JP2008004850A - 石英製品のベーク方法及び石英製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体基板を反応容器内に搬入して熱処理する熱処理装置の構成部品である石英製品をベーク用の容器内にてベークし、石英製品に含まれる金属を除去するにあたって、複数の石英製品を容易に一括してベークすることができるベーク方法を提供すること。
【解決手段】先ず、治具要素部材に石英製品を載置し、この治具要素部材の上に他の治具要素部材を積み重ね、当該他の治具要素部材に石英製品を載置し、こうして順次治具要素部材と石英製品とを積み重ねて石英製品を複数段に治具に載置する。次に石英製品を複数段に載置された治具が蓋体の上に搭載された状態で、蓋体を上昇させて非金属製の円筒状の縦型容器内に下方側から搬入し、縦型容器の下端開口部を蓋体により密閉する。続いてこの縦型容器内の雰囲気を加熱し、塩化水素ガスとこのガスの反応性を高めるためのガスとを含むベーク用ガスを縦型容器内に供給する。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体基板を反応容器内に搬入して熱処理する熱処理装置に少なくとも一部が置かれる石英製品をベーク用の縦型容器内でベークする技術に関する。
半導体製造プロセスに使用される熱処理装置の一つとして、バッチ式熱処理装置である縦型熱処理装置がある。この縦型熱処理装置は、下方が開口している縦型の反応管の外側を囲むようにヒータを設けて加熱炉を構成し、ウエハボートと呼ばれるウエハ保持具に多数枚の半導体ウエハ(以下ウエハという)を棚状に保持させて反応管の下方側から搬入し、酸化処理や拡散処理あるいはCVDによる成膜処理などを行うものである。
この熱処理装置の構成部品である前記反応管、ウエハボート及び断熱ユニット(保温ユニット)は通常石英により構成される。このような石英製品は石英インゴットから種々の工程を経て加工されるが、加工具と接触することによりあるいは作業雰囲気の影響などにより銅等の金属汚染が起こる。石英製品は石英製品メーカ側でフッ酸により洗浄されて表面部の銅は除去されるはずであるが、銅はイオン化傾向が小さいためにフッ酸中に溶けだした銅が石英表面上に再付着し、結果として石英製品の表面部に銅が微量に残ると考えられる。
石英製品は半導体製造装置メーカに搬入されて組み立てられ、縦型熱処理装置としてユーザに出荷されるが、石英製品の表面部が銅により微量であっても汚染されていると、ユーザが装置の運転を開始しウエハの熱処理が行われた時に銅が加熱されて分子運動が盛んになり、その一部が熱処理雰囲気内に飛散してウエハに付着しウエハが汚染される。近年において、半導体デバイスは薄膜化、微細化が進んでいることから、ウエハが銅に汚染されるとその量が微量であっても半導体デバイスの電気的特性に悪影響を与え、歩留まりが低下してしまう。
一方、特許文献1には、石英製品を熱処理装置として組み立てた後、酸化処理の運用を行う前に石英製品を塩化水素ガス及び酸素ガスによりベークすることが記載されているが、この場合には、ユーザ側における装置の立ち上げが遅れてしまう不利益がある。また特許文献1には、石英製品を熱処理装置として組み込む前に上記のベーク処理(ベーク処理)を行うことが記載されており、実際にはこのように予め石英製品をベーク処理することがユーザ側の装置の立ち上げを速やかにする上で得策である。この場合には、縦型熱処理装置の石英製品である反応管、ウエハボート、ウエハボートの下方の断熱ユニット、温度センサユニットなどを効率よくかつムラなくベーク処理し、かつ作業性が行いやすい手法によりベーク処理を実施する必要があるが、このような課題については特許文献1には記載されていない。
特開2002−313787号(請求項1、段落0017及び0027)
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、半導体基板を反応容器内に搬入して熱処理する熱処理装置の構成部品である石英製品をベーク用の容器内にてベークし、石英製品に含まれる金属を除去するにあたって、複数の石英製品を容易に一括してベークすることができるベーク方法を提供することにある。
本発明は、半導体基板を反応容器内に搬入して熱処理する熱処理装置であって、この熱処理装置の熱処理雰囲気に少なくとも一部が置かれる石英製品に含まれる金属を除去するためのベーク方法において、
治具要素部材を着脱自在に複数段積み重ねて構成される治具を用い、
治具要素部材に石英製品を載置し、この治具要素部材の上に他の治具要素部材を積み重ね、当該他の治具要素部材に石英製品を載置し、こうして順次治具要素部材と石英製品とを積み重ねて石英製品を複数段に治具に載置する工程と、
石英製品を複数段に載置された治具が蓋体の上に搭載された状態で、蓋体を上昇させて非金属製の円筒状の縦型容器内に下方側から搬入し、縦型容器の下端開口部を蓋体により密閉する工程と、
この縦型容器内の雰囲気を加熱する工程と、
塩化水素ガスとこのガスの反応性を高めるためのガスとを含むベーク用ガスを縦型容器内に供給する工程と、を含むことを特徴とする。
上記ベーク用の治具において具体的な構成としては、前記治具要素部材は、互に積み重ねられる治具要素部材本体と、この治具要素部材本体に設けられた載置部をなす載置台とを備えている構成を挙げることができる。この場合、前記載置台は治具要素部材本体に対して着脱自在であることが好ましい。また前記載置台は、ガス通過用の開口部が形成されていることが好ましい。前記治具要素部材本体は例えば筒状体として構成され、この場合、その周壁にガスを通過させるための複数のガス通過用の開口部が周方向に形成されていることが好ましい。さらに最上段の治具要素部材においては、石英製品が当該治具要素部材よりも上方に伸び出した状態で載置される構成とすることが好ましい。最上段の治具要素部材に載置される石英製品としては、反応容器または基板保持具などを挙げることができる。
半導体基板を熱処理する熱処理装置に用いられる石英製品としては、例えば反応容器、基板保持具、断熱ユニット、さらには炉口を開閉する蓋体の上面側のカバー体等複数あるが、本発明によれば例えば筒状体である治具要素部材本体に石英製品を載置して積み上げていくようにしているので、複数の石英製品を容易に一括してベークすることができる。また小物をベークするときには、治具要素部材本体の段数を多くして、一括してベークする石英製品の数を多くし、また反応容器や基板保持具等大型部品をベークするときには治具要素部材本体の段数を少なくして全体の背丈を調整できるので柔軟な対応をとることができる。そして治具要素部材本体をベーク炉の容器の内径に近い大きさの筒状体により構成して、その周壁に複数のガス通過用の開口部を形成する構成とすれば、ガスの滞留が抑えられスムーズに流れるので、治具要素部材に載置されている石英製品を満遍無くベークすることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の実施の形態に係るベーク方法を実施するためのベーク装置について説明する。図1は後述するベーク用の治具に載置される石英製品をベーク処理するためのベーク処理装置である。図1中の2は非金属製例えば石英により縦型の円筒状に形成された縦型容器である。この容器2の下端は、搬入出口(炉口)として開口され、その開口部21の周縁部にはフランジ22が一体に形成されている。前記容器2の下方には、フランジ22の下面に当接して開口部21を気密に閉鎖する、例えば石英製の蓋体23が昇降機構24により昇降自在に構成されたエレベータ25により上下方向に開閉可能に設けられている。なお、この蓋体23の上には後述するベーク用の治具が搭載される。
この容器2の周囲には筒状の例えば冷却された缶体20が設けられ、更に缶体20の例えば内側には加熱手段であるヒータ26例えばカーボンワイヤーヒータが設けられている。なお、ヒータはこれに限定されるものではなく例えば鉄−タンタル−カーボン合金等の金属体であってもよい。また容器2は、石英に限られず、例えばセラミックス等を選択してもよい。
また前記容器2の下方側側面には、排気管27が接続されている。前記排気管27の基端側には排気手段である吸引ポンプ28が接続されており、この吸引ポンプ28によって容器2内に供給したベーク用のガス及びパージガスを排気するようになっている。
また前記容器2の上方側側面には、塩化水素ガスと、このガスの反応性を高めるためのガスとを含むベーク用のガスを容器2内に供給するためのガス供給手段であるガス供給管(ガス供給部)3が容器2内に例えば横に向かって突出するように設けられている。なお、ガス供給管3は一箇所に設けられる構成に限られず例えば容器2の周方向に沿って複数並べるようにしてもよい。また前記塩化水素ガスの反応性を高めるためのガスとしては、例えば酸素、水蒸気、窒素、水素及びオゾンの中から少なくとも一種以上のガスが選択されることが好ましい。この例では、ガス供給管3の他端側は三つに分岐され、各分岐管には塩化水素(HCl)ガス供給源31、酸素(O2)ガス供給源32、窒素(N2)ガス供給源33が夫々接続されており、その途中にはガス供給機器群31a,32a,33aが夫々設けられ、塩化水素ガス、酸素ガス及び窒素ガスが独立して流量調整されて供給可能なように構成されている。なお、不活性ガスである窒素ガスは容器2内のパージガスとして使用され、パージガスとしては窒素ガスに限られず不活性ガスを用いてもよい。パージガスに窒素ガス以外の不活性ガスを用いる場合には、供給手段を別に設ける必要がある。また前記ガス供給機器群31a,32a,33aは例えばバルブやマスフローコントローラ等から構成されている。
なお、この例では塩化水素ガスの反応性を高めるためのガスとして酸素ガスと窒素ガスとの組み合わせを選択しているが、塩化水素ガスの反応性を高めるためのガスの組み合わせとしては、例えば酸素ガスと窒素ガス、水素ガスと窒素ガス、水蒸気と窒素ガス、水蒸気と酸素ガスとの組み合わせが一例として挙げられる。
次に上述したベーク処理装置でベーク処理される石英製品で構成される熱処理装置を図2に示して説明しておく。図2中の4は、ウエハWが内部に配置されると共にウエハWの熱処理処理雰囲気を区画するための下端側が開口する石英製の縦型の反応チューブであり、その下端開口部は、昇降可能な石英製の蓋体41により開閉される。また前記反応チューブ4の上端側は縮径して排気部40として構成されており、この排気部40は屈曲し、その先端側は開口して排気口40aが形成されている。前記蓋体41の上には、断熱ユニット42を介して、複数枚の基板例えば25〜50枚のウエハWを棚状に載置する石英製のウエハボート(基板保持具)43が設けられている。また反応チューブ4の下端側側面には、反応チューブ4内において上方向に延びた石英製のL字型のインジェクタ44が挿入して設けられている。また図2中の4aは前記反応チューブ4の周囲に設けられる筒状の缶体であり、この缶体4aに反応チューブ4内の雰囲気を加熱するための図示しないヒータが設けられている。
次に上述した縦型の容器2内に石英製品を搬入するためのベーク用の治具について図3及び図4を参照しながら説明する。図3及び図4に示すベーク用の治具6は、3つの筒状体51,52,53を積み重ねたものであり、これらは着脱自在となっている。これら円筒部材51,52,53の外径は上述した容器2の内径よりも例えば20mm〜60mm小さく構成されている。また1段目の筒状体51及び2段目の筒状体52の周壁には下縁側から例えば半円状あるいはU字状に切り欠かれたベーク用のガスを通過させるための開口部51a,52aが周方向に複数この例では8つ夫々形成されている。また2段目の筒状体52の上端面には周方向に沿ってリング状支持部52bが形成されている。また最上段の筒状体53は、周方向に沿って起立片53bが例えば3つ形成されており、この起立片53bと起立片53bとの間がベーク用のガスを通過させるための開口部53aをなしている。
また図4に示すように2段目の筒状体52の下端面には段部7が形成されており、この段部7が1段目の筒状体51の上端面に形成された段部71に係合することで、1段目の筒状体51と2段目の筒状体52とが嵌合するようになっている。同様にして最上段の筒状体53と2段目の筒状体52とが嵌合している。
次に石英製品を載置したベーク用の治具6を縦型の容器2内に搬入した様子を図5に示す。図5に示すように先ず蓋体23の上に例えば1段目の筒状体51が載置され、次にこの筒状体51の上に2段目の筒状体52が載置される。次に2段目の筒状体52の上端面に形成されたリング状支持部52bに蓋体41が載置される。具体的には、リング状支持部52bによって蓋体41の周縁部が支持される。そして蓋体41が載置された筒状体52の上に最上段の筒状体53が載置され、周方向に沿って形成された起立片53bに反応チューブ4が載置される。具体的には、起立片53bによって反応チューブ4の下方側のフランジ部分が支持される。また図5に示すように反応チューブ4の上端側の排気口40aは、容器2の上方側側面から突出したガス供給管3に対向して位置するようになっており、後述するようにガス供給管3を介して容器2内に供給されたベーク用のガスは、反応チューブ4の上端側の排気口40aから入って、反応チューブ4内を下方側に向かって流れる。また図5に示すように1段目の筒状体51と2段目の筒状体52とで囲まれる領域には複数、間隔をおいて遮熱板50が積層された状態で設けられている。各遮熱板50は複数枚に分割されており、分割された遮熱板50は支持部材50aに複数段設けられた図示しない溝部に載置されるようになっている。このように構成された遮熱板50は支持部材50aを介して蓋体23に載置される。なお、図6は図5のA1−A1線に沿った断面部分について示した図である。
続いて図1に示すベーク処理装置を用いて大気圧下において、図2に示す熱処理装置を構成する石英製品をベーク処理する工程について説明する。この実施の形態では、図2に示す反応チューブ4及び蓋体41をベーク処理することになる。先ず、蓋体23を下降位置に設定した状態で、前記蓋体23の上にて既述のように積み重ね作業を行って反応チューブ4と蓋体41とを治具6に搭載し、前記蓋体23を上昇させて前記容器2内に前記治具6を搬入すると共に下方側開口部21を閉じて容器2を気密にする。なお、治具6は、容器2の下方側側面に形成された排気口と筒状体の周壁に形成された開口部とが対向するように組み立てられる。次いでガス供給機器群33a内のバルブを開いて例えば20L/minの流量で容器2内に窒素(N2)ガスを供給して、当該容器2内のパージ処理を行う。
しかる後、ヒータ26の加熱動作を開始して、容器2内の雰囲気が所定の温度例えば800〜1000℃となるようにする。次にガス供給機器群31a内のバルブを開いて例えば2L/minの流量で容器2内に塩化水素(HCl)ガスを供給すると共にガス供給機器群32a内のバルブを開いて例えば8L/minの流量で容器2内に酸素(O2)ガスを供給する。
前記容器2内に供給された塩化水素ガスと当該ガスの反応性を高める酸素ガスとからなるベーク用のガスは、反応チューブ4の上端側の排気口40aから入って、反応チューブ4内を下方側に向かって流れる。反応チューブ4を通過したベーク用のガスは、筒状体51,52,53の外周壁と前記容器2の内周壁との間に形成された図5及び図6に示す隙間Sを通って2段目の筒状体52及び1段目の筒状体51の周壁に夫々形成された開口部52a,51aから治具6内に流入したり、あるいは治具6内を通って前記開口部52a,51aから前記隙間Sに流出したりする。なお、図7は便宜上ガスが前記開口部52a,51aから前記隙間Sに向かって流出する様子を示してある。そして容器2の下端側に到達したベーク用のガスは、前記隙間Sを通って前記容器2の下方側側面に接続された排気管27から外部へ排気される。
このようにして容器2内にベーク用のガスを供給してベーク処理を所定時間例えば3〜20時間行うことにより、反応チューブ4の内周面及び蓋体41の表面部に含まれる金属例えば銅(Cu)が塩化水素と反応して塩化物となり、石英表面から脱落してベーク用のガスに同伴して排気管27から外部へ排気される。
そして所定の時間が経過した後、ガス供給機器群31a内のバルブを閉じて塩化水素ガスの供給を停止すると共に、酸素ガスの供給流量を5L/minに設定して酸素パージを行う。この酸素パージは必要に応じて行えばよいが、このようにベーク用のガスを供給して後に酸素パージを行うことにより、塩化水素が酸化して塩素酸が生成し、石英の表面の未結合手と塩素酸とが結合して不純物となるのを抑えることができる。
酸素パージが終わった後、ガス供給機器群32a内のバルブを閉じて酸素ガスの供給を停止し、容器2内の窒素パージを行う。しかる後、ガス供給機器群33a内のバルブを閉じて窒素ガスの供給を停止する。さらに続いてヒータ26の加熱動作を停止して容器2内の温度が常温になるまで自然冷却する。しかる後、蓋体23を下降させて容器2から前記治具6を搬出すると共に容器2を気密状態から開放し、さらに蓋体23が下降位置に達したら蓋体23上の治具6を分解して反応チューブ4と蓋体41とを取り出してベーク処理が終了する。これら反応チューブ4及び蓋体41はウエハWを熱処理する縦型熱処理装置に組み込まれることとなる。
第1の実施の形態によれば、2段目の筒状体52の上に蓋体41を載せ、その上に最上段の筒状体53を積み重ねて更にこの筒状体53の上に反応チューブ4を載せるようにしているので、簡単な構造の治具でありながら石英製品である反応チューブ4及び蓋体41を一括してベークでき、治具に対する石英製品の積み込み作業、取り出し作業も容易に行える。そして筒状体51,52,53をベーク炉の容器2の内径に近い大きさの筒状体により構成して、その周壁に複数のガス通過用の開口部51a,52a,53aを形成する構成とすれば、ガスの滞留が抑えられスムーズに流れるので、筒状体52,53に載置されている反応チューブ4及び蓋体41を満遍無くベークすることができる。
(第2の実施の形態)
続いて上述した縦型の容器2内に石英製品を搬入するためのベーク用の治具の他の形態について図8及び図9を参照しながら説明する。なお、図3及び図4に示すベーク用の治具6と同じ構成にある部分については同じ符号を付すと共にその説明を省略する。図8及び図9に示すベーク用の治具61は、5つの筒状体51,52,54,55,56を積み重ねたものであり、これらは着脱自在となっている。1段目から3段目の筒状体51,52,54には、先の実施の形態と同様の大きさ、同様の構造であり、開口部51a,52a,54aが形成されている。また3段目の筒状体54の上端面には周方向に沿ってリング状支持部54bが形成されており、このリング状支持部54bには後述する載置部である載置台54cが載置されるようになっている。
4段目の筒状体55の上端開口部は下端開口部よりも若干縮径しており、この縮径した上端面には周方向に沿ってリング状支持部55bが形成されており、このリング状支持部55bには後述する載置部をなす載置台55cが載置されるようになっている。またこの筒状体55の周壁には下縁から上方に向かって半円状あるいはU字状に切り欠かれたベーク用のガスを通過させるための開口部55aが周方向に複数この例では4つ形成されている。
また前記4段目の筒状体55の上に載置される最上段の筒状体56の周壁には上端から下方に向かって半円状あるいはU字状に大きく切り欠かれたベーク用のガスを通過させるための開口部56a形成され、これに対向する壁面には下端から上方に向かって半円状あるいはU字状に大きく切り欠かれたベーク用のガスを通過させるための開口部56cが形成されている。また最上段の筒状体56の上端面には周方向に沿って凹部56dが複数この例では3つ形成されている。
また図9に示すように4段目の筒状体55の上端面には周方向に沿って段部72が形成されており、この段部72に最上段の筒状体56の下端面が嵌合するようになっている。また図4に示すように同様にして1段目の筒状体51と2段目の筒状体52とが嵌合し、2段目の筒状体52と3段目の筒状体54とが嵌合し、3段目の筒状体54と4段目の筒状体55とが嵌合している。
次に石英製品を搭載したベーク用の治具61を縦型の容器2内に搬入した様子を図10に示すと共に図10の各断面部分を図11〜図15に示す。なお、図11は図10のA2−A2線に沿った断面部分について示した図であり、図12は図10のB2−B2線に沿った断面部分について示した図であり、図13は図10のC2−C2線に沿った断面部分について示した図であり、図14は図10のD2−D2線に沿った断面部分について示した図であり、図15は図10のE2−E2線に沿った断面部分について示した図である。
図10に示すように先ず蓋体23の上に1段目の筒状体51が載置され、この筒状体51の上に2段目の筒状体52が載置される。次に2段目の筒状体52の上端面に形成されたリング状支持部52bに載置台52cが載置され、図14に示すようにこの載置台52cの上に小物類48等が載置される。次に2段目の筒状体52の上に3段目の筒状体54が載置され、この筒状体54の上端面に形成されたリング状支持部54bに載置台54cが載置される。そして図13に示すようにこの載置台54cの上にインジェクタ44及び筒部品46,47が載置される。次に3段目の筒状体54の上に4段目の筒状体55が載置され、この筒状体55の上端面に形成されたリング状支持部55bに中央部分が大きく開口した載置台55cが載置される。そして図12に示すようにこの載置台55cの上に断熱ユニット42を構成する断熱部材81が載置される。
次に4段目の筒状体55の上に最上段の筒状体56が載置され、この筒状体56の上端面に中央部が開口すると共に周縁が大きく切り欠かれたリング状の載置台56bが載置される。そして図11に示すようにこのリング状の載置台56bの上にウエハボート43が載置される。具体的には図10に示すようにウエハボート43の回転軸を載置台56bの中央開口部を介して載置台55cの中央開口部まで挿入してウエハボート43の下方側の円板周縁部分が載置台56bに当接することで支持される。また図12〜図14に示すように各載置台52c,54c,55cの表面には、開口部52d,54d,55dが夫々形成されており、これら開口部52d,54d,55dの大きさはガスの流れや載置部に載置する部品に応じて適宜設計される。
図10及び図15に示すように先の実施の形態と同様に蓋体23には支持部材50aを介して遮熱板50が載置される。また図15に示すように遮熱板50の外径は1段目の筒状体51の外径よりも小さく構成されている。
また図9に示すように上記治具61を搭載する蓋体23の下端面には、熱処理装置を構成する石英製品を固定するための二つの接続ポート57,58が設けられている。具体的には、図10に示すように接続ポート57には容器2内において上方向に延びた内部に熱電対が設けられた温度センサ49が挿入されると共に、接続ポート58には、内部に給電体が設けられ、その上端に発熱板8が固定された支持ロッド80が挿入される。また前記温度センサ49の基端側にはケーブル49aが接続されており、前記温度センサ49が前記接続ポート57に挿入された場合には、このケーブル49aは前記接続ポート57の下方側から延び出すようになっている。こうすることでベーク処理時にケーブル49aが加熱されることを防止している。また前記発熱板8は第2の筒状体52と遮熱板50とで囲まれる領域に設けられる。
次に図10において容器2内にベーク用のガスを供給した場合の容器2内におけるベーク用のガスの流れについて説明する。前記容器2内に供給されたベーク用のガスは、先ず、ウエハボート43に沿って下方側に向かって流れる。ウエハボート43のウエハWの載置領域を通過したベーク用のガスは、筒状体51,52,54,55,56の外周壁と前記容器2の内周壁との間に形成された図10、図12、図13、図14及び図15に示す隙間Sを通って1段目の筒状体51,2段目の筒状体52,3段目の筒状体54,4段目の筒状体55,最上段の筒状体56の周壁に夫々形成された開口部51a,52a,54a,55a,56a(56c)から治具61内に流入したり、あるいは治具61内を通って前記開口部51a,52a,54a,55a,56a(56c)から前記隙間Sに流出したりする。なお、図17は便宜上ガスが前記開口部51a,52a,54a,55a,56a(56c)から前記隙間Sに向かって流出する様子を示してある。そして容器2の下端側に到達したベーク用のガスは、前記隙間Sを通って前記容器2の下方側側面に接続された排気管27から外部へ排気される。
第2の実施の形態によれば、筒状体51,52,54,55といわば小物の石英製品とを順次積み上げ、最上段の筒状体56にウエハボート43を載せているので、簡単な構造の治具61でありながら、多くの小物及びウエハボート43を一括してベークでき、また石英製品の治具61に対する着脱作業も簡単である。また筒状体51,52,54,55,56の周壁に開口部51a,52a,54a,55a,56a(56c)が夫々形成されているので、既述のようにガスの滞留が抑えられスムーズに流れるので、筒状体51,52,54,55,56に載置されている小物及びウエハボート43を満遍無くベークすることができる。
また第2の実施の形態の筒状体の一部を第1の実施の形態の治具6に組み込んでベーク処理を行ってもよい。
次にベーク用の治具の他の使用形態について説明する。この形態では図17及び図18に示す筒状体51,52を用いて、石英製品である温度センサ82と同時にベーク処理を行うものである。図19に示すように温度センサ82は蓋体23の側面に形成された接続ポート59に挿入される。また図20に示すよう蓋体23の側面には複数の接続ポート59が設けられており、これら接続ポート59に温度センサ82が夫々挿入されることになる。なお、図20は図19のA3−A3線に沿った断面部分について示した図である。
この例では石英製品である複数の温度センサ82と共に、筒状体51,52及び載置台52bを利用して石英製品である断熱部材81を同時に処理しており、このように筒状体51,52を利用して柔軟な運用を図ることができる。
本発明の実施の形態に係るベーク処理装置の一例を示す概略縦断面図である。 ウエハを熱処理する縦型の熱処理装置を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態に係るベーク用の治具を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態に係るベーク用の治具を示す概略正面図である。 石英製品を載置したベーク用の治具をベーク処理装置内に搬入した様子を示す説明図である。 図5においてA1−A1線に沿った断面部分について示した図である。 上記ベーク用の治具にガスが流れる様子を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係る他のベーク用の治具を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態に係る他のベーク用の治具を示す概略正面図である。 石英製品を載置したベーク用の治具をベーク処理装置内に搬入した様子を示す説明図である。 図10においてA2−A2線に沿った断面部分について示した図である。 図10においてB2−B2線に沿った断面部分について示した図である。 図10においてC2−C2線に沿った断面部分について示した図である。 図10においてD2−D2線に沿った断面部分について示した図である。 図10においてE2−E2線に沿った断面部分について示した図である。 上記ベーク用の治具にガスが流れる様子を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係る他のベーク用の治具を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態に係る他のベーク用の治具を示す概略正面図である。 石英製品を載置したベーク用の治具をベーク処理装置内に搬入した様子を示す説明図である。 図19においてA3−A3線に沿った断面部分について示した図である。
符号の説明
W ウエハ
2 容器
23 蓋体
25 エレベータ
26 ヒータ
3 ガス供給管
4 反応チューブ
41 蓋体
42 断熱ユニット
43 ウエハボート
44 インジェクタ
51〜56 筒状体
51a〜56a 開口部
6,61 ベーク用の治具

Claims (9)

  1. 半導体基板を反応容器内に搬入して熱処理する熱処理装置であって、この熱処理装置の熱処理雰囲気に少なくとも一部が置かれる石英製品に含まれる金属を除去するためのベーク方法において、
    治具要素部材を着脱自在に複数段積み重ねて構成される治具を用い、
    治具要素部材に石英製品を載置し、この治具要素部材の上に他の治具要素部材を積み重ね、当該他の治具要素部材に石英製品を載置し、こうして順次治具要素部材と石英製品とを積み重ねて石英製品を複数段に治具に載置する工程と、
    石英製品を複数段に載置された治具が蓋体の上に搭載された状態で、蓋体を上昇させて非金属製の円筒状の縦型容器内に下方側から搬入し、縦型容器の下端開口部を蓋体により密閉する工程と、
    この縦型容器内の雰囲気を加熱する工程と、
    塩化水素ガスとこのガスの反応性を高めるためのガスとを含むベーク用ガスを縦型容器内に供給する工程と、を含むことを特徴とする石英製品のベーク方法。
  2. 前記治具要素部材は、互に積み重ねられる治具要素部材本体と、この治具要素部材本体に設けられた載置部をなす載置台とを備えていることを特徴とする請求項1記載の石英製品のベーク方法。
  3. 前記載置台は治具要素部材本体に対して着脱自在であることを特徴とする請求項2に記載の石英製品のベーク方法。
  4. 前記載置台は、ガス通過用の開口部が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の石英製品のベーク方法。
  5. 前記治具要素部材本体は筒状体であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一に記載の石英製品のベーク方法。
  6. 前記治具要素部材本体は、その周壁にガスを通過させるための複数のガス通過用の開口部が周方向に形成されたことを特徴とする請求項2ないし5のいずれか一に記載の石英製品のベーク方法。
  7. 最上段の治具要素部材においては、石英製品が当該治具要素部材よりも上方に伸び出した状態で載置されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載の石英製品のベーク方法。
  8. 最上段の治具要素部材においては、石英製品である反応容器または基板保持具を載置することを特徴とする請求項7に記載の石英製品のベーク方法。
  9. 半導体基板を反応容器内に搬入して熱処理する熱処理装置であって、この熱処理装置の熱処理雰囲気に少なくとも一部が置かれる石英製品において、
    請求項1ないし8のいずれか一つに記載のベーク方法によりベーク処理されたことを特徴とする石英製品。

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