JP2007200402A - 録画再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像音声情報にタイトルを付加しないときにも、多数の映像音声情報から、光ディスクにダビングする映像音声情報を選択する作業を極めて簡単なものにする。
【解決手段】選択対象であるか非選択対象であるかを示す第1のフラグが付加された映像音声情報のうちから第1のフラグが選択対象となっている映像音声情報をダビング対象として選択する情報選択手段12と、情報選択手段12によりダビング対象として選択された映像音声情報を光ディスク21にダビングするダビング制御手段13とを備えた構成において、ダビング制御手段13は、一括ダビングの指示がユーザによって入力されたときに、情報選択手段12によりダビング対象として選択された映像音声情報を光ディスク21にダビングする。
【選択図】 図1
【解決手段】選択対象であるか非選択対象であるかを示す第1のフラグが付加された映像音声情報のうちから第1のフラグが選択対象となっている映像音声情報をダビング対象として選択する情報選択手段12と、情報選択手段12によりダビング対象として選択された映像音声情報を光ディスク21にダビングするダビング制御手段13とを備えた構成において、ダビング制御手段13は、一括ダビングの指示がユーザによって入力されたときに、情報選択手段12によりダビング対象として選択された映像音声情報を光ディスク21にダビングする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、一括ダビングの指示がユーザによって入力されたとき、HDD等の情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちから、付加されたフラグが選択対象を示す状態となっている映像音声情報を自動で選択し、光ディスクにダビングする録画再生装置に関する。
商用放送を受信して得られた映像音声情報をハードディスクドライブ(以下では、HDDと称する)に記録する録画再生装置を用いる場合、極めて多数の映像音声情報を記録することができる。しかし、HDDに多数の映像音声情報を記録した場合、ダビングしたいと思う映像音声情報を選び出す作業は、極めて多数の映像音声情報のなかから所望の映像音声情報を選び出す作業となるので、煩わしい作業となる。このような問題がある一方で、多数の映像音声情報のなかから、ダビングの対象となる映像音声情報を自動で選択する技術が提案されている。
すなわち、この技術(第1の従来技術とする)では、映像音声情報(デジタルデータ)を磁気テープに記録再生するVCR部と、HDDとを備えている。また、HDDに記録された映像音声情報に、未視聴フラグとプロテクトフラグとの2種のフラグの付加を可能にしている。つまり、HDDに記録された映像音声情報を、未視聴フラグとプロテクトフラグとが付加されたカテゴリーA、未視聴フラグのみが付加されたカテゴリーB、プロテクトフラグのみが付加されたカテゴリーC、未視聴フラグもプロテクトフラグも付加されていないカテゴリーDとの、4種のカテゴリーに区分分けすることを可能にしている。
そして、HDDの空き領域が少なくなったために、新たな映像音声情報をHDDに記録できなくなると、HDDに記録された映像音声情報を磁気テープにダビングし、磁気テープにダビングした映像音声情報をHDDから消去することによって、HDDに空き領域を確保するようになっている。このとき、HDDに記録された映像音声情報が、カテゴリーA〜カテゴリーCの映像音声情報のみからなる場合には、カテゴリーCの映像音声情報、すなわち、プロテクトフラグのみが付加された映像音声情報を、日付の古い順序でもって自動選択し、磁気テープにダビングしている(例えば、特許文献1参照)。
また、以下に示す技術が提案されている(第2の従来技術とする)。すなわち、この技術では、HDDに記録された映像音声情報のうちから、DVDにダビングする映像音声情報を選択する場合に、ユーザによって入力された文字列をタイトルに含む映像音声情報を自動で選択し、選択したタイトルの一覧を表示するようになっている。そして、ダビングの指示が入力されると、一覧表示された映像音声情報をDVDにダビングしている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−148825号公報
特開2005−196838号公報
しかしながら、上記従来技術を用いるときにも、以下に示す問題を生じていた。すなわち、第1の従来技術は、HDDの空き領域が少なくなったために、新たな映像音声情報をHDDに記録できなくなったとき、プロテクトフラグのみが付加された映像音声情報を、日付の古い順序でもって自動選択し、ダビングする技術となっている。つまり、ユーザが消去を指示しない限りでは、記録された映像音声情報の全てを保存しつつ、映像音声情報を新たに記録するための空き領域をHDDに確保することを目的とした技術となっている。このため、ユーザが、HDDに記録された映像音声情報のうちから、所望の映像音声情報を選択して光ディスクにダビングするとき、ダビングする映像音声情報を選択するときの手間を低減するという観点からは、適用することが困難な技術となっている。
第2の従来技術は、HDDに記録された映像音声情報のうちから、DVDにダビングする映像音声情報を選択する場合、入力された文字列をタイトルに含む映像音声情報を自動選択することによって、ダビングしたい映像音声情報の選択を容易にする技術となっているが、このためには映像音声情報にタイトルを付加しておく必要があり、文字列の入力が必要になる。しかし、リモコンを用いて文字列を入力する操作は、キーボードを用いた入力に比すると煩雑なため、装置の使い勝手がよくない、という問題が生じる。また、ダビングしたい複数の映像音声情報のタイトルに、共通する文字列が含まれていない場合では、殆ど効果が無いという問題も生じる。
本発明は、上記の問題点を解決するため創案されたものであり、その目的は、映像音声情報にタイトルを付加しないときにも、ハードディスクドライブに記録された多数の映像音声情報から、光ディスクにダビングする映像音声情報を選択する作業を極めて簡単な作業とすることのでき、且つ、光ディスクに記録可能な映像音声情報の量をユーザが算出する手間を不要とすることのでき、且つ、複数枚の光ディスクに映像音声情報をダビングするときの手間を低減することのでき、且つ、一度光ディスクにダビングした映像音声情報が再びダビングされる事態の発生を防止することのできる録画再生装置を提供することにある。
また本発明の目的は、一括ダビングの指示がユーザによって入力されたときに、ハードディスクドライブ等の情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちから第1のフラグが選択対象に設定されている映像音声情報を自動で選択してダビングすることにより、映像音声情報にタイトルを付加しないときにも、ハードディスクドライブに記録された多数の映像音声情報から、光ディスクにダビングする映像音声情報を選択する作業を極めて簡単な作業とすることのできる録画再生装置を提供することにある。
また、上記目的に加え、ダビングに用いる光ディスクの空き領域に記録可能な分の映像音声情報をダビング対象として選択するとともに、選択した映像音声情報を示す識別情報を表示することにより、光ディスクに記録可能な映像音声情報の量をユーザが算出する手間を不要とすることのできる録画再生装置を提供することにある。
また、上記目的に加え、表示更新の指示がユーザによって入力されたときには、1枚の光ディスクに記録可能な分の映像音声情報を追加して選択するとともに、追加して選択した映像音声情報を示す識別情報を表示することにより、複数枚の光ディスクに映像音声情報をダビングするときの手間を低減することのできる録画再生装置を提供することにある。
また、上記目的に加え、所定数の表示エリアのそれぞれに対応する光ディスクに記録可能な分の映像音声情報を選択し、且つ、表示エリアのそれぞれに、それぞれに対応して選択した映像音声情報を示す識別情報を表示することにより、複数枚の光ディスクに映像音声情報をダビングするときの手間を低減することのできる録画再生装置を提供することにある。
また、上記目的に加え、映像音声情報にダビング済であるか未ダビングであるかを示す第2のフラグを付加し、ダビングされた映像音声情報の第2のフラグをダビング済とすることにより、一度光ディスクにダビングされた映像音声情報が再びダビングされる事態の発生を防止することのできる録画再生装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明に係る録画再生装置は、その他の映像音声情報から互いを区別する情報である識別情報と選択対象であるか非選択対象であるかを示す第1のフラグとが付加された映像音声情報の記録再生を行う情報記録再生部と、光ディスクに映像音声情報の記録を行うディスクドライブ部と、情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちから第1のフラグが選択対象となっている映像音声情報をダビング対象として選択する情報選択手段と、情報選択手段によりダビング対象として選択された映像音声情報を、ディスクドライブ部を介して、光ディスクにダビングするダビング制御手段とを備えた録画再生装置に適用している。そして、映像音声情報にはダビング済であるのか未ダビングであるのかを示す第2のフラグが付加され、情報選択手段は、情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちで第1のフラグが選択対象となっており且つ第2のフラグが未ダビングとなっている映像音声情報をダビング対象と見なすとともに、ダビング対象と見なした映像音声情報のうちから、ダビングに用いる光ディスクの空き領域に記録可能な分の映像音声情報をダビング対象として選択するとともにダビング対象として選択した映像音声情報を示す識別情報を表示装置に表示し、且つ、表示更新の指示がユーザによって入力されたときには、ダビング対象と見なした映像音声情報から既に識別情報を表示した映像音声情報を除いた映像音声情報のうちから、1枚の光ディスクに記録可能な分の映像音声情報を追加して選択するとともに、追加して選択した映像音声情報を示す識別情報を表示装置に表示し、ダビング制御手段は、一括ダビングの指示がユーザによって入力されたときに、情報選択手段によりダビング対象として選択された映像音声情報を光ディスクにダビングするとともに、光ディスクにダビングを行った映像音声情報の第2のフラグをダビング済に設定する。
すなわち、予め、光ディスクにダビングしたいと思う映像音声情報の第1のフラグを選択対象に設定しておくと、一括ダビングの指示を入力するのみで、ダビングしたいと思っていた映像音声情報が自動で選択され、光ディスクにダビングされる。また、ダビングに用いる光ディスクに記録可能な分だけの映像音声情報が自動で選択される。また、表示更新の指示を入力するのみで、新たに、次の光ディスクにダビングする分の映像音声情報が、追加して選択される。また、一度ダビングされた映像音声情報は、第2のフラグがダビング済となり、以後では、ダビング対象としては選択されなくなる。
また本発明に係る録画再生装置は、その他の映像音声情報から互いを区別する情報である識別情報と選択対象であるか非選択対象であるかを示す第1のフラグとが付加された映像音声情報の記録再生を行う情報記録再生部と、光ディスクに映像音声情報の記録を行うディスクドライブ部と、情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちから第1のフラグが選択対象となっている映像音声情報をダビング対象として選択する情報選択手段と、情報選択手段によりダビング対象として選択された映像音声情報を、ディスクドライブ部を介して、光ディスクにダビングするダビング制御手段とを備えた録画再生装置に適用している。そして、ダビング制御手段は、一括ダビングの指示がユーザによって入力されたときに、情報選択手段によりダビング対象として選択された映像音声情報を光ディスクにダビングする。
すなわち、予め、光ディスクにダビングしたいと思う映像音声情報の第1のフラグを選択対象に設定しておくと、一括ダビングの指示を入力するのみで、ダビングしたいと思っていた映像音声情報が自動で選択され、光ディスクにダビングされる。
また、上記構成に加え、情報選択手段は、情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちで第1のフラグが選択対象となっている映像音声情報をダビング対象と見なし、ダビング対象と見なした映像音声情報のうちから、ダビングに用いる光ディスクの空き領域に記録可能な分の映像音声情報をダビング対象として選択し、ダビング対象として選択した映像音声情報を示す識別情報を表示装置に表示する。すなわち、ダビングに用いる光ディスクに記録可能な分だけの映像音声情報が自動で選択される。
また、上記構成に加え、情報選択手段は、表示更新の指示がユーザによって入力されたときには、ダビング対象と見なした映像音声情報から既に識別情報を表示した映像音声情報を除いた映像音声情報のうちから、1枚の光ディスクに記録可能な分の映像音声情報を追加して選択するとともに、追加して選択した映像音声情報を示す識別情報を表示装置に表示する。すなわち、表示更新の指示を入力するのみで、新たに、次の光ディスクにダビングする分の映像音声情報が、追加して選択される。
また、上記構成に加え、情報選択手段は、表示装置に所定数の光ディスクのそれぞれに対応する表示エリアを設定し、情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちで第1のフラグが選択対象となっている映像音声情報をダビング対象と見なし、ダビング対象と見なした映像音声情報のうちから、表示エリアのそれぞれに対応する光ディスクに記録可能な分の映像音声情報を選択し、且つ、表示エリアのそれぞれに、表示エリアのそれぞれに対応して選択した映像音声情報を示す識別情報を表示する。すなわち、所定数の光ディスクにダビングする分の映像音声情報が自動で選択される。
また、上記構成に加え、映像音声情報にはダビング済であるか未ダビングであるかを示す第2のフラグが付加され、情報選択手段は、第1のフラグが選択対象となっており且つ第2のフラグが未ダビングとなっている映像音声情報をダビング対象と見なし、ダビング制御手段は、光ディスクにダビングを行った映像音声情報の第2のフラグをダビング済に設定する。すなわち、一度ダビングされた映像音声情報は、第2のフラグがダビング済となり、以後では、ダビング対象としては選択されなくなる。
本発明によれば、予め、光ディスクにダビングしたいと思う映像音声情報の第1のフラグを選択対象に設定しておくと、一括ダビングの指示を入力するのみで、ダビングしたいと思っていた映像音声情報が自動で選択され、光ディスクにダビングされる。また、ダビングに用いる光ディスクに記録可能な分だけの映像音声情報が自動で選択される。また、表示更新の指示を入力するのみで、新たに、次の光ディスクにダビングする分の映像音声情報が、追加して選択される。また、一度ダビングされた映像音声情報は、第2のフラグがダビング済となり、以後では、ダビング対象としては選択されなくなる。従って、映像音声情報にタイトルを付加しないときにも、ハードディスクドライブに記録された多数の映像音声情報から、光ディスクにダビングする映像音声情報を選択する作業を極めて簡単な作業とすることができ、且つ、光ディスクに記録可能な映像音声情報の量をユーザが算出する手間を不要とすることができ、且つ、複数枚の光ディスクに映像音声情報をダビングするときの手間を低減することができ、且つ、一度光ディスクにダビングした映像音声情報が再びダビングされる事態の発生を防止することができる。
また本発明によれば、予め、光ディスクにダビングしたいと思う映像音声情報の第1のフラグを選択対象に設定しておくと、一括ダビングの指示を入力するのみで、ダビングしたいと思っていた映像音声情報が自動で選択され、光ディスクにダビングされる。このため、映像音声情報にタイトルを付加しないときにも、ハードディスクドライブに記録された多数の映像音声情報から、光ディスクにダビングする映像音声情報を選択する作業を極めて簡単な作業とすることができる。
また、さらに、ダビングに用いる光ディスクに記録可能な分だけの映像音声情報が自動で選択されるので、光ディスクに記録可能な映像音声情報の量をユーザが算出する手間を不要とすることができる。
また、さらに、表示更新の指示を入力するのみで、新たに、次の光ディスクにダビングする分の映像音声情報が、追加して選択されるので、複数枚の光ディスクに映像音声情報をダビングするときの手間を低減することができる。
また、さらに、所定数の光ディスクにダビングする分の映像音声情報が自動で選択されるので、複数枚の光ディスクに映像音声情報をダビングするときの手間を低減することができる。
また、さらに、一度ダビングされた映像音声情報は、第2のフラグがダビング済となり、以後では、ダビング対象としては選択されなくなるので、一度光ディスクにダビングされた映像音声情報が再びダビングされる事態の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明に係る録画再生装置の第1の実施形態であるハードディスクドライブ一体型DVDレコーダの電気的構成を示すブロック線図である。
図において、チューナ部1は、マイクロコンピュータ(以下ではマイコンと称する)7から指示されたチャンネルの商用放送を受信する。そして、受信して得られたアナログ映像音声信号をA/D変換部2に出力する。A/D変換部2は、チューナ部1から出力されるアナログ映像音声信号をA/D変換して得られたデジタル映像音声信号を信号処理部3に出力する。
ディスクドライブ部5は、DVD(請求項記載の光ディスクであり、DVD−RやDVD−RWあるいはDVD−RAM等)21を対象として、映像音声情報の記録と再生とを行う。すなわち、信号処理部3より出力される圧縮された映像音声情報(以下では、単に映像音声情報と称する)を所定処理(8−16変調等)して得られた信号をDVD21に記録する。また、DVD21に記録された信号を読み出した後、所定処理(8−16復調とエラー訂正)して得られた映像音声情報を信号処理部3に出力する。
ハードディスクドライブ(請求項記載の情報記録再生部であり、以下では、HDDと称する)6は、映像音声情報の記録再生を行う。すなわち、信号処理部3より出力される映像音声情報を内部に記録する。また、内部に記録した映像音声情報を再生して信号処理部3に出力する。D/A変換部4は、信号処理部3より出力される伸長された映像音声情報を、アナログ映像音声信号に変換し、外部に設けられたテレビ受像機(請求項記載の表示装置)22に出力する。
信号処理部3は、エンコード部9を用いて、A/D変換部2から出力される映像音声情報をMPEG2方式(音声信号についてはAC−3方式)によって圧縮処理した後、ストリーム合成を行うことによって得られた映像音声情報をディスクドライブ部5やHDD6に出力する。また、ディスクドライブ部5やHDD6から出力される映像音声情報を、ストリーム分離した後、デコード部10を用いることによって、映像情報をMPEG2方式(音声情報についてはAC−3方式)で伸長処理する。そして、伸長処理により得られた映像音声情報をD/A変換部4に出力する。
また、信号処理部3は、マイコン7からの指示に従い、ディスクドライブ部5から出力される映像音声情報をHDD6に送出する。また、HDD6から出力される映像音声情報をディスクドライブ部5に送出する。また、オンスクリーンディスプレイ(以下では、OSDと称する)11を用いて、サブピクチャが示す字幕等の情報や、マイコン7から指示された文字等の情報を生成し、D/A変換部4に出力する映像音声情報に重畳する。
入力回路部8は、図示されない装置本体の前面パネルに設けられた電源キーや録画キー等の複数のキースイッチ、および、リモートコントローラ(以下ではリモコンと称する)23から送信される赤外線信号を受光する受光ユニット等を備えており、ユーザからの指示が入力される。また、入力されたユーザからの指示をマイコン7に出力する。
マイコン7は、ハードディスクドライブ部一体型DVDレコーダとしての主要動作を制御する。すなわち、リモコン23等に入力されたユーザの指示に従って、チューナ部1が受信するチャンネルを制御する。また、信号処理部3とディスクドライブ部5とを制御することにより、DVD21に記録された映像音声情報を再生してテレビ受像機22に表示する。また、チューナ部1が出力したアナログ映像音声情報を、映像音声情報に変換してDVD21に記録する。
また、信号処理部3とHDD6とを制御することにより、HDD6に記録された映像音声情報を再生してテレビ受像機22に表示する。また、チューナ部1が出力したアナログ映像音声信号を、映像音声情報に変換してHDD6に記録する。また、信号処理部3、ディスクドライブ部5、および、HDD6を制御することによって、DVD21に記録された映像音声情報をHDD6に転送して記録する。また、録画予約の入力の受け付けを行うとともに、入力された録画予約に基づき、チューナ部1が受信した映像音声情報を、HDD6やDVD21に記録する。
また、マイコン7は、DVD21へのダビングの指示がユーザから入力されたときには、HDD6に記録された映像音声情報をDVD21にダビングする。このため、また、マイコン7は、その機能の一部でもって、情報選択手段12とダビング制御手段13とを構成する。
以下に、情報選択手段12とダビング制御手段13との構成の説明を行うが、この説明に先立ち、HDD6に記録された映像音声情報に付加されるフラグ等の情報について説明する。
HDD6に記録された映像音声情報のそれぞれには、第1のフラグ、第2のフラグ、および、識別情報が付加されるようになっている。第1のフラグは、映像音声情報が誤って消去されることから保護するためのフラグとなっており、第1のフラグがプロテクトに設定された映像音声情報は、消去の操作を行ったときにも、消去されないようになっている。なお、第1のフラグがプロテクトに設定された映像音声情報を消去するときには、プロテクトの解除の指示を入力することによって第1のフラグをリセットした後、消去の指示を入力する。
すなわち、第1のフラグは、大事な情報であるかどうかを示すフラグとなっており、第1のフラグがプロテクトに設定された映像音声情報は、大事であり、DVD等にダビングして保存する必要があることを意味している。従って、第1のフラグがプロテクト(請求項記載の「選択対象であることを示す」状態)に設定された映像音声情報は、一括ダビング時には、ダビング対象として自動的に選択されるようになっている(後に詳述する)。なお、第1のフラグが非プロテクトに設定された状態(リセットされた状態)は、請求項記載の「非選択対象であることを示す」状態に対応している。
第2のフラグは、DVD21にダビングを行ったことがあるかどうかを示すフラグとなっていて、映像音声情報をHDD6に記録したときでは、第2のフラグは未ダビングに設定される。そして、第2のフラグが未ダビングに設定された映像音声情報をDVD21にダビングすると、第2のフラグは未ダビングからダビング済に変更される。識別情報は、映像音声情報を互いに区別するための情報であり、録画日、録画時刻、ジャンル等を含む情報となっている(EPGからタイトル名を取得したり、ユーザがタイトル名の入力を行うときでは、タイトル名を含めた情報とすることができる)。
図1を参照した説明に戻る。情報選択手段12は、一括ダビング(後に詳述する)の指示がユーザから入力されたときには、HDD6に記録された多数の映像音声情報のうちで、第1のフラグが選択対象を示し、第2のフラグが未ダビングとなっている映像音声情報をダビング対象と見なす。そして、ダビング対象と見なした映像音声情報のうちから、ディスクドライブ部5にセットされているDVD21の空き領域に記録可能な分の映像音声情報をダビング対象として選択する。次いで、ダビング対象として選択した映像音声情報を示す識別情報をテレビ受像機22に表示する(図3(A)参照)。
また、情報選択手段12は、表示更新の指示が入力されたとき(図3(A)の『次ページ』ボタン46が操作されたとき)には、ダビング対象と見なした映像音声情報から既に識別情報を表示した映像音声情報(図3(A)に識別情報を表示した映像音声情報)を除いた映像音声情報のうちから、1枚の新しいDVD21に記録可能な分の映像音声情報をダビング対象として選択する。そして、ダビング対象として選択した映像音声情報を示す識別情報をテレビ受像機22に表示する(図3(B)参照)。
ダビング制御手段13は、一括ダビングの指示がユーザによって入力されたときには、情報選択手段12によりダビング対象として選択された映像音声情報を、ディスクドライブ部5を介して、DVD21にダビングする。なお、このダビングにおいては、情報選択手段12がダビング対象と見なした映像音声情報のうち、識別情報がテレビ受像機22に表示された映像音声情報(情報選択手段12がダビング対象として選択した映像音声情報)のみのダビングを行う。そして、ダビングを行った映像音声情報の第2のフラグを、未ダビングからダビング済に設定変更する。
以下に補足的な説明を行うと、本実施形態においては、図5に示したように、録画予約の入力項目として、録画日、録画開始時刻、録画終了時刻、チャンネル、録画先、録画モードの項目が設けられるとともに、プロテクトの項目が設けられている。このプロテクトの項目は、オンかオフかの設定を行う項目となっており、オンが設定されたときには、該当するエリアに『オン』が表示され、オフが設定されたときには、該当するエリアには何も表示されないようになっている。
そして、プロテクトの項目がオンに設定された録画予約が実行されると、記録された映像音声情報に付加された第1のフラグがプロテクト(選択対象)に設定される。一方、プロテクトの項目がオフに設定された録画予約が実行されると、記録された映像音声情報に付加された第1のフラグはリセット状態(非選択対象)に設定される。
図6は、ダビング対象となる映像音声情報を選択するときの第1の実施形態の主要動作を示すフローチャート、図7は、選択された映像音声情報をダビングするときの第1の実施形態の主要動作を示すフローチャートである。必要に応じて同図を参照しつつ、第1の実施形態の動作を説明する。
メニュー画面(図示を省略)からダビングの項目を選択すると、図2に示すように、ダビングの方法を選択するための画面が表示される。この画面に表示されたボタン43を操作すると、一括ダビングの指示が入力された(ステップS1)として、情報選択手段12は、ディスクドライブ部5に書き込み可能なDVD21がセットされているかどうかを調べる(ステップS2)。セットされているときでは、セットされたDVD21の空き領域に記録可能な時間(SPモードに換算した記録時間)を算出する(ステップS3,S5)。一方、ディスクドライブ部5にDVDがセットされていないときでは、新しいDVDに記録可能な時間(4.7GBの領域にSPモードで書き込むときの記録時間)を算出する(ステップS3,S4)。
次いで、情報選択手段12は、HDD6に記録された映像音声情報のうちから、ダビング対象に該当する映像音声情報を検索する。すなわち、第1のフラグがプロテクト(選択対象)に設定され、且つ、第2のフラグが未ダビングとなっている映像音声情報を検索する(ステップS6)。そして、該当した映像音声情報のうちから、算出した記録時間分に対応する映像音声情報を選択するとともに、選択した映像音声情報の識別情報をテレビ受像機22に一覧表示する(ステップS7)。図3(A)は、上記動作によって表示された識別情報の一覧を示している。また、一括ダビングの開始を指示するための『一括ダビング開始』ボタン45を表示する。
次いで、ステップS6で検索した映像音声情報(ダビング対象と見なした映像音声情報)のうちで、テレビ受像機22に一覧表示しなかった映像音声情報が残っているかどうかを調べる(ステップS8)。残っているときには、『次ページ』ボタン46を表示する(ステップS9,S10)。そして後、『一括ダビング開始』ボタン45、あるいは、『次ページ』ボタン46が操作されるのを待つループ動作に移行する(ステップS11,S12)。一方、テレビ受像機22に一覧表示されなかった映像音声情報が残っていないときでは、一括ダビングの開始を指示する『一括ダビング開始』ボタン45が操作されるのを待つループ動作に移行する(ステップS9,S14)。
『次ページ』ボタン46が操作されたときでは、表示更新の指示がユーザによって入力されたとして、ステップS6で検索した映像音声情報(ダビング対象と見なした映像音声情報)から、ステップS7で表示した映像音声情報を除いた映像音声情報のうちから、新しいDVDに記録可能な分の映像音声情報を選択する。そして、選択した映像音声情報の識別情報を一覧表示する(ステップS13)。図3(B)は、このとき、テレビ受像機22に表示される画面を示している。
そして後、ステップS8に移行し、該当する映像音声情報のうちで、表示されなかった映像音声情報が残っているかどうかを調べる。すなわち、図3(A)に示した画面(第1頁)と、図3(B)に示した画面(第2頁)との双方において表示されなかった映像音声情報があるかどうかが調べられる。そして、残っているときでは、『次ページ』ボタン46が表示されることになるが、このときでは、ダビング対象と見なされた映像音声情報は、図3(A)に示す画面において表示された3つの映像音声情報と、図3(B)に示す画面において表示された4つの映像音声情報との7つであるため、図3(B)に示す画面においては、『次頁ボタン』は表示されないとする。
図3(B)に示す画面(2枚目のDVDにダビングする映像音声情報の一覧画面)が表示された状態において、ダビングする映像音声情報の確認を行った後(必要に応じて不要分を削除したり、入れ換えたりすることができるようになっている)、『一括ダビング開始』ボタン45を操作すると、一括ダビングの開始の指示が入力されたとして、ダビング制御手段13は、1枚目のDVDにダビングする映像音声情報の識別情報(図3(A)により示した識別情報)を一覧表示する(ステップS21)。そして、ディスクドライブ部5にDVDがセットされているときでは、識別情報を一覧表示した映像音声情報をDVDにダビングする(ステップS22,S25)。図4(A)は、一覧表示された映像音声情報をDVDに一括ダビングしているとき、テレビ受像機22に表示される画面を示している。
一方、ディスクドライブ部5にDVDがセットされていないときでは、『ディスクを入れてください』のメッセージを表示する(ステップS22,S23)。そして、ディスクドライブ部5にDVDがセットされたときには、識別情報を一覧表示した映像音声情報をDVDにダビングする(ステップS24,S25)。
一覧表示した映像音声情報をDVDにダビングし終えたときには、ダビング制御手段13は、ダビングした映像音声情報のそれぞれの第2のフラグをダビング済に設定する(ステップS26)。そして後、次頁分として表示した映像音声情報があるかどうかを調べる(ステップS27)。このときでは、次頁分として表示した映像音声情報があるので、動作は、ステップS28からステップS29に移行し、次頁分として表示された映像音声情報の識別情報を一覧表示する。また、新しいDVDとの交換を促すメッセージを表示する(ステップS30)。
図4(B)は、このとき、テレビ受像機22に表示された画面を示している。そして後、キャンセルボタン48が操作されたかどうか、あるいは、DVDが入れ換えられたかどうかを調べるループ動作に移行する(ステップS31,S32)。そして、図4(B)に示す画面が表示された状態において、『キャンセル』ボタン48を操作したときでは、画面に表示された映像音声情報はDVDにダビングされることなく、一括ダビングの動作は終了する。
一方、ダビング済みのDVDを取り出し、新しいDVDをセットしたときでは、動作は、ステップS32からステップS25に移行し、一覧表示された映像音声情報が、入れ換えられたDVDにダビングされる。そして、ダビングが終了したときには、ダビングされた映像音声情報の第2のフラグがダビング済に設定される(ステップS26)。次いで、次頁分の映像音声情報(第3頁分として表示された映像音声情報)があるかどうかが調べられる。このときでは、次頁分の映像音声情報は残っていないので、動作は、ステップS28から終了に移行する。
なお、図3(A)に示す画面が表示された状態において、『次ページ』ボタン46を操作することなく、『一括ダビング開始』ボタン45を操作したとする。このときでも、同様に、ステップS25においては、図4(A)に示す画面に一覧表示された映像音声情報がDVDにダビングされる。また、ステップS26においては、ダビングを行った映像音声情報の第2のフラグのダビング済に設定される。そして後、ステップS27において、次頁分の映像音声情報があるかどうかが調べられる。このときでは、次頁分の映像音声情報がないので、動作は、ステップS28から終了に移行する。
すなわち、第2頁や、それ以降の頁に表示する映像音声情報が残っているにもかかわらず、第1頁に対応する映像音声情報のみを表示させた状態において、一括ダビングの指示を入力したときでは、第1頁に一覧表示された映像音声情報のダビングが終了した時点で、一括ダビングが終了することになる。
従って、いま、ダビング対象となる映像音声情報の数が多く、次々と『次ページ』ボタン46を操作することによって、第2頁、第3頁、第4頁、第5頁と表示させたとする。このときでは、『キャンセル』ボタン48を操作しない限り、第2頁に表示された映像音声情報のダビングが終了すると、次には、第3頁に表示された映像音声情報をダビングするための画面が表示され、第3頁に表示された映像音声情報のダビングが終了すると、第4頁に表示された映像音声情報をダビングするための画面が表示される。以下、同様の繰り返しとなる。すなわち、一括ダビングにおいては、DVDを入れ換える操作を行うのみで、『次ページ』ボタン46を操作して表示させた頁数分だけの映像音声情報を、DVDにダビングすることができる。
なお、ダビング対象と見なした複数の映像音声情報のうちから、ダビング対象として選択するときの選択順序については、録画日(録画時刻を含む)の古い順序、あるいは、録画日の新しい順序、あるいは、ランダムな順序とすることができるが、本実施形態では、録画日の古い順序で選択するようになっている。
次に、本発明に係る録画再生装置の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、電気的構成として示すときには、第1の実施形態と同一となっており、情報選択手段12の構成の一部と、ダビング制御手段13の構成の一部とが異なる。このため、ブロックの構成については、情報選択手段12とダビング制御手段13とについてのみ説明する。
情報選択手段12は、一括ダビングの指示がユーザから入力されたときには、HDD6に記録された多数の映像音声情報のうちから、第1のフラグがプロテクト(選択対象)に設定されており、第2のフラグが未ダビングとなっている映像音声情報をダビング対象と見なす。そして、ダビング対象と見なした映像音声情報のうちから、ディスクドライブ部5にセットされているDVD21の空き領域に記録可能な分の映像音声情報と、新しい3枚のDVDに記録可能な分の映像音声情報とをダビング対象として選択する。
次いで、4つに分割(その他の数に分割することもできる)された表示エリアのそれぞれに、表示エリアに対応するDVD(光ディスク)にダビングする分の映像音声情報を示す識別情報を表示する。
すなわち、図8に示したように、表示エリア71には、ディスクドライブ部5にセットされているDVDに記録可能な分の映像音声情報を示す識別情報、表示エリア72には、2枚目のDVDに記録可能な分の映像音声情報を示す識別情報、表示エリア73には、3枚目のDVDに記録可能な分の映像音声情報を示す識別情報、表示エリア74には、4枚目のDVDに記録可能な分の映像音声情報を示す識別情報を表示する。且つ、表示エリア71〜74のそれぞれに対応するDVDのうち、どの表示エリアに対応するDVDにはダビングをし、どの表示エリアに対応するDVDにはダビングをしないのかの指定の受け付けを行う(後に詳述する)。
また、情報選択手段12は、表示更新の指示が入力されたとき(図8の『次ページ』ボタン68が操作されたとき)には、ダビング対象に該当すると見なした映像音声情報から既に識別情報を表示した映像音声情報(図8の4つの表示エリア71〜74に識別情報を表示した映像音声情報)を除いた映像音声情報のうちから、4枚の新しいDVD21に記録可能な分の映像音声情報をダビング対象として選択する。そして、ダビング対象として選択した映像音声情報を示す識別情報を、表示エリア71〜74のそれぞれに表示する。且つ、表示エリア71〜74のそれぞれに対応するDVDのうち、どの表示エリアに対応するDVDにはダビングをし、どの表示エリアに対応するDVDにはダビングをしないのかの指定の受け付けを行う(後に詳述する)。
ダビング制御手段13は、一括ダビングの指示がユーザによって入力されたときには、情報選択手段12によりダビング対象として選択された映像音声情報を、ディスクドライブ部5を介して、DVD21にダビングする。なお、このダビングにおいては、情報選択手段12が表示エリア71〜74に表示した映像音声情報のうち、ダビングすることに指定された表示エリア分の映像音声情報のみをダビングする。そして、ダビングを行った映像音声情報の第2のフラグを、未ダビングからダビング済に設定変更する。
図9は、ダビング対象となる映像音声情報を選択するときの第2の実施形態の主要動作を示すフローチャートであり、図6に示すステップと同一となるステップには、図6における符号と同じ符号を付与している。また、図7は、選択された映像音声情報をダビングするときの第2の実施形態の主要動作を示すフローチャートとなっている。必要に応じて同図を参照しつつ、第2の実施形態の動作を説明する。
図2に示す画像がテレビ受像機22に表示された状態において、ボタン43を操作すると、一括ダビングの指示が入力された(ステップS1)として、情報選択手段12は、ディスクドライブ部5に書き込み可能なDVD21がセットされているかどうかを調べる(ステップS2)。セットされているときでは、セットされたDVD21の空き領域に記録可能な時間(SPモードに換算した記録時間)を算出する(ステップS3,S5)。一方、ディスクドライブ部5にDVDがセットされていないときでは、新しいDVDに記録可能な時間(4.7GBの領域にSPモードで書き込むときの記録時間)を算出する(ステップS3,S4)。
次いで、情報選択手段12は、HDD6に記録された映像音声情報のうちから、ダビング対象に該当する映像音声情報を検索する。すなわち、第1のフラグがプロテクト(選択対象)に設定され、且つ、第2のフラグが未ダビングとなっている映像音声情報を検索する(ステップS6)。そして、該当した映像音声情報のうちから、ステップS4あるいはステップS5において算出した記録時間分に対応する映像音声情報を選択するとともに、選択した映像音声情報を示す識別情報を、表示エリア71に一覧表示する。また、該当する映像音声情報であって、表示エリア71に表示しなかった映像音声情報のうちから、新しいDVDに記録可能な分の映像音声情報を選択するとともに、選択した映像音声情報を示す識別情報を表示エリア72に一覧表示する。以下、同様の方法によって、表示エリア73,74に、選択した映像音声情報を示す識別情報を一覧表示する(ステップS41)。
そして、該当する映像音声情報であって、表示エリア71〜74には表示しなかった映像音声情報が残っているかどうかを調べる(ステップS42)。残っているときでは、『次ページ』ボタン68を表示する(ステップS43,S44)。そして、表示エリア71〜74のそれぞれに対応するDVDのうち、どの表示エリアに対応するDVDにはダビングをし、どの表示エリアに対応するDVDにはダビングをしないのかの指定の受け付けを行う。
すなわち、表示エリア71に表示された分の映像音声情報を『DVD1』にダビングするのかどうか、表示エリア72に表示された分の映像音声情報を『DVD2』にダビングするのかどうか、表示エリア73に表示された分の映像音声情報を『DVD3』にダビングするのかどうか、および、表示エリア74に表示された分の映像音声情報を『DVD4』にダビングするのかどうかの指定の受け付けを行う(ステップS45)。
また、『一括ダビング開始』ボタン67が操作されたかどうか(ステップS46)、あるいは、『次ページ』ボタン68が操作されたどうか(ステップS47)をも、併せて調べる。すなわち、ステップS45〜S47からなるループ動作を実行する。
なお、ステップS45における指定の入力は、表示エリア71〜74のそれぞれに対応して表示されたダビング指定ボタン61〜64を操作することによって行う。すなわち、ダビング指定ボタン61を操作したときでは、表示エリア71に表示された4つの映像音声情報が『DVD1』にダビングされるように設定される。この状態において、もう一度ダビング指定ボタン61を操作すると設定が反転され、『DVD1』にはダビングされないように設定される。その他の表示エリア72〜74に対応するダビング指定ボタン62〜64についても、同様となっている。
なお、図8に示す画面は、『DVD1』〜『DVD4』の全てにダビングを行う設定としたときの表示状態を示している。また、『全ディスク選択』ボタン65を操作するときでは、それ以前の状態に関わりなく、『DVD1』〜『DVD4』の全てにダビングを行うように設定される。
図9を参照した説明に戻る。ステップS45〜S47のループ動作において、『次ページ』ボタン68を操作したときでは、該当する映像音声情報であって、まだ表示されていない映像音声情報のうちから、次の4枚の新しいDVDのそれぞれに記録可能な分の映像音声情報が選択され、選択された映像音声情報を示す識別情報が、対応する表示エリア71〜74に表示される。なお、このときでは、『DVD1』〜『DVD4』は、『DVD5』〜『DVD8』に変更される(ステップS48)。そして後、動作は、ステップS42に移行する。
また、ステップS45〜S47のループ動作において、『一括ダビング開始』ボタン67を操作したときには、動作は、ステップS46からステップS21に移行する。従って、第1頁における表示エリア71に表示された映像音声情報がテレビ受像機22に一覧表示される。以下、第1の実施形態と同じ動作となり、一覧表示された映像音声情報がDVDにダビングされる(ステップS22〜S25)。また、ダビングされた映像音声情報の第2のフラグがダビング済に設定される(ステップS26)。
そして、ステップS27となったときでは、次頁分に対応する表示エリア72に映像音声情報が表示されていたかどうかが調べられる(ステップS27)。表示されていたときでは、表示エリア72に表示されていた映像音声情報が、再度、一覧表示される(ステップS28,S29)。以下、同様の繰り返しとなり、表示エリア73に表示されていた映像音声情報のダビング、表示エリア74に表示されていた映像音声情報のダビングが行われる。
なお、上記動作において、例えば、『DVD3』にダビングしない設定(表示エリア73に表示された映像音声情報については、ダビングしない設定)となっているときでは、表示エリア72の次に続く表示エリアは、表示エリア74となる。また、表示エリア74に対応するダビングが終了したときでは、第2頁における表示エリア71のダビング、すなわち、『DVD5』へのダビングが開始される。以下、同様の繰り返しとなる。
また、ステップS42において、該当する映像音声情報であって、表示エリア71〜74には表示しなかった映像音声情報が残っているかどうかを調べたとき、残っていないことが判明したときでは、『DVD1』〜『DVD4』のうち、どのDVDにダビングし、どのDVDにはダビングしないのかの指定を入力するステップS51と、『一括ダビング開始』ボタン67が操作されたかどうかを調べるステップS52からなるループ動作が実行される。そして、『一括ダビング開始』ボタン67が操作されたときでは、動作は、ステップS52からステップS21に移行する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、光ディスクについては、DVDとした場合について説明したが、その他の光ディスク(例えば、ブルーレイディスク等)に映像音声情報を記録する構成の場合にも、同様に適用することができる。
5 ディスクドライブ部
6 HDD(情報記録再生部)
12 情報選択手段
13 ダビング制御手段
21 DVD(光ディスク)
22 テレビ受像機(表示装置)
S7 ディスクに記録可能な分の映像音声情報を選択して表示するステップ
S25 選択された映像音声情報をダビングするステップ
S26 第2のフラグをダビング済に設定するステップ
S41 ディスクに記録可能な分の映像音声情報を選択して表示するステップ
6 HDD(情報記録再生部)
12 情報選択手段
13 ダビング制御手段
21 DVD(光ディスク)
22 テレビ受像機(表示装置)
S7 ディスクに記録可能な分の映像音声情報を選択して表示するステップ
S25 選択された映像音声情報をダビングするステップ
S26 第2のフラグをダビング済に設定するステップ
S41 ディスクに記録可能な分の映像音声情報を選択して表示するステップ
Claims (6)
- その他の映像音声情報から互いを区別する情報である識別情報と選択対象であるか非選択対象であるかを示す第1のフラグとが付加された映像音声情報の記録再生を行う情報記録再生部と、
光ディスクに映像音声情報の記録を行うディスクドライブ部と、
情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちから第1のフラグが選択対象となっている映像音声情報をダビング対象として選択する情報選択手段と、
情報選択手段によりダビング対象として選択された映像音声情報を、ディスクドライブ部を介して、光ディスクにダビングするダビング制御手段とを備えた録画再生装置において、
映像音声情報にはダビング済であるのか未ダビングであるのかを示す第2のフラグが付加され、
情報選択手段は、情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちで第1のフラグが選択対象となっており且つ第2のフラグが未ダビングとなっている映像音声情報をダビング対象と見なすとともに、ダビング対象と見なした映像音声情報のうちから、ダビングに用いる光ディスクの空き領域に記録可能な分の映像音声情報をダビング対象として選択するとともにダビング対象として選択した映像音声情報を示す識別情報を表示装置に表示し、且つ、表示更新の指示がユーザによって入力されたときには、ダビング対象と見なした映像音声情報から既に識別情報を表示した映像音声情報を除いた映像音声情報のうちから、1枚の光ディスクに記録可能な分の映像音声情報を追加して選択するとともに、追加して選択した映像音声情報を示す識別情報を表示装置に表示し、
ダビング制御手段は、一括ダビングの指示がユーザによって入力されたときに、情報選択手段によりダビング対象として選択された映像音声情報を光ディスクにダビングするとともに、光ディスクにダビングを行った映像音声情報の第2のフラグをダビング済に設定することを特徴とする録画再生装置。 - その他の映像音声情報から互いを区別する情報である識別情報と選択対象であるか非選択対象であるかを示す第1のフラグとが付加された映像音声情報の記録再生を行う情報記録再生部と、
光ディスクに映像音声情報の記録を行うディスクドライブ部と、
情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちから第1のフラグが選択対象となっている映像音声情報をダビング対象として選択する情報選択手段と、
情報選択手段によりダビング対象として選択された映像音声情報を、ディスクドライブ部を介して、光ディスクにダビングするダビング制御手段とを備えた録画再生装置において、
ダビング制御手段は、一括ダビングの指示がユーザによって入力されたときに、情報選択手段によりダビング対象として選択された映像音声情報を光ディスクにダビングすることを特徴とする録画再生装置。 - 情報選択手段は、情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちで第1のフラグが選択対象となっている映像音声情報をダビング対象と見なし、ダビング対象と見なした映像音声情報のうちから、ダビングに用いる光ディスクの空き領域に記録可能な分の映像音声情報をダビング対象として選択し、ダビング対象として選択した映像音声情報を示す識別情報を表示装置に表示することを特徴とする請求項2に記載の録画再生装置。
- 情報選択手段は、表示更新の指示がユーザによって入力されたときには、ダビング対象と見なした映像音声情報から既に識別情報を表示した映像音声情報を除いた映像音声情報のうちから、1枚の光ディスクに記録可能な分の映像音声情報を追加して選択するとともに、追加して選択した映像音声情報を示す識別情報を表示装置に表示することを特徴とする請求項3に記載の録画再生装置。
- 情報選択手段は、表示装置に所定数の光ディスクのそれぞれに対応する表示エリアを設定し、情報記録再生部に記録された映像音声情報のうちで第1のフラグが選択対象となっている映像音声情報をダビング対象と見なし、ダビング対象と見なした映像音声情報のうちから、表示エリアのそれぞれに対応する光ディスクに記録可能な分の映像音声情報を選択し、且つ、表示エリアのそれぞれに、表示エリアのそれぞれに対応して選択した映像音声情報を示す識別情報を表示することを特徴とする請求項2に記載の録画再生装置。
- 映像音声情報にはダビング済であるか未ダビングであるかを示す第2のフラグが付加され、
情報選択手段は、第1のフラグが選択対象となっており且つ第2のフラグが未ダビングとなっている映像音声情報をダビング対象と見なし、
ダビング制御手段は、光ディスクにダビングを行った映像音声情報の第2のフラグをダビング済に設定することを特徴とする請求項5に記載の録画再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006015396A JP2007200402A (ja) | 2006-01-24 | 2006-01-24 | 録画再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006015396A JP2007200402A (ja) | 2006-01-24 | 2006-01-24 | 録画再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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JP2006015396A Pending JP2007200402A (ja) | 2006-01-24 | 2006-01-24 | 録画再生装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008140468A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Hitachi Ltd | 記録再生装置 |
JP2011060390A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Toshiba Corp | 電子機器およびダビング方法 |
US9596386B2 (en) | 2012-07-24 | 2017-03-14 | Oladas, Inc. | Media synchronization |
-
2006
- 2006-01-24 JP JP2006015396A patent/JP2007200402A/ja active Pending
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