行う記録再生装置。
  8. 記録するコンテンツを暗号化鍵単位で暗号化する暗号化部と、暗号化された暗号化コンテンツを第1の記録媒体へ記録し、また記録した前記暗号化コンテンツを読み出す第1のディスクドライバと、前記第1のディスクドライバ内に設けられ、移動命令により、暗号化鍵単位の暗号化コンテンツが読み出されたときは、前記第1の記録媒体から移動した暗号化鍵単位の暗号化コンテンツを削除する削除処理部とを有する記録再生装置の制御方法において、
    前記第1のディスクドライバにて連続記録中に、前記暗号化部で使用される暗号化鍵を、任意の設定単位で変更するようにした
    ことを特徴とする暗号化処理を行う記録再生装置の制御方法。
  9. 前記任意の設定単位を、予め設定した一定時間単位としていることを特徴とする請求項8記載の暗号化処理を行う記録再生装置の制御方法。
  10. 前記任意の設定単位を、音声信号の切り替わりに基づいて決定していることを特徴とする請求項8記載の暗号化処理を行う記録再生装置の制御方法。
  11. 前記任意の設定単位を、電子番組表の時間情報に基づいて決定していることを特徴とする請求項8記載の暗号化処理を行う記録再生装置の制御方法。
  12. 前記任意の設定単位を、予め設定した一定時間内でかつ、音声信号の切り替わりに基づいて決定していることを特徴とする請求項8記載の暗号化処理を行う記録再生装置の制御方法。
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