JP2005163183A - 基板処理装置のクリーニング方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被処理基板を処理する基板処理装置の処理容器をクリーニングするクリーニング方法において、前記基板処理装置に設置されたリモートプラズマ発生部に、第1の流量でクリーニングガスを導入しつつ前記処理容器内の圧力を第1の圧力に維持しプラズマを励起する工程と、前記リモートプラズマ発生部に、前記第1の流量より多い第2の流量でクリーニングガスを導入しつつ前記処理容器内の圧力を前記第1の圧力より高い第2の圧力に維持し、処理容器内の堆積物を除去するクリーンニング工程と、を有することを特徴とする基板処理装置のクリーニング方法。
【選択図】 図1
Description
請求項1に記載したように、
被処理基板を処理する基板処理装置の処理容器をクリーニングするクリーニング方法において、
前記基板処理装置に設置されたリモートプラズマ発生部に、第1の流量でクリーニングガスを導入しつつ前記処理容器内の圧力を第1の圧力に維持しプラズマを励起する工程と、
前記リモートプラズマ発生部に、前記第1の流量より多い第2の流量でクリーニングガスを導入しつつ前記処理容器内の圧力を前記第1の圧力より高い第2の圧力に維持し、前記処理容器内の堆積物を除去するクリーンニング工程と、を有することを特徴とする基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項2に記載したように、
前記リモートプラズマ発生部は前記クリーニングガスを高周波で励起することを特徴とする請求項1記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項3に記載したように、
前記高周波の周波数は400kHz〜3GHzであることを特徴とする請求項2記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項4に記載したように、
前記クリーニングガスはフッ素化合物を含むガスであることを特徴とする請求項1乃至3のうち、いずれか一項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項5に記載したように、
前記クリーニングガスはCF4,C2F6,C3F8,SF6,NF3からなる群より選ばれることを特徴とする請求項4記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項6に記載したように、
前記堆積物の除去に寄与する反応種は、Fラジカルが再結合したF2を含むことを特徴とする請求項4または5記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項7に記載したように、
前記反応種によって前記処理容器内部の露出部分に堆積した前記堆積物を除去することを特徴とする請求項6記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項8に記載したように、
前記堆積物は金属、金属窒化物、金属酸化物、珪素および珪素化合物のいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至7のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項9に記載したように、
前記堆積物はW,WN,Ta,TaN,Ta2O5,Re,Rh,Ir,Ir2O3,Si,SiO2,SiN,Ti,TiN,Ru,RuO2からなる群より選ばれることを特徴とする請求項8記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項10に記載したように、
前記露出部分は石英からなる部材を含むことを特徴とする請求項7乃至9のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項11に記載したように、
前記露出部分はAl2O3の焼結材料からなる部材を含むことを特徴とする請求項7乃至10のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項12に記載したように、
前記露出部分はAlNの焼結材料からなる部材を含むことを特徴とする請求項7乃至11のうち、いずれか一項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、解決する。
[作用]
本発明によれば、基板処理装置のクリーニングにおいて、従来用いられていたフッ素ラジカル(F*)をおもな反応種としたクリーニングに変わって、当該フッ素ラジカルを再結合させたフッ素分子(F2)をおもな反応種としてクリーニングを行うため、Fラジカルによる基板処理容器内の部材、例えば石英のダメージを低減して、従来は基板処理容器内の部材としては用いることができなかった石英部材を使用することが可能になる。更にAlN,Al2O3などがFラジカルによってエッチングされることが原因で発生する、薄膜への汚染を低減することが可能となり、高品質な薄膜形成が可能となる。
前記半導体基板101は、前記処理容器501内に設置される載置台603に載置される。前記載置台603は、例えば窒化アルミニウムなどのアルミニウム化合物などからなり、前記処理容器501の底部から立ち上がる円筒形状の例えばアルミニウム製の区画壁513の上部内壁から延びる3本(本図中では2本のみ示す)の支持アーム604により、支持されている。
ここで前記リモートプラズマ発生部100の構造を以下図2に示す。
前記フッ素イオンは前記循環通路100aを循環する際に消滅し、前記ガス出口100cからはおもにフッ素ラジカルF*が放出される。さらに図2の構成では前記ガス出口100cに接地されたイオンフィルタ100eを設けることにより、フッ素イオンをはじめとする荷電粒子が除去され、前記処理容器501には前記フッ素ラジカルのみが供給される。また、前記イオンフィルタ100eを接地させない場合においても、前記イオンフィルタ100eの構造は拡散板として作用するため、十分にフッ素イオンをはじめとする荷電粒子を除去することができる。
このようにして、前記リモートプラズマ発生部100からはフッ素ラジカルを主とするクリーニングに寄与する反応種が、前記シャワーヘッド部528を介して前記基板処理容器501に供給される。
前記基板処理容器600による前記半導体基板101上へのW膜の形成の場合、例えば1枚の半導体基板に、およそ100nmのW膜が形成される場合、例えば25枚の半導体基板に対して前記W膜の形成を繰り返すと、前記クランプリング511にはおよそ2.5umのW膜が堆積する。そこで、本実施例では以下に示すクリーニングを行って、基板処理容器中に堆積したW膜の除去を行う。
本実施例の場合、前記したように、例えば前記処理容器501内の前記クランプリング部材511に堆積したおよそ2.5umのW膜を、5分間の当該クリーニング工程を行うことで完全に除去することができた。
また、クリーニングに寄与する当該反応種としては、本発明の場合、おもにF2である。これは、前記APCによって前記処理容器501内の圧力が5.33kPa(40Torr)と従来の方法にくらべて高く、前記リモートプラズマ発生部100にて生成されるFラジカル同士の衝突頻度が高くなり、Fラジカルは衝突を繰り返してそのほとんどがF2に再結合してしまうためである。
その結果、クリーニングの反応種としてはFラジカルが再結合したF2が支配的となり、おもに前記W膜のエッチングに寄与することになる。
従来の、たとえばFラジカルを多用するクリーニングでは処理容器内の部材に、例えば石英を使うことは、Fラジカルによるエッチングレートが非常に高いために困難であった。しかし、本実施例ではクリーニングの反応種にF2を用いてクリーニング対象物であるW膜をエッチングすることで、クリーニングの対象物であるW膜に対する当該石英のエッチングレートを低く抑えることが可能となった。
例えば、前記透過窓606の周囲は、前記したように、前記ガスノズル520より供給される不活性ガスによってパージが行われているが、Fラジカルを用いた従来のクリーニング方法では、完全にFラジカルを前記透過窓606の周囲より排出するのは困難であり、そのため、石英からなる前記透過窓606がエッチングされてダメージを受けることは避けられなかった。
本実施例では、前記したようにクリーニングの反応種におもにF2を用いたために石英部材に対するダメージを低減し、石英部材からなる前記透過窓606を前記処理容器501内部に設置することが可能となった。
また、例えば前記基板処理容器501を観察する窓を、前記基板処理容器に設ける際に、石英からなる部材を用いることが可能になる。これは、従来のクリーニング方法では石英部材を用いることが困難であるため、たとえばサファイアなどの高価な部材を使用しなければならない場合と比べて、コストダウン効果がある。
さらに、例えば従来のクリーニング法では、常圧で焼結されたセラミック部材の類、本実施例の場合、焼結AlNからなる前記載置台603、前記クランプリング部材511、また焼結Al2O3からなる前記リフタピン505および前記連結棒512に関しては、前記したような石英に比較してFラジカルによるエッチングされる量は少ないものの、Fラジカルによってエッチングされて、Alの化合物が前記処理容器501内部にとどまって、パーティクルとなったり、また汚染物質となって前記処理容器501内で形成される薄膜の膜質を低下させる懸念があった。
しかしおもにF2を用いた本実施例のクリーニングでは前記したような焼結AlNおよびAl2O3がほとんどエッチングされることが無く、クリーニングを行った後も前記基板処理容器501内に金属汚染物質が発生することが無い。またセラミック部材はAlNおよびAl2O3に限定されず、他のセラミック材料に関しても同様の効果がある。
また、基板処理装置において成膜される膜、すなわち本発明によるクリーニングの対象となる膜はW膜に限らず、例えば、WN,Ta,TaN,Ta2O5,Re,Rh,Ir,Ir2O3,Si,SiO2,SiN,Ti,TiN,Ru,RuO2などの膜でも本実施例と同様の効果が得られる。
図3は、図1で示した前記基板処理装置600の変更例である基板処理装置600Aである。ただし図中、先に説明した部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図3を参照するに、基板処理装置600Aでは、前記処理容器501側部に、前記処理容器501に連通するクリーニングガス導入路552が設けられ、前記クリーニングガス導入路552には前記リモートプラズマ発生部100が設置されている。
本実施例の場合も、前記実施例1の場合と同様に、前記シャワーヘッド部528に接続した、図示しない成膜ガス供給源から供給される、WF6,H2,SiH4によって、前記半導体基板101上にW膜の成膜を行うことが可能である。
また、前記クリーニングガス導入路552に接続した図示しないガス供給源から供給される、NF3およびArによって、実施例1の場合と同じ方法でクリーニングを行うことが可能である。
本実施例の場合も、前記実施例1の場合と同様に、石英からなる前記透過窓606のダメージを低減することができる。
また、AlNからなる前記クランプリング部材511および載置台603や、Al2O3からなる前記リフタピン505および前記連結棒512のエッチングによるダメージを低減して、前記処理容器501内のAl化合物汚染量を低減することが可能である。
図4はウェハ上に形成されたW膜が、図5はウェハ上に形成された熱酸化膜(SiO2)がエッチングされるエッチングレートを示した図であり、横軸に圧力をとり、前記基板処理容器501内の圧力を変化させた場合のエッチングレートの変化を示している。なお、この場合のNF3流量は230sccm、Ar流量は3000sccmである。
実施例1の説明にて前記したように、前記リモートプラズマ発生部100より供給されるクリーニングに寄与する反応種であるFラジカルは、圧力の増加と共に存在率が減少し、およそ1333Pa(10Torr)以上の圧力領域では、おもにF2が多く存在するようになる。
図4を参照するに、W膜のエッチングレートは、圧力が上昇してもほとんど変化しない。これは圧力が上昇してクリーニングに寄与する反応種がFラジカルからF2に変化してもW膜がF2によってもFラジカルの場合と同様にエッチングされ、クリーニングの速度が圧力によらず維持されることを示している。
また、図5の熱酸化膜のエッチングレートの場合の圧力に対するエッチングレートをみると、圧力が1333Pa(10Torr)以上の領域で急激にエッチングレートが下降している。これは前記したように圧力の上昇に伴い、Fラジカルの再結合が進んでF2となり、F2の熱酸化膜に対するエッチングレートが低いために生じている現象である。
図6は、図4〜5の結果を、W膜のエッチングレートに対する熱酸化膜のエッチングレートの比で表したものである。
図6を参照するに、前記基板処理容器501の圧力が上昇するに従い、W膜のエッチングレートに対する熱酸化膜のエッチングレートの比が減少していることがわかる。
本実施例のクリーニング工程においては、前記基板処理容器内の圧力をおよそ1333Pa(10Torr)以上とすることで、SiO2のエッチングレートを低下させて、SiO2で形成された石英の部材を前記基板処理容器501内部に設置して使用することが可能となる。
また、比較のため、クリーニング実施前の調査結果および従来例である前記処理容器501の圧力が低い、667Pa(5Torr)でのクリーニング実施後の結果も併せて示す。
これは、前記したように、おもにF2を用いた本実施例のクリーニングでは、例えば焼結AlNからなる前記載置台603や前記クランプリング材料511および焼結Al2O3からなる前記リフタピン505および前記連結棒512がほとんどエッチングされることが無く、クリーニングを行った後も前記基板処理容器501内に金属汚染物質が発生することが無いためである。
次に、以下図7〜10において、本発明の別の実施例を示す。
さらに、例えば焼結AlNからなる前記載置台503、前記クランプリング部材511、また焼結Al2O3からなる前記リフタピン505および前記連結棒512がエッチングされることが無く、クリーニングを行った後も前記基板処理容器501内に金属汚染物質が発生を抑える効果がある。またセラミック部材はAlNおよびAl2O3に限定されず、他のセラミック材料に関しても同様の効果がある
図8は、図7で示した前記基板処理装置500の変更例である基板処理装置500Aである。ただし図中、先に説明した部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図8を参照するに、基板処理装置500Aでは、前記処理容器501側部に、前記処理容器501に連通するクリーニングガス導入路552が設けられ、前記クリーニングガス導入路552には前記リモートプラズマ発生部100が設置されている。
本実施例の場合も、前記実施例1の場合と同様に、前記シャワーヘッド部528に接続した、図示しない成膜ガス供給源から供給される、WF6,H2,SiH4によって、前記半導体基板101上にW膜の成膜を行うことが可能である。
また、前記クリーニングガス導入路552に接続した図示しないガス供給源から供給される、NF3およびArによって、実施例1の場合と同じ方法でクリーニングを行うことが可能である。
また本実施例の場合も、AlNからなる前記クランプリング部材511および載置台503や、Al2O3からなる前記リフタピン505および前記連結棒512のエッチングによるダメージを低減して、前記処理容器501内のAl化合物汚染量を低減することが可能である。
また、前記載置台311上には、前記半導体基板101を前記載置台311の中心に保持するための焼結AlNからなるガイドリング313が載置される。
前記半導体基板101に成膜を行う際は、前記原料A供給源309および前記原料B供給源310より前記シャワーヘッド部302に供給された原料Aガスおよび原料Bガスが、前記シャワーヘッドの内部空間302aにおいて十分拡散、混合された後、ガス供給穴302bより前記処理容器301内に形成される処理空間301aへと供給され、前記半導体基板101上に所望の薄膜が形成される。
また、クリーニングを行う際は、前記クリーニングガス供給源308から前記リモートプラズマ発生源100に供給される、例えばNF3またはNF3およびArなどのキャリアガスが、前記リモートプラズマ発生部100にてプラズマ励起によってクリーニングに必要な反応種が生成されて、前記シャワーヘッド部302の前記ガス供給穴302bから前記処理空間301aに供給される。
前記処理空間301aは、前記処理容器301底部に設置された排気口323より排気通路316を介して図示しない真空ポンプにより排気される。その際、前記排気通路316に設けられたAPC317によって、前記処理空間301aを所望の圧力に調整することができる。
本実施例においても、例えばNF3およびArを用いて、前記した実施例1の場合と同じ方法で、本発明による1333Pa(10Torr)以上の圧力領域、例えば53.3kPa(40Torr)において、前記処理容器301内のクリーニングを行うことができる。
また、本実施例の場合においては、前記処理容器301の排気口323が前記処理容器301の中心にあるので、前記処理空間301aに導入されたガスが前記載置台311を中心に均等に排気されるため、クリーニングを行う際も特定の箇所に残留物が残ることなく、前記処理容器301内において均一なクリーニングを行うことができる。
この場合も、本発明のクリーニング方法によって基板処理装置の処理容器内の例えば石英、AlN,Al2O3などの部材のダメージを低減することが可能である。
前記原料A供給源から供給される原料Aガスは、前記シャワーヘッド部318部の内部に形成される原料Aガス拡散室318eにおいて十分拡散した後、原料Aガス輸送路318fを介して前記原料A拡散室318eから前記処理空間301aに連通する複数のガス供給孔318gより、略均一に前記処理空間301aに供給される。
前記原料B供給源310から供給される原料Bガスは、前記シャワーヘッド部318部の内部に形成される原料Bガス導入路318aから原料Bガス輸送路318bを介して原料ガスB拡散室318cにおいて十分拡散した後、原料Bガス拡散室318cから前記処理空間301aに連通する複数のガス供給孔318dを介して前記処理空間301aに供給される。
前記したように、本実施例の基板処理装置300Aでは、成膜に用いる原料Aと原料Bが前記シャワーヘッド部318内部では混合せず、前記処理空間301aにて混合する、いわゆるポスト・ミックス方式のガス導入が可能となっており、前記原料Aガスと前記原料Bガスを用いたポスト・ミックス方式のガス混合を行うことで、所望の成膜処理を行うことができる。
本実施例においても、例えばNF3およびArを用いて、前記した実施例1の場合と同じ方法で、本発明による1333Pa(10Torr)以上の圧力領域、例えば53.3kPa(40Torr)において、前記処理容器301内のクリーニングを行うことができる。
この場合も、本発明のクリーニング方法によって基板処理装置の処理容器内の例えば石英、AlN,Al2O3などの部材のダメージを低減することが可能である。
このようにして、本クラスターツール装置700によって、未処理の半導体基板を順次連続して処理することが可能である。
100A ブロック
100B フェライトコア
100C プラズマ
100a ガス循環通路
100b ガス入り口
100c ガス出口
100d コーティング
100e イオンフィルタ
101 半導体基板
300,300A,500,500A,600,600A 基板処理装置
301,501 処理容器
301a 処理空間
302a 内部空間
302b ガス供給穴
302,318 528 シャワーヘッド部
303 ガス導入部
304 原料Aガス導入路
305 原料Bガス導入路
306 成膜ガス導入路
307,552 クリーニングガス導入路
308 クリーニングガス供給源
309 原料A供給源
310 原料B供給源
311,503,603 載置台
312,504,534,535 ヒータ
313 ガイドリング
314 載置台支持
315 電源
316,526 排気通路
317,560 APC
318a 原料Bガス導入路
318b 原料Bガス輸送路
318c 原料Bガス拡散室
318e 原料Aガス拡散室
318f 原料Aガス輸送路
318d,318g ガス供給孔
319 ガス導入部A
320 ガス導入部B
321 原料Aガス供給路
322 原料Bガス供給路
323,525 排気口
502 支柱
505 リフタピン
506 支持部材
507 押し上げ棒
508 リフタピン穴
509 ベローズ
511 クランプリング部材
512 連結棒
513 区画壁
514 屈曲部
515 不活性ガスパージ室
516 接触突起
517 第1ガスパージ用間隙
518 第2ガスパージ用間隙
520 ガスノズル
527 ゲートバルブ
529 ヘッド本体
530 ガス導入口
531 ガス噴射孔
532 ガス分散孔
533 拡散板
550 クリーニングガス導入部
551 成膜ガス通路
604 支持アーム
606 透過窓
607 加熱室
608 加熱ランプ
609 回転台
610 モータ
700 クラスターツール装置
701 共通搬送室
702 第1カセット室
703 第2カセット室
704 水分除去室
705 第1の基板処理室
706 第2の基板処理室
707 第3の基板処理室
708 第4の基板処理室
709 冷却処理室
G1〜G8 ゲートバルブ
GD1,GD2 ゲートドア
711 カセット
721 回転位置決め機構
722 搬送アーム
730 気密ボックス
Claims (12)
- 被処理基板を処理する基板処理装置の処理容器をクリーニングするクリーニング方法において、
前記基板処理装置に設置されたリモートプラズマ発生部に、第1の流量でクリーニングガスを導入しつつ前記処理容器内の圧力を第1の圧力に維持しプラズマを励起する工程と、
前記リモートプラズマ発生部に、前記第1の流量より多い第2の流量でクリーニングガスを導入しつつ前記処理容器内の圧力を前記第1の圧力より高い第2の圧力に維持し、前記処理容器内の堆積物を除去するクリーンニング工程と、を有することを特徴とする基板処理装置のクリーニング方法。 - 前記リモートプラズマ発生部は前記クリーニングガスを高周波で励起することを特徴とする請求項1記載の基板処理装置のクリーニング方法。
- 前記高周波の周波数は400kHz〜3GHzであることを特徴とする請求項2記載の基板処理装置のクリーニング方法。
- 前記クリーニングガスはフッ素化合物を含むガスであることを特徴とする請求項1乃至3のうち、いずれか一項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
- 前記クリーニングガスはCF4,C2F6,C3F8,SF6,NF3からなる群より選ばれることを特徴とする請求項4記載の基板処理装置のクリーニング方法。
- 前記堆積物の除去に寄与する反応種は、Fラジカルが再結合したF2を含むことを特徴とする請求項4または5記載の基板処理装置のクリーニング方法。
- 前記反応種によって前記処理容器内部の露出部分に堆積した前記堆積物を除去することを特徴とする請求項6記載の基板処理装置のクリーニング方法。
- 前記堆積物は金属、金属窒化物、金属酸化物、珪素および珪素化合物のいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至7のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
- 前記堆積物はW,WN,Ta,TaN,Ta2O5,Re,Rh,Ir,Ir2O3,Si,SiO2,SiN,Ti,TiN,Ru,RuO2からなる群より選ばれることを特徴とする請求項8記載の基板処理装置のクリーニング方法。
- 前記露出部分は石英からなる部材を含むことを特徴とする請求項7乃至9のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
- 前記露出部分はAl2O3の焼結材料からなる部材を含むことを特徴とする請求項7乃至10のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
- 前記露出部分はAlNの焼結材料からなる部材を含むことを特徴とする請求項7乃至11のうち、いずれか一項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
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